JP2002072573A - 画像形成装置、カートリッジ、画像形成システム、および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、カートリッジ、画像形成システム、および記憶媒体

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JP2002072573A
JP2002072573A JP2000252348A JP2000252348A JP2002072573A JP 2002072573 A JP2002072573 A JP 2002072573A JP 2000252348 A JP2000252348 A JP 2000252348A JP 2000252348 A JP2000252348 A JP 2000252348A JP 2002072573 A JP2002072573 A JP 2002072573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のセンサなどを設けることなく、簡易か
つ安価な構成で、耐久変動の少ない高画質画像を得る。 【解決手段】 カートリッジCにメモリ22を備え、カ
ートリッジCが画像形成装置本体内で駆動された時間を
記憶する。個々のカートリッジに使用されている感光ド
ラム1の感光材料の特性によって決定される使用量に関
する閾値情報と、感光ドラム1とクリーニングブレード
10の当接圧、帯電ローラ2の電気特性によって決まる
演算式の係数情報とを製造時にメモリ22に記憶させて
おく。メモリ22に記憶されている駆動時間と係数情報
によってカートリッジCの使用量を計算し、その計算値
と、カートリッジのメモリ22内における感光ドラム使
用量の閾値情報と比較する。そして計算値が閾値となっ
た時に露光光量を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式を用いた画像形成装置、この画像形成装置本体に
装着可能なカートリッジ、すなわち、プロセスカートリ
ッジ、カートリッジ化された現像装置、画像形成システ
ム、およびカートリッジに搭載された記憶媒体に関す
る。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタなど)、電子写
真ファクシミリ装置などが含まれる。
【0003】また、電子写真画像形成装置本体に着脱可
能なカートリッジとは、電子写真感光体、電子写真感光
体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に現像剤を供
給する現像手段、電子写真感光体をクリーニングするク
リーニング手段のうち少なくとも一つを有するものをい
う。特に、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像
手段およびクリーニング手段の少なくとも一つと、電子
写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカート
リッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能と
するものであるか、または、少なくとも現像手段と電子
写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカート
リッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能と
するものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体と電子写真
感光体に作用するプロセス手段とを一体的にカートリッ
ジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱
可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行う
ことができるので、格段に操作性を向上させることがで
きる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、電子
写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】プロセスカートリッジ(以下、単に「カー
トリッジ」という)に記憶手段としてのメモリを搭載
し、カートリッジの情報を記憶する方法も開示されてい
る。例えば、特開平10−221938号公報では、メ
モリにカートリッジの製造ロットや種類、現像剤(トナ
ー)の種類などを記憶し、カートリッジの品質管理を行
うことが提案されている。
【0006】また、カートリッジにメモリを搭載するこ
とで、カートリッジの使用状況によらず画質を安定化す
る方法も提案されている。米国特許第5272503号
では、メモリ内に画像形成装置本体でのカートリッジの
使用量として積算したプリント(複写)枚数を随時記録
し、プリント枚数の積算値に応じてプロセス条件を制御
する画像形成装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子写
真感光体である感光ドラムの使用量を上述したようなカ
ートリッジの使用量としてプリント枚数の積算値にする
と、精度が良くないという欠点がある。これは、例えば
A3サイズ紙をA4サイズ紙と同じ1枚とカウントして
しまうからである。
【0008】また、表面電位センサなどを用い、感光ド
ラムの帯電電位の低下、あるいは潜像コントラストの減
少で、感光ドラムの使用量を直接検知する方法も考えら
れるが、この場合、表面電位センサおよびその出力を処
理する電気回路が必要になり、コストが高くなる。ま
た、センサ位置に対応した感光ドラム上の情報しか得ら
れないので、部分的な不良を検出する可能性もあり、必
ずしも感光ドラムの長手方向全体の情報が得られない。
【0009】また、カートリッジの正確な使用量が分か
ったとしても、カートリッジの使用期間を通して、画像
を均一化させるのは難しい場合もある。これは、カート
リッジの製造条件などで、カートリッジの使用量に対す
る画像の変動に多少の差があり、使用期間の中盤から後
半にかけて画像の差が顕在化するからである。
【0010】この一例として、感光ドラムの膜厚と明部
電位Vlとの関係を図10に示す。このグラフからわか
るように、感光ドラムの明部電位は膜厚に対する依存性
がある。
【0011】このように、カートリッジの長期使用に伴
い、感光ドラムの膜厚が削られることによって明部電位
が変化して、形成画像の画質が変動する。しかし、膜厚
の減少量はたとえ使用量が同じでもカートリッジ製造時
の条件によって変動することがあった。
【0012】この感光ドラムの膜厚の減少量における変
動は、例えばカートリッジのクリーニングブレードにお
ける当接圧の製造バラツキや、帯電手段の電気的な特性
のバラツキなどによって発生する。
【0013】従って、本発明の目的は、一般には専用の
センサなどを設けることなく、簡易かつ安価な構成で、
耐久変動の少ない高画質画像を得ることのできる画像形
成装置、画像形成装置に着脱可能なカートリッジ、およ
び画像形成システムを提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、カートリッジの正確
な使用量に基づいて、最適な露光量を制御することがで
き、簡易かつ安価な構成で、どのようなカートリッジに
対しても、カートリッジの製造公差によるばらつきの少
ない、高画質画像を得ることができる画像形成装置、画
像形成装置に着脱可能なカートリッジ、および画像形成
システムを提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、一般には専用のセン
サなどを設けることなく、簡易かつ安価な構成で、耐久
変動の少ない高画質画像を得ることに寄与できる、カー
トリッジに搭載された記憶媒体を提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、カートリッジの正確
な使用量に基づいて、最適な露光量を制御することがで
き、簡易かつ安価な構成で、どのようなカートリッジに
対しても、カートリッジの製造公差によるばらつきの少
ない高画質画像を得ることに寄与できる、カートリッジ
に搭載される記憶媒体を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置、カートリッジ、画像形成システム、およ
び記憶媒体にて達成される。要約すれば、第1の本発明
は、静電潜像が形成される感光体、前記感光体を帯電さ
せる帯電手段、前記感光体上に形成された静電潜像を現
像するための現像手段の中のいずれか一つ以上を一体に
ユニット化し、電子情報を記憶可能な記憶媒体を有する
カートリッジを着脱自在に装着し、更に、前記感光体を
露光する露光手段と、前記カートリッジの使用量を検知
する手段と、を有する画像形成装置において、前記記憶
媒体には各々のカートリッジ固有に持つ条件変更のため
の閾値情報と前記カートリッジの使用量情報とが格納さ
れており、前記閾値情報と前記使用量情報とに基づいて
前記感光体の露光条件を変更する制御を行うことを特徴
とする画像形成装置である。
【0018】第2の本発明は、静電潜像が形成される感
光体、前記感光体を帯電させる帯電手段、前記感光体上
に形成された静電潜像を現像するための現像手段の中の
いずれか一つ以上を一体にユニット化し、電子情報を記
録可能な記憶媒体を具備したカートリッジであって、前
記感光体を露光する露光手段と、カートリッジの使用量
を検知する手段とを有する画像形成装置本体に着脱可能
なカートリッジにおいて、前記記憶媒体には各々のカー
トリッジ固有に持つ条件変更のための閾値情報とカート
リッジの使用量情報とが格納され、前記閾値情報と前記
使用量情報とに基づいて前記感光体の露光条件を変更す
る制御を行うことを特徴とするカートリッジである。
【0019】第3の本発明は、画像形成装置に着脱可能
なカートリッジを用いて記録媒体に画像を形成する画像
形成システムにおいて、 a)静電潜像が形成される感光体、前記感光体を帯電さ
せる帯電手段、および前記感光体上の静電潜像を現像す
るための現像手段の中のいずれか一つ以上と、各々のカ
ートリッジ固有に持つ条件変更のための閾値および前記
カートリッジの使用量情報が格納されている記憶可能な
記憶媒体と、を有するカートリッジと、 b)前記感光体を露光する露光手段と、前記カートリッ
ジの使用量を検知する手段と、前記記憶媒体内の情報に
基づいて前記感光体の露光条件を変更する制御手段と、
を有する画像形成装置と、を有することを特徴とする画
像形成システムである。
【0020】第4の本発明は、静電潜像が形成される感
光体、前記感光体を帯電させる帯電手段、前記感光体上
に形成された静電潜像を現像するための現像手段の中の
いずれか一つ以上を一体にユニット化し、画像形成装置
本体に着脱自在に装着するカートリッジに搭載された、
電子情報を記憶可能な記憶媒体において、各々のカート
リッジ固有に持つ条件変更のための閾値情報と前記カー
トリッジの使用量情報とが格納されていることを特徴と
する記憶媒体である。
【0021】上記各発明における一実施態様によると、
前記カートリッジの使用量情報は、カートリッジの使用
に応じて変化する量を表す情報である。
【0022】上記各発明による他の実施態様によると、
前記カートリッジ固有に持つ条件変更のための閾値情報
とは、カートリッジ製造時にカートリッジ個々の特性に
応じて書き込まれる情報である。また、前記カートリッ
ジの使用量情報は、前記感光体、前記帯電手段、または
前記現像手段の回転時間、前記帯電手段または前記現像
手段へのバイアス印加時間、現像剤残量、印字枚数、前
記感光体に作像する画像ドット数、前記感光体を露光す
る際のレーザによる発光時間の積算値、前記感光体の膜
厚、または、それぞれの使用量に重み付けを行なって組
み合わせた値である。
【0023】また、他の実施態様によると、前記カート
リッジの使用量が閾値に達した時に、前記露光条件を変
更する。また、前記露光条件は、露光光量である。ま
た、前記記憶媒体は、前記閾値と、前記露光条件とに対
応したテーブルを有する。
【0024】また、上記各発明における他の実施態様に
よると、前記カートリッジは、少なくとも前記感光体、
前記帯電手段、および前記現像手段を含むプロセスカー
トリッジである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装
置、カートリッジ、画像形成システム、および記憶媒体
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0026】実施例1 まず、図1および図2を参照して、本発明に従って構成
されるカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置
の一実施例について説明する。本実施例の画像形成装置
は、ホストコンピュータから画像情報を受け取り、画像
出力するレーザービームプリンタであり、電子写真感光
体である感光ドラムや、その他のプロセス手段、現像剤
であるトナーなどの消耗品を一体的に構成しプロセスカ
ートリッジとして電子写真画像形成装置本体に対して着
脱交換可能とした電子写真画像形成装置である。
【0027】本実施例におけるプロセスカートリッジC
は、感光ドラム1と、感光ドラム1を均一に帯電するた
めの帯電手段である接触帯電ローラ2と、感光ドラム1
に対向配置された現像手段としての現像スリーブ5と、
現像スリーブ5に連結されトナーtを収容する現像剤収
納部であるトナー容器4aと、クリーニングブレード1
0、およびクリーニングブレード10により感光体1か
ら除去された残留トナーを収容する廃トナー容器11を
備えたクリーニング手段6とが一体的に構成されてい
る。
【0028】このプロセスカートリッジCはユーザーに
よって、画像形成装置本体に設けた装着手段30に対し
て取り外し可能に装着される。
【0029】帯電ローラ2は芯金の表面に導電性弾性体
を形成したもので、芯金の両端部を回転自在に保持さ
れ、所定の押圧力にて感光ドラム1の外周面に圧接さ
れ、感光ドラム1の回転に従動回転する。帯電ローラ2
には画像形成装置本体内に設けられた高圧電源から芯金
を介して、帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧Vp
pを有するAC成分VacとDC成分Vdcとの重畳電
圧(Vac+Vdc)が帯電ローラ2に印加されて、回
転駆動されている感光ドラム1の外周面がAC印加方式
で均一に接触帯電処理される。
【0030】帯電ローラ2に印加される帯電バイアス
は、直流電圧:−600V、交流電圧:正弦波、周波数
=1500Hz、実効電流値=1400μAを印加す
る。感光ドラム1の帯電電位はVd=−600Vに帯電
され、レーザ露光部の電位をVL=−150Vとし、こ
れによりVL部を反転現像する。
【0031】現像スリーブ5は、直径16mmの非磁性
アルミスリーブで、表面が導電性粒子を含有する樹脂層
でコートされている。現像スリーブ5内には図示してい
ないが4極のマグネットロールが配置されている。現像
剤規制部材7としては、JIS硬度40°程度のシリコ
ンゴムを現像スリーブ5に対して当接力が30〜40g
f/cm(=0.3〜0.4N/cm;スリーブ長手方
向についての1cm当たりの当接加重)となるように用
いられる。
【0032】トナー容器4a内に収容されたトナーtは
負帯電性磁性一成分トナーが用いられる。成分として
は、結着樹脂としてスチレンn−ブチルアクリレート共
重合体100重量部に、磁性体粒子80重量部、モノア
ゾ系鉄錯体の負荷電制御剤2部、ワックスとして低分子
量ポリプロピレン3部を140℃に加熱した2軸エクス
トルーダーで溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミ
ルで粗分解し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕し、得
られた微粉砕物を風力分級して、重量平均径5.0μm
の分級粉を得る。平均粒径5.0μmの分級品に疎水性
シリカ微粉体1.0重量部をヘンシェルミキサーで混合
し、現像剤を得る。そして、重量平均粒径が3.5〜
7.0μmの範囲(主に6μm程度)のものが用いられ
る。
【0033】現像スリーブ5に印加される現像バイアス
は、例えば感光ドラム1と現像スリーブ5間のギャップ
が300μm程度であった場合、直流電圧:−450
V、交流電圧:矩形波、Vpp1600V、周波数22
00Hzを印加する。
【0034】また、トナー容器4a内にはトナー撹拌部
材8があり、6秒に1回の割合で回転し、トナー容器4
a内のトナーをほぐしながら、現像領域にトナーを送り
込んでいる。
【0035】図2の本実施例のレーザービームプリンタ
において、像担持体である円筒状の感光ドラム1は、そ
の軸を中心に一方向に回転する。感光ドラム1は帯電ロ
ーラ2によってその表面を一様に帯電された後、露光装
置(露光手段)3により静電潜像を形成される。感光ド
ラム1上に形成された静電潜像は現像装置4によりトナ
ーtを供給してトナー像として可視化させる。現像スリ
ーブ5にはバイアス供給電源(不図示)が接続されてお
り、感光ドラム1と現像スリーブ5の間に上述した直流
バイアスに交流バイアスを重畳した適正な現像バイアス
を与えるようになっている。
【0036】一方、給紙カセット20内に収容された記
録媒体である転写材Pは、給紙ローラ21によって1枚
ずつレジストローラ18まで送り出され、レジストロー
ラ18によって感光ドラム1上の像と同期がとられて転
写部に送られる。
【0037】転写部において、トナーtにより可視化さ
れた感光ドラム1上のトナー像は転写ローラ9により転
写材Pに転写される。転写材Pはさらに定着装置12に
搬送され、トナー像が熱もしくは圧力により定着されて
記録画像となる。
【0038】転写後に転写されず感光ドラム1上に残っ
たトナーはクリーニングブレード10により除かれ廃ト
ナー容器11に収容される。その後、感光ドラム1は再
び帯電ローラ2によって帯電され上述の工程を繰り返
す。
【0039】つぎに、上記プロセスカートリッジ(以
下、単に「カートリッジ」という)Cに装着される記憶
手段(記憶媒体)としてのメモリ22について説明す
る。
【0040】本実施例のカートリッジCは、廃トナー容
器11の装着方向前面部にメモリ22と、メモリ22へ
の情報の読み書きを制御するためのカートリッジ側伝達
部23とを有している。カートリッジCが画像形成装置
本体に装着されると、カートリッジ側伝達部23と画像
形成装置本体側の本体制御部24とが互いに対向するよ
うに配置されている。なお、本体制御部24は画像形成
装置本体側の伝達手段としての機能も含むものである。
【0041】本発明に使用されるメモリとしては、通常
の半導体による電子的なメモリが特に制限なく使用する
ことができる。特に、メモリと読み出し/書き込みIC
の間のデータ通信を電磁波によって行う非接触メモリで
ある場合、伝達部23と本体制御部24の間が非接触で
あってもよいためカートリッジCの装着状態による接触
不良の可能性がなくなり、信頼性の高い制御を行うこと
ができる。
【0042】これらの2つの制御部23、24によって
メモリ22内の情報の読み出しおよび書き込みを行うた
めの制御手段が構成される。メモリ22の容量について
は、後述するカートリッジ使用量およびカートリッジ特
性値などの複数個の情報を記憶するのに十分な容量をも
つものとする。
【0043】また、メモリ22には、カートリッジCの
使用量が随時書き込み記憶される。メモリ22内に記憶
されるカートリッジ使用量は、画像形成装置本体によっ
て判断できれば特に制限はない。例えば、感光ドラム
1、帯電ローラ2、現像スリーブ5などの各ユニットの
回転時間、帯電ローラ2、現像スリーブ5などへのバイ
アス印加時間、トナー残量、印字枚数、感光体に作像す
る画像ドット数、感光体を露光する際のレーザ発光時間
の積算値、および感光体の膜厚、それぞれの使用量に重
み付けを行って組み合わせた値などが挙げられる。
【0044】さらに、カートリッジ出荷時におけるカー
トリッジの個々の特性に応じたカートリッジの特性値
は、プロセス条件を変更するためのパラメータであり、
工場出荷時にメモリ22に格納される。パラメータとし
ては、例えば、感光ドラムの製造ロットや帯電ローラの
電気的な特性値、クリーニングブレードの当接圧などに
よって適正な値が入れられる。
【0045】そして、メモリ22に格納されたこれらの
情報からプロセス条件を制御する。すなわち、メモリ2
2内の情報をカートリッジ伝達部23と本体制御部24
で演算し、その演算結果によって高圧出力や露光光量を
変化させる。
【0046】ここで、本実施例における画像形成プロセ
ス条件制御について説明する。
【0047】所定露光量に対する感光ドラムの感度はい
くつかの要因によって変動する。本発明者らによれば、
感光ドラムの使用に応じた感度の変動要因として挙げら
れるパラメータとしては、例えば、感光ドラムの膜厚
や、感光ドラムを構成する感光材料の特性などがある。
すなわち、感光ドラムの膜厚に応じて、感光ドラムの持
つ静電容量値が変化するため、同じ暗部電位を持つ感光
ドラムを所定の明部電位にまで減衰させるために必要な
電荷量は膜厚の薄い感光ドラムほど多く必要となる。従
って、同一露光量で使用を続けた場合、感光ドラムの使
用に応じた摩耗量によって次第に感度が悪くなっていく
現象が見られる。この感光ドラムの摩耗量はその使用量
およびカートリッジの特性値によって変化する。
【0048】また、感光ドラムを構成する感光材料のバ
ラツキによっても感度の変動に違いがある。
【0049】図3に、感光材料が製造ロットA、Bによ
って異なる感光ドラムについて、耐久枚数つまり印字枚
数と明部電位つまり露光部電位の関係を示す。図から分
かるように、製造ロットAの感光ドラムにおいては、印
字枚数の増加に対して徐々に明部電位が落ち込むのに対
して、製造ロットBの感光ドラムでは、耐久の初めにお
ける電位の落ち込みが大きく、中盤以降はそれほど変動
がない。このような感光ドラムの使用による明部電位の
変動が、画像の変動となってしまう。
【0050】このような明部電位の変動を抑えるために
は、感光ドラムの使用量やカートリッジの特性値に応じ
て露光量を切り替えてやればよい。そこで、本実施例で
は、下記のような制御を行う。 (1)カートリッジCにメモリ22を備え、カートリッ
ジCが画像形成装置本体内で駆動された時間を記憶す
る。 (2)個々のカートリッジに使用されている感光ドラム
1の感光材料の特性によって決定される上記使用量に関
する閾値情報と、感光ドラム1とクリーニングブレード
10の当接圧、帯電ローラ2の電気特性によって決まる
演算式の係数情報とを製造時にメモリ22に記憶させて
おく。 (3)画像形成装置本体において、カートリッジCのメ
モリ22に記憶されている駆動時間と係数情報によって
カートリッジCの使用量を計算し、その計算値と、カー
トリッジのメモリ22内における感光ドラム使用量の閾
値情報と比較する。そして計算値が閾値となった時に露
光光量を変える。なお、閾値と露光光量とに対応したテ
ーブルを作成しておきメモリ22に格納しておくのがよ
い。
【0051】ここで、カートリッジのメモリ22に記憶
されている閾値情報は複数でもよく、露光光量の切り替
えは複数回行ってもよい。このことにより、感光ドラム
1の使用期間を通して安定した明部電位を得ることが可
能となり、形成画像の高画質化が実現できる。
【0052】図4および図5によって、本実施例におけ
る特徴部分の構成について説明する。
【0053】図4に示すように、本体制御部24は、デ
ータ記憶用メモリ13、制御部25、演算部26、感光
体回転指示部27、帯電バイアス印加時間検出部28、
および本体伝達部14などからなり、レーザ露光ユニッ
ト(露光手段)3と接続されている。また、カートリッ
ジCにはメモリ22と伝達部23が配置されている。
【0054】また、図5に示すように、カートリッジC
内のメモリ22にはカートリッジ駆動時間情報T、重み
付け係数であるドラム使用量演算式係数φ、ドラム使用
量演算式閾値αなどが格納されている。なお、ドラム使
用量演算式閾値αとドラム使用量演算式係数φは出荷時
にメモリ22に記憶される。これらの値は、ドラム感度
やドラム材料、クリーニングブレードの当接圧、帯電ロ
ーラの電気的特性によって変化する。
【0055】つぎに、本実施例の制御動作について説明
する。
【0056】プリント信号を画像形成装置本体が受ける
と感光体回転指示部27によってカートリッジCが駆動
され、画像形成プロセスが開始される。この際、以下の
ようにドラム使用量を算出する。
【0057】感光体回転指示部27からの感光ドラム回
転時間データを積算した値Bと、帯電バイアス印加時間
検出部28からの帯電バイアス印加時間データを積算し
た値Aと、メモリ22から読み出された重み付け係数φ
を用いた換算式D=A+B×φにより演算部26でドラ
ム使用量Dが計算され、本体データ記憶用の本体メモリ
13に積算記憶される。積算記憶されたドラム使用量D
は演算部26により、カートリッジCのメモリ22内の
閾値αと比較される。比較の結果、ドラム使用量Dが閾
値αより大きくなった時に、制御部25からレーザ露光
ユニット29に制御信号が送られレーザによる露光光量
が変更される。
【0058】感光ドラム回転時間データと帯電バイアス
印加時間データは随時メモリ22に格納され、ドラム使
用量のデータの演算は、感光ドラム1の駆動が停止した
際に随時行われる。
【0059】つぎに、図6のフローチャートを用いて本
実施例の画像形成装置の動作を説明する。 〈開始〉 S101:画像形成装置本体の電源ON。 S102:カートリッジCのメモリ22からこれまでの
感光体回転時間と帯電バイアス印加時間の積算値を読み
出す。 S103:プリント信号ON。 S104:感光体回転時間検出部27が回転時間のカウ
ントを開始してメモリ22から読み出された感光体回転
時間に積算する。 S105:帯電バイアス印加時間検出部28が、帯電バ
イアス印加時間のカウントを開始してメモリ22から読
み出された帯電バイアス印加時間に積算する。 S106:プリント終了。 S107:カートリッジのメモリ22から重み付け係数
φを読み出す。 S108:演算部26にてドラム使用量Dを計算する。 S109:本体制御部24によりドラム使用量演算式閾
値αを読み出す。 S110:演算部26が、ドラム使用量データDと、ド
ラム使用量演算式閾値αを比較する。すなわち、D>α
かどうかを判断する。“YES”と判断された場合に
は、S111に進み、“NO”と判断された場合には、
ステップS102に戻り、制御を繰り返す。 S111:制御部25から図5に示したレーザ露光ユニ
ット29に切り替えの信号が発信され、露光光量が変化
する。 〈終了〉図7および図8に、上記のフローチャートに示
したような露光量制御を行うことによって得られた効果
を示す。
【0060】図7にはロットAの感光ドラムにおける露
光部電位Vlの推移について露光量制御の有無それぞれ
の場合を示した。この例においては、ドラム使用量演算
式閾値αは2000枚の印字相当のドラム使用量となっ
ている。
【0061】図8にはロットBのドラムにおける露光部
電位Vlの推移について露光量制御の有無それぞれの場
合を示したものである。この例においては、ドラム使用
量演算式閾値αは1000枚の印字相当のドラム使用量
となっている。
【0062】図7と図8からわかるように、本実施例の
露光量制御を行うことにより、60V程度あった電位変
動が40V程度におさまっている。
【0063】なお、本実施例においては、電流値切り替
えは一度しか行わないが、個々の特性に応じて複数の段
階でもよく、また、電流値も個々のカートリッジ状態に
よって上げてもよく、下げてもよい。ドラム使用量デー
タ閾値は、一つの場合を示したが、これも複数であって
もよい。
【0064】実施例2 図9に、本発明の他の態様であるカートリッジ化された
現像装置4Aの一実施例を示す。
【0065】本実施例の現像装置4Aは、現像スリーブ
5のような現像剤担持体と、この現像剤担持体に現像剤
tを供給するために、内部に現像剤tを収容した現像容
器4aと、が一体的にカートリッジ化される。つまり、
第1実施例で説明したプロセスカートリッジCから感光
ドラム1、帯電ローラ2、クリーニング手段6を除いて
一体化したカートリッジと考えることができる。
【0066】従って、第1実施例にて説明した構成を本
実施例に適用することによって、第1実施例と同様の作
用効果を達成することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置、カートリッジ、および画像形成システムは、カー
トリッジに搭載された記憶媒体には各々のカートリッジ
固有に持つ条件変更のための閾値情報と前記カートリッ
ジの使用量情報とが格納されており、前記閾値情報と前
記使用量情報とに基づいて感光体の露光条件を変更する
制御を行うことにより、個々のカートリッジに応じて、
感光体の使用状況による適正な露光量の制御を行うこと
ができ、一般には専用のセンサなどを設けることなく、
簡易かつ安価な構成で、耐久変動の少ない高画質画像を
得ることができる。また、カートリッジの正確な使用量
に基づいて、最適な露光量を制御することができ、簡易
かつ安価な構成で、どのようなカートリッジに対して
も、カートリッジの製造公差によるばらつきの少ない、
高画質画像を得ることができる。
【0068】また、本発明の記憶媒体によれば、各々の
カートリッジ固有に持つ条件変更のための閾値情報と前
記カートリッジの使用量情報とが格納されていることに
より、一般には専用のセンサなどを設けることなく、簡
易かつ安価な構成で、耐久変動の少ない高画質画像を得
ることに寄与できる。また、簡易かつ安価な構成で、ど
のようなカートリッジに対しても、カートリッジの製造
公差によるばらつきの少ない高画質画像の形成に寄与で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
を示す断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す断
面図である。
【図3】ドラム製造ロットの違いにおけるプリント枚数
と露光部電位の関係を示すグラフである。
【図4】本発明に係る画像形成装置とプロセスカートリ
ッジを示すブロック図である。
【図5】本発明に係るメモリ制御の構成図である。
【図6】本発明に係るプロセス制御動作の一実施例を示
すフローチャートである。
【図7】製造ロットAの本制御有無におけるプリント枚
数と露光部電位の関係を示すグラフである。
【図8】製造ロットBの本制御有無におけるプリント枚
数と露光部電位の関係を示すグラフである。
【図9】本発明に係るカートリッジ化された現像装置の
一実施例を示す断面図である。
【図10】従来の感光ドラム膜厚と明部電位の関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 感光ドラム(感光体) 2 帯電ローラ(帯電手段) 3 露光装置(露光手段) 4 現像装置 5 現像スリーブ(現像手段) 22 メモリ(記憶媒体) C プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 掛下 智美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA06 DA07 DA15 DA27 DA38 DA45 DD02 DD09 EA01 EA02 EA09 EC10 EE08 EJ08 2H071 BA04 BA13 BA34 DA06 DA08 DA13 DA15 DA31

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される感光体、前記感光
    体を帯電させる帯電手段、前記感光体上に形成された静
    電潜像を現像するための現像手段の中のいずれか一つ以
    上を一体にユニット化し、電子情報を記憶可能な記憶媒
    体を有するカートリッジを着脱自在に装着し、更に、前
    記感光体を露光する露光手段と、前記カートリッジの使
    用量を検知する手段と、を有する画像形成装置におい
    て、 前記記憶媒体には各々のカートリッジ固有に持つ条件変
    更のための閾値情報と前記カートリッジの使用量情報と
    が格納されており、前記閾値情報と前記使用量情報とに
    基づいて前記感光体の露光条件を変更する制御を行うこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジの使用量情報は、カー
    トリッジの使用に応じて変化する量を表す情報であるこ
    とを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジの使用量情報は、前記
    感光体、前記帯電手段、または前記現像手段の回転時
    間、前記帯電手段または前記現像手段へのバイアス印加
    時間、現像剤残量、印字枚数、前記感光体に作像する画
    像ドット数、前記感光体を露光する際のレーザによる発
    光時間の積算値、前記感光体の膜厚、または、それぞれ
    の使用量に重み付けを行なって組み合わせた値であるこ
    とを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジ固有に持つ条件変更の
    ための閾値情報とは、カートリッジ製造時にカートリッ
    ジ個々の特性に応じて書き込まれる情報であることを特
    徴とする請求項1、2、または3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジの個々の特性とは、前
    記感光体の製造ロット、前記帯電手段の電気的な特性
    値、または、前記感光体に当接するクリーニングブレー
    ドの当接圧であることを特徴とする請求項4の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジの使用量が前記閾値に
    達した時に、前記露光条件を変更することを特徴とする
    請求項1から5のいずれかの画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記露光条件は、露光光量であることを
    特徴とする請求項1から6のいずれかの画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶媒体は、前記閾値情報と、前記
    露光条件とに対応したテーブルを有することを特徴とす
    る請求項1から7のいずれかの画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記カートリッジは、少なくとも前記感
    光体、前記帯電手段、および前記現像手段を含むプロセ
    スカートリッジであることを特徴とする請求項1から8
    のいずれかの画像形成装置。
  10. 【請求項10】 静電潜像が形成される感光体、前記感
    光体を帯電させる帯電手段、前記感光体上に形成された
    静電潜像を現像するための現像手段の中のいずれか一つ
    以上を一体にユニット化し、電子情報を記録可能な記憶
    媒体を具備したカートリッジであって、前記感光体を露
    光する露光手段と、カートリッジの使用量を検知する手
    段とを有する画像形成装置本体に着脱可能なカートリッ
    ジにおいて、 前記記憶媒体には各々のカートリッジ固有に持つ条件変
    更のための閾値情報とカートリッジの使用量情報とが格
    納され、前記閾値情報と前記使用量情報とに基づいて前
    記感光体の露光条件を変更する制御を行うことを特徴と
    するカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記カートリッジの使用量情報は、カ
    ートリッジの使用に応じて変化する量を表す情報である
    ことを特徴とする請求項10のカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジの使用量情報は、前
    記感光体、前記帯電手段、または前記現像手段の回転時
    間、前記帯電手段または前記現像手段へのバイアス印加
    時間、現像剤残量、印字枚数、前記感光体に作像する画
    像ドット数、前記感光体を露光する際のレーザによる発
    光時間の積算値、前記感光体の膜厚、または、それぞれ
    の使用量に重み付けを行なって組み合わせた値であるこ
    とを特徴とする請求項10または11のカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記カートリッジ固有に持つ条件変更
    のための閾値情報とは、カートリッジ製造時にカートリ
    ッジ個々の特性に応じて書き込まれる情報であることを
    特徴とする請求項10、11、または12のカートリッ
    ジ。
  14. 【請求項14】 前記カートリッジの個々の特性とは、
    前記感光体の製造ロット、前記帯電手段の電気的な特性
    値、または、前記感光体に当接するクリーニングブレー
    ドの当接圧であることを特徴とする請求項13のカート
    リッジ。
  15. 【請求項15】 前記カートリッジの使用量が前記閾値
    に達した時に、前記露光条件を変更することを特徴とす
    る請求項10から14のいずれかのカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記露光条件は、露光光量であること
    を特徴とする請求項10から15のいずれかのカートリ
    ッジ。
  17. 【請求項17】 前記記憶媒体は、前記閾値情報と、前
    記露光条件とに対応したテーブルを有することを特徴と
    する請求項10から16のいずれかのカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記カートリッジは、少なくとも前記
    感光体、前記帯電手段、および前記現像手段を含むプロ
    セスカートリッジであることを特徴とする請求項10か
    ら17のいずれかのカートリッジ。
  19. 【請求項19】 画像形成装置に着脱可能なカートリッ
    ジを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成システム
    において、 a)静電潜像が形成される感光体、前記感光体を帯電さ
    せる帯電手段、および前記感光体上の静電潜像を現像す
    るための現像手段の中のいずれか一つ以上と、各々のカ
    ートリッジ固有に持つ条件変更のための閾値および前記
    カートリッジの使用量情報が格納されている記憶可能な
    記憶媒体と、を有するカートリッジと、 b)前記感光体を露光する露光手段と、前記カートリッ
    ジの使用量を検知する手段と、前記記憶媒体内の情報に
    基づいて前記感光体の露光条件を変更する制御手段と、
    を有する画像形成装置と、を有することを特徴とする画
    像形成システム。
  20. 【請求項20】 前記カートリッジの使用量情報は、
    カートリッジの使用に応じて変化する量を表す情報であ
    ることを特徴とする請求項19の画像形成システム。
  21. 【請求項21】 前記カートリッジの使用量情報は、前
    記感光体、前記帯電手段、または前記現像手段の回転時
    間、前記帯電手段または前記現像手段へのバイアス印加
    時間、現像剤残量、印字枚数、前記感光体に作像する画
    像ドット数、前記感光体を露光する際のレーザによる発
    光時間の積算値、前記感光体の膜厚、または、それぞれ
    の使用量に重み付けを行なって組み合わせた値であるこ
    とを特徴とする請求項19または20の画像形成システ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記カートリッジ固有に持つ条件変更
    のための閾値情報とは、カートリッジ製造時にカートリ
    ッジ個々の特性に応じて書き込まれる情報であることを
    特徴とする請求項19、20、または21の画像形成シ
    ステム。
  23. 【請求項23】 前記カートリッジの個々の特性とは、
    前記感光体の製造ロット、前記帯電手段の電気的な特性
    値、または、前記感光体に当接するクリーニングブレー
    ドの当接圧であることを特徴とする請求項22の画像形
    成システム。
  24. 【請求項24】 前記カートリッジの使用量が前記閾値
    に達した時に、前記露光条件を変更することを特徴とす
    る請求項19から23のいずれかの画像形成システム。
  25. 【請求項25】 前記露光条件は、露光光量であること
    を特徴とする請求項19から24のいずれかの画像形成
    システム。
  26. 【請求項26】 前記記憶媒体は、前記閾値情報と、前
    記露光条件とに対応したテーブルを有することを特徴と
    する請求項19から25のいずれかの画像形成システ
    ム。
  27. 【請求項27】 前記カートリッジは、少なくとも前記
    感光体、前記帯電手段、および前記現像手段を含むプロ
    セスカートリッジであることを特徴とする請求項19か
    ら26のいずれかの画像形成システム。
  28. 【請求項28】 静電潜像が形成される感光体、前記感
    光体を帯電させる帯電手段、前記感光体上に形成された
    静電潜像を現像するための現像手段の中のいずれか一つ
    以上を一体にユニット化し、画像形成装置本体に着脱自
    在に装着するカートリッジに搭載された、電子情報を記
    憶可能な記憶媒体において、 各々のカートリッジ固有に持つ条件変更のための閾値情
    報と前記カートリッジの使用量情報とが格納されている
    ことを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記カートリッジの使用量情報は、カ
    ートリッジの使用に応じて変化する量を表す情報である
    ことを特徴とする請求項28の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記カートリッジの使用量情報は、前
    記感光体、前記帯電手段、または前記現像手段の回転時
    間、前記帯電手段または前記現像手段へのバイアス印加
    時間、現像剤残量、印字枚数、前記感光体に作像する画
    像ドット数、前記感光体を露光する際のレーザによる発
    光時間の積算値、前記感光体の膜厚、または、それぞれ
    の使用量に重み付けを行なって組み合わせた値であるこ
    とを特徴とする請求項28または29の記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記カートリッジ固有に持つ条件変更
    のための閾値情報とは、カートリッジ製造時にカートリ
    ッジ個々の特性に応じて書き込まれる情報であることを
    特徴とする請求項28、29、または30の記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記カートリッジの個々の特性とは、
    前記感光体の製造ロット、前記帯電手段の電気的な特性
    値、または、前記感光体に当接するクリーニングブレー
    ドの当接圧であることを特徴とする請求項31の記憶媒
    体。
  33. 【請求項33】 前記カートリッジの使用量が前記閾値
    に達した時に、前記露光条件を変更することを特徴とす
    る請求項28から32のいずれかの記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記露光条件は、露光光量であること
    を特徴とする請求項28から33のいずれかの記憶媒
    体。
  35. 【請求項35】 前記閾値情報と、前記露光条件とに対
    応したテーブルを有することを特徴とする請求項28か
    ら34のいずれかの記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記カートリッジは、少なくとも前記
    感光体、前記帯電手段、および前記現像手段を含むプロ
    セスカートリッジであることを特徴とする請求項28か
    ら35のいずれかの記憶媒体。
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