JPH0447231Y2 - - Google Patents

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JPH0447231Y2
JPH0447231Y2 JP1985153983U JP15398385U JPH0447231Y2 JP H0447231 Y2 JPH0447231 Y2 JP H0447231Y2 JP 1985153983 U JP1985153983 U JP 1985153983U JP 15398385 U JP15398385 U JP 15398385U JP H0447231 Y2 JPH0447231 Y2 JP H0447231Y2
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JP
Japan
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mesh plate
mesh
pair
water
guide
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JP1985153983U
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JPS6266924U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は農業用水路等の揚水ポンプの上流側に
設置して、水中に浮遊するゴミ等を取り除き揚水
ポンプにゴミが入らないようにするネツトスクリ
ーン除塵装置に関する。
〔従来の技術的背景とその問題点〕
従来のネツトスクリーン除塵装置は、第3図に
示す如く水上に設ける一対の駆動スプロケツト2
1とその上流の水底に設けた一対の従動スプロケ
ツト22とによつて回動する一対の無端鎖23間
に一枚のネツトスクリーン24を無端鎖23全長
にわたつて設け、該ネツトスクリーン24の外周
面(ゴミ付着面)26にゴミ受板25を適宜間隔
で設け、ネツトスクリーン24を上流側で上昇
し、下流側で下降するようにしたもので、上流側
で水中に漂うゴミを付着させたネツトスクリーン
24のゴミ付着面26は徐々に上昇し駆動スプロ
ケツト21後方に至ると、駆動スプロケツト21
直下に設置したゴミ受け27に上記のゴミを自然
落下させたり、シヤワー28で洗い落とすもので
あつた。
しかしながら、上記の装置において、ネツトス
クリーン24に付着したゴミは自然落下とシヤワ
ー28とによつて完全に除去出来ず、微細なゴミ
がネツトスクリーン24に付着したまま再び水中
に入ることがあり、そのため下流側に入つたネツ
トスクリーン24の外周面26即ち下流側面に付
着している微細なゴミが用水路の水流によつて下
流に押し流され、下流に設けてある揚水ポンプ内
に入り該ポンプ、特にその弁を痛めることがあつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は前記事情に基づいて案出されたもので
あり、農業用水路等の水流中に浮遊するゴミを後
方に取り逃がすこと無く完全に除去し、ポンプを
痛めることのない耐久性に優れたネツトスクリー
ン除塵装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するための本考案によるネツト
スクリーン除塵装置の概要は、水上に設ける一対
の駆動スプロケツトとその上流の水底近傍に設け
る一対の従動スプロケツトとによつて移動する一
対の無端チエン間に、多数の網目板を無端チエン
全長にわたつて密なる間隔で且つ回動自在に取付
け、網目板の取付部を網目板の重心より上方に設
定し、上流側を移動する各網目板の後方に接する
状態で前ガイドを設け、前ガイドの上端に駆動ス
プロケツトと略同心且つ小径で彎曲する反転部を
形成し、下流側を移動する各網目板の後方に接す
る状態で後ガイドを設け、前後ガイドの上下端部
間に各網目板がその取付部を軸として自由に回動
し得る間〓を形成してあることを特徴とする。
〔考案の実施例〕
本考案によるネツトスクリーン除塵装置の一実
施例について図面を参照しつつ具体的且つ詳細に
説明すると、水上に設ける一対の駆動スプロケツ
ト1とその上流の水底近傍に設ける一対の従動ス
プロケツト2とによつて移動する一対の無端チエ
ン3間に、水流方向に略直交して配置される多数
の網目板4を、無端チエン3による搬送方向全周
にわたつて密なる間隔で且つ両無端チエン3に対
して回動自在に取付け、網目板4の取付部11を
該網目板4の重心より上方に設定すると共に網目
板4の下端前方にゴミ受板5を突設し、上流側を
移動する各網目板4に接する状態で前ガイド6を
設け、前ガイド6の上端に駆動スプロケツト1と
略同心且つ小径で彎曲する反転部7を形成し、下
流側を移動する各網目板4の後方に接する状態で
後ガイド8を設けたものであり、本案装置は上流
側でチエン3が下から上へ、下流側で上から下へ
移動するようになつている。網目板4は表裏二枚
の枠体10によつて金網9を挾着したもので、表
枠体の下端に前方へ突出するゴミ受板5を有して
いると共に、枠体10の両側に前記取付部11が
設けてある。又、駆動スプロケツト1間にはゴミ
を洗い流すシヤワー12が設けられていると共
に、駆動スプロケツト1下方位置にゴミ受け13
が設置されている。第1図に示す上部カバー14
は上空よりゴミが飛来するのを防ぎ、下部カバー
15は川底に転がるゴミが後方に抜けるのを防ぐ
ものである。
本案考案は上記構造であり、第1図に示す如く
上流側にある網目板4には上流より流れてきたゴ
ミが付着し、該網目板4は前ガイド6に沿つてゴ
ミ付着面即ちゴミ受板5側を上流側に向けたまま
上方に移動し水上に至り、反転部7に従つて徐々
に後方に移動し付着したゴミを、本案装置上端直
下に設けたゴミ受け13に自然落下させると共に
シヤワー12で洗い流とす。網目板4が更に傾動
すると、反転部7と後ガイド8上端との間〓にお
いて、自らバランスを保つために取付部11を支
点として一気に反転し、網目板4のゴミの付着し
ていた面が再び上流側を向く。さらに網目板4が
下方に移動すると、後ガイド8に沿つて前後の網
目板4と密接しつつゴミの付着していた面を上流
側に向けたまま下端に至る。それから後ガイド8
と前ガイド6の下端部の間〓において、無端チエ
ンは従動スプロケツト2に沿つて反転するもの
の、網目板4はゴミ付着面であるゴミ受板5側を
上流側に向けた状態を維持し、取付部11を支点
として相対的に逆方向へ回動し、それから前ガイ
ド6沿つて上方へ移動するものである。
〔考案の効果〕
本案装置は上記の如く一対の無端チエン間に密
なる間隔で設けた多数の網目板が各々回動自在に
取付けてあり、前ガイド反転部において網目板の
ゴミ付着面が常に上流側を向くように成つている
と共に、水中においてはその状態を前ガイド及び
後ガイドによつて保持するようにしてあるので、
本案装置の上端で除去し切れずに網目板に残留す
るゴミが網目板と共に再び水中に入つた際にも下
流に流出することがなく、従つて本案装置は下流
に設けたポンプを痛めることがない。
また本案装置では、前後ガイドの上下端部間に
おいて、各網目板が無端チエンとともに前後ガイ
ド間を移動する際、各網目板が前後ガイドから離
れた状態で、取付部を中心に自然に回動(自然反
転)して必ず上流側を向き、それからガイド又は
後ガイドに沿つて移動するので、各網目板が自然
反転時にガイド等との接触又は摩擦により摩耗し
て損耗したり、網目板とガイドとの衝突により振
動と騒音が発生して装置全体にガタやブレを起こ
したりすることがなく、耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の主なる構造を示す概略断面
図、第2図イ,ロは網目板の正面図及び側面図、
第3図は従来例のネツトスクリーン除塵装置の概
略断面図である。 1……移動スプロケツト、2……従動スプロケ
ツト、3……無端チエン、4……網目板、6……
前ガイド、7……反転部、8……後ガイド、11
……取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水上に設ける一対の駆動スプロケツト1とその
    上流の水底近傍に設ける一対の従動スプロケツト
    2とによつて移動する一対の無端チエン3間に、
    多数の網目板4を無端チエン全長にわたつて密な
    る間隔で且つ回動自在に取付け、網目板の取付部
    11を網目板の重心より上方に設定し、上流側を
    移動する各網目板の後方に接する状態で前ガイド
    6を設け、前ガイドの上端に駆動スプロケツトと
    略同心且つ小径で彎曲する反転部7を形成し、下
    流側を移動する各網目板の後方に接する状態で後
    ガイド8を設け、前後ガイドの上下端部間に各網
    目板がその取付部を軸として自由に回動し得る間
    〓を形成してあることを特徴とするネツトスクリ
    ーン除塵装置。
JP1985153983U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPH0447231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985153983U JPH0447231Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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JP1985153983U JPH0447231Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS6266924U JPS6266924U (ja) 1987-04-25
JPH0447231Y2 true JPH0447231Y2 (ja) 1992-11-09

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ID=31073365

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH037509U (ja) * 1989-06-13 1991-01-24

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59121026U (ja) * 1983-02-01 1984-08-15 株式会社クボタ 除塵機のテイクアツプ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH037509U (ja) * 1989-06-13 1991-01-24

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Publication number Publication date
JPS6266924U (ja) 1987-04-25

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