JP2899123B2 - 帯電部材、帯電装置、この帯電装置を備えた画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なプロセスユニット - Google Patents

帯電部材、帯電装置、この帯電装置を備えた画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なプロセスユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体や誘電体のよう
な被帯電体を帯電する帯電部材、帯電装置、同装置を備
えた画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なプ
ロセスキットに関するものである。
【0002】[背景技術]直流電圧と交流電圧を重畳し
た電圧を導電性部材に印加し、この導電性部材を被帯電
体に当接させて帯電を行なう接触帯電装置が本出願人よ
り提案されている。
【0003】この装置は、例えば感光ドラムに帯電部材
を接触させ、帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧V
ppを有する交流電圧Vacと直流電圧Vdcとを重畳
した電圧(Vac+Vdc)を帯電部材に印加すること
により均一に感光ドラムを帯電するものである。
【0004】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
本発明者らの研究実験の結果、上述の如き帯電部材を使
用して接触帯電を実施した場合に、次のような問題点を
発生した。つまり、図10に示すように電極2−3に印
加された電圧の交流成分Vacのために帯電部材2が振
動し、“帯電音”と呼ばれる振動音が発生したのであ
る。この帯電音の発生するメカニズムを図10を用いて
更に説明する。なお図中1は感光ドラムを示し1−1は
感光層、1−2は、接地されたアルミニウムでできた基
層であり、感光ドラム1は40mm/sのスピードで回
転している。
【0005】帯電部材2には、交流電圧が印加されてい
るため、ある瞬間には、図10(a)の太い実線で示す
ように、感光層1−1を挟んで、カーボン分散のEPD
M等のゴム材でできた帯電部材2−1側にプラス、感光
ドラムの基層1−2側にマイナスの電荷が誘起される。
これらの電荷は、互いに引き合うので、ゴム2−1表面
は感光ドラムに引きつけられ図中、太い実線の位置から
細い実線の位置に移動する。ついで、交流電界が逆転を
始めると、ゴム2−1のプラス電荷、ドラム基板1−2
のマイナス電荷はそれぞれ誘起してきた逆極性の電荷に
よって打ち消され始める。そして交流電界がちょうどプ
ラスからマイナスに変わるときには、ゴム2−1上のプ
ラス電荷とドラム基板1−2上のマイナス電荷は消滅す
る。その結果、ゴム2−1の表面は図10(b)の細い
実線で示す位置に戻ることになる。さらに交流電界がマ
イナスのビークを向かえるときには、図10(c)に示
されるように、ゴム2−1側にはマイナス、ドラム基板
1−2側にはプラスの電荷が誘起される。したがってゴ
ム2−1は再び太い実線の位置から細い実線の位置にま
で移動することになる。以上の現象が繰り返し行なわれ
るため、帯電部材2に交流電圧を印加すると振動を始
め、その結果、“帯電音”が発生するものと考えられ
る。さらに、交流電圧の周波数をf、帯電部材2の振動
周波数をFとすると、上記の説明で明らかなように、交
流電圧の1周期の間に帯電部材2は2回振動することに
なるので、両者の間には次の関係画ある。
【0006】 2f(HZ)=F(c/s) ・・・(1) 又、印加交流成分のピーク間電圧Vppを被帯電体であ
る感光ドラム1の帯電開始電圧の2倍の値より、更に小
さくすれば“帯電音”をかなり改善することが出来る。
しかしながら、その場合、感光ドラム1上には、均一な
帯電を得ることが出来ず、斑点上の帯電ムラを生じるこ
とになる。これは帯電部材2と感光ドラム1との接触面
には微視的には凹凸があり、理想的な接着面が得られな
いためである。ここでピーク間電圧を下げると言うこと
は、交流電圧を印加することで均一な帯電を行なう、い
わゆる“均し効果”がなくなることを示している。更
に、斑点状帯電ムラ状態の感光ドラム表面に通常の電子
写真画像形成プロセスを適用しても出力画像は斑点状ム
ラに対応した斑点状の画像になり、高品位な画像を得る
ことはできない。
【0007】[発明の目的]本発明は、上記の問題点に
鑑み成されたものであり、その目的は帯電音を低減でき
る帯電部材を提供するものである。
【0008】本発明は他の目的は帯電ムラを生じること
なく帯電音の発生を低減することが可能な帯電部材を提
供するものである。
【0009】〔発明の構成〕 上記目的を達成するために、本発明は、振動成分を有す
る電圧が印加され、被帯電体に接触して被帯電体を帯電
する帯電部材において、芯金と表層とを有する中空構造
で中空部分を芯金に垂直な隔壁で分割した事を特徴とす
る。
【0010】
【0011】また、本発明は、像担持体と、振動成分を
有する電圧が印加され、像担持体に接触して像担持体を
帯電する帯電部材を備え、画像形成装置に着脱可能なプ
ロセスユニットにおいて、前記帯電部材は、芯金と表層
とを有する中空構造で中空部分を芯金に垂直な隔壁で分
割した事を特徴とする。
【0012】更に、本発明は、像担持体と、振動成分を
有する電圧が印加され、像担持体に接触して像担持体を
帯電する帯電部材と、像担持体に像を形成する像形成手
段と、を備えた画像形成装置において、前記帯電部材
は、芯金と表層とを有する中空構造で中空部分を芯金に
垂直な隔壁で分割した事を特徴とする。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図11は本発明の画像形成装置の一実施例
を示す側面図である。
【0015】被帯電体である感光ドラム1は接地された
アルミニウムからなる基層1−2と表層である感光層1
−1とからなり、矢印A方向に40mm/secで回転
移動する。ここで感光層1−1は負帯電極性を有する有
機光導電層を用いている。
【0016】感光ドラム1表面は、ドラム1表面と接触
する、電圧が印加された帯電部材である帯電ローラ2に
より一様に帯電された後レーザビームスキャナ5により
画像情報に応じて画像変調されたレーザ光Lが照射さ
れ、静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器の現
像スリーブ6でトナーにより現像されたトナー像となっ
た後このトナー像は転写手段である転写ローラ8により
転写材7へ転写される。
【0017】転写後、転写材7は不図示の定着手段へ搬
送されてトナー像は定着される。
【0018】一方、転写後感光ドラム1上の残留トナー
はクリーニング装置のクリーニングブレード9によりク
リーニングされて繰り返し次の画像形成が行なわれる。
【0019】次に、図1に示す帯電部材の側面図を参照
しつつ本発明の帯電部材について説明する。帯電部材で
ある帯電ローラ2は、ステンレス等でできた金属芯金2
−1と、EPDM(エチレンプロピレンジエンの3元共
重合体)やウレタンのようなゴムにカーボン、酸化スズ
等の導電性粉体を分散させた柔軟な表層2−3と、その
内部に空気や窒素、アルゴンガスを封入した中空部2−
2とを備えている。この中空部分2−2はローラ2の周
方向に渡って空間が形成されているものである。本実施
例では表層2−3の厚さを200μmとしている。ま
た、帯電ローラ2は感光ドラム1の回転移動に対して従
動回転するように感光ドラム1へ所定の圧力で圧接され
る。
【0020】4は帯電ローラ2の芯金2−3に、感光ド
ラム1を帯電するための電圧を印加する電源であり、交
流電圧(ピーク間電圧2.0kV、周波数600Hz)
と直流電圧(−700V)を重畳した振動電圧が導電性
バネ13により印加される。ここで、感光ドラム1の帯
電均一性のために感光ドラム1と帯電ローラ2との間に
印加される振動電圧のピーク間電圧は感光ドラム1の帯
電開始電圧値の2倍以上であることが望ましい。これは
上記ピーク間電圧が上記帯電開始電圧値の2倍より小さ
いと帯電音は減少するが帯電ムラが生じるからである。
帯電開始電圧値とは被帯電体である感光ドラム1と帯電
部材である帯電ローラ2との間に直流電圧を印加して感
光ドラム1の帯電が開始するときの印加直流電圧値であ
る。本実施例における有機光導電層を有する感光ドラム
1の帯電開始電圧値は560Vであり、上述したように
ピーク間電圧はその2倍以上の2.0kVであるので感
光ドラム1の帯電均一性が得られた。また、振動電圧と
は、電圧値が周期的に変化する電圧であり、正弦波、三
角波の他に直流電源をON、OFFすることにより形成
される矩形波の電圧であっても良い。
【0021】図2は図1の断面図を示している。このよ
うに帯電ローラ2の内部に中空部分2−2がある構成に
なっているので、帯電ローラ2は非常に軽くなり、柔ら
かくなった。その結果、帯電音は従来の帯電ローラに比
べて小さくなったが、これはちょうど、重くて硬い木の
棒で太鼓を叩くより、軽くて柔らかい発砲スチロールの
様な棒で太古を叩く方が音が小さいことに似ている。
【0022】さらに、芯金2−3と表層2−1で囲まれ
た中空部分2−2は密閉されているので、帯電部材内部
で発生した帯電音が外に漏れないという効果もあり、帯
電音はより小さくなる。
【0023】つぎに、本発明者らは、図1及び図10の
帯電ローラ2を用いた図11の装置を無響室にセット
し、上記の条件に於ける騒音を測定した。測定はISO
7779の6項に従い行なった。その結果、図10に
示す従来法で55dB近くあった騒音が図1の帯電ロー
ラを用いることにより33dBにまで小さくなった。
【0024】また、帯電ローラ2の表層2−1の厚さt
は10μm<t<10000μmであることが望まし
い。これは表層2−1の厚さtが10μm以下では感光
ドラム1と帯電ローラ2との接触が安定せず帯電不良が
生じ、一方、表層2−1の厚さtが10000μm以上
では帯電ローラ2が感光ドラム1へトナーを押しつける
ことで感光ドラム1へトナーを押しつけることで感光ド
ラム1へトナーが融着することによる帯電不良が生じる
からである。
【0025】図3(a),(b)に帯電部材である帯電
ローラ2のその他の実施例を示す。図3(b)は図3
(a)の断面図である。この例では、図3(b)に示す
ように帯電部材2の中空部分2−2を芯金2−3に垂直
な隔壁で分割している。このような構成になっているの
で、帯電部材2の芯金軸方向中央部分でも感光ドラム1
に対し、押し圧が減少する事が無い。その結果、軸方向
中央部分でもニップが小さくなる様なことはなく、帯電
不良も発生しにくい。一方、蓮根の様に、芯金軸に平行
に中空部分の隔壁を設けた場合は、帯電ローラの回転に
連れて、隔壁が感光ドラムと対向するたびに、帯電音が
変化し、かえって帯電音は大きくなってしまった。従っ
て、芯金の軸方向に対し、直角に隔壁を設けることが帯
電音防止には有効であることが解った。本実施例では表
層2−3の厚さtを200μmとして上述したように騒
音を測定したところ38dBであった。また、既述した
ように10μm<t<10000μmとすることが望ま
しい。
【0026】図4に帯電部材である帯電ローラ2のその
他の実施例を示す。2−4はヒドリンゴムや紙等で構成
された高抵抗層であり、感光ドラム1上のピンホール部
に帯電ローラが対向したときに、異常放電の発生を防ぐ
ものである。この高抵抗層としては107〜1010Ωc
mの体積抵抗率であることが好ましい。2−1はカーボ
ンを多量に含んだEPDM等で出来た、高抵抗層より体
積抵抗率の小さい低抵抗層であり高抵抗層2−4の裏面
に電源4からのバイアスを印加するものである。2−5
は金属や導電性の樹脂等から出来た、フランジであり、
バイアスが印加された芯金2−3を低抵抗層2−1に導
通させるためのものである。
【0027】この実施例では高抵抗層を20μm、低抵
抗層2−1の厚さを80μmとしたところ、帯電音は4
1dBとなって、実用上問題にならないレベル(50d
Bより小)になった。このように少なくとも二層構成に
すれば、帯電音が小さくなるばかりでなく、感光ドラム
にピンホール等の欠陥があっても、異常放電する事なく
帯電が出来ると言うメリットがある。また、高抵抗層2
−4と低抵抗層2−1とを合わせた表層の厚さtは既述
したように10μm<t<10000μmであることが
望ましい。
【0028】図6に帯電部材のその他の実施例を示す。
2−6はEPDM、ウレタンに多量のカーボンを分散さ
せた支持部材である。これは表層2−1と芯金2−3を
電気的に導通させるものである。この実施例では当接部
材の厚さtを3mmとした。この場合、当接部材が振動
しても、支持部材2−6でその振動が吸収されるので、
芯金2−3は振動せず、感光ドラムを叩く力は小さくな
り、帯電音も小さくなる。
【0029】また、このような構成にすると、帯電部材
と感光ドラムの間にニップを保証するために、芯金2−
3に加える押し圧を強くしても、帯電ローラ2端部での
自由度が大きいため、端部変形が少なく、軸方向全長に
渡って均一なニップが得られやすい。
【0030】図8に、帯電部材のその他の実施例を示
す。これは、帯電部材である帯電ブレード11に応用し
た場合を示す。11−1はEPDM,ウレタン等にカー
ボン、酸化錫等の導電粉体を分散させたもの、11−2
は帯電ブレード内部の中空部分を示す。10は帯電のた
めにバイアス電圧を印加する為の電極、4は電極10に
電圧を印加する電源である。
【0031】本実施例において、帯電ブレード11の表
層の厚さtを500μmとしたところ帯電音は40dB
であった。
【0032】この場合、簡単な構成で帯電音の無い帯電
部材が供給できると共に、帯電部材の感光ドラムへの押
し当て圧を、帯電ブレードの腰を利用して制御できると
いう利点がある。なお、ブレード11の表層の厚さtは
既述したように10μm<t<10000μmであるこ
とが望ましい。
【0033】図9に上述したような帯電部材を設けたプ
ロセスユニットUを示す。
【0034】1は感光ドラム、2は帯電ローラ、Lはレ
ーザ光、6は現像スリーブを示し感光ドラムと現像スリ
ーブはそれぞれ矢印の方向に回転している。9は感光ド
ラム上の転写残りトナーを清掃するためのクリーニング
ブレード、15は感光ドラムを保護するためのドラムシ
ャッターである。16は、現像剤であるところのトナー
である。12はトナーを現像スリーブの方向へ送るため
のかくはん棒である。13は、現像スリーブ上のトナー
を均一な厚みにコートするための現像ブレード、14
は、クリーニングブレードで回収されたトナーを溜める
クリーナのトナー容器である。
【0035】このプロセスユニットUは画像形成装置に
対して着脱可能であり、ユニットUは少なくとも像担持
体である感光ドラム1と帯電部材である帯電ローラ2と
を備えていれば良い。このような構成になっているため
に、プロセスユニットUを画像形成装置本体に装着する
と帯電音のほとんど認められない帯電ローラで帯電され
た感光ドラム1は、変調されたレーザ光Lで静電潜像が
書き込まれる。ついで静電潜像は現像スリーブ6で現像
されることにより可視像となる。ついで現像された静電
潜像は不図示の転写部材にて転写され、定着の工程に進
む。
【0036】このように、本実施例を応用すれば、帯電
音の無い、非常にコンパクトなプロセスユニットを供給
することが可能となった。
【0037】以上の実施例において感光体の帯電極性は
マイナスであったが、これに限らずプラスであっても良
い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、帯電部材が中空である
ことで、帯電音の発生を抑えることが可能となった。さ
らに、本発明に依れば、帯電音を防止することが出来る
ようになった結果、電源の周波数を大きな値に設定する
ことが可能になり、プロセススピードの高速化にも対応
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯電部材の第1の実施例を示す側面図
である。
【図2】図1の正面断面図である。
【図3】本発明の帯電部材の第2の実施例を示す断面図
である。
【図4】本発明の帯電部材の第3の実施例を示す側面図
である。
【図5】図4の正面断面図である。
【図6】本発明の帯電部材の第3の実施例を示す断面図
である。
【図7】図6の正面断面図である。
【図8】本発明の帯電部材の第4の実施例を示す側断面
図である。
【図9】帯電部材を設けたプロセスユニットの側断面図
である。
【図10】従来の帯電部材による帯電音発生のメカニズ
ムを説明する側断面図である。
【図11】本発明の画像形成装置の実施例を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電部材 2−1 帯電部材の表層 2−2 帯電部材の中空部分 2−3 帯電部材の芯金 4 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 道仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 浅野 えりか 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−208879(JP,A) 実開 平4−36119(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動成分を有する電圧が印加され、被帯
    電体に接触して被帯電体を帯電する帯電部材において、
    芯金と表層とを有する中空構造で中空部分を芯金に垂直
    な隔壁で分割した事を特徴とする帯電部材。
  2. 【請求項2】 前記帯電部材の表層の厚みtが10μm
    <t<10000μmである事を特徴とする請求項1記
    載の帯電部材。
  3. 【請求項3】 像担持体と、振動成分を有する電圧が印
    加され、像担持体に接触して像担持体を帯電する帯電部
    材を備え、画像形成装置に着脱可能なプロセスユニット
    において、前記帯電部材は、芯金と表層とを有する中空
    構造で中空部分を芯金に垂直な隔壁で分割した事を特徴
    とするプロセスユニット。
  4. 【請求項4】 前記帯電部材の表層の厚みtが10μm
    <t<10000μmである事を特徴とする請求項3記
    載のプロセスユニット。
  5. 【請求項5】 像担持体と、振動成分を有する電圧が印
    加され、像担持体に接触して像担持体を帯電する帯電部
    材と、像担持体に像を形成する像形成手段と、を備えた
    画像形成装置において、前記帯電部材は、芯金と表層と
    を有する中空構造で中空部分を芯金に垂直な隔壁で分割
    した事を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記帯電部材の表層の厚みtが10μm
    <t<10000μmである事を特徴とする請求項5記
    載の画像形成装置。
JP3056859A 1991-03-20 1991-03-20 帯電部材、帯電装置、この帯電装置を備えた画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なプロセスユニット Expired - Fee Related JP2899123B2 (ja)

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EP92104784A EP0504877B1 (en) 1991-03-20 1992-03-19 Charging device, process unit and image forming apparatus having a charging device
DE69233089T DE69233089T2 (de) 1991-03-20 1992-03-19 Aufladevorrichtung, Arbeitseinheit und Bilderzeugungsgerät mit einer Aufladevorrichtung
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