JP2812832B2 - 半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイス及びその製造方法 - Google Patents

半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイス及びその製造方法

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JP2812832B2 JP4034195A JP3419592A JP2812832B2 JP 2812832 B2 JP2812832 B2 JP 2812832B2 JP 4034195 A JP4034195 A JP 4034195A JP 3419592 A JP3419592 A JP 3419592A JP 2812832 B2 JP2812832 B2 JP 2812832B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁ダイヤモンド層を有
する半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイスに関し、特
に整流作用が優れておりブレークダウン電圧が高い半導
体ジャンクションタイプダイヤモンドデバイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】半導体ダイヤモンドは電
気的に、熱的に、機械的に、光学的に優れた特性を有し
ている。このため、半導体ダイヤモンドは高温で使用さ
れる高出力の電子機器及び極限状態で使用される機器
等、広範囲に使用することができる。
【0003】ダイヤモンドトランジスタ等のダイヤモン
ド電子機器の開発としては、塩見らの研究(Japanese J
ournal of Applied Physics 第12巻 L2153(1989))
がある。この研究は単結晶ダイヤモンドにトランジスタ
を形成するものであり、その電気的特性は必ずしも十分
なものではない。
【0004】次に、1990年の「The Second Internation
al conference on New Diamond Science and Technolog
y (ICNDST)」での発表において、塩見らはゲートの電極
特性を改善するために、その構造の中にアンドープのダ
イヤモンド層を導入したものを提案した。アンドープ層
を持つショットキーダイオードは、室温のブレークダウ
ン電圧が520Vであり、最大300℃まで整流作用を有す
る。しかしながら、このトランジスタ特性は改善されて
はいるものの、工業的に十分な特性を有しているとはい
えず、また、これらの特性は室温でのみ示されているに
すぎない。この塩見らが開発したものは構造上の形状、
材料特性及びデバイスの設計又は配置が最適のものとは
いえない。
【0005】塩見らのデバイスの組立てに際して主な障
害となるのは、単結晶ダイヤモンド基板が必要なことで
ある。ホモエピタキシは、天然又は合成の絶縁性ダイヤ
モンド基板が必要であり、極めて高価である。ダイヤモ
ンドのヘテロエピタキシは、微小なキュービック窒化ボ
ロン結晶を基板とした場合を除いて、従来の技術文献に
おいて十分に開示されていない。これはサイズが小さ
く、合成単結晶ダイヤモンドと同様に、高圧及び高温処
理により合成することが困難である。
【0006】塩見らのデバイスのように、絶縁性ダイヤ
モンド層を均一に成膜すると、半導体ダイヤモンド層上
のダイオード/整流ゲートの整流作用を向上させるが、
一方、ソース・ドレインのシリーズ抵抗も増大させてし
まう。
【0007】ダイヤモンド技術の使用に関する他の従来
技術として、ギルデンブラット(Gildenblat;2nd ICN
DST;ワイシントンDC 1990年)により提案されたもの
がある。これによると金属−酸化物−半導体トランジス
タはゲート電極絶縁膜として、二酸化シリコンを使用す
ることによって得られる。この構造は、ダイヤモンド基
板上にホモエピタキシャルに選択的に成長され、その
後、ゲート酸化物としてSiO2が蒸着される。測定さ
れた電流−電圧特性は、デプレッションモード電界効果
トランジスタから予期されるように、チャネル電導の変
調を示した。
【0008】しかしながら、この現象にはいくつかの障
害がある。第1の障害は、塩見らの研究と同様に単結晶
材料を必要とすることである。第2に二酸化シリコン及
びダイヤモンドの間の界面を適切に形成し、制御するこ
とが困難である。その結果、デバイス特性及び特にピン
チオフ電圧に悪影響を与える界面状態が発生する。第3
に、これらのデバイスが厳しい環境で使用されるように
設計された場合は、二酸化シリコンのダイヤモンドに対
する接合が制約因子となる。二酸化シリコンとダイヤモ
ンドの熱膨張係数の差は温度サイクルに耐えることがで
きない不整合を引き起こす。他の従来のダイヤモンド技
術は、単結晶ダイヤモンド構造を使用するか、又は窒化
ボロン結晶のように合成することが極めて困難な基板を
提案するものである。最後に、この分野の最近の発展は
ブレークダウン電圧が不十分であるなど、不十分な電気
的特性を有する電子デバイスか、又は実用的なデバイス
を提供するためには高価になりすぎ、極めて特殊な形状
をもたざるを得ないかに帰結する。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、半導体材料として半導体ダイヤモンドの利
点を利用し、堆積された多結晶ダイヤモンド薄膜から形
成することができる金属−絶縁体−半導体構造のデバイ
スを提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、多結晶ダイヤモンド
薄膜を使用し、自己整合プロセスを取り入れてイオン注
入された構造を提供することにある。
【0011】更に、本発明の他の目的は多結晶ダイヤモ
ンド薄膜を使用した金属−絶縁体−半導体ダイオードを
提供することにある。
【0012】更に、本発明の他の目的は、多結晶ダイヤ
モンド薄膜から組み立てられ、トランジスタ電子特性が
向上したトランジスタ構造を提供することにある。
【0013】更にまた、本発明の他の目的は、単結晶ダ
イヤモンド基板を必要としない半導体ダイヤモンド技術
を実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の発明に係
る第1の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイスは、電
導性基板と、この基板上に形成され表面が研磨された
ロンドープの多結晶ダイヤモンド薄膜第1層と、前記第
1層上に形成されたアンドープの絶縁膜からなる多結晶
ダイヤモンド薄膜第2層と、前記基板の裏面上にメタラ
イズされた電極と、前記第2層上にメタライズされ前記
第1層、第2層及び基板と共に、半導体ジャンクション
タイプのデバイスを形成する他の電極構造とを有し、垂
直型金属−絶縁構造のダイオードをもつことを特徴とす
る。本請求項1の発明の実施例は図2に表されている。
【0015】本願請求項15の発明に係る第2の半導体
多結晶ダイヤモンド電子デバイスは、基板と、前記基板
上に形成され表面が研磨されておりチャネル層として機
能するボロンドープ部を有する多結晶ダイヤモンド薄膜
第1層と、前記第1層の前記ボロンドープ部上に形成さ
れたアンドープの多結晶ダイヤモンド膜第2層と、前記
第2層上に形成されて半導体ジャンクションタイプデバ
イスのダイオードを形成する電極構造とを有することを
特徴とする。本請求項15の発明の実施例は図2に表さ
れたものである。
【0016】本発明に係る第1の半導体多結晶ダイヤモ
ンド電子デバイスの製造方法は、基板上に絶縁性多結晶
ダイヤモンド膜からなる第1層を蒸着するプロセスと、
前記絶縁性多結晶ダイヤモンド膜からなる第1層を研磨
するプロセスと、前記第1層上にBドープのダイヤモン
ド薄膜第2層を蒸着し、前記第2層を研磨して半導体ト
ランジスタチャネル層を形成するプロセスと、前記第2
層上にアンドープの絶縁性ダイヤモンドからなる第3層
を蒸着するプロセスと、前記第3層上にゲート電極を形
成して半導体ジャンクションタイプデバイスを形成する
プロセスとを有することを特徴とする。
【0017】本発明に係る第2の半導体多結晶ダイヤモ
ンド電子デバイスの製造方法は、基板上に多結晶ダイヤ
モンドからなる膜第1層を蒸着するプロセスと、前記第
1層を研磨するプロセスと、前記第1層上に多結晶ダイ
ヤモンド薄膜からなる第2層を蒸着するプロセスと、前
記第2層上にアンドープの絶縁膜である多結晶ダイヤモ
ンド薄膜第3層を蒸着するプロセスと、前記第2層にイ
オン注入することにより前記第2層内にボロンドープの
半導体チャネル層を形成するプロセスと、前記第3層上
にゲート電極を形成し半導体ジャンクションタイプデバ
イスを得るプロセスとを有することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明により、多結晶ダイヤモンド薄膜を有す
るダイヤモンド半導体構造を得るための方法及びデバイ
スが提案される。基板材料上に多結晶ダイヤモンド被膜
を形成することにより、種々の基板材料の使用が可能と
なる。そして、ボロンドープ層の上に形成される絶縁層
としてアンドープのダイヤモンド層を使用することによ
り、材料として多結晶ダイヤモンドを使用できる可能性
が広がる。この構造において、イオン注入はオーミック
コンタクト抵抗を低減するために使用される。その注入
領域を深くしてチャネル層を形成すれば、イオン注入に
より、全ての構造をつくることができる。これにより、
絶縁ゲート構造をデバイスの一体的な部分として形成す
ることができる。埋め込みチャネルは絶縁アンドープ層
を介して数回の注入プロセスを実施することによりドー
プすることができる。その結果、この方法及びデバイス
により、シリコン技術に比して、優れた抵抗及び逆電圧
特性と、高温特性の向上及び広範囲の動作環境条件を得
ることができ、極めて有益な多結晶ダイヤモンドデバイ
スを提供することができる。更に、本発明の方法及びデ
バイスにおいては、単結晶ダイヤモンド基板が不要であ
るという利点がある。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。図1(a)〜(g)は、多結晶ダイ
ヤモンド薄膜半導体の製造方法を示す断面図である。
1(a)〜(e)は、ダイオードに関するものであり、
その構造は図2に表されている。また、図1(a)〜
(g)は、トランジスタ(MISFET)に関するもの
であり、その構造は図5に表されている。
【0020】図1(a)に示すように、シリコン基板1
0の上に絶縁性多結晶ダイヤモンド層20が少なくとも
20μmの厚さに蒸着されている。この絶縁性多結晶ダ
イヤモンド層20は、研磨され、全ての汚染及び構造的
な損傷に起因する残留グラファイト成分は、化学的エッ
チングにより取り除かれる。その後、残存する絶縁性多
結晶ダイヤモンド層20の上に、ダイヤモンド薄膜25
が蒸着される。このダイヤモンド薄膜25はボロンドー
プのP型半導体トランジスタチャネル層であり、このダ
イヤモンド薄膜25は「擬似エピタキシャル」層であ
り、基板上に成長させた単一層の場合に比較してその特
性が向上している。
【0021】次いで、このダイヤモンド薄膜25は、図
1(b)に示すように、表面が研磨され、更に図1
(c)に示すように、蒸着プロセスにより、アンドープ
の絶縁性ダイヤモンド層30がダイヤモンド薄膜25上
に形成される。絶縁性多結晶ダイヤモンド層20及びそ
れに続くダイヤモンド薄膜25の研磨は、0.1μmの
ダイヤモンド粉末及び研磨装置を使用して行うことがで
きる。20μm厚さの絶縁性ダイヤモンド層20及び1
〜2μmのドープされたチャネル層厚さを有するダイヤ
モンド薄膜25の形成方法については、他に適切な方法
も考えられる。ダイヤモンド薄膜25の厚さが薄いため
に、前記蒸着物は十分に平坦であり、付加的な研磨プロ
セスは不要である。
【0022】研磨は、図1(d)に示すように、多結晶
ダイヤモンドからなるアンドープ絶縁性ダイヤモンド層
30の表面を平坦化するのに有効であり、これにより、
一層平坦なダイヤモンド層が形成され、均一な電場が形
成される。アンドープの絶縁性ダイヤモンド層30の厚
さ方向に均一な電場を有することは特に重要である。
【0023】次に、図1(e)に示すように、絶縁性ダ
イヤモンド層30上に、アルミニウム等の金属膜40を
蒸着により形成し、この金属膜40上にマスク41を形
成する。マスク41はSiO2又はアモルファスシリコ
ン層のように、選択的にエッチングすることができる材
料を蒸着することにより形成される。
【0024】更に、図1(f)に示すように、マスク4
1上にフォトレジスト42をパターン形成する。そし
て、このフォトレジスト42をマスクとして、マスク4
1を選択的にエッチングする。
【0025】その後、図1(g)に示すように、マスク
41をマスクとして金属膜40を選択的にエッチングす
る。この場合に、金属膜40は、マスク41に対して、
アンダーカット又は「T」構造にオーバーエッチングさ
れる。このT構造は、1μm未満のオーバーハングを有
することができる。このオーバーハングのマスク41を
利用してダイヤモンド層30にイオン注入することによ
り、マスク直下のソースドレイン間のチャネル部を除い
て、低抵抗のソース/ドレインオーミックコンタクトを
形成することができる。
【0026】ソース及びドレインの電極形成は同様のマ
スクプロセスを使用して達成することができる。これは
自己整合のプロセスであり、使用の容易性及びその精度
を別として、ソース及びドレイン間の抵抗を低減し、デ
バイス構造を小型化することができるものである。
【0027】次に、上述の如く構成された半導体多結晶
ダイヤモンド電子デバイスの作用について説明する。先
ず、図1(d)の工程において、例えば、絶縁性ダイヤ
モンド層20及びダイヤモンド薄膜25のような多結晶
ダイヤモンド膜はマイクロ波プラズマ化学蒸着技術によ
り形成した。これらの膜は原料ガスとしてH2ガス中に
CH4ガスを0.5%希釈したものを使用し、ドーパン
トガスとしてB26を使用した。全ガス圧力は31.5
Torr、基板温度は800℃とした。また、反応ガス中の
ボロンとカーボンとの比(B/C )は4ppmに保持
した。
【0028】一方、アンドープの絶縁性ダイヤモンド層
30は異なる合成装置でボロンの不在下で15分、30
分、60分間蒸着した。ダイヤモンドの成長速度は1時
間に約0.2μmである。P型のドープされたダイヤモ
ンド薄膜25は後述するように、イオン注入により形成
することもできる。これらの層の形成には電子デバイス
クラスの品質をもつダイヤモンドが合成できる他の蒸着
方法を使用することもできる。
【0029】次のプロセスで、0.1〜0.2μm厚さ
のゲート電極用金属膜40を、例えば電子ビーム蒸着方
法又は他の蒸着方法により、アルミニウム又は他の金属
の層を蒸着することにより形成することができる。
【0030】次いで、図2に示すように、金属膜40
を、例えば、フォトリソグラフィーによりパターニング
することにより、アルミニウム電極を形成する。このフ
ォトリソグラフィーは、蒸着アルミニウム膜上に、不要
の部分のアルミニウムをエッチングするために使用する
マスクをパターニングするものである。
【0031】図3は図2の金属−絶縁体−半導体構造に
おいて、そのアンドープダイヤモンド層30の厚さを種
々変えて測定した電流−電圧特性の結果を示す。基板は
1Ω・cm以下の低抵抗率を有するボロンボープの(1
11)方位シリコンである。基板への電極には銀ペース
トを使用した。図3の曲線(a)はアンドープのダイヤ
モンド層30を有しない構造についてのものであり、曲
線(b)はアンドープのダイヤモンド蒸着時間が15分
の場合、曲線(c)はアンドープのダイヤモンドの蒸着
時間が60分の場合のものである。この図3からわかる
ように、立ち上がり電圧、更に重要である点はデバイス
の逆ブレークダウン電圧は、蒸着時間が長くアンドープ
ダイヤモンド層30の厚さの増加に比例して増大する。
即ち、曲線(a)に示すように、アンドープ層がない場
合は、整流作用が小さい。しかしながら、アンドープ層
の厚さが厚くなると、逆リーク電流が著しく減少し、そ
の結果、特に図3の曲線(c)のように、整流作用が良
好になり、ブレークダウン電圧が増加する。これらの電
流−電圧特性は、ホモエピタキシャルダイヤモンドの場
合について観察されたもの、即ち、単結晶ダイヤモンド
を基板に用いた場合と同様である。多結晶半導体ダイヤ
モンド薄膜に対するアルミニウム電極の整流作用の向上
は、絶縁性のアンドープダイヤモンド層30を導入した
ことによる。これにより、逆ブレークダウン電圧が著し
く向上し、整流特性が向上する。このように、本実施例
のように、所定の厚さを有するアンドープの絶縁性ダイ
ヤモンド層30を設けることにより、整流特性が優れた
半導体ダイヤモンドデバイスを得ることができる。
【0032】図2の金属−絶縁体−半導体ダイオードに
おける逆ブレークダウン電圧特性の改善は、アンドープ
のダイヤモンド層を用いて形成した他のデバイスについ
ても同様の効果をもたらす。
【0033】この構造及びプロセスの大きな利点は、そ
の上に粒径が大きな多結晶ダイヤモンド膜(PCD)を
合成できるものであれば任意の基板材料を使用できる点
である。実際上、基板は基本的には取り除かれるもので
ある。基板の目的は、多結晶膜蒸着についてのベースと
して機能するものである。
【0034】別の変形例として、ダイヤモンド薄膜25
はイオン注入により形成することができる。この場合
に、多結晶の蒸着により形成される絶縁性ダイヤモンド
層20は20〜30μmであり、前述の如く研磨されて
いる。このダイヤモンド薄膜25はチャネル層となるも
のであり、絶縁性の最上部を保持しつつp型の活性層を
形成するために、高エネルギ及び低温のイオン注入で形
成される。多重イオン注入の必要性は、注入したドーパ
ント原子のガウス分布が狭い場合に生じる。チャネルの
深さ方向の分布幅を拡大し、ドーピングレベルを下げる
ことにより、同一のチャネル電導度を得ることができ
る。これはまた、デバイス構造中の電場を低減する作用
をもつ。ボロンと共にカーボンを共同注入することは、
アニール後にボロン原子により充填される空孔を結晶格
子内に生成するために有効である。十分にイオン注入さ
れた構造のデバイスの利点は、絶縁ゲートとなるアンド
ープ絶縁性ダイヤモンド層30をデバイスの一体化部分
として形成できる点にある。数回のイオン注入プロセス
が、埋め込みチャネルを形成するために使用される。こ
のチャネルはチャネルとデバイスの表面との間にアンド
ープのダイヤモンドを有する。
【0035】図4(a)は絶縁性ダイヤモンド層30の
下方に埋め込まれたボロンドープ層51(ダイヤモンド
薄膜25)を示し、図4(b)はイオン注入により埋め
込み形成されたボロンドープ層52(ダイヤモンド薄膜
25)の構成を示す。図4(b)はまたアンドープ絶縁
性ダイヤモンド層30のイオン注入又は表面改質処理に
より選択的に形成されたオーミックコンタクト50を示
す。
【0036】イオン注入は液体窒素温度で行う。そし
て、最初のプロセスとして、埋め込み層であるダイヤモ
ンド薄膜25の最も深い部分への共同注入を含む。この
注入は例えば200keVでカーボンを2×1015/c
2のドーズ量で注入するものである。このカーボンは
基本的には格子欠陥の発生因子として作用し、120k
eV、6×1014/cm2でのボロンドーピングにより
充填することができるスペースを生成する。
【0037】次に、チャネルの残部には145keVの
エネルギで7×1014/cm2のドーズ量でカーボンが
注入される。その後、この領域は90keV及び4×1
14/cm2の条件と、65keV及び3.5×1014
/cm2の条件で、ドープされたチャネル領域を完成す
るために二重にボロン注入される。これらの条件は、表
面から1000オングストロームの深さで約1×1017
/cm3の有効なチャネルキャリア濃度を生成する。
【0038】この試料は次いで注入欠陥を除去し、ボロ
ンドーパントを活性化するために、アニール処理する。
表面リーク電流の可能性及び表面に延びる注入欠陥を防
止して、高特性デバイスを製作するために、更にアンド
ープの絶縁性ダイヤモンド層30の蒸着が必要となるこ
ともある。
【0039】埋め込みチャネル層を構成するダイヤモン
ド薄膜25に対する低抵抗オーミックコンタクト50
は、イオン注入、又はアンドープダイヤモンド層30の
表面改質処理により形成することができる。ダイヤモン
ド中へのイオン注入方法の改善により、チャネル層を形
成するために一連の深い注入方法を使用して全ての構造
を作ることができ、これにより十分に注入された構造の
デバイスを形成することができる。これらのオーミック
コンタクト50は、埋め込みドープ層であるダイヤモン
ド薄膜25と後にメタライズ化される電極部とを接続す
ることを目的としている。これらの層は室温で形成さ
れ、ボロンがエネルギ65keV及びドーズ量3×10
16/cm2という条件でドープされる。
【0040】この構造の他の変形例は、イオン注入又は
低エネルギイオン若しくは電子衝撃若しくはレーザ衝撃
等により表面層を選択的に改質した後、アンドープの絶
縁性ダイヤモンド層30を積層するものである。
【0041】このイオン注入又は表面改質は特定の領域
をマスクすることにより形成される整合型の構造に用い
るか、又は図1(e)〜(g)の方法で示される自己整
合プロセスにより構成することができる。図2のダイオ
ードの形成に使用される自己整合プロセスと同様のプロ
セスを異なるデバイスを作るため、又は、薄膜トランジ
スタのような異なるデバイスの後プロセスに使用するこ
とができる。
【0042】埋め込みチャネル層に対するオーミック接
触をとる他の方法は、金又はクロムのような適切なマス
クを使用してダイヤモンドをプラズマエッチングするこ
とにより、図4(b)のオーミックコンタクト50の領
域内において絶縁性ダイヤモンド層30を選択的に除去
することである。極めて制御しやすい電子ビームアシス
トによるダイヤモンドのエッチングが小橋らにより報告
されている。
【0043】図5(a)はMISFET構造の注入構造
を示す。埋め込み注入層61及びソース/ドレインのオ
ーミックコンタクト62は、図4(b)と同様の方法で
形成することができる。形成された構造は電界効果トラ
ンジスタである。即ち、このソース/ドレインのオーミ
ックコンタクト62上にオーミック電極63が選択的に
形成されており、ソースドレインオーミックコンタクト
62間の中央には、ゲート電極64が選択的に形成され
ている。図5(a)の構造を達成するために必要なイオ
ン注入は、自己整合型ではないマスク構造体をもち、マ
スク構造を機械的に整合してから、注入されるべき領域
を決めるために、穴をエッチング形成するものである。
【0044】図5(b)は図5(a)と同様のMISF
ET構造を示すが、図5(b)の場合は自己整合プロセ
スにより形成される点が異なる。この自己整合プロセス
は、図1(e)〜(g)に示すようにマスクプロセスの
機械的な整合を必要としないで形成することができる点
で、図5(a)に示すものの改良であるといえる。これ
は、フォトレジストパターンマスクの外側の領域では全
てイオン注入、改質又はエッチングすることができるこ
とから生じる。図5(b)において、埋め込み注入層7
0の上にコンタクトメタル73が形成されており、この
コンタクトメタル73と埋め込み注入層70とはソース
/ドレインのオーミックコンタクト74を形成してい
る。そして、コンタクトメタル73間には、ゲート電極
71が形成されており、このゲート電極71の上にフォ
トレジスト72が形成されている。このゲート電極71
とフォトレジスト72とは図1(g)に示すものと同様
にT字状をなしており、ソース/ドレイン領域を構成す
る埋め込み注入層70の部分はこのフォトレジスト72
をマスクとして自己整合プロセスでイオン注入すること
により形成されている。従って、ゲート電極71と埋め
込み注入層70とは非接触であり、フォトレジスト72
の直下の領域は絶縁性である。
【0045】そして、前述の図1(g)に示す工程で説
明したように、自己整合プロセスによりソース及びドレ
イン間の抵抗を低減し、デバイス構造を小型化すること
ができる。このソース及びドレイン間の抵抗の低減は、
図5(a)に示すように、機械的な整合により配置する
場合に比して、図5(b)に示すように、自己整合プロ
セスにおいては、ソース及びドレイン間の距離を小さく
することができるという事実によりもたらされる。実際
上、ソースとドレインとの間の抵抗は、埋め込み注入層
を介してのものである。ソースから埋め込み注入層を介
してドレインまで行くのに必要な距離が短いことによ
り、必然的に、抵抗が小さくなる。
【0046】明らかに、ソースとドレインとの間に直接
存在する層は、絶縁層である。機械的整合の場合には、
2μmを超えるマージン(余裕)を設けることが、ゲー
ト電極がソース電極及びドレイン電極と重ならないよう
にするために必要なことである。このように、機械的に
整合した構造の場合には、自己整合構造の場合ほどソー
スとドレインとの間の距離が相互に近接しているように
組み立てることはできない。ソース及びドレインの改質
オーミック領域及び埋め込み注入層が形成された後に、
電極が形成され、構造が完成する。再び、ダイヤモンド
のエッチングが使用されるが、多くの反応性イオンエッ
チングは等方的であるので、自己整合構造が保持され
る。
【0047】前述の如く、表面研磨は粗さを低減するの
に重要であり、実用的なデバイスについて1μm以下の
狭いゲート長を得るのに必要である。研磨により表面が
平坦化されるため、多結晶のアンドープ層の深さ方向の
電場分布がより一層均一化する。
【0048】非ダイヤモンド基板を使用することが可能
となれば、電子デバイスの大面積化、大量生産、従って
ダイヤモンドデバイスの商業化の際の低コスト化が期待
できる。そして、更に重要なのは、放射線の検出/放出
器や温度検知器、圧力検知器に必要なヘテロジャンクシ
ョンのような半導体及びデバイス構造を多種多様に組み
合わせることが可能となることである。単に、絶縁ダイ
ヤモンド層を絶縁性ジャンクションに用いてその整流作
用の向上を図るだけでも、多大の発展性を期待すること
ができる。
【0049】第1層絶縁性ダイヤモンド層20は研磨及
びエッチング後に、デバイス形成用の基板として使用さ
れる。また、デバイス構造がこの絶縁性ダイヤモンド層
20内に直接注入される。
【0050】十分に注入された構造は単結晶ダイヤモン
ド材料にも使用することができる。これらのデバイスは
上述の多結晶構造として、及び単結晶材料/デバイスに
おいて見られるように高速のキャリア移動度という利点
を有するものとして、有益である。
【0051】ヘテロエピタキシャル技術が適用されるよ
うになると、十分に厚い絶縁性ダイヤモンドバッファ層
が使用されてるならば、上述と同様の技術を適用するこ
とができる。
【0052】上述の方法により、単結晶ダイヤモンド基
板を必要としないデバイスを得ることができるのは、バ
イレイヤー構造による。このバイレイヤー構造は、ボロ
ンドープの多結晶ダイヤモンド層20とアンドープのダ
イヤモンド層30との組み合わせにより得られる。優れ
た整流作用及び大きなブレークダウン電圧をもつこのア
ンドープ層30は、電流−電圧特性が向上したMISデ
バイスを組み立てることを可能とする。自己整合プロセ
スでそのような構造を形成するには、その場所にドープ
でチャンネルを形成して、引き続きアンドープ層を蒸着
する。又は、絶縁性のアンドープダイヤモンド層30を
通りこしてその中に埋め込む形で十分に注入された層を
形成するのが実用的である。付加的なアンドープ層を注
入構造の特性向上のために形成することも可能である。
表面の改質はソースドレイン間の抵抗を低減するために
利用される。
【0053】上述の開示のもとで、本発明は種々の変形
が可能である。例えば、絶縁性ダイヤモンド層20のよ
うな絶縁性アンドープ多結晶シリコンバッファ層を必ず
しも必要とせず、電導基板を必要とする上述の平坦化技
術の替わりに、垂直構造を使用することもできる。従っ
て、本発明は上述の実施例に限定されず、種々の変形が
可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、多結晶ダイヤモンド薄
膜を利用して、整流作用が優れていて、ブレークダウン
電圧が高い半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイスを得
ることができる。また、本発明に係るデバイスは、優れ
た抵抗特性及び逆電圧特性を有し、高温特性の向上及び
動作環境条件の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(g)は、本発明の実施例に係る金属
−絶縁体−半導体構造を製造するプロセスを示す断面図
である。
【図2】図1の多結晶ダイヤモンド薄膜技術を使用して
完成した金属−絶縁体−半導体ダイオードを示す断面図
である。
【図3】図2に示すMISダイオードの電流電圧特性を
示すグラフ図である。
【図4】(a)及び(b)は本発明の実施例に係るダイ
ヤモンドデバイスのイオン注入方法を示す断面図であ
る。
【図5】(a)及び(b)はMISFET構造のイオン
注入方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
10;シリコン基板 20;絶縁性多結晶ダイヤモンド層 25;ダイヤモンド薄膜 30;アンドープ絶縁性ダイヤモンド層 40;金属膜 41;マスク 42;フォトレジスト 50:オーミックコンタクト 51,52:ボロンドープ層
フロントページの続き (72)発明者 クマ−ル・ダス アメリカ合衆国,ノースカロライナ州 27709,リサーチトライアングルパーク, 私書箱13608,79,TW,アレクサンダ ー通り,リサーチコモンズ,4401ビルデ ィング (72)発明者 宮田 浩一 アメリカ合衆国,ノースカロライナ州 27709,リサーチトライアングルパーク, 私書箱13608,79,TW,アレクサンダ ー通り,リサーチコモンズ,4401ビルデ ィング (72)発明者 小橋 宏司 アメリカ合衆国,ノースカロライナ州 27709,リサーチトライアングルパーク, 私書箱13608,79,TW,アレクサンダ ー通り,リサーチコモンズ,4401ビルデ ィング (56)参考文献 特開 平3−278474(JP,A) 特開 平1−143323(JP,A) 特開 平2−205362(JP,A) 特開 昭54−91087(JP,A) Japanese Journal of Applied Physic s,vol.29,No.12(1990−12 月)pp.L2163〜L2164

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電導性基板(10)と、この基坂上に形
    成され表面が研磨されたボロンドープの多結晶ダイヤモ
    ンド薄膜第1層(25)と、前記第1層上に形成された
    アンドープの絶縁膜からなる多結晶ダイヤモンド薄膜第
    2層(30)と、前記基板の裏面上にメタライズされた
    電極と、前記第2層上にメタライズされ前記第1層、第
    2層及び基板と共に、半導体ジャンクションタイプのデ
    バイスを形成する他の電極(40)構造とを有し、垂直
    型金属−絶縁体構造をもつダイオードであることを特徴
    とする半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイス。
  2. 【請求項2】 前記ボロンドープの多結晶ダイヤモンド
    薄膜第1層(25)は前記第2層(30)を介してイオ
    ン注入することにより形成することを特徴とする請求項
    1に記載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイス。
  3. 【請求項3】 前記第1層(25)は気相合成中のドー
    ピングにより形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイス。
  4. 【請求項4】 前記半導体ジャンクションタイプデバイ
    スは、ショットキーダイオードであることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 前記基板は結晶粒が大きな連続的多結晶
    ダイヤモンドの蒸着を可能とする材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体多結晶ダイヤ
    モンド電子デバイス。
  6. 【請求項6】 基板(10)上に絶縁性多結晶ダイヤモ
    ンドからなる第層(20)を蒸着するプロセスと、前
    記絶縁性多結晶ダイヤモンド膜からなる第層を研磨す
    るプロセスと、前記第層上にBドープのダイヤモンド
    薄膜第層(25)を蒸着し、前記第層を研磨して半
    導体トランジスタチャネル層を形成するプロセスと、前
    記第層上にアンドープの絶縁性ダイヤモンドからなる
    層(30)を蒸着するプロセスと、前記第層上に
    ゲート電極(40)を形成して半導体ジャンクションタ
    イプデバイスを形成するプロセスとを有することを特徴
    とする半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイスの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 基板(10)上に多結晶ダイヤモンドか
    らなる層(20)を蒸着するプロセスと、前記第9
    層を研磨するプロセスと、前記第層上に多結晶ダイヤ
    モンド薄膜からなる10層(25)を蒸着するプロセ
    スと、前記第10層上にアンドープの絶縁膜である多結
    ダイヤモンド薄膜第11層(30)を蒸着するプロセ
    スと、前記第10層にイオン注入することにより前記第
    10層内にボロンドープの半導体チャネル層を形成する
    プロセスと、前記第11層上にゲート電極(40)を形
    成し半導体ジャンクションタイプデバイスを得るプロセ
    スとを有することを特徴とする半導体多結晶ダイヤモン
    ド電子デバイスの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記アンドープの第11層(30)の選
    択された領域にイオン注入してオーミックコンタクトを
    形成するプロセスと、オーミックコンタクトする前記選
    択された領域にコンタクトメタライズを形成するプロセ
    スとを有し、前記デバイスは、金属−絶縁−半導体電界
    効果トランジスタであることを特徴とする請求項7に記
    載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイスの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記絶縁性第11層(30)にイオン注
    入してオーミックコンタクトを形成するプロセスは、前
    記ゲート電極を形成すると同時に、前記構造体の全体に
    フォトレジストを使用してイオン注入することにより前
    絶縁性第11層(30)にソース及びドレインオーミ
    ックコンタクトを形成し、これによりソース及びドレイ
    ン間に最小抵抗値を有する自己整合型の電効果トラン
    ジスタを形成するプロセスを有することを特徴とする請
    求項8に記載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイス
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 アンドープの多結晶層が注入ジャンク
    ションの特性改善に使用されることを特徴とする請求項
    8に記載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイスの製
    造方法。
  11. 【請求項11】 p型のドーパントがトランジスタのチ
    ャネルを形成するために使用されることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバイ
    ス。
  12. 【請求項12】 前記チャネルが気相合成又はイオン注
    入した領域にn型材料により形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体多結晶ダイヤモンド電子デバ
    イス。
  13. 【請求項13】 前記基板は前記デバイスが完成した後
    に、取り除かれることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体多結晶ダイヤモンド電子デバイス。
  14. 【請求項14】 前記デバイスは自己整合型であること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体多結晶ダイヤモン
    ド電子デバイス。
  15. 【請求項15】 基板(10)と、前記基板上に形成さ
    表面が研磨されておりチャネル層として機能するボロ
    ンドープ部を有する多結晶ダイヤモンド薄膜第12
    (25)と、前記第12層の前記ボロンドープ部上に形
    成されたアンドープの多結晶ダイヤモンド膜第13
    (30)と、前記第13層上に形成されて半導体ジャン
    クションタイプデバイスのダイオードを形成する電極
    (40)構造とを有することを特徴とする半導体多結晶
    ダイヤモンド電子デバイス。
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