JP3034849B2 - 組立装置及び組立ユニット式組立装置 - Google Patents

組立装置及び組立ユニット式組立装置

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JP3034849B2
JP3034849B2 JP10248577A JP24857798A JP3034849B2 JP 3034849 B2 JP3034849 B2 JP 3034849B2 JP 10248577 A JP10248577 A JP 10248577A JP 24857798 A JP24857798 A JP 24857798A JP 3034849 B2 JP3034849 B2 JP 3034849B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の組立ステー
ションを要する製品の組立、特に、ローラチェーン及び
ローラリンク製品の組立装置及び組立ユニット式組立装
置に属する。
【0002】
【従来の技術】多くの組立製品では、製造ラインの複数
の作業ステーション又は組立ステーションで種々の部品
を一体に組み立てる必要がある。組み立てる製品の一例
としてローラチェーンを組み立てる際に、チェーンの種
々の構成部材を1つの部品に一度に取付け、その後例え
ば一緒にプレス加工等によりチェーンを組み立てる。こ
のような製品の多くは、種々の最終用途に応じた種々の
サイズに製造される。例えば、ローラチェーンは多様な
ピッチ(隣接するローラの中心軸間の距離)を有し、異
なる長さの頂部板、底部板及びリンク板を必要とする。
プレス機構のポンチ間距離はチェーンのピッチに対応す
る。リンク板の種々のピッチ及び長さにより、製品型式
の相違により変化する特定の距離で複数のプレス機構の
ポンチ間距離を離間する必要がある。従って、一般的な
製造工程では、異なる金型又は工具等の押型のため数個
の組立ラインを設計する必要があった。即ち、一般的な
組立工程では、異なる製品の製造に数個の組立ラインを
要し、異なる押型に適合するように作業ステーションを
設計しなければならなかった。しかしながら、異なるサ
イズの構成部材を異なるチェーン列の連続体(train st
ack-up)に適合させるため、プレス機構のポンチを異な
る距離で離間させて、押型を種々の寸法変更と共に設計
する必要があった。このような寸法変更の押型では、置
換可能な押型と共に1つの作業ステーションに支持体が
使用される。置換可能な押型は、垂直動作プレス装置及
び水平動作スライドを含む。チェーンのピッチに応じ
て、作業ステーションに設けられた支持体の垂直中心平
面から偏心した平面内で垂直動作プレスを動作できる
が、その結果、作業ステーションの支持体上に不均衡な
荷重が発生する。別法として、例えば曲線状軌道等の追
加トラックをステーションの間に設けたり、能率的な製
造のため可変長の軌道を使用することもできる。しかし
ながら、これらの解決方法ではいずれも問題がある。即
ち、偏心した押型を使用すると、構成部材のプレス時に
中心から外れた荷重を発生し、これは作業ステーション
に使用する支持体の摩耗及び早期故障の原因となる。ま
た、曲線状軌道の追加は、作業コストの増大のみなら
ず、曲線状トラック部分を通って部品を供給する際に作
業上の付随的な問題を誘発する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、単
一の製造ラインで種々の製品を能率的に製造できる組立
装置及び組立ユニット式組立装置を提供することにあ
る。本発明は、複数の組立ステーションを含む既存のセ
ットを使用して2以上のサイズの構成部品を含む製品を
製造する組立工程に使用する問題の解決手段を提供す
る。また、本発明は、組立作業間に移動可能な作業ステ
ーション又は組立ステーションの間隔を変更して、最適
の距離に作業ステーションを配置し、製造する製品の種
類、作業ステーションでの均衡荷重及び一製品の組立か
ら他の製品の組立に変更する際の効率を改善できる組立
装置及び組立ユニット式組立装置を提供することにあ
る。更に、本発明は、ローラチェーンの複数のステーシ
ョン間の間隔を変更する構造と、同一の機械で種々のサ
イズのローラチェーン及び構成部材の組立が可能なロー
ラリンクの組立装置とを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による組立装置
は、ガイドレール(80)に沿って移動できる第一のフレー
ム部材(70)、第一のフレーム部材(70)に取り付けられか
つ工作物に外力を加える第一のラム(82)を備えた第一の
可動組立機構(54)、第一のフレーム部材(70)に取り付け
られかつ第一の工作物支持体(150)上で工作物を第一の
ラム(82)の軌道内に移動する第一のロケータユニット(8
4)及び第一の可動組立機構(54)を駆動する第一の駆動列
(56)を含む第一の組立ステーション(12)と、第二のフレ
ーム部材(71)、第二のフレーム部材(71)に取り付けられ
かつ第一の組立ステーション(12)から移動された工作物
に外力を加える第二のラム(82)を備えた第二の可動組立
機構(54)、第二のフレーム部材(71)に取り付けられかつ
第二の工作物支持体(150)上で工作物を第二のラム(82)
の軌道内に移動する第二のロケータユニット(84)及び第
二の可動組立機構(54)を駆動する第二の駆動列(56)を含
み、第一の組立ステーション(12)から離間して配置され
た第二の組立ステーション(14)と、中心軸(42)の周りに
回転可能な主駆動機構(40)とを備えている。第一及び第
二の駆動列(56)の各々は、主駆動機構(40)の中心軸(42)
に対しほぼ直角な第一及び第二の中心軸(60)を有する第
一及び第二の駆動軸(58)と、主駆動機構(40)の回転力を
第一及び第二の駆動軸(58)に伝達する第一及び第二の伝
動手段(62)とを備えている。第一及び第二の工作物支持
体(150)は、第一及び第二の組立ステーション(12, 14)
の間で工作物に対し連続する支持通路を形成する。第一
の組立ステーション(12)は、第二の組立ステーション(1
4)に対して、主駆動機構(40)の中心軸(42)と平行に移動
し、第一の組立ステーション(12)と第二の組立ステーシ
ョン(14)との間の距離を変更して、工作物から製品を組
み立てられる。主駆動機構(40)の中心軸(42)と平行にか
つ第二の組立ステーション(14)に対して異なる複数の位
置に第一の組立ステーション(12)及び第一の駆動列(56)
の一部を移動でき、第一の組立ステーション(12)と第二
の組立ステーション(14)との間の距離を変更して、第二
の組立ステーション(14)に対して異なる所定の間隔で第
一の組立ステーション(12)を配置できる。第一及び第二
の組立ステーション(12, 14)の工作物支持体(150)は互
いに当接し、第一の組立ステーション(12)と第二の組立
ステーション(14)との間の工作物に連続する支持通路を
形成する。少なくとも1つのロケータユニット(84)は協
働する組立ステーション(12, 14)から着脱可能である。
【0005】本発明の実施の形態では、ガイドレール(8
0)に沿って移動できる第三のフレーム部材(72)と、第三
のフレーム部材(72)に取り付けられかつ第二の組立ステ
ーション(14)から移動された工作物に外力を加える第三
の可動組立機構(54)と、主駆動機構(40)の回転に応答し
て第三の可動組立機構(54)を駆動する第三の駆動列(56)
とを有する第三の組立ステーション(16)が設けられる。
第二の組立ステーション(14)は第一の組立ステーション
(12)と第三の組立ステーション(16)との間に配置され
る。第三の駆動列(56)は、主駆動機構(40)の中心軸(42)
に対しほぼ直角な第三の中心軸(60)を有する第三の駆動
軸(58)と、主駆動機構(40)の回転力を第三の駆動軸(58)
に伝達する第三の伝動手段(62)とを備えている。第三の
組立ステーション(16)は、第一の組立ステーション(12)
及び第二の組立ステーション(14)に対して、主駆動機構
(40)の中心軸(42)と平行に複数の異なる位置の間で移動
できる。第一の組立ステーション(12)を第二の組立ステ
ーション(14)から離して移動する移動手段(66)が設けら
れる。第一の組立ステーション(12)を第二の組立ステー
ション(14)から離して移動する移動手段(66)は、第一の
組立ステーション(12)と第二の組立ステーション(14)と
の間に延伸するねじ部材(66)を備える。
【0006】この組立装置では、ピンリンク板(22)、ピ
ン(26)、ブッシュ(24)、ローラ(28)及びローラリンク板
(20)、ピンリンク板(22)及びピン(26)の組立体、ブッシ
ュ(24)及びローラリンク板(20)の組立体、ブッシュ(2
4)、ローラ(28)及びローラリンク板(20)の組立体並びに
ピンリンク板(22)、ピン(26)、ブッシュ(24)、ローラ(2
8)及びローラリンク板(20)の組立体から成る群より選択
される工作物からローラチェーン(18)を含む製品を組み
立てることができる。ピンリンク板(22)は離間する2つ
の孔(27)を有し、ローラチェーン(18)は離間する2つの
孔(27)間の距離に対応するピッチを有し、組立ステーシ
ョン(12, 14)の間隔はローラチェーン(18)のピッチに対
応する。
【0007】本発明による組立ユニット式組立装置で
は、第一及び第二の工作物支持体(150)は、継ぎ目(184)
に沿って当接し、第一及び第二の組立ステーション(12,
14)の1つが組立ステーション(12, 14)の間の異なる距
離で他の位置にあるときに、第一の組立ステーション(1
2)と第二の組立ステーション(14)との間で工作物に対す
る連続する支持通路を形成する。第一及び第二のロケー
タユニット(84)の少なくとも1つは、隣接する第一及び
第二のロケータユニット(84)の工作物支持体(150)に当
接するサイズ及び形状の工作物支持体(150)を有する代
替ロケータユニット(190)と交換可能に、協働する第一
及び第二の組立ステーション(12, 14)に対し着脱でき
る。代替ロケータユニット(190)は、隣接するロケータ
ユニット(84)の工作物支持体(150)に当接するサイズ及
び形状の工作物支持体(150)を有しかつ組立ステーショ
ン(12, 14)の1つが残りの組立ステーション(12, 14)に
対し異なる距離で配置されるときに2つの組立ステーシ
ョン(12, 14)の間の工作物に連続する支持通路を形成す
る。2つの組立ステーション間の間隔を変更してお互い
に対し所定の距離に組立ステーション(12, 14)を配置す
る間隔調整手段(66, 68)が設けられる。本発明の実施の
形態では、主駆動機構(40)の回転により第一の組立ステ
ーション(12)の第一の駆動軸(58)を回転させる第一の伝
動手段(62)は、第一の駆動軸(58)の第一の中心軸(60)に
対しほぼ直角に移動できる。第一と第二の組立ステーシ
ョン(12, 14)間の間隔を変更する間隔調整手段(66)が設
けられ、第一と第二の組立ステーション(12, 14)間の間
隔を変更する間隔調整手段(66)は、第一と第二の組立ス
テーション(12, 14)間に延伸するねじ部材(66)を備え
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による組立装置及び
組立ユニット式組立装置の実施の形態を図1〜図9につ
いて説明する。
【0009】図1〜図4に示すように、本発明は製品の
組立装置10を提供するが、組立装置は種々の製品の製
造に使用する交換可能な部品を有する組立式ユニット
(組立システムキット)の一部でもよい。組立式ユニッ
ト又は組立装置10は以下説明する新規な方法で使用で
きる。この実施の形態による製品の組立装置10は、ロ
ーラチェーン製品の組立に使用できるプレス式組立装置
である。図1〜図4に示すように、ローラチェーン組立
装置10は複数の組立ステーション12、14、16を
有し、各組立ステーション12、14、16は単一のプ
レス装置を備え、平坦なベース17上に直列に配置され
かつ特別なチェーン製品の異なる部品を組み立てる独立
したステーションである。図1〜図4では第一の組立ス
テーション12、第二の組立ステーション14及び第三
の組立ステーション16の3つの組立ステーションを示
すが、より少数又はより多数のステーションを設けても
良く、より少数又はより多数のステーションを有する組
立装置にも本発明を適用できることを理解されたい。
【0010】図6の分解斜視図に示すように、組立装置
10により組立可能な一般的なローラチェーン18は、
通常、ピンリンク板22によって接合した複数のローラ
リンク板20を有する。各ローラリンク板20は、ロー
ラリンク板20の孔25に圧入嵌合される一対のブッシ
ュ(套管)24を有し、各ピンリンク板22は、ピンリ
ンク板22の孔27に圧入嵌合された一対のピン26を
有する。ローラリンク板20の孔25に圧入されるブッ
シュ24内に配置されるピン26は、隣接する各ピンリ
ンク板22の孔27に嵌合されるため、各ローラリンク
板20は、2つの隣接するピンリンク板22に対し回転
可能にブッシュ24を介してピン26上に枢支される。
また、ブッシュ24上で回転するローラ28が装着され
る。ローラリンク19は、一対のローラリンク板20
と、ローラリンク板20の孔25に圧入嵌合された一対
のブッシュ24と、各ブッシュ24の外周に装着された
ローラ28とを備える。ローラチェーン18を使用する
製品は通常の稼動負荷に耐える動力伝達装置に有用であ
る。種々のサイズ及び形状のローラチェーンが製造され
かつ使用され、異なるチェーンは異なる外形のローラリ
ンク板20を有してもよく、チェーンは、例えば隣接す
るピン26の中心軸間距離のように隣接するジョイント
部材の中心軸間距離として異なるインチピッチを有して
もよい。チェーンの中心軸間距離のピッチを変更する
と、組立装置10の隣接する組立ステーション12、1
4、16のプレス機構(ラム82)間の距離も変化す
る。
【0011】組立装置10はローラリンク19の組立装
置として使用できる。ローラリンク19の組立装置とし
て使用するとき、組立装置10は、下側のローラリンク
板20の孔25内にブッシュ24の一端を圧入するブッ
シュリンク組立用の第一の組立ステーション12と、一
端をローラリンク板20に圧入したブッシュ24上にロ
ーラ28を配置するローラ組立用の第二の組立ステーシ
ョン14と、ブッシュ24の他端を上側のローラリンク
板20の孔25を圧入して完成したローラリンク19を
組み立てる上側ローラリンク板組立用の第三の組立ステ
ーション16とを備える。また、組立装置10はローラ
チェーン18の組立装置としても使用できる。ローラチ
ェーン18の組立装置として使用するとき、ピンリンク
板22の孔27にピン26の一端を圧入するピンリンク
組立用の第一の組立ステーション12と、隣接するピン
リンク板22の隣接するピン26上に完成したローラリ
ンク19を配置するローラリンク組立用の第二の組立ス
テーション14と、カバーするピンリンク板22の孔2
7内にピン26の他端を圧入してローラチェーンを完成
させるカバーピンリンク板組立用の第三の組立ステーシ
ョン16とを備える。
【0012】この実施の形態の組立装置10は、組立装
置10の長さ方向に延びる中心軸42を有する主駆動機
構40、41、43を備える。中心軸42周りに回転可
能な主駆動機構40、41、43は、フライホイール4
6により駆動されるクラッチ44によって駆動される。
フライホイール46は、モータ52により回転される歯
車50に接続された駆動ベルト48によって回転され
る。主駆動機構40、41、43の回転手段は説明の便
宜上記載したに過ぎず、主駆動機構40、41、43を
回転させる他の装置及びリンク機構も使用できる。この
実施の形態の組立装置10の各組立ステーション12、
14、16は、工作物に外力を加える可動組立機構54
と、3つの組立ステーション12、14、16の全てに
共通の主駆動機構40、41、43と、組立機構54と
主駆動機構40、41、43との間に設けられかつ主駆
動機構40、41、43の回転に応答して組立機構54
を移動する駆動列56(図5)とを有する。図示の実施
の形態では、第二の組立ステーション14はベース17
に固定され、第一の組立ステーション12及び第三の組
立ステーション16は、主駆動機構40、41、43の
中心軸42に対し平行に複数の位置の間で平坦なベース
17上を移動できる。第一の組立ステーション12及び
第三の組立ステーション16の各位置と第二の組立ステ
ーション14との間隔は別個であり、主駆動機構40、
41、43を分離せずに、図4に示す第一の組立ステー
ション12と第二の組立ステーション14との間の距離
d1及び第二の組立ステーション14と第三の組立ステ
ーション16との間の距離d2をそれぞれ変更できる。
【0013】各組立機構54は、1又は2以上の工作物
に対し作動される。組立装置10を使用して、図6に示
すローラチェーン18又はローラリンク19を組立てる
場合、工作物は、ローラリンク板20、ピンリンク板2
2、ブッシュ24、ピン26又はローラ28を含む。他
の製品を組立装置10で製造するとき他の工作物を用い
る。図5に示すように、各組立ステーション12、1
4、16では、各駆動列56は、主駆動機構40、4
1、43の中心軸42に対しほぼ直角な中心軸60を有
する駆動軸58を備える。また、各駆動列56は、主駆
動機構40、41、43の回転により駆動軸58を回転
させる伝動手段62を備える。伝動手段62は、歯車箱
又は従来の傘歯車装置のいずれでもよい。本発明の実施
に適しかつ伝動方向を直角に変換する歯車箱は、軸端か
ら38.1mm(1.5インチ)で589.68kg(1
300ポンド)の片持ち荷重(スラストなし)であり、
在庫品ギヤ比は1:1、1.35:1又は1.5:1であ
り、アメリカ合衆国ニュージャージー州ローレンスビル
所在のアイエムオー・インダストリーズ・インコーポレ
イテッド社(IMO Industries, Inc.)のマサチューセッ
ツ州クインシーのボストン歯車部門から入手可能な型番
R1515がある。前記直角に動力の方向を変換する歯
車箱は説明の便宜上記載したので、主駆動機構40、4
1、43の回転により各組立ステーション12、14、
16の駆動軸58を回転させる他の歯車箱及び直角動力
変換駆動装置を使用できる点を理解されたい。
【0014】図2に示すように、主駆動機構40、4
1、43は軸方向に形成された複数のスプライン64を
有する。主駆動機構40、41、43は、クラッチ44
から第三の組立ステーション16の外側まで軸端が延伸
する共通駆動軸である。スプライン64は共通の主駆動
機構40、41、43の全長にわたり形成してもよく、
組立ステーション12、14、16の1又は2以上の区
域に設けてもよい。図2に示す実施の形態では、各歯車
箱62を通って延伸する主駆動機構40、41、43の
スプライン64上に各歯車箱62を装着して、回転する
スプライン64が歯車箱62内の歯車と噛合しかつ歯車
を回転させる。共通の主駆動機構40、41、43の中
心軸42と平行に軸方向スプライン64上で各歯車箱6
2を滑動させて、第一の組立ステーション12及び第三
の組立ステーション16の位置を変更することができ
る。主駆動機構40、41、43から歯車箱62を分離
せずに、主駆動機構40、41、43上で歯車箱62を
滑動でき、各組立ステーション12、14、16の駆動
軸58を駆動する歯車を何ら変更せずかつ共通の駆動軸
40を移動せずに第一の組立ステーション12及び第三
の組立ステーション16を移動できる。このように、各
組立ステーション12、14、16の駆動軸58は主駆
動機構40、41、43に回転連結され、各組立ステー
ション12、14、16の動作タイミングを調整でき
る。各組立ステーション12、14、16に隣接するス
プライン64は、歯車箱62を最大限度の位置まで移動
できる程度に充分な長さを有する。組立ステーション1
2、14、16の一部又は全部を主駆動機構40、4
1、43に沿って移動可能に構成できる。本発明法で
は、第一の組立ステーション12、第二の組立ステーシ
ョン14及び第三の組立ステーション16を用意して、
共通の組立システム装置10により、異なるピッチのロ
ーラチェーン製品を製造できる。
【0015】主駆動機構40、41、43の変更例を図
3及び図5に示す。図示のように、主駆動機構40、4
1、43は、スリーブ43内に嵌合された複数の分離し
たスプライン軸(キー溝付き軸)となる軸部41を部分
的に又は全長に備えてもよい。スリーブ43の内部に形
成されたスプラインにより、スリーブ43及び軸部41
は一体に回転する。スリーブ43を装着して、歯車箱6
2の歯車を駆動するとき、少なくとも1つの隣接するス
リーブ43と一緒に歯車箱62を移動できる。スプライ
ン軸となる軸部41は嵌合したスリーブ43に対して相
対的に出入可能に滑動でき、歯車箱62を分離せずに隣
接する組立ステーション12、14、16の相対的な位
置を変更できる。全ての軸部41及びスリーブ43は回
転する共通の中心軸42を有する。本明細書では、用語
「主駆動機構」は、図2に示す共通の駆動軸40及び図
3及び図5に示すスプライン軸となる軸部41とスリー
ブ43との組合せを含む概念である。また、例えばスプ
ラインヨーク等他の構造体及びスプライン以外の構造も
主駆動機構に使用できる点を理解されたい。
【0016】図1及び図2に示す実施の形態は、第一の
組立ステーション12と第二の組立ステーション14と
の間の間隔を変更する第一の間隔調整手段と、第二の組
立ステーション14と第三の組立ステーション16との
間の間隔を変更する第二の間隔調整手段とを備えてい
る。図4に示すように、第一の間隔調整手段及び第二の
間隔調整手段(移動手段)は、それぞれ第一のねじ部材
66及び第二のねじ部材68を備える。第一のねじ部材
66は、第一の組立ステーション12と第二の組立ステ
ーション14との間に設けられかつ第二の組立ステーシ
ョン14の一方の垂直側面フレーム部材69との接続部
から2つの離間した垂直側面フレーム部材70を通って
第一の組立ステーション12の外部へ延伸する。第二の
ねじ部材68は、第二の組立ステーション14と第三の
組立ステーション16との間に設けられかつ第二の組立
ステーション14の他方の垂直側面フレーム部材71と
の接続部から2つの離間した垂直側面フレーム部材72
を通って第三の組立ステーション16の外部へ延伸す
る。第一の組立ステーション12及び第三の組立ステー
ション16にねじ部材66、68の周囲に適当なねじ嵌
合孔70a、72aを設けて、第一のねじ部材66の回
転により第一の組立ステーション12を第二の組立ステ
ーション14に対し進退自在に移動させて第一の組立ス
テーション12と第二の組立ステーション14との間の
間隔を調整すると共に、第二のねじ部材68の回転によ
り第三の組立ステーション16を第二の組立ステーショ
ン14に対し進退自在に移動させて第二の組立ステーシ
ョン14と第三の組立ステーション16との間の間隔を
調整できる。第一のねじ部材66及び第二のねじ部材6
8はそれぞれ親ねじ装置又は送りねじ装置を構成し、市
販の親ねじ装置を使用できる。例えば、一般に旋盤のベ
ッド側部に設けられ、往復台のエプロン内の歯車装置に
噛み合って往復台を移動させる種類の親ねじを使用でき
る。
【0017】図4に示す実施の形態では第一のねじ部材
(親ねじ)66及び第二のねじ部材(親ねじ)68は各
々別個のモータ74、76により作動される。図4に略
示するように、各モータ74、76は、コンピュータ又
は他のプログラム可能な電子制御装置78に制御可能に
接続され、各製品を製造する各組立ステーション12、
14、16の最適位置をコンピュータメモリに記憶させ
て、第一のねじ部材66及び第二のねじ部材68をそれ
ぞれ回転制御することにより第一の組立ステーション1
2及び第三の組立ステーション16を容易かつ能率的に
所定の位置に移動できる。この制御に適するCPUの例
として、ウィスコンシン州ミルウォーキーに所在のアレ
ン−ブラッドリー・カンパニー(Allen-Bradley Co.)
社製のSLC 500がある。組立ステーションを制御
して直線運動させる他の装置も使用でき、それらの装置
も本発明の範囲内である。また、親ねじを手動操作して
もよく、更にある種の実施の形態では親ねじを使用しな
いことが望ましい場合もある点を理解されたい。
【0018】図1〜図4に示すように、ベース17上の
第一の組立ステーション12及び第三の組立ステーショ
ン16を容易に制御して直線運動させるため、この実施
の形態の組立装置10は、ベース17上の第一の組立ス
テーション12及び第三の組立ステーション16の回転
運動又は垂直方向の運動を防止する一組のガイドレール
80を備える。第一の組立ステーション12及び第三の
組立ステーション16をガイドレール80に沿って容易
に滑動させる軸受を境界面に設けてもよく、また、ベー
ス17の表面に沿って回転運動する軸受又は他の装置を
移動可能な第一の組立ステーション12及び第三の組立
ステーション16に設けてもよい。図示のように、この
実施の形態のガイドレール80は各組立ステーション1
2、14、16の正面に沿って延伸し、移動可能な第一
の組立ステーション12〜第三の組立ステーション16
に共通の直線状移動軌道となる。第一の組立ステーショ
ン12及び第三の組立ステーション16の運動を制御す
る他のシステムも使用できる。例えば、ベース17とし
て使用する長いロッド又はビーム上に軸受ブロックを設
け、軸受ブロック上に移動可能に組立ステーション1
2、14、16を装着し、支持及び案内してもよい。前
記システムは説明のためにのみ記載したものであり、他
のシステムも使用できることを理解されたい。
【0019】ベース17上で組立ステーション12、1
4、16を所定の位置に位置決めするストッパをベース
17に設けることが望ましい。ベース17又はガイドレ
ール80及び移動可能な第一の組立ステーション12及
び第三の組立ステーション16に対してばね付勢された
ショットピン81(図2)及び相補的形状の孔又は凹部
をストッパとして使用でき、ベース17上に相補的形状
の孔又は凹部を配置して、組立ステーション12、1
4、16を所望の位置に位置決めすることができる。ベ
ース17又は組立ステーションのどちらに孔を設けるか
及びどの要素によりショットピン81を保持するかは設
計上の選択的事項である。組立ステーション12、16
を各位置に固定する他の手動ロック装置又は自動ロック
装置を使用してもよい。また、モータ制御の実施の形態
では、移動可能な第一の組立ステーション12及び第三
の組立ステーション16をモータ74、76の制御によ
り所定の位置に固定してもよい。コンピュータ制御の実
施の形態では、電子制御装置78によりモータ74、7
6を制御して、組立ステーション12、14、16の相
対的な運動を防止し又は機械的ロック機構を制御しても
よい。
【0020】図4及び図5に示す実施の形態では、各組
立ステーション12、14、16の組立機構54は、所
定の垂直軌道に沿って移動できかつ工作物に外力を加え
るラム82を備える。また、各組立ステーション12、
14、16は、ラム82の軌道内へ工作物を水平に移動
するロケータユニット84を備える。組立機構54及び
ロケータユニット84を図3及び図4に略示し、ラム8
2及びロケータユニット84の適当な構造の例を図2、
図5、図7及び図8に示す。
【0021】図5に示す一般的な組立ステーションの構
造を各組立ステーション12、14、16に適用できる
ことを理解されたい。各組立ステーション12、14、
16は、離間した垂直側面フレーム部材69、70、7
1、72に対し直角でかつ正面に面する垂直フレーム部
材86を有する。離間した各垂直側面フレーム部材6
9、70、71、72はL字状であり、各組立ステーシ
ョン12、14、16は、垂直フレーム部材86に隣接
して離間する各垂直側面フレーム部材69、70、7
1、72間にわたり延伸する水平フレーム部材88を有
する。図1に示すように、垂直フレーム部材86は直角
な直線軌道内でのラム82の運動を案内するそれぞれ一
対の離間する直線支柱90を支持する。各ラム82の下
端は工作物に当接するハンマ92を有する。図1〜図4
に示すように、各ラム82は、組立ステーション12、
14、16の一対のフレーム70間、69と71との間
及び72間のほぼ中心で一対の直線支柱90間に形成さ
れた軌道に沿って運動し、その結果ラム82の荷重はフ
レーム70、69、71、72の中心に加わる。本発明
では、フレームを含む第一の組立ステーション12及び
第三の組立ステーション16全体がそれぞれ一体に移動
するので、組立ステーション12、14、16の位置が
変化しても各ラム82の垂直移動軌道は変化せず、組立
ステーション12、14、16間の間隔を調整するのに
偏心するラムを使用する必要がない。
【0022】各組立ステーション12、14、16は、
ラム82を含む組立機構54と駆動軸58との間を駆動
連結する同一構造の駆動列56を有する。一般的に使用
できる駆動列56を図5に示すが、3つの組立ステーシ
ョン12、14、16の全てに駆動列56を使用できる
ことを理解されたい。図5に示すように、ラム82は枢
支ピン100によってロッド98に接続される。ロッド
98の反対端はクレビス(Uリンク)102に接続さ
れ、クレビス102はクレビスピン104によってラム
レバー108の前端106に接続される。クレビスピン
104に対しラムレバー108は回転可能に取り付けら
れ、回転を容易にするため1又は2以上の軸受を使用し
てもよい。
【0023】この実施の形態のラムレバー108は、回
転軸110により各組立ステーション12、14、16
の垂直側面フレーム部材69、70、71、72に枢着
される。ラムレバー108の回転軸110はピンを備え
てもよく、ラムレバー108の自由な回転を可能にする
1又は2以上の軸受を有してもよい。回転軸110は、
ラムレバー108の前端106とラムレバーの後端11
2との間に設けられる。この実施の形態では、ラムレバ
ー108の後端112は、各々空気ばねクレビスピン1
16により空気ばねクレビス114へ枢着され、ラムレ
バー108は空気ばねクレビス114に対し回転でき
る。各空気ばねクレビス114は、空気ばねバレル12
2に入れ子式に嵌合される空気ばねロッド120を備え
る空気ばねアセンブリ118の頂部に接続される。空気
ばねバレル122の下部は、ピン124によってフレー
ム固定具126に装着される。空気ばねバレル122の
下部はフレーム固定具126の周りに自由に回転できる
が、垂直方向の運動は制限される。空気ばねアセンブリ
118によりラムレバー108の作動時の安定性を確保
することができる。
【0024】図5に示す実施の形態では、ラムレバー1
08はラムレバー108の後端112に取り付けられた
空気ばねクレビス114の接続部と回転軸110との間
でクレビスピン130によってクレビス128の頂部に
枢着される。クレビス128は、ブロック132に入れ
子式に嵌合されるロッド131の頂部に取り付けられ、
ブロック132の下部にはカム従動ローラ134を含む
カム従動アセンブリ133が設けられる。また、各組立
ステーション12、14、16の駆動列56は、各組立
ステーション12、14、16の駆動軸58上に駆動軸
58と共に回転可能に装着される回転カム136と、各
組立ステーション12、14、16の回転カム136に
対向するカム従動ローラ134とを備えている。また、
各組立ステーション12、14、16の駆動軸58及び
回転カム136に適当な支持部138及び軸受140を
設けてもよい。
【0025】図1、図2、図7及び図8に示すように、
各ロケータユニット84は、工作物供給アセンブリ14
6(図2)と、ラム82の軌道上に工作物を移動するロ
ケータ部材148と、工作物支持体150とを備える。
各工作物供給アセンブリ146は、ロケータ部材148
の水平軌道に架かるブリッジ152と、ブリッジ152
によって支持される工作物供給ライン154(図1)と
を備える。工作物供給ライン154の型式は供給される
工作物によって変更される。工作物供給ライン154
は、図6に示すローラーチェーン18のピン26、ロー
ラ28又はブッシュ24を図1に示す第一の組立ステー
ション12のロケータ部材148へ供給する一対の管1
56を備えてもよい。図1に示す第二の組立ステーショ
ン14の工作物供給ライン154により積み重ねたロー
ラリンク板20及びピンリンク板22をロケータ部材1
48に供給してもよい。図1に示すように、第一の組立
ステーション12にローラリンク板20又はピンリンク
板22を供給する追加の供給ライン155を設けてもよ
い。
【0026】供給ライン154を省略した図7及び図8
に示すように、ブリッジ152は、供給される工作物の
サイズ及び形状とほぼ一致する孔157を有する。ブリ
ッジ152及び供給ライン154はロケータユニット8
4に対し着脱可能でもよい。各ロケータ部材148は、
2つのロケータアーム160の間に工作物の押出器15
8を備える。各押出器158及びロケータアーム160
により、ブリッジ152の孔157を通って受けた工作
物(ブッシュ24又はロータ28)をラム82の軌道に
向かって押し、ロケータアーム160により工作物にハ
ンマ92を当てる際に工作物を所定の位置に保持するこ
とができる。各ロケータユニット84は、各組立ステー
ション12、14、16の平坦な水平フレーム部材88
上に支持されるベース162(図1)を有し、必要に応
じてロケータユニット84を容易に除去できる適当なク
ランプ164その他により水平フレーム部材88にロケ
ータユニット84を固定してもよい。ベース162は、
水平フレーム部材88に固定されたクランプ164の一
部を嵌合する凹部165(図8)を有してもよい。ベー
ス162は、押出器158及びロケータアーム160の
移動軌道を形成する形状でもよく、これらの要素を案内
する直線状支持部材を設けてもよい。
【0027】各組立ステーション12、14、16は、
駆動軸58から延伸しかつ駆動軸58の回転によりロケ
ータ部材148を移動する駆動リンク機構166(図
5)を有する。図5に示す一般的に使用できる駆動リン
ク機構166は、各組立ステーション12、14、16
の駆動軸58上に回転可能に装着したバレルカム168
を含む。バレルカム168は、カム従動部170に対向
するカム面168aを有する。カム従動部170は、水
平フレーム部材88の下側でトロリ171上に装着さ
れ、トロリ171上の空気ばね、スプリングその他の弾
性押圧手段(図示せず)によってラム82に向かって付
勢される。水平フレーム部材88は、水平フレーム部材
88を貫通して延伸するスロット172を有し、駆動ラ
グ174はスロット172を貫通してカム従動部170
に接続される。従って、各組立ステーション12、1
4、16の駆動軸58によってバレルカム168を回転
すると、カム従動部170は駆動ラグ174を移動し、
空気ばね等の弾性押圧手段、バレルカム168、カム従
動部170及び駆動ラグ174の動作によりロケータ部
材148はラム82に対し進退自在に移動される。図5
に示すように、駆動軸58はバレルカム168の前方で
支持部167及び軸受169に支持される。各組立ステ
ーション12、14、16では、駆動軸58の支持部1
38、167及び軸受140、169は各組立ステーシ
ョン12、14、16の垂直側面フレーム部材69、7
0、71、72に固定され、各ラム82、駆動軸58及
び直角に動力の方向を変換する歯車箱62を含む両方の
駆動列94、56は、主駆動機構40、41、43の中
心軸42に沿って第一及び第三の組立ステーション1
2、16と共に一体で移動する。
【0028】一つの組立ステーションから次の組立ステ
ーションに部分的アセンブリ又は完成したアセンブリを
移動するために、2つのシステムが使用される。工作物
支持体150とほぼ平行に作用する図1及び図2に示す
型式の押出装置191によって、工作物は第一の組立ス
テーション12から第二の組立ステーション14に移動
される。第三の組立ステーション16から離間して配置
された水平支持体182上で回転可能なスプロケット1
80により、工作物は第二の組立ステーション14から
第三の組立ステーション16に移動される。スプロケッ
ト180は駆動列56によって主駆動機構40、41、
43に作動連結してもよく又は独立して駆動してもよ
く、第二の組立ステーション14の組立機構54がチェ
ーン工作物上で動作した後に、スプロケット180によ
り第二の組立ステーション14から第三の組立ステーシ
ョン16に工作物を移動し、第三の組立ステーション1
6の組立機構54がチェーン工作物上で動作した後に、
スプロケット180によりチェーン又は部分的アセンブ
リ等の工作物を引張して第三の組立ステーション16か
ら貯蔵区域に移動する。
【0029】各ロケータユニット84の工作物支持体1
50は、各組立ステーション12、14、16のラム8
2とロケータユニット84との間の工作物及びスプロケ
ット180へのチェーンの完成品に対して実質的に連続
的な水平支持体となる。また、図7〜図9に示すよう
に、工作物支持体150の垂直支持体181によりピン
26又はブッシュ24を直立して保持しながら、垂直支
持体又は垂直壁181によって形成したアンダカット通
路179を通りローラリンク板20又はピンリンク板2
2等のベース板を搬送する組立ステーションでもよく、
一つの組立ステーションから次の組立ステーションへ移
動する際に、工作物の部分的アセンブリ又は完成したア
センブリを正確かつ確実に位置決めすることができる。
図7〜図9に示すように、連続的な水平支持体183を
垂直支持体181の下に設けてもよい。
【0030】工作物支持体150の形状は組立装置10
の使用法に依存する。例えば、ほぼ組立装置10の長さ
に沿って垂直支持体181及びアンダカット通路179
を設けて、ローラリンク19の部品組立に組立装置10
を使用し、その後に完成したチェーンに組み立てること
が特に望ましい。組立装置10では、一つの組立ステー
ションから次の組立ステーションへ通してアセンブリを
引張するのにスプロケット180は有効でないので、ラ
インに沿ってアセンブリを移動する押出装置191を使
用できる。また、組立装置10では、工作物を案内する
軌道を形成する図2に示す種類の支持体150を使用す
ることが望ましい。この実施の形態ではスプロケット1
80を示すが、必ずしもスプロケット180を使用する
必要はない。第二の組立ステーション14と第三の組立
ステーション16との間に水平支持体183のみを有し
かつ垂直支持体181のない一部の区域を有する工作物
支持体150を備えたロケータユニット84を完成した
ローラチェーン18の組立に使用する装置として使用す
るのが望ましい。
【0031】図7及び図8に示すように、隣接する組立
ステーション12、14、16の各工作物支持体150
は、組立品が組立ステーション12、14、16の間を
移動する際に、組立体のための連続的支持体を形成する
相補的形状の継ぎ目184を有する。図2に示すよう
に、他の相補的形状の継ぎ目184を使用してもよい。
クランプ164を緩めてロケータユニット84を持ち上
げることによって、各ロケータユニット84を水平フレ
ーム部材88及び駆動ラグ174から着脱できる。図7
に示すように、例えば六角孔のヘッドキャップねじ18
5又はナット及びボルト187等の適当な機械的手段に
よりロケータユニット84の各要素を一緒に連結し又は
配置してもよい。また、プログラム可能なコンピュータ
又は電子制御装置78に出力を供給する位置センサ18
9をロケータユニット84に設けてもよい。
【0032】また、図8に示すように、異なる長さの工
作物支持体150を有する以外は図7の上方に示すロケ
ータユニット84とほぼ同じ構造を備えた少なくとも1
つの着脱可能な代替ロケータユニット190を本発明に
使用できる。従って、少なくとも1つの組立ステーショ
ンから少なくとも1つのロケータユニット84を取り外
し、所望の間隔に組立ステーションを移動し、取り外し
たロケータユニット84を代替ロケータユニット190
と交換して異なる種類のチェーンを製造することができ
る。代替ロケータユニット190は、取り外したロケー
タユニット84と異なる長さの工作物支持体150を有
し、異なる長さにより連続的な工作物支持体を新しい間
隔で組立ステーションの間に確実に設けることができ
る。図7と図8との比較から理解できるように、代替ロ
ケータユニット190の支持体150に形成される継ぎ
目184の形状は、着脱可能なロケータユニット84の
継ぎ目184の形状と同一で、隣接するロケータユニッ
ト84、190の継ぎ目184の形状を補足できなけれ
ばならない。
【0033】本発明の組立装置10は、1又は2以上の
着脱可能なロケータユニット84及び交換可能な代替ロ
ケータユニット190を有する組立式ユニットを備えて
もよく、各ロケータユニット84、190は、種々の間
隔で隣接するロケータユニット84、190の工作物支
持体150に嵌合又は当接するサイズ及び形状の工作物
支持体150の長さ及び継ぎ目184を備える。従っ
て、組立ステーションの1つを異なる位置に配置して、
2つの組立ステーション間の距離が相違するとき、所定
の位置に配置された交換可能なロケータユニット84、
190のいずれかにより、3つの組立ステーション1
2、14、16の間に工作物用の連続する支持通路が形
成される。
【0034】図2又は図7のロケータユニット84のい
ずれか1つ又は全ての代わりに代替ロケータユニット1
90を設けてもよい。また、組立装置10で製造する製
品の変更に応じて、複数の代替ロケータユニット190
からなる1以上のセットを設けてもよい。また、ブリッ
ジ152及び工作物供給ライン154の各々は着脱可能
で、組立式ユニットに供給する代替構造と交換可能でも
よい。
【0035】操作の際に、適当な供給物又は工作物を各
供給ライン154に投入し、モータ52の動作を開始す
る。ローラリンクの組立装置10では、積み重ねたロー
ラリンク板20を供給ライン155に充填し、第一の組
立ステーション12への供給ライン154にブッシュ2
4を充填する。第二の組立ステーション14の供給ライ
ン154にはローラ28を充填し、第三の組立ステーシ
ョン16の供給ライン154には積み重ねたローラリン
ク板20を充填する。横方向供給機構(押出装置)19
1は、ラム82の下に設けられたラム82の軌道内に供
給ライン155からローラリンク板20を押し込み、ロ
ケータ部材148の軌道内でブリッジ152の孔157
内に2つのブッシュ24を重力により供給する。モータ
52、歯車50及び駆動ベルト48によりフライホイー
ル46を回転し、これによりクラッチ44の一方側を回
転し、更に摩擦その他によりクラッチ44の他方側を順
次回転する。クラッチ44の回転により主駆動機構4
0、41、43が回転する。主駆動機構40、41、4
3が回転すると、直角に動力の方向を変換する歯車箱6
2によって各組立ステーション12、14、16の駆動
軸58が回転する。各駆動軸58が回転すると、各組立
ステーション12、14、16の回転カム136及びバ
レルカム168が回転し、カム従動ローラ134及びカ
ム従動部170を各々移動し、後段の駆動リンク機構1
66を駆動してロケータ部材148をラム82に向かっ
て水平に移動して、押出器158及びロケータアーム1
60により例えばブッシュ24等の工作物をラムハンマ
92の軌道内に押し込む。その後、駆動列56、94
は、ラム82をロケータ部材148に向かって垂直に下
方へ移動する。ラムハンマ92によって2又は3以上の
工作物に力を加えて、例えばローラリンク板20の対応
する孔25へ2つのブッシュ24の各一端を同時に押し
込み、これらを強制的に一体化する。主駆動機構40、
41、43が回転を継続するとき、カム136、168
及びカム従動ローラ134及びカム従動部170はラム
82及びロケータ部材148をお互い離間して移動し、
押出装置191は次のローラリンク板20を第一の組立
ステーション12の所定の位置に押し込み、これにより
工作物のアセンブリを次の組立ステーション14、16
に押す。押して移動されたアセンブリは工作物支持体1
50によって支持される。第一の組立ステーション12
から第二の組立ステーション14へ搬送される間、直立
したブッシュ24は一対の垂直支持体181の間に配置
され、ローラリンク板20は連続的な水平支持体183
により形成されたアンダカット通路179内に配置され
る(図9)。横方向供給機構(押出装置)191が次の
ローラリンク板20を第一の組立ステーション12へ送
るとき、ローラリンク板20及び直立したブッシュ24
を含む工作物は第二の組立ステーション14へ押され
る。工作物が第二の組立ステーション14に到達する
と、ローラ28が重力により第二の組立ステーション1
4のロケータ部材148の軌道内でブリッジ152の孔
157内に供給され、バレルカム168、カム従動部1
70及び駆動ラグ174の動作により、ローラ28がラ
ム82の軌道内に押し込まれる。ラム82を駆動する駆
動列56、94は、第二の組立ステーション14のラム
82を強制的に下げ、第一の組立ステーション12でロ
ーラリンク板20の孔25内に圧入されたブッシュ24
上の所定の位置にローラ28を嵌合する。第一の組立ス
テーション12からの工作物は、第二の組立ステーショ
ン14から更に第三の組立ステーション16に向かって
ラインの下流へ工作物を押す。第三の組立ステーション
16では、次のローラリンク板20がロケータ部材14
8の軌道内でブッシュ152の孔157内に重力により
供給される。主駆動機構40、41、43が回転する
と、第三の組立ステーション16の駆動軸58が回転し
かつこれによりバレルカム168が回転し、カム従動部
170はラム82に向かって移動し、駆動ラグ174及
びロケータ部材148をラム82に向かって移動し、ロ
ーラリンク板20を工作物のブッシュ24に押圧する。
即ち、回転する第三の組立ステーション16の駆動軸5
8はカム136を回転し、駆動列56、94により、第
三の組立ステーション16のラム82はローラリンク板
20の孔25をブッシュ24に押し付けてブッシュ24
の他端を孔25に一体に圧着嵌合させる。その後、完成
したローラリンク19は更にラインの下流の貯蔵区域に
押される。
【0036】ローラチェーン18の完成品の組立では、
図2に示すロケータユニット84を図7に示す型式のロ
ケータユニット84と交換してもよい。各ロケータユニ
ット84上に駆動ラグ174を配置して、ロケータ部材
148をラム82に対し進退自在に移動させてもよい。
必要に応じて、プログラム可能な電子制御装置78によ
るコンピュータ制御又は手動により組立ステーション1
2、14、16の間隔を調整できる。供給ライン15
4、155を変更して、第一の組立ステーション12に
てピンリンク板22及びピン26を供給し、第二の組立
ステーション14に組み立てたローラリンク19を供給
し、第三の組立ステーション16に頂部のピンリンク板
22を供給してもよい。各ステーション12、14、1
6の動作は前記と同様であり、ロケータ部材148によ
り第一の組立ステーション12でピン26の一端をピン
リンク板22の孔27内に圧入し、第二の組立ステーシ
ョン14で組み立てたローラリンク19をピン26に嵌
合し、第三の組立ステーション16で頂部ピンリンク板
22の孔27をピン26の他端に押し込む。この組立工
程では、スプロケット180は、第二の組立ステーショ
ン14から部分的に完成したチェーンを引張し、第三の
組立ステーション16から完成したチェーンを引張する
ように操作される。
【0037】本発明は、デイビッド・シー・アーメノフ
(David C. Armenoff)及びデイビッド・ジェイ・フレ
イ(David J. Frey)が発明しかつアムステッド・イン
ダストリース・インコーポレーテッド社に譲渡した本願
と並行して出願された特許出願に開示の発明「ローラチ
ェーン組立制御装置及びローラチェーン組立制御方法」
と組み合わせて実施することが望ましく、その出願内容
を全体として本明細書中で引用する。
【0038】以上、本発明では特定の実施の形態のみを
図示しかつ説明したが、本発明に対し種々の修正が可能
で変更した実施の形態を使用できることを当業者は理解
すべきである。更に、本発明は、図示する実施の形態を
超える用途に適用できることを理解されたい。従って、
本明細書の特許請求の範囲は、全ての修正及び変更形態
並びに本発明の真の範囲内にある用途を包含する。
【0039】
【発明の効果】前記のように、本発明では、複数の組立
ステーション間の間隔を変更し調整して軸間距離が変更
されるローラチェイン等の製品を製造することができ
る。また、主駆動機構から分離せずに主駆動機構に沿っ
て駆動列を滑動させながら、間隔調整手段により複数の
組立ステーション間の間隔を容易に調整することができ
ると共に、工作物支持体により複数の組立ステーション
間で連続的する支持通路を形成して、工作物を円滑に移
動させることができる。組立ステーションの可動組立機
構には、偏心した押型を使用せずに不均衡な荷重が発生
しないので、組立ステーションの作動寿命を延長すると
共に、信頼性のある製品を製造することができる。ま
た、主駆動機構から伝動手段、駆動列及び駆動リンク機
構を介して可動組立機構及びロケータ部材を駆動するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による組立装置の正面図
【図2】 各組立ステーションの所定の位置に配置され
た一組のロケータユニットの一部を省略して示す本発明
の組立装置の平面図
【図3】 組立装置の略示背面斜視図
【図4】 組立装置の略示正面斜視図
【図5】 一部を省略した本発明の組立装置に使用でき
る組立ステーションの斜視図
【図6】 本発明の組立装置により製造できるローラチ
ェーンの部品の分解斜視図
【図7】 ローラチェーンの完成品の組立に使用できる
3つのロケータユニットの平面図
【図8】 図7のロケータユニットの1つと交換可能な
代替ロケータユニットの平面図
【図9】 図8の9−9線に沿う断面図
【符号の説明】
(12)・・第一の組立ステーション、 (14)・・
第二の組立ステーション、 (16)・・第三の組立ス
テーション、 (17)・・ベース、 (18)・・ロ
ーラチェーン、 (20)・・ローラリンク板、 (2
2)・・ピンリンク板、 (24)・・ブッシュ、
(26)・・ピン、 (27)・・孔、(28)・・ロ
ーラ、 (40)・・主駆動機構、 (41)・・軸
部、 (42)・・中心軸、 (43)・・スリーブ、
(54)・・第一、第二、第三の可動組立機構、
(56)・・第一、第二、第三の駆動列、 (58)・
・第一、第二、第三の駆動軸、 (60)・・第一、第
二、第三の中心軸、 (62)・・第一、第二、第三の
伝動手段、 (64)・・軸方向スプライン、 (6
6)・・第一のねじ部材(移動手段)(第一の間隔調整
手段)、 (68)・・第二のねじ部材(移動手段、第
二の間隔調整手段)、 (70)・・第一のフレーム部
材、 (71)・・第二のフレーム部材、 (72)・
・第三のフレーム部材、 (80)・・ガイドレール、
(82)・・第一、第二のラム、 (84)・・第
一、第二のロケータユニット、 (148)・・第一、
第二のロケータ部材、 (150)・・第一、第二の工
作物支持体、 (166)・・第一、第二の駆動リンク
機構、 (184)・・継ぎ目、 (190)・・代替
ロケータユニット、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・ジェイ・フレイ アメリカ合衆国46239インディアナ州イ ンディアナポリス、ファーガソン・ロー ド 4829 (56)参考文献 特開 平6−87051(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 21/00 306 B21L 11/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに沿って移動できる第一の
    フレーム部材、第一のフレーム部材に取り付けられかつ
    工作物に外力を加える第一のラムを備えた第一の可動組
    立機構、第一のフレーム部材に取り付けられかつ第一の
    工作物支持体上で工作物を第一のラムの軌道内に移動す
    る第一のロケータユニット及び第一の可動組立機構を駆
    動する第一の駆動列を含む第一の組立ステーションと、 第二のフレーム部材、第二のフレーム部材に取り付けら
    れかつ第一の組立ステーションから移動された工作物に
    外力を加える第二のラムを備えた第二の可動組立機構、
    第二のフレーム部材に取り付けられかつ第二の工作物支
    持体上で工作物を第二のラムの軌道内に移動する第二の
    ロケータユニット及び第二の可動組立機構を駆動する第
    二の駆動列を含み、第一の組立ステーションから離間し
    て配置された第二の組立ステーションと、 中心軸の周りに回転可能な主駆動機構とを備え、 第一及び第二の駆動列の各々は、主駆動機構の中心軸に
    対しほぼ直角な第一及び第二の中心軸を有する第一及び
    第二の駆動軸と、主駆動機構の回転力を第一及び第二の
    駆動軸に伝達する第一及び第二の伝動手段とを備え、 第一及び第二の工作物支持体は、第一及び第二の組立ス
    テーションの間で工作物に対し連続する支持通路を形成
    し、 第一の組立ステーションは、第二の組立ステーションに
    対して、主駆動機構の中心軸と平行に移動し、第一の組
    立ステーションと第二の組立ステーションとの間の距離
    を変更して、工作物から製品を組み立てられることを特
    徴とする組立装置。
  2. 【請求項2】 ガイドレールに沿って移動できる第三の
    フレーム部材と、第三のフレーム部材に取り付けられか
    つ第二の組立ステーションから移動された工作物に外力
    を加える第三の可動組立機構と、主駆動機構の回転に応
    答して第三の可動組立機構を駆動する第三の駆動列とを
    有する第三の組立ステーションを備え、 第二の組立ステーションは第一の組立ステーションと第
    三の組立ステーションとの間に配置され、 第三の駆動列は、主駆動機構の中心軸に対しほぼ直角な
    第三の中心軸を有する第三の駆動軸と、主駆動機構の回
    転力を第三の駆動軸に伝達する第三の伝動手段とを備
    え、 第三の組立ステーションは、第一の組立ステーション及
    び第二の組立ステーションに対して、主駆動機構の中心
    軸と平行に複数の異なる位置の間で移動できる請求項1
    に記載の組立装置。
  3. 【請求項3】 第一の組立ステーションを第二の組立ス
    テーションから離して移動する移動手段を備える請求項
    1に記載の組立装置。
  4. 【請求項4】 第一の組立ステーションを第二の組立ス
    テーションから離して移動する移動手段は、第一の組立
    ステーションと第二の組立ステーションとの間に延伸す
    るねじ部材を備える請求項3に記載の組立装置。
  5. 【請求項5】 中心軸の周りに回転可能な主駆動機構
    と、 工作物に外力を加える第一の可動組立機構、主駆動機構
    に駆動連結されかつ第一の可動組立機構を駆動する第一
    の駆動列、主駆動機構の中心軸に対しほぼ直角な第一の
    中心軸を有する第一の駆動軸及び主駆動機構に対して第
    一の駆動軸を駆動連結する第一の伝動手段を含む第一の
    組立ステーションと、 第一の組立ステーションから移動された工作物に外力を
    加える第二の可動組立機構、主駆動機構に駆動連結され
    かつ第二の可動組立機構を駆動する第二の駆動列を含
    み、第一の組立ステーションから離間して配置された第
    二の組立ステーションとを備え、 第一の組立ステーションは、主駆動機構の中心軸と平行
    に第二の組立ステーションに対して異なる複数の位置に
    移動でき、 第一の組立ステーションと第二の組立ステーションとの
    間の距離を変更して、第二の組立ステーションに対して
    異なる間隔で第一の組立ステーションを配置でき、 ピンリンク板、ピン、ブッシュ、ローラ及びローラリン
    ク板、ピンリンク板及びピンの組立体、ブッシュ及びロ
    ーラリンク板の組立体、ブッシュ、ローラ及びローラリ
    ンク板の組立体並びにピンリンク板、ピン、ブッシュ、
    ローラ及びローラリンク板の組立体から成る群より選択
    される工作物からローラチェーンを含む製品を組み立て
    ることを特徴とする組立装置。
  6. 【請求項6】 ピンリンク板は離間する2つの孔を有
    し、ローラチェーンは離間する2つの孔間の距離に対応
    するピッチを有し、組立ステーションの間隔はローラチ
    ェーンのピッチに対応する請求項5に記載の組立装置。
  7. 【請求項7】 中心軸周りに回転可能な主駆動機構と、 工作物に外力を加える所定の軌道内で移動可能な第一の
    ラム、第一のラムの軌道内に工作物を移動する第一のロ
    ケータ部材及び第一の工作物支持体を有する第一のロケ
    ータユニット、主駆動機構の中心軸に対しほぼ直角な第
    一の中心軸を有する第一の駆動軸、主駆動機構と第一の
    駆動軸とを駆動連結する第一の伝動手段、第一の駆動軸
    と第一のラムとを駆動連結して第一のラムを移動する第
    一の駆動列及び第一の駆動軸の回転により第一のロケー
    タ部材を移動する第一の駆動リンク機構を含む第一の組
    立ステーションと、 第一の組立ステーションから移動された工作物に外力を
    加える軌道内で移動可能な第二のラム、第二のラムの軌
    道内に工作物を移動する第二のロケータ部材及び第二の
    工作物支持体を有する第二のロケータユニット、主駆動
    機構の中心軸に対しほぼ直角な第二の中心軸を有する第
    二の駆動軸と、主駆動機構と第二の駆動軸とを駆動連結
    する第二の伝動手段と、第二の駆動軸と第二のラムとを
    駆動連結して第二のラムを移動する第二の駆動列と、第
    二の駆動軸の回転により第二のロケータ部材を移動する
    第二の駆動リンク機構を含む第二の組立ステーションと
    を含み、2以上の製品を組み立て可能な組立ユニット式
    組立装置において、 第一の組立ステーションは、第二の組立ステーションに
    対して異なる距離の複数の位置へ移動可能であり、 第一及び第二の工作物支持体は、継ぎ目に沿って当接
    し、第一及び第二の組立ステーションの1つが組立ステ
    ーションの間の異なる距離で他の位置にあるときに、第
    一の組立ステーションと第二の組立ステーションとの間
    で工作物に対する連続する支持通路を形成し、 第一及び第二のロケータユニットの少なくとも1つは、
    隣接する第一及び第二のロケータユニットの第二の工作
    物支持体に当接するサイズ及び形状の工作物支持体を有
    する代替ロケータユニットと交換可能に、協働する第一
    及び第二の組立ステーションに対し着脱できることを特
    徴とする組立ユニット式組立装置。
  8. 【請求項8】 主駆動機構の回転により第一の組立ステ
    ーションの第一の駆動軸を回転させる第一の伝動手段
    は、第一の駆動軸の第一の中心軸に対しほぼ直角に移動
    できる請求項7に記載の組立ユニット式組立装置。
  9. 【請求項9】 第一と第二の組立ステーション間の間隔
    を変更する間隔調整手段を備える請求項7に記載の組立
    ユニット式組立装置。
  10. 【請求項10】 第一と第二の組立ステーション間の間
    隔を変更する間隔調整手段は、第一と第二の組立ステー
    ション間に延伸するねじ部材を備える請求項9に記載の
    組立ユニット式組立装置。
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