JP2902150B2 - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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JP2902150B2
JP2902150B2 JP9438791A JP9438791A JP2902150B2 JP 2902150 B2 JP2902150 B2 JP 2902150B2 JP 9438791 A JP9438791 A JP 9438791A JP 9438791 A JP9438791 A JP 9438791A JP 2902150 B2 JP2902150 B2 JP 2902150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排紙装置、特に輪転式
謄写印刷機の排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排紙装置としては、図4に示すよ
うなものと同じものがある(特開昭60−148866
号)。
【0003】この排紙装置は、シ−ト搬送方向の両側部
のシ−ト進行方向下流側を斜めに曲げ起こした腰付部1
a,1aが形成されているシ−ト載置板1と、このシ−
ト載置板1の前後に設けられたプ−リ2,2間に掛け回
されている複数本の無端ベルト3と、上記シ−ト載置板
1の中央部のシ−ト進行方向の前後部に設けられた複数
の空気吸入口4と、シ−ト載置板1の下位に設けられて
いて、シ−ト載置板1に搬送されたシ−トを無端ベルト
3に押しつけるために空気吸入口4より空気を吸引する
吸引装置5とにより構成されている。
【0004】また、上記排紙装置と同じ構成を有してい
て、シ−ト載置板の腰付部の傾斜角度を大きくしたもの
も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の排紙装置うち、
前者の排紙装置では、シ−ト載置板1の腰付部1a,1
bは、シ−ト載置板1の両側部のシ−ト搬送方向下流側
端部を曲げ起こした形状しており、また空気吸入口4
は、シ−ト載置板1の中央部のシ−ト搬送方向前後端部
に設けられているので、シ−ト載置板1に搬送されるシ
−トが、ある程度腰のあるシ−トの場合には、シ−トの
先端が腰付部で腰付けされても、シ−トの長手方向にU
字形に湾曲が伝わり、シ−トの先端が腰付部にを通り過
ぎてもU字形が保持されて排紙される。しかし、シ−ト
が薄手の腰の弱いシ−トの場合は、腰付部材に当たって
いる部分しかU字形にならず、腰付部を通り過ぎるとシ
−ト自体の重さおよびシ−トに下カ−ルのある場合はそ
のシ−トの癖で、シ−トの先端両角部が垂れ下がり、シ
−トの形状が、断面W字形状から断面逆U字形になって
しまうため、排紙口より下側に排紙され、前に排紙され
たシ−トの表面の画像を擦って汚したり、また、先端部
が排紙されたシ−トに引っ掛り、排紙台上で丸まり、次
に排紙されたシ−トと衝突したりして排紙ジャムが発生
してしまう問題点がある。
【0006】また、この問題点を解消させるものとし
て、上記の従来の排紙装置のうちの後者の排紙装置が提
案されているが、この排紙装置では、シ−トが排紙され
るときに、シ−トが水平に戻ろうとしてあばれてしま
い、排紙台上の積載が不揃いとなってしまったり、ま
た、シ−トが排紙方向に対して、まっすぐに降下せずに
排紙台の前後左右に移動して載置されてしまい、排紙台
上の積載が不揃いとなったり、さらに、前に載置された
印刷物の上でシ−トがあばれてしまうため、シ−トの裏
面にインキが乱れて付着し裏写りを悪化させてしまうと
いう問題点ある。
【0007】本発明は、上記の問題点を解消した排紙装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シ−トの搬送
方向両側部に、上記シ−トに腰付けを行うシ−ト搬送方
向の中央部より載置面を高くした腰付部が形成されてい
るシ−ト案内載置板と、このシ−ト案内載置板のシ−ト
搬送方向前後の設けられたプ−リ間に回転自在に掛け回
され、上記シ−ト案内載置板上に送られてきたシ−トを
該シ−ト案内載置板の下位に載置搬送する無端ベルト
と、上記シ−ト案内載置板に穿設された複数の空気吸入
口と、上記シ−ト案内載置板の近傍に配置されていて、
上記空気吸入口から空気を吸引することにより上記シ−
トを上記無端ベルトに押しつけるための吸引手段とを具
備する排紙装置において、上記腰付部を上記シ−ト搬送
方向に対して平行で、上記シ−ト搬送方向に対して平行
で該シ−ト搬送方向に亘って設けるとともに上記空気吸
入口を上記腰付部の近傍に設け、上記シ−ト搬送方向両
側部の単位面積当たりの吸引力をシ−ト搬送方向中央部
の吸引力よりも大きくしたことことを特徴とする排紙装
置にある。
【0009】
【作用】シ−ト載置板の腰付部を上記シ−ト搬送方向に
対して平行で該シ−ト搬送方向に亘って設けるとともに
空気吸入口を上記腰付部の近傍に設け、上記シ−ト搬送
方向両側部の単位面積当たりの吸引力をシ−ト搬送方向
中央部の吸引力よりも大きくしたので、シ−トを確実に
U字形に保ち、シ−トへの腰付けをシート案内載置板の
シ−ト搬送路に亘って行い排紙する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図2に
基づいて説明する。
【0011】図2は本発明を輪転式印刷機に適用した例
を示している。図2において、符号11は多孔性構造の
円筒状の版胴を示していて、その外周面には、穿孔され
た孔版原紙12を巻装し、図示しない駆動装置により図
において時計方向に回転される。符号14はプレスロ−
ラを示していて、プレスロ−ラ14はこれと版胴11と
の間にシ−トSが給送されることにより版胴4との離間
状態が解除されて版胴11に接近しシ−トSを押圧し、
インキをにじみ出させ、シ−トSに印刷を行う。符号2
2は剥がし爪を示していて、剥がし爪22は軸を中心に
揺動自在に支持されていて、尖った先端部が版胴11の
表面に接近し、版胴11の表面に貼り付いたシ−トSを
引っ掛けて、版胴11の回転に伴い版胴11の表面より
引き離すようになっている。符号20は排紙装置を示し
ていて、排紙装置20は、シ−ト載置板24と、シ−ト
載置板24の前後に設けられたプ−リ26,27間に掛
け回された複数の無端ベルト25,25,25と、シ−
ト載置板24の下位に配置された吸引装置29とにより
構成されている。シ−ト載置板24には、図1に示すよ
うに搬送方向両側部を搬送方向に対して平行で該シ−ト
搬送方向に亘って設けるとともに平行に内側に曲げ起し
て、シ−ト搬送方向の中央部より高くした腰付部24
a,24bが形成されている。また、同シ−ト載置板2
4には、複数の空気吸入口28,28・・・が穿設され
ている。腰付部24a,24bの近傍には、腰付部24
a,24bに平行に空気吸入口28a,28bが設けら
れている。吸引装置29は、ダクト31と、ベ−ス32
と、ファンモ−タ33とにより構成されている。符号3
4は排紙台、同35は排紙装置の横カバ−をそれぞれ示
している。剥がし爪22により版胴11の表面より剥が
されたシ−トSは、シ−ト載置板24の上に載置される
が、空気吸入口28から空気がファンモ−タ33により
吸引されることによりベルト25に押しつけられなが
ら、シ−ト搬送方向に搬送される。このとき、シ−トS
の両側部は、空気吸入口28a,28bから吸引されな
がら、腰付部24a,24bに案内されるので、内側に
湾曲されて、シ−トSの幅方向の腰付部24a,24b
の形成されている範囲で、シ−トは断面U字形に湾曲さ
れて排出される。すなわち、シ−トSは、シ−トSの幅
方向の腰付部24a,24bの形成されている範囲で腰
付けがなされて排出されることになる。これにより、シ
−トSは、シ−ト載置台34上で、大きい角度に湾曲に
されることなく、広い範囲に腰付けられ状態で排出され
る。
【0012】この場合、シ−トSの両翼の腰付けの幅は
シ−トの幅の10%程度に設定するとよい。
【0013】つぎに本発明の他の実施例を図3(a),
3(b)に基づいて説明する。
【0014】本実施例はシ−ト載置板の空気吸入口に特
徴があるので、シ−ト載置板のみを示し、他の構成は上
記実施例の構成と同様であるので、同じ符号を付してそ
の説明は省略する。
【0015】図3(a),3(b)において、シ−ト載
置板124には複数の空気吸入口128が穿設されてい
る。空気吸入口128はシ−ト載置板124の中央部よ
りも腰付部24a,24bの近傍のもの128a,12
8bの個数を多くし、中央部よりも腰付部24a,24
bの近傍部の吸引力を増加させてある。これにより、厚
手のシ−トも確実に腰付けされて排出される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、シ−ト載置板の腰付部
を上記シ−ト搬送方向に対して平行で該シ−ト搬送方向
に亘って設けるとともに空気吸入口を上記腰付部の近傍
に設け、上記シ−ト搬送方向両側部の単位面積当たりの
吸引力をシ−ト搬送方向中央部の吸引力よりも大きく
し、シートの搬送方向両側部に確実に腰付けを行いなが
ら排紙するので、シ−トを確実に断面U字形に保つこと
ができ、腰付けが増加し、前に排紙されたシ−トの表面
の画像を擦って汚したり、また、先端部が排紙されたシ
−トに引っ掛り、排紙台上で丸まり、次に排紙されたシ
−トと衝突したりして排紙ジャムを発生させることが少
なくなる。また、両側部の腰付部の傾斜角度も大きくす
る必要がないので、シ−ト積載時のあばれも少なくな
り、排紙揃えもよく、裏写りの悪化も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排紙装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】輪転式謄写印刷機に適用した排紙装置の断面図
である。
【図3】図3(a)は本発明の排紙装置の他の実施例を
示す平面図であり、図3(b)は同正面図である。
【図4】従来の排紙装置の斜視図である。
【符号の説明】
24a,24b 腰付部 24,124 シ−ト載置板 25 無端ベルト 28a,28b,128a,128b 空気吸入口 29 吸引装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シ−トの搬送方向両側部に、上記シ−トに
    腰付けを行うシ−ト搬送方向の中央部より載置面を高く
    した腰付部が形成されているシ−ト案内載置板と、 このシ−ト案内載置板のシ−ト搬送方向前後の設けられ
    たプ−リ間に回転自在に掛け回され、上記シ−ト案内載
    置板上に送られてきたシ−トを該シ−ト案内載置板の下
    位に載置搬送する無端ベルトと、 上記シ−ト案内載置板に穿設された複数の空気吸入口
    と、 上記シ−ト案内載置板の近傍に配置されていて、上記空
    気吸入口から空気を吸引することにより上記シ−トを上
    記無端ベルトに押しつけるための吸引手段とを具備する
    排紙装置において、 上記腰付部を上記シ−ト搬送方向に対して平行で該シ−
    ト搬送方向に亘って設けるとともに上記空気吸入口を上
    記腰付部の近傍に設け、上記シ−ト搬送方向両側部の単
    位面積当たりの吸引力をシ−ト搬送方向中央部の吸引力
    よりも大きくしたことを特徴とする排紙装置。
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