JP2000082810A - 炭化けい素トレンチ型mos半導体素子の製造方法および炭化けい素トレンチ型mos半導体素子 - Google Patents

炭化けい素トレンチ型mos半導体素子の製造方法および炭化けい素トレンチ型mos半導体素子

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JP2000082810A
JP2000082810A JP10252207A JP25220798A JP2000082810A JP 2000082810 A JP2000082810 A JP 2000082810A JP 10252207 A JP10252207 A JP 10252207A JP 25220798 A JP25220798 A JP 25220798A JP 2000082810 A JP2000082810 A JP 2000082810A
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film
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Katsunori Ueno
勝典 上野
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SiCからなるトレンチ型MOS半導体素子を
1枚のフォトマスクを用いてセルフアラインで製造す
る。 【解決手段】多結晶シリコン膜のパターンをマスクと
する不純物イオン注入によりn+ ソース領域を形成し、
その多結晶シリコン膜を熱酸化した酸化膜パターンをマ
スクとするトレンチを形成する。酸化により膜厚が厚く
なった分だけ端が前進するので、n+ ソース領域とトレ
ンチとが、自己整合して形成され、均一なチャネル抵抗
をもつMOS半導体素子が製造できる。 ゲート電極層となる多結晶シリコン膜を熱酸化した酸
化膜を、ゲート電極層上の層間絶縁膜とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体材料として
炭化けい素を用い、金属−酸化膜−半導体(MOS)構
造のゲートをもつ電界効果トランジスタ(以下MOSF
ETと記す)等のMOS半導体素子、中でもゲート電極
をトレンチに埋め込んだタイプのトレンチ型MOS半導
体素子の製造方法およびトレンチ型MOS半導体素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】炭化けい素(以下SiCと記す)は、バ
ンドギャップが広く、また最大絶縁電界がシリコン(以
下Siと記す)と比較して約一桁大きいことから、特に
高温、電力用への適用が重要と考えられている材料であ
り、次世代の電力用半導体素子として期待されている。
これまでに、4H−SiCまたは6H−SiCと呼ばれ
る単結晶ウェハを用いて様々な電子デバイスへ応用され
つつあり、特に高温、大電力用素子に適すると考えられ
ている。上記の結晶は閃亜鉛鉱型とウルツ鉱型とを積層
した形のアルファ相SiCである。他に3C−SiCと
称されるベータ相SiCの結晶でも半導体装置が試作さ
れている。最近では電力用素子としてショットキーダイ
オード、縦形MOSFET、サイリスタなど、あるいは
最も汎用的な半導体装置であるCMOS−ICが試作さ
れ、その特性から従来のSi半導体装置と比較して非常
に特性が良好なことが確認されている。
【0003】SiCは将来、電力用半導体素子への応用
が期待される半導体材料であり、その重要な応用例が縦
形MOSFETと考えられていて、トレンチ型やプレー
ナ型の縦形MOSFETが試作されている。本発明は、
トレンチ内にMOS型のゲートを埋め込んだタイプのト
レンチ型と呼ばれるMOS半導体素子に関するものであ
る。
【0004】まずこれまでのSiCトレンチ型MOSF
ETの例を示す。図4はSiCトレンチ型MOSFET
の単位セルの部分断面図である[例えば、Weitzel,C.W.
他:IEEE Trans. on Electron Devices,vol.43, No.10,
pp.1732-1741 (1996)、Agarwal,A.K.他: Abstract of
Int. Conf. Silicon Carbide, III-nitrides and Relat
ed Materials (1997) pp.156-157 参照]。
【0005】n+ サブストレート層11a上にnドリフ
ト層11b、pベース層12が積層され、そのpベース
層12の表面層にn+ ソース領域13が形成されてい
る。n + ソース領域13の表面からnドリフト層11b
に達するトレンチ14が設けられ、そのトレンチ14内
にゲート絶縁膜15を介してゲート電極層16が埋め込
まれている。n+ ソース領域13とpベース層12とに
共通に接触してソース電極17、n+ サブストレート層
11aの裏面にドレイン電極18が設けられている。図
示されない部分でゲート電極層16に接して金属のゲー
ト電極が設けられる。
【0006】この構造では、ゲート電極またはゲート電
極層16に電圧を印加すると、ゲート電極層16に面し
たpベース層12の表面層に反転層が形成され、ソース
電極17、ドレイン電極18間が導通する。また、ゲー
ト電極の印加電圧を取り除くことによって、ドレイン電
極18とソース電極17との間が遮断されて、スイッチ
ング機能を示すことになる。電流遮断状態ではpベース
層12とnドリフト層11bとの間のpn接合を中心に
して空乏層が広がって、大きな電圧を維持することがで
きる。これが簡単なトレンチ型MOSFETの動作であ
る。
【0007】SiCでは、熱拡散による深い不純物領域
の形成が非常に困難であるため、エピタキシャル成長に
よりpベース層を形成し、トレンチ14内にゲート電極
層16を埋め込んだ形のトレンチ型MOSFETが多数
試作されている。MOSFETでは、また反転層の長さ
(チャネル長と呼ばれる)の厳密な制御が求められる
が、トレンチ型MOSFETでは、そのチャネル長がp
ベース層12の厚さによってほぼ規定されるので、容易
に制御ができるという点ですぐれている。また、トレン
チ構造では図から容易に想像できるように、表面の利用
効率が良く、チャネル領域を広くとることができ、かつ
微細な構造が形成できることがその特長である。
【0008】次にその製造工程について工程順の断面図
を示した図5(a)〜(e)および図6(a)〜(d)
を用いて説明する。まずn+ サブストレート11a上に
nドリフト層11b、pベース層12をエピタキシャル
成長したSiCウェハを準備し、熱酸化し酸化膜6aを
形成する[図5(a)]。
【0009】フォトリソグラフィによりパターン形成し
て第一マスクM1とした後、n+ ソース領域13を形成
するため約1000℃の高温で、窒素(以下Nと記す)
イオン5aを注入する[同図(b)]。5bは注入され
たN原子である。加速電圧は30〜400keV、総ド
ーズ量は約5×1015cm-2である。n型不純物となる
不純物としてはNの他に燐(以下Pと記す)などを用い
ることができる。
【0010】第一マスクM1を除去し、約1600℃、
1時間の熱処理をおこない、注入した不純物濃度を活性
化する。これにより、n+ ソース領域13が形成される
[同図(c)]。先に述べたようにSiCでは不純物の
拡散が殆ど起きないが、イオン注入時の加速電圧の調節
により、不純物領域の形成される深さを制御することが
できる。
【0011】次にフォトレジストを塗布し、第二のフォ
トリソグラフィによりパターン形成して第二マスクM2
とし、ドライエッチングによりトレンチ14を形成する
[同図(d)]。第二マスクM2を除去し、熱酸化して
表面およびトレンチ14の内面にゲート酸化膜15とな
る酸化膜を形成し、次いで減圧CVD法により多結晶シ
リコン膜1を堆積する[同図(e)]。このとき多結晶
シリコン膜1の厚さはトレンチ14を十分に埋め、炭化
けい素基板上にも堆積する程度とする。
【0012】この状態で全面を反応性イオンエッチング
(以下RIEと記す)すると、表面の多結晶シリコン膜
1が除去され、図のようにトレンチ14内部にのみ多結
晶シリコン膜が残されて、ゲート電極層16となる[図
6(a)]。プラズマCVD法により、ほう素燐シリカ
ガラス2を成膜する[同図(b)]。
【0013】フォトリソグラフィによりパターン形成し
て、トレンチ14内のゲート電極層16上に層間絶縁膜
19を残し[同図(c)]、最後に金属膜を蒸着、パタ
ーン形成してソース電極17および図示されないドレイ
ン電極18を形成する[同図(d)]。さきにも少し触
れたが、このプロセスで重要なのは、エピタキシャル成
長により、厚さの厚いpベース層12が形成できること
と、pベース層12の厚さ(正確にはそれからn+ ソー
ス領域13の厚さを引いたもの)がMOSFETのチャ
ネル長となっている点であり、すなわち一種のセルフア
ライン(自己整合)工程となっていて、チャネル長の制
御が容易にできるという特長である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】SiC縦型MOS半導
体素子では、非常に優れた特性が期待されるものの、実
際にはこれまであまり良好な特性が実現していないか、
または実際には製造されていない。その原因の一つは製
造プロセスに、微細加工の可能なセルフアライン(自己
整合)工程が考案されておらず、精密なチャネル密度の
制御が実現されていないことにあった。
【0015】Siでは、p型不純物とn型不純物とを同
一のマスクにより選択的に導入し、熱拡散することによ
って、精密なチャネル長が実現される。すなわちMOS
FETの特性を左右するチャネルの寸法が、非常に精密
に制御可能で、歩留まり良くMOSFETを作ることが
できる。これに対し、SiCでは不純物の拡散が殆ど起
きないため、Si半導体のような二重拡散MOS(D-MO
S) 構造が、容易に実現できない。先に述べたようにト
レンチ型のMOSFETにおいては、チャネル長がほぼ
pベース層12の厚さで決まるため均一にはなる。しか
し、図4は少し極端に表現しているが、n+ ソース領域
13とトレンチ14とは、それぞれ別のフォトリソグラ
フィ工程でおこなわれるために、n+ ソース領域13の
サイズにバラツキを生じることが避けられない。更にゲ
ート電極層16上の層間絶縁膜19のパターン形成もn
+ ソース領域13の形成とは別におこなわれるため、n
+ ソース領域13のサイズは、両者のマスクずれによる
不均一化の要因をもつことになる。
【0016】このような様々な原因で、トレンチ型のM
OSFETにおいても、チャネル抵抗としてはバラツキ
が非常に大きなものとなっていて、素子全体のオン抵抗
は、期待されたようなSiC本来のものが得られていな
かった。また、SiCではイオン注入した不純物の活性
化率が悪く、これを向上させるために、1000℃以上
での高温のイオン注入を実施することが必要なため、レ
ジストがイオン注入のマスクとして使用できないこと、
注入した不純物の活性化のために1500℃以上と高温
の処理を必要とするため、酸化膜やポリシリコンなどの
材料が熱処理に耐えられないという問題もある。
【0017】以上の問題に鑑み本発明の目的は、チャネ
ル抵抗が均一であり、かつ容易に高耐圧できる炭化けい
素トレンチ型MOS半導体素子の製造方法および炭化け
い素トレンチ型MOS半導体素子を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため本発
明は、炭化けい素サブストレート上に積層された炭化け
い素からなる第一導電型ドリフト層および第二導電型ベ
ース層と、その第二導電型ベース層の表面層にマスクに
より選択的に互いに隔離して形成された第一導電型ソー
ス領域と、第一導電型ソース領域の表面から掘り下げら
れた第一導電型ドリフト層に達するトレンチと、そのト
レンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれたゲート電
極層と、第一導電型ソース領域と第二導電型ベース層と
の表面に共通に接触して設けられたソース電極と、炭化
けい素サブストレートの裏面に設けられたドレイン電極
とを有する炭化けい素トレンチ型MOS半導体素子の製
造方法において、多結晶シリコン膜とそれを酸化した酸
化膜をマスクとし、酸化によるマスク端の移動を利用し
て整合した第一導電型ソース領域とトレンチとの形成を
おこなうものとする。
【0019】多結晶シリコン膜の端部では、酸化は横方
向にも進行するので、酸化により多結晶シリコン膜のパ
ターンの端が前進する。その前進量は一定であり、それ
を利用して不純物領域と自己整合したトレンチの形成が
でき、しかも特別なフォトリゾグラフィ工程が不要であ
る。具体的な工程としては、炭化けい素サブストレート
上に炭化けい素からなる第一導電型ドリフト層および第
二導電型ベース層がエピタキシャル成長により積層され
た基板を用い、その第二導電型ベース層の表面上に多結
晶シリコン膜からなる第一のマスクを形成して第一導電
型ソース領域のための第一導電型不純物を選択的にイオ
ン注入する工程と、第一のマスクを酸化した後その酸化
膜の薄い部分をエッチングして第二のマスクを形成して
選択的エッチングによりトレンチを形成する工程と、第
一、第二のマスクを除去する工程と、注入した不純物を
活性化するための熱処理工程と、熱酸化によりトレンチ
内面にゲート酸化膜を形成する工程と、トレンチ内にゲ
ート酸化膜を介して第二の多結晶シリコン膜を充填した
後余分な多結晶シリコン膜を除去する工程と、炭化けい
素基板表面およびトレンチ内の多結晶シリコン膜上に絶
縁膜を被覆する工程と、絶縁膜に接触用の窓を設け金属
膜を蒸着する工程と、その金属膜からなり第二の多結晶
シリコン膜に接触するゲート電極、第一導電型ソース領
域表面に接触するソース電極、炭化けい素サブストレー
トに接触するドレイン電極を形成する工程とからなるも
のとする。
【0020】そのようにすれば、多結晶シリコン膜から
なる第一のマスクと、第一のマスクを酸化した後その酸
化膜の薄い部分をエッチングして形成した第二のマスク
とにより、自己整合した不純物領域とトレンチとをもつ
炭化けい素トレンチ型MOS半導体素子が製造できる。
また、炭化ケい素サブストレート上に積層された炭化け
い素からなる第一導電型ドリフト層および第二導電型ベ
ース層と、その第二導電型ベース層の表面層にマスクに
より選択的に互いに隔離して形成された第一導電型ソー
ス領域と、第一導電型ソース領域の表面から掘り下げら
れた第一導電型ドリフト層に達するトレンチと、そのト
レンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれた多結晶シ
リコン膜からなるゲート電極層と、第一導電型ソース領
域と第二導電型ベース層との表面に共通に接触して設け
られたソース電極と、炭化けい素サブストレートの裏面
に設けられたドレイン電極とを有する炭化けい素トレン
チ型MOS半導体素子の製造方法において、ゲート電極
層となる多結晶シリコン膜を熱酸化して、ゲート電極層
上の層間絶縁膜を形成するものとする。
【0021】そのようにすれば、容易に緻密な層間絶縁
膜を形成できる。特に、熱酸化した後、全面をエッチン
グして、炭化けい素基板上の部分の酸化膜を除去し、電
極接触領域とする。そのようにすれば、容易に微細なパ
ターンの電極接触領域が形成でき、電極接触領域を設け
るための特別なフォトリソグラフィ工程が不要である。
【0022】炭化けい素サブストレート上に積層された
炭化けい素からなる第一導電型ドリフト層および第二導
電型ベース層と、その第二導電型ベース層の表面層にマ
スクにより選択的に互いに隔離して形成された第一導電
型ソース領域と、第一導電型ソース領域の表面から掘り
下げられた第一導電型ドリフト層に達するトレンチと、
そのトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれた多
結晶シリコン膜からなるゲート電極層と、第一導電型ソ
ース領域と第二導電型ベース層との表面に共通に接触し
て設けられたソース電極と、炭化けい素サブストレート
の裏面に設けられたドレイン電極とを有する炭化けい素
トレンチ型MOS半導体素子において、ゲート電極層と
なる多結晶シリコン膜を熱酸化して、ゲート電極層上の
層間絶縁膜としたものとする。
【0023】そのようにすれば、緻密な層間絶縁膜をも
つ炭化けい素トレンチ型MOS半導体素子が容易に製造
でき、層間絶縁膜形成のための特別な工程が不要であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明について、実施例を示
しながら詳細に説明する。ただし、図4〜6と共通の部
分、あるいは本発明とかかわりのない部分については説
明を省略する。本発明の重要な応用例としてnチャネル
MOSFETを例に取っているが、導電型を逆にしたp
チャネルMOSFETにも本発明が適応可能なことは勿
論である。なお、ここで説明するSiCは良く知られて
いるように、多くのポリタイプが存在するが、主に6H
および4Hと呼ばれるものを対象としている。
【0025】[実施例1]図3は本発明第一の実施例
(以下実施例1と記す。以下同様)にかかるSiC縦型
MOSFETの単位セルの断面図である。n+ ドレイン
層21a上にnドリフト層21b、pベース層22が積
層されたウェハにおいて、そのpベース層22の表面層
に選択的にn+ ソース領域23が形成されている。n+
ソース領域23の表面からnドリフト層21bに達する
トレンチ24が設けられ、そのトレンチ24内にゲート
絶縁膜25を介して多結晶シリコンからなるゲート電極
層26が埋め込まれている。n+ ソース領域23とpベ
ース層22とに共通に接触してソース電極27、n+
レイン層21の裏面にドレイン電極28が設けられてい
る。29はゲート電極層26とソース電極27とを絶縁
するSi酸化膜の層間絶縁膜である。図示されない部分
でゲート電極層26に接して金属のゲート電極が設けら
れる。
【0026】主なディメンジョンの一例は、次のような
値である。n+ ドレイン層21aの不純物濃度は1×1
18cm-3、厚さ350μm、nドリフト層21bのそ
れは、1×1016cm-3、厚さ10μm。pベース層2
2の不純物濃度は1×1018cm-3、厚さ1μmで、n
+ ソース領域23の表面不純物濃度は1×1019
-3、接合深さ0.3μmで、幅は約2μmである。ゲ
ート酸化膜25の厚さは50nm、トレンチ14の幅は
2μm、深さ2μmである。層間絶縁膜29の厚さは2
μmである。図の単位セルのピッチは約10μmであ
る。
【0027】図4の従来のSiC縦型MOSFET素子
と違っている点は、n+ ソース領域43とトレンチ24
とが完全に整合して設けられている点と、ゲート電極層
26上の層間絶縁膜29がSi酸化膜である点である。
その動作は、基本的には変わらない。すなわち、ゲート
電極層26に正の電圧を印加することによって、チャネ
ル領域30に反転層を生じ、ドレイン電極28、ソース
電極27間が導通して、電流が流れ、その電圧を取り除
くと、遮断される。
【0028】図2(a)ないし(f)および図3(a)
ないし(e)は、図1の本発明実施例のSiC縦型UM
OSFETの製造方法を説明するための製造工程順の表
面近傍の部分断面図である。以下順に説明する。先ず、
+ ドレイン層21aとなるn+ サブストレート上に、
nドリフト層21bとなる燐ドープのn型層、pベース
層22となるほう素ドープp型層をエピタキシャル成長
により形成した4H−SiCエピタキシャルウェハを準
備する。nドリフト層11bは耐圧によって設計される
不純物濃度、厚さに設定される。例えば1000V耐圧
では厚さが約10μm、濃度が1x1016cm-3であ
る。pベース層12は、必ずしもエピ成長ではなく、ほ
う素(以下Bと記す)やアルミニウム(以下Alと記
す)のイオン注入により形成してもよい。pベース層2
2の厚さは動作時にチャネルの長さとなるため、素子の
定格によるが1〜2μm程度である。そのpベース層2
2の表面上に、パイロジェニック法により1100℃で
5時間、熱酸化し厚さ約30nmの薄いバッファー酸化
膜6aを成長した後、減圧CVD法により厚さ1.5μ
mの多結晶シリコン膜1aを堆積する[図2(a)]。
バッファー酸化膜6aは、次工程で多結晶シリコン膜1
をエッチングする際、そのエッチング検出をするため、
および、pベース層22までエッチングしてしまわない
ためである。工程の工夫によっては、バッファー酸化膜
6aを設けなくともよい。多結晶シリコン膜1aの厚さ
は通常1〜2μmとする。多結晶シリコン膜1aは後工
程で熱酸化すると、酸化膜の50%の厚さ、例えば熱酸
化膜が1μmであれば0.5μmが消費されるので、そ
の分を考慮に入れて始めの膜厚を設定する。
【0029】フォトリソグラフィと四塩化炭素と酸素の
混合ガス等を用いた反応性イオンエッチング(以下RI
Eと記す)により、多結晶シリコン膜1aをエッチング
して第一マスクM1とした後、約1000℃の高温で窒
素(以下Nと記す)イオン5aを注入する[同図
(b)]。5bは注入されたN原子である。これはn+
ソース領域43形成のためであり、加速電圧は30〜4
00keV、総ドーズ量は約5×1015cm-2である。
n型不純物となる不純物としてはNの他に燐(以下Pと
記す)などを用いることができる。高温でイオン注入す
ることにより、活性化率を向上させることができる。但
し、その場合には選択的なイオン注入用のマスクはレジ
ストでは耐えられないので、本実施例のように多結晶シ
リコン膜や、Si酸化膜、あるいは金属膜等の耐熱性の
材料を用いねばならない。バッファー酸化膜6aをも除
去してイオン注入することもできる。
【0030】1300℃、1時間の熱処理をおこない、
注入した不純物濃度を活性化する。これにより、n+
ース領域43が形成される[同図(c)]。先に述べた
ようにSiCでは不純物の拡散が殆ど起きないが、イオ
ン注入時の加速電圧の調節により、不純物領域の形成さ
れる深さを制御することができる。例えばn+ ソース領
域43の接合深さは0.3μmであるが、加速電圧を高
めて、もっと深くすることもできる。イオン注入深さが
浅いと、注入層が次の熱酸化によって酸化してしまうの
で、ある程度深く注入する方が良い。
【0031】パイロジェニック法により、1100℃で
5時間、熱酸化して酸化膜6bを形成する[同図
(d)]。ここで注意すべきことは多結晶シリコン膜1
aとSiC基板の酸化速度が非常に異なっており、Si
C上には極めて薄い酸化膜しか成長しないことである。
例えば、上記の条件では、多結晶シリコン膜1aでは1
μm以上の膜厚、一方SiCでは30nm程度の膜厚と
なる。しかもバッファー酸化膜6aを残した場合でも、
その部分では膜厚の増分は極めて少ない。
【0032】次に、全面をウェットエッチングあるいは
ドライエッチングにより酸化膜6bのうちSiC上の部
分だけ除去し第二マスクM2とする。このとき、この第
二マスクM2は、多結晶シリコン膜1aの第一マスクM
1を酸化した熱酸化膜6bからなるため、先の第一マス
クM1と完全に整合したマスクとなる。また、第二マス
クM2の端は、熱酸化膜が消費された多結晶シリコン膜
の約二倍の膜厚となるため、図2(b)でNイオン5a
を注入したときの第一マスクM1の端よりも前進してい
る。第二マスクM2を利用して、四塩化炭素と酸素の混
合ガス等を用いたRIEによりトレンチ24を形成する
[同図(e)]。トレンチ24はpベース層22を貫通
する程度の深さとする。こうしてフォトリソグラフィに
よるパターニングを行わなくても、n+ ソース領域23
と整合したトレンチ24の形成が可能になる。
【0033】マスクとして使用した、酸化膜やポリシリ
コンを除去する[同図(f)]。再度1500℃程度で
熱処理するとイオン注入された窒素がさらに活性化する
ので好ましい。パイロジェニック法により、1100℃
で5時間、熱酸化しトレンチ24内面にゲート絶縁膜2
5となる厚さ30nmの酸化膜6cを形成した後、減圧
CVD法により多結晶シリコン膜1bを堆積し、トレン
チ24内に充填する[図6(a)]。pベース層22の
上部にも多少堆積する。
【0034】四塩化炭素と酸素の混合ガス等を用いたR
IEにより、SiC基板上の余分な多結晶シリコン膜1
bをエッチングし、トレンチ24内にだけ残して、ゲー
ト電極層26とする[同図(b)]。パイロジェニック
法により、1100℃で5時間、熱酸化しトレンチ24
内の多結晶シリコン膜1bおよびSiC表面上に酸化膜
6dを形成する[同図(c)]。このときも多結晶シリ
コン膜1b上では1μm以上の膜厚となり、一方SiC
上では30nm程度の膜厚となる。
【0035】全面をウェットエッチングあるいはドライ
エッチングにより酸化膜6dおよび6cのうち薄い部
分、すなわちpベース層22の上の部分だけ除去して、
電極接触部分を露出させる[同図(d)]。ゲート電極
層26は厚い酸化膜6dに覆われたままとなる。こうし
てフォトリソグラフィによるパターニングを行わなくて
も電極接触のためのコンタクトホールが自動的に形成さ
れる。もちろん、ゲート電極層26の多結晶シリコン膜
1bと金属のゲート電極とを接触させる部分については
別途パターニングにより酸化膜6dに開口を設ける必要
があるが、これは微細なパターニングを必要とする部分
ではない。ゲート電極層26の上および横の酸化膜6d
は、層間絶縁膜29となる。
【0036】アルミニウム合金膜を蒸着し、パターン形
成して、ソース電極27および図示されないゲート電極
とする[同図(e)]。この後、n+ サブストレートの
裏面にもドレイン電極を設けるなどしてプロセスを完了
する。上記のような製造方法をとることにより、わずか
1枚のフォトマスクを用いて、図3のSiCトレンチ型
MOSFETとすることができる。
【0037】実施例のSiCトレンチ型MOSFETで
は、図2(b)で形成した多結晶シリコン膜1aの第一
マスクM1によってn+ ソース領域23が規定され、そ
の多結晶シリコン膜1aを熱酸化し、炭化けい素基板上
の薄い部分を除去した第二マスクM2によってトレンチ
24が規定されているので、両者は整合しており、位置
ずれ等のマスク合わせによる不均一の問題が起こり得な
い。
【0038】n+ ソース領域23のサイズも、チャネル
長と同様にMOSFETの特性を決定する主たるパラメ
ータであることから、その制御は応用上極めて重要であ
るが、本実施例のSiCトレンチ型MOSFETでは、
ほぼpベース領域22の厚さできまるチャネル長は勿論
のこと、n+ ソース領域23のサイズも均一になるの
で、チャネル抵抗が均一になり、安定した特性と高い歩
留まりが得られる。
【0039】従来、n+ ソース領域23とトレンチ24
とが整合していなかったため、広い面積にわたって均一
に形成できるn+ ソース領域23のサイズは5μm程度
であったが、本発明により2μmに縮小したSiCトレ
ンチ型MOSFETが実現できた。これによりチャネル
抵抗は約1/2になり、試作した1500VクラスのM
OSFETのオン抵抗は、10mΩ・cm-2と低い値を
示した。
【0040】なお、図3(b)迄の工程と、それ以降の
工程とは互いに独立であり、必ずしも併用せず、どちら
か一方のみを適用しても良い。実施例では縦型MOSF
ETを取り上げたが、IGBT、MOSサイリスタ等の
電圧駆動MOSパワー素子にも適用できる。また、横型
MOSFETにも同様の技術を適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、S
iCMOS半導体素子の製造方法において、多結晶シリ
コン膜の酸化によるマスク端の移動を利用して、互いに
整合した不純物領域およびトレンチの形成を行うことに
より、精密なパターンを均一に端一した炭化けい素MO
S半導体素子を製造することが可能となった。
【0042】すなわち、実施例で記載したように一枚の
フォトマスクを用い、他は最初のマスクを利用したマス
クとして、チャネル長だけでなくチャネルサイズも均一
化できて、チャネル抵抗の大幅な低減が図られ、その結
果、オン抵抗の低減に飛躍的な効果がもたらされた。ま
た、ゲート電極層となる多結晶シリコン膜を熱酸化して
層間絶縁膜とすることにより、簡単な工程で微細なコン
タクトホールを形成することが可能となった。
【0043】本発明は、個別のMOSFETに限らず、
CMOS−ICや他のSiC半導体素子にも極めて有効
な方法であり、高耐圧、低損失のSiC半導体装置の製
造を容易にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は本発明実施例のトレンチ型M
OSFETの製造工程順の断面図
【図2】(a)〜(e)は図1(f)に続く本発明実施
例のトレンチ型MOSFETの製造工程順の断面図
【図3】本発明実施例のトレンチ型MOSFETの部分
断面図
【図4】従来のトレンチ型MOSFETの部分断面図
【図5】(a)〜(e)は従来のトレンチ型MOSFE
Tの製造工程順の断面図
【図6】(a)〜(d)は図5(e)に続く従来のトレ
ンチ型MOSFETの製造工程順の断面図
【符号の説明】
1、1a、1b 多結晶シリコン膜 5a 窒素イオン 5b 窒素原子 6、6a、6b、6c、6d 酸化シリコン膜 11a、21a n+ ドレイン層 11b、21b nドリフト層 12、22 pベース層 13、23 n+ ソース領域 14、24 トレンチ 15、25 ゲート絶縁膜 16、26 ゲート電極層 17、27 ソース電極 18、28 ドレイン電極 19、29 層間絶縁膜 20、30 チャネル領域 M1 第一マスク M2 第二マスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭化けい素サブストレート上に積層された
    炭化けい素からなる第一導電型ドリフト層および第二導
    電型ベース層と、その第二導電型ベース層の表面層にマ
    スクにより選択的に互いに隔離して形成された第一導電
    型ソース領域と、第一導電型ソース領域の表面から掘り
    下げられた第一導電型ドリフト層に達するトレンチと、
    そのトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれたゲ
    ート電極層と、第一導電型ソース領域と第二導電型ベー
    ス層との表面に共通に接触して設けられたソース電極
    と、炭化けい素サブストレートの裏面に設けられたドレ
    イン電極とを有する炭化けい素トレンチ型MOS半導体
    素子の製造方法において、多結晶シリコン膜またはそれ
    を酸化した酸化膜をマスクとし、酸化または酸化膜除去
    によるマスク端の移動を利用して整合した第一導電型ソ
    ース領域とトレンチとの形成を行うことを特徴とする炭
    化けい素MOS半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】炭化けい素サブストレート上に炭化けい素
    からなる第一導電型ドリフト層および第二導電型ベース
    層がエピタキシャル成長により積層された基板を用い、
    その第二導電型ベース層の表面上に多結晶シリコン膜か
    らなる第一のマスクを形成して第一導電型ソース領域の
    ための第一導電型不純物を選択的にイオン注入する工程
    と、第一のマスクを酸化した後その酸化膜の薄い部分を
    エッチングして第二のマスクを形成して選択的エッチン
    グによりトレンチを形成する工程と、第一、第二のマス
    クを除去する工程と、注入した不純物を活性化するため
    の熱処理工程と、熱酸化によりトレンチ内面にゲート酸
    化膜を形成する工程と、トレンチ内にゲート酸化膜を介
    して第二の多結晶シリコン膜を充填した後余分な多結晶
    シリコン膜を除去する工程と、炭化けい素基板表面およ
    びトレンチ内の多結晶シリコン膜上に絶縁膜を被覆する
    工程と、絶縁膜に接触用の窓を設け金属膜を蒸着する工
    程と、その金属膜からなり第二の多結晶シリコン膜に接
    触するゲート電極、第一導電型ソース領域表面に接触す
    るソース電極、炭化けい素サブストレートに接触するド
    レイン電極を形成する工程とからなる炭化けい素MOS
    半導体素子の製造方法。
  3. 【請求項3】炭化けい素サブストレート上に積層された
    炭化けい素からなる第一導電型ドリフト層および第二導
    電型ベース層と、その第二導電型ベース層の表面層にマ
    スクにより選択的に互いに隔離して形成された第一導電
    型ソース領域と、第一導電型ソース領域の表面から掘り
    下げられた第一導電型ドリフト層に達するトレンチと、
    そのトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれた多
    結晶シリコン膜からなるゲート電極層と、第一導電型ソ
    ース領域と第二導電型ベース層との表面に共通に接触し
    て設けられたソース電極と、炭化けい素サブストレート
    の裏面に設けられたドレイン電極とを有する炭化けい素
    トレンチ型MOS半導体素子の製造方法において、ゲー
    ト電極層となる多結晶シリコン膜を熱酸化して、ゲート
    電極層上の層間絶縁膜を形成することを特徴とする炭化
    けい素MOS半導体素子の製造方法。
  4. 【請求項4】ゲート電極層となる多結晶シリコン膜を熱
    酸化してゲート電極層上の層間絶縁膜を形成することを
    特徴とする請求項2または3に記載の炭化けい素MOS
    半導体素子の製造方法。
  5. 【請求項5】熱酸化した後、全面をエッチングして、炭
    化けい素基板上の部分の酸化膜を除去し、電極接触領域
    とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の炭化けい素MOS半導体素子の製造方法。
  6. 【請求項6】炭化けい素サブストレート上に積層された
    炭化けい素からなる第一導電型ドリフト層および第二導
    電型ベース層と、その第二導電型ベース層の表面層にマ
    スクにより選択的に互いに隔離して形成された第一導電
    型ソース領域と、第一導電型ソース領域の表面から掘り
    下げられた第一導電型ドリフト層に達するトレンチと、
    そのトレンチ内にゲート絶縁膜を介して埋め込まれた多
    結晶シリコン膜からなるゲート電極層と、第一導電型ソ
    ース領域と第二導電型ベース層との表面に共通に接触し
    て設けられたソース電極と、炭化けい素サブストレート
    の裏面に設けられたドレイン電極とを有する炭化けい素
    トレンチ型MOS半導体素子において、多結晶シリコン
    膜からなるゲート電極層と、その多結晶シリコン膜を熱
    酸化した層間絶縁膜を有することを特徴とする炭化けい
    素MOS半導体素子。
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