JPH06246558A - エンジンバルブのコッタ組付装置 - Google Patents

エンジンバルブのコッタ組付装置

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JPH06246558A
JPH06246558A JP3339893A JP3339893A JPH06246558A JP H06246558 A JPH06246558 A JP H06246558A JP 3339893 A JP3339893 A JP 3339893A JP 3339893 A JP3339893 A JP 3339893A JP H06246558 A JPH06246558 A JP H06246558A
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JP
Japan
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cotter
press
slider
fitting
valve
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JP3339893A
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English (en)
Inventor
Ryota Nakamura
良太 中村
Masato Saito
正人 斉藤
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピッチ調整の必要性を減少させて作業性の向
上を図ると共に、汎用性に優れたコッタ組付装置を提供
する。 【構成】 シリンダヘッド1の長手方向に延びるガイド
レール21に沿って移動可能なスライダ21と、スライ
ダ21に取り付けられ、燃焼室2Cにセットされた吸気
バルブ3にコッタを組み付ける第1コッタ圧入治具14
と、スライダ21に支持され、燃焼室2Aにセットされ
た吸気バルブ3にコッタを組み付ける第2コッタ圧入治
具15と、各コッタ圧入治具14,15が前記各吸気バ
ルブ3にコッタを組み付けた後、スライダ21を移動さ
せて各コッタ圧入治具14,15をそれぞれ排気バルブ
4に対向させるステッピングモータ23と、第2コッタ
圧入治具15を所定範囲で移動可能なステッピングモー
タ28等を備えるエンジンバルブのコッタ組付装置10
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃エンジンの吸気バ
ルブ及び排気バルブにコッタを組み付け、これらのバル
ブをシリンダヘッドに対してリフト可能に装着させるエ
ンジンバルブのコッタ組付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンの吸気バルブ及び排気
バルブは、スプリングリテーナとバルブステム間にコッ
タ(分割コレット)を挿入することで、シリンダヘッド
にリフト可能に装着されている。このコッタの組付作業
を自動的に行うコッタ組付装置では、従来、作業位置ま
で搬送されてきたシリンダヘッドについて、燃焼室毎に
コッタ組付作業を行っていた。
【0003】つまり、コッタ組付装置は、シリンダヘッ
ドの長手方向に移動可能なスライダと、このスライダに
取り付けられた一対のコッタ圧入治具を有し、これら各
コッタ圧入治具は、シリンダヘッドにセットされた吸気
バルブ及び排気バルブにそれぞれコッタを組み付けるこ
とができる。各コッタ圧入治具は、先ず、シリンダヘッ
ドの端に位置する燃焼室の各バルブについてコッタ組付
作業を行う。この後、スライダが移動し、各コッタ圧入
治具を隣の燃焼室の各バルブに対向させる。各コッタ圧
入治具は、この燃焼室の各バルブについてコッタ組付作
業を行う。そして、全ての燃焼室について、順番にコッ
タ組付作業を繰り返えす。
【0004】このコッタ組付装置では、スライダと各コ
ッタ圧入治具間にバルブ間ピッチ調整機構がそれぞれ介
在されており、各コッタ圧入治具間の距離を、シリンダ
ヘッドのバルブ間ピッチに合わせて調整する。各バルブ
間ピッチ調整機構は、油圧シリンダ手段と、この油圧シ
リンダ手段に対して出没可能な位置決めストッパを備え
ている。各油圧シリンダ手段は、各コッタ圧入治具を互
いに反対方向に同時に移動させる。また、各位置決めス
トッパは、シリンダヘッドのバルブ間ピッチに対応する
位置に設けられている。従って、この位置決めストッパ
を出没させることで各油圧シリンダ手段のストロークを
変化させることができ、このコッタ組付装置は、異なる
バルブ間ピッチを有する複数のシリンダヘッドについ
て、コッタ組付作業を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車種に応じ
て複数のエンジンを展開する場合、エンジンのバルブ間
ピッチを変更することは一般的であるが、燃焼室間ピッ
チ(シリンダ間ピッチ)を変更することは比較的稀であ
る。従って、バルブ間ピッチの設定数は、燃焼室間ピッ
チの設定数に比べて多く、異種のシリンダヘッドであっ
ても、バルブ間ピッチは異なるが、燃焼室間ピッチは一
致する場合がある。さらに、バルブ間ピッチは、燃焼室
間ピッチに比べて小さな値であり、バルブ間ピッチの変
更は僅かな値である。
【0006】しかしながら、上記従来のコッタ組付装置
においては、各燃焼室毎に順番にコッタ組付作業を行っ
ているので、燃焼室間ピッチが同一の場合であっても、
バルブ間ピッチが異なるときには、その都度、各コッタ
圧入治具の位置を移動してバルブ間ピッチ調整を行う必
要があり、作業性に劣るという問題があった。また、各
コッタ圧入治具のバルブ間ピッチ調整を、各バルブ間ピ
ッチ調整機構の油圧シリンダで行っていたので、微調整
が困難で、バルブ間ピッチの僅かな変更には不適である
と共に、位置決めストッパの必要性から、対応できるバ
ルブ間ピッチの設定数に制限があり、コッタ組付装置が
汎用性に劣るとの問題もあった。
【0007】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたもので、ピッチ調整の必要性を減少させて作
業性の向上を図ることができると共に、汎用性に優れた
コッタ組付装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、コッタ組付作業位置に設置され、多
気筒エンジン用のシリンダヘッドの燃焼室毎に複数セッ
トされたエンジンバルブにコッタを圧入し、当該エンジ
ンバルブをシリンダヘッドにリフト可能に装着するエン
ジンバルブのコッタ組付装置において、コッタ組付作業
位置に固定されてシリンダヘッドの長手方向に延びるガ
イド手段と、ガイド手段に案内されて移動可能なスライ
ダと、スライダの一端部に取り付けられ、シリンダヘッ
ドの一の燃焼室にセットされた一のエンジンバルブにコ
ッタを組み付ける第1コッタ圧入機構と、スライダの他
端部に支持され、シリンダヘッドの他の燃焼室にセット
された前記一のエンジンバルブに対応するエンジンバル
ブにコッタを組み付ける第2コッタ圧入機構と、第1及
び第2コッタ圧入機構が前記一のエンジンバルブ及びこ
れに対応するエンジンバルブにコッタを組み付けた後、
スライダを移動させて第1及び第2コッタ圧入機構をそ
れぞれ別のエンジンバルブに対向させる位置制御手段
と、第2コッタ圧入機構とスライダとの間に介在され、
当該第2コッタ圧入機構をシリンダヘッドの長手方向に
所定範囲で移動可能な燃焼室間ピッチ調整機構とを備え
て構成するものである。
【0009】
【作用】エンジンバルブがセットされたシリンダヘッド
が、コッタ組付作業位置にまで搬送されると、先ず、コ
ッタ組付装置の各コッタ圧入機構が、別々の燃焼室の互
いに対応する各エンジンバルブにコッタを組み付ける。
この後、位置制御手段がガイド手段に沿ってスライダを
移動させ、各コッタ圧入機構を当該各燃焼室における別
のエンジンバルブにそれぞれ対向させる。そして、これ
らのエンジンバルブについて各コッタ圧入機構がコッタ
を組み付けた後、位置制御手段がスライダをさらに移動
させ、各コッタ圧入機構を、それぞれ隣の燃焼室の互い
に対応する各エンジンバルブに対向させる。そして、上
述の組付作業を繰り返し、全てのエンジンバルブについ
てコッタを組み付ける。
【0010】バルブ間ピッチの異なるシリンダヘッドに
ついてコッタ組付作業を行う場合には、コッタ組付装置
は、各コッタ圧入機構間の距離を調整することなく、ス
ライダの移動距離を変化させるだけで対応し、特別の調
整作業が不要である。一方、燃焼室間ピッチの異なるシ
リンダヘッドについてコッタ組付作業を行う場合、コッ
タ組付装置は、燃焼室間ピッチ調整機構で各コッタ圧入
機構間の距離を調整する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は、本発明を適用したコッタ組付装置
の一実施例を示し、図中符号1は、例えば、4気筒エン
ジンの組立て前のシリンダヘッドである。このシリンダ
ヘッド1は、搬送装置6により、図に示すコッタ組付装
置にまで自動的に搬送される。そして、搬送装置6は、
コッタ組付作業の終了後、シリンダヘッド1の搬送を再
開し、シリンダヘッド1を次工程にまで搬送する。
【0012】このシリンダヘッド1には、各燃焼室2毎
に吸気バルブ3及び排気バルブ4がセットされている。
このシリンダヘッド1では、図2に示すように、各バル
ブ3,4間のピッチ(以下、バルブ間ピッチと記す)は
Pvに、また、各燃焼室2,2間のピッチ(以下、燃焼
室間ピッチと記す)はPcにそれぞれ設定されている。
なお、各燃焼室2は、図1及び図2中左側より順番に第
1乃至第4燃焼室2A〜2Dとなっている。
【0013】コッタ組付装置10は、コッタ組付位置に
設置されている。このコッタ組付装置10は、スライダ
12、各コッタ圧入治具14,15、移動機構16等よ
り構成されている。スライダ12は、上下に並んで水平
に延びる一対のガイドレール21に摺動自在に取り付け
られている。各ガイドレール21の両端は、各支柱19
に固定され、シリンダヘッド1の長手方向に延びてい
る。従って、スライダ12は、シリンダヘッド1の上方
空間を、当該シリンダヘッド1の長手方向に移動でき
る。
【0014】また、このスライダ12は、位置制御手段
により駆動される。この位置制御手段は、ねじ棒22及
びステッピングモータ23等より構成されている。ねじ
棒22は、各ガイドレール21間に配置され、その両端
を各支柱19に回転自在に取り付けられている。スライ
ダ12は、ねじ対偶の関係でねじ棒22に接続されてい
る。従って、ねじ棒22が回転すると、スライダ12
は、各ガイドレール21に案内されて移動する。
【0015】ステッピングモータ23は、一方の支柱1
9に固定されており、その出力軸は、図示しない回転力
伝達機構を介してねじ棒22に接続されている。また、
このステッピングモータ23は、図示しないコントロー
ラに電気的に接続されており、コントローラからの指令
に基づいて正転又は逆転する。従って、ステッピングモ
ータ23は、ねじ棒22の回転方向及び回転数を操作
し、スライダ12の位置を制御することができる。な
お、コントローラは、スライダ12の位置を常に把握し
ている。
【0016】各コッタ圧入治具14,15は、例えば、
燃焼室間ピッチPcの2倍の距離をおいて配置され、一
方のコッタ圧入治具14はスライダ12の一端部に直接
固定され、他方のコッタ圧入治具15は移動機構16を
介してスライダ12の他端部に取り付けられている。各
コッタ圧入治具14,15は、吸気バルブ3及び排気バ
ルブ4にセットされたバルブスプリングを縮めながらス
プリングリテーナを押し下げ、バルブステムとスプリン
グリテーナ間にコッタを挿入する。これにより、各バル
ブ3,4は、シリンダヘッド1に対してリフト可能に装
着される。なお、各コッタ圧入治具14,15の構造
は、従来のコッタ組付装置のコッタ圧入治具と同様であ
り、公知のものであるので、これらの構造についての説
明及び図示は省略する。
【0017】移動機構16は、図3に詳しく示すよう
に、ガイドレール25、スライダ26及びねじ棒27等
より構成されている。ガイドレール25は、スライダ1
2に固定され、シリンダヘッド1の長手方向に沿って延
びている。スライダ26は、ガイドレール25に案内さ
れて摺動自在である。コッタ圧入治具15は、スライダ
26に固定され、シリンダヘッド1に向けて延びてい
る。
【0018】ねじ棒27は、スライダ12に回転自在に
取り付けられ、シリンダヘッド1の長手方向に水平に延
びている。スライダ26は、ねじ棒27に対しねじ対偶
の関係で接続されており、従って、ねじ棒27が回転す
ると、スライダ26はガイドレール25に案内されて移
動する。このねじ棒27は、スライダ12に固定された
ステッピングモータ28の出力軸に接続されている。ス
テッピングモータ28は、コントローラに電気的に接続
されており、コントローラの指令に基づいて正転又は逆
転する。従って、ステッピングモータ28は、ねじ棒2
7の回転方向及び回転数を操作し、スライダ26の位置
を制御することができる。なお、コントローラは、スラ
イダ26の位置を常に把握している。
【0019】次に、このコッタ組付装置10の作動につ
いて説明する。既に、吸気バルブ3、排気バルブ4及び
バルブスプリング等がセットされているシリンダヘッド
1を、搬送装置6がコッタ組付位置にまで移動させる
と、シリンダヘッド1の第1燃焼室2A及び第3燃焼室
2Cの各吸気バルブ3は、コッタ組付装置10の各コッ
タ圧入治具14,15に対向する。そして、各コッタ圧
入治具14,15は、これら各吸気バルブ3についてコ
ッタの組付作業を行う。
【0020】この後、コントローラは、ステッピングモ
ータ23を正転させてスライダ12を図中右方向に移動
させる。コントローラは、予め記憶しているバルブ間ピ
ッチPvだけ、スライダ12を移動させる。従って、図
1中2点鎖線で示すように、各コッタ圧入治具14,1
5は、第1燃焼室2A及び第3燃焼室2Cの各排気バル
ブ4に対向する。そして、各コッタ圧入治具14,15
は、各排気バルブ4についてコッタを組み付ける。
【0021】この後、コントローラは、ステッピングモ
ータ12を正転させて、予め記憶している燃焼室間ピッ
チPcからバルブ間ピッチPvを減じた距離だけスライ
ダ12を移動させる。これにより、各コッタ圧入治具1
4,15は、図中破線で示すように、第1燃焼室2A及
び第3燃焼室2Cの隣の燃焼室、即ち、第2燃焼室2B
及び第4燃焼室2Dの各吸気バルブ3に対向する。そし
て、各コッタ圧入治具14,15は、各吸気バルブ3に
ついてコッタを組み付ける。
【0022】この後、コントローラは、ステッピングモ
ータ12を正転させて、再度、バルブ間ピッチPvだけ
スライダ12を移動させる。これにより、各コッタ圧入
治具14,15は、第2及び第4燃焼室2B,2Dの各
排気バルブ4に対向する。そして、各コッタ圧入治具1
4,15は、各排気バルブ4についてコッタを組み付け
る。
【0023】なお、シリンダヘッドが、例えば、6気筒
エンジンのものである場合には、コッタ組付装置10
は、この作業を繰り返し行い、全燃焼室についてのエン
ジンバルブにコッタを組み付ける。この後、コントロー
ラはステッピングモータ12を逆転させて、スライダ1
2を初期位置、即ち、各コッタ圧入治具14,15が、
第1及び第3燃焼室2A,2Cの各吸気バルブ3に対向
する位置(図1中実線位置)にまで戻す。これと同時
に、搬送装置6は、コッタ組付作業終了後のシリンダヘ
ッド1を次工程に搬送すると共に、前工程より、次にコ
ッタ組付作業を行うシリンダヘッド1をコッタ組付作業
位置にまで搬送する。
【0024】シリンダヘッド6のバルブ間ピッチPvと
異なる値のバルブ間ピッチPv1を有する別のシリンダヘ
ッドについてコッタ組付作業を行う場合、コッタ組付装
置10は第1及び第3燃焼室2A,2Cの各吸気バルブ
3のコッタ組付作業を終了した後、スライダ12をバル
ブ間ピッチPv1だけ移動させて、各燃焼室2A,2Cの
各排気バルブ4を行う。つまり、コッタ組付装置10で
は、バルブ間ピッチが異なる場合でも、わざわざ調整す
る必要がなく、従来のコッタ組付装置のように、各コッ
タ圧入治具を移動させてバルブ間ピッチに合わせる調整
を行う必要がなくなる。
【0025】一方、シリンダヘッド6の燃焼室間ピッチ
Pcと異なる値の燃焼室間ピッチPc1を有する別のシリ
ンダヘッドについてコッタ組付作業を行う場合には、ス
テッピングモータ28を回転させてスライダ26を燃焼
室間ピッチの変更距離だけ移動させる。これにより、前
述の場合と同様に、バルブ間ピッチPc1を有するシリン
ダヘッドについて、各コッタ圧入治具を別々の燃焼室の
各吸気バルブに対向させることができる。
【0026】また、ステッピングモータ28の回転数を
操作することで、スライダ26の移動距離の微調整が可
能になる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ッタ組付作業位置に固定されてシリンダヘッドの長手方
向に延びるガイド手段と、ガイド手段に案内されて移動
可能なスライダと、スライダの一端部に取り付けられ、
シリンダヘッドの一の燃焼室にセットされた一のエンジ
ンバルブにコッタを組み付ける第1コッタ圧入機構と、
スライダの他端部に支持され、シリンダヘッドの他の燃
焼室にセットされた前記一のエンジンバルブに対応する
エンジンバルブにコッタを組み付ける第2コッタ圧入機
構と、第1及び第2コッタ圧入機構が前記一のエンジン
バルブ及びこれに対応するエンジンバルブにコッタを組
み付けた後、スライダを移動させて第1及び第2コッタ
圧入機構をそれぞれ別のエンジンバルブに対向させる位
置制御手段と、第2コッタ圧入機構とスライダとの間に
介在され、当該第2コッタ圧入機構をシリンダヘッドの
長手方向に所定範囲で移動可能な燃焼室間ピッチ調整機
構とを備えてエンジンバルブのコッタ組付装置を構成し
た。
【0028】このため、シリンダヘッドのバルブ間ピッ
チの変更に応じた各コッタ圧入機構の位置調整が不要に
なり、作業性の向上を図ることができると共に、汎用性
を向上させることができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエンジンバルブのコッタ組付
装置の一実施例を示す図である。
【図2】図1のシリンダヘッドのバルブ間ピッチ及び燃
焼室間ピッチを示す概略構成図である。
【図3】図1のコッタ組付装置の移動機構を示し、燃焼
室の燃焼室間ピッチの変更によるコッタ圧入治具の位置
調整を示す図である。
【符号の説明】 1 シリンダヘッド 2A〜2D 燃焼室 3 吸気バルブ 4 排気バルブ 10 コッタ組付装置 12 スライダ 14,15 コッタ圧入治具 16 移動機構 21 ガイドレール 22,27 ねじ棒 23,28 ステッピッグモータ Pv バルブ間ピッチ Pc 燃焼室間ピッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コッタ組付作業位置に設置され、多気筒
    エンジン用のシリンダヘッドの燃焼室毎に複数セットさ
    れたエンジンバルブにコッタを圧入し、当該エンジンバ
    ルブをシリンダヘッドにリフト可能に装着するエンジン
    バルブのコッタ組付装置において、 コッタ組付作業位置に固定されてシリンダヘッドの長手
    方向に延びるガイド手段と、ガイド手段に案内されて移
    動可能なスライダと、スライダの一端部に取り付けら
    れ、シリンダヘッドの一の燃焼室にセットされた一のエ
    ンジンバルブにコッタを組み付ける第1コッタ圧入機構
    と、スライダの他端部に支持され、シリンダヘッドの他
    の燃焼室にセットされた前記一のエンジンバルブに対応
    するエンジンバルブにコッタを組み付ける第2コッタ圧
    入機構と、第1及び第2コッタ圧入機構が前記一のエン
    ジンバルブ及びこれに対応するエンジンバルブにコッタ
    を組み付けた後、スライダを移動させて第1及び第2コ
    ッタ圧入機構をそれぞれ別のエンジンバルブに対向させ
    る位置制御手段と、第2コッタ圧入機構とスライダとの
    間に介在され、当該第2コッタ圧入機構をシリンダヘッ
    ドの長手方向に所定範囲で移動可能な燃焼室間ピッチ調
    整機構とを備えることを特徴とするエンジンバルブのコ
    ッタ組付装置。
JP3339893A 1993-02-23 1993-02-23 エンジンバルブのコッタ組付装置 Pending JPH06246558A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0708229A3 (en) * 1994-10-17 1997-01-15 Comau Spa Device for automatically inserting the valves of an internal combustion engine into their respective seats
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KR101021424B1 (ko) * 2008-10-22 2011-03-14 현대자동차주식회사 변속기의 부품 압입장치

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981215