JP2882783B2 - エレベータの制御システムのための通信装置 - Google Patents

エレベータの制御システムのための通信装置

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JP2882783B2
JP2882783B2 JP9348067A JP34806797A JP2882783B2 JP 2882783 B2 JP2882783 B2 JP 2882783B2 JP 9348067 A JP9348067 A JP 9348067A JP 34806797 A JP34806797 A JP 34806797A JP 2882783 B2 JP2882783 B2 JP 2882783B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • B66B1/18Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of several cars or cages

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、群管理システムを
備えたエレベータ制御システムのための通信装置に係る
もので、詳しくは、複数のかご室制御器又は群管理制御
器と昇降場端末器との信号の送受信を担当する通信中継
器がホールボタン部列毎に連結構成されているため、昇
降場端末器間の信号を独立的に処理し得るエレベータ制
御システムのための通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常のエレベータ制御システムのための
通信装置においては、図12に示したように、複数のか
ご室運行を夫々制御する複数のかご室制御器11A〜1
1Nと、エレベータかご室の現在運行中の層の表示器、
ホール呼出ボタン部及び到着予報器などとの入出力を制
御し、各層のホール呼出ボタン部に相応する個数だけ各
層の昇降場毎に設置された複数の昇降場端末器14A〜
14N,15A〜15Nと、グループネットワークGN
W及びホールネットワークHNWを通して前記かご室制
御器11A〜11N、前記群管理制御器12及び前記昇
降場端末器14A〜14N,15A〜15N間のデータ
を中継する通信中継器13と、を備えて構成され、前記
グループネットワークGNW及びホールネットワークH
NWは、共通の直列伝送線であり、前記昇降場端末器1
4A〜14N,15A〜15Nは、建物の層毎に、ホー
ルボタン(Hall Call Button)の個数
だけ設置されていた。
【0003】そして、図示されていない前記現在運行中
の層の表示器、ホール呼出のボタン部及び到着予報部な
どは、全て各層の昇降場毎に設置され、該現在運行中の
層の表示器は、エレベータかご室が、現在、運行されて
いる層を表示し、ホール呼出のボタン部は、利用者が該
ホール呼出のボタンを押すと、ホール呼出に該当する信
号を出力し、到着予報器は、エレベータかご室の運行方
向を表示していた。
【0004】例えば、10階の建物であり、運行エレベ
ータかご室が4台、層当たりに設置されたホールボタン
部が2個である場合、昇降場端末器は、20台が設置さ
れていた。又、前記ホールボタン部は、最上の層及び最
下の層では、一つのホールボタンが装置され、その他の
層では、上、下の2個のホールボタンが装置されてい
た。
【0005】以下、このように構成された従来のエレベ
ータの制御システムのための通信装置の動作に対し、説
明する。先ず、図12に示したように、複数の昇降場端
末器14A〜14N,15A〜15Nは、夫々該当する
層の昇降場に設置された現在運行中の層の表示器、ホー
ルボタン部及び到着予報などから入力された各信号を受
信し、共通の直列通信線のホールネットワークHNWを
通って直列通信方式で通信中継器13に伝送し、該通信
中継器13は、受信された情報が何階の情報(例えば、
1列の3階からの入力信号)であり、如何なる種類の情
報(例えば、一般のエレベータかご室の呼出、身体障害
者用のエレベータかご室の呼出、貴賓用のエレベータか
ご室の呼出、昇降場端末器の職別番号の設定スイッチの
入力信号)であるかを判断し、区分して共通の直列通信
線のグループネットワークGNWを通って群管理制御器
12に伝送する。
【0006】その後、群管理制御器12は、受信された
情報が呼出に関する情報であると、適宜のかご室を選定
し、該かご室を制御するかご室制御器11A〜11Nに
呼出を割り当て、受信された情報が運転パターンを要す
る情報であると、それに該当する制御指令を各かご室制
御器11A〜11Nに夫々伝送する。このとき、群管理
制御器12と各かご室制御器11A〜11N間の通信
は、グループネットワークGNWを通って直列通信方式
で夫々行われる。
【0007】次いで、前記かご室制御器11A〜11N
又は群管理制御器12から前記昇降場端末器14A〜1
4N,15A〜15Nに出力される情報は、前記グルー
プネットワークGNWを通って前記通信中継器13の直
列信号に伝送され、該通信中継器13から出力された情
報は、ホールネットワークHNWを通って各昇降場端末
器14A〜14N,15A〜15Nに直列に伝送され、
該複数の昇降場端末器14A〜14N,15A〜15N
は、受信した各該当情報を処理して夫々該当機器に伝送
する。
【0008】このとき、該当情報は、ホール呼出に対す
る応答信号(呼出の登録信号)、かご室の運行方向を知
らせる方向信号、エレベータかご室の現在の位置を表示
する信号などがある。ところが、このように複数のかご
室制御器11A〜11N及び群管理制御器12が一つの
共通の直列伝送線GNWに連結され、各層の昇降場端末
器14A〜14N、15A〜15Nが、一つの共通の直
列伝送線HNWに夫々連結されて通信を行うようになっ
ているため、グループ運転(又は、並列運転)をすべき
であるかご室の数が増加するか、又は、建物の階数が増
加するほど通信負荷率が増加したり、通信輻輳現象又は
通信データの衝突現象などが発生し、システムの効率が
低下される欠点があった。近来までに提案された技術に
よりこのような問題点を解決しているが、まだ、次のよ
うな問題点が残っている。
【0009】通信中継器13に伝送された情報が、何
れの昇降場端末器からの情報であるかを、判断するた
め、各昇降場端末器14A〜14N,15A〜15N毎
に識別番号IDを与え、このため、昇降場端末器14A
〜14N,15A〜15N内部に該各昇降場端末器14
A〜14N,15A〜15Nを区別し得るコードの識別
番号IDの設定スイッチなどを設置すべきであるが、全
ての昇降場端末器14A〜14N,15A〜15Nは、
一つの共通の直列伝送線のホールネットワークHNWに
連結されているため、各昇降場端末器14A〜14N,
15A〜15Nが、何れの層、何れのホールボタン部用
に設置されているかを一々設定する必要があって、設置
作業が複雑になる。
【0010】各昇降場端末器14A〜14N,15A
〜15Nと通信中継器13と、を連結する共通の直列伝
送線HNWの通信負荷率の問題であるが、サービスする
かご室の数が増加し、建物の階数が増加すると、ホール
ボタンの数も増加されるため、通信量が幅輳し、通信デ
ータが相互衝突する。 通信中継器13の故障によるシステム信頼性の問題で
あるが、通信中継器13が一つのCPUを備える場合、
該CPUに誤動作が発生し、通信中継器13が故障する
と、昇降場端末器14A〜14N,15A〜15Nの通
信経路が断絶され、ホール呼出の情報を受信することが
できなくなって、システムの信頼性が低下する。
【0011】通信中継器13及び昇降場端末器14A
〜14N,15A〜15Nの電源の問題であるが、通信
中継器13及び各昇降場端末器14A〜14N,15A
〜15Nに必要な電源を群管理制御器12又は各かご室
制御器11A〜11N中、何れか一つに供給されるよう
に構成された場合、該群管理制御器12又は各かご室制
御器11A〜11Nの電源に異常が発生すると、通信中
継器13も一緒に機能し得なくなって、その他の制御器
が正常的に動作しても通信中継器13を経て各昇降場の
入力信号を受信することができなくなる。この問題点を
解決するため、前記群管理制御器12及び各かご室制御
器14A〜14N,15A〜15Nにリレイ又はコンタ
クタなどを設置し、該各接点を夫々組み合わせ、前記全
ての制御装置から同時に異常が発生しないと、何れか一
つの制御装置の電源から通信中継器13と昇降場端末器
14A〜14N,15A〜15Nに電源を供給すること
ができるが、前記接点の組み合わせが複雑となり、各制
御装置毎に必要な容量の電源を内蔵すべきであって、必
要でない費用の損失を伴う。
【0012】即ち、各かご室制御器11A〜11Nから
出力された電源が通信中継器13及び各昇降場端末器1
4A〜14N,15A〜15Nに供給されるようになっ
ているため、かご室制御器11A〜11Nの電源に異常
が発生された時、又は、補修/点検の時にかご室制御器
11A〜11Nの主電源遮蔽器をオフさせ、通信中継器
23又は各昇降場端末器14A〜14N,15A〜15
Nに供給される電源が遮断され、ホール側から発生する
入力信号を伝送し得ない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエレベータの制御システムのための通信装置
においては、ホールネットワークにおける通信負荷率が
増加し、通信中継装置に対するシステムの信頼性を確保
し難しく、昇降場端末装置の設置位置を区別するための
識別番号を与える必要が生じ、通信中継器及び複数の昇
降場端末器へ電源を供給するとき複雑な問題が発生する
という不都合な点があった。
【0014】そこで、本発明は、このような従来の課題
に鑑みてなされたもので、ホールボタンの設置列別に構
成された昇降場端末器を通信中継器により夫々制御し、
該通信中継器及び各昇降場端末器に別途の電源を供給し
て故障発生時のシステムの非可動率を最小化し、昇降場
端末器の識別番号の設定方法を簡便化し得るエレベータ
の制御システムのための通信装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、図1に示される本発明に係るエレベータの制御
システムのための通信装置においては、複数のかご室制
御器11A〜11Nと、複数の昇降場端末器14A〜1
4N,15A〜15Nと、前記複数のかご室制御器11
A〜11Nと前記複数の昇降場端末器14A〜14N,
15A〜15N間の通信を中継する通信中継器23と、
を備えたエレベータの制御システムのための通信装置に
おいて、該通信中継器23は、建物の各層のホール呼出
のボタン部の設置個数により区分されるホール呼出のボ
タン部列毎に設置され、該列に属する前記複数の昇降場
端末器と情報とを送受信する複数のスレーブ通信部23
Dl〜23Dkと、前記複数のかご室制御器と情報を送
受信し、前記複数のスレーブ通信部と情報を送受信する
マスタ通信部23Aと、前記マスタ通信部と前記複数の
スレーブ通信部間を接続する第2の共通の直列線路IN
Wを備えて構成されている。
【0016】そして、このように各ホールボタン列別に
各スレーブ通信部23Dl〜23Dkを夫々連結して各
昇降場端末器14A〜14N,15A〜15Nの関連情
報を前記各スレーブ通信部23Dl〜23Dkにより夫
々処理するようになっているため、通信負荷率を低減
し、各昇降場端末器に夫々連結されたホールボタンの列
を識別する識別番号の設定を必要とせず、各昇降場端末
器14A〜14N,15A〜15Nの構成が簡単化する
という効果がある。
【0017】且つ、前記マスタ通信部23Aは、夫々固
有の機能を行う二つの通信部にて構成され、該各通信部
は、相手側の通信部の動作を監視するようになっている
ため、システムの信頼性が向上し得るという効果があ
る。又、前記通信中継器23及び各昇降場端末器14A
〜14N,15A〜15Nの電源供給手段をかご室制御
器と別途に装置し、安定的な電源を供給し得るという効
果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係るエレベータの
制御システムのための通信装置の第1実施形態において
は、図1に示したように、複数のエレベータかご室の運
転を総括して制御するための群管理制御器12と、該群
管理制御器12から出力された情報を受信し、複数のか
ご室の運行を夫々制御する複数のかご室制御器11A〜
11Nと、各層のホールボタン部別に設置され、かご室
の運行情報を送受信して処理する複数の昇降場端末器1
4A〜14N,15A〜15Nと、各層毎に同位置に設
置され、全体構成の中で、列を成すホール呼出のボタン
列(l列〜k列)別に、前記複数の昇降場端末器14A
〜14N,15A〜15Nを夫々並列に連結する複数の
ホールネットワークHNWl〜HNWkと、該複数のホ
ールネットワークHNWl〜HNWkと夫々連結され、
前記複数の複数の昇降場端末器14A〜14N,15A
〜15Nと情報を送受信すると共に、グループネットワ
ークGNWを通って前記かご室制御器11A〜11N及
び群管理制御器12と運行情報を送受信する通信中継器
23と、該通信中継器23及び各昇降場端末器14A〜
14N,15A〜15Nに夫々電源を供給する電源供給
機26と、を備えて構成されている。
【0019】このとき、グループネットワークGNW及
びホールネットワークHNWl〜HNWkは、共通の直
列伝送線である。そして、前記通信中継器23は、前記
複数のホールネットワークHNWl〜HNWkと夫々連
結され、前記複数の昇降場端末器14A〜14N,15
A〜15Nと情報を送受信する複数のスレーブ通信部2
3Dl〜23Dkと、グループネットワークGNWを通
って前記かご室制御器11A〜11N及び群管理制御器
12と運行情報を夫々送受信し、内部ネットワークIN
Wを通って前記複数のスレーブ通信部23Dl〜23D
kと情報を夫々送受信するマスタ通信部23Aと、前記
複数のスレーブ通信部23Dl〜23Dk及びマスタ通
信部23Aから故障が発生すると、リセット信号RES
ETを出力する監視部23Cと、前記電源供給機26か
ら電源の供給を受け、各部に必要な電源を供給する電源
変換部23Bと、を備え、前記内部ネットワークINW
は、共通の直列伝送線である。
【0020】以下、このように構成された本発明に係る
エレベータの制御システムのための通信装置の動作に対
し、説明する。先ず、マスタ通信部23Aは、グループ
ネットワークGNWを通って各かご室制御器11A〜1
1N及び群管理制御器12から昇降場側に伝送される情
報を受信し、各層別及び呼出ボタン列別に伝送情報を分
類し、組み合わせた後、それらを内部ネットワークIN
Wを通って各該当スレーブ通信部23Dl〜23Dkに
夫々出力し、該内部ネットワークINWを通って前記ス
レーブ通信部23Dl〜23Dkから受信した情報は、
各層別及び呼出ボタンの列別に分類した後、前記かご室
制御器11A〜11N及び群管理制御器12に伝送す
る。
【0021】次いで、各スレーブ通信部23Dl〜23
Dkは、前記内部ネットワークINWを通って受信した
情報を各ホールネットワークHNWl〜HNWkを通っ
て複数の昇降場端末器14A〜14N,15A〜15N
に夫々伝送する。即ち、前記スレーブ通信部23Dl
は、ホールネットワークHNWlを通って受信された情
報を各ホールネットワークHNWlを通って各昇降場端
末器14A〜14Nに情報を出力し、前記スレーブ通信
部23Dkは、ホールネットワークHNWkを通って昇
降場端末器15A〜15Nに情報を出力する。
【0022】且つ、前記各スレーブ通信部23Dl〜2
3Dkは、前記ホールネットワークHNWl〜HNWk
を通って入力された前記複数の昇降場端末器14A〜1
4N,15A〜15Nからの情報を前記マスタ通信部2
3Aに夫々伝送する。又、電源供給器26は、各かご室
制御器11A〜11Nから供給される建物の主電源を受
けて電源線PWを経て通信中継器23及び複数の昇降場
端末器14A〜14N,15A〜15Nの動作に必要な
電源(AC又はDC)を供給し、前記通信中継器23内
の電源変換部23Bは、前記電源供給器26から供給さ
れた電源を受けて通信中継器23内の各部で必要とする
駆動電源VCCを供給する。
【0023】更に、監視部23Cは、前記電源変換部2
3Bの駆動電源VCCを受け、該駆動電源VCCに異常
が発生すると、マスタ制御部23A及び各スレーブ通信
部HNWl〜HNWkを夫々制御して非正常的な情報が
直列伝送線GNW及びホールネットワークHNWl〜H
NWkに乗せられないようにする。そして、前記監視部
23Cは、前記マスタ通信部23Aから入力された異常
信号に基づき、リセット信号RESETを前記マスタ制
御部23A、前記スレーブ通信部23Dl〜23Dk、
又は複数の昇降場端末器14A〜14N,15A〜15
Nに夫々出力し、各ネットワークGNE,HNWl〜H
NWkを経由する情報の信頼性を向上することができ
る。
【0024】前記マスタ通信部23Aから各スレーブ通
信部23Dl〜23Dkから受信した情報を層別及びホ
ールボタン部の列別に分類する方法を説明すると、次の
ようである。一方、複数の昇降場端末器14A〜14
N,15A〜15Nは、夫々該当層における固有番号I
Dを貯蔵している。先ず、その第1の方法として、内部
メモリにアドレスマップ(AddressMap)を設
定し、該アドレスマップの各アドレスには、各スレーブ
通信部23Dl〜23Dkが何れのホールボタンの列を
制御するかのデータを予め記憶させて置く。
【0025】このとき、各アドレスに貯蔵されたデータ
のフォーマットは、各層に対応する固有番号及び各ホー
ルボタン列に対応する固有番号に構成されている。この
ような状態で、次のような二つの方法により情報を分類
する。先ず、前記複数の昇降場端末器14A〜14
N,15A〜15Nが、任意の情報を自分の固有番号と
一緒に出力すると、各スレーブ通信部23Dl〜23D
kは、その情報をホールネットワークHNWl〜HNW
kを通って前記マスタ通信部23Aに出力すると、該マ
スタ通信部23Aは、入力された情報に包含された固有
番号と自分のアドレスマップに貯蔵されたデータを比較
し、入力された情報が何れのホールボタンの列の何れの
昇降場の端末器からの情報であるかを判断する。
【0026】従って、前記マスタ通信部23Aは、各ス
レーブ通信部23Dl〜23Dkから受信された情報を
各ホールボタン列別及び各層別に分類することができ
る。そして、前記内部アドレスマップに貯蔵されたデ
ータを各スレーブ通信部23Dl〜23Dkに出力する
と、該各スレーブ通信部23Dl〜23Dkは、入力さ
れたデータを内部メモリに貯蔵し、各昇降場端末器14
A〜14N,15A〜15Nから情報が入力されると、
該情報を包含し、自分が制御するホールボタン列の固有
番号を前記マスタ通信部23Aに伝送する。
【0027】該マスタ通信部23Aに入力された情報
は、既に、複数の昇降場端末器14A〜14N,15A
〜15Nの固有番号及び該当列の固有番号を包含してい
るため、もうそれ以上、組み合わせることなく、入力さ
れた情報をそのままグループネットワークGNWを通っ
て送信する。このように、各ホールボタンの列別の各ス
レーブ通信部23Dl〜23Dkを夫々連結すると、複
数の昇降場端末器14A〜14N,15A〜15Nに
は、該昇降場端末器14A〜14N,15A〜15Nに
連結されているホールボタンの列を識別する識別番号の
設定を必要とせず、各昇降場端末器14A〜14N,1
5A〜15Nの構成が簡単化するという効果がある。
【0028】図2は、通信システムの信頼性を向上する
ため、同様な機能を行う2重システムに構成されたマス
タ通信部23Aを示したものである。即ち、マスタ通信
部23Aにおいては、図示したように、固有の動作を夫
々行い得る第1及び第2の通信部300A,300B
と、該第1通信部300A又は第2の通信部300Bと
前記スレーブ通信部23Dl〜23Dkと、を選択的に
連結させる切換部300Cと、を備えて構成されてい
る。
【0029】そして、第1の通信部300Aは、4つの
異常信号OUT1〜OUT4を出力し、前記第2の通信
部300Bは、4つの異常信号OUT4〜OUT7を出
力する。このとき、異常信号OUT1は、前記第2の通
信部300Bの異常状態を感知する信号であり、前記監
視部23Cに出力され、異常信号OUT2は、前記第2
の通信部300Bがリセットされないことを意味する信
号であり、前記監視部23Cに出力される。且つ、異常
信号OUT3は、前記スレーブ通信部23Dl〜23D
kの異常状態を感知する信号であり、前記監視部23C
に出力され、異常信号OUT4は、自分の異常状態を感
知する信号であり、相手側の通信部に出力される。
【0030】又、前記第2の通信部300Bは、異常信
号OUT4〜OUT7を夫々出力し、異常信号OUT5
は、前記異常信号OUT1に対応し、異常信号OUT6
は、前記異常信号OUT2に、異常信号OUT7は、異
常信号OUT3に夫々対応する。このように構成された
マスタ通信部23Aは、次のような3つの場合の動作が
行われる。
【0031】第1及び第2通信部300A,300B
は、お互いの異常状態を異常信号OUT4として相手側
の通信部に出力し、該異常信号OUT4に基づいて相手
側の通信部に異常があると判断されると、該異常信号O
UT1、OUT5を前記監視部23Cに出力し、該監視
部23Cは、相手側の通信部をリセットし得るリセット
信号RESETを出力する。このように動作するため、
図3に示したように構成する。
【0032】前記の構成に付け加えて、前記監視部
23Cのリセット信号RESETによって該相手側の通
信部がリセットされないと、即ち、異常状態が解決なれ
ないと、前記通信部300A,300Bは、異常信号O
UT2、OUT6を前記監視部23Cに出力し、該監視
部23Cは、切換信号CNTLを切換部300Cに出力
し、該切換部300Cは、内部ネットワークINWの連
結を変更させる。このように動作するため、図4に示し
たように構成する。
【0033】第1及び第2の通信部300A,300
Bは、前記スレーブ通信部23Dl〜23Dkの異常状
態を感知して異常信号OUT3、OUT7を前記監視部
23Cに出力すると、該感知部23Cは、前記スレーブ
通信部23Dl〜23Dkをリセットさせる。このよう
に動作するため、図5に示したように構成する。以下、
前記マスタ通信部23Aの動作に対し、図9を付け加え
て詳しく説明する。
【0034】図3では、相手側の通信部の異常を判断し
得る第1の通信部300A又は第2通信部300Bを示
し、図9の動作手順の段階SA1を行う。図示したよう
に、第1の通信部300A又は第2の通信部300Bに
おいては、自分の動作状態の異常有無を感知するため、
所定周期毎に以前の段階の出力値と後続の段階の出力値
を異にして出力する動作状態発生部310と、相手側の
通信部から受信された異常信号OUT4に対応されるデ
ータを貯蔵する受信状態貯蔵部320と、前記異常信号
OUT4に対応するデータを前記受信状態貯蔵部320
に貯蔵すると共に、該データを該受信状態貯蔵部320
に既貯蔵されたデータと比較して相手側の通信部が正常
であるかの与否を判断し、その結果、正常でない場合
に、前記監視部23Cに異常信号OUT1、OUT5を
出力する判断部330と、を備えて構成されている。
【0035】以下、このように構成されたマスタ通信部
23Aの動作を説明する。只、説明の便宜上、第1の通
信部300Aの動作状態を第2通信部300Bが監視す
ると仮定する。先ず、第1の通信部300Aの動作状態
の発生部310は、データ“0”又は“1”を交互に出
力し、説明の便宜上、データ“0”が出力されたことと
仮定する。
【0036】その後、第1の通信部300Aの判断部3
30は、前記データ“0”を異常信号OUT4として相
手側の通信部300Bに出力し、該異常信号OUT4を
受信した第2の通信部300Bの判断部330は、該デ
ータ“0”を受信状態貯蔵部320に貯蔵させる。次い
で、前記動作状態発生部310は、前記データ“0”と
反対値のデータ“1”を出力し、該データ“1”に対応
する異常信号OUT4を受信した前記第2の通信部30
0Bの判断部330は、該データ“1”と以前に貯蔵さ
れたデータ“0”と、を比較し、その値が相異である
と、該第2の通信部300Bの判断部330は、第1の
通信部300Aが正常に動作していると判断する。
【0037】もし、該データの比較値が相互同様である
と、前記判断部330は、前記第1の通信部300A
が、非正常であると判断する。その理由は、第1通信部
300Aの動作状態判断部310が、データ“0”と
“1”とを交互に出力することができないか、又は、前
記第1の通信部300Aの判断部330が該データを正
常的に出力することができないためである。
【0038】このような場合は、前記第2の通信部30
0Bの判断部330は、その異常信号OUT4に基づ
き、前記第1の通信部300Aから異常が発生されたと
判断し、その状態を異常信号OUT5として出力し、前
記監視部23Cは、該異常信号OUT5が入力される
と、前記第1の通信部300Aにリセット信号RESE
Tを出力する。このとき、第1の通信部300Aは、別
の異常が無いとリセットされる。
【0039】一方、前記監視部23Cを省き、前記判断
部330が異常信号OUT1、OUT5を外部表示装置
(図示されず)などに出力するように構成することもで
きるし、このように構成すると、該外部表示装置を監視
する建物の管理者により、直接、通信部の異常有無を確
認することができる。そして、図4では、相手側の通信
部の異常及びリセットの与否を判断し得る第1の通信部
300A又は第2の通信部300Bの構成を示し、図3
に示した構成にリセット回数貯蔵部340及びリセット
回数カウンタ350を追加して構成し、図9の動作手順
の段階SA2及び段階SA3を行う。
【0040】先ず、リセット回数貯蔵部340は、リセ
ット回数が既に貯蔵されていて、該リセット回数は、連
続して相手側の通信部を何回リセットさせるかを決定す
る回数であって、相手側の通信部をリセットさせるた
め、前記判断部330が異常信号OUT1、OUT5を
出力する回数に対応し、本発明では“3”に仮定する。
且つ、リセット回数カウンタ350は、相手側の通信部
をリセットさせるため、今のところまで、異常信号OU
T1、OUT5を何回出力したかをカウントする。
【0041】又、前記判断部330は、前記されたよう
に相手側の通信部の異常を判断し、異常信号OUT5、
OUT1を前記監視部23Cに出力した後、前記リセッ
ト回数カウンタ350にデータ値“1”を貯蔵する。該
データ値“1”はリセットのため、異常信号(OUT5
又はOUT1)を一度出力したことを意味する。次い
で、前記監視部23Cから出力されたリセット信号RE
SETにより、異常が発生された通信部の異常が解消さ
れないと、該解消されていない通信部の判断部から再び
異常信号OUT4が出力される。
【0042】その後、判断部330は、前記OUT4か
ら再び相手側の通信部の異常を判断し、その結果、異常
があると、前記リセット回数カウンタ350に貯蔵され
たデータ値“1”と前記リセット回数貯蔵部340に貯
蔵された回数の“3”とを比較する。次いで、比較した
結果、同一でないと、前記監視部23Cに異常信号(O
UT5又はOUT1)を出力し、前記リセット回数カウ
ンタ350にデータ値“2”を貯蔵する。今のところま
で、リセットのための異常信号OUT5又はOUT1は
二度出力されたことを意味する。
【0043】その後、前記判断部330が、異常信号O
UT5又はOUT1を三度出力すると、前記リセット回
数カウンタ350に貯蔵されるデータ値は“3”にな
る。次いで、前記判断部330は、入力された異常信号
OUT4に基づき、相手側の通信部に異常があると判断
されると、前記リセット回数カウンタ350に貯蔵され
たデータ値“3”と前記リセット回数貯蔵部340に貯
蔵された回数のデータ値“3”とを比較する。
【0044】このとき、該データの比較値が同一である
と、前記判断部330は、異常信号OUT6又はOUT
2を前記監視部23Cに出力する。前記監視部23C
は、前記異常信号OUT6又はOUT2が入力される
と、切換信号CNTLを切換部300Cに出力し、該切
換部300Cは、内部ネットワークINWの連結を変更
させる。
【0045】従って、今のところまで、異常が発生した
通信部と連結されていた内部ネットワークINWは、他
の通信部と連結される。このように、前記判断部330
では、異常が発生した通信部へ三度にかけて継続して前
記監視部23Cでリセット信号RESETを出力し、そ
れでも異常が解消されないと、前記監視部23Cのリセ
ット動作によりリセットできないと判断し、通信部の連
結を切り換える。
【0046】そして、図5では、スレーブ通信部23D
l〜23Dkの異常を判断し得る第1の通信部300A
又は第2の通信部300Bの構成を示し、図9の動作手
順の段階SA9〜SA11を行う。先ず、受信状態貯蔵
部320′は、前記内部ネットワークHNWl〜HNW
kを経由し、前記スレーブ通信部23Dl〜23Dkか
ら受信された異常信号に対応するデータを貯蔵する。リ
セット回数貯蔵部340′には、リセット回数が既貯蔵
されている。このとき、該リセット回数は、連続して前
記スレーブ通信部23Dl〜23Dkを何回リセットさ
せるかを決定する数であって、判断部330が異常信号
OUT3、OUT7を出力する回数に対応し、本発明で
は、“3”に仮定する。
【0047】そして、リセット回数カウンタ350′で
は、前記スレーブ通信部23Dl〜23Dkをリセット
させるため、今のところまで、異常信号OUT3、OU
T7を何回出力したかをカウントする。且つ、判断部3
30は、前記スレーブ通信部23Dl〜23Dkの異常
を判断し、前記監視部23Cに異常信号(OUT3又は
OUT7)を出力した後、前記リセット回数カウンタ3
50′に“1”を貯蔵させる。このとき、該“1”は、
リセットのための異常信号(OUT5又はOUT1)を
一回出力したことを意味する。
【0048】以下、このように構成された第1通信部3
00A及び第2通信部300Bの動作を説明する。先
ず、スレーブ通信部23Dl〜23Dkは、データ値
“0”及び“1”を交互に出力し、該出力されたデータ
は受信状態貯蔵部320′に貯蔵され、前記スレーブ通
信部23Dl〜23Dkが再びデータを出力すると、判
断部330′は、該データと前記受信状態貯蔵部32
0′に既貯蔵されたデータとを比較し、その結果、比較
値が同様でないと、前記スレーブ通信部23Dl〜23
Dkが正常的に動作されると判断し、逆に、比較値が同
様であると、前記監視部23Cに異常信号(OUT3又
はOUT7)を出力し、前記リセット回数カウンタ35
0に“1”を貯蔵させる。
【0049】その後、前記監視部23Cは、スレーブ通
信部23Dl〜23Dkにリセット信号RESETを出
力する。このとき、前記スレーブ通信部23Dl〜23
Dkをリセットする過程が三回繰り返されると、前記リ
セット回数カウンタ350′に貯蔵されたデータ値の
“3”と前記リセット回数貯蔵部340′に貯蔵された
データ値が同様になるため、前記判断部330′は、前
記スレーブ通信部23Dl〜23Dkと通信することが
できないと判断し、該当スレーブ通信部23Dl〜23
Dkとの通信を中段する。
【0050】ここまで、マスタ通信部23Aを第1及び
第2の通信部の二重のシステムに構成し、該マスタ通信
部23A及び監視部23Cの動作を中心に説明したが、
次に、通信の信頼性を向上するためのスレーブ通信部2
3Dl〜23Dkの動作を図10を用いて説明する。各
スレーブ通信部23Dl〜23Dkは、データ通信を行
う以前に、内部ネットワークINWと連結されたマスタ
通信部23Aとの通信が可能であるかを判断し、副ネッ
トワークHNWl〜HNWkと連結された昇降場端末器
14A〜14N,15A〜15Nと通信が可能であるか
を判断する。
【0051】先ず、スレーブ通信部23Dl〜23Dk
が、マスタ通信部23Aと通信可能であるかを判断する
動作を図6を用いて説明する。又、このような動作は、
図10の動作手順の段階SB1に該当する。このとき、
前記スレーブ通信部23Dl〜23Dkにおいては、所
定周期毎に以前の段階の出力値とそれに後続する段階の
出力値を異にして出力する確認信号発生部231と、マ
スタ通信部23Aから受信した確認信号に対応する値を
貯蔵する確認信号貯蔵部232と、前記マスタ通信部2
3Aから受信した確認信号に対応する値を前記確認信号
貯蔵部232に貯蔵し、該値と前記確認信号貯蔵部23
2に既貯蔵された値とを比較し、前記マスタ通信部23
Aとの通信が可能であるがを判断する判断部233と、
を備えて構成され、次のように動作される。
【0052】先ず、確認信号発生部231がデータ値
“0”又は“1”を出力すると、判断部233は、該デ
ータを確認信号に変換し、前記マスタ通信部23Aに出
力した後、確認信号貯蔵部232に記憶させる。その
後、前記マスタ通信部23Aは、該入力された確認信号
と同様なデータを有する確認信号を出力し、前記判断部
233は、前記マスタ通信部23Aから入力された確認
信号値と前記確認信号貯蔵部232に貯蔵された確認信
号値とを比較する。その結果、信号値が相互同一である
と、前記スレーブ通信部23Dl〜23Dkと前記マス
タ通信部23Aとは、相互通信することができるが、比
較した信号値が相異すると、前記スレーブ通信部23D
l〜23Dkは、前記マスタ通信部23Aとの通信を中
断する。
【0053】以下、スレーブ通信部23Dl〜23Dk
が、昇降場端末器14A〜14N,15A〜15Nと通
信可能であるかを判断する動作に対し、図7を用いて説
明する。このような動作は、図10の動作手順の段階S
B5に該当する。図示されたように、確認信号発生部2
31′は、図6に示した確認信号発生部231に対応さ
れ、昇降場端末器確認信号貯蔵部232′は、図6に示
した確認信号貯蔵部232に対応され、判断部233′
は、前記6に示した判断部233に対応される。
【0054】先ず、確認信号発生部231′は、データ
値“0”又は“1”を出力すると、判断部233′は、
該データ値を確認信号に変換し、前記昇降場端末器14
A〜14N,15A〜15Nに出力した後、昇降場端末
器確認信号貯蔵部232′に記憶させる。その後、前記
複数の昇降場端末器14A〜14N,15A〜15N
は、前記確認信号と同様な値を有する確認信号を出力
し、判断部233′は、前記複数の昇降場端末器14A
〜14N,15A〜15Nから入力された確認信号値と
前記昇降場端末器確認信号貯蔵部232′に記憶された
確認信号値とを比較する。その結果、信号値が相互同一
であると、前記昇降場端末器14A〜14N,15A〜
15Nと前記マスタ通信部23Aは、相互通信すること
ができるが、比較した信号値が相異すると、前記スレー
ブ通信部23Dl〜23Dkは、前記昇降場端末器14
A〜14N,15A〜15Nとの通信を中断する。
【0055】以下、前記したような本発明の動作を実際
に具現し得る通信中継器23のハードウェアの実施形態
に対し、説明する。図8に示したように、第1通信部3
00A及び第2の通信部300Bは、夫々CPU301
A,301Bと、プログラムの内蔵されたROM303
A,303Bプログラムの実行のための空間であるRA
M304A,304Bと、並列インターフェース部30
5A,305Bと、前記CPU301A,301Bとグ
ループネットワークGNWとを夫々連結する送受信部3
02A,302Bと、を備えて構成され、スレーブ通信
部23Dl〜23Dkは、夫々CPU307A,307
Bと、プログラムの内蔵されたROM308A,308
Bと、プログラムの実行のための空間であって、前記マ
スタ通信部23Aとの通信を遂行するデュアルポートラ
ム(Dual Port RAM;以下DPRAM)3
09A,309Bと、前記CPU307A,307Bと
ホールネットワークHNWl〜HNWkとを夫々連結す
る送受信部310A,310Bと、を備えて構成されて
いる。
【0056】以下、このように構成された前記第1の通
信部300A及び第2の通信部300Bの動作を説明す
る。先ず、前記CPU301A,301Bは、夫々前記
判断部330,330′の機能を行い、前記ROM30
3A,303Bは、前記動作状態発生部310及び前記
リセット回数貯蔵部340,340′の機能を行い、前
記RAM304A,304Bは、前記受信状態貯蔵部3
20,320′及びリセット回数カウンタ350,35
0′の機能を行う。
【0057】次いで、並列インターフェース部305A
は、前記CPU301Aの処理結果に従って、異常信号
OUT4を第2通信部300Bの並列インターフェース
部305Bに出力し、異常信号OUT1〜OUT3を前
記監視部23Cに出力する。且つ、並列インターフェー
ス部305Bは、前記CPU301Bの処理結果に従っ
て、異常信号OUT4を前記並列インターフェース30
5Aに出力し、異常信号OUT5〜OUT7を夫々前記
監視部23Cに出力する。
【0058】以下、前記したように構成されたスレーブ
通信部23Dl〜23Dkの動作を説明する。前記CP
U307A,307Bは、前記判断部233,233′
の機能を行い、ROM308A,308Bは、前記確認
信号発生部231の機能を行い、DPRAM309A,
309Bは、前記確認信号貯蔵部232及び前記昇降場
端末器確認信号貯蔵部232′の機能を行う。
【0059】そして、本発明に係るエレベータの制御シ
ステムのための通信装置の第2実施形態として、図11
に示したように構成することもできる。即ち、図示した
ように、第1の実施形態とは異なって、群管理制御器1
2を用いず、各かご室制御器11A〜11N中、最優先
順位のかご室制御器がマスターかご室制御器として選定
され、該かご室制御器により群管理制御が行われる。
【0060】このように構成された第2の実施形態のエ
レベータの制御システムのための通信装置は、複数のか
ご室制御器11A〜11N又は群管理制御器12から出
力された情報をグループネットワークGNWを通って受
信し、処理して昇降場端末器14A〜14N,15A〜
15Nに伝送し、且つ、該昇降場端末器14A〜14
N,15A〜15Nから出力された情報を前記グループ
ネットワークを通って伝送するようになっているため、
群管理機能を行うとき、前記群管理制御器12を用いる
か、又は、前記複数のかご室制御器11A〜11N中、
何れか一つを用いるかに拘らない。
【0061】従って、本発明は、かご室制御器11A〜
11Nと、群管理制御器12とを備えたエレベータシス
テム及びかご室制御器11A〜11Nのみを備えたエレ
ベータシステムの何れの場合にも、適用することができ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエレ
ベータの制御システムのための通信装置においては、通
信中継器内で相補的に動作する第1の通信部及び第2の
通信部を構成し、ホールボタン設置列別にスレーブ通信
部を設置し、該ホールボタン設置列に属する複数の乗降
場端末器14A〜14Nとスレーブ通信部23Dlとを
ホールネットワークHNWLlと共通の直列伝送線に連
結して、該昇降場端末器14A〜14Nを夫々独立的に
制御することができるという効果がある。
【0063】且つ、昇降場端末器の識別番号を設定する
方法を簡単化し、通信の信頼性を向上し得るという効果
がある。又、通信中継器及び各昇降場端末器の電源供給
手段をかご室制御器と別途に備え、安定的に電源を供給
し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベータの制御システムのため
の通信装置の第1実施形態を示したブロック図である。
【図2】図1のマスタ通信部(23A)の構成を示した
ブロック図である。
【図3】本発明に係る相手側の通信部の異常を判断し得
る第1の通信部(300A)又は第2の通信部(300
B)の構成を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る相手側の通信部の異常及びリセッ
ト与否を判断し得る第1の通信部(300A)又は第2
の通信部(300B)の構成を示したブロック図であ
る。
【図5】本発明に係るスレーブ通信部(23Dl〜23
Dk)の異常を判断し得る第1の通信部(300A)又
は第2の通信部(300B)の構成を示したブロック図
である。
【図6】本発明に係るマスタ通信部(23A)との通信
が可能であるかを判断するスレーブ通信部(23Dl〜
23Dk)の構成を示したブロック図である。
【図7】本発明に係る昇降場端末器(14A〜14
N)、(15A〜15N)との通信が可能であるかを判
断するスレーブ通信部(23Dl〜23Dk)の構成を
示したブロック図である。
【図8】本発明に係る通信中継器(23A)のハードウ
ェアの実施形態を示したブロック図である。
【図9】本発明に係るマスタ中心部(23A)の動作手
順図である。
【図10】本発明に係るスレーブ通信部(23Dl〜2
3Dk)の動作手順図である。
【図11】本発明に係るエレベータの制御システムのた
めの通信装置の第2実施形態を示したブロック図であ
る。
【図12】従来のエレベータの制御システムのための通
信装置を示したブロック図である。
【符号の説明】
11A〜11N…かご室制御器 12…群管理制御器 14A〜14N,15A〜15N…昇降場端末器 23…通信中継器 23A…マスタ通信部 23B…電源変換部 23C…監視部 23Dl〜23Dk…スレーブ通信部 26…電源供給器 HNWl〜HNWk…ホールネットワーク GNW…グループネットワーク 300A…第1の通信部 300B…第2の通信部 300C…切換部 301A,301B,307A、307B…CPU 302A,302B,310A,310B…送受信部 303A,303B,308A,308B…ROM 304A,304B…RAM 305A,305B…並列インターフェース部 INW,INW2,INW3…内部ネットワーク 309A,309B…DPRAM 231…確認信号発生部 232…確認信号貯蔵部 232′…昇降場端末器確認信号貯蔵部 233,233′,330,330′…判断部 310…動作状態発生部 320,320′…受信状態貯蔵部 340,340′…リセット回数貯蔵部 350,350′…リセット回数カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−72278(JP,A) 特開 平1−294179(JP,A) 特開 昭62−79177(JP,A) 特開 平7−125941(JP,A) 特開 平6−80334(JP,A) 特開 平5−193851(JP,A) 特開 平4−251081(JP,A) 特開 平4−197974(JP,A) 特開 平4−121377(JP,A) 特開 平4−55272(JP,A) 特開 平2−286582(JP,A) 特開 昭64−13384(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 1/34 B66B 3/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のかご室の運行を夫々制御する複数
    のかご室制御器と、各層の昇降場毎に設置され、現在運
    行中のエレベータかご室を表示する運行層表示器、ホー
    ル呼出のボタン部及び到着予報器などとの入出力を制御
    し、各層のホール呼出のボタン部に相応する個数に各層
    の昇降場に設置された複数の昇降場端末器と、前記複数
    のかご室制御器と前記複数の昇降場端末器間の通信を中
    継する通信中継器と、前記通信中継器と前記かご室制御
    器間の情報送受信のための第1の共通の直列伝送線(G
    NW)を備えたエレベータの制御システムのための通信
    装置において、 前記通信中継器は、建物の各層のホール呼出のボタン部
    の設置個数により区分されるホール呼出のボタン部列毎
    に設置され、該列に属する前記複数の昇降場端末器と情
    報とを送受信する複数のスレーブ通信部と、 前記複数のかご室制御器と情報を送受信し、前記複数の
    スレーブ通信部と情報を送受信するマスタ通信部と、前
    記マスタ通信部と前記複数のスレーブ通信部間を接続す
    る第2の共通の直列線路(INW)を備えて構成され、 前記ホール呼出のボタン部の列別に、該当する複数の昇
    降端末器と前記スレーブ通信部とを夫々連結する複数の
    第3の共通の直列通信線(HNWl〜HNWk)を包含
    して構成されたことを特徴とするエレベータの制御シス
    テムのための通信装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降場端末器には、該昇降場端末機
    の設置層に対する情報が貯蔵され、前記マスタ通信部
    は、各スレーブ通信部が制御するホールボタン列に対す
    る情報を貯蔵し、該情報と前記スレーブ通信部から出力
    された前記昇降場端末器の情報とを比較して、前記昇降
    場端末器の情報が何れの昇降場端末器から入力された情
    報であるかを判断することを特徴とする請求項1に記載
    のエレベータの制御システムのための通信装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降場端末器には、該昇降場端末器
    の設置層に対する情報が貯蔵され、前記マスタ通信部
    は、各スレーブ通信部が制御するホールボタン列に対す
    るデータを前記スレーブ通信部に出力し、該スレーブ通
    信部は、昇降場端末器から入力した情報及び前記マスタ
    通信部から入力したホールボタン列に対するデータを前
    記マスタ通信部に夫々出力することを特徴とする請求項
    1に記載のエレベータの制御システムのための通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記マスタ通信部は、同様な機能を有
    し、相補的な第1及び第2の通信部を備え、該第1及び
    第2の通信部は、夫々自分の動作状態の異常有無を表示
    するため、所定周期毎に以前の段階の出力値と後続の段
    階の出力値を異にして出力する動作状態発生部と、 相手側の通信部から受信された異常信号(OUT4)に
    対応されるデータを貯蔵する受信状態貯蔵部と、 前記異常信号(OUT4)に対応するデータを前記受信
    状態貯蔵部に貯蔵すると共に、該データを該受信状態貯
    蔵部に既貯蔵されたデータと比較して相手側の通信部が
    正常であるかを判断し、その結果、正常でないと、異常
    信号(OUT1,OUT5)を出力する判断部と、を備
    えて構成されたことを特徴とする請求項1に記載のエレ
    ベータの制御システムのための通信装置。
  5. 【請求項5】 前記通信中継器は、前記判断部から出力
    された異常信号(OUT1,OUT5)を受け、前記第
    1及び第2通信部をリセットさせるため、リセット信号
    (RESET)を出力する監視部を更に包含して構成さ
    れたことを特徴とする請求項4に記載のエレベータの制
    御システムのための通信装置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の通信部は、夫々既設
    定のリセット回数を貯蔵するリセット回数貯蔵部と、前
    記監視部のリセット回数をカウントするリセット回数カ
    ウンタを更に包含して構成され、前記判断部は、前記リ
    セット回数貯蔵部に貯蔵された回数と前記リセット回数
    カウンタに貯蔵された回数が同様であると、新たな異常
    信号(OUT2,OUT6)を前記監視部に出力し、該
    監視部は、切換信号(CNTL)を出力し、前記マスタ
    通信部には、該切換信号(CNTL)に従って、前記通
    信部と前記第2の共通の直列通信線(INW)との連結
    を切り換える切換部を更に包含して構成されたことを特
    徴とする請求項5に記載のエレベータの制御システムの
    ための通信装置。
  7. 【請求項7】 前記マスタ通信部は、同様な機能を有
    し、相補的な第1及び第2の通信部を備え、該第1及び
    第2の通信部は、夫々前記スレーブ通信部から受信され
    た異常信号に対応するデータを貯蔵する受信状態貯蔵部
    と、 既設定のリセット回数を貯蔵するリセット回数貯蔵部
    と、 リセットされた回数をカウントするリセット回数カウン
    タと、 該受信状態貯蔵部に貯蔵された値と、現在、前記スレー
    ブ通信部から受信された異常信号の対応値とを比較し
    て、前記スレーブ通信部の異常を判断し、異常信号OU
    T3,OUT7を出力する判断部と、を備えて構成され
    たことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御
    システムのための通信装置。
  8. 【請求項8】 前記通信中継器は、前記判断部から出力
    された異常信号(OUT3,OUT7)を受け、前記各
    スレーブ通信部を夫々リセットさせるため、リセット信
    号RESETを出力する監視部を更に包含して構成され
    たことを特徴とする請求項7に記載のエレベータの制御
    システムのための通信装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のスレーブ通信部は、所定周期
    毎に以前の段階の出力値とそれに後続する段階の出力値
    を異にし、前記マスタ通信部に出力する確認信号発生部
    と、 前記マスタ通信部から受信した確認信号に対応する値を
    貯蔵する確認信号貯蔵部と、 前記マスタ通信部から受信した確認信号に対応する値を
    前記確認信号貯蔵部に貯蔵し、該値と前記確認信号貯蔵
    部に既貯蔵された値とを比較し、前記マスタ通信部との
    通信が可能であるかを判断する判断部と、を備えて構成
    されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの
    制御システムのための通信装置。
  10. 【請求項10】 前記複数のスレーブ通信部は、所定周
    期毎に以前の段階の出力値とそれに後続する段階の出力
    値を異にし、各昇降場端末器に出力する確認信号発生部
    と、 前記昇降場端末器から受信した確認信号に対応する値を
    貯蔵する昇降場端末器の確認信号貯蔵部と、 前記昇降場端末器から受信した確認信号に対応する値を
    前記昇降場端末器の確認信号貯蔵部に貯蔵し、該値と前
    記昇降場端末器の確認信号貯蔵部に既貯蔵された値とを
    比較し、前記昇降場端末器との通信が可能であるがを判
    断する判断部と、を備えて構成されたことを特徴とする
    請求項1に記載のエレベータの制御システムのための通
    信装置。
  11. 【請求項11】 建物の主電源を受け、前記通信中継器
    及び各昇降場端末器に必要な電源を供給する電源供給器
    を更に包含して構成され、前記通信中継器内に、前記電
    源供給器から供給された電源を受け、通信中継器内で必
    要とする駆動電源を供給する電源変換部を更に包含して
    構成されたことを特徴とする請求項1から10の中、何
    れか1項に記載のエレベータの制御システムのための通
    信装置。
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