JP3043004B1 - 握り部回転型取手 - Google Patents
握り部回転型取手Info
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- JP3043004B1 JP3043004B1 JP10353518A JP35351898A JP3043004B1 JP 3043004 B1 JP3043004 B1 JP 3043004B1 JP 10353518 A JP10353518 A JP 10353518A JP 35351898 A JP35351898 A JP 35351898A JP 3043004 B1 JP3043004 B1 JP 3043004B1
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- Japan
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- handle
- main body
- main
- handle member
- round pipe
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 既存の取手にも簡単に適用でき、人間工学的
に手首や腕の向きに無理が来ないように主体部分に対し
て握り部分が回転する取手を提供する。 【解決手段】 丸パイプ材よりなる一対のL字形取手部
材1,1の主体部分1aに、丸パイプ材よりなる握り部
材3を回転可能に嵌め合わせ、一方の取手部材1の主体
部分1aに固着したナット4に、他方の取手部材1の主
体部分1aに固着したスタッドボルト5をねじ込み、握
り部材3の内面中間部のストッパー突起6に取手部材
1,1の主体分1a,1aの先端面1c,1cを突き当
てる。
に手首や腕の向きに無理が来ないように主体部分に対し
て握り部分が回転する取手を提供する。 【解決手段】 丸パイプ材よりなる一対のL字形取手部
材1,1の主体部分1aに、丸パイプ材よりなる握り部
材3を回転可能に嵌め合わせ、一方の取手部材1の主体
部分1aに固着したナット4に、他方の取手部材1の主
体部分1aに固着したスタッドボルト5をねじ込み、握
り部材3の内面中間部のストッパー突起6に取手部材
1,1の主体分1a,1aの先端面1c,1cを突き当
てる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、各種の機器設備
や建物などに使用される取手に関するものである。
や建物などに使用される取手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 取手の主体部分を握って扉を開閉操作
するとき、該主体部分の中心軸線に対する手の角度位置
は一定ではなく、扉の開閉角度と出入り口を通過する操
作者の体の位置に対応して逐次変化することになる。手
首や腕に無理な負担を与えないためには、主体部分に対
して手が回るように主体部分を緩く握ることによって、
前記角度変化を吸収補償することが考えられるが、あま
り緩く握ると、主体部分から手がすっぽりと抜けたり、
重量のある扉に対して必要十分な引張力を与えることが
できないことになる。
するとき、該主体部分の中心軸線に対する手の角度位置
は一定ではなく、扉の開閉角度と出入り口を通過する操
作者の体の位置に対応して逐次変化することになる。手
首や腕に無理な負担を与えないためには、主体部分に対
して手が回るように主体部分を緩く握ることによって、
前記角度変化を吸収補償することが考えられるが、あま
り緩く握ると、主体部分から手がすっぽりと抜けたり、
重量のある扉に対して必要十分な引張力を与えることが
できないことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、人間工学的に手首や腕の向きに無理が来ないよ
うに主体部分に対して回転可能な握り部分が付設され、
誰にでも安全に使用できる取手を提供することである。
目的は、人間工学的に手首や腕の向きに無理が来ないよ
うに主体部分に対して回転可能な握り部分が付設され、
誰にでも安全に使用できる取手を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の取手は、主体部分
1aの片側端部に扉2への取付け用脚部1bをL字状に
形成した丸パイプ材の一対の取手部材1,1と、両取手
部材1,1の主体部分1a,1aに回転可能に嵌め合わ
せられる丸パイプ材の握り部材3とからなり、一方の取
手部材1の主体部分1aの開口端部内にナット4を固着
し、他方の取手部材1の主体部分1aの開口端部内に前
記ナット4にねじ込まれるスタッドボルト5を固着し、
握り部材3の内面中間部に取手部材1,1の主体分1
a,1aの先端面1c,1cが突き当てられるストッパ
ー突起6を形成したものである。
照符号を用いて説明すると、本発明の取手は、主体部分
1aの片側端部に扉2への取付け用脚部1bをL字状に
形成した丸パイプ材の一対の取手部材1,1と、両取手
部材1,1の主体部分1a,1aに回転可能に嵌め合わ
せられる丸パイプ材の握り部材3とからなり、一方の取
手部材1の主体部分1aの開口端部内にナット4を固着
し、他方の取手部材1の主体部分1aの開口端部内に前
記ナット4にねじ込まれるスタッドボルト5を固着し、
握り部材3の内面中間部に取手部材1,1の主体分1
a,1aの先端面1c,1cが突き当てられるストッパ
ー突起6を形成したものである。
【0005】このように構成された本発明の取手では、
握り部材3を握って扉2を開閉操作するとき、扉の開閉
角度と出入り口を通過する操作者の体の位置に対応して
握り部材3が各取手部材1の主体部分1aに対して回転
することになる。また、握り部材3はストッパー突起6
によって主体部分1aの長手方向に沿った移動を制止さ
れる。
握り部材3を握って扉2を開閉操作するとき、扉の開閉
角度と出入り口を通過する操作者の体の位置に対応して
握り部材3が各取手部材1の主体部分1aに対して回転
することになる。また、握り部材3はストッパー突起6
によって主体部分1aの長手方向に沿った移動を制止さ
れる。
【0006】
【発明の実施の形態】 図示の実施例においては、扉2
への取付け用脚部1bの開口端部内にはナット8が固着
されている。該脚部1bの開口端部が挿入される環状溝
9を前面に形成した円形座板10の中央部には連結用透
孔11が形成されている。該透孔11よりビス12を背
面側から前記ナット8にねじ込むことによって、座板1
0が脚部1bに締付け固着される。このとき、座板10
の正面側の偏心突起13がナット8の背面側の偏心凹部
14に挿入され、座板10の回り止めがなされる。座板
10の周縁部の3個の透孔15から挿入したビス16に
よって、座板10が扉2に締付け固定される。ストッパ
ー突起6と同幅のスペーサーリング7が主体部分1a,
1aの先端面1c,1c間に挿入されており、接合部の
補強を行なっている。
への取付け用脚部1bの開口端部内にはナット8が固着
されている。該脚部1bの開口端部が挿入される環状溝
9を前面に形成した円形座板10の中央部には連結用透
孔11が形成されている。該透孔11よりビス12を背
面側から前記ナット8にねじ込むことによって、座板1
0が脚部1bに締付け固着される。このとき、座板10
の正面側の偏心突起13がナット8の背面側の偏心凹部
14に挿入され、座板10の回り止めがなされる。座板
10の周縁部の3個の透孔15から挿入したビス16に
よって、座板10が扉2に締付け固定される。ストッパ
ー突起6と同幅のスペーサーリング7が主体部分1a,
1aの先端面1c,1c間に挿入されており、接合部の
補強を行なっている。
【0007】
【発明の効果】 以上のように本発明の取手は、丸パイ
プ材よりなる一対のL字形取手部材1,1の主体部分1
aに、丸パイプ材よりなる握り部材3を回転可能に嵌め
合わせ、一方の取手部材1の主体部分1aの開口端部内
に固着したナット4に、他方の取手部材1の主体部分1
aの開口端部内に固着したスタッドボルト5をねじ込ん
で三部材を組み立てたものであるから、握り部材3を握
って扉2を開閉操作するとき、扉の開閉角度と出入り口
を通過する操作者の体の位置に対応して握り部材3が各
取手部材1の主体部分1aに対して回転するため、操作
者の手首や腕に無理な負担を与えることがない。動きが
窮屈となることなく、握り部材3をしっかり握り締める
ことができるため、重量のある扉においても握り部材3
から手がすっぽりと抜けたりすることなく、必要十分な
引張力を与えることができる。
プ材よりなる一対のL字形取手部材1,1の主体部分1
aに、丸パイプ材よりなる握り部材3を回転可能に嵌め
合わせ、一方の取手部材1の主体部分1aの開口端部内
に固着したナット4に、他方の取手部材1の主体部分1
aの開口端部内に固着したスタッドボルト5をねじ込ん
で三部材を組み立てたものであるから、握り部材3を握
って扉2を開閉操作するとき、扉の開閉角度と出入り口
を通過する操作者の体の位置に対応して握り部材3が各
取手部材1の主体部分1aに対して回転するため、操作
者の手首や腕に無理な負担を与えることがない。動きが
窮屈となることなく、握り部材3をしっかり握り締める
ことができるため、重量のある扉においても握り部材3
から手がすっぽりと抜けたりすることなく、必要十分な
引張力を与えることができる。
【0008】また、一方の取手部材1の主体部分1aの
ナット4に他方の取手部材1の主体部分1aのスタッド
ボルト5をねじ込んで三部材を組み立てるとき、握り部
材3の内面中間部のストッパー突起6に取手部材1,1
の主体分1a,1aの先端面1c,1cを突き当てたも
のであるから、握り部材3はストッパーパー突起6によ
って主体部分1aの長手方向に沿った移動を制止される
ことになり、握り部材3が不意に移動することによって
操作者が体の姿勢バランスを崩す危険性がなく、誰にで
も安全に使用できる。
ナット4に他方の取手部材1の主体部分1aのスタッド
ボルト5をねじ込んで三部材を組み立てるとき、握り部
材3の内面中間部のストッパー突起6に取手部材1,1
の主体分1a,1aの先端面1c,1cを突き当てたも
のであるから、握り部材3はストッパーパー突起6によ
って主体部分1aの長手方向に沿った移動を制止される
ことになり、握り部材3が不意に移動することによって
操作者が体の姿勢バランスを崩す危険性がなく、誰にで
も安全に使用できる。
【図1】 本発明の一実施例に係る握り部回転型取手の
一部縦断正面面図である。
一部縦断正面面図である。
1 取手部材 1a 取手部材の主体部分 1b 取手部材の脚部 2 扉 3 握り部材 4 ナット 5 スタッドボルト 6 ストッパー突起 7 スペーサーリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 1/00 311 A47B 95/02 504 E05B 1/02
Claims (1)
- 【請求項1】 主体部分1aの片側端部に扉2への取付
け用脚部1bをL字状に形成した丸パイプ材の一対の取
手部材1,1と、両取手部材1,1の主体部分1a,1
aに回転可能に嵌め合わせられる丸パイプ材の握り部材
3とからなり、一方の取手部材1の主体部分1aの開口
端部内にナット4を固着し、他方の取手部材1の主体部
分1aの開口端部内に前記ナット4にねじ込まれるスタ
ッドボルト5を固着し、握り部材3の内面中間部に取手
部材1,1の主体分1a,1aの先端面1c,1cが突
き当てられるストッパー突起6を形成した握り部回転型
取手。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10353518A JP3043004B1 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 握り部回転型取手 |
TW89209590U TW423556U (en) | 1998-12-11 | 2000-06-05 | Handle of grip rotation type |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10353518A JP3043004B1 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 握り部回転型取手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3043004B1 true JP3043004B1 (ja) | 2000-05-22 |
JP2000179193A JP2000179193A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18431390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10353518A Expired - Fee Related JP3043004B1 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 握り部回転型取手 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043004B1 (ja) |
TW (1) | TW423556U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108425569A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-08-21 | 张家港市长力久汽车零部件制造有限公司 | 特种车辆高强度防开裂门把手 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2436587A (en) * | 2006-03-29 | 2007-10-03 | Ford Global Tech Llc | Motor vehicle door with rotatable door handle |
JP5114067B2 (ja) * | 2007-02-16 | 2013-01-09 | 株式会社WEST inx | ドアハンドル |
GB2446803A (en) * | 2007-02-21 | 2008-08-27 | Ford Global Tech Llc | Motor vehicle door with rotatable handle |
GB2446802A (en) * | 2007-02-21 | 2008-08-27 | Ford Global Tech Llc | Motor vehicle door with rotatable handle |
KR100873605B1 (ko) * | 2008-02-27 | 2008-12-11 | (주)미래테크윈 | 가전·가구의 손잡이 연결용 인서트바 |
JP5088495B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2012-12-05 | 株式会社 シコク | 縦型手摺 |
-
1998
- 1998-12-11 JP JP10353518A patent/JP3043004B1/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-06-05 TW TW89209590U patent/TW423556U/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108425569A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-08-21 | 张家港市长力久汽车零部件制造有限公司 | 特种车辆高强度防开裂门把手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000179193A (ja) | 2000-06-27 |
TW423556U (en) | 2001-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |