JPH063939Y2 - ステー - Google Patents

ステー

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JPH063939Y2
JPH063939Y2 JP614889U JP614889U JPH063939Y2 JP H063939 Y2 JPH063939 Y2 JP H063939Y2 JP 614889 U JP614889 U JP 614889U JP 614889 U JP614889 U JP 614889U JP H063939 Y2 JPH063939 Y2 JP H063939Y2
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JP
Japan
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arm
damper
screw
cabinet
stay
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP614889U
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English (en)
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JPH0298174U (ja
Inventor
達也 早川
一吉 大島
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB9000973A priority patent/GB2228528B/en
Priority to DE4001199A priority patent/DE4001199C2/de
Priority to US07/465,787 priority patent/US5079797A/en
Priority to KR1019900000562A priority patent/KR930007076B1/ko
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、例えばキャビネット等に螺着されている蓋板
などを、円滑に開閉操作するために付設して用いられて
いるダンパー付きのステーに関する。
《従来の技術》 従来のこの種のステーは第6図に例示した如く、2本の
アームa,a′の各一端部を枢軸bにて屈曲自在なるよう
枢着すると共に、一方のアームaの他端部をダンパーc
可動軸dに連結すると共に、ダンパーcの本体c′には
図示しない取付金具を固設してしまい、他方のアーム
a′の他端にも取付金具gを枢着してしまったものであ
る。
従って、当該取付金具gと前記の本体c′に固設の取付
金具は、夫々キャビネットe等に蝶着されている蓋板f
の内面f′と、キャビネットeにおける側板e′の内面と
にビスh……等を用いて取着することとなる。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記従来のダンパー付きステーにおい
て、取付金具gはアームa′に連結され、ダンパーcの
取付金具も本体c′に固設されているので、これらの取
付金具を蓋板fや側板eにビス止めするには、全体を握
持した状態でドライバーなどの工具を用いなければなら
ず、極めて操作性が悪いものとなっている。
また、蓋板fを開成状態に保持した際の当該開成度合は
一定であって、その調整ができず、さらに、蓋板fの開
成操作を勢いよく行ったときは、アームa,a′やその取
付金具、そして枢軸b、さらにダンパーcの可動軸dな
どに不本意な外力を与えて破損の原因となるなどの問題
を有している。
本考案は、従来のダンパー付きステーの有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたもので、一方のアームを、ダ
ンパーとは別体に形成した取付金具に、ダンパーの可動
軸が脱着自在なるよう固定されることによって、当該取
付金具に支持されるようにし、さらに、ダンパーの本体
における偏心位置から進退自在なるよう螺挿した蓋板の
開成角度調整用であるネジを突設すると共に、上記ネジ
が蓋板の開放状態にあって当接可能とした係止片を上記
取付金具に設け、しかも、他のアームにおける取付金具
を、当該アームに枢着の連結金具と、これに着脱自在な
るよう係数の固定金具とにより構成するようにしてい
る。
本考案は上記の如き構成を具備させることにより、一方
のアームの取付金具と他方のアームにおける取付金具の
固定金具だけを夫々先行して蓋板や側板の所定位置にビ
ス止めにより取着してしまい、その後で上記の各金具に
ダンパーの本体、連結金具を装着可能として、ステーの
取付を操作性よく行うことができるようにするのが第1
の目的である。
さらに、蓋板を開成状態に保持する為のストッパーとし
て、前記のネジと取付金具に設けた係止片を活用するこ
とで、容易にして、かつ開成角度の調整をも自在に行い
得るようにすると共に、蓋板を勢いよく開成しても、各
種構成部材に損傷の生じないようにするのが第2の目的
である。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するため、アーム相互が夫々
の一端部にあって屈曲自在に枢着され、その各他端部が
夫々の取付金具によってキャビネット等の側板内面と、
キャビネットに螺着された蓋板の内面などに枢着される
ことにより、蓋板をキャビネット等に開閉自在に支持す
ると共に、一方のアームにダンパーを介在させてなるス
テーにおいて、当該ダンパーの本体における可動軸を、
当該一方のアームに対応する上記取付金具に脱着自在な
るよう連結支持すると共に、同上本体の偏心位置から、
進退自在なるよう螺挿された蓋板開成角度調整用のネジ
を突設し、かつ当該取付金具には蓋板開成時にあって、
上記ネジが当接可能な係止片を設け、前記した他方のア
ームにおける取付金具を、当該アームに枢着された連結
金具と、これに着脱自在なるよう係嵌する固定金具とに
よって構成してなるステーを提供しようとするものであ
る。
《作用》 上記構成のステーを取り付けるには、ダンパーの本体と
は別体に形成した一方のアームの取付金具を、キャビネ
ットの側板内面の予め設定した位置にビス等でもって所
定向きに取着すると共に、他方のアームの取付金具にお
ける固定金具を、蓋板内面の所定位置にこれまたビス等
により取着しておく。
次に固定金具には、他方の取付金具における連結金具を
係嵌し、上記した一方の取付金具に上記ダンパーの可動
軸を連結固定して、当該ステーの取付けが終り、これに
よりキャビネット等に対して蝶着の蓋板が開閉自在とな
る。
このようにして、キャビネット等に取り付けた蓋板を開
いていくと、その開き力は両アームを介し、ダンパーの
本体にあって、その偏心位置に伝達されることとなるの
で、当該本体は可動軸を中心として回転される。
蓋板が所定の開成角度まで開かれると、本体の偏心位置
へ螺挿されているネジの先端が、上記取付金具の係止片
に当接するに至り、蓋板はそれ以上の開成を阻止され
る。
また、上記ネジを、ダンパー本体の偏心位置にあって任
意に進退させれば、係止片と当接する角度が所望度合に
変えられると共に、キャビネット等の側板内面に対して
取付金具を固定する際、その係止片の位置を所望向きに
調整することによっても、上記ネジが当接する位置(角
度)を変えることができるから、これにより蓋板の開成
角度を随意に規制し得る。
《実施例》 以下本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図〜第5図に示したように、2本のアーム1,2は、
夫々の一端が枢軸3によって屈曲、かつ伸長自在なるよ
う枢着されている。
2本のアーム1,2のうち、一方のアーム1はダンパー4
の本体4aから延設され、このオイル等によるダンパー4
は取付金具5に回転自在なるよう支持されている。
即ち、本実施例では、第1図に明示の如くダンパー4の
可動軸4bに左右兼用の角孔4cが貫通してあり、この角孔
4cに、取付金具5の中心から突設した角軸5aを抜き差し
自在に嵌合し、当該角軸5aの端面に穿設したネジ孔5b
に、第4図の如く抜止ネジ6を螺着し、これにより当該
ダンパー4の本体4aは取付金具5に回転可能なるよう支
持されている。
つまり、ダンパー4にあって、その本体4aから半径方向
へ突出して偏心部4dが一体に形成してあり、当該偏心部
4dに穿設した横孔4eに嵌合の上記アーム1が、本体4aの
偏心位置から延設されている。
又、上記アーム1は、上記横孔4eに、軸方向へのスライ
ドが可能なるよう嵌合され、当該アーム1の基端部に
は、軸方向へ長く、かつ軸方向と直角方向へ貫通した取
付孔1aを有しており、上記偏心部4dにあって、その横孔
4eと略直角にネジ孔4fが貫通され、該ネジ孔4fに蓋板
開成角度調整用のネジ15が、上記取付孔1aを貫通して螺
挿され、これにより、上記アーム1は、その取付孔1aの
有効長さの範囲内で軸方向の長さが調整されるようネジ
15によってダンパー本体4aの偏心部4bに固定されてい
る。
一方、上記取付金具5は円盤形状に形成され、その角軸
5aを中心とする仮想円周線上にあって、対称位置には、
一対の円形ビス孔5c,5cの外に、当該取付金具5を、そ
の周方向へ位置調整可能に固定できるよう周方向に長い
一対の仮止め用ビス孔5d,5dが設けてあると共に、その
周縁一側には、上記ネジ15の先端を当接可能とした係止
片5eが半径方向へ一体に突設されている。
即ち、上記ネジ15と係止片5eとによって、後述する蓋板
を所望角度に開成保持する為のストッパーが構成されて
いることとなる。
更に、上記ダンパー4には、その偏心部4dの側部へ、ダ
ンパー力を強弱調整する為の調整ネジ16が設けられてい
る。
一方他のアーム2の他端には、取付金具7が設けられて
いるが、この取付金具7は連結金具7aと、固定金具7bと
によって構成され、当該連結金具7aが上記アーム2の他
端にピン等の枢軸8でもって一方向へのみ回動可能なる
よう枢着されている。
上記連結金具7aは厚肉板状に形成されていて、その先端
中央部には連結用突軸9が一体に突設されている。
この連結用突軸9は、径大で、かつ短い軸部9aと、該軸
部9aから、その半径方向へ対称に突設した係合突起9b,9
bとにより形成されている。
一方、上記固定金具7bは厚肉板状にして、一軸方向へ長
く形成され、その中心部には連結用軸孔10が設けられて
いる。
この連結用軸孔10は、前記連結金具7aの連結用突軸9を
軸方向にあって挿脱自在とする為に、当該連結用突軸9
と適合する軸孔10aと、該軸孔10aから半径方向へ対称に
凹設した凹溝10b,10bと、上記軸孔10aと同軸上にあっ
て、上記両係合突起9b,9bを回転自在に嵌合可能な直径
を有して凹設した係合凹孔10cとにより形成されてい
る。
従って、上記係合突起9b,9bと凹溝10b,10bを同一向きと
した状態で、上記連結用突軸9を連結用軸孔10に押し込
めば、連結用突軸9と連結用軸孔10は第3図(イ)に示
した如く嵌合され、この状態から連結金具1aを同図に矢
印i,i′で示した如く時計回り方向、又は反時計回り方
向へ所要角度(図示例では90度)回転すると、第3図
(ロ)に示したように係合突起9b,9bは周方向へ回動
し、連結用軸孔10における係合凹孔10cの底面10dと係当
し、連結金具7aと固定金具7bとは軸方向にて連結状態と
なる。
従って、逆に係合突起9b,9bが凹溝10b,10bと一致する位
置まで、連結金具7aを回転させれば、固定金具7bから分
離させることができる。
更に、上記アーム2の凹孔2aには、圧縮バネ17を介して
摺動子18が軸方向へ摺動自在に、かつ上記圧縮バネ17に
よって連結金具7a側へ付勢されるよう内装され、該連結
金具7aの基端に設けられている円弧状の曲面19に摺動自
在なるよう上記摺動子18の先端が弾接されている。
又、上記曲面19の適所、つまり蓋板12が所定の角度に開
放された状態で上記摺動子18と対向する位置には、当該
摺動子18を係脱自在に係合する係合凹部20が設けてあ
る。
従って、蓋板12が所定角度に開放されると、上記係合凹
部20と摺動子18とが係合し、蓋板12は、上記ネジ15と係
止片5eとによるストッパーとによって所定の開成状態に
係止される。
上記構成のステーを用いて図示例の如くキャビネット11
に蓋板12を開閉自在なるよう取り付けるには、予め蓋板
12の内面に固定金具7bを所定の向きにてビス13……等に
より固定し、次に、その連結用軸孔10に連結用突軸9を
上述した如く嵌合、そして回転することで、固定金具7b
に連結金具7aを連結する。
さらに、他方の取付金具5は、キャビネット11における
側板11aの内面に、ビス14……等を用いて固定し、その
角軸5aに可動軸4bの角孔4cを嵌合し、抜止ネジ6を螺着
することで、蓋板12の取り付けが終る。
尚、本実施例では、連結用突軸9を連結金具7aに、連結
用軸孔10は固定金具7bに夫々設けた場合を示してある
が、これとは反対に、連結用突軸9を固定金具7bに、連
結用軸孔10は連結金具7aに夫々設けるようにしてもよい
こともちろんである。
《考案の効果》 本考案は、以上説明したように構成されているので、例
えばキャビネット等に蓋板を開閉自在なるよう取り付け
る際に用いることによって、取付金具の係止片と、ダン
パーの本体のネジとが当接することにより、蓋板の開成
角度が決定されると共に、上記ネジ15を螺回操作によ
り、上記開成角は随意に調整できると共に、蓋板を乱暴
に開動しても、各種の構成部材に不本意な外力を与えて
損傷させてしまうといったことも防止できることとな
る。
また、別体に形成された取付金具と固定金具とを、夫々
所定の箇所にビス等により取着してしまった後に、上記
の各金具にダンパーやアームを取り付ければよいから、
当該ステーの取着作業につき、その操作性を改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)(ロ)は本考案に係るステーの一実施例を
示す一方の取付金具とダンパーの各正面図、第2図は他
方の取付金具の分解斜視図、第3図(イ)(ロ)は同取
付金具の連結手順を示す各正面図、第4図と第5図は同
ステーを用いてキャビネットに蓋板を取り付けた状態の
側面図と、正面図、第6図は従来のステーを示す使用状
態の側面図である。 1,2……アーム 4……ダンパー 4a……ダンパーの本体 4b……可動軸 5,7……取付金具 5e……係止片 7a……連結金具 7b……固定金具 11……キャビネット 11a……側板 12……蓋板 15……ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アーム相互が夫々の一端部にあって屈曲自
    在に枢着され、その各他端部が夫々の取付金具によって
    キャビネット等の側板内面と、キャビネットに蝶着され
    た蓋板の内面などに枢着されることにより、蓋板をキャ
    ビネット等に開閉自在に支持すると共に、一方のアーム
    にダンパーを介在させてなるステーにおいて、当該ダン
    パーの本体における可動軸を、当該一方のアームに対応
    する上記取付金具に脱着自在なるよう連結支持すると共
    に、同上本体の偏心位置から、進退自在なるよう螺挿さ
    れた蓋板開成角度調整用のネジを突設し、かつ当該取付
    金具には蓋板開成時にあって、上記ネジが当接可能な係
    止片を設け、前記した他方のアームにおける取付金具
    を、当該アームに枢着された連結金具と、これに着脱自
    在なるよう係嵌する固定金具とによって構成してなるス
    テー。
JP614889U 1989-01-18 1989-01-23 ステー Expired - Lifetime JPH063939Y2 (ja)

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