JPH0424166Y2 - - Google Patents

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JPH0424166Y2
JPH0424166Y2 JP6914889U JP6914889U JPH0424166Y2 JP H0424166 Y2 JPH0424166 Y2 JP H0424166Y2 JP 6914889 U JP6914889 U JP 6914889U JP 6914889 U JP6914889 U JP 6914889U JP H0424166 Y2 JPH0424166 Y2 JP H0424166Y2
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JP
Japan
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rail
arm
threaded rod
sliding member
clamping
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JP6914889U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、物体を挟持するために用いられるク
ランプに関する。
[従来の技術] 例えば第4図に示すように、板状のレール31
と、該レールと一体でレールに対し直角方向に突
出する固定アーム32と、レールが摺動自在に嵌
合する取付穴33を一端部にそなえ、他端部にね
じ穴34が設けられてた摺動アーム35と、該摺
動アームのねじ穴34に螺合する締付け用雄ねじ
棒36とを備え、前記固定アームの摺動アーム側
の面と前記ねじ棒の固定アーム側端部に物体を挟
持する挟持部37,38が互いに対向して設けら
れているクランプ30がある。
この種のクランプは、固定アーム32およびね
じ棒36の両挟持部37,38の間に物体40を
挟んで雄ねじ棒36を締め付けると、摺動アーム
35がレール31に対してわずかに傾き、摺動ア
ームの内壁の一部A,Bがレール31に押し付け
られることにより、摺動アーム35がレール31
に固定される構造となつている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、物体を挟持する挟持部と同じ側
に雄ねじ棒を設けておくのは取扱上邪魔になるこ
とが多く、しかも雄ねじ棒の軸方向とレール31
とが平行であるから締付け時に摺動アームが滑つ
てうまく挟圧できないことがあつた。本考案は、
このような従来品の問題点を解決することを課題
としている。
[課題を解決するための手段] 上記事情に鑑み、本考案は次のような構成のク
ランプを提供する。
すなわち、本考案にかかるクランプは、棒状の
レールと、該レールと一体に設けられ、レールに
対し直角方向に突出する固定アーム、前記レール
に摺動自在に嵌合する摺動部材と、該摺動部材に
設けた支持軸に前記レールおよび固定アームと同
一面内で回動自在に取り付けられた揺動アームと
を備え、前記固定アームおよび揺動アームの前端
部には物体を挟持するための挟持部が互いに対向
させて設けられているとともに、揺動アームの後
端部はねじ棒によつて摺動部材の後端部と連結さ
れ、該ねじ棒を回すことによつて揺動アームが摺
動部材に対し回動するように構成されていること
を特徴としている。
[作用] 固定アームの挟持部と揺動アームの挟持部の間
に物体を挟み雄ねじ棒を締め付けると、支持軸を
中心として揺動アームが揺動し、揺動アームの挟
持部が固定アームの挟持部側に移動して物体が挟
持される。揺動アームは摺動部材によつてレール
の定位置に支持されており、該摺動部材に対し揺
動アームを回動させる方向にねじ棒を締め付ける
ので、締付時に揺動アームが滑ることがなく、確
実な締付けを行なうことができる。また、ねじ棒
がレールを挟んで挟持部と反対側に設けられてい
るので、取扱いの邪魔にならない。
[実施例] 第1図乃至第3図は本考案にかかるクランプの
1実施例をあらわしている。このクランプ1は、
1本の長尺な板状棒材をL形に屈曲させレール部
2と固定アーム部3に成形した固定部材4と、該
固定部材のレール部2に摺動自在に嵌合する摺動
部材6と、該摺動自在に取り付けられている揺動
アーム7と、該揺動アーム7を摺動部材6に対し
強制的に回動させる雄ねじ棒8とを備えている。
固定アーム部3の前側先端部は、揺動アーム7
に対向する面10aが平滑に形成された偏平な挟
持部10となつている。また、揺動アーム7の前
側先端部には取付軸11が設けられ、これに上記
固定アームの挟持部10に対向する偏平な挟持部
12を有する挟持部材13が左右に回動自在に取
り付けられている。なお、挟持部材13に設けた
係合突部15とストツパ突起16が揺動アームの
板材7aと係合することにより、挟持部材13の
回動範囲が限定(約15〜30度)されている。挟持
部12の固定アームに対向する面12aには横方
向のV形溝17が形成されている。
摺動部材6はその中央部に設けたレール穴20
でレール部2に摺動自在に嵌合している。このレ
ール穴20は前後に若干の隙間ができる程度にレ
ール部2よりも断面が広く形成されているが、摺
動部材に固着した板ばね21がレール部2の後端
面に押し付けているために両者が互いに係合し、
外力を加えないと摺動部材6がレール部2に沿つ
て移動しないようになつている。摺動部材6の前
端部には揺動アーム7を支持する支持軸23が設
けられている。また、摺動部材6の後部は斜め上
向きに屈曲しており、その後端部に雄ねじ棒取付
ピン24が回動自在に取り付けられている。一
方、揺動アーム7の後端部には、ねじ穴を有する
ねじ受け部材26が、その両側部に突設した突起
軸27,27によつて回動自在に取り付けられて
いる。そして、外周部に雄ねじが形成された雄ね
じ棒8がねじ受け部材26に螺合されているとと
もに、該雄ねじ棒の丸棒状の基部8aが雄ねじ棒
取付ピン24に挿通して取り付けられている。雄
ねじ棒8の軸方向はレール部2と平行ではなく、
角θだけ傾斜している。角θは雄ねじ棒の回し量
によつて変化するが、物体締付け時に45度前後に
なるのが好ましい。雄ねじ棒8の末端部には棒状
のハンドル28が該雄ねじ棒に直交させて摺動自
在に取り付けられている。
揺動アーム7は、前記取付軸11と支持軸23
と突起軸27,27の端部に板材7a,7aを取
り付け、これをスナツプリング29,……で外れ
ないよう止めてなる。
このクランプ1の使用に際しては、まず揺動ア
ーム7を摺動部材6とともにレール部2に沿つて
上向きに移動させ、固定アーム3の挟持部10と
揺動アーム7の先端部に設けた挟持部材13の挟
持部12とで物体40を挟み込む。このとき、摺
動部材6および揺動アーム7を若干回動させて、
レール部2とレール穴20を平行にさせると揺動
アーム7を円滑に移動させることができる。そし
て、雄ねじ棒8を前進方向に回すと、支持軸23
を中心として揺動アーム7が矢印X方向に揺動
し、両挟持部10,12によつて物体40が挟圧
される。揺動アーム7は摺動部材6によつてレー
ル部2の定位置に支持されており、レール部2か
らずらせた支持軸23を中心として揺動アーム7
が揺動させられ、両者が相互に回動する方向に締
め付けるので、雄ねじ棒8の締付け時に揺動アー
ム6がレールに沿つてずれることはなく、強固な
挟持を行なうことができるのである。また、雄ね
じ棒8がレール部2を挟んで挟持部10,12と
反対側にあるので、取扱いの邪魔にならない。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案にかか
るクランプは、締付け時に揺動アームがレールに
沿つてずれにくいので、確実な締付けが可能であ
るとともに、締付け用のねじ棒がレール部を挟ん
で物体挟持部と反対側にあるので、取扱い操作性
が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるクランプの1実施例の
全体図で、同図aは非締付け時の状態を、同図b
は締付け時の状態をそれぞれあらわしている。第
2図はその要部の断面図、第3図は第2図におけ
るa−a面の展開断面図である。また、第4図は
従来のクランプの説明図である。 1……クランプ、2……レール部、3……固定
アーム部、6……摺動部材、7……揺動アーム、
8……雄ねじ棒、10,12……挟持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状のレールと、該レールと一体に設けられ、
    レールに対し直角方向に突出する固定アームと、
    前記レールに摺動自在に嵌合する摺動部材と、該
    摺動部材に設けた支持軸に前記レールおよび固定
    アームと同一面内で回動自在に取り付けられた揺
    動アームとを備え、前記固定アームおよび揺動ア
    ームの前端部には物体を挟持するための挟持部が
    互いに対向させて設けられているとともに、揺動
    アームの後端部はねじ棒によつて摺動部材の後端
    部と連結され、該ねじ棒を回すことによつて揺動
    アームが摺動部材に対し回動するように構成され
    ていることを特徴とするクランプ。
JP6914889U 1989-06-13 1989-06-13 Expired JPH0424166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6914889U JPH0424166Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13

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JP6914889U JPH0424166Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH037509U JPH037509U (ja) 1991-01-24
JPH0424166Y2 true JPH0424166Y2 (ja) 1992-06-08

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ID=31604199

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JP6914889U Expired JPH0424166Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56722U (ja) * 1979-06-14 1981-01-07
JPH0447231Y2 (ja) * 1985-10-08 1992-11-09
CA2618459C (en) * 2007-07-26 2015-10-06 Bessey Tool Gmbh & Co. Kg Clamp
JP7121560B2 (ja) * 2018-06-26 2022-08-18 大王製紙株式会社 清掃具用柄及び清掃具

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JPH037509U (ja) 1991-01-24

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