JPH0744246Y2 - 化粧品収納容器 - Google Patents

化粧品収納容器

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JPH0744246Y2
JPH0744246Y2 JP1990403974U JP40397490U JPH0744246Y2 JP H0744246 Y2 JPH0744246 Y2 JP H0744246Y2 JP 1990403974 U JP1990403974 U JP 1990403974U JP 40397490 U JP40397490 U JP 40397490U JP H0744246 Y2 JPH0744246 Y2 JP H0744246Y2
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shaft
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岡田誠弘
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TAKEUCHI PACKAGE CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はファンデ―ション等の化
粧品を収納する、一般にコンパクトと称される化粧品収
納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンパクトはファンデ―ションが
収納される収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ
を介して取付けられた該収納容器本体の開口部を開閉す
る内壁面に鏡が取付けられた開閉蓋と、この開閉蓋の開
放端部寄りのほぼ中央部に形成された係合孔と、この係
合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形成された該
係合孔と着脱可能に係合する操作片を有するフックとか
ら構成されている。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来のコンパクトは
一方の手で収納容器本体を支持し、他方の手の親指を除
く指先でヒンジを有する後方を支持した後、親指で操作
片を操作してフックの係合孔との係合を解除するととも
に、該親指を上方にスライドさせて開閉蓋の開放端部を
押えて上方に回動させ、開閉蓋を開放しなければならな
い。
【0004】このため、親指で操作片を操作してフック
を係合孔との係合を解除した場合、開閉蓋が自動的にわ
ずかに開放し、操作片の操作を解除しても再びフックと
係合孔とが係合しない構成のヒンジを用いなければなら
ず、コスト高になるとともに取付けに手数がかかるとい
う欠点があった。
【0005】また、操作片を操作しても開閉蓋が開放し
ない構成のヒンジを用いた場合には一方の手の親指で操
作片を操作するとともに、他方の手の親指で開閉蓋の開
放端部を押えて上方へ押し上げる操作をしなければなら
ず、その操作がしずらく、面倒であるという欠点があっ
た。
【0006】本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、
フックの係合解除機構の操作によって、自動的に開閉蓋
が、例えば90度程開放した後、手動操作でさらに自分
の好みの位置まで開放して使用することのできる化粧品
収納容器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案はファンデ―ション等の化粧品が収納される
収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材を介し
て回動可能に取付けられた該収納容器本体の開口部を開
閉する開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持する該開閉
蓋に形成されたフックあるいは係合孔と、このフックあ
るいは係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形成
された前記フックと係止される係合孔あるいは前記係合
孔と係止されるフックと、前記フックと係合孔との係止
状態を解除する前記収納容器本体あるいは前記開閉蓋に
備えられたフックの係合解除機構とからなる化粧品収納
容器において、前記ヒンジ部材を前記開閉蓋のほぼ中央
後端部に回動不能に取付けられる真円状の軸挿入孔が形
成された中央ヒンジ部材と、この中央ヒンジ部材の軸挿
入孔内に挿入され所定の角度だけ回動可能な筒状の回動
軸と、この回動軸の一端部に一体成形された嵌合軸と、
この嵌合軸と回動可能に嵌合する前記収納容器本体の一
端部寄りの後部に回動不能に取付けられる一端部ヒンジ
部材と、前記回動軸の他端部に一体成形された筒状の嵌
合筒と、この嵌合筒と回動可能に嵌合する前記収納容器
本体の他端部寄りの後部に回動不能に取付けられる他端
部ヒンジ部材と、一端が前記回動軸の内奥部に係止さ
れ、他端が前記他端部ヒンジ部材の内奥部に係止された
ト―ションバ―と、前記中央ヒンジ部材と前記回動軸と
の間に設けられた抵抗付与体とで化粧品収納容器を構成
している。
【0008】
【作用】上記のように構成された化粧品収納容器本体の
開口部を開閉蓋で閉じ、フックと係合孔とを係合させる
とヒンジ部材のト―ションバ―に弾性力が付与された状
態となる。フックの係合解除機構を操作すると、フック
が係合孔との係合が解除され、ヒンジ部材のト―ション
バ―に付与された弾性力によって開閉蓋はほぼ90度程
自動的に開放する。開放した状態では中央ヒンジ部材と
回動軸とが所定の角度だけ回動可能であるため、開閉蓋
を手動操作でさらに所定の角度だけ回動させて開放させ
ても、抵抗付与体の作用によって、開放位置に固定する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例により、本考案を詳
細に説明する。図1ないし図10の実施例において、1
は収納容器本体で、この収納容器本体1は上面にファン
デ―ション等の化粧料2が収納された化粧料収納皿3が
収納される化粧品収納凹部4と、後端両側部より外方に
突出するように形成された左右のヒンジ部材取付け部
5、5と、この左右のヒンジ部材取付け部5、5に形成
された真円状のヒンジ部材挿入孔6、6内にそれぞれ形
成された係止溝7、7と、前方のほぼ中央部寄りの上面
に突出するように取付けられたフック8と、このフック
8に形成された該フック8を常時係合方向に付勢する付
勢スプリング9、前記フック8を係合解除方向に移動さ
せる前記収納容器本体1の前方に突出する操作片10と
からなるフックの係合解除機構11とから構成されてい
る。
【0010】12は前記収納容器本体1の開口部13を
開閉する開閉蓋で、この開閉蓋12は前記収納容器本体
1の開口部13を覆うとともに、パフ14を収納するこ
とができる皿状の開閉蓋本体15と、この開閉蓋本体1
5の内壁面に固定された鏡16と、前記開閉蓋本体15
の後端ほぼ中央部に外方へ突出するように形成された前
記左右のヒンジ部材取付け部5、5内に挿入される中央
ヒンジ部材取付け部17と、この中央ヒンジ部材取付け
部17に形成された係止溝18を有する真円状の中央ヒ
ンジ部材挿入孔19と、前記開閉蓋本体15の前方ほぼ
中央下面に形成された前記フック8と着脱可能に係合す
る係合孔20とから構成されている。
【0011】21は前記収納容器本体1の左右のヒンジ
部材取付け部5、5および前記開閉蓋12の中央ヒンジ
部材取付け部17に取付けられたヒンジ部材で、このヒ
ンジ部材21は図5ないし図10に示すように、中央ヒ
ンジ部材取付け部17の中央ヒンジ部材挿入孔19に回
動不能に取付けられる真円状の軸挿入孔22が形成され
た中央ヒンジ部材23と、この中央ヒンジ部材23の軸
挿入孔22内に挿入され、所定の角度だけ、例えば90
度回動可能な筒状の回動軸24と、この回動軸24の一
端部に一体成形された嵌合軸25と、この嵌合軸25と
回動可能に嵌合する前記収納容器本体1の左右のヒンジ
部材取付け部5、5のヒンジ部材挿入孔6、6の一方に
回動不能に取付けられる一端部ヒンジ部材26と、前記
回動軸24の他端部に一体成形された筒状の嵌合筒27
と、この嵌合筒27と回動可能に嵌合する前記収納容器
本体1の左右のヒンジ部材取付け部5、5のヒンジ部材
挿入孔6、6の他方に回動不能に取付けられる他端部ヒ
ンジ部材28と、一端が前記回動軸24の内奥部に係止
され、他端が前記他端部ヒンジ部材28の内奥部に係止
されたト―ションバ―29と、前記中央ヒンジ部材23
と前記回動軸24との間に設けられたグリ―ス、Oリン
グ、板スプリング等の抵抗付与体30とから構成されて
いる。なお、本実施例では抵抗付与体30としてグリ―
スが使用されている。
【0012】前記中央ヒンジ部材23は外周部および内
壁面が真円状に形成された円筒状の中央ヒンジ部材本体
31と、この中央ヒンジ部材本体31の外周部の両端部
を除く部位に形成された前記中央ヒンジ部材挿入孔19
の係止溝18と係止される係止片32と、前記中央ヒン
ジ部材本体31の一端部に内側方向に突出されたストッ
パ―片33とから構成されている。
【0013】前記回動軸24は一端部が閉塞され、外周
部が真円状に形成された回動軸本体34と、この回動軸
本体34の内奥部に形成された係止部35と、前記回動
軸本体34の一端部寄りの外周部に形成された前記スト
ッパ―片33が挿入されるほぼ90度の案内溝36とか
ら構成されている。
【0014】前記嵌合軸25は、前記回動軸24の一端
部と一体成形された円柱状に形成され、後端部寄りの外
周部には突起リング状の嵌合片37が形成されている。
【0015】前記一端部ヒンジ部材26は一端部が閉塞
され、内部に前記嵌合軸25が回動可能に取付けられる
筒状の一端部ヒンジ部材本体38と、この一端部ヒンジ
部材本体38の外側部寄りの外周部に形成されたヒンジ
部材挿入孔6の係止溝7と係止される係止片39と、前
記嵌合軸25の嵌合片37と回動可能に係合する内側部
寄りの内壁面に形成された嵌合部40とから構成されて
いる。
【0016】前記嵌合筒27は後端部に形成された前記
回動軸24の外周部とほぼ同じ径の真円状の基部41
と、この基部41寄りの外周部に形成された突起リング
状の嵌合片42が形成されている。
【0017】前記他方のヒンジ部材28は一端部が閉塞
され、内部に前記嵌合筒27が回動可能に取付けられる
筒状の他端部ヒンジ部材本体43と、この他端部ヒンジ
部材本体43の外周部寄りの外周部に形成されたヒンジ
部材挿入孔6の係止溝7と係止される係止片44と、前
記他端部ヒンジ部材本体43の内奥部に形成された係止
部45とから構成されている。
【0018】このように構成されたヒンジ部材21は開
閉蓋12がほぼ90度開放した状態でト―ションバ―2
9の弾性力がゼロ状態となるように収納容器本体1と開
閉蓋12で取付けられる。このため、開閉蓋12で収納
容器本体1の開口部13を覆うと、ヒンジ部材21のト
―ションバ―29に弾性力が付与された状態となる。
【0019】フックの係合解除機構11を操作して、フ
ック8と係合孔20との係止状態を解除すると、ヒンジ
部材21のト―ションバ―29の弾性力によって開閉蓋
12がほぼ90度、自動的に開放する。なお、一端部ヒ
ンジ部材26と嵌合軸25および他端部ヒンジ部材28
と嵌合筒27との間にグリ―ス等を充填することによ
り、開閉蓋12の自動開放を、ゆっくりとスム―ズに行
わせることができる。
【0020】開閉蓋12がほぼ90度、自動的に開放す
ると、それ以上の開放は手動操作で開放することによ
り、中央ヒンジ部材23の中央ヒンジ部材23のストッ
パ―片33が回動軸24の案内溝36内を回動できる、
ほぼ90度の範囲にわたって任意の位置まで回動させる
ことができる化粧品収納容器46にできる。この、手動
操作で開放された開閉蓋12は抵抗付与体30によって
抵抗が付与されているため、任意の開放位置に固定され
る。
【0021】
【異なる実施例】次に図9ないし図31に示す本考案の
異なる実施例につき説明する。なお、これらの実施例の
説明に当って、前記本考案の実施例と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。図11ない
し図14の第2実施例において、前記本考案の実施例と
主に異なる点は、中央ヒンジ部材23の他端部に案内溝
36を形成するとともに、嵌合筒27の基部41に前記
案内溝36と係合するストッパ―片33を形成した点
で、このように構成されたヒンジ部材21Aを用いた化
粧品収納容器46Aにしても同様な作用効果が得られ
る。
【0022】図15ないし図18の第3実施例におい
て、前記本考案の実施例と主に異なる点は、他端部ヒン
ジ部材28に対し回動軸24を所定角度、例えば90度
自動的に回動できるように他端部ヒンジ部材28の後端
部にストッパ―片33aを形成するとともに、回動軸2
4と一体成形された嵌合筒27の基部41に前記ストッ
パ―片33aと係合する案内溝36aを形成した点で、
このように構成されたヒンジ部材21Bを用いた化粧品
収納容器46Bにしても同様な作用効果が得られる。
【0023】図19ないし図26の第4実施例におい
て、前記本考案の実施例と主に異なる点は、外周部を非
円形状に形成した中央ヒンジ部材23A、一端部ヒンジ
部材26Aおよび他端部ヒンジ部材28Aの外周部を非
円形状に形成したヒンジ部材21Cを用いるとともに、
収納容器本体1Aに前記一端部ヒンジ部材26Aおよび
他端部ヒンジ部材28Aをカシメ固定する左・右のヒン
ジ部材取付け部5A、5Aを形成し、開閉蓋12Aに前
記中央ヒンジ部材23Aをカシメ固定する中央ヒンジ部
材取付け部17Aを形成した点で、このように構成した
化粧品収納容器46Cにしても同様な作用効果が得られ
る。
【0024】図27ないし図31の第5実施例におい
て、前記本考案の実施例と主に異なる点は、中央ヒンジ
部材と同様に形成された一方のヒンジ部材23Bと、回
動軸24と、この回動軸24と一体成形された嵌合筒2
7と、この嵌合筒27に回動可能に取付けられた他方の
ヒンジ部材28Bとでヒンジ部材21Dを構成するとと
もに、収納容器本体1Bあるいは開閉蓋12Bのいずれ
か一方に、一方のヒンジ部材23Bを回動不能に固定す
る一方のヒンジ部材取付け部5Bを形成し、開閉蓋12
Bあるいは収納容器本体1Bのいずれか一方に他方のヒ
ンジ部材28Bを回動不能に固定する他方のヒンジ部材
取付け部17Bを形成した点で、このように構成された
化粧品収納容器46Dにしてもよい。
【0025】なお、本考案の実施例ではフック8を収納
容器本体1に取付けたものについて説明したが、本考案
はこれに限らず、開閉蓋12に取付けてもよい。また、
フックの係合解除機構11の操作片10を収納容器本体
1の側面に配置して、該操作片10の操作によって係合
孔20とフック8との係合を解除できるようにしてもよ
い。
【0026】
【本考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考
案にあっては次に列挙する効果が得られる。 (1)ファンデ―ション等の化粧品が収納される収納容
器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材を介して回動
可能に取付けられた該収納容器本体の開口部を開閉する
開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持する該開閉蓋に形
成されたフックあるいは係合孔と、このフックあるいは
係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形成された
前記フックと係止される係合孔あるいは前記係合孔と係
止されるフックと、前記フックと係合孔との係止状態を
解除する前記収納容器本体あるいは前記開閉蓋に備えら
れたフックの係合解除機構とからなる化粧品収納容器に
おいて、前記ヒンジ部材を前記開閉蓋のほぼ中央後端部
に回動不能に取付けられる真円状の軸挿入孔が形成され
た中央ヒンジ部材と、この中央ヒンジ部材の軸挿入孔内
に挿入され所定の角度だけ回動可能な筒状の回動軸と、
この回動軸の一端部に一体成形された嵌合軸と、この嵌
合軸と回動可能に嵌合する前記収納容器本体の一端部寄
りの後部に回動不能に取付けられる一端部ヒンジ部材
と、前記回動軸の他端部に一体成形された筒状の嵌合筒
と、この嵌合筒と回動可能に嵌合する前記収納容器本体
の他端部寄りの後部に回動不能に取付けられる他端部ヒ
ンジ部材と、一端が前記回動軸の内奥部に係止され、他
端が前記他端部ヒンジ部材の内奥部に係止されたト―シ
ョンバ―と、前記中央ヒンジ部材と前記回動軸との間に
設けられた抵抗付与体とで構成されているので、収納容
器本体の開口部を開閉蓋で閉じると、ヒンジ部材のト―
ションバ―に弾性力が付与される。このため、フックの
係合解除機構でフックと係合孔との係合を解除すると自
動的に開閉蓋がト―ションバ―の弾性力によって開放す
る。
【0027】(2)前記(1)によって、中央ヒンジ部
材と回動軸とが所定の角度だけ回動可能になっているの
で、開閉蓋を、例えば90度開放した状態で遊びがない
ように取付けることにより、開閉蓋のほぼ90度開放状
態から閉じるまでにト―ションバ―に弾性力を付与する
ことができ、ほぼ90度からそれ以上の大きな開放の場
合には手動操作で開閉蓋を開放することにより、所定角
度開放させることができる。したがって、自動開放位置
による使用と、手動開放による位置決めによる使用がで
き、最適状態で使用することができる。
【0028】(3)前記(1)によって、中央ヒンジ部
材と回動軸との間に抵抗付与体を設けているので、開閉
蓋が自動的に所定角度開放した後、開閉蓋を手動操作で
さらに開放しても、その開放位置に固定状態で位置させ
ることができ。
【0029】(4)前記(1)によって、開閉蓋が自動
的に開放するので、従来のように開閉蓋を無理に押し上
げたりして化粧料をこぼしたり、損傷させたりするのを
確実に防止することができる。
【0030】(5)請求項2、3、4も前記(1)、
(2)、(4)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す閉蓋状態の断面図。
【図2】本考案の一実施例を示す自動開蓋した状態の断
面図。
【図3】本考案の一実施例を示す手動開蓋できる範囲を
示す説明図。
【図4】図1の4−4線に沿う断面図。
【図5】ヒンジ部材の拡大平面図。
【図6】ヒンジ部材の拡大側面図。
【図7】図5の7−7線に沿う断面図。
【図8】図5の8−8線に沿う拡大断面図。
【図9】図5の9−9線に沿う拡大断面図。
【図10】図5の10−10線に沿う拡大断面図。
【図11】本考案の第2実施例を示す断面図。
【図12】本考案の第2実施例のヒンシ部材を示す拡大
平面図。
【図13】図12の13−13線に沿う断面図。
【図14】図12の14−14線に沿う拡大断面図であ
る。
【図15】本考案の第3実施例を示す断面図。
【図16】本考案の第3実施例のヒンジ部材を示す平面
図。
【図17】図16の17−17線に沿う断面図。
【図18】図16の18−18線に沿う拡大断面図。
【図19】本考案の第4実施例を示す断面図。
【図20】本考案の第4実施例を示す平面図。
【図21】本考案の第4実施例のヒンジ部材を示す平面
図。
【図22】本考案の第4実施例のヒンジ部材を示す側面
図。
【図23】図21の23−23線に沿う断面図。
【図24】図23の24−24線に沿う拡大断面図。
【図25】図23の25−25線に沿う拡大断面図。
【図26】図23の26−26線に沿う拡大断面図。
【図27】本考案の第5実施例を示す一部破断平面図。
【図28】図27の28−28線に沿う断面図。
【図29】本考案の第5実施例のヒンジ部材を示す平面
図。
【図30】本考案の第5実施例のヒンジ部材を示す図側
面図。
【図31】図29の31−31線に沿う断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B:収納容器本体、 2:化粧料、
3:化粧料収納皿、 4:化粧品収納凹部、5、5
A:左右のヒンジ部材取付け部、6:ヒンジ部材挿入
孔、7:係止溝、 8:フッ
ク、9:付勢スプリング、 10:操作
片、11:フックの係合解除機構、 12、12
A、12B:開閉蓋、13:開口部、
14:パフ、15:開閉蓋本体、
16:鏡、17、17A:中央ヒンジ部材取付け
部、18:係止溝、 19:中央
ヒンジ部材挿入孔、20:係合孔、
21、21A〜21D:ヒンジ部材、22:軸挿入
孔、 23、23A:中央ヒンジ部
材、24:回動軸、 25:嵌合
軸、26、26A:一端部ヒンジ部材、 27:嵌合
筒、28、28A:他端部ヒンジ部材、 29:ト―
ションバ―、30:グリ―ス、 3
1:中央ヒンジ部材本体、32:係止片、
33:ストッパ―片、34:回動軸本体、
35:係止部、36:案内溝、
37:嵌合片、38:一端部ヒンジ部
材本体、 39:係止片、40:嵌合部、
41:基部、42:嵌合片、
43:他端部ヒンジ部材本体、44:係止
片、 45:係止部、46、46
A〜46D:化粧品収納容器。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンデーション等の化粧品が収納され
    る収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材を介
    して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開口部を
    開閉する開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持する該開
    閉蓋に形成されたフックあるいは係合孔と、このフック
    あるいは係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形
    成された前記フックと係止される係合孔あるいは前記係
    合孔と係止されるフックと、前記フックと係合孔との係
    止状態を解除する前記収納容器本体あるいは前記開閉蓋
    に備えられたフックの係合解除機構とからなる化粧品収
    納容器において、前記ヒンジ部材を前記開閉蓋のほぼ中
    央後端部に回動不能に取付けられる真円状の軸挿入孔が
    形成された中央ヒンジ部材と、この中央ヒンジ部材の軸
    挿入孔内に挿入され所定の角度だけ回動可能な筒状の回
    動軸と、この回動軸の一端部に一体成形された嵌合軸
    と、この嵌合軸と回動可能に嵌合する前記収納容器本体
    の一端部寄りの後部に回動不能に取付けられる一端部ヒ
    ンジ部材と、前記回動軸の他端部に一体成形された筒状
    の嵌合筒と、この嵌合筒と回動可能に嵌合する前記収納
    容器本体の他端部寄りの後部に回動不能に取付けられる
    他端部ヒンジ部材と、一端が前記回動軸の内奥部に係止
    され、他端が前記他端部ヒンジ部材の内奥部に係止され
    たトーションバーと、前記中央ヒンジ部材と前記回動軸
    との間に設けられた抵抗付与体とで構成したことを特徴
    とする化粧品収納容器。
  2. 【請求項2】 ファンデーション等の化粧品が収納され
    る収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材を介
    して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開口部を
    開閉する開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持する該開
    閉蓋に形成されたフックあるいは係合孔と、このフック
    あるいは係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形
    成された前記フックと係止される係合孔あるいは前記係
    合孔と係止されるフックと、前記フックと係合孔との係
    止状態を解除する前記収納容器本体あるいは前記開閉蓋
    に備えられたフックの係合解除機構とからなる化粧品収
    納容器において、前記ヒンジ部材を前記開閉蓋のほぼ中
    央後端部に形成された取付部に回動不能に取付けられる
    真円状の軸挿入孔および外周部の両端部が真円状に形成
    された中央ヒンジ部材と、この中央ヒンジ部材の軸挿入
    孔内に挿入され所定の角度だけ回動可能な筒状の回動軸
    と、この回動軸の一端部に一体成形された嵌合軸と、こ
    の嵌合軸と回動可能に嵌合する前記収納容器本体の一端
    部寄りの後部に回動不能に取付けられる一端部ヒンジ部
    材と、前記回動軸の他端部に一体成形された筒状の嵌合
    筒と、この嵌合筒と回動可能に嵌合する前記収納容器本
    体の他端部寄りの後部に回動不能に取付けられる他端部
    ヒンジ部材と、一端が前記回動軸の内奥部に形成された
    係止部に係止され、他端が前記他端部ヒンジ部材の内奥
    部に形成された係止部に係止された前記開閉蓋を閉状態
    からほぼ90度の開放状態まで自動的に開放するように
    弾性力が付与されるトーションバーと、前記中央ヒンジ
    部材と前記回動軸との間に設けられた抵抗付与体とで構
    成したことを特徴とする化粧品収納容器。
  3. 【請求項3】 ファンデーション等の化粧品が収納され
    る収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材を介
    して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開口部を
    開閉する開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持する該開
    閉蓋に形成されたフックあるいは係合孔と、このフック
    あるいは係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形
    成された前記フックと係止される係合孔あるいは前記係
    合孔と係止されるフックと、前記フックと係合孔との係
    止状態を解除する前記収納容器本体あるいは前記開閉蓋
    に備えられたフックの係合解除機構とからなる化粧品収
    納容器において、前記ヒンジ部材を前記開閉蓋あるいは
    前記収納容器本体の後方一端部に固定された真円状の軸
    挿入孔が形成された一方のヒンジ部材と、この一方のヒ
    ンジ部材の軸挿入孔内に挿入され所定の角度だけ回動可
    能な筒状の回動軸と、この回動軸の他端部に一体成形さ
    れた筒状の嵌合筒と、この嵌合筒と回動可能に嵌合する
    前記収納容器本体あるいは前記開閉蓋の後方他端部に固
    定された他方のヒンジ部材と、一端が前記回動軸の一端
    部に形成された係止部と係止され他端が前記他方のヒン
    ジ部材の内奥部に形成された係止部に係止された前記開
    閉蓋を閉状態からほぼ90度の開放状態まで自動的に開
    放するように弾性力が付与されるトーションバーと、前
    記一方のヒンジ部材と前記回動軸との間に設けられた抵
    抗付与体とで構成したことを特徴とする化粧品収納容
    器。
  4. 【請求項4】 ファンデーション等の化粧品が収納され
    る収納容器本体と、この収納容器本体にヒンジ部材を介
    して回動可能に取付けられた該収納容器本体の開口部を
    開閉する開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持する該開
    閉蓋に形成されたフックあるいは係合孔と、このフック
    あるいは係合孔と対応する部位の前記収納容器本体に形
    成された前記フックと係止される係合孔あるいは前記係
    合孔と係止されるフックと、前記フックと係合孔との係
    止状態を解除する前記収納容器本体あるいは前記開閉蓋
    に備えられたフックの係合解除機構とからなる化粧品収
    納容器において、前記ヒンジ部材を前記開閉蓋のほぼ中
    央後端部に形成された取付部に回動不能に取付けられる
    真円状の軸挿入孔が形成された中央ヒンジ部材と、この
    中央ヒンジ部材の軸挿入孔内に挿入され所定の角度だけ
    回動可能な筒状の回動軸と、この回動軸の一端部に一体
    成形された嵌合軸と、この嵌合軸と回動可能に嵌合する
    前記収納容器本体の一端部寄りの部位の後部に回動不能
    に取付けられる一端部ヒンジ部材と、前記回動軸の他端
    部に一体成形された筒状の嵌合筒と、この嵌合筒と所定
    の角度だけ回動可能に嵌合する前記収納容器本体の他端
    部寄りの後部に回動不能に取付けられる他端部ヒンジ部
    材と、一端が前記回動軸の内奥部に係止され、他端が前
    記他端部ヒンジ部材の内奥部に係止されたトーションバ
    ーと、前記中央ヒンジ部材と前記回動軸との間に設けら
    れた抵抗付与体とで構成したことを特徴とする化粧品収
    納容器。
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