JP2007179023A - カートリッジが着脱可能な画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】像担持体の感光層の膜厚が異なる複数種類のプロセスカートリッジを用いて画像を行った場合でも、安定した画質を提供することを目的とする。
【解決手段】像担持体1と、これに作用する作像プロセス手段の少なくとも一部を備え、像担持体の感光層膜厚が異なる複数種類のプロセスカートリッジCを選択的に装着可能な画像形成装置に、装着されたカートリッジの種類を判別する判別手段を具備させる。また、現像バイアスDC電圧を可変させて出力画像の濃度変更を可能にする制御手段を備え、画像形成装置が決定する所定の標準値の濃度設定に対してユーザーが濃度変更することが可能である。そして、前記濃度変更する場合の前記所定の標準値からの現像バイアスDC電圧の変化電圧が、前記判別手段の結果に応じて異なることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】像担持体1と、これに作用する作像プロセス手段の少なくとも一部を備え、像担持体の感光層膜厚が異なる複数種類のプロセスカートリッジCを選択的に装着可能な画像形成装置に、装着されたカートリッジの種類を判別する判別手段を具備させる。また、現像バイアスDC電圧を可変させて出力画像の濃度変更を可能にする制御手段を備え、画像形成装置が決定する所定の標準値の濃度設定に対してユーザーが濃度変更することが可能である。そして、前記濃度変更する場合の前記所定の標準値からの現像バイアスDC電圧の変化電圧が、前記判別手段の結果に応じて異なることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、カートリッジが着脱可能である画像形成装置に関する。
ここで、画像形成装置としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタなど)、電子写真ファクシミリ装置などが含まれる。
また、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジとは、像担持体としての電子写真感光体と、この電子写真感光体に作用する電子写真画像形成プロセス手段の少なくとも一部を有するものであるのが好ましい。例えば、具体的には、電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に現像剤を供給する現像手段、電子写真感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくとも一つと、電子写真感光体と、を有するものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体と電子写真感光体に作用するプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするカートリッジ方式が採用されている。
このカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
最近では、コンピュータの普及により幅広い層のユーザーがプリンタ、複写機、FAX等を使用するようになり、メーカーもそれに応じた製品作りを行う必要が出てきた。
その中で、プリンタ、複写機、FAXなどの消耗品であるカートリッジにおいても、同じ画像形成装置本体に対して装着可能な、トナー量(寿命)の異なる複数種類のカートリッジを提供することがある。すなわち、オフィス等で画像形成装置を使用するプリントボリュームの多いユーザー向けにはトナー容量の多い長寿命のカートリッジを提供する。また、個人で画像形成装置を使用するなど、少ないプリントボリュームや、安さを求めるユーザーにはトナー容量の小さいカートリッジを提供する。そして、ユーザーは同じ画像形成装置本体に対して所望の種類のカートリッジを装着して使用するものである。
また、電子写真画像形成装置においては、出力画像の濃度は、所定の標準値の濃度設定(以後、Default設定と記す)に画像形成装置の制御手段において自動的に決定されることが多い。このDefault設定に対して、ユーザー側から設定変更を行って、ユーザーの好みの濃度、ライン太さにすることができるようにもしてある。
例えば、ユーザーによる手動操作で、図11のように、現像DC電圧を変化させて、現像コントラスト(現像DC電圧と静電潜像の画像部電位との電位差であり、ここでは画像部電位は明部電位である)を可変にして、濃度調整を行うことができる。Default設定よりも濃度を濃くしたい場合は、図11の上限側に、濃度を薄くしたい場合は下限側の現像DC電圧に設定する。
ところで、カートリッジの品質管理等を行うために、カートリッジに記憶手段としてのメモリ(記憶媒体)を搭載し、メモリにカートリッジに係わる情報を記憶させて、その情報よりカートリッジの使用状況によらず画質を安定化する方法が提案されている。
例えば、特許文献1では、メモリ内に画像形成装置本体でのカートリッジの使用量として積算したプリント(複写)枚数を随時記録し、プリント枚数の積算値に応じてプロセス条件(画像形成条件)を制御する画像形成装置が開示されている。
この他、画質の安定を達成するために、例えば、特許文献2から4などに示されているような様々な提案がなされている。
特許文献2から4では、装置の使用(耐久)による感光体の感光層の厚さ(膜厚)の減少に応じて、帯電手段に印加する帯電バイアス、現像手段に印加する現像バイアスを切り替えて、感光層の膜厚変化による画質の変化を抑制する画像形成装置が開示されている。
また、より高精度に感光体の使用度合いを求める方法が、例えば、特許文献5示されている。これは、カートリッジに設けられたメモリに、感光体の回転時間情報と感光体を帯電するための帯電手段に印加される帯電バイアスの印加時間情報とを積算記憶させておき、その情報を用いて、感光体の使用量を高精度に演算するものである。
米国特許第5272503号明細書
特開平08−146677公報
特開平10−246994公報
特開平11−015214公報
特許第3285785号公報
しかしながら、同じ画像形成装置本体に装着可能なトナー容量(寿命)の異なるカートリッジにおいては、それぞれトナー容量に応じて適正な設定になされているため、トナー容量が異なるだけでなく、感光体の感光層の膜厚も異なる設定にしていることが多い。
感光層の膜厚が異なる場合、感光体の潜像特性(帯電特性)が異なる。そのため、Default設定のプロセス条件(現像条件などの画像形成条件)を同じに設定しても、濃度中心設定を手動で可変させた時に、感光層の膜厚が異なるカートリッジで同じ濃度、ライン幅を得られなくなることがわかった。
例えば、寿命の短いSカートリッジと、寿命の長いLカートリッジにおいて、Default設定の4dotライン幅(対600dpi)がほぼ同じ180μmになるように設定される。上記において、寿命の短いSカートリッジは感光層の厚さが小さくトナー容量が少ないカートリッジである。また、寿命の長いLカートリッジは感光層の厚さが大きくトナー容量が多いカートリッジである。
S、Lカートリッジの種類に関係なく、同じように画像形成装置であるプリンタの操作パネルから濃度設定を濃い側の上限設定にした場合、Lカートリッジでは例えば215μmとなるとする。これに対して、Sカートリッジは200μmと、画像形成装置本体が同じでありながら、カートリッジの種類によって、濃度の濃い側だと15μmのライン幅差が生じてしまうことがある。
一方、カートリッジが複数種類なくても、カートリッジの使用履歴の違いにより、画像濃度が変動してしまうことがあった。特に、ユーザなどが濃度変更を行なった場合、使用履歴の違いにより画像濃度が変動してしまうことがあった。
本発明の目的は、上記課題を解決するためのものであり、像担持体の感光層の厚さが異なる複数種類のカートリッジを選択的に用いて画像の出力を行った場合でも、カートリッジの種類に関係なく、安定した画質を得る画像形成装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、カートリッジの使用履歴の違いによる画像濃度の変動を防止して、安定した画質を得る画像形成装置を提供することである。
本発明の更なる目的及び特徴とするところは、添付図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことにより一層明らかになるだろう。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、第1の感光層を備えた像担持体が設けられ、画像形成装置の本体に着脱可能な第1のカートリッジと、前記第1の感光層の厚さよりも小さい厚さをもつ第2の感光層を備えた像担持体が設けられ、画像形成装置の本体に着脱可能な第2のカートリッジと、を使用可能である画像形成装置であり、前記像担持体に形成された静電像を現像剤で現像するために、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像DC電圧を印加する電源と、前記現像DC電圧を変更することで画像の濃度を変更する濃度変更装置と、を有し、前記濃度変更装置によって画像の濃度設定値が標準値から所定値に変更されるとき、前記現像DC電圧の変化幅は、前記第1カートリッジが使用されるときと、前記第2のカートリッジが使用されるときと、で異なることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の他の代表的な構成は、像担持体が設けられ、画像形成装置の本体に着脱可能なカートリッジと、前記像担持体に形成された静電像を現像剤で現像するために、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像DC電圧を印加する電源と、前記現像DC電圧を変更することで画像の濃度を変更する濃度変更装置と、前記カートリッジに設けられ、前記濃度変更装置によって画像の濃度設定値が標準値から所定値に変更されるときの前記現像DC電圧を選択する選択情報を記憶する記憶媒体と、を有し、前記濃度変更装置によって前記濃度設定値が前記標準値から前記所定値に変更されるとき、前記現像DC電圧は、前記選択情報に応じて、制御されることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置に、像担持体像の感光層膜厚等の異なる複数種類のプロセスカートリッジを選択的に装着して用いた場合でも、その種類の違いによる画像変動を防止しつつ、各カートリッジを用いて安定した画質を提供することが可能となる。
また、プロセスカートリッジに設けられた記憶媒体に記憶されている情報に基づいて、各カートリッジの使用履歴の違いによる画質の差を補正して、カートリッジの寿命を通して安定した画質を提供することが可能となる。すなわち、使用履歴の異なる、つまり像担持体像の感光層膜厚等の異なるカートリッジを同一の画像形成装置本体で使用した場合でも、カートリッジの寿命を通して安定した画質を提供することが可能となる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
(1)画像形成装置例の全体的な概略構成
図1は本実施例の画像形成装置の概略模式図、図2はその部分的な拡大図、図3は制御系統のブロック図である。
図1は本実施例の画像形成装置の概略模式図、図2はその部分的な拡大図、図3は制御系統のブロック図である。
この画像形成装置は、電子写真プロセスを用いた、プロセスカートリッジ着脱式のレーザービームプリンタであり、外部装置としてのホストコンピュータBとラン接続されていて、ホストコンピュータBから画像情報を受け取り、画像出力する。
Aはプリンタ本体(以下、装置本体と記す)、Cは装置本体Aに対して着脱可能なプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと記す)である。以下の説明において、カートリッジの短手方向はカートリッジを装置本体に対して着脱する方向であり、カートリッジの長手方向はカートリッジを装置本体に対して着脱する方向に交差する方向である。カートリッジに関して、正面とは装置本体に対する挿入先端側の面(図1では左側の面)とは反対側の面(図1では右側の面)であり、背面とは正面から見てその反対側の面であり、左右とは正面からみて左又は右である。また上面とはカートリッジを装置本体に装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。
カートリッジは、像担持体である電子写真感光体と、その他のプロセス手段、現像剤であるトナーなどの消耗品を一体的に構成し、装置本体Aに対して着脱交換可能としたものである。本実施例におけるカートリッジCは、像担持体である円筒状(ドラム状)の電子写真感光体(以下、ドラムと記す)1を有する。そして、プロセス手段としては、例えば、ドラム1を均一に帯電するための帯電器である接触帯電部材としての帯電ローラ2、ドラム面の静電潜像のトナー現像手段として現像装置4、転写後のドラム面のクリーニング手段としてのクリーニング装置6を有する。
カートリッジCは、装置本体Aの上部の開閉カバー51をヒンジ部52を中心に2点鎖線示のように開いて装置本体内を開放することで着脱操作される。すなわち、カバー51を開くと、装置本体A内のカートリッジ装着部53が見える。この装着部の左右壁には、カバー51が開いた開口から見ると、前下がりのガイドレール(不図示)が見える。カートリッジCを、正面側を手で掴み、背面側を先にして装着部53に差し入れる。カートリッジ左右側の、ドラム1の軸線上で外方へ突出する位置決めボス(不図示)及びこの位置決めボスよりもカートリッジ装着方向後方にある回り止めガイド(不図示)を、上記のガイドレールに係合させる。カートリッジCを十分に挿入して、前記位置決めボスを装置本体側の位置決め溝(不図示)に嵌合させて、カートリッジCを装置本体A内の所定の位置に装着する。所定の装着位置において、カートリッジ上面の露光開口部15が露光装置(露光手段)としてのレーザービームスキャナー(以下、スキャナーと記す)3に正対する。カートリッジ下面から露出したドラム下面が接触転写帯電部材(転写手段)としての転写ローラ9に正対して当接した状態になる。開閉カバー51を閉じ込む。
カートリッジCは装置本体Aに対して所定に装着されることで、装置本体A側と機械的・電気的にカップリング状態になる。これにより、カートリッジC側の被駆動部材(ドラム・現像ローラ・トナー撹拌部材等)が装置本体A側の駆動機構により駆動可能状態になる。カートリッジC側のセンサー類が装置本体A側の本体制御部24と導通状態になる。また、カートリッジC側の帯電ローラ・現像ローラ等に対して装置本体A側の高圧電源から所定のバイアスを印加することが可能となる。
カートリッジCの装置本体Aからの取り外しは、上記の装着の手順と逆である。図1において、カバー51を開いてカートリッジCを右上方へ引き出すと、カートリッジCは前述のガイドレールに導かれて装置本体Aの外へ出る。
なお、カートリッジCが装置本体Aから取り出されているときは、ドラムシャッタ(不図示)がドラム1の下面を覆う閉じ位置に移動していて、ドラム下面を防護している。そのドラムシャッタは、カートリッジCの装置本体Aに対する装着移動過程において、開き位置に移動される。また、カートリッジCが装置本体Aから取り出されているときは、露光部シャッタ(不図示)が露光開口部15を閉鎖する閉じ位置に移動している。その露光部シャッタは、カートリッジCの装置本体Aに対する装着移動過程において、開き位置に移動して、露光開口部15が開かれる。
本体制御部(制御手段)24は、ホストコンピュータBと情報の授受をし、プリンタの作像シーケンス制御を司る。本体制御部24はプリントスタート信号に基づいてプリンタに画像形成を実行させる。すなわち、駆動モータ(不図示)を起動させて、ドラム1を矢印の時計方向に所定の速度で回転駆動させる。
回転駆動されたドラム1はその周面が帯電ローラ2により所定の極性・電位に一様に帯電される。帯電ローラ2は芯金の表面に導電性弾性体を形成したもので、芯金の両端部を回転自在に保持され、所定の押圧力にてドラム1の外周面に圧接され、ドラム1の回転に従動して回転する。帯電ローラ2には、装置本体に設けられた高圧電源(バイアス供給電源)S1から芯金を介して、ドラムの帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧Vppを有するAC成分VacとDC成分Vdcとの重畳電圧(Vac+Vdc)が印加されている。これにより、回転駆動されているドラム1の外周面が均一に接触帯電処理される。本例では、ドラム1は負の所定電位に帯電される。
そのドラム1の帯電面に対して、スキャナー3によりレーザー走査露光がなされて画像情報に対応した静電潜像が形成される。スキャナー3は、半導体レーザー・ポリゴンミラー・F−θレンズ等を有していて、ホストコンピュータBから本体制御部24へ入力された画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調(オン/オフ変換)されたレーザー光Lを出力する。そのレーザー光Lがカートリッジ上面の露光開口部15からカートリッジ内に入光して、ドラム面が走査露光される。レーザー光が照射されたドラム面部分(露光明部)の電位が減衰して画像情報に対応した静電潜像がドラム面に形成される。
その静電潜像は、現像装置4によってトナー(現像剤)tが供給されてトナー像として可視化される。現像方法としては、ジャンピング現像法、2成分現像法等が用いられる。プリンタにおいては、イメージ露光と反転現像との組み合わせで用いられることが多い。本実施例では、トナーが付着すべき画像部を露光するイメージ露光により静電潜像を形成し、その静電潜像を負帯電性磁性一成分トナー(ネガトナー)を用いたジャンピング現像方式の現像装置により反転現像している。
現像装置4において、5はドラム1に対向配置された現像剤担持体である現像スリーブであり、非磁性アルミスリーブに樹脂層でコートされている。現像スリーブ5内には4極のマグネットロール5aが配置されている。現像スリーブ5は矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。4aは現像剤として負帯電性磁性一成分トナーtを収容させた現像剤収納部としてのトナー容器である。トナー容器4a内には矢印の時計方向に回転駆動されるトナー撹拌部材8があり、トナー容器4a内のトナーを攪拌し、ほぐしながら、現像スリーブ5側にトナーを送り込んでいる。現像スリーブ5の周面にはマグネットロール5aの磁力により磁性一成分トナーtが磁気的に吸着されて担持され、現像スリーブ5の回転で搬送される。そして、トナーは現像スリーブ5に弾性的に当接させた現像剤規制部材7と現像スリーブ5とのニップ部を通過する。これによりトナーは層厚規制を受けて現像スリーブ5上で適正なコート量に規制されるとともに、負極性に摩擦帯電され、現像スリーブ5によってドラム1との対向部である現像領域に搬送される。現像スリーブ5には装置本体に設けられた高圧電源S2から所定の現像バイアスが印加される。現像バイアスは、DC電圧(直流バイアス)と例えば矩形波のAC電圧(交流バイアス)の重畳電圧である。
一方、本体制御部24は所定の制御タイミングにて給紙ローラ21を一回転駆動する。これにより、給紙カセット20内に積載収容させてある記録媒体である記録材(以下、転写材と記す)Pが1枚分離給送される。その転写材Pはシートパスaを通って、所定の制御タイミングで回転がオン/オフ制御されるレジストローラ対18に至る。レジストローラ対18は回転オフ状態で転写材Pの先端を一時受け止めて転写材Pの斜行修正をする。そして、レジストローラ対18は所定の制御タイミングにて回転がオンされることで、転写材Pを、シートパスbを通してドラム1と転写ローラ9との当接部である転写ニップ部に導入する。すなわち、転写材Pはレジストローラ18によってドラム1上のトナー像と同期がとられて転写ニップ部に送られる。転写材Pは転写ニップ部を挟持搬送されていく過程において、転写ローラ9に対して高圧電源S3からトナーの帯電極性とは逆極性(本実施例では正極性)の所定電位の転写バイアスが印加される。これにより、ドラム1面のトナー像が転写材Pの面に順次に静電転写されていく。
転写ニップ部を出た転写材Pはドラム1の面から分離されてシートパスcを通って定着装置(定着手段)12へ導入される。
一方、転写材分離後のドラム1面は、クリーニング装置6のクリーニングブレード10により転写残トナー等の残留付着物が除去されて清掃され、繰り返して作像に供される。クリーニングブレード10によりドラム面から除去された転写残トナー等は廃トナー容器11に収容される。
定着装置12へ導入された転写材Pは加熱・加圧されて、未定着のトナー像が永久固着画像として転写材面に定着される。そして、シートパスdを通って、装置本体上面の排紙トレイ16に排出される。
(2)装着カートリッジの種類判別手段
本実施例の画像形成装置は、同一の装置本体Aに対して、ドラムの感光層の厚さ及び収容されるトナー容量の異なる複数種類のカートリッジがメーカーサイトで用意されており、ユーザーが任意に選択した種類のカートリッジを装着して使用することができる。
本実施例の画像形成装置は、同一の装置本体Aに対して、ドラムの感光層の厚さ及び収容されるトナー容量の異なる複数種類のカートリッジがメーカーサイトで用意されており、ユーザーが任意に選択した種類のカートリッジを装着して使用することができる。
この場合、装置本体Aには、装置本体Aに対して装着されたカートリッジの種類を判別する判別手段、すなわち、装置本体Aに対して装着されたカートリッジの種類を識別する個体識別検知手段を具備させている。そのような個体識別検知手段としては、例えば、
1)カートリッジの所定位置に貼られたバーコード等の識別情報を装置本体に備えられた検出用光源からの光で当てて、反射した光をフォトダイオード等からなる検出器により読み取って個体識別を行う手段
2)カートリッジの一部に個々の複数の作動片を取り付け、この作動片が装置本体に備えられたマイクロスイッチを押すことで識別を行う手段
3)カートリッジの一部に電気回路を設けて、その回路上の抵抗値の大きさにより識別する手段
4)カートリッジに記憶手段(記憶媒体)としてのメモリを装着し、そのメモリに記憶されている識別情報を読み取って個体識別を行う手段
等を用いることができる。
1)カートリッジの所定位置に貼られたバーコード等の識別情報を装置本体に備えられた検出用光源からの光で当てて、反射した光をフォトダイオード等からなる検出器により読み取って個体識別を行う手段
2)カートリッジの一部に個々の複数の作動片を取り付け、この作動片が装置本体に備えられたマイクロスイッチを押すことで識別を行う手段
3)カートリッジの一部に電気回路を設けて、その回路上の抵抗値の大きさにより識別する手段
4)カートリッジに記憶手段(記憶媒体)としてのメモリを装着し、そのメモリに記憶されている識別情報を読み取って個体識別を行う手段
等を用いることができる。
本実施例では、4)のカートリッジにメモリを装着した場合を例に述べる。すなわち、カートリッジCの背面側には、メモリ22と、メモリ22への情報の読み書きを制御するためのカートリッジ側伝達部23とを具備させてある。このメモリ22と伝達部23とは基板上に一体化されて構成されて、カートリッジCに装着されている。そして、カートリッジCが装置本体Aに装着された状態において、カートリッジ側伝達部23が装置本体側の伝達部14に対面して接触した状態になる。
これにより、装置本体A側の本体制御部24とカートリッジC側のメモリ22とが伝達部14・23を介して電気的に連絡状態となり、本体制御部24によるメモリ22のメモリ内容の読み込みと、メモリ22に対する情報の書き込みが可能状態になる。
本体制御部24は、メモリ22に記憶されている識別情報を読み出して、装置本体Aに対して装着されたカートリッジCの種類を判別(識別)する。
上記記載はカートリッジ側伝達部23と本体側伝達部14が接触して読み出し/書き込みのデータ通信を行う場合であるが、非接触にしてデータ通信を電磁波によって行う場合もある。その場合には、電磁波で通信するためのアンテナ部材(不図示)をカートリッジC側と装置本体A側とにそれぞれに設けて通信を行うようにすればよい。
これらのカートリッジ側伝達部23、本体側伝達部14、本体制御部24によってメモリ22内の情報の読み出しおよび書き込みを行うための制御手段が構成される。
メモリ22の容量については、後述するカートリッジ使用量およびカートリッジ特性値などの複数個の情報を記憶するのに十分な容量をもつものとする。メモリ22としては、通常の半導体による電子的なメモリが特に制限なく使用することができる。
(3)手動による濃度変更制御
図3の制御系統のブロック図において、20は外部装置であるホストコンピュータBの操作部(操作パネル)である。21は装置本体Aの本体操作部(操作パネル)である。この操作部20または本体操作部21に配設した画像濃度変更入力部20aまたは21aを操作することにより、手動で所望の画像濃度値を画像濃度変更装置である本体制御部24に入力設定することができる。すなわち、ユーザーによっては好みの濃度で画像を出力したい場合は、手動により濃度変更ができるように設定されている。具体的には、本体制御部24は、Default設定を基準画像濃度として、変更された画像濃度と、装着カートリッジの種類判別手段での判別結果に応じて、帯電バイアス、現像バイアスのDC電圧を適切に変化させることで、出力画像濃度を変更制御する。
図3の制御系統のブロック図において、20は外部装置であるホストコンピュータBの操作部(操作パネル)である。21は装置本体Aの本体操作部(操作パネル)である。この操作部20または本体操作部21に配設した画像濃度変更入力部20aまたは21aを操作することにより、手動で所望の画像濃度値を画像濃度変更装置である本体制御部24に入力設定することができる。すなわち、ユーザーによっては好みの濃度で画像を出力したい場合は、手動により濃度変更ができるように設定されている。具体的には、本体制御部24は、Default設定を基準画像濃度として、変更された画像濃度と、装着カートリッジの種類判別手段での判別結果に応じて、帯電バイアス、現像バイアスのDC電圧を適切に変化させることで、出力画像濃度を変更制御する。
画像濃度を変更するためには、静電潜像の画像部(本例では明部)の表面電位と現像バイアスDC電圧との電位差、即ち現像コントラストを変更すれば良い。しかしながら現像コントラストを変更するために現像バイアスDC電圧だけを変化させると、現像バイアスDC電圧と帯電バイアスのDC電圧との差(バックコントラスト)が小さくなることによるかぶりが生じる。よって、ある程度バックコントラストが得られるように、現像バイアスのDC電圧とともに帯電バイアスのDC電圧も変化させることが好ましい。
例えば、かぶりが目立たない範囲として、バックコントラストが100V〜200Vの範囲として、表1−1の(1)のようにDefault(標準値)設定のバイアスに対し、現像DC電圧のみ変化させて現像コントラストが大きくする場合を考える。つまり濃度が濃くなる側に設定を変えた場合、バックコントラストは60Vと小さすぎるために、暗部電位部である白地部にトナーが飛翔してかぶりが発生してしまう。
そのため、(2)のように現像DC電圧だけでなく帯電DC電圧も変化させて、バックコントラストを100V〜200Vになるように調整することが好ましい。
次に、ドラム1の感光層の厚さ(膜厚)の違いよるドラムの潜像特性について説明する。ドラム1は感光層の膜厚の違いに応じてドラムの持つ静電容量が異なる。そのため、同じ暗部電位(例えば、−600V)を持つドラムに所定の露光量を当てた場合、明部電位はドラムの膜厚に応じて異なる。図4は感度が同じで、感光層の膜厚が40μm、30μmの場合における暗部電位に対する明部電位の推移である。露光量はドラム面の照度が2.7mJ/m2である。
このように、暗部電位を同じにすると感光層の膜厚が異なることで明部電位が異なるため、Default設定(標準値濃度設定)では、感光層の膜厚にかかわらず明部電位が同じになるように、暗部電位、即ち帯電バイアスのDC電圧を調整する。これにより、Default設定では、感光層の膜厚が異なっても、同じ明部電位、そして、現像バイアスのDC電圧が同じ設定で、同じ濃度、ライン幅を得られるようになる。
なお、暗部電位とは、帯電手段によりドラム表面に帯電された時の電位であるが、本実施例では、AC接触帯電方式による帯電ローラ2に印加されるDC電圧に相当する。
具体的には、明部電位が−130Vになるように、感光層の膜厚が40μmの場合は帯電バイアスDC電圧が−610V、30μmの場合は−560Vに設定する。
次に、図4のように感光層の膜厚が異なることで、暗部電位に対する明部電位の傾きが異なる。
よって、Default設定を基準値として、濃度変更装置による濃度変更を行う場合、上述したように、現像DC電圧だけでなく、かぶりの点で帯電DC電圧も変化させることが好ましい。そのため、感光層の膜厚が異なることで明部電位が異なり、結果として、感光層の膜厚違いで現像コントラストが異なり、濃度、ライン幅が異なってくる。
表1−2、1−3に本実施例の比較例を示す。例えば、表1−2は、感光層(第2感光層)の膜厚が30μmであるSカートリッジ(第2カートリッジ)であり、表1−3は、感光層(第1感光層)の膜厚が40μmであるLカートリッジ(第1カートリッジ)である。SカートリッジとLカートリッジにおいて、濃度変更して比較してみる。4dot分のライン幅で表1−2、表1−3のように、濃度変更するにあたり、Default設定(標準値設定)に対して現像DC電圧の変化をカートリッジによらず同じに設定した場合を述べる。この場合、かぶりが目立たないように現像DC電圧の変化に応じて、帯電DC電圧も変化させる必要がある。画像濃度上限値設定で見た場合、図4の特性より明部電位も、SカートリッジとLカートリッジで異なるために、現像DC電圧は同じでも現像コントラストはSカートリッジでは330V、Lカートリッジでは350Vと20Vの差が生じる。この現像コントラストの差によって、同じ装置本体Aに入るカートリッジでありながら、濃度変更を行うと、図5のようにSカートリッジとLカートリッジの種類によりライン幅に15μm程度の差が生じる現象が起きることがあり得る。
また、カートリッジの種類によらず現像DC電圧も明部電位も同じにした場合、カートリッジの種類によらず現像コントラストは同じになるものの、カートリッジの種類に応じてバックコントラストが大きく変わってしまう。従って、カートリッジの種類に関わらずかぶりが生じないようなバックコントラストに設定することが難しかった。なおバックコントラストは、暗部電位と現像バイアスDC電圧との差、即ち帯電バイアスDC電圧と現像バイアスDC電圧との差である。
表2、表3に本実施例の画像形成条件の設定を示す。同じ装置本体Aに、ドラムの感光層膜厚が異なる数種類のカートリッジを選択的に装着する場合においては、異種類の全てのカートリッジ間で、Default設定だけでなく、同じ程度だけ画像濃度を変更させた場合も、同じ濃度、ライン幅であることが望ましい。そのために、ドラムの感光層膜厚差によらず、帯電DC電圧/現像バイアスのDC電圧を適正化するのが良い。
よって、第2カートリッジであるSカートリッジは表2のように、バックコントラストがかぶりが目立たない100V〜200Vの範囲に収めながら、現像コントラストを同じになるように、Default設定からの現像バイアスDC電圧の変化幅を変えた。また、1カートリッジであるLカートリッジは表3のように、バックコントラストがかぶりが目立たない100V〜200Vの範囲に収めながら、現像コントラストを同じになるように、Default設定からの現像バイアスDC電圧の変化幅を変えた。表2、表3の内容を装置本体のメモリが記憶し、Default設定から上限値や下限値のような所定値設定までの情報(表2、3の情報)を選択する情報をカートリッジのメモリ22が記憶することが好ましい。また、Default設定を本体のメモリが記憶する代わりにメモリ22が記憶しても良い。さらに、メモリ22の容量を増やせば、表2、3の内容をメモリ22が記憶するようにしても良い。
表2でSカートリッジの現像バイアスDC電圧のDefault設定値から濃度上限値、もしくは濃度下限値までの変化量は90Vに対し、表3でLカートリッジは70Vとなる。
この濃度上限値、濃度下限値の設定の範囲で複数段階濃度が選択できるようにするため、図6のようにDefault設定から濃度上限値、もしくは濃度下限値までの現像バイアスDC電圧の変化量を切替段階数の9段階を均等分とした。そして、濃度上限値設定をD1、Default(標準値)設定をD5、濃度下限値設定をD9と称した。
本発明者が濃度を変更して、効果が判別しやすい4dotライン幅で確認したところ、図7のようになり、S、Lのカートリッジにおいても、同じ程度のライン幅変化量を得ることができた。
また、ハーフトーン濃度についてもライン幅と同様、S、Lカートリッジでほぼ同じような反射濃度値を示した。
また、ドラムの感度が同じで、感光層の膜厚が異なる場合については、感光層の膜厚が異なっても、図8のようにDefault設定時の帯電、現像バイアス設定を同じにすることができる。
よって、先に述べたように感光層の膜厚が異なるカートリッジを識別して、それに応じた独立したバイアス設定をする必要がない。すなわち、Default設定から濃度中心設定を変更する場合は、Sカートリッジ、Lカートリッジともに帯電バイアスDC電圧は同じで、現像バイアスDC電圧のみの設定だけを独立した設定になっていればよく、制御の点でシンプルにできる。
具体的には、感光層内の電荷発生層の膜厚を異ならせることで、感度を調整し、図8のように所定の暗部電位に対して、ほぼ同じ明部電位になるようにドラムを作製した。
そして、Default設定から濃度を変更させる設定としては、表4のような濃度上限値、濃度下限値のバイアス設定を行った。
表4のような制御を行うことで、先の述べた図7と同様、SカートリッジとLカートリッジにおいて同じ程度の濃度変化、同じ程度のライン幅の変化を得ることができる。
以上のように、画像濃度設定値をDefault設定からの所定値に変更する場合、感光層の膜厚が異なるカートリッジに応じて、現像バイアスDC電圧の変化幅を異ならせる。すなわち、画像形成装置が設定する画像の濃度設定値が標準値(Default値)から、ユーザーによって所定値に変更されるとき、現像バイアスDC電圧の変化幅を、カートリッジ種類判別手段の結果に応じて異ならせる。これにより、種類の異なるカートリッジであっても、同じ品質の画像を提供することができる。
画像の濃度設定値が標準値から所定値に変更されるときの前記現像DC電圧を選択する選択情報を記憶する
上記の実施例1は感光層膜厚の異なるカートリッジについて制御を異ならせる例である。本実施例2は、あるカートリッジCの使用状態(耐久状態)のような現像条件を選択する情報に応じて制御を異ならせる例である。より具体的には、カートリッジCにメモリ22が設けられており、Default設定からの濃度調整を行う場合の現像バイアスDC電圧の変化量を、画像出力されるプリント枚数に応じて、調整するものである。なお、実施例1と実施例2とを組み合わせることによって、感光層膜厚の異なる各々のカートリッジに対して、実施例2のようにカートリッジの使用状態(耐久状態)で制御を異ならせるようにしても良い。
上記の実施例1は感光層膜厚の異なるカートリッジについて制御を異ならせる例である。本実施例2は、あるカートリッジCの使用状態(耐久状態)のような現像条件を選択する情報に応じて制御を異ならせる例である。より具体的には、カートリッジCにメモリ22が設けられており、Default設定からの濃度調整を行う場合の現像バイアスDC電圧の変化量を、画像出力されるプリント枚数に応じて、調整するものである。なお、実施例1と実施例2とを組み合わせることによって、感光層膜厚の異なる各々のカートリッジに対して、実施例2のようにカートリッジの使用状態(耐久状態)で制御を異ならせるようにしても良い。
即ち、カートリッジCに設けられたメモリ22にカートリッジの変更可能な濃度設定に関する画像形成条件(プロセス条件)を設定するための情報を記憶させておく。そして、その情報に基づいてカートリッジの使用履歴の違いによる画像変動を防止して、安定した画質を得るものである。
メモリ22は、画像形成装置が設定する出力画像の濃度設定値が標準値(Default値)から所定値に変更されるときの現像バイアスDC電圧の変化幅を複数設定できる設定情報から選択する選択情報を記憶する。本体制御部24は、濃度設定値が標準値から所定値に変更されるとき、装置本体Aに装着されたカートリッジCのメモリ22に記憶された前記選択情報例えばカートリッジ使用量に関する使用量情報に応じて現像バイアスDC電圧の変化幅を異ならせる設定をする。
メモリ22は、カートリッジ使用量に関する使用量情報として、カートリッジCの使用履歴に係わる情報を記憶している。本体制御部24は、メモリ22の前記選択情報、即ちカートリッジの使用履歴に係わる情報、に基づいて、濃度変更する場合の現像バイアスDC電圧を設定する。なお、濃度設定値が標準値(Default値)から所定値に変更されるとき、現像バイアスDC電圧の変化幅を複数設定できる設定情報は装置本体のメモリに記憶されている。即ち、装置本体のメモリには、濃度設定値が標準値であるときの現像DC電圧や濃度設定値が所定値であるときの現像DC電圧が記憶されていることが好ましい。
メモリ22には、カートリッジCの使用量情報が随時書き込み記憶される。メモリ22内に記憶されるカートリッジ使用量情報とは、装置本体Aによって判断できれば特に制限はない。例えば、ドラム1、帯電ローラ2、現像スリーブ5などの各ユニットの回転時間、帯電ローラ2、現像スリーブ5などへのバイアス印加時間の積算値が挙げられる。また、トナー残量、印字枚数、ドラムに作像する画像ドット数、ドラムを露光する際のレーザー発光時間等、の積算値が挙げられる。また、感光層の膜厚、上記例のそれぞれの使用量に重み付けを行って組み合わせた値、ぞれぞれの使用量を用いて演算した値などが挙げられる。
さらに、カートリッジ出荷時におけるカートリッジの個々の特性に応じたカートリッジ特性値は画像形成時のプロセス条件を変更するためのパラメータであり、工場出荷時にメモリ22に格納される。
パラメータとしては、例えば、ドラムの製造ロットや帯電ローラの電気的な特性値、クリーニングブレードの当接圧などによって適正な値が入れられる。
そして、メモリ22に格納されたこれらの情報に基づいて、本体制御部24によってプロセス条件が制御される。すなわち、装置本体Aに装着されたカートリッジCのメモリ22内の情報を伝達部23・14を介して本体制御部24が読み取る。そして、本体制御部24はその情報を用いて演算し、その演算結果に基づいてプロセス条件を変化させる。
本実施例では、カートリッジの使用量に係わる情報を用いて、下記のような制御を行う。
1)メモリ22にカートリッジCが装置本体内で駆動された時間を記憶する。
2)ドラム1とクリーニングブレード10の当接圧、帯電ローラ2の電気特性によって決まる演算式の係数情報と、プロセス条件を切り替えるタイミングとしての閾値情報と、を製造時にメモリ22に記憶させておく。
3)装置本体Aにおいて、メモリ22に記憶されている駆動時間と係数情報によってカートリッジCの使用量(例えば、ドラム1の使用量)を計算する。その計算値と、メモリ22に記憶されている、予めドラム1の感光材料の特性によって決定される上記使用量に関する閾値情報と比較する。そして計算値が閾値となった時にプロセス条件を変更する。
ここで、メモリ22に記憶されている閾値情報は複数設定して、帯電/現像バイアスの切り替えを複数回行ってもよい。このことにより、ドラム1の使用期間を通して安定した明部電位を得ることが可能となり、形成画像の高画質化(画質の安定化)が実現できる。また、変更するプロセス条件の設定に関する情報とともに、この閾値情報をメモリ22に記憶させても良い。
図3によって、具体的に説明する。本実施例では、カートリッジ使用量に関わる情報としてドラム回転時間をもとに算出したドラム使用量情報を用いた。これは前記の特許第3285785号公報で開示されているドラムのダメージ指数に基づき演算されるドラムの使用量に相当する。
本体制御部24は、データ記憶用メモリ13、制御部25、演算部26、ドラム回転指示部27、帯電バイアス印加時間検出部28、高圧制御部29などの各種の機能部を有する。
前記のように、カートリッジCが装置本体Aに装着された状態において、カートリッジ側伝達部23が装置本体側の伝達部14に対面して接触した状態になる。これにより、装置本体A側の本体制御部24とカートリッジC側のメモリ22とが伝達部14・23を介して電気的に連絡状態となり、本体制御部24によるメモリ22のメモリ内容の読み込みと、メモリ22に対する情報の書き込みが可能状態になる。
カートリッジCのメモリ22には、
・カートリッジ駆動時間情報T、
・ドラム使用量を演算するための重み付け係数であるドラム使用量演算式係数情報φ、
・ドラム使用量閾値情報α、
・ドラム使用量閾値情報に対応して画像形成条件を設定するためのテーブルを選択する情報
などの情報がそれぞれ記憶領域31〜34に格納されている。即ち、これらの情報は、濃度変更装置によって画像の濃度設定値が標準値から所定値に変更されるときの現像DC電圧を選択する選択情報である。
・カートリッジ駆動時間情報T、
・ドラム使用量を演算するための重み付け係数であるドラム使用量演算式係数情報φ、
・ドラム使用量閾値情報α、
・ドラム使用量閾値情報に対応して画像形成条件を設定するためのテーブルを選択する情報
などの情報がそれぞれ記憶領域31〜34に格納されている。即ち、これらの情報は、濃度変更装置によって画像の濃度設定値が標準値から所定値に変更されるときの現像DC電圧を選択する選択情報である。
なお、ドラム使用量閾値情報αとドラム使用量演算式係数情報φはカートリッジCの出荷時にメモリ22に記憶される。
これらの値は、ドラム感度やドラム材料、クリーニングブレードの当接圧、帯電ローラの電気的特性によって変化するため、カートリッジCの個々にメモリ22に記憶されて出荷される。
つぎに、本実施例の制御動作について説明する。
装置本体Aの本体制御部24がプリント信号を受けると、ドラム回転指示部27によってカートリッジCが駆動され、画像形成プロセスが開始される。この際、以下のようにしてドラム使用量が算出される。
・ドラム回転指示部27からのドラム回転時間データ(上記カートリッジ駆動時間情報Tに相当)を積算した値Bと、
・帯電バイアス印加時間検出部28からの帯電バイアス印加時間データを積算した値Aと、
・メモリ22から読み出された重み付け係数φと、
を用いた「換算式D=A+B×φ」により演算部26でドラム使用量Dが計算され、本体データ記憶用の装置本体メモリ13に積算記憶される。
・帯電バイアス印加時間検出部28からの帯電バイアス印加時間データを積算した値Aと、
・メモリ22から読み出された重み付け係数φと、
を用いた「換算式D=A+B×φ」により演算部26でドラム使用量Dが計算され、本体データ記憶用の装置本体メモリ13に積算記憶される。
積算記憶されたドラム使用量Dは演算部26により、メモリ22内の閾値αと比較される。比較の結果、ドラム使用量Dが閾値αより大きくなった時に、制御部25から高圧制御回路部29に制御信号が送られて、帯電ローラ2に対する高圧電源S1の帯電バイアスのDC電圧が変更される。また、現像スリーブ5に対する高圧電源S2の現像バイアスのDC電圧が変更される。
ドラム回転時間データと帯電バイアス印加時間データは随時メモリ22に格納され、ドラム使用量のデータの演算は、ドラム1の駆動が停止した際に随時行われる。
本実施例ではトナー容量10000枚(5%印字)相当で、感光層の膜厚40μmのカートリッジCを使用した。
ここで、通紙枚数によるドラムの摩耗スピードを確認したところ、S、Lカートリッジともに、1枚/jobのモードで1μm/1000枚であった。
そして、ドラム使用量は1枚プリントで、
帯電バイアス印加時間データを積算した値A=10、
ドラム回転時間データを積算した値B=5、
重み付け係数φ=2、
となり、1枚プリントにおけるドラム使用量D=20となる。
帯電バイアス印加時間データを積算した値A=10、
ドラム回転時間データを積算した値B=5、
重み付け係数φ=2、
となり、1枚プリントにおけるドラム使用量D=20となる。
これらより、通紙枚数によるドラムの摩耗量より、表5のような閾値情報αの設定とそれに応じて選択する帯電/現像バイアスの設定テーブルを決めた。本実施例において、表5に示すテーブルは、装置本体メモリ13に記憶されている。即ち、装置本体メモリ13は、濃度設定値が標準値から所定値(濃度上限値や濃度下限値など)に変更されるときの現像DC電圧を設定する設定情報を複数記憶する。
つぎに、図3の制御系統のブロック図と、図9A・図9Bのフローチャートを用いて本実施例の画像形成装置の動作を説明する。
START:制御開始
S101:装置本体Aの電源ON
S102:次に、メモリ22の記憶領域m05から装置本体に装着のカートリッジCが未使用かどうかを示す未使用情報を読み出す。未使用であることを示している場合には、その情報を使用済みであることを示す情報に更新する。また、メモリ22の記憶領域m06から使用開始時のプロセス条件を選択する情報に応じてプロセス条件を設定する設定情報cを読み出す。この情報cは表5のα1=0の場合で示されているテーブル内のデータであり、この場合は情報cに対応するプロセス条件を使用開始時のプロセス条件として設定する。なお、情報cはカートリッジ使用開始時の値として装置本体のメモリ13に記憶される。
S101:装置本体Aの電源ON
S102:次に、メモリ22の記憶領域m05から装置本体に装着のカートリッジCが未使用かどうかを示す未使用情報を読み出す。未使用であることを示している場合には、その情報を使用済みであることを示す情報に更新する。また、メモリ22の記憶領域m06から使用開始時のプロセス条件を選択する情報に応じてプロセス条件を設定する設定情報cを読み出す。この情報cは表5のα1=0の場合で示されているテーブル内のデータであり、この場合は情報cに対応するプロセス条件を使用開始時のプロセス条件として設定する。なお、情報cはカートリッジ使用開始時の値として装置本体のメモリ13に記憶される。
S103:本体制御部24がメモリ22の記憶領域m07に記憶されている閾値情報αiを読み出し、読み出した閾値情報を制御部24のメモリ13に記憶する(iの初期値は1)。
S104:メモリ22の記憶領域m02、m03からこれまでのドラム回転時間と帯電バイアス印加時間の積算値情報を読み出す。
S105:その後画像形成装置はプリントレディ状態(プリント信号受付可能な状態)になりプリント信号の受信を待機している。
S106:プリント信号ON
S107:ドラム回転指示部27のドラム時間検出機能部が回転時間のカウントを開始してメモリ22から読み出されたドラム回転時間に積算する。
S107:ドラム回転指示部27のドラム時間検出機能部が回転時間のカウントを開始してメモリ22から読み出されたドラム回転時間に積算する。
S108:帯電バイアス印加時間検出部28が、帯電バイアス印加時間のカウントを開始してメモリ22から読み出された帯電バイアス印加時間に積算する。
S109:プリント終了
S110:メモリ22の記憶領域m04から重み付け係数φを読み出す。
S110:メモリ22の記憶領域m04から重み付け係数φを読み出す。
S111:演算部26にて、S107、S108で積算されたドラム回転時間と帯電バイアス印加時間と、メモリ22から読み出した重み付け係数φとを用いてドラム使用量Dを計算する。
S112:本体制御部24内のメモリ13より閾値情報αiを読み出す。
S113:演算部26が、ドラム使用量データDと、ドラム使用量演算式閾値αiを比較する。すなわち、D>αiかどうかを判断する。“YES”と判断された場合には、S115に進み、“NO”と判断された場合には、ステップS105に戻り、制御を繰り返す。
S114:メモリ22の記憶領域m08より、ドラム使用量演算式閾値α1に対応したテーブル選択値d(表5のα2=100000の場合の設定テーブル)を読み出して、プロセス条件(帯電・現像DC電圧)が切り替えられる。ここで、S102においてメモリ13に記憶された情報cの値をこのd値に書き換えて記憶する(設定値が切り替わるごとにメモリ13を書き換える)。
S115:「i=i+1」として、S105に戻り、制御を繰り返す。
以上のような制御を実行した場合と、比較例として、従来のように常に一定の現像バイアスDC電圧の変化量(70V)の場合とについて、下記の条件においてライン幅推移確認した。すなわち、カートリッジCの制御を2%印字の1枚/jobで、Default設定、濃度上限設定、濃度下限設定での、4dot(対600dpi)のライン幅推移確認した。
図10はその結果のライン幅推移であり、比較例での濃度上下限のライン幅の変化量が枚数に応じて小さくなるのに対し、本実施例では寿命を通して濃度上下限のライン幅が安定し、カブリのない高画質な画像を得ることを確認した。
以上のように、実施例1、2をまとめると、ドラムの膜厚が異なる複数種類のカートリッジを用いた場合、あるいはカートリッジの使用量に応じて、下記の制御を行う。即ち、画像形成装置が決定する所定の標準値の濃度設定から濃度を変更する場合の所定の標準値からの現像バイアスDC電圧の変化電圧を異なるように制御を行う。これにより、その種類の差による画質のバラツキ、特に濃度、ライン幅のばらつきを抑えることができるとともに、使用開始から寿命までを通して画質を安定させることができる。
1・・感光ドラム(像担持体)、2・・帯電ローラ、3・・露光装置、4・・現像装置、4a・・現像容器、5・・現像スリーブ、6・・クリーニング装置、7・・現像規制部材、8・・攪拌部材、9・・転写ローラ、10・・クリーニングブレード、11・・廃トナー容器、12・・定着装置、13・・メモリ、14・・本体側伝達部、18・・レジストローラ、20・・給紙カセット、21・・給紙ローラ、22・・メモリ、C・・プロセスカートリッジ、P・・転写材、t・・トナー
Claims (23)
- 第1の感光層を備えた像担持体が設けられ、画像形成装置の本体に着脱可能な第1のカートリッジと、前記第1の感光層の厚さよりも小さい厚さをもつ第2の感光層を備えた像担持体が設けられ、画像形成装置の本体に着脱可能な第2のカートリッジと、を使用可能である画像形成装置であり、
前記像担持体に形成された静電像を現像剤で現像するために、現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に現像DC電圧を印加する電源と、
前記現像DC電圧を変更することで画像の濃度を変更する濃度変更装置と、
を有し、
前記濃度変更装置によって画像の濃度設定値が標準値から所定値に変更されるとき、前記現像DC電圧の変化幅は、前記第1カートリッジが使用されるときと、前記第2のカートリッジが使用されるときと、で異なることを特徴とする画像形成装置。 - 前記本体に対して、前記第1のカートリッジが装着されているか、前記第2のカートリッジが装着されているか、を判別する判別手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1及び第2のカートリッジのそれぞれは、カートリッジの種類を識別する情報を記憶する記憶媒体を備え、前記判別手段は、前記情報を判別することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記記憶媒体は、前記濃度設定値が前記標準値から前記所定値に変更されるときの前記現像DC電圧を選択する情報を記憶することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記情報に応じて、前記濃度設定値が前記標準値であるときの前記像担持体への画像形成条件と、前記濃度設定値が前記所定値であるときの前記像担持体への画像形成条件と、が制御されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記所定値は、画像の濃度上限設定値と、画像の濃度下限設定値と、の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記濃度設定値が前記標準値であるとき、前記現像DC電圧は、前記第1のカートリッジが使用されるときと、前記第2のカートリッジが使用されるときと、同じであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記像担持体を帯電する帯電器を有し、前記濃度設定値が画像の濃度上限設定値であるとき、前記帯電器に印加される帯電DC電圧と前記現像DC電圧との差は、前記濃度設定値が前記標準値であるとき、前記帯電器に印加される帯電DC電圧と前記現像DC電圧との差よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記濃度変更装置による濃度変更は、ユーザーによって行なわれることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記第1及び第2のカートリッジのそれぞれは、前記現像剤担持体を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記第2のカートリッジに収容される現像剤の容量は、前記第1のカートリッジに収容される現像剤の容量よりも少ないことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 像担持体が設けられ、画像形成装置の本体に着脱可能なカートリッジと、
前記像担持体に形成された静電像を現像剤で現像するために、現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に現像DC電圧を印加する電源と、
前記現像DC電圧を変更することで画像の濃度を変更する濃度変更装置と、
前記カートリッジに設けられ、前記濃度変更装置によって画像の濃度設定値が標準値から所定値に変更されるときの前記現像DC電圧を選択する選択情報を記憶する記憶媒体と、
を有し、
前記濃度変更装置によって前記濃度設定値が前記標準値から前記所定値に変更されるとき、前記現像DC電圧は、前記選択情報に応じて、制御されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記本体は、前記濃度設定値が前記標準値から前記所定値に変更されるときの前記現像DC電圧を設定する設定情報を複数記憶する記憶媒体を有し、前記選択情報に応じて、前記濃度設定値が前記所定値であるときの前記現像DC電圧が前記複数の設定情報の中から選択されることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記選択情報は、前記カートリッジの使用量に関する使用量情報を含むことを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
- 前記選択情報は、前記使用量情報の閾値に関する情報を含み、前記使用量情報が前記閾値に到達したとき前記現像DC電圧は、可変に制御されることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
- 前記使用量情報は、前記像担持体の回転時間を含むことを特徴とする請求項14又は15に記載の画像形成装置。
- 前記カートリッジは、前記像担持体を帯電する帯電器を備え、前記使用量情報は、前記帯電器に電圧を印加する時間を含むことを特徴とする請求項14から16のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記選択情報に応じて、前記濃度設定値が前記標準値であるときの前記像担持体への画像形成条件と、前記濃度設定値が前記所定値であるときの前記像担持体への画像形成条件と、が制御されることを特徴とする請求項12から17のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記所定値は、画像の濃度上限設定値と、画像の濃度下限設定値と、の少なくとも一つであることを特徴とする請求項12から18のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記濃度設定値が前記標準値であるとき、前記現像DC電圧は、前記選択情報にかかわらず、同じであることを特徴とする請求項12から19のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記像担持体を帯電する帯電器を有し、前記濃度設定値が画像の濃度上限設定値であるとき、前記帯電器に印加される帯電DC電圧と前記現像DC電圧との差は、前記濃度設定値が前記標準値であるとき、前記帯電器に印加される帯電DC電圧と前記現像DC電圧との差よりも大きいことを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
- 前記濃度変更装置による濃度変更は、ユーザーによって行なわれることを特徴とする請求項12から21のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記カートリッジは、前記現像剤担持体を備えることを特徴とする請求項12から22のいずれかに記載の画像形成装置。
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