JP2976997B2 - 化粧品収納容器 - Google Patents
化粧品収納容器Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファンデ―ション等の化
粧品を収納する、一般にコンパクトと称される化粧品収
納容器に関する。
粧品を収納する、一般にコンパクトと称される化粧品収
納容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンパクトはファンデ―ションが
収納される収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ
部材を介して取付けられた該収納容器本体の開口部を開
閉する内壁面に鏡が取付けられた開閉蓋と、この開閉蓋
の開放端部寄りのほぼ中央部に形成された係合孔と、こ
の係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形成され
た該係合孔と着脱可能に係合する操作片を有するフック
と、前記収納容器本体と開閉蓋との間に回動可能に取付
けられたパフが支持される中皿とから構成されている。
収納される収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ
部材を介して取付けられた該収納容器本体の開口部を開
閉する内壁面に鏡が取付けられた開閉蓋と、この開閉蓋
の開放端部寄りのほぼ中央部に形成された係合孔と、こ
の係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形成され
た該係合孔と着脱可能に係合する操作片を有するフック
と、前記収納容器本体と開閉蓋との間に回動可能に取付
けられたパフが支持される中皿とから構成されている。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】従来のコンパクトは
一方の手で収納容器本体を支持し、他方の手の親指を除
く指先でヒンジ部材を有する後方を支持した後、親指で
操作片で操作してフックの係合孔との係合を解除すると
ともに、該親指を上方にスライドさせて開閉蓋の開放端
部を押えて上方に回動させ、開閉蓋を開放しなければな
らないとともに、中皿よりパフを取出した後、中皿も手
動操作で開放しなければならなかった。
一方の手で収納容器本体を支持し、他方の手の親指を除
く指先でヒンジ部材を有する後方を支持した後、親指で
操作片で操作してフックの係合孔との係合を解除すると
ともに、該親指を上方にスライドさせて開閉蓋の開放端
部を押えて上方に回動させ、開閉蓋を開放しなければな
らないとともに、中皿よりパフを取出した後、中皿も手
動操作で開放しなければならなかった。
【０００４】このため、親指で操作片を操作してフック
の係合孔との係合を解除した場合、開閉蓋が自動的にわ
ずかに開放し、操作片の操作を解除しても再びフックと
係合孔とが係合しないように開閉蓋をわずかに押し上げ
るヒンジ部材を用いなくてはならず、コスト高になると
ともに取付けに手数がかかるという欠点があった。ま
た、開閉蓋の開放は手動操作で行なわなければならず、
その作業が面倒であるという欠点があった。
の係合孔との係合を解除した場合、開閉蓋が自動的にわ
ずかに開放し、操作片の操作を解除しても再びフックと
係合孔とが係合しないように開閉蓋をわずかに押し上げ
るヒンジ部材を用いなくてはならず、コスト高になると
ともに取付けに手数がかかるという欠点があった。ま
た、開閉蓋の開放は手動操作で行なわなければならず、
その作業が面倒であるという欠点があった。
【０００５】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
開閉蓋を自動的に所定の角度まで開放できるとともに、
途中の任意の角度位置で開閉蓋の開放を停止させること
ができる、操作が容易で使用しやすい化粧品収納容器を
提供することを目的としている。
開閉蓋を自動的に所定の角度まで開放できるとともに、
途中の任意の角度位置で開閉蓋の開放を停止させること
ができる、操作が容易で使用しやすい化粧品収納容器を
提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は化粧料等の化粧品が収納される凹部が形成
された収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材
を介して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開口
部を開閉可能に覆うことができる開閉蓋と、この開閉蓋
の閉状態を保持するロック機構とを備える化粧品収納容
器において、前記ヒンジ部材に前記ロック機構を解除す
ると自動的に前記開閉蓋を所定角度開放させる開閉蓋自
動開放機構を備えるとともに、前記ロック機構を解除す
る操作時には前記開閉蓋を自動開放させ、解除操作を解
除すると前記開閉蓋の開放を停止させる停止機構とで化
粧品収納容器を構成している。
に、本発明は化粧料等の化粧品が収納される凹部が形成
された収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材
を介して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開口
部を開閉可能に覆うことができる開閉蓋と、この開閉蓋
の閉状態を保持するロック機構とを備える化粧品収納容
器において、前記ヒンジ部材に前記ロック機構を解除す
ると自動的に前記開閉蓋を所定角度開放させる開閉蓋自
動開放機構を備えるとともに、前記ロック機構を解除す
る操作時には前記開閉蓋を自動開放させ、解除操作を解
除すると前記開閉蓋の開放を停止させる停止機構とで化
粧品収納容器を構成している。
【０００７】
【作用】上記のように構成された化粧品収納容器は、ロ
ック機構を解除するように操作すると、開閉蓋自動開放
機構の作動によって開閉蓋が所定角度まで自動的に開放
される。また、ロック機構を解除する操作を解除する
と、停止機構が作動して開閉蓋の自動開放を停止させ
る。
ック機構を解除するように操作すると、開閉蓋自動開放
機構の作動によって開閉蓋が所定角度まで自動的に開放
される。また、ロック機構を解除する操作を解除する
と、停止機構が作動して開閉蓋の自動開放を停止させ
る。
【０００８】以下、図面に示す実施例により、本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００９】図１ないし図１２の本発明の第１の実施例
において、１は化粧品収納凹部２が形成された収納容器
本体で、この収納容器本体１の化粧品収納凹部２内には
ファンデ―ション等の化粧料３が収納された化粧料収納
皿４が収納されている。
において、１は化粧品収納凹部２が形成された収納容器
本体で、この収納容器本体１の化粧品収納凹部２内には
ファンデ―ション等の化粧料３が収納された化粧料収納
皿４が収納されている。
【００１０】５は前記収納容器本体１の後端部に取付け
られた開閉蓋自動開放機構付きヒンジ部材６を介して該
収納容器本体１の開口部１ａを開閉する開閉蓋で、この
開閉蓋５は前記化粧料３の上部に位置されたパフ７を収
納することができる凹部８が形成された開閉蓋本体９
と、この開閉蓋本体９の凹部８内に固定された鏡１０と
から構成されている。
られた開閉蓋自動開放機構付きヒンジ部材６を介して該
収納容器本体１の開口部１ａを開閉する開閉蓋で、この
開閉蓋５は前記化粧料３の上部に位置されたパフ７を収
納することができる凹部８が形成された開閉蓋本体９
と、この開閉蓋本体９の凹部８内に固定された鏡１０と
から構成されている。
【００１１】前記開閉蓋自動開放機構付きヒンジ部材６
は、図６ないし図９に示すように前記開閉蓋５のヒンジ
部材取付け部１１の係止溝１２を有する軸挿入孔１３内
に回動不能に挿入される係止片１４を外周部に有する筒
状の中央ヒンジ部材１５と、この中央ヒンジ部材１５の
両端部に外方へ突出するように一体成形された外周部が
真円形状の筒状の左右の嵌合片１６、１７と、この左右
の嵌合片１６、１７の先端部寄りの外周部および後端部
寄りの外周部にそれぞれ形成された嵌合凹部１８、１８
および嵌合突部１９、１９と、前記中央ヒンジ部材１５
の右側の端部より外方へ突出させたストッパ―片２０
と、前記左右の嵌合片１６、１７にそれぞれ回動可能に
嵌合され、前記中央ヒンジ部材１５側の部位を除く外周
部に係止片２１、２１をそれぞれ有する前記収納容器本
体１のヒンジ部材取付け部２２、２２の係止溝２３、２
３を有する軸挿入孔２４、２４内に回動不能に挿入され
る左右のヒンジ部材２５、２６と、この左右のヒンジ部
材２５、２６の先端部寄りの内壁面におよび内奥部寄り
の内壁面にそれぞれ形成された、前記嵌合突部１９、１
９および嵌合凹部１８、１８と嵌合する嵌合凹部２７、
２７および嵌合突部２８、２８と、前記右のヒンジ部材
２６の内奥部に形成された係止部２９と、前記右のヒン
ジ部材２６の前記中央ヒンジ部材１５側の端部に形成さ
れた前記ストッパ―片２０が入り込み、所定角度だけ回
動させる案内溝３０と、前記左の嵌合片１６の端部に形
成された係止部３１と、この係止部３１に一端が係止さ
れ、他端が前記右のヒンジ部材２６の係止部２９に係止
された針金状のスプリング材をリング状に折曲げたト―
ションバ―３２と、前記左右の嵌合片１６、１７と前記
左右のヒンジ部材２５、２６との間に充填されたグリ―
ス３３、３３とから構成されている。
は、図６ないし図９に示すように前記開閉蓋５のヒンジ
部材取付け部１１の係止溝１２を有する軸挿入孔１３内
に回動不能に挿入される係止片１４を外周部に有する筒
状の中央ヒンジ部材１５と、この中央ヒンジ部材１５の
両端部に外方へ突出するように一体成形された外周部が
真円形状の筒状の左右の嵌合片１６、１７と、この左右
の嵌合片１６、１７の先端部寄りの外周部および後端部
寄りの外周部にそれぞれ形成された嵌合凹部１８、１８
および嵌合突部１９、１９と、前記中央ヒンジ部材１５
の右側の端部より外方へ突出させたストッパ―片２０
と、前記左右の嵌合片１６、１７にそれぞれ回動可能に
嵌合され、前記中央ヒンジ部材１５側の部位を除く外周
部に係止片２１、２１をそれぞれ有する前記収納容器本
体１のヒンジ部材取付け部２２、２２の係止溝２３、２
３を有する軸挿入孔２４、２４内に回動不能に挿入され
る左右のヒンジ部材２５、２６と、この左右のヒンジ部
材２５、２６の先端部寄りの内壁面におよび内奥部寄り
の内壁面にそれぞれ形成された、前記嵌合突部１９、１
９および嵌合凹部１８、１８と嵌合する嵌合凹部２７、
２７および嵌合突部２８、２８と、前記右のヒンジ部材
２６の内奥部に形成された係止部２９と、前記右のヒン
ジ部材２６の前記中央ヒンジ部材１５側の端部に形成さ
れた前記ストッパ―片２０が入り込み、所定角度だけ回
動させる案内溝３０と、前記左の嵌合片１６の端部に形
成された係止部３１と、この係止部３１に一端が係止さ
れ、他端が前記右のヒンジ部材２６の係止部２９に係止
された針金状のスプリング材をリング状に折曲げたト―
ションバ―３２と、前記左右の嵌合片１６、１７と前記
左右のヒンジ部材２５、２６との間に充填されたグリ―
ス３３、３３とから構成されている。
【００１２】３４は前記開閉蓋５の閉状態を保持するロ
ック機構で、このロック機構３４は前記開閉蓋５の一側
面寄りのほぼ中央下面に下方へ突出するように形成され
た係止片３５と、この係止片３５と対応する部位の前記
収納容器本体１に一端部が固定状態で取付けられた該係
止片３５を係止することがきる係合部３６および前記収
納容器本体１の側面より外方へ突出する操作釦３７が形
成されたロック解除部材３８とから構成されている。
ック機構で、このロック機構３４は前記開閉蓋５の一側
面寄りのほぼ中央下面に下方へ突出するように形成され
た係止片３５と、この係止片３５と対応する部位の前記
収納容器本体１に一端部が固定状態で取付けられた該係
止片３５を係止することがきる係合部３６および前記収
納容器本体１の側面より外方へ突出する操作釦３７が形
成されたロック解除部材３８とから構成されている。
【００１３】３９は前記ロック機構３４を解除する操作
時には前記開閉蓋５を自動開放させ、解除操作を解除す
ると前記開閉蓋５の開放を停止させる停止機構で、この
停止機構３９は図１０ないし図１２に示すように前記収
納容器本体１に一端部が固定され、他端が常時前記開閉
蓋５のヒンジ部材取付け部１１に当接するように弾性が
付与されたストッパ―片４０と、前記ロック機構３４の
操作釦３７を押し込んでロック解除する操作をすると前
記ストッパ―片４０を前記ヒンジ部材取付け部１１との
当接を解除するように付勢する前記ロック解除部材３８
に一体成形された作動片４１とから構成されている。な
お、ストッパ―片４０の先端部は閉蓋操作時にヒンジ部
材取付け部１１の回動を阻止しないようにヒンジ部材取
付け部１１の中央部よりも下部位置に当接するように設
定されている。
時には前記開閉蓋５を自動開放させ、解除操作を解除す
ると前記開閉蓋５の開放を停止させる停止機構で、この
停止機構３９は図１０ないし図１２に示すように前記収
納容器本体１に一端部が固定され、他端が常時前記開閉
蓋５のヒンジ部材取付け部１１に当接するように弾性が
付与されたストッパ―片４０と、前記ロック機構３４の
操作釦３７を押し込んでロック解除する操作をすると前
記ストッパ―片４０を前記ヒンジ部材取付け部１１との
当接を解除するように付勢する前記ロック解除部材３８
に一体成形された作動片４１とから構成されている。な
お、ストッパ―片４０の先端部は閉蓋操作時にヒンジ部
材取付け部１１の回動を阻止しないようにヒンジ部材取
付け部１１の中央部よりも下部位置に当接するように設
定されている。
【００１４】上記構成の化粧品収納容器４２は図１２に
示すようにロック機構３４の操作釦３７を押し込んでロ
ック解除する操作をすると、図４に示すように停止機構
３９の作動片４１が作動してヒンジ部材取付け部１１に
当接しているストッパ―片４０をヒンジ部材取付け部１
１より離れるように作動させる。
示すようにロック機構３４の操作釦３７を押し込んでロ
ック解除する操作をすると、図４に示すように停止機構
３９の作動片４１が作動してヒンジ部材取付け部１１に
当接しているストッパ―片４０をヒンジ部材取付け部１
１より離れるように作動させる。
【００１５】このため、開閉蓋５は開閉蓋自動開放機構
付きヒンジ部材６の作用によって図４に示すように自動
的に所定角度まで開放する。
付きヒンジ部材６の作用によって図４に示すように自動
的に所定角度まで開放する。
【００１６】また、開閉蓋５の自動開放途中で開閉蓋５
を停止させたい場合には、ロック機構３４の操作釦３７
の押し込みを解除すると、ロック解除部材３８が元に戻
り、同様に停止機構３９の作動片４１も元の位置に戻る
ため、ストッパ―片４０の弾性力によって該ストッパ―
片４０の先端部がヒンジ部材取付け部１１に当接し、開
閉蓋５の開放が停止される。
を停止させたい場合には、ロック機構３４の操作釦３７
の押し込みを解除すると、ロック解除部材３８が元に戻
り、同様に停止機構３９の作動片４１も元の位置に戻る
ため、ストッパ―片４０の弾性力によって該ストッパ―
片４０の先端部がヒンジ部材取付け部１１に当接し、開
閉蓋５の開放が停止される。
【００１７】さらに、開閉蓋５を開放状態から閉じる場
合には、ヒンジ部材取付け部１１にょってストッパ―片
４０が反当接方向に押し付けられるため、閉蓋操作がス
ムーズに行うことができる。
合には、ヒンジ部材取付け部１１にょってストッパ―片
４０が反当接方向に押し付けられるため、閉蓋操作がス
ムーズに行うことができる。
【００１８】
【本発明の異なる実施例】次に図１３ないし図３２に示
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【００１９】図１３ないし図１６の本発明の第２の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１の前面ぼほ中央部に操作釦３７が突
出し、両端部が固定されたロック解除部材３８Ａを備え
るロック機構３４Ａを設けるとともに、該ロック解除部
材３８Ａのほぼ中央部よりストッパ―片４０を作動させ
る作動片４１を突出させた停止機構３９Ａを用いた点
で、このように形成されたロック機構３４Ａや停止機構
３９Ａを用いた化粧品収納容器４２Ａにしても前記本発
明の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１の前面ぼほ中央部に操作釦３７が突
出し、両端部が固定されたロック解除部材３８Ａを備え
るロック機構３４Ａを設けるとともに、該ロック解除部
材３８Ａのほぼ中央部よりストッパ―片４０を作動させ
る作動片４１を突出させた停止機構３９Ａを用いた点
で、このように形成されたロック機構３４Ａや停止機構
３９Ａを用いた化粧品収納容器４２Ａにしても前記本発
明の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２０】図１７ないし図２２の本発明の第３の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、図２１および図２２に示すように一端に収納容器本
体１のヒンジ部材取付け部２２Ａに取付けられる一方の
ヒンジ部材４３が形成され、他端に開閉蓋５のヒンジ部
材取付け部１１Ａに取付けられる他方のヒンジ部材４４
とを用いて開閉蓋自動開放機構付ヒンジ部材６Ａを用い
るとともに、ロック機構３４のロック解除部材３８の先
端部に常時開閉蓋５のヒンジ部材取付け部１１Ａに当接
し、ロック解除時には離れるストッパ―片４０を一体成
形して係止機構３９Ｂを設置した点で、このように構成
した化粧品収納容器４２Ｂにしても前記本発明の第１の
実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、図２１および図２２に示すように一端に収納容器本
体１のヒンジ部材取付け部２２Ａに取付けられる一方の
ヒンジ部材４３が形成され、他端に開閉蓋５のヒンジ部
材取付け部１１Ａに取付けられる他方のヒンジ部材４４
とを用いて開閉蓋自動開放機構付ヒンジ部材６Ａを用い
るとともに、ロック機構３４のロック解除部材３８の先
端部に常時開閉蓋５のヒンジ部材取付け部１１Ａに当接
し、ロック解除時には離れるストッパ―片４０を一体成
形して係止機構３９Ｂを設置した点で、このように構成
した化粧品収納容器４２Ｂにしても前記本発明の第１の
実施例と同様な作用効果が得られる。
【００２１】図２３ないし図２５の本発明の第４の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１にファンデ―ション等の化粧料３お
よびパフ７等の化粧品を収納する２個の化粧品収納凹部
２、２を形成した点で、このように構成された化粧品収
納容器４２Ｃにしても前記本発明の第１の実施例と同様
な作用効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１にファンデ―ション等の化粧料３お
よびパフ７等の化粧品を収納する２個の化粧品収納凹部
２、２を形成した点で、このように構成された化粧品収
納容器４２Ｃにしても前記本発明の第１の実施例と同様
な作用効果が得られる。
【００２２】図２６ないし図３２の本発明の第５の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１と開閉蓋５との間に収納できるよう
にファンデ―ション等の化粧料３が収納される中皿４５
を中皿自動開放機構付きヒンジ部材６を用いて収納容器
本体１に取付けるとともに、中皿ロック機構４６および
中皿停止機構４７を備えた点で、このように構成した化
粧品収納容器４２Ｄにすることにより、開閉蓋５および
中皿４５を自動的に所定角度まで開放することができる
とともに、任意の開放位置で開閉蓋５および中皿４５を
それぞれ停止させることができる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、収納容器本体１と開閉蓋５との間に収納できるよう
にファンデ―ション等の化粧料３が収納される中皿４５
を中皿自動開放機構付きヒンジ部材６を用いて収納容器
本体１に取付けるとともに、中皿ロック機構４６および
中皿停止機構４７を備えた点で、このように構成した化
粧品収納容器４２Ｄにすることにより、開閉蓋５および
中皿４５を自動的に所定角度まで開放することができる
とともに、任意の開放位置で開閉蓋５および中皿４５を
それぞれ停止させることができる。
【００２３】前記中皿ロック機構４６は中皿４５に形成
された係止片４８と、この係止片４８と対応する部位の
前記収納容器本体１に一端が固定状態で取付けられた、
該係止片４８を係止することができる係合部４９および
前記収納容器本体１の外面より外方へ突出する操作釦５
０が形成されたロック解除部材５１とから構成されてい
る。
された係止片４８と、この係止片４８と対応する部位の
前記収納容器本体１に一端が固定状態で取付けられた、
該係止片４８を係止することができる係合部４９および
前記収納容器本体１の外面より外方へ突出する操作釦５
０が形成されたロック解除部材５１とから構成されてい
る。
【００２４】前記中皿停止機構４７は前記収納容器本体
１に一端部が固定され、他端が常時中皿４５のヒンジ部
材取付け部５２に当接するように弾性が付与されたスト
ッパ―片５３と、前記中皿ロック機構４６の操作釦５０
を押し込んでロック解除する操作をするとストッパ―片
５３を中皿ヒンジ部材取付け部５２との当接を解除する
ように付勢するロック解除部材５１に一体成形された作
動片５４とから構成されている。
１に一端部が固定され、他端が常時中皿４５のヒンジ部
材取付け部５２に当接するように弾性が付与されたスト
ッパ―片５３と、前記中皿ロック機構４６の操作釦５０
を押し込んでロック解除する操作をするとストッパ―片
５３を中皿ヒンジ部材取付け部５２との当接を解除する
ように付勢するロック解除部材５１に一体成形された作
動片５４とから構成されている。
【００２５】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００２６】（１）化粧料等の化粧品が収納される凹部
が形成された収納容器本体と、この収納容器本体にヒン
ジ部材を介して回動可能に取付けられた該収納容器本体
の開口部を開閉可能に覆うことができる開閉蓋と、この
開閉蓋の閉状態を保持するロック機構とを備える化粧品
収納容器において、前記ヒンジ部材に前記ロック機構を
解除すると自動的に前記開閉蓋を所定角度開放させる開
閉蓋自動開放機構を備えるとともに、前記ロック機構を
解除する操作時には前記開閉蓋を自動開放させ、解除操
作を解除すると前記開閉蓋の開放を停止させる停止機構
を備えたので、開閉蓋を開閉蓋自動開放機構付きヒンジ
部材によって自動的に開放することができるとともに、
ロック機構のロック解除操作を解除すると任意の開放位
置で開閉蓋を停止させることができる。したがって、開
閉蓋の開放が容易にできるとともに、開閉蓋を使用者が
最適に使用できる任意の位置まで開放して使用すること
ができる。
が形成された収納容器本体と、この収納容器本体にヒン
ジ部材を介して回動可能に取付けられた該収納容器本体
の開口部を開閉可能に覆うことができる開閉蓋と、この
開閉蓋の閉状態を保持するロック機構とを備える化粧品
収納容器において、前記ヒンジ部材に前記ロック機構を
解除すると自動的に前記開閉蓋を所定角度開放させる開
閉蓋自動開放機構を備えるとともに、前記ロック機構を
解除する操作時には前記開閉蓋を自動開放させ、解除操
作を解除すると前記開閉蓋の開放を停止させる停止機構
を備えたので、開閉蓋を開閉蓋自動開放機構付きヒンジ
部材によって自動的に開放することができるとともに、
ロック機構のロック解除操作を解除すると任意の開放位
置で開閉蓋を停止させることができる。したがって、開
閉蓋の開放が容易にできるとともに、開閉蓋を使用者が
最適に使用できる任意の位置まで開放して使用すること
ができる。
【００２７】（２）前記（１）によって、開閉蓋の開放
および停止操作はロック機構のロック解除操作およびそ
の操作の解除操作で行なうことができ、誰でもが容易
に、楽しく使用することができる。
および停止操作はロック機構のロック解除操作およびそ
の操作の解除操作で行なうことができ、誰でもが容易
に、楽しく使用することができる。
【００２８】（３）前記（１）によって、構造も簡単で
あるので、容易に実施することができる。
あるので、容易に実施することができる。
【００２９】（４）請求項２も前記（１）〜（３）と同
様な効果が得られる。
様な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す開閉蓋を開放した
状態の斜視図。
状態の斜視図。
【図２】本発明の第１の実施例を示す開閉蓋を開放した
状態の平面図。
状態の平面図。
【図３】本発明の第１の実施例を示す開閉蓋を閉じた状
態の縦断面図。
態の縦断面図。
【図４】本発明の第１の実施例を示す開閉蓋の開放状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図５】図３の５−５線に沿う断面図。
【図６ないし図９】開閉蓋自動開放機構付きヒンジ部材
の説明図。
の説明図。
【図１０ないし図１２】停止機構の説明図。
【図１３ないし図１６】本発明の第２の実施例を示す説
明図。
明図。
【図１７ないし図２２】本発明の第３の実施例を示す説
明図。
明図。
【図２３ないし図２５】本発明の第４の実施例を示す説
明図。
明図。
【図２６ないし図３２】本発明の第５の実施例を示す説
明図。
明図。
１：収納容器本体、 ２：化粧品収納凹
部、 ３：化粧料、 ４：化粧料収納
皿、 ５：開閉蓋、 ６、６Ａ：開閉蓋自動開放機構付きヒンジ部材、 ７：パフ、 ８：凹部、 ９：開閉蓋本体、 １０：鏡、 １１、１１Ａ：ヒンジ部材取付け部、１２：係止溝、 １３：軸挿入孔、 １４：係止片、 １５：中央ヒンジ部材、 １６：左の嵌合
片、 １７：右の嵌合片、 １８：嵌合凹部、 １９：嵌合突部、 ２０：ストッパ―
片、 ２１：係止片、 ２２、２２Ａ：ヒ
ンジ部材取付け部、 ２３：係止溝、 ２４：軸挿入孔、 ２５：左のヒンジ部材、 ２６：右のヒンジ
部材、 ２７：嵌合凹部、 ２８：嵌合突部、 ２９：係止部、 ３０：案内溝、 ３１：係止部、 ３２：ト―ション
バ―、 ３３：グリ―ス、 ３４、３４Ａ：ロ
ック機構、 ３５：係止片、 ３６：係合部、 ３７：操作釦、 ３８、３８Ａ、３８Ｂ：ロック解除部材、 ３９、３９Ａ、３９Ｂ：停止機構、 ４０：ストッパ―
片、 ４１：作動片、 ４２、４２Ａ、４２Ｂ、４２Ｃ、４２Ｄ：化粧品収納容
器、 ４３：一方のヒンジ部材、 ４４：他方のヒン
ジ部材、 ４５：中皿、 ４６：中皿ロック
機構、 ４７：中皿停止機構、 ４８：係止片、 ４９：係合部、 ５０：操作釦、 ５１：ロック解除部材、 ５２：ヒンジ部材
取付け部、 ５３：ストッパ―片、 ５４：操作片。
部、 ３：化粧料、 ４：化粧料収納
皿、 ５：開閉蓋、 ６、６Ａ：開閉蓋自動開放機構付きヒンジ部材、 ７：パフ、 ８：凹部、 ９：開閉蓋本体、 １０：鏡、 １１、１１Ａ：ヒンジ部材取付け部、１２：係止溝、 １３：軸挿入孔、 １４：係止片、 １５：中央ヒンジ部材、 １６：左の嵌合
片、 １７：右の嵌合片、 １８：嵌合凹部、 １９：嵌合突部、 ２０：ストッパ―
片、 ２１：係止片、 ２２、２２Ａ：ヒ
ンジ部材取付け部、 ２３：係止溝、 ２４：軸挿入孔、 ２５：左のヒンジ部材、 ２６：右のヒンジ
部材、 ２７：嵌合凹部、 ２８：嵌合突部、 ２９：係止部、 ３０：案内溝、 ３１：係止部、 ３２：ト―ション
バ―、 ３３：グリ―ス、 ３４、３４Ａ：ロ
ック機構、 ３５：係止片、 ３６：係合部、 ３７：操作釦、 ３８、３８Ａ、３８Ｂ：ロック解除部材、 ３９、３９Ａ、３９Ｂ：停止機構、 ４０：ストッパ―
片、 ４１：作動片、 ４２、４２Ａ、４２Ｂ、４２Ｃ、４２Ｄ：化粧品収納容
器、 ４３：一方のヒンジ部材、 ４４：他方のヒン
ジ部材、 ４５：中皿、 ４６：中皿ロック
機構、 ４７：中皿停止機構、 ４８：係止片、 ４９：係合部、 ５０：操作釦、 ５１：ロック解除部材、 ５２：ヒンジ部材
取付け部、 ５３：ストッパ―片、 ５４：操作片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−178604（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−40313（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−8806（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−168813（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−104709（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−184514（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−174507（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−73215（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A45D 33/00
Claims (2)
- 【請求項１】 化粧料等の化粧品が収納される凹部が形
成された収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部
材を介して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開
口部を開閉可能に覆うことができる開閉蓋と、この開閉
蓋の閉状態を保持するロック機構とを備える化粧品収納
容器において、前記ヒンジ部材に前記ロック機構を解除
すると自動的に前記開閉蓋を所定角度開放させる開閉蓋
自動開放機構を備えるとともに、前記ロック機構を解除
する操作時には前記開閉蓋を自動開放させ、解除操作を
解除すると前記開閉蓋の開放を停止させる停止機構を備
えたことを特徴とする化粧品収納容器。 - 【請求項２】 化粧料等の化粧品が収納される凹部が形
成された収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部
材を介して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開
口部を開閉可能に覆うことができ、かつパフ等の化粧品
が入り込む収納室が形成された開閉蓋と、この開閉蓋と
前記収納容器本体との間に位置し、該収納容器本体ある
いは開閉蓋にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられ
たパフ等の化粧品が支持される中皿と、前記開閉蓋の閉
状態を保持するロック機構とを備える化粧品収納容器に
おいて、前記ヒンジ部材に前記ロック機構を解除すると
自動的に前記開閉蓋を所定角度開放させる開閉蓋自動開
放機構を備えるとともに、前記ロック機構に該ロック機
構を解除する操作時には、前記開閉蓋を自動開放させ、
解除操作を解除すると前記開閉蓋の開放を停止させる停
止機構を備えたことを特徴とする化粧品収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3287143A JP2976997B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 化粧品収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3287143A JP2976997B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 化粧品収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595814A JPH0595814A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2976997B2 true JP2976997B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17713630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3287143A Expired - Fee Related JP2976997B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 化粧品収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2976997B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3287143A patent/JP2976997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0595814A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |