JPH04371469A - エレベータの群管理制御システム - Google Patents

エレベータの群管理制御システム

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JPH04371469A
JPH04371469A JP3147718A JP14771891A JPH04371469A JP H04371469 A JPH04371469 A JP H04371469A JP 3147718 A JP3147718 A JP 3147718A JP 14771891 A JP14771891 A JP 14771891A JP H04371469 A JPH04371469 A JP H04371469A
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JP
Japan
Prior art keywords
elevator
floor
group management
rise
management control
Prior art date
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Pending
Application number
JP3147718A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kitagawa
博 北川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04371469A publication Critical patent/JPH04371469A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの群管理制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超高層ビルにおいては、床面積の
有効面積を広くとるため、ビル内設備の配置面積を極力
効率的かつ最小になるように努めている。特にビルの縦
の交通機関であるエレベータは、台数の増加と共にエレ
ベータの昇降路設置床面積も増加する。このため、一般
にビル内エレベータを高層部エレベータと低層部エレベ
ータに分け、この高層部及び低層部エレベータは、同じ
設置床面にそれぞれ独立した昇降路を設けて設置されて
いる。又、この場合、第1基準階より高層部エレベータ
を利用する客に対しては、シャトルエレベータを設置し
、第1基準階から高層部エレベータの第2の基準階への
ピストン輸送によるサービスが行われるようになってい
る。この様に、シャトルエレベータを用いた建物でのエ
レベータ配置例を図3に示す。
【0003】図3におけるエレベータの配置例は、高層
部エレベータHと、低層部エレベータLと、シャトルエ
レベータSとから構成されている。そして、低層部エレ
ベータLは、低層部低層階サービスエレベータLLと、
低層部中層階サービスエレベータLMと、低層部高層階
サービスエレベータLHとから構成されている。
【0004】従来、この様なエレベータの配置構成がさ
れたものにおいては、シャトルエレベータS及び高層部
エレベータHもそれぞれ複数台のエレベータ号機により
運行サービスされている。そしてシャトルエレベータS
、高層部エレベータH、低層部エレベータLはそれぞれ
独立した群管理制御装置により群管理制御されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の群
管理制御装置においては、高層部エレベータH、低層部
エレベータL、シャトルエレベータSがそれぞれ独立し
て運行制御されているために、例えば事務所ビル等にお
いては、次のような問題が生じる。
【0006】事務所ビルなどでは、特に朝の出勤時には
一時的に短時間に利用者が集中する。このようなとき、
第1基準階(シャトルエレベータS及び低層部エレベー
タLの基準階)より第2基準階(高層部エレベータの基
準階)にて乗り換えて、高層部エレベータHのサービス
階へ行く利用客にとっては、シャトルエレベータSと高
層部エレベータHの輸送能力が同じであれば、第2基準
階にてスムーズに高層部エレベータHに乗り換えること
ができる。ところがシャトルエレベータSの輸送能力が
高層部エレベータHの輸送能力より劣る場合には、第1
基準階にて積み残し利用客が増加していくにもかかわら
ず高層部エレベータHにおいては、余力を残す運転とな
る。このような状態が長く続くことは、エレベータの運
行サービス上好ましいことではなく、利用客の長待ち及
び長待ちに対する不信感を煽る結果にもなりかねないと
いう問題があった。
【0007】そこで本発明の目的は、ビル内のエレベー
タ利用客に対して長待ちを防止し、長待ちに対する不信
感を解消させるとともに、ビル全体のエレベータ運行サ
ービスを向上させることのできるエレベータの群管理制
御システムを提供することにある。 [発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、以上
の目的を達成するためにビル内交通としてサービスする
エレベータを、第1基準階より低層部をサービスする低
層部エレベータと、第2基準階より高層部をサービスす
る高層部エレベータと、第1基準階と第2基準階の間を
直通運転するシャトルエレベータとにより構成するもの
において、前記低層部エレベータ、前記高層部エレベー
タ、前記シャトルエレベータを各々群管理制御する群管
理制御装置と、前記群管理制御装置間の信号伝送を行う
信号伝送手段と、前記低層部エレベータ及び前記高層部
エレベータの前記群管理制御装置に設けられ、各群エレ
ベータの輸送能力を演算する輸送能力演算手段と、前記
シャトルエレベータの前記群管理制御装置に設けられ、
ホール待客人数情報を入力する入力手段と、この入力手
段及び前記輸送能力演算手段からの情報に基づいて前記
低層部エレベータの前記群管理制御装置に前記低層部エ
レベータの運転パターン指令を出力する輸送能力判定手
段とを有するエレベータの群管理制御システムを提供す
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の群管理制御システムのブロック構
成図である。
【0010】図1の群管理制御システムは、高層部エレ
ベータ用群管理制御装置1と、シャトルエレベータ用群
管理制御装置2と、低層部高層階サービスエレベータ用
群管理制御装置3とから構成されている。それぞれ群管
理制御装置1〜3は、エレベータ各号機の位置、速度、
荷重等の情報を入力管理するエレベータ情報部4と、所
定の階に設けられたホール人数検出器(図示せず)から
のホール人数情報を入力管理するホール人数情報部5と
、エレベータ情報部4及びホール人数情報部5より情報
を収集するデータ収集部6と、エレベータ号機の台数及
び各号機の定員、定格速度、階床ストップ数、昇降行程
距離等の固定データを記憶する固定データ部7と、デー
タ収集部6及び固定データ部7からのデータ情報に基づ
いてエレベータの運行制御を司る群管理制御部8,9,
10とをそれぞれ個々に有する構成とし、群管理制御装
置1〜3は、互いに伝送路11を介して結線される構成
とする。
【0011】群管理制御装置1の群管理制御部8、主に
データ収集部6及び固定データ部7のデータ情報に基づ
いて各階のホール呼びに対する予測待時間を演算する評
価予測部12と、データ収集部6及び固定データ部7の
データ情報に基づいて単位時間当りの最大輸送可能人数
(エレベータの定員、定格速度、階床ストップ数、昇降
行程距離等によって決まる)及び単位時間当りの輸送可
能人数(エレベータの定員、定格速度、ホール呼び数、
かご呼び数、ホール待人数、階床ストップ数、昇降行程
距離等によって決まる)を演算すると共に、エレベータ
の輸送能力有余率(単位時間当りの輸送可能人数/単位
時間当りの最大輸送可能人数)×100(%)を演算す
る輸送能力演算部13とから構成されている。又、群管
理制御装置2の群管理制御部9は、主に評価予測部12
と、第1基準階及び第2基準階のホール人数情報及び群
管理制御部8,10からの輸送能力有余率データを入力
し、ビル内エレベータの輸送能力状態を判定する輸送能
力判定部14とから構成されている。又、群管理制御装
置3の群管理制御部10は、主に評価予測部12と、輸
送能力演算部13とから構成される。そして群管理制御
装置3は、低層部高層階サービスエレベータ3a,3b
,3cの各号機用制御装置3d,3e,3fを管理制御
している。次に、前述の構成の群管理制御システムの動
作について説明する。
【0012】通常、高層部エレベータ用群管理制御装置
1、シャトルエレベータ用群管理制御装置2、低層部高
層階サービスエレベータ用群管理制御装置3は、それぞ
れ群管理制御部8,9,10がエレベータ情報部4,ホ
ール人数情報部5,固定データ部7の情報に基づいて各
群それぞれに各号機の呼び割当て等を行い、エレベータ
の運行制御行っている。
【0013】ところが、高層部エレベータ、シャトルエ
レベータ、低層部高層階サービスエレベータの各群エレ
ベータの運転効率が悪い時には、例えば後述するような
群連動制御が行われる。そこで、前述した群連動制御の
中枢となるシャトルエレベータ用群管理制御装置2の輸
送能力判定部14の動作を図2のフローチャートを用い
て説明する。
【0014】まず、群管理制御部9の輸送能力判定部1
4には、常時データ収集部6よりホール人数情報(第1
基準階及び第2基準階のシャトルエレベータ利用待客の
情報)が入力される(ステップ1)。次にホール人数情
報より所定の待人数が所定時間以上継続して検出された
かどうかが判断される(ステップ2)。ステップ2にて
所定の待人数が所定時間以上継続して検出されなかった
場合には、ステップ1へ戻り前述の動作が繰り返され、
検出された場合には、第1基準階で検出されたのか第2
基準階で検出されたのかが判断される(ステップ3)。 ステップ3で、第1基準階にて検出されたと判断された
場合には、輸送能力判定部14は、群管理制御部8の輸
送能力演算部13より輸送能力有余率データAを入力す
る(ステップ4)。次に輸送能力判定部14にて輸送能
力有余率Aが80%以上であるかどうかの判断がされる
(ステップ5)。ステップ5にて輸送能力有余率Aが8
0%以上でないと判断された場合には、ステップ1へ戻
り前述と同様の動作が繰り返される。一方輸送能力有余
率Aが80%以上であると判断された場合には、輸送能
力判定部14は、群管理制御部10の輸送能力演算部1
3より輸送能力有余率データBを入力する(ステップ6
)。次に輸送能力判定部14にて輸送能力有余率Bが8
0%以上であるかどうかの判断がされる(ステップ7)
。ステップ7にて輸送能力有余率Bが80%以上でない
と判断された場合には、ステップ1へ戻り前述と同様の
動作が繰り返される。一方、輸送能力有余率Bが80%
以上であると判断された場合には、輸送能力判定部14
は、表1に示すテーブルに基づいて低層
【0015】
【表1】
【0016】部高層階サービスエレベータ用群管理制御
装置3の群管理制御部10へ、何台の低層部高層階サー
ビスエレベータ3a,3b,3cを第1基準階から低層
部高層階サービスエレベータを最上階まで直行運転させ
るかの判定を行う(ステップ8)。ステップ8にて輸送
能力有余率Aが90%<A≦100%かつ輸送能力有余
率Bが95%<B≦100%のときのみステップ9へ進
み、輸送能力判定部14は、群管理制御部10へ2台の
低層部高層階サービスエレベータを直行運転モードに切
換える指令を出力する。ステップ8にて90%<A≦1
00%かつ95%<B≦100%の条件にあてはまらな
かった場合には、ステップ10へ進み、輸送能力判定部
14は、群管理制御10へ1台の低層部高層階サービス
エレベータを直行運転モードに切換える指令を出力する
【0017】ここでステップ3にて、第2基準階にてシ
ャトルエレベータの待客人数が所定人数以上かつ所定時
間以上継続して検出されたと判断された場合には、輸送
能力判定部14は、群管理制御部10の輸送能力演算部
13より輸送能力有余率データBを入力する(ステップ
11)。次に輸送能力判定部14にて輸送能力有余率B
が80%以上であるかどうかの判断がされる(ステップ
12)。ステップ12にて輸送能力有余率Bが80%以
上でないと判断された場合には、ステップ1へ戻り前述
と同様の動作が繰り返される。一方輸送能力有余率Bが
80%以上であると判断された場合にはステップ10に
進み、前述と同様の動作が行われる。
【0018】尚、低層部高層階サービスエレベータが、
第1基準階から低層部高層階サービスエレベータの最上
階までの直行運転に切換わった場合には、それぞれ第1
基準階もしくは第2基準階にてシャトルエレベータを待
つ利用客に対して、低層部高層階サービスエレベータの
うち何台かが直行運転モードに切換わったことを知らせ
ることは言うまでもない。
【0019】この様に、第1基準階にてシャトルエレベ
ータの待客が多くかつ高層部エレベータ及び低層部高層
階サービスエレベータに輸送能力に有余がある場合、又
は、第2基準階にてシャトルエレベータの待客が多くか
つ低層部高層階サービスエレベータに輸送能力に有余が
ある場合に、低層部高層階サービスエレベータのうち何
台かを第1基準階から最上階まで直行運転させることに
よって、高層部エレベータ利用客に対して第2基準階で
の乗り継ぎを良くし、ビル内エレベータの運転効率を高
めることができる。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によれば、ビル内のエレベー
タ利用客に対して長待ちを防止し、長待ちに対する不信
感を解消させるとともに、ビル全体のエレベータ運行サ
ービスを向上させることのできるエレベータの群管理制
御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ群管理制御システムのブロ
ック構成図である。
【図2】本発明のシャトルエレベータ用群管理制御装置
の動作を表すフローチャート図である。
【図3】本発明及び従来のビル内エレベータの配置構成
図である。
【符号の説明】
1〜3…群管理制御装置、5…ホール人数情報部、11
…伝送路、13…輸送能力演算部、14…輸送能力判定
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ビル内交通としてサービスするエレベ
    ータを、第1基準階より低層部をサービスする低層部エ
    レベータと、第2基準階より高層部をサービスする高層
    部エレベータと、第1基準階と第2基準階の間を直通運
    転するシャトルエレベータとにより構成するものにおい
    て、前記低層部エレベータ、前記高層部エレベータ、前
    記シャトルエレベータを各々群管理制御する群管理制御
    装置と、前記群管理制御装置間の信号伝送を行う信号伝
    送手段と、前記低層部エレベータ及び前記高層部エレベ
    ータの前記群管理制御装置に設けられ、各群エレベータ
    の輸送能力を演算する輸送能力演算手段と、前記シャト
    ルエレベータの前記群管理制御装置に設けられ、ホール
    待客人数情報を入力する入力手段と、この入力手段及び
    前記輸送能力演算手段からの情報に基づいて前記低層部
    エレベータの前記群管理制御装置に前記低層部エレベー
    タの運転パターン指令を出力する輸送能力判定手段とを
    有するエレベータの群管理制御システム。
JP3147718A 1991-06-20 1991-06-20 エレベータの群管理制御システム Pending JPH04371469A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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