JP4509522B2 - エレベータの監視システム - Google Patents

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この発明は、エレベータの設置されたビルから離れた場所に設けられた監視センタでエレベータを集中監視する監視システムに係るものである。
エレベータの故障には、保守作業員を現場に派遣する必要があるものと、その派遣を必要とすることなく、監視センタからリセット指令信号を送信してエレベータの制御装置をリセットすることにより、正常状態に復帰させることができる軽微な故障とがある。更に軽微な偶発的な故障であって、リセットするまでもなく正常状態に自己復帰する故障もある。
一方、エレベータが故障して監視センタへ通報された場合、監視センタの保守係員は、中央監視装置の操作卓を操作してリセット指令信号をエレベータ側へ送信する。
エレベータ側で上記リセット指令信号を受信して制御装置をリセットする。この時、エレベータは既に正常状態に復帰していて、かごが昇降中であった場合、上記リセットによってかごは急停止したり、また、予め定められた階へ強制帰着することがある。
そこで、従来のエレベータの監視システムでは、例えば、かごが停止中の場合は、監視センタからのリセット指令信号の入力を許可し、かごが昇降中の場合は、リセット指令信号の入力を禁止するようにして、かごがリセットによって急停止等の特異な動作をするのを回避していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−316064号公報(段落番号8〜22、図1)
従来のエレベータの監視システムは、上記のとおり、故障したエレベータの制御装置をリセットして正常状態に復帰させる場合に、エレベータの運転状態に応じて、上記リセット指令信号の入力可否を決定するようにしていたので、リセットによって、例えば、かごが急停止することはなかった。
しかしながら、単にエレベータの運転状態に応じてリセット指令信号の入力可否を決定したのでは、監視センタの保守係員の誤操作によって正常なエレベータに対してリセット指令信号が送信され、その時かごが停止中の場合は制御装置がリセットされることになる。また、通信回線のエラーによってリセット指令信号が誤って送信されて対象外のエレベータがリセットされることも考えられる。
エレベータの制御装置がリセットされると、例えば登録されていた呼びが打ち消されたり、かごが予め定められた階へ強制的に呼び寄せられたりして、利用客に違和感を与えると共に不便を強いる、という問題があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、エレベータの制御装置がリセットされることにより、利用客に違和感を与えたり不便を強いる、ということのないエレベータの監視システムを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの監視システムは、ビル内に設置されたエレベータの制御装置を監視する端末監視装置と上記ビルから離れた場所に設置された監視センタ内の中央監視装置とを通信回線で接続し、上記端末監視装置を介して上記制御装置を上記中央監視装置で遠隔監視するエレベータの監視システムにおいて、上記制御装置が故障したことを上記端末監視装置が検出すると、上記制御装置の構成回路をリセットするリセット指令信号を上記中央監視装置に対して要求するリセット要求回路と、この要求に基いて上記中央監視装置から送信された上記リセット指令信号であることを確認して上記構成回路をリセットし、上記制御装置を正常状態に復帰させるリセット回路とを備え、上記制御装置の構成回路は、エレベータの運転方向を制御する運転制御回路と、エレベータのかごの位置を検出するかご位置検出回路とを含むものとし、上記リセット回路は、上記制御装置の故障が検出されたときに、まず上記運転制御回路をリセットし、当該リセット動作によっても上記制御装置が正常状態に復帰しない場合に、上記かご位置検出回路を含む構成回路全体をリセットする構成としたものである。
この発明は上記のとおり、中央監視装置からエレベータ側へリセット指令信号が送信されると、そのリセット指令信号はリセット要求回路からの要求に基くものであることを確認した後に、エレベータの制御装置の構成回路をリセットするようにしたので、誤って送信されたリセット指令信号によってエレベータがリセットされることはない。
このため、リセットを必要とするエレベータの制御装置がリセットされることになり、リセットによって利用客に違和感を与えたり不便を強いることはない、という効果を奏する。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一符号を付し、説明の重複を省いた。
実施の形態1.
図1から図9は、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、エレベータの監視システムの全体構成を示すブロック図である。主索2の一端にはかご1が吊持され、他端には釣合錘4が吊持されている。主索2は巻上機3に巻き掛けられ、巻上電動機5に駆動駆動されてかご1を昇降させる。巻上電動機5にはエンコーダ6が取り付けられていて、その出力は速度制御に供されると共に、かご1の昇降位置を算出するさためにも供される。電源7からの電力は、電力変換回路8によって可変電圧可変周波数の交流電源に変換されて巻上電動機5に供給される。また、電源7の回路には、巻上電動機5の電流を検出する変流器9も取り付けられている。かご1には、かご操作盤14と、乗客13の有無を検出するはかり装置16が取り付けられており、乗場には、乗場釦18が取り付けられている。
上記各機器は、エレベータの制御装置30によって制御される。制御装置30はディジタル計算機で構成され、CPU31と、このCPU31によって実行される各構成回路として機能するプログラムが記録されたROM32と、上記プログラムの実行時間を監視して予め定められた時間内に処理が完了しない場合は、警報を出すウオッチドッグタイマ33と、一時的なデータが格納されるRAM34と、制御装置30の故障データが図2に示したとおり累積記録される電気的に書替えが可能なROM(以下、「EEPROM」という。)35と、外部機器に接続されて信号の授受を行う入出力回路36とからなる。
なお、ROM32には、エンコーダ6のパルス信号によってかご1の位置と巻上電動機5の速度を検出して電力変換回路8を制御し、巻上電動機5の速度を制御する速度制御回路32aと、エンコーダ6のパルス信号を加減算してかご1の位置を検出するかご位置検出回路32bと、エレベータの運転方向等を制御する運転制御回路32cと、故障時に秤装置16によってかご1内の乗客13が検出されると、かご1を最寄階まで運転して乗客13を救出する救出運転回路32dと、故障した場合にROM32に記録された各制御回路をリセットして、かご1を予め定められた所定の階まで昇降させるリセット回路32eとが記録されている。
更に、運転制御回路32cは、かご操作盤14及び乗場釦18からのかご呼び及び乗場呼びを登録する呼び登録回路、この呼びに応えるための運転方向決定回路、かご起動指令回路、戸開閉指令回路及び戸閉検出回路とからなる。
端末監視装置37は通信制御手段38で信号を変復調して電話回線網39と信号の授受を行う。即ち、端末監視装置37は常時制御装置30を点検しており、エレベータが故障すると、その点検結果が通信制御手段38によって図3に示したとおり所定の順番に配列された信号列に変調されて電話回線網39を介して監視センタへ送信される。
監視センタは、中央監視装置40と、信号を変復調して中央監視装置40を電話回線網39に接続する通信制御手段48とが設けられている。
中央監視装置40はディジタル計算機で構成され、CPU41と、このCPU41によって実行されるプログラムが記録されたROM42と、一時的なデータが格納されるRAM43と、管理対象エレベータファイルが記録されたEEPROM44と、外部機器に接続されて信号の授受を行う入出力回路45と、ディスプレイ46と、操作卓47とからなる。
EEPROM44に記録される管理対象エレベータファイルは、図4に示すように、各エレベータを個別に特定するために付与された固有の管理番号と、エレベータの仕様と、故障履歴からなる。
図2は、EEPROM35に記録された故障データファイル35の概念図で、点検時刻と故障原因が累積記録される。
図3は、制御装置30が端末監視装置37によって点検され、その点検結果が通信制御手段38で所定の順番に配列された信号列に変調されて電話回線網39を介して監視センタへ送信される点検結果信号51を示す。図では、信号の始めを示すヘッダを最初にして、エレベータの管理番号、点検時刻、電動機電流、かご速度、ウオッチドッグタイマの動作等の信号から構成されている。
図4は、中央監視装置40のEEPROM44に記録された管理対象エレベータファイル44の概念図である。
即ち、管理番号毎に、そのエレベータの設置場所と、エレベータの仕様と、電話回線網39を介して送信された点検時刻及び故障原因とが記録される。
図5は、中央監視装置40から出力されたリセット指令信号52が、通信制御手段48で所定の順番に配列された信号列に変調されて電話回線網39を介して、点検結果信号51が送られてきた監視対象エレベータへ向けて送信されるリセット指令信号52を示す。このリセット指令信号52は通信制御手段38によって復調されて端末監視装置37及び入出力回路36を介して制御装置30に入力されてリセット回路32eを作動させる。
図6は、中央監視装置40から出力されたリセット指令信号52に基いてリセット回路32eによって制御装置30がリセットされた後の構成回路32a、32b、32cの動作状態を中央監視装置40へ送信するリセット結果信号53を示し、通信制御手段38によって変調された信号列の概念を示す。
図7及び図9は、遠隔監視装置37の動作を示し、図8は、中央監視装置40の動作を示す。各動作は一定の時間間隔で繰り返される。
図7において、手順S11で、エレベータが停止したか調べる。停止していなければ手順S12でかご速度を調べ、異常ならば手順S13でかご速度を記録し、手順S14で異常フラグをセットして処理を終る。かご速度が正常ならば手順S15へ移る。
手順S11で、エレベータが停止しておれば,手順S15へ移って制御装置30を点検する。その結果、正常と判断された場合は処理を終る。手順S15で異常の場合は手順S16へ移る。かご1が階間停止でかご1内に乗客13がいる場合は、手順S17から手順S18へ移り救出運転指令を出力する。この指令に基いて救出運転回路32dが作動してかご1を最寄階まで運転して乗客13を救出する。手順S20で、救出運転後の制御装置30を点検して正常状態に復帰しているか調べる。正常な場合は処理を終る。異常状態が継続している場合は、手順S21で点検結果信号51が中央監視装置40へ既に送信されているか調べる。送信されている場合は処理を終り、送信されていない場合は点検結果信号51を故障データファイル35へ記録すると共に、手順S23で、点検結果信号51を中央監視装置40へ送信して処理を終る。
なお、手順S23の処理は、中央監視装置40に対してリセット指令信号52を要求するリセット要求回路として機能する。
図8に従って点検結果信号51が送信されたときの中央監視装置40の動作を述べる。
手順S31で、受信された信号が点検結果信号51であるか、又はリセット結果信号53であるか調べる。いずれでもない場合は処理を終る。いずれかの信号51又は53の場合は、手順S32で、信号51又は53に含まれるエレベータの管理番号がEEPROM44に記録された管理番号に含まれるものか調べる。含まれない場合は監視対象外であり、処理を終る。監視対象のエレベータの管理番号の場合は手順S33へ移る。
手順S33で受信された信号が点検結果信号51の場合は手順S34へ移り、信号の内容をディスプレイ46に表示する。監視センタの保守員は、その表示内容から判断して操作卓47からリセット指令を出す。この指令に基いて、手順S36と手順S37によって所定時間T1の間リセット指令信号52を送信し続けた後、監視対象エレベータから送られてきた点検結果信号51を監視対象エレベータファイル44へデータとして記録して処理を終る。
手順S33で、受信された信号がリセット結果信号53とされた場合は、手順S39からS41の処理を行う。この処理は、図9の遠隔監視装置37の動作説明に続いて説明をする。
図9に従って監視センタから手順S36及びS37によってリセット指令信号が送信されたときの遠隔監視装置37の動作を述べる。
手順S40でタイマt=0に初期設定する。手順S41で遠隔監視装置37がリセット指令信号52を受信すると、手順S42でリセット指令信号52に含まれる管理番号が手順S23でリセットを要求したエレベータに付与された固有の管理番号と一致するか調べる。更に、手順S43でリセット指令信号52に含まれる点検時刻が、手順S23でリセットを要求したエレベータの故障データファイル35に記載の点検時刻と一致するか調べる。手順S44でタイマtが所定時間T2を計数したか調べる。
即ち、手順S41からS44の処理は、手順S36からS37によって所定時間T1の間、中央監視装置40から継続して送信されたリセット指令信号52を、上記所定時間T1よりも短い所定時間T2の間継続して受信し、その受信したリセット指令信号52の管理番号及び点検時刻が、何れもリセットを要求したエレベータのものと一致したか否か調べる処理である。その間に一致しないリセット指令信号52が含まれていた場合は処理を終了する。その間のリセット指令信号52が全て一致した場合は手順S45へ移る。
手順S45で、運転制御回路32cと、例えば手順S14で設定された異常フラグとをリセットする。手順S46で、リセットによって制御装置30が正常状態に復帰したか調べる。正常状態に復帰していない場合は、ウオッチドッグタイマ33を作動させてリセット範囲を広げ、速度制御回路32a、かご位置検出回路32b、運転制御回路32c及び異常フラグを全てリセットする。手順S48で、手順S46によって正常状態に復帰した場合も含めて、リセット後の制御装置30を点検し、その点検結果をリセット結果信号53として図6に示すデータ列で中央監視装置40へ送信して処理を終る。
なお、手順S45と手順S48の処理はリセット回路32eとして機能する。また、手順S48の処理はリセット結果送信回路として機能する。
手順S48でリセット結果信号53が中央監視装置40へ送信されると、図8において、手順S31〜S33を介して手順S39へ移り、リセット結果信号53の内容が調査される。その結果正常状態に復帰した場合は、手順S40を介して処理を終る。正常状態に復帰していない場合は、リセット結果信号53がディスプレイ46に表示される。この表示内容によって保守員の判断で現場へ係員を派遣する等の処置が執られる。
上記実施の形態1によれば、端末監視装置37は、点検結果信号51にエレベータの管理番号を含めて中央監視装置40へ送信し、中央監視装置40では、上記管理番号が監視対象のものか否かチェックするようにしたので、監視センタの係員が監視対象外のエレベータに関する情報よって混乱することはない。
また、中央監視装置40から送信されるリセット指令信号52は、所定時間T1継続して端末監視装置37へ送信され(手順S36及びS37)、端末監視装置37では、上記所定時間T1内の一定時間T2継続してリセット指令信号を受信し続け、しかも、その間に管理番号と点検時刻が、先に端末監視装置37から中央監視装置40へ送信されたものと一致したときのみ、中央監視装置40から送信されたリセット指令信号52に基いて制御装置30をリセットするようにしたので、誤って送信されたリセット指令信号52によってエレベータの制御装置30がリセットされることはない。また、リセット指令信号52を受信するエレベータはリセットを受け容れる態勢にある。このため、リセットによって利用客に違和感を与えたり不便を強いることはない。
更に、制御装置30の構成回路を個別にリセット、即ち、先ず運転制御回路32cを優先してリセットし(手順S45)、かご位置検出回路32bはリセットしないようにしたので、かご位置検出回路32bのかご位置に狂いを生じさせることはなく、このような限定的なリセットによって正常状態に復帰させることができる場合もあり、利用客に違和感を与えることはない。
更にまた、制御装置30の構成回路を個別に限定してリセットしたのでは、正常状態に復帰させることができない場合は、制御装置30の構成回路の動作時間を監視するウオッチドッグタイマ33を作動させて構成回路全体をリセットするようにしたので(手順S47)、リセットによって正常状態に復帰させる可能性が高くなり、異常状態の短時間化により利用客に与える不便を軽減することができる。
更にまた、リセットされた後の構成回路の動作状態を、リセット結果信号53として中央監視装置40へ送信するようにしたので(S48)、監視センタの係員はリセット後の状態を確認し、要すれば係員の派遣等の対策を執ることにより、異常状態を早期に正常に復帰させることもできる。
更にまた、制御装置30が故障したときの構成回路の点検結果を故障データファイル35及び監視対象エレベータファイル44へ記録するようにしたので(S22、S38)、その故障履歴からエレベータの性状を把握することができ、故障に対する対応も迅速に執ることができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの監視システムの全体構成を示すブロック図。 EEPROM35に記録された故障データファイルの概念図。 制御装置30の点検結果信号51の概念図。 EEPROM44に記録された管理対象エレベータファイルの概念図。 中央監視装置40から監視対象エレベータへ向けて送信されるリセット指令信号52の概念図。 リセットされた後の制御装置30の動作状態を示すリセット結果信号53の概念図。 遠隔監視装置37の動作を示す流れ図。 中央監視装置40の動作を示す流れ図。 リセット指令信号52を受信した遠隔監視装置37の動作を示す流れ図。
符号の説明
1 かご、 2 主索、 3 巻上機、 4 釣合錘、 5 巻上電動機、 6 エンコーダ、 7 電源、 9 変流器、 13 乗客、 14 かご操作盤、 16 秤装置、 18 乗場釦、 30 制御装置、 35 故障データファイル、 44 監視対象エレベータファイル、 51 点検結果信号、 52 リセット指令信号、 53 リセット結果信号。

Claims (7)

  1. ビル内に設置されたエレベータの制御装置を監視する端末監視装置と上記ビルから離れた場所に設置された監視センタ内の中央監視装置とを通信回線で接続し、上記端末監視装置を介して上記制御装置を上記中央監視装置で遠隔監視するエレベータの監視システムにおいて、上記制御装置が故障したことを上記端末監視装置が検出すると、上記制御装置の構成回路をリセットするリセット指令信号を上記中央監視装置に対して要求するリセット要求回路と、この要求に基いて上記中央監視装置から送信された上記リセット指令信号であることを確認して上記構成回路をリセットし、上記制御装置を正常状態に復帰させるリセット回路とを備え
    上記制御装置の構成回路は、エレベータの運転方向を制御する運転制御回路と、エレベータのかごの位置を検出するかご位置検出回路とを含むものとし、
    上記リセット回路は、上記制御装置の故障が検出されたときに、まず上記運転制御回路をリセットし、当該リセット動作によっても上記制御装置が正常状態に復帰しない場合に、上記かご位置検出回路を含む構成回路全体をリセットする構成としたエレベータの監視システム。
  2. 中央監視装置は、所定時間継続してリセット指令信号を送信し続けるものとし、リセット回路は、上記所定時間内の一定時間継続して上記リセット指令信号を受信し続けたときに構成回路をリセットするものとした請求項1に記載のエレベータの監視システム。
  3. リセット回路は、制御装置の構成回路の動作時間を監視するウオッチドッグタイマを作動させて上記構成回路全体をリセットするものとした請求項1に記載のエレベータの監視システム。
  4. 請求項1に記載のエレベータの監視システムに、リセット回路によってリセットされた後の構成回路の動作状態を中央監視装置へ送信するリセット結果送信回路を設けたエレベータの監視システム。
  5. 請求項1に記載のエレベータの監視システムに、制御装置が故障したときの構成回路の動作状態を記録する記録手段を設けたエレベータの監視システム。
  6. 中央監視装置から送信されるリセット指令信号は、このリセット指令信号を要求したリセット要求回路に係るエレベータを特定する信号を含むものとした請求項1に記載のエレベータの監視システム。
  7. エレベータを特定する信号として、上記エレベータに付与された固有の管理番号と、端末監視装置が故障を検出した点検時刻を含むものとした請求項に記載のエレベータの監視システム。
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