JP2003212447A - エレベータ遠隔監視システム - Google Patents

エレベータ遠隔監視システム

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JP2003212447A
JP2003212447A JP2002018836A JP2002018836A JP2003212447A JP 2003212447 A JP2003212447 A JP 2003212447A JP 2002018836 A JP2002018836 A JP 2002018836A JP 2002018836 A JP2002018836 A JP 2002018836A JP 2003212447 A JP2003212447 A JP 2003212447A
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elevator
information
terminal device
monitoring system
remote monitoring
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Application number
JP2002018836A
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Yasuyuki Kishi
靖之 岸
Tomotaro Miyazaki
智太郎 宮崎
Shigeru Makino
滋 牧野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】監視サーバをダウンサイジングして、よりスリ
ムで適切に負荷分散されたシステム構成のエレベータ遠
隔監視システムを提供する。 【解決手段】エレベータ遠隔監視システムは、複数のエ
レベータに接続され、これらのエレベータを監視、制御
する端末装置3と、複数のエレベータを端末装置3を通
じて統括管理し、メンテナンスサーバ1及び通信装置2
を備えた監視情報管理センタ10と、この監視情報管理
センタ10に対して、エレベータに対する指令情報及び
動作監視情報の送受信を行う監視端末4とを備えてい
る。メンテナンスサーバ1は、通信装置2を介して、公
衆回線等で形成されたローカルネットワークを通じて複
数の端末装置3と接続し、定期又は不定期にエレベータ
の点検、診断を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介してエレベータを遠隔監視するシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルに設置されるエレベータの動
作状態を監視し、動作異常等を監視端末へ送信する監視
サーバと、この監視サーバからの情報をインターネット
等を介して受信して処理し、エレベータを離れた場所で
監視するようにした監視端末とを含む遠隔監視システム
が用いられている。
【0003】例えば、この種のシステムに関連するもの
として、特開2001−320495号や特開2001
−101557号に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の従
来技術によれば、監視サーバは、複数のエレベータから
の情報による診断処理、監視サーバに直接接続された表
示装置の制御、監視端末からの指示にもとづくエレベー
タに対する点検指令処理、その他通信処理などを、集中
処理しているため、負荷の低減が課題となっている。
【0005】本発明は、上記課題を解決すべく提案され
たもので、従来の監視サーバをダウンサイジングして、
よりスリムで適切に負荷分散されたシステム構成のエレ
ベータ遠隔監視システムを提供することを目的としてい
る。
【0006】また、定期的な稼働確認が効率よく実施で
きるようにすることも、主たる目的に含まれる。
【0007】さらに第2の目的は、分散化されたことに
よりシステム全体の保守性が低下することを防止できる
遠隔監視システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のエレベータ遠隔監視システムは、
複数のエレベータの動作状況を、適所に配置した監視端
末から通信ネットワークを介して監視するようにした、
エレベータ遠隔監視システムであって、複数のエレベー
タに接続され、これらのエレベータを監視、制御する端
末装置と、複数のエレベータを上記端末装置を通じて統
括管理し、メンテナンスサーバ及び通信装置を備えた監
視情報管理センタと、この監視情報管理センタに対し
て、通信ネットワークを介して、エレベータに対する指
令情報及び動作監視情報の送受信を行う監視端末とを備
えている。
【0009】そして、メンテナンスサーバは、通信装置
を介して、公衆回線等で形成されたローカルネットワー
クを通じて複数の端末装置と接続し、定期又は不定期に
エレベータの点検、診断を実行するようにしている。
【0010】請求項2では、監視情報管理センタと上記
端末装置の各々には、双方の間で通信されるエレベータ
監視/制御情報を、データレイアウトを共通とするミラ
ー情報として有していることを特徴とする。
【0011】請求項3では、端末装置は音声合成回路を
備えており、エレベータの異常を検出したときには、異
常を検出したエレベータの識別番号や異常種別コードな
どの異常検知情報を、公衆回線を介して、適所に設けら
れた電話に音声合成で通知することを特徴とする。
【0012】請求項4では、メンテナンスサーバは、監
視端末から通信ネットワークを介して、指示情報を受信
したときには、この指示情報にもとづいて指令情報を端
末装置に送信する一方、端末装置から受信したエレベー
タ監視情報を診断して異常を検出したときには、監視端
末に異常を送信報知することを特徴とする。
【0013】請求項5では、メンテナンスサーバは、エ
レベータを点検、診断するための診断プログラムを備え
ており、端末装置から送信されてくる動作監視情報にも
とづいて、エレベータの診断を行い、その診断結果を監
視端末に送信することを特徴とする。
【0014】請求項6では、メンテナンスサーバは、上
記動作監視情報を時系列に保存し、この時系列の情報を
定期、不定期に監視端末に送信する一方、監視端末で
は、受信した時系列情報をタイミングチャートとして表
示することを特徴とする。
【0015】請求項7では、端末装置は、メンテナンス
サーバからの指令情報にもとづいて、エレベータの自動
運転制御をしているときに、エレベータの異常を検出
し、又は乗客がエレベータの呼出操作をした場合には、
自動運転を中止あるいは中断することを特徴とする。
【0016】請求項8では、端末装置は、エレベータ内
に設置された通話装置と更に接続しており、メンテナン
スサーバは、予め音声合成データを保存し、メンテナン
スサーバより指令情報を指定のエレベータに送信する場
合に、その指令情報に対応した音声合成データを上記端
末装置に送信し、これに対して端末装置は、送信された
音声合成データを音声合成信号に変換して指定されたエ
レベータの通話装置に送信し、その通話装置より指令情
報を音声にして出力させる。
【0017】請求項9では、端末装置は、エレベータ内
に設置された通話装置と更に接続され、通話装置が使用
する電話番号情報を保存し、メンテナンスサーバからエ
レベータが指定され、エレベータの電話接続要求を受信
すると、電話番号情報の中から要求に対応した電話番号
を選択し、指定されたエレベータの通話装置を、その電
話番号に回線を接続する。
【0018】請求項10では、端末装置は、受信可能な
送信元電話番号情報を保存しているとともに、ナンバー
ディスプレイアダプタ装置を更に接続しており、外部よ
り電話を受信したとき、ナンバーディスプレイアダプタ
装置で取り込まれた電話番号を、上記保存された送信元
電話番号情報と照合し、一致したときのみ回線を接続す
ることを特徴とする。
【0019】請求項11では、メンテナンスサーバは、
エレベータを定期的に点検するための予定時刻情報と、
端末装置との通信状況等を含む点検稼働確認情報とを、
端末装置ごとに対応させて保存するようにした点検管理
テーブルを更に備えており、予定時刻になったときに
は、点検のための端末装置との通信を開始し、端末装置
からの応答送信にもとづいて、点検稼働確認情報を上記
テーブルに書き込むことを特徴とする。
【0020】請求項12では、メンテナンスサーバは、
監視端末や端末装置と送受信した情報を順次保存し、履
歴管理することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は、本発明システムの基本構成の一例
を示すシステム系統図である。
【0023】本システムは、複数のエレベータEからの
データを収集する端末装置3と、メンテナンスサーバ1
と通信装置2を有した監視情報管理センタ10と、遠隔
監視用の監視端末4とを含んで構成される。
【0024】ここで、端末装置3は、各所に設置された
エレベータを、通信ネットワークを介して監視するため
に、1又は複数のエレベータに接続され、メンテナンス
サーバ1との間で点検指令情報や動作監視情報を送受す
るために、エレベータ側に設置されたいわば中継装置の
役割を有している。また、監視情報管理センタ10に
は、端末装置3との送受のために通信装置2が設置され
ており、端末装置3、通信装置2間は、例えばISDN
回線のようなデジタル公衆回線網で形成されたローカル
ネットワークL1で接続されている。
【0025】このメンテナンスサーバ1は、監視端末4
から、インターネットなどの通信ネットワークL2を介
してアクセスされ、監視端末4からの点検指示を受け付
け、あるいは、監視端末4へ監視情報を提供する。
【0026】メンテナンスサーバ1(監視情報管理セン
タ10)は、監視端末4からエレベータを点検するため
の指示を受け付け、これにもとづいて端末装置1に対し
て遠隔操作指令や点検指令を出力する一方、端末装置3
から送信されてくる異常情報や動作監視情報を、診断プ
ログラム等を用いて解析し、その結果情報を所定の担当
エリアの監視端末4に返信する。
【0027】また、所定時刻になると端末装置3の稼働
確認処理が起動され、順次、端末装置3に接続して点検
指令を送信するようにした自動点検機能も有している。
【0028】このように本システムでは、エレベータ側
(端末装置3)、監視情報管理センタ10(メンテナン
スサーバ1)、監視センタ(監視端末4)に分散された
構成となっているため、全体として負荷の低減が図れ
る。特に、監視情報管理センタ10から極力マンマシン
インターフェースを取り除いてやれば、場所を選ばずサ
ーバ1を設置することができる。
【0029】特に、端末装置3と通信装置2との間を高
速な公衆回線で結んでやれば、通信ネックを気にするこ
ともなく、リアルタイムな点検運転を実施することがで
きる。
【0030】図1の例では、メンテナンスサーバ1と通
信端末2は別体としているが、通信端末をメンテナンス
サーバ1に含ませる構成としてもよい。
【0031】なお、メンテナンスサーバ1には、通信ネ
ットワークL2を介してWeb端末5も接続されてお
り、監視員の携帯端末でブラウザを通じてエレベータを
監視することもできる。
【0032】図2には、通信装置2、端末装置3の双方
で有しているエレベータ監視/制御情報の情報格納領域
のデータレイアウトを示している。
【0033】図2に示すように、I/O情報、稼働情
報、異常情報、各種設定情報は、データレイアウトを共
通とするミラー情報として格納されているため、通信イ
ンフラの変更があってもメンテナンスの必要がない。
【0034】例えば、端末装置3に格納されたエレベー
タの異常発報設定は、必要なときに監視情報管理センタ
10に要求して受信したものを、特定のプログラムでメ
モリに格納する必要がなく、所定周期、あるいは設定デ
ータ変更時に受信することにより同期をとることができ
る。
【0035】この領域に格納される情報として、エレベ
ータ戸開閉の回数や時間、昇降動作回数や時間、エレベ
ータ動作時の入出力信号の時系列情報、エレベータ接続
のアナログ/デジタル機器情報などが含まれる。
【0036】図3は、メンテナンスサーバ1の要部構成
の一例を示すブロック図である。
【0037】図4は、端末装置3が異常検出した時の、
システムの基本動作を示すフローチャートであり、図5
は、端末装置3に備えた異常レベルの設定情報テーブル
を示す図である。
【0038】端末装置3は、エレベータの異常を検出し
たときに、その異常の種別により異常レベルを決定し、
さらに発報するかどうかを決定し、発報する場合には、
監視情報管理センタ10(通信装置2)に回線接続し、
異常情報を送信する(ステップ101〜105)。
【0039】メンテナンスサーバ1は異常情報を受信す
ると、発報先を検索し、発報先回線が接続されれば異常
情報を発報先に通知し、監視端末4ではこの異常情報を
表示する(ステップ106〜109)。発報先と接続さ
れなかった場合などには、発報先を変更して通知する
(ステップ107、110、111)。
【0040】ここで、端末装置3は発報するために異常
レベルを設定しており、図5で示すような設定テーブル
にもとづいて発報するかどうかを判断する。図5(a)
は異常レベル別発報設定テーブルで、異常レベルごとに
発報要否が設定登録されており、(b)は異常別発報設
定テーブルで、異常レベルと発報の要否とが設定登録さ
れている。
【0041】また、端末装置3から発報する際には、同
時に監視センタ側の電話に回線接続し、音声合成で異常
情報を通知できるようになっている(ステップ112〜
114)。
【0042】図6は、端末装置3の音声通話機能の要部
構成を示すブロック図である。
【0043】端末装置3は、図4のフローチャートでも
示しているように、エレベータの制御情報を、エレベー
タ通信回路3cを介して取り込み、CPU3aが異常検
出処理を実行し、監視情報管理センタ10にデジタル送
信する一方、音声合成回路3e、音声通話切替回路3d
を経由して、監視センタ等に設置した電話にアナログ送
信している。例えば、エレベータ識別番号や異常識別コ
ードなどの異常検知情報を、音声合成で通知する。
【0044】このように、電話に対しても音声発報して
いるため、装置故障等により監視情報管理センタへ発報
できない場合でも、監視センタ側の固定電話や監視員の
携帯電話でエレベータ異常を迅速に知ることができる。
【0045】本発明システムでは、監視端末4からエレ
ベータ点検のための遠隔操作指示を出力できるようにし
ており、メンテナンスサーバ1は、この指示にもとづい
て端末装置3を選択し、点検指令情報をその端末装置3
に送信する一方、その端末装置3からエレベータ監視情
報を受信し、その情報を診断して、正常または異常の応
答を監視端末4に返信する。
【0046】図7は、監視端末4から遠隔操作指示を受
け付けたときの、メンテナンスサーバ1の基本動作を示
すフローチャートである。
【0047】遠隔操作の要求があった場合、まず、要求
のあった監視端末4が遠隔操作の権限を有しているかど
うかをチェックし、権限があれば、指定を受けたエレベ
ータに対応する端末装置3に接続して、遠隔操作に対応
する音声メッセージをエレベータ内のインターホンに流
すとともに、遠隔操作するための点検指令情報を送信す
る(ステップ201〜206)。
【0048】指令情報を送信した端末装置3から受付応
答が返信されれば、その内容にもとづいて、正常または
異常を判断して、要求のあった監視端末4に応答を返信
する(ステップ207〜211)。
【0049】その後、点検動作中に異常が発生したと
き、あるいは点検中に所定周期で、端末装置3から監視
情報を受信し、その情報を診断、解析した結果を返信す
る。
【0050】また、メンテナンスサーバ1からの応答
は、要求のあった監視端末4に対してだけではなく、複
数センタで監視している場合は、それぞれの監視端末4
に通知する。
【0051】具体的には、メンテナンスサーバ1に、図
8に示すような通知先監視端末テーブル((a)図)、
監視端末接続状況テーブル((b)図)を設け、通知先
監視端末テーブルにもとづき監視情報を収集したエレベ
ータに対応する監視端末を選択して、さらに、監視端末
接続状況テーブルで選択された監視端末4が接続されて
いるかどうかをチェックし、接続されている監視端末4
のみに情報を送信する。
【0052】また、通知先監視端末テーブルには、監視
時間帯に区分して通知すべき監視端末が定義されてお
り、時間帯ごとで異なる監視端末4に情報が送信され
る。
【0053】すなわち、監視員の勤務スケジュール等を
予めサーバ1に登録しておけば、勤務中の監視員に対し
て確実に異常を報知することができる。
【0054】また、登録されている複数の監視端末に優
先順位をつけて、第1の監視端末4に通知して所定時間
内に応答がない場合は、第2の監視端末4へ通報するよ
うにしてもよい。
【0055】エレベータの点検結果の診断は、メンテナ
ンスサーバ1の診断プログラムによって実行される。例
えば、エレベータ稼働基準情報を時系列データとして準
備し、診断プログラムで、端末装置3で収集した動作監
視情報と基準情報とを比較し、OK/NGを個々の項目
ごとに判断する。例えば、近接スイッチの動作タイミン
グや、昇降速度の指令タイミングなどを、個別にチェッ
クする。
【0056】図9は、動作監視情報と基準情報とを比較
して、監視端末4で表示させるようにしたタイミングチ
ャートである。このチャートによれば、ずれが許容範囲
かどうかを視認することができる。
【0057】また、図10は、診断結果情報を一覧表と
して示したもので、(a)は点検スケジュール、(b)
は基準情報、(c)は診断結果情報を示しており、監視
員はこの一覧表を見て、診断項目ごとに許容値からどれ
だけ外れているかを数値として認識することができる。
【0058】上記の診断方法は一例であり、診断プログ
ラムを随時、追加、入替することにより、種々の診断、
解析を実施することができる。
【0059】図11のフローチャート(ステップ301
〜314)には、定期に実施する点検運転の基本動作を
示している。
【0060】点検運転中にも、乗客の操作、エレベータ
異常などを常時監視しており、点検運転を中断、中止す
る要因が発生した場合には、いったん運転を止めて、そ
の要因に応じた制御を実行する(ステップ305、31
0〜314)。
【0061】点検を中止する要因としては、エレベータ
異常、非常呼出ボタン押下などがあり、点検を中止した
後に異常発報を行う。
【0062】点検を中断する要因としては、エレベータ
軽異常、警告、エレベータ操作、エレベータ内荷重セン
サ人検出などがあり、点検を中断し、これらの要因によ
る操作が完了した後、点検を自動再開する。
【0063】このように、端末装置4は、点検指令にし
たがいエレベータの無人自動運転を行う場合も、途中で
発生した各種イベントを適切に判断して、エレベータ運
転を中断、中止しているので、安全を確保できる。特
に、乗客の操作を優先することで、乗客は安心してエレ
ベータを使用でき、また、乗客の利用後に点検が自動再
開するので、あらためてオペレータが点検指令操作をす
ることなく、自動点検が可能となる。
【0064】また、端末装置4は、温度センサ、浸水検
知センサ、監視カメラなどの計測機器(以上、不図示)
を接続して、エレベータの周辺の環境データを取り込ん
でいる。このような環境情報を収集することにより、防
犯、環境の監視が低コストで実現できる。
【0065】そして、メンテナンスサーバ1は、端末装
置3からエレベータ動作監視情報とともに受信した環境
情報にもとづいて、図10で先述した基準情報に含まれ
る診断許容値を補正する。
【0066】図12は、許容値補正の方法の一例を示し
た図である。この例では、温度変化にともなう停止時間
許容値の変更方法を示している。
【0067】サーバ1内には、適当な温度範囲に区分し
た補正テーブル((a)図)を有しており、端末装置3
から受信した温度情報にもとづき補正時間を決定し、こ
の補正時間で停止時間の許容値((b)図)を変更した
後、停止時間が正常/異常の判断を行う。
【0068】このような許容値補正を行うことにより、
エレベータ設置場所や季節の違いによる誤発報や異常傾
向の検出遅れを防止することができる。
【0069】次に、エレベータに対する指令情報の音声
通知について説明する。
【0070】図6でも示しているように、端末装置3は
エレベータ内に設置された通話装置(インターホン)E
aと更に接続している。
【0071】メンテナンスサーバ1から指令情報を指定
のエレベータに送信する場合に、予め保存している音声
合成データを、端末装置3に送信し、端末装置3は、送
信された音声合成データを音声通話切替回路3dで音声
合成信号に変換して、指定されたエレベータのインター
ホンEaに送信し、インターホンEaから音声で出力さ
せるようにしている。
【0072】点検運転を開始する場合などに、エレベー
タ内にはインターホンEaを通じて音声合成メッセージ
が流れるため、乗客に無用な不安を与えることがない。
【0073】具体的には、メッセージサーバ1は、図1
3で示すような音声合成データ管理テーブルを設けてお
り、指令情報(コマンド)に対応した音声合成データを
テーブルより選択して、端末装置3介してインターホン
Eaに出力する。
【0074】この通知方法によれば、点検運転を開始す
る場合またはかご内閉じ込めが発生した場合などに、エ
レベータ内にはインターホンEaを通じて音声合成メッ
セージが流れるため、乗客に無用な不安を与えることが
ない。また、音声合成データをメンテナンスサーバ1で
管理しているので、端末装置3は大容量のメモリを必要
とすることがなくスリム化できる。
【0075】また、端末装置3は、公衆回線を介して送
信されるエレベータの識別信号を受け取り、識別信号に
対応するエレベータに接続を切り替えて、一般電話から
エレベータのインターホンEaと通話できるようにして
いる。すなわち、端末装置3とエレベータ内のインター
ホンEaとを、親子電話の関係にしている。
【0076】例えば、現場に向かう途中の携帯端末を持
たないメンテナンス員などが、エレベータかご内の乗客
と電話で話をしたい場合は、そのエレベータを監視して
いる端末装置3に電話をかけ、回線接続後の所定時間以
内に識別信号を送信する。識別信号は、プッシュ式電話
の操作ボタンを組み合わせたものであり、監視端末が管
理している複数のエレベータから1台を特定するために
使用する。正しい識別信号を送信すると端末装置3は指
定したエレベータのインターホンと接続し、以降かご内
の乗客と会話することが可能となる。図14には、イン
ターホンと回線接続するための回路を示している。
【0077】図15は、メンテナンスサーバ1から端末
装置3に電話接続要求した場合の通話フローチャートを
示している。
【0078】端末装置3は電話を受けると、監視情報管
理センタ10からの電話であるかを確認し、監視情報管
理センタ10からの電話であれば、所定時間データ通信
の開始を待ち、データ通信が開始されなければセンタ1
0以外からの電話と判断し、回線を切断する(ステップ
401〜405)。また、通信プロトコルが異なる場合
も回線を切断する(ステップ406、405)。
【0079】監視センタのオペレータがエレベータかご
内の乗客と直接会話をしたい場合は、監視端末4から目
的のエレベータを監視している端末装置3へ直接通話指
令を送信し、直接通話指令を受信した端末装置3は、指
定されたエレベータのインターホンEaに接続を切り替
えて、記憶している電話番号情報3gの中から該当の監
視センタの電話番号を取得して、回線を接続する(ステ
ップ407〜413)。
【0080】端末装置3内に電話番号情報3fを持たせ
て、端末装置3から監視センタ等に電話をかけ直してエ
レベータ内のインターホンEaと通話できるようにして
いるため、監視センタの電話番号を開示する必要がな
く、いたずらを防止することができる。また、電話番号
は予め登録いているので、間違った番号にかけてしまう
こともない。
【0081】また、端末装置3に登録されている番号以
外の電話との通話が必要になったときには、メンテナン
スサーバ1より、その電話番号を端末装置3に送信し、
端末装置3では、これを電話番号情報3fに登録保存し
た後に、電話接続するようにしてもよい。
【0082】このような方法以外に、ナンバーディスプ
レイアダプタ装置(不図示)を端末装置3に接続させ
て、インターホンEaと監視センタとを電話接続させる
ことができる。
【0083】すなわち、端末装置3は受信可能な送信元
電話番号情報を記憶し、外部より電話を受信したとき、
ナンバーディスプレイアダプタ装置にて取り込まれた電
話番号を、送信元電話番号情報と照合し、一致したとき
のみ回線を接続する。
【0084】この構成によれば、コールバックすること
なく、確実にインターホンEaと監視センタとを電話接
続させることができる。
【0085】次に、メンテナンスサーバ1で行う点検運
転の管理と稼働確認について説明する。
【0086】図16は、メンテナンスサーバ1に記憶し
た点検管理テーブルの一例を示す図である。点検管理テ
ーブルには、端末装置ごとに対応した点検時刻が記憶さ
れており、メンテナンスサーバ1は、この時刻情報にも
とづいて端末装置3に日次の点検指令を出力する。そし
て、点検が終了したときには点検結果などを含む点検稼
働確認情報をテーブルに書き込む。
【0087】点検稼働確認情報には、点検の正常/異常
終了のみならず、通信異常、手動確認などの区分も含ん
でいる。
【0088】また、この定期点検指令を正確な時刻通り
に実施するため、メンテナンスサーバ1は、定期的にイ
ンターネットL2等を通じて標準時刻を取得し時刻合わ
せを行い、さらに端末装置3にもこの標準時刻を送信し
ている。
【0089】メンテナンスサーバ1と端末装置3との間
の通信手順の一例を、図17、図18に示している。
【0090】図19は、メンテナンスサーバ1が有して
いる担当エレベータ情報((a)図)および情報アクセ
ス権情報((b)図)を示す図である。
【0091】メンテナンスサーバ1は、これらの情報を
参照しながら、各担当エリアの監視センタに、担当して
いるエレベータの遠隔操作や遠隔点検をさせるようにし
ている。この結果、不必要な情報をなるべく開示するこ
となく、監視センタでの監視効率の向上を図ることがで
きる。
【0092】図20は、メンテナンスサーバ1で保存し
ている履歴情報を示す図である。図20(a)は監視端
末4から送られてきた指令情報の履歴、(b)は異常発
報の履歴情報、(c)はその他の情報をアクセスした内
容の履歴情報を示している。
【0093】このように、送受信アクセスによるイベン
ト情報の履歴を残しているので、故障や異常の原因追及
を迅速に行うことができる。
【0094】なお、ここでは対象別に履歴を残している
が、すべてを時系列に保存して、調査目的に応じて、対
象別に出力してもよいし、時系列のまま出力するように
してもよい。
【0095】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、請
求項1に記載のシステムによれば、エレベータの遠隔監
視を、それぞれを通信ネットワークで接続させた端末装
置、監視情報管理センタ、監視端末に分散させて実施し
ているので、個々の負荷を低減させることができる。
【0096】また、高速回線を利用すれば、通信ネック
を気にすることなくリアルタイムなエレベータ点検を実
施することができる。
【0097】請求項2では、エレベータ側(端末装置)
と監視情報監視センタの情報を共通のデータレイアウト
で管理しているので、通信インフラを変更するときなど
でも、あらためてプログラムの保守を行う必要がない。
【0098】請求項3では、端末装置で検出したエレベ
ータ異常を、音声合成で電話に通知しているため、監視
情報管理センタが故障のときでも、異常を迅速に知らせ
ることができる。
【0099】請求項4では、メンテナンスサーバで診断
したエレベータ監視情報は、指示を出した監視端末にリ
アルタイムに送信されるので、監視センタでの迅速な対
応が可能となる。
【0100】請求項5では、メンテナンスサーバは、診
断プログラムでエレベータの動作監視情報を診断してい
るので、各種の診断を実施することができる。また、請
求項6では、メンテナンスサーバが動作監視情報を時系
列に保存して、これにもとづき監視端末でタイミングチ
ャートを出力するようにしているため、基準情報と比較
表示させれば、動作状態や経年劣化を視認でき、その結
果、点検もれを防止することができる。
【0101】請求項7では、エレベータの自動点検運転
中に、異常が検出され、または乗客操作がなされたとき
には、これらを優先させて運転を中断、中止しているの
で、安全が確保できる。特に、乗客の操作を優先するこ
とで、乗客は安心してエレベータを使用でき、また、乗
客の利用後に点検が自動再開するので、あらためてオペ
レータが点検指令操作をすることなく、自動点検が可能
となる。
【0102】請求項8では、音声合成データをメンテナ
ンスサーバに持たせて、エレベータの通話装置に対して
適切な音声データを送出しているので、点検運転を開始
する場合などに、乗客に無用な不安を与えることがな
い。
【0103】請求項9では、端末装置内に電話番号情報
を持たせて、端末装置から監視センタ等に電話をかけ直
してエレベータ内の通話装置と通話できるようにしてい
るため、監視センタの電話番号を開示する必要がなく、
いたずらを防止することができる。また、電話番号は予
め登録いているので、間違った番号にかけてしまうこと
もない。
【0104】請求項10では、ナンバーディスプレイア
ダプタ装置を取り付けているため、コールバックするこ
となく、確実に通話装置と監視センタとを電話接続させ
ることができる。
【0105】請求項11では、点検予定時刻と点検稼働
確認情報とを対応させて保存しているので、定期的な自
動点検を実施でき、その稼働確認も容易に行うことがで
きる。
【0106】請求項12では、各種のイベント情報の履
歴を残しているので、故障や異常の原因追及を迅速に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの基本構成の一例を示すシステ
ム系統図である。
【図2】通信装置、端末装置の双方で有しているエレベ
ータ監視/制御情報の情報格納領域のデータレイアウト
を示す図である。
【図3】メンテナンスサーバの要部構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】エレベータ異常検出時のシステムの基本動作を
示すフローチャートである。
【図5】端末装置に備えた異常レベルの設定情報テーブ
ルを示す図である。
【図6】端末装置の音声通話機能の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図7】遠隔操作指示を受け付けたときのメンテナンス
サーバの基本動作を示すフローチャートである。
【図8】(a)は通知先監視テーブル、(b)は監視端
末接続状況テーブルである。
【図9】動作監視情報と基準情報とを比較して、監視端
末で表示させるようにしたタイミングチャートである。
【図10】診断結果情報を一覧表として示したもので、
(a)は点検スケジュール、(b)は基準情報、(c)
は診断結果情報を示す図である。
【図11】定期点検運転の基本動作を示すフローチャー
トである。
【図12】許容値補正の方法の一例を示した図である。
【図13】音声合成データ管理テーブルを示す図であ
る。
【図14】インターホンと回線接続するための回路ブロ
ック図である。
【図15】メンテナンスサーバから端末装置に電話接続
要求したときの通話フローチャートである。
【図16】メンテナンスサーバに記憶している点検管理
テーブルの一例を示す図である。
【図17】端末装置の稼働確認時のメンテナンスサーバ
の基本動作を示すフローチャートである。
【図18】メンテナンスサーバから稼働確認を受け付け
たときの端末装置の基本動作を示すフローチャートであ
る。
【図19】(a)は担当エレベータ情報、(b)は情報
アクセス権情報を示す図である。
【図20】メンテナンスサーバで保存している履歴情報
を示す図である。
【符号の説明】
10 監視情報管理センタ 1 メンテナンスサーバ 2 通信装置 3 端末装置 4 監視端末 5 Web端末 6 電話 E エレベータ Ea 通話装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/663 H04M 1/663 5K101 11/00 301 11/00 301 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301C 321 321E (72)発明者 牧野 滋 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 3F303 BA01 DB27 DC34 EA02 EA03 EA08 FA02 FA12 3F304 BA01 BA26 ED18 5C087 AA02 AA03 AA09 AA40 BB12 BB74 DD08 DD18 EE11 FF01 FF02 GG06 5K027 AA09 BB09 CC02 EE04 EE14 HH23 KK03 5K048 AA15 BA51 DC03 EA16 EB01 EB02 EB11 FC01 GB01 HA01 HA02 HA03 5K101 KK13 LL01 MM04 NN07 NN16 PP03 RR12 UU03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のエレベータの動作状況を、適所に配
    置した監視端末から通信ネットワークを介して監視する
    ようにした、エレベータ遠隔監視システムであって、 複数のエレベータに接続され、これらのエレベータを監
    視、制御する端末装置と、 上記複数のエレベータを上記端末装置を通じて統括管理
    し、メンテナンスサーバ及び通信装置を備えた監視情報
    管理センタと、 この監視情報管理センタに対して、上記通信ネットワー
    クを介して、エレベータに対する指令情報及び動作監視
    情報の送受信を行う監視端末とを備えており、 上記メンテナンスサーバは、上記通信装置を介して、公
    衆回線等で形成されたローカルネットワークを通じて複
    数の端末装置と接続し、定期又は不定期にエレベータの
    点検、診断を実行することを特徴とする、エレベータ遠
    隔監視システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のエレベータ遠隔監視シス
    テムおいて、 上記監視情報管理センタと上記端末装置の各々には、双
    方の間で通信されるエレベータ監視/制御情報を、デー
    タレイアウトを共通とするミラー情報として有している
    ことを特徴とする、エレベータ遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のエレベータ遠隔監
    視システムおいて、 上記端末装置は、音声合成回路を備えており、エレベー
    タの異常を検出したときには、異常を検出したエレベー
    タの識別番号や異常種別コードなどの異常検知情報を、
    上記公衆回線を介して、適所に設けられた電話に音声合
    成で通知することを特徴とする、エレベータ遠隔監視シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載のエレベータ遠隔監
    視システムおいて、 上記メンテナンスサーバは、上記監視端末から通信ネッ
    トワークを介して、指示情報を受信したときには、この
    指示情報にもとづいて指令情報を上記端末装置に送信す
    る一方、上記端末装置から受信したエレベータ監視情報
    を診断して異常を検出したときには、上記監視端末に異
    常を送信報知することを特徴とする、エレベータ遠隔監
    視システム。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載のエレベータ遠隔監
    視システムおいて、 上記メンテナンスサーバは、エレベータを点検、診断す
    るための診断プログラムを備えており、上記端末装置か
    ら送信されてくる動作監視情報にもとづいて、エレベー
    タの診断を行い、その診断結果を上記監視端末に送信す
    ることを特徴とする、エレベータ遠隔監視システム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のエレベータ遠隔監視シス
    テムおいて、 上記メンテナンスサーバは、上記動作監視情報を時系列
    に保存し、この時系列の情報を定期、不定期に上記監視
    端末に送信する一方、上記監視端末では、受信した時系
    列情報をタイミングチャートとして表示することを特徴
    とする、エレベータ遠隔監視システム。
  7. 【請求項7】請求項5に記載のエレベータ遠隔監視シス
    テムおいて、 上記端末装置は、上記メンテナンスサーバからの指令情
    報にもとづいて、エレベータの自動運転制御をしている
    ときに、エレベータの異常を検出し、又は乗客がエレベ
    ータの呼出操作をした場合には、上記自動運転を中止あ
    るいは中断することを特徴とする、エレベータ遠隔監視
    システム。
  8. 【請求項8】請求項1又は2に記載のエレベータ遠隔監
    視システムおいて、 上記端末装置は、エレベータ内に設置された通話装置と
    更に接続しており、 上記メンテナンスサーバは、予め音声合成データを保存
    し、メンテナンスサーバより指令情報を指定のエレベー
    タに送信する場合に、その指令情報に対応した音声合成
    データを上記端末装置に送信し、 上記端末装置は、送信された音声合成データを音声合成
    信号に変換して指定されたエレベータの通話装置に送信
    し、その通話装置より指令情報を音声にして出力させる
    ことを特徴とする、エレベータ遠隔監視システム。
  9. 【請求項9】請求項1又は2に記載のエレベータ遠隔監
    視システムおいて、 上記端末装置は、エレベータ内に設置された通話装置と
    更に接続され、通話装置が使用する電話番号情報を保存
    し、上記メンテナンスサーバからエレベータが指定さ
    れ、エレベータの電話接続要求を受信すると、上記電話
    番号情報の中から要求に対応した電話番号を選択し、指
    定されたエレベータの通話装置を、その電話番号に回線
    を接続することを特徴とする、エレベータ遠隔監視シス
    テム。
  10. 【請求項10】請求項8に記載のエレベータ遠隔監視シ
    ステムおいて、 上記端末装置は、受信可能な送信元電話番号情報を保存
    しているとともに、ナンバーディスプレイアダプタ装置
    を更に接続しており、外部より電話を受信したとき、上
    記ナンバーディスプレイアダプタ装置で取り込まれた電
    話番号を、上記保存された送信元電話番号情報と照合
    し、一致したときのみ回線を接続することを特徴とす
    る、エレベータ遠隔監視システム。
  11. 【請求項11】請求項1又は2に記載のエレベータ遠隔
    監視システムおいて、 上記メンテナンスサーバは、エレベータを定期的に点検
    するための予定時刻情報と、上記端末装置との通信状況
    等を含む点検稼働確認情報とを、端末装置ごとに対応さ
    せて保存するようにした点検管理テーブルを更に備えて
    おり、 予定時刻になったときには、点検のための端末装置との
    通信を開始し、端末装置からの応答送信にもとづいて、
    点検稼働確認情報を上記テーブルに書き込むことを特徴
    とする、エレベータ遠隔監視システム。
  12. 【請求項12】請求項1又は2に記載のエレベータ遠隔
    監視システムおいて、 上記メンテナンスサーバは、上記監視端末や上記端末装
    置と送受信した情報を順次保存し、履歴管理することを
    特徴とする、エレベータ遠隔監視システム。
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