JP2736255B2 - イムノグロブリン結合体 - Google Patents

イムノグロブリン結合体

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JP2736255B2 JP63055074A JP5507488A JP2736255B2 JP 2736255 B2 JP2736255 B2 JP 2736255B2 JP 63055074 A JP63055074 A JP 63055074A JP 5507488 A JP5507488 A JP 5507488A JP 2736255 B2 JP2736255 B2 JP 2736255B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイムノグロブリン結合体、その製法およびそ
の使用に関する。
モノクローナル抗体(以下MoAbと略記する)を使用し
て腫瘍を抗新生物剤でねらい撃ちさせる一般的概念は知
られておりその治療上の重要性が現在評価されている。
一般にこの方法には選択的に局在集中できそして腫瘍細
胞を損傷させることができるものである抗体と毒性剤と
の結合体の製造が包含される。植物および細菌毒素のA
鎖と抗体とからイムノトキシンを構成させ、それらを抗
原に結合させてそしてインターナリゼーシヨンさせて細
胞を死なせることに主なる注意が向けられてきた。実際
上、腫瘍に対して特異的であると考えられる多くのMoAb
は正常な細胞のサブ集団とも反応性であり、その結果か
かる強力な毒素を利用することは非現実的でありうる、
何故ならそれは正常な組織にも損害を及ぼしうるからで
ある。植物毒素より安全な代替物はドキソルビシン、ビ
ンデシン(Vindesine)、クロラムブシル(Chlorambuci
l)、メルフアラン(Melphalan)およびメトトレキサー
ト(Methotrexate)のような慣用の抗癌性薬物に抗体を
結合させたものである。現在使用されている抗新生物剤
の毒性作用が非特異的であるので、それらを腫瘍抗原に
体するMoAbに結合させることにより治療指数を高める試
みがなされている。
胸腺由来のT−細胞による移植片拒否反応を抑制する
試みにおいては、抗胸腺細胞グロブリンを用いることに
よりT−細胞活性を低下させることにしばしば焦点があ
てられていた。より最近は、モノクローナル抗体の発達
に伴いT−細胞サブセツトをインビトロにおけるそれら
の機能に従いかつMoAbにより限定される特異的な表面抗
原の存在に従つて定義することができるようになつた。
それによりT−細胞が移植片拒否反応を調節する機構に
ついての研究が刺激されることとなりそしてその研究は
L3T4およびLy−2ネズミ抗原により限定されるヘルパー
/インデユーサーサブセツトおよび細胞障害性/サプレ
ツサーサブセツトに大別して集中的に行われている。抗
−汎T−細胞試薬であるOKT3MoAbはインビボでの効力が
証明されているが、最近の研究では20種の異なるネズミ
リンパ球抗原に対する20種のMoAbがマウスでインビボで
効力がなく、従つてインビボ研究には利用価値がないこ
とが判明した。それゆえこれら特異性の高いMoAbがより
強力になされ標的細胞を完全に除去できる方法を検査す
るのが適切である。かかる方法の一つがMoAbに結合され
た細胞障害性薬物の使用である。
薬物−MaAb接合体の臨床的な効力には癌の免疫化学療
法および種々の免疫調節障害と同種移植拒否反応の軽減
が包含される。多くの研究において、腫瘍会合抗原に体
するMoAbに結合された場合の毒薬および薬物の腫瘍細胞
に対する特異的な細胞障害性が示されている。しかしな
がら、毒素−抗体接合体は骨髄移植に先立ちT−細胞を
根絶させるために広範にインビトロで使用されてはいる
が、T−細胞を根絶させかつ移植片拒否反応におけるT
−細胞免疫調節について調査するのに薬物−MoAb接合体
をインビボ使用することはあまり強調されてこなかつ
た。
アントラサイクリン類は癌の化学療法において使用さ
れる抗新生物剤の重要な一群であり、そのうちドキソル
ビシンおよびダウノルビシンは固形腫瘍に対して有効で
ある。しかしながら抗体にダウノルビシンおよびドキソ
ルビシンを結合させると、その結合がアミノ基を介して
行われた場合は薬物の活性がかなり失われる。最近ダウ
ノルビシンがブロモダウノルビシンを経て14−位炭素原
子を介してMoAbに結合された。これら接合体はインビト
ロで活性を示した。しかしながらインビボ研究報告はな
い(Gallego氏他、「Int.J.Cancer」1984,33,737〜74
4)。さらに、ダウノルビシン−MoAb接合体が10μg/ml
より高い濃度で非特異的な毒性を示すことも示されてい
る。
今、イダルビシン(4−デメトキシ−ダウノルビシ
ン、以下Idaと略記する)がMoAbに結合されうることお
よびその接合体が選択的で強力なインビトロおよびイン
ビボ抗腫瘍活性を示すことが見出された。Ida−MoAb接
合体の非特異的な毒性は8.0ml/Kgより低い投与量ではイ
ンビボで証明されなかつた。このIda−MoAb接合体はダ
ウノルビシン−MoAb接合体よりインビトロおよびインビ
ボ効力が大きい。
さらに、異なるリンパ球サブ集団(L3T4+、Ly−2+
よびThy−1+)と反応することが知られているMoAbにIda
を結合させることによりIda−MoAb接合体が細胞集団を
根絶させる能力を詳細に検べた。この方法が細胞を減少
させる驚くべき有効な手段であることを見出した。例え
ば、インビボでLy−2.1+細胞に対し何ら測定可能なほど
の作用を及ぼさない抗−Ly−2.1MoAbは細胞毒性薬剤で
あるIdaと結合することにより有効な細胞障害剤に変換
されうる。
Ly−2およびL3T4抗原に対するMoAbを用いることによ
り、Ida−MoAbが標的細胞をインビトロおよびインビボ
で除去しうることが今や示された。移植片拒否反応の原
因であるT−細胞サブセツトを特異的に減少させるのに
抗リンパ球グロブリンまたは抗−汎−T−細胞試薬例え
ばDKT3 MoAbより大きい効力を有するIda−MoAb接合体が
提供されうる。
本発明によれば、ヒト新生物に対して特異的であるモ
ノクローナル抗体にまたはその抗体の少くとも1個の抗
原結合部位を含有するその断片にC−14位で共有結合さ
れたIdaからなるイムノグロブリン結合体が提供され
る。
Idaは米国特許−A−4,077,988号に記載されている。
抗体または抗体断片分子のそれぞれに対し2〜8個、よ
り好ましくは2〜6個のIda分子が共有結合されるのが
好ましい。このIda分子は必ずしもそうではないが一般
にモノクローナル抗体または抗体断片にその14−位で接
合する。これらは直接結合していることが好ましいが、
不活性担体またはリンカーが間に介在していることもで
きる。しかしながらIdaは代りにアミノ基を介してモノ
クローナル抗体または抗体断片に結合されることもでき
る。これは分解可能なペプチドスペーサー、デキストラ
ン担体、酸感受性スペーサーまたはポリグルタミン酸を
用いてなされうる。結合に用いられる基には、ポリ−L
−グルタミン酸およびポリ−L−アスパラギン酸のよう
な合成ポリアミノ酸のカルボン酸基が含まれ、またヒト
血清アルブミンのような不活性蛋白質またはカルボキシ
メチルデキストランのような官能性化したデキストラン
が担体として作用しうる。かかる担体は10〜60キロダル
トンの範囲の大きさでありうる。
代表的にはそれぞれの抗体または抗体断片はIdaが標
的として狙うことが望まれる細胞表面上の抗原に対して
特異的である。抗体または抗体断片はヒト新生物に対し
て特異的であることができる。Idaが標的として狙うこ
とが所望されうるヒト新生物の例をあげれば、乳癌、結
腸癌、肺癌、前立腺癌、卵巣癌、胸腺癌およびその他の
癌、肉腫および白血病である。分裂中の細胞、赤血球前
駆体細胞および種々の腫瘍の細胞上に存在するヒトトラ
ンスフエリンレセプター(TFR)に対して特異的な抗体
または抗体断片が用いられうる。適当な抗TFRモノクロ
ーナル抗体はLiCR−LON−HMy−2(HMy−2)細胞上の
トランスフエリンレセプターに対するものであることが
できる。
モノクローナル抗体または抗体断片はイムノグロブリ
ン接合体が投与される予定の種と同じ種であるのが好ま
しい。それゆえヒトまたはマウスのモノクローナル抗体
または抗体断片は代表的にはヒトにその接合体を投与す
ることが意図される場合に用いられる。また、抗体また
は抗体断片がIgGクラスのものであることも好ましい。
抗体断片はFab、Fab′またはF(ab′)フラグメント
であるのが好ましい。IgM抗体からタンパク分解的酵素
消化により誘導されうるIgMモノマーも用いられうる。
イムノグロブリン接合体は本発明により14−ハロ−Id
aをモノクローナル抗体またはその断片を反応させるこ
とからなる方法により調製されうる。14−置換基は弗
素、塩素、臭素または沃素であることができるが、しか
し臭素が好ましい。14−Br−Idaは米国特許A−4,125,6
07号に記載されている。接合は従つて下記のことからな
る工程により行うことができる。
(a) モノクローナル抗体またはその断片を過剰モル
の14−ハロ−Idaと混合し、 (b) その混合物を18〜37℃で反応させ、 (c) すべての沈殿を分離し、 (d) 未反応の出発物質をゲル過により除去し、そ
して (e) 薬物(Ida)を吸着クロマトグラフイーまたは
イオン交換クロマトグラフイーにより分離する。
工程(a)は代表的にはN,N−ジメチルホルムアミド
のような水混和性有機溶媒中で遂行される。工程(a)
における14−ハロ−Idaの過剰モルは0〜50倍が好まし
い。工程(b)においては、反応は1〜8時間行われる
のが好ましい。代表的な反応温度は室温である。
しかしながら他の接合法も用いられうる。接合体がId
aとモノクローナル抗体または抗体断片との間に不活性
担体またはリンカーを挿入された形で有することが要求
される場合は、その担体またはリンカーは代表的にはは
じめにIdaのC−14炭素原子で結合しそして次に抗体ま
たは抗体断片に結合される。
本発明のイムノグロブリン接合体は癌を患つているヒ
トの治療に用いられうる。治療上有効な量の接合体が投
与されうる。癌は固形腫瘍、腹水腫瘍または白血病であ
ることができる。治療されうるヒトの新生物は前記して
ある。それぞれの接合体中のモノクローナル抗体または
抗体断片が異なる特異性を有する2種またはそれ以上の
接合体が投与されうる。
接合体は注射により投与されうる。このものは非経口
的例えば静脈投与される。また局所的にかまたは直接腫
瘍に投与されうる。患者に投与される接合体の量は治療
される腫瘍および患者の状態のような種々の因子の如何
によるであろう。しかしながら代表的には患者の体の面
積M2につき10〜200mgの接合体量が投与されうる。接合
体は他の化学療法剤と一緒に、または接合体の活性を高
める薬剤例えば血管作用剤または腫瘍壊死因子と一緒に
も投与されうる。
イムノグロブリン接合体は製剤上許容されうる担体ま
たは希釈剤と共に医薬組成物として製剤化される。任意
の適当な担体または希釈剤が用いられうる。適当な担体
または希釈剤には生理学的食塩溶液またはリンゲルブド
ー糖溶液が包含される。
以下の実施例により本発明を説明する。添付図面にお
いて、第1〜11図は実施例1に関し、そして第12〜16図
は実施例2に関するものである。より詳しくは以下に記
載されるとおりである。
本発明で用いられるアントラサイクリン誘導体の構造
を示せば次のとおりである。
アントラサイクリン誘導体: (ここでMoAbはモノクローナル抗体を示す) 第1図は抗−Ly−2.1(0.5mg)へのイダルビシン(Id
a)の結合を示す。抗−Ly−2.1の1モル当りとり込まれ
たIdaのモル(■印)(左側縦座標)およびタンパク質
回収(・印)(右側縦座標)が反応混合物中のIdaのn
モル数(横座標)の函数として示される。
第2図はITT(1)75NS E3標的細胞上の抗−Ly−2.1
接合体の抗体希釈度(×10-1)(横座標)に対するロゼ
ツト形成細胞%(縦座標)として測定された抗体力価を
表わす。連続希釈は抗−Ly−2.1(▲印)の0.5mg/ml溶
液に対して、あるいは抗体1モル当り2(・印)または
8(○印)モルのIdaを有する抗−Ly−2.1の0.5mg/ml溶
液に対して行われた。
第3図はE3細胞に及ぼすIda(■印)またはIda−抗−
Ly−2.1、Ida5モル/抗体モル(・印)の24時間アツセ
イにおける阻害作用を示し、〔3H〕チミジンとり込みの
阻害%(縦座標)がIda濃度(M)(横座標)に対して
プロツトされている。
第4図は(Ly−2+)E3細胞に及ぼすIda(■印)、Ida
−抗−Ly−2.1、Ida5モル/抗体モル(・印)またはIda
−抗−TFR、Ida5モル/抗体モル(○印)の30分間阻害
アツセイにおける阻害作用を示し、〔3H〕チミジンのと
り込みの阻害%(縦座標)がIda濃度(M)(横座標)
に対してプロツトされている。
第5図はE3標的細胞に及ぼすIda−抗−Ly−2.1、Ida5
モル/抗体モル(○印)および接合体+抗−Ly−2.1
(・印)の30分間特異性アツセイにおける阻害作用を示
し、〔3H〕チミジンとり込みの阻害%(縦座標)がIda
濃度(M)(横座標)に対してプロツトされている。
第6図は2×106個の細胞を皮下注射されたCBF1マウ
スにおけるE3胸腺腫の生育を示す。マウス10匹ずつの群
に矢印で示される下記静脈処置をした。すなわち、PBS
(□印)、Ida(■印)、抗−Ly−2.1(▲印)、Ida−
抗−TFR(○印)またはIda−抗−Ly−2.1(・印)。平
均腫瘍寸法(cm2)(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横
座標)に対してプロツトされている。誤差バーは平均の
±標準誤差を示す。
第7図は2.0×106個のE3腫瘍細胞を皮下注射しそして
第4日目および5日目にIda−抗−Ly−2.1接合体で静脈
処置されたCBF1マウスのそれぞれの腫瘍生長曲線を示
す。腫瘍寸法(cm2)(縦座標)が腫瘍接種後の日数
(横座標)に対してプロツトされている。
第8図は3.0×106個の細胞を皮下注射されたCBF1マウ
スにおけるE3胸腺腫の生長を示す。マウス10匹ずつの群
に矢印で示される下記静脈処置をした。すなわち、PBS
(□印)、抗−Ly−2.1(▲印)、Ida(■印)またはId
a−抗−Ly−2.1接合体(・印)。平均腫瘍寸法(cm2
(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対してプロ
ツトされている。誤差バーは平均の±標準誤差を表わ
す。
第9図は3.0×106個の細胞を皮下注射されたCBF1マウ
スにおけるE3胸腺腫の生長を示す。マウス10匹ずつの群
に矢印で示される下記腫瘍内処置をした。すなわち、PB
S(□印)、抗−Ly−2.1(▲印)、Ida(■印)またはI
da−抗−Ly−2.1接合体(・印)。平均腫瘍寸法(cm2
(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対してプロ
ツトされている。誤差バーは平均の±標準誤差を示す。
第10図は2×106個の細胞を皮下注射されたヌードマ
ウスにおけるCOLO205ヒト腫瘍異種移植片の生長を示
す。マウス10匹ずつの群に矢印で示される下記静脈処置
をした。すなわち、PBS(△印)、遊離のIda(◆印)、
Ida−250−30.6接合体(・印)、Idaと250−30.6の混合
物(◇印)および250−30.6(▲印)。平均腫瘍寸法(c
m2)(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対して
プロツトされている。誤差バーは平均腫瘍寸法の±標準
誤差を示す。
第11図はIda−250−30.6の接合体で静脈処置(矢印)
された異種移植されたヌードマウスのそれぞれの腫瘍生
長曲線を示す。破線はPBSで処置されたマウスの平均腫
瘍寸法を示す。腫瘍寸法(cm2)(縦座標)が腫瘍接種
後の日数(横座標)に対してプロツトされている。
第12図は抗L3T4(0.5mg)に対するイダルビジン(Id
a)の結合を示す。抗−L3T4の1モル当りとり込まれたI
daのモル数(◆印)(左側縦座標)およびタンパク質回
収(・印)(右側縦座標)が反応混合物中のIdaのnモ
ル数(横座標)の函数として示される。
第13図はITT(1)75NS E3標的細胞上の抗−Thy−1
接合体の抗体希釈度(×10-1)(横座標)に対するロゼ
ツト形成細胞%(縦座標)として測定された抗体力価を
表わす。連続希釈は抗−Thy−1(◆印)または抗−Thy
−1 1モル当りIda1(○印)、4(・印)または7
(◇印)モルを有する接合体と1.0mg/ml溶液について行
われた。
第14図はIda−抗−L3T4処置 抗−L3T4処置 Ida−抗−Ly−2.1処置 抗−Ly−2.1処置 または未処置 マウスの脾臓における多数のL3T4+おおびLy−2+細胞に
及ぼすIda−MoAbおよびMoAb処置の影響について示す。
ロゼツト形成細胞%(縦座標)が日数(横座標)に対し
てプロツトされている。
第15図はCBAマウスにおけるP388D1腫瘍移植片の生存
(H−2および非H−2差をこえて)に及ぼす組み合せ
Ida−MoAb接合体処置の影響について示す。マウス10〜1
5匹の群に8.0×106個のP388D1腫瘍細胞を皮下注射しそ
して下記のものの一つを静脈投与した(矢印)。(i)
PBS(◆)、(ii)抗−L3T4および抗−Ly−2.1(○)、
(iii)Ida−抗−L3T4(■)、(iv)Ida−抗−Ly−2.1
(・)および(v)Ida−抗−L3T4およびIda−抗−Ly−
2.1(▲)。平均腫瘍寸法(cm2)(縦座標)が腫瘍接種
後の日数(横座標)に対してプロツトされている。誤差
バーは平均腫瘍寸法の±標準誤差を示す。
第16図はCBAマウスにおけるP388D1腫瘍移植片の生存
に及ぼすIda−抗−Thy−1接合体の影響について示す。
マウス10匹ずつの群に1.0×107個のP388D1腫瘍細胞を皮
下注射しそして下記のうちの1つを静脈投与(矢印)し
た。(i)PBS(□)、(ii)抗−Thy−1(・)および
(iii)Ida−抗−Thy−1(▲)。平均腫瘍寸法(cm2
(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対してプロ
ツトされている。誤差バーは平均の±標準誤差を示す。
第17図は細胞8×10個/マウスを注射されたヌードマ
ウスにおけるCOLO205(30.6+、17.1+)異種移植片の生
長を示す。マウス10匹ずつの群に矢印で示される下記腹
腔内処置をした。PBS(□)、17.1−Ida(○)、30.6−
Ida(△)または30.6−Idaおよび17.1−Idaの混合物
(・)。平均腫瘍寸法(cm2)(縦座標)が腫瘍接種後
の日数(横座標)に対してプロツトされている。誤差バ
ーは平均の±標準誤差を示す。Idaの総量は200μgであ
つた。
第18図は腫瘍断片(1〜5mg)を移植されたヌードマ
ウスにおけるLIM2210ヒト結腸腫瘍異種移植片の生長を
示す。マウス10匹ずつの群に矢印で示される下記静脈処
置をした。PBS(□)、17.1−Ida(◆)、JGT−13−Ida
(▲)、27.1−Ida(・)、30.6−Ida(○)。平均腫瘍
寸法(cm2)(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)
に対してプロツトされている。誤差バーは平均の±標準
誤差を示す。Idaの総量は80μgであつた。
実施例 1 材料および方法 腫瘍細胞 この研究で検査される細胞系統には(Ly−2+)マウス
胸腺腫ITT(1)75NS E3変種(E3)(Smyth氏他、「J.N
atl Cancer Inst.」1986 76 503〜510)、(Ly−2-、TF
R-)リンパ腫EL4(Horowitz氏他、「Science」1968 160
533〜535)、(TFR+)ヒト細胞系統CEM(Foley氏他、
「Cancer」1965 18 522〜529)および(250−30.6+)ヒ
ト細胞系統COLO205が包含される。細胞はダルベツコ改
良イーグル培地(DME)またはRPMI1640培地(Flow Labo
ratories,Sydney,Australia)に10%熱不活化新生ウシ
血清(Flow)、2mMグルタミン(Commonwealth Serum La
boratories Sydney,Australia);100μg/mlストレプト
マイシン(Glaxo,Melbourne,Australia)および100I.U.
/mlペニシリン(Commonwealth Serum Laboratories)を
補充したものの中でインビトロで保持した。E3腫瘍は
(C57BL/6×BALB/c)F1マウス(CBF1マウス)に連続継
代することによりインビボで保持した。腹水液から得ら
れた細胞を洗浄してpH7.3の燐酸塩緩衝食塩水(PBS)中
で2回遠心分離し(400g×5分)PBS中に再懸濁させそ
してマウスの腹壁中に皮下(s.c.)注射した。これらは
処理前に触診しうる腫瘍に発達した。マウスを一連の静
脈(i.v.)または腫瘍内(i.t.)処置にかけそして以後
の腫瘍寸法を腫瘍の垂直軸を通つてノギスにより毎日測
定した。データは平均腫瘍寸法として記録された(2つ
の直径±標準誤差の結果)。
マウス CABおよび(C57BL/6×BALB/c)マウス(CBF1マウス)
およびヌード(nu/nu)マウスがDepartment of Patholo
gy,University of Melbourneで生産された。すべてが同
性同年令のマウス8〜10匹からなる実験群をそれぞれの
実験につき用いた。
モノクローナル抗体 用いられるMoAbは(i)マウスLy−2.1と特異的に反
応する抗−Ly−2.1(IgG 1)(Hogarth氏他の「Immunol
ogy」1982 46 135〜144)、(ii)ヒトトランスフエリ
ン レセプター(TFR)と反応するA3C6(抗−TFR)(Ig
G 1)(Panaccio氏他の「Immunology and Cell Biology
65,461〜472,1987」)および(iii)ヒト結腸癌細胞上
に存在する抗原に対して反応する250−30.6で示される
抗体であつた。
MoAbは腹水液から40%硫酸アンモニアを用いる沈殿、
PBS中への溶解および同じ緩衝液での透析により単離さ
れた。これら粗製調製物はタンパク質−A−セフアロー
ス(Pharmacia Inc.,Piscataway,New Jersey)上に吸着
させ、PBS(pH7.3)で充分に洗浄しそして0.2Mグリシン
/HCl(pH2.8)を用いて溶離するか、またはアフイゲル
(Affigel)ブルーカラム(Bio−Rad Laboratories Pt
y.Ltd.,Sydney)に通した。中和に続き、MoAbをPBSで透
析し、等分して−70℃で貯蔵した。A3C6はCBAマウスを
2×106個のLiCR−LON−HMy−2(HMy−2)細胞(OKT9
+ve)を用いて1週間間隔で3週間腹腔内から免疫し、
最後の注射の3日後に脾臓をとり出しそしてP3−NSI−A
G−1(NS−1)細胞と融合させることにより得られ
た。
接合体の調製および定量化 完全無欠の抗−Ly−2.1、抗−TFR MoAb、または250−
30.6(pH8.0のホウ酸塩緩衝液1ml中1〜2mg)を、N,N−
ジメチルホルムアミド(DMF)中に濃度10mg/mlで溶解さ
れた14−ブロモ−4−デメトキシダウノルビシン(Br−
Ida)の(1〜50)過剰モルと混合した。反応を室温で
4時間保持させ、次に遠心分離(400g×5分間)してす
べての沈殿を分離した。遊離のBr−Idaおよびその他の
未反応出発物質をセフアデツクスG−25カラム(PD−1
0、Pharmacia)を用いてゲル過クロマトグラフイーす
ることにより除去しそして次に接合体をPorapak Q(Mil
lipore)のカラムに通してすべての吸着された薬物を分
離した(Niederwieser氏他、「J.Chromatog.」1971 54
215〜223)。薬物−MoAb接合体中にとり込まれたIdaの
量は483nmでの吸収分光測定(E498=3.4×103M-1cm-1
およびタンパク概算(Bradford氏の「Anal.Biochem.」1
976 72 248〜253)により測定された。
抗体活性 結合法において用いられると同じ操作を受けた遊離の
MoAbに比較して、Ida−MoAb接合体の抗体活性を測定す
るのに羊の抗マウスイムノグロブリン(SAMG)を用いる
ロゼツト形成分析が用いらえた(Parish氏他、「J.Immu
nol.Methods」1978 20 173〜183)。
薬物活性 (a) 24時間阻害活性:細胞(2〜5×106/ml)100
μを平底ミクロ滴定プレートに加えそして37℃で1時
間インキユベートした。遊離のイダルビシン(Ida)(P
BS中に溶解)およびIda−MoAb接合体を無菌的に過し
そして滅菌PBS中で希釈した。遊離のIdaまたは接合体の
50μを各検体当りウエル2個を用いて細胞に加え、対
照ウエルにはPBS50μを加えた。そして細胞をCO27%
の下37℃で24時間培養した。
(b) 30分間阻害アツセイ:細胞(2〜5×106/ml)
200μを滅菌エツペンドルフ(Eppendorf)管に集め、
滅菌薬物または接合体中に再懸濁させそして37℃で30分
間混合した。次に細胞を遠心分離し(400g×5分)、生
育培地に再懸濁させそして各検体当りウエル2個ずつを
用いて100μずつをミクロ滴定プレートに種つけし16
〜24時間インキユベーシヨンした。これら2種のアツセ
イにおいてインキユベーシヨン期間終了後、1μCiの〔
3H〕−チミジンを含有する生育培地50μ(比活性=5C
i/ミリモル、Amersham)を加え、そしてプレートを2〜
4時間インキユベーシヨンした。次に細胞を収穫し、乾
燥し、そして個々の検体を分離してβ−シンチレーシヨ
ンカウンターで計測した。〔3H〕−チミジンのとり込み
を対照のとり込みと比較した阻害%として表わした。任
意の時点での標準誤差が二重測定により生じそしてすべ
ての所定の実験ポイントで5%を越えなかつた。
毒 性 CBAマウス10〜20匹ずつの群に種々の量のIdaまたはId
a−抗−Ly−2.1を1回静脈注射しそして生存するマウス
数を投与された薬物のmg/Kg量に対して記録した。これ
らのマウスの器官をとり出して秤量したのちホルマリン
固定してヘマトキシリンおよびエオシンで染色した。
結 果 接合体の調製および特性化 Br−Idaを数種のMoAb、すなわちヒトTFRに対する抗
体、ヒト結腸癌細胞上に存在する抗原に対する抗体(抗
体250−30.6)、およびマウスLy−2アロ抗原に対する
抗体に共有結合させた。反応条件はMoAbに添加されるBr
−Idaの過剰モルを変動させそして比較的高いIdaとり込
みと比較的低いタンパク質回収との間を妥協させること
によりその接合について設定された。Ida−抗−Ly−2.1
(第1図)、Ida−抗−TFRおよびIda−250−30.6(デー
タは示されず)は3〜5分子のIdaをとり込みタンパク
質回収は50%より大きかつた。Br−IdaとMoAbとの反応
は2種類の結合を生成しうる(前記アントラサイクリン
誘導体のCおよびD)。どちらが存在するかを確定させ
るためには、接合体をpH4.5またはpH9.0に48時間露出さ
せ、放出された遊離の薬物をPorapak Qに吸収させそし
て検体を分光測定により再定量した。塩基(pH9.0)に
露出させると結合薬物の50%が放出されるが、一方pH4.
5では何らの損失もなかつた。このことは薬物の少くと
も50%がエステル結合(同上D)をしていることを示
す。なぜならエステル結合は塩基性条件に対し感受性で
あるがアミン結合は安定であるからである。
抗体活性 接合の前および後における抗体の力価をロゼツト形成
法により計測しそして標的細胞の50%がロゼツトを示す
希釈度として測定された。2および8分子のIdaを含有
するIda−抗−Ly−2.1接合体はE3細胞に対して抗体力価
それぞれ1:56000および1:33000を有し、一方非接合抗体
力価は1:80000であつた(第2図)。2および6分子のI
daを含有するIda−250−30.6接合体はCOLO205細胞に対
する抗体力価それぞれに1:16000および1:11000を有し、
一方非接合抗体力価は1:33000であつた。従つて接合操
作により抗体活性が幾分か損失される。MoAbと6分子未
満のIda分子との接合体がインビトロおよびインビボ研
究に用いられた。Ida−抗−Ly−2.1接合体の溶解度およ
び抗体活性はこれらのIdaとり込みのレベルをはるかに
こえて低下することが注目された(データは示さず)。
有用にとり込まれうるIda分子の最大数は個々の抗体の
如何に応じ変動しよう。
イダルビシンおよびイダルビシン−MoAb接合体のインビ
トロ活性 マウスITT(1)75NS E3細胞系統(Ly−2+TFR-)およ
びヒトCEM細胞系統(Ly−2-TFR+)に及ぼすIdaおよび2
種のIda−MoAb接合体のインビトロ細胞障害性を24時間
阻害アツセイにおいて測定しそしてID50の値(〔3H〕−
チミジンとり込みにおける対照の50%阻害)を測定し
た。その結果を第3図および第1表に示す。Idaについ
てのID50は試験した2種の細胞系統に対して1.0〜2.5×
10-7Mの範囲であつた(第3図および第1表参照)。E3
に対するIda−抗−Ly−2.1のID50は遊離のIdaのそれよ
り4倍大きく(第3図)そしてCEMに対するIda−抗−TF
RのID50は遊離のIdaの場合より1〜2倍大きかつた(第
1表)。それゆえ、遊離のIdaはE3およびCEMの両方に対
してIda−抗−Ly−2.1およびIda−抗−TFRのそれぞれよ
り細胞障害性が大きかつた。しかしながらこれらIda−M
oAb接合体は批反応性の細胞系統(第1表)に対して細
胞障害性が1/10しかなく、このことはそれらの細胞障害
作用が特異的であり、それらの抗体活性保有から生ずる
ことを示している(第2図)。
Ida−250−30.6接合体は遊離のIdaより少し活性が劣
つていた。標的細胞系統COLO205に対し遊離のIdaはI.D.
506×10-8Mを有するが接合体はI.D.503.5×10-7Mを有し
ていた。
接合体が標的細胞に対するそれらの細胞障害作用にお
いて選択性を示すか否か検査するために、Ida−抗−Ly
−2.1およびIda−抗−TFRをE3(Ly−2+)細胞と30分間
インキユベートし、次に結合されなかつた接合体を洗い
去りそして細胞障害性について測定した。遊離のIdaに
ついてのID505.2×10-7Mに比較してIda−抗−Ly−2.1接
合体はID506.2×10-7Mを有していた(第4図)。対照す
ると、非反応性のIda−抗−TFR接合体はID505.0×10
-6M、すなわち遊離のIdaのそれより10倍大きく、このこ
とはIda−抗−Ly−2.1接合体の抗体結合活性によりその
選択的細胞障害性が生じたことを示している。同様にし
てIda−250−30.6接合体および遊離の薬物をCOLO205(2
50−30.6+ve)およびE3(250−30.6−ve)細胞系統と3
0分間インキユベートし次に洗浄して細胞障害アンツセ
イにかけた。いずれの細胞系統も遊離の薬物に対しては
同様の薬量応答を示した。すなわちCOLO205に対して9.2
×10-7MそしてE3に対して9.8×10-7Mであつた。しかし
ながら、Ida−250−30.6接合体は抗体非反応性E3細胞系
統に対してよりCOLO205に対して4倍毒性が大きかつ
た。CEM細胞系統およびIda−抗−Ly2.1を非反応性対照
として用いて同様の結果が得られた(データは示さ
ず)。さらに、標的細胞に対するIda−MoAb接合体の細
胞障害性が特異的であつて抗体結合部位にて起ることを
確認するために、遊離のMoAbを用いて接合体の細胞障害
性を阻害する研究を行つた。Ida濃度4.0×10-6M(抗−L
y−2.1 2μg)で、E3細胞に対する抗−Ly−2.1接合体
の細胞障害は抗−Ly−2.1 50μg(250μg/ml)の添加
により70%低下し(第5図)、このことはIda−抗−Ly
−2.1接合体の細胞障害性がその抗体結合能力に直接関
連していることを示している。同様の対照結果は250−3
0.6でも得られた。すべてのアツセイにおいて遊離の抗
−Ly−2.1、抗−TFRおよび250−30.6が非細胞障害性で
あることに留意されるべきである(データは示さず)。
マウス胸腺腫ITT(1)75NS E3のインビトロ処置 固形腫瘍の生長阻害を査定するために、腹部領域に2.
0×106個のE3細胞を皮下接種されたCBF1マウス(1群10
匹)の群に下記の1種を静脈注射した。すなわち、
(i)PBS、(ii)抗−Ly−2.1、(ii)Ida、(iv)Ida
−抗−TFRまたは(v)Ida−抗−Ly−2.1。マウスには
腫瘍接種後第4日目および5日目(腫瘍寸法=0.1cm2
にそれぞれIda 20μgおよび/または抗−Ly−2.1 1200
μgを与えた。
第1回目の処置の24時間以内で、Ida−抗−Ly−2.1処
置マウスは平均腫瘍寸法がPBS処置マウスのそれの20%
であつた(すなわち腫瘍塊の80%減少(第6図))。抗
−Ly−2.1単独および非特異的な抗−TFR MoAbに共有結
合したIdaはE3腫瘍の生長に影響を及ぼさないことが明
らかであつた。Ida単独を与えられたマウスの腫瘍は50
%まで減少したが、これらマウスのうち3匹は死亡しそ
して残りは体重が25%減少した。Ida−抗−Ly−2.1を与
えられたマウスのそれぞれの腫瘍生長曲線は処置期間中
10個の腫瘍のうち9個が退行したことを示し(第7
図)、事実腫瘍10個のうち5個は完全に退縮して再発せ
ず(>200日)、処置完了時に生長し続けていた腫瘍(1
0のうち5)はPBSおよびIda−抗−TFR処置マウスの腫瘍
より生長速度が遅かつた。Ida−抗−Ly−2.1を用いる比
較的大きい腫瘍の静脈内処置を査定するためにもう一つ
の実験が行われた。CBF1系マウス群(1群10匹)に3.0
×106個のE3細胞を接種し、そして次にマウスに腫瘍接
種後第6日目(腫瘍寸法0.2cm2)および第7日目にIda
および抗−Ly−2.1をそれぞれ15μgおよび900μg与え
た(第8図)。Ida−抗−Ly−2.1処置マウスは7日目ま
でで平均腫瘍寸法がPBS処置マウスのそれの50%そしてI
da−処置マウスのそれの66%であり、この傾向は研究の
終了時(第18日目)まで続いた。Ida−抗−Ly−2.1を与
えられたCBF1マウス10匹のそれぞれの腫瘍生長曲線では
腫瘍塊のうちの4例が退行しそして1例が完全になくな
つたことが示された(>200日、データは示されていな
い)。それゆえIda−抗−Ly−2.1は比較的大きい腫瘍に
対して有効であり、そしていずれの実験においてもIda
の抗腫瘍活性は抗−Ly−2.1MoAbに結合された場合にか
なり改善された。
ヒト結腸腫瘍COLO205のインビボ装置 Ida−抗−250−30.6接合体の効力をCOLO205異種移植
片を担持するヌード(nu/nu)マウスで評価した。
2×106個の細胞を腹壁に皮下注射すると4日以内で
触診しうる塊が生じた(約0.1cm2)。次に1群10匹ずつ
のマウスに下記のものの1種を静脈注射した。すなわち
(i)PBS、(ii)250−30.6、(iii)Ida+250−30.6
(非接合)、(iv)Ida、または(v)Ida−250−30.6
接合体、腫瘍接種後第4、5、6、10および12日目に総
量275μgのIdaを連続5回静脈注射した。
PBSまたは未接合250−30.6で処置したマウスの群では
何ら明らかな治療効果が見られなかつた。Ida単独で
は、マウス10匹中2匹が生き延び、一方非接合Ida+250
−30.6を与えられた群ではすべてのマウスが7日目まで
に死亡し、体重減少のような先に示された毒性の徴候を
有していた。Ida−250−30.6接合体を与えられたマウス
は腫瘍寸法が劇的に減少した。これらの結果を第10図に
示す。比較すると、それぞれのマウスについての腫瘍生
長曲線(第11図)ではマウス10匹のうち5匹の腫瘍が7
日目までに退縮したことが示され、次にこれら腫瘍は生
育し始めるが、10匹のうち2匹は腫瘍がなくなつた。こ
れらマウスは毒性による作用を何ら示さなかつた。
腫瘍内処置 腫瘍内治療は動物およびヒトの腫瘍の免疫療法にとつ
て有用な技法であることが示されている。従つてIda−
抗−Ly−2.1接合体を直接固形E3腫瘍に投与した場合の
抗腫瘍活性を特性化する研究が行われた。3.0×106個の
E3細胞を皮下に移植されたCBF1マウス10匹ずつの群では
腫瘍接種5日後に腫瘍が発達した(0.1〜0.2cm2)。処
置は腫瘍接種後第5日目および第6日目に行われる2つ
の注射からなり、マウスには下記のうちの1種が与えら
れた、すなわち、(1)PBS、(2)Ida、(3)抗−Ly
−2.1、または(4)Ida−抗−Ly−2.1(総Ida量=30μ
g)。Ida−抗−Ly−2.1が最大の抗腫瘍活性を示し、遊
離のIdaおよび抗−Ly−2.1単独は直接腫瘍内に投与され
た場合は腫瘍生育に影響しなかつた。Ida−抗−Ly−2.1
処置されたマウスは第8日目で平均腫瘍寸法がPBS処置
マウスのそれの60%そして第13日目でPBS処置マウスの
それの30%であつた(第9図)。Ida−抗−Ly−2.1処置
マウスのそれぞれの腫瘍生長曲線(データは示されてい
ない)では処置完了3日後で1匹が完全に退縮し一方残
りのマウスは腫瘍生長の低下が遅延することが示され
た。
毒 性 急性毒性実験を行うためにCBA(Ly2.1+)マウス10匹
ずつの群にIda、Ida−抗−Ly−2.1またはIda−抗−TFR
のいずれかの種々の量を1回注射した。Idaを注射され
たマウスのすべてはもとの体重の25%までの当初体重減
少を示したがIda−MoAb接合体のいずれかで処置された
マウスでは何ら体重減少は観察されなかつた。第2表は
LD50およびLD10値に反映されるIdaおよびIda−MoAb接合
体の毒性を示す。そこに示されるように、Ida−抗−Ly
−2.1のLD10は遊離Idaのほんの0.75mg/Kgに比較してIda
10.0mg/Kgであつた。さらに、Ida−抗−TFR接合体はLD
108.0mg/Kgであつた。Ida−MoAb接合体はLD50の量まで
は試験されなかつた。これらの結果は遊離のIdaに比較
してIda−MoAb接合体の治療指数が大きいことを示して
いる。
組織病理学的結果 急性作用:遊離のIdaの静脈投与(1.0mg/Kg)により
処置15日後に脾臓の白色髄の萎縮および心筋繊維の幾分
かの肥大が生じた(データは示さず)これと対照的に、
Ida−抗−Ly−2.1の1回量(2.4mg/Kg)は15および30日
後で何ら特異的な組織障害性を惹起しなかつたが肝細胞
の幾らかの膨潤が15日目に観察された。
実施例 2 材料および方法 マウス (DBA/2×BALB/c)F1およびCBAマウスがDepartment o
f Pathology,University of Melbourneで生産された。
すべてが同性同年令のマウス10〜20匹からなる実験群を
各実験につき用いた。
腫瘍細胞 この研究で検査される細胞系統には(Ly−2+)マウス
胸腺腫ITT(1)75NS E3変種(E3)、(L3T4+)リンパ
腫EL4(Horowitz氏他、「Science」1968 160 533−53
5)、ヒト結腸癌Colo205(Semple氏他、「Cancer Re
s.」1978 38 1345−1355)および(Ly−2-,L3T4-)ヒト
T−細胞白血病CEM(Foley氏他、「Cancer」1965 18 52
2−529)が包含される。細胞は実施例1の記載と同様に
してインビトロで保持された。P388D1マクロフアージ細
胞系統は(DBA/2×BALB/c)F1マウスへの連続継代によ
りインビボで保持した。腹水液から得られた細胞を洗浄
してpH7.3の燐酸塩緩衝食塩水(PBS)中で2回遠心分離
し(400g×5分)、PBS中に再懸濁させそしてマウスの
腹壁中に皮下注射するとそこで触診しうる腫瘍移植片に
発達した。マウスを一連の静脈処置にかけそして腫瘍寸
法を腫瘍の垂直軸を通つてノギスにより毎日測定した。
データは平均腫瘍寸法として記録された(2つの直径±
標準誤差の結果)。
モノクローナル抗体 リンパ球の明確に区別されるサブ集団を特徴ずけるも
のである。マウス細胞表面抗原L3T4,Ly−2およびThy−
1に対するモノクローナル抗体がモデル系として用いら
れた。
用いられるMoAbは(i)マウスLy−2.1と特異的に反
応する抗−Ly−2.1(IgG 2a)(Hogarth氏他の「Immuno
logy」1982 46 135−144)、(ii)マウスL3T4と特異的
に反応するH129.19(抗L3T4)(ラツトIgG2b)(Pierre
s氏他、「J.Immunology」1984 132 2775−2782)、およ
び(iii)マウスT−細胞と反応する抗−Thy−1(ラツ
トIgG2b)(Marshak Rothstein氏他の「J.Immunology」
1979 122 2491−2497)であつた。抗体は実施例1の記
載と同様にして単離し、精製しそして貯蔵した。抗体活
性は実施例1の記載と同様にして羊抗−マウスイムノグ
ロブリン(SAMG)を用いるロゼツト形成アツセイにより
測定された。
イダルビシン−モノクローナル抗体接合体の調製 MoAb(1〜2mg/ml)をN,N−ジメチルホルムアミド中
に溶解された14−ブロモ−4−デメトキシダウノルビシ
ン(Br−Ida)(10mg/ml)の5〜20モル過剰とpH8.0
(0.05Mホウ酸塩緩衝液)および室温で4時間混合し
た。実施例1の記載と同様にして反応を進行させ、精製
しそして得られる接合体中にとり込まれたIdaの量を測
定した。
薬物活性 濃度1〜5×106個/mlの細胞を用いて、実施例1に記
載されるようにして2種のアツセイ(24時間および30分
間)を行い薬物活性を査定した。
血清学 抗体力価の測定およびL3T4+およびLy−2+細胞の数を
測定するためにこれら実験を通してロゼツト形成法を用
いた。この方法にはリンパ性細胞の表面上の抗体を検出
するために、羊赤血球(SRC)に結合したラツトイムノ
グロブリン(Ig)をも検出する結合性SAMGを必要とす
る。Ig+脾細胞はその表面IgがSAMGでのキヤツプ形成に
より除去されていた(25μおよび2ml、細胞107個/μ
)。次に細胞をイムノグロブリンの再合成を阻止する
ために0.01%のナトリウムアジドを含有する培地中氷上
で保持した。
結 果 この研究は別々の相で行われた。
(a) 3種の異なるIda−MoAb接合体のインビトロ特
性化、および (b) 次に腫瘍細胞同種移植片の拒否反応前またはそ
の期間中、T−細胞サブセツトを活動的に減少させるた
めにそれらを使用することについての例示。
接合体の調製および特性化 マウスL3T4、Ly−2およびThy−1抗原に対するMoAb
にBr−Idaを共有結合させた。反応条件はMoAbに添加さ
れるBr−Idaの過剰モルを変動させそして比較的高いIda
とり込みと比較的低いタンパク質回収との間を妥協させ
ることによりその接合について設定された。Ida−抗−L
3T4(第12図)、Ida−抗−Ly−2.1およびIda−抗−Thy
−1(データは示さず)は3〜6分子のIdaをとり込
み、タンパク質回収は50%より大きかつた。
抗体活性 接合の前および後における抗体の力価をロゼツト形成
法により計測しそしてE3標的細胞の50%がロゼツトを示
す希釈度として測定された。1,4および7分子のIdaを含
有するIda−抗−Thy−1接合体はそれぞれ抗体力価1:42
5000、1:170000および1:130000を有し、一方修飾されて
いない抗体力価は1:550000であつた(第13図)。すなわ
ち、Idaへの接合に際して抗体活性が幾分か損失され
る。しかしながら、4分子未満のIda分子がMoAbに接合
した接合体がインビトロおよびインビボ研究に用いられ
た。同様にIda−抗−Ly−2.1およびIda−抗−L3T4接合
体の抗体活性(データは示さず)はいずれの場合も6分
子より多いIda分子がMoAbにとり込まれるとかなり低下
した。
インビトロ薬物活性 Ida−MoAb接合体の細胞障害性を種々の反応性標的細
胞について24時間アツセイを用いて試験し、遊離Idaの
それと比較した。遊離Idaの活性はIda−MoAb接合体より
4〜10倍大きく、遊離Idaの試験された腫瘍細胞系統に
対するID50(対照の〔3H〕−チミジンとり込みの50%阻
害)は6.6〜9.0×10-8Mにあつた。Ida−抗−Ly−2.1接
合体は、Ly−2抗原が富化された在来細胞系統の変種で
あるITT(1)75NS E3細胞系統に対して試験された場合
に最も細胞障害性が大きい接合体であることが明らかで
あつた(ID50=4.3×10-7M)。標的細胞に対する接合体
作用の選択性を検査するために、Ida−MoAb接合体を標
的細胞と3分間インキユベートし、次に結合されなかつ
た接合体を洗い去りそして細胞障害性について測定し
た。この30分間アツセイを用ると、非反応性のIda−MoA
b接合体は遊離Idaのそれにより10〜50倍大きいID50を有
しており、このことはIda−MoAb接合体の細胞障害性に
とつて抗体結合が必須要件であることを示している。こ
の研究で用いられたMoAbのいずれも補体の非存在下では
標的細胞に対しインビトロで何ら細胞障害性作用を有し
なかつたことは注目されるべきである。結果を第3表に
まとめる。
インダルビシン−モノクローナル抗体接合体のインビボ
効力 Ida−MoAb接合体が脾臓からL3T4+またはLy−2+細胞を
選択的に減少させうる能力について試験することにより
その接合体のインビボ免疫抑制効力をMoAb単独のそれと
比較した。CBAマウスに第0、2、5および10日目の4
回、抗−Ly−2.1または抗−L3T4接合体(Ida30μg/MoAb
1.5mg)を静脈注射しそして脾臓中のLy−2+またはL3T4+
細胞の数をロゼツト形成アツセイにより監視した。各処
置につき2匹の処置マウスの脾臓細胞を毎日検査し、そ
してその結果を平均した(第14図)。正常マウスにおけ
る第0日目の総脾臓異細胞の約30%から第20日までのId
a−抗−L3T4処置マウスにおける約4%までL3T4+細胞の
数が速やかに低下した。これらL3T4+細胞は60日以上に
わたり減少したままであり次に徐々に増加がみられた。
抗−L3T4単独でのインビボ処置後の減少でもL3T4+細胞
数の急激な低下を招来した(30%から5%へ)。
Ida−抗−Ly−2.1接合体は脾臓Ly−2+細胞数を10日ま
でで25%から5%まで低下させた。しかしながら、Ly−
2+細胞の数は第15日目までに増加し始め、そして40〜50
日目までに正常に戻つた。抗−Ly−2.1MoAb単独ではLy
−2+細胞を有意に減少させることができなかつたことは
興味深い。未処置対照マウスにおけるLy−2+およびL3T4
+細胞数の変動はマウス間の自然の変異によると見なさ
れた。かくの如く、Ida−抗−L3T4およびIda−抗−Ly−
2.1のいずれも処置マウスの脾臓からMoAb単独より効果
的にそれぞれL3T4+またはLy−2+細胞を減少させうるこ
とは明らかであつた。Ida−抗−Ly−2.1接合体の作用は
重要である。何故なら抗−Ly−2.1MoAbは単独で用いら
れた場合は全く効力がないが、しかしIdaに結合された
場合は強力な免疫抑制剤に変換されうるからである。そ
れゆえ薬物−MoAb接合体により維持される減少は移植片
拒否反応におけるLy−2+およびL3T4+細胞のインビボに
おける役割を検査するのに適する。
腫瘍移植片の生存に及ぼすIda−抗−L3T4、Ida−抗−Ly
−2.1およびIda−抗−Thy−1の作用 これらの実験においては、Ida−抗−L3T4、Ida−抗−
Ly−2.1およびIda−抗−Thy−1接合体をCBAマウスにお
けるP388D1腫瘍移植片の生存時間を高めるのに用いた。
この同種移植片はH−2(クラスIおよびII)および非
−H−2障壁を包含するものである。
(a) 接合体組み合せ処置 1群10〜15匹ずつのCBAマウスの群に8.0×106個のP33
8D1腫瘍細胞を皮下注射しそして第−1、第0(腫瘍接
種当日)、第3、第5および第10日目に下記のうちの1
つを静脈投与した、すなわち、(i)PBS、(ii)抗−L
3T4および抗−Ly−2.1、(iii)Ida−抗−L3T4、(iv)
Ida−抗−Ly−2.1および(v)Ida−抗−L3T4およびIda
−抗−Ly−2.1。投与されたIdaおよびMoAbの総量はそれ
ぞれ125μgおよび5.75mgであつた。PBSおよびMoAb処置
両マウスの腫瘍移植片は14〜17日間生存し、最大平均腫
瘍寸法は0.31cm2であつた。このことは両未接合MoAbを
一緒にしたものが腫瘍移植片が生存しうるに有効にL3T4
+およびLy−2+細胞を減少させることができなかつたこ
とを示している(第15図)。さらに、Ida−抗−Ly−2.1
またはIda−抗−L3T4単独では移植片の生存期間を延長
させうるのみ(20〜28日)でありその最大平均腫瘍寸法
は0.40〜0.50cm2であつた。恐らくIda−抗−Ly−2.1ま
たはIda−抗−L3T4単独ではすべてのT−細胞を除去せ
ず、そして強力な抗原挑戦(全MHC相異で見られるよう
に)により残留するLy−2+およびL3T4+細胞の増殖およ
び拒否反応を惹起することができるのであろう。これと
比較してIda−抗−Ly−2.1およびIda−抗−L3T4接合体
の両方を組み合せると、14/15P388D1腫瘍移植片の拒否
反応を回避でき、マウスが殺されるまで寸法を増大させ
ることができた(第50日目、2.00cm2)。これら接合体
処置P388D1腫瘍のうちの少数が第8日目から第16日目ま
で幾分か寸法減少を示したことは注目される。しかしな
がらL3T4+およびLy−2+細胞を連続的に減少させると
(第10日目)、P388D1腫瘍移植片を一貫して生育させる
ことができた。
(b) Ida−抗−Thy−1接合体 1群当り10匹のCBAマウスからなる群に107個のP388D1
腫瘍細胞を皮下注射しそして第−1、0、5および6日
目に下記のものの1つを静脈注射した、すなわち、
(i)PBS、(ii)抗−Thy−1および(iii)Ida−抗−
Thy−1。投与されたIdaおよび抗−Thy−1の総量はそ
れぞれ130μgおよび5.4mgであり、そしてPBS処置され
たマウスの腫瘍移植片は15日間生存した。抗−Thy−1Mo
Abの単独では腫瘍移植片が28〜32日間生存でき、最大平
均腫瘍寸法は0.58cm2(第6日目)であつた(第16
図)。Ida−抗−Thy−1処置マウスでは、腫瘍移植片の
30%が40日目までに完全に拒否され、一方残る70%は生
育を続け、結局は(第32日目)その群の平均腫瘍寸法を
高めることになつた。それゆえIda−抗−Thy−1は、Id
a−抗−Ly−2.1およびIda−抗−L3T4の組み合せと同様
にLy−2+およびL3T4+細胞を減少させることができ、従
つて大多数のP388D1腫瘍移植片が、通常は速やかな筈の
拒否反応を伴わずにCBAマウス中で生存できた。
実施例 3 実施例1記載の操作に従い、Idaとモノクローナル抗
体17.1(Jhompson et al.,Proc.Natl.Cancer.Inst.70,4
09〜419,1983,Murine IgG 2a)との間およびIdaとモノ
クローナル抗体30.6(Thompson et.al.,Br.J.Cancer 4
7,595〜605,Murine IgG 2b)との間で接合体を調製し
た。
ヒト結腸癌Colo205細胞(30.6+、17.1+)を実施例2
記載のようにして1マウス当り細胞8×106個でヌード
マウスに皮下接種した。この接種されたマウスを次に一
連の腹腔内処置にかけた。腫瘍の寸法をノギスを用い、
腫瘍の垂直軸を通つて計測した。データは平均腫瘍寸法
として記録した(2つの直径±標準誤差の結果)。その
結果を第17図に示す。
実施例 4 実施例1記載の操作に従い、Idaとモノクローナル抗
体17.1との間、Idaとモノクローナル抗体JGT−13(マウ
スIgG1、結腸カルシノーマ上のカルシノエンブリオニツ
ク抗原とは反応性であるが通常組織とは反応性ではな
い)との間、Idaとモノクローナル抗体27.1(マウスIgG
1、多くの結腸腫瘍上のヒトミルクフアツトグロブリン
抗原とは反応性)との間、およびIdaとモノクローナル
抗体30.6との間で接合体を調製した。LIM2210ヒト結腸
腫瘍異種移植片(1〜5mg)をヌードマウスに移植(S
C)した。移植されたマウスを次に一連の静脈内愛処置
にかけた。腫瘍の寸法を腫瘍の垂直軸を通つてノギスで
測定した。データは平均腫瘍寸法として記録した(2つ
の直径±標準誤差の結果)。結果を第18図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は抗−Ly−2.1へのイダルビシン(Ida)の結合を
示す。 第2図はITT(1)75NS E3標準細胞上の抗−Ly−2.1接
合体の抗体希釈度に対するロゼツト形成細胞%として測
定された抗体力価を表わす。 第3図はE3細胞に及ぼすIda(■印)またはIda−抗−Ly
−2.1の24時間アツセイにおける阻害作用を示す。 第4図は(Ly−2+)E3細胞に及ぼすIda(■印)、Ida−
抗−Ly−2.1(●印)またはIda−抗−TFR(○印)の30
分間阻害アツセイにおける阻害作用を示す。 第5図はE3標的細胞に及ぼすIda−抗−Ly−2.1、Ida5モ
ル/抗体モル(○印)および接合体+抗−Ly−2.1(●
印)の30分間特異性アツセイにおける阻害作用を示す。 第6図は2×106個の細胞を皮下注射されたCBF1マウス
におけるE3胸腺腫の生育を示す(静脈処置)。 第7図は2.0×106個のE3腫瘍細胞を皮下注射しそして第
4日目および第5日目にIda−抗−Ly−2.1接合体で静脈
処置されたCBF1マウスのそれぞれの腫瘍生長曲線を示
す。 第8図は3.0×106個の細胞を皮下注射されたCBF1マウス
におけるE3胸腺腫の生長を示す(静脈処置)。 第9図は3.0×106個の細胞を皮下注射されたCBF1マウス
におけるE3胸腺種の生長を示す(腫瘍内処置)。 第10図は2×106個の細胞を皮下注射されたヌードマウ
スにおけるCOLO205ヒト腫瘍異種移植片の生長を示す
(静脈処置)。 第11図はIda−250−30.6接合体で静脈処置(矢印)され
た異種移植されたヌードマウスのそれぞれの腫瘍生長曲
線を示す。 第12図は抗−L3T4(0.5mg)に対するイダルビシン(Id
a)の結合を示す。 第13図はITT(1)75NS E3標的細胞上の抗−Thy−1接
合体の抗体希釈度に対するロゼツト形成細胞%として測
定された抗体力価を表わす。 第14図はIda−抗−L3T4処置 抗−L3T4処置 Ida−抗−Ly−2.1処置 抗−Ly−2.1処置 または未処置 マウスの脾臓における多数のL3T4+およびLy−2+細胞に
及ぼすIda−MoAbおよびMoAb処置の影響について示す。 第15図はCBAマウスにおけるP388D1腫瘍移植片の生存に
及ぼす組み合せIda−MoAb接合体処置の影響について示
す。 第16図はCBAマウスにおけるP388D1腫瘍移植片の生存に
及ぼすIda−抗−Thy−1接合体の影響について示す。 第17図は細胞8×10個/マウスを注射されたヌードマウ
スにおけるCOLO205(30.6+、17.1+)異種移植片の生長
を示す(腹腔内)。 第18図は腫瘍断片を移植されたヌードマウスにおけるLI
M2210ヒト結腸腫瘍異種移植片の生長を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12P 21/08 C12N 15/00 C //(C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 イーアン・フアークワ・キヤンベル・マ ケンジー オーストラリア国3052ビクトリア.パー クビル.グラツタンストリート(番地な し).ザ・ユニバーシテイ・オブ・メル ボルン内 (72)発明者 ジエフリー・アラン・ピーターズ オーストラリア国3052ビクトリア.パー クビル.グラツタンストリート(番地な し).ザ・ユニバーシテイ・オブ・メル ボルン内 (72)発明者 マーク・ジヨン・スミス オーストラリア国3052ビクトリア.パー クビル.グラツタンストリート(番地な し).ザ・ユニバーシテイ・オブ・メル ボルン内 審査官 弘實 謙二 (56)参考文献 米国特許4125607(US,A) 米国特許4545985(US,A) Int.J.Cancer,Vol. 33(1984)pp.737−744 Immnunology,Vol.46 (1982)pp.135−144

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒト新生物に対して特異的であるモノクロ
    ーナル抗体にまたはその抗体の抗原結合部位の少なくと
    も1個所を含有するその断片にC−14位で共有結合され
    たイダルビシン(Ida)からなるイムノグロブリン結合
    体。
  2. 【請求項2】2〜8個のイダルビシンの分子がそれぞれ
    の抗体分子に共有結合されている請求項1記載の結合
    体。
  3. 【請求項3】モノクローナル抗体またはその断片がヒト
    トランスフェリンレセプターに対して特異的である請求
    項1または2記載の結合体。
  4. 【請求項4】前記抗体またはその断片が乳、結腸、肺、
    前立腺または卵巣の新生物に対して特異的である請求項
    1または2記載の結合体。
  5. 【請求項5】14−ハロ−イダルビシンをモノクローナル
    抗体またはその断片と反応させることからなる請求項1
    記載のイミノグロブリン結合体の製法。
  6. 【請求項6】14−ハロ−イダルビシンが14−ブロモ−イ
    ダルビシンである請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】(a)前記抗体またはその断片を過剰モル
    の14−ハロ−イダルビシンと混合し、 (b)その混合物を18〜37℃で反応させ、 (c)沈殿を分離し、 (d)未反応の出発物質をゲル濾過により除去し、そし
    て (e)吸着されたイダルビシンを吸着クロマトグラフィ
    ーまたはイオン交換クロマトグラフィーにより分離する ことからなる請求項5または6記載の方法。
  8. 【請求項8】モノクローナル抗体またはその断片がヒト
    トランスフェリンレセプターに対して特異的である請求
    項5〜7のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】モノクローナル抗体またはその断片が乳、
    結腸、肺、前立腺または卵巣の新生物に対して特異的で
    ある請求項5〜7のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】製剤上許容され得る担体または希釈剤、
    および活性成分として請求項1〜4のいずれか1項に記
    載されているか、または請求項5〜9のいずれか1項記
    載の方法により製造されたイムノグロブリン結合体を含
    有する抗新生物用医薬組成物。
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