JPS63301832A - イムノグロブリン結合体 - Google Patents

イムノグロブリン結合体

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JPS63301832A
JPS63301832A JP63055074A JP5507488A JPS63301832A JP S63301832 A JPS63301832 A JP S63301832A JP 63055074 A JP63055074 A JP 63055074A JP 5507488 A JP5507488 A JP 5507488A JP S63301832 A JPS63301832 A JP S63301832A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイムノグロブリン接合体、その製法およびその
使用に関する。
モノクローナル抗体(以下MOAt+と略記する)を使
用して腫瘍ヲ抗新生物剤でねらい撃ちさせる一般的概念
は知られておりその治療上の重要性が現在評価されてい
る。一般にこの方法には選択的に局在集中できそして腫
瘍細胞を損傷させることができるものである抗体と毒性
剤との接合体の製造が包含される。植物および細菌毒素
のA鎖と抗体とからイムノトキシンを構成させ、それら
を抗原に結合させそしてインターナリゼーションさせて
細胞を死なせることに主なる注意が向けられてきた。実
際上、腫瘍に対して特異的であると考えられる多くのM
oAbは正常な細胞のサブ集団とも反応性であり、その
結果かかる強力な毒素を利用することは非現実的であり
うる、何故ならそれらは正常な組織にも損害を及ぼしう
るからである。植物毒素より安全な代替物はドキソルビ
シン、ビンデシン(Vindθsinθ)、クロラムプ
シル(Chlorambucil) 、メルフアラン(
Me’1phalan)およびメトトレキサート(Me
tho−trexatθ)のような慣用の抗癌性薬物に
抗体を結合させたものである。現在使用されている抗新
生物剤の毒性作用が非特異的であるので、それらを腫瘍
抗原に対するMoAbに結合させることにより治療指数
を高める試みがなされている。
胸腺由来のT−細胞による移植片拒否反応を抑制する試
みにおいては、抗胸腺細胞グロブリンを用いることによ
りT−細胞活性を低下させることにしばしば焦点があて
られていた。より最近は、モノクローナル抗体の発達に
伴いT−細胞サブセットをインビトロにおけるそれらの
機能に従いかつMoAbにより限定される特異的な表面
抗原の存在に従って定義することができるようになった
。それによりT−細胞が移植片拒否反応を調節する機構
についての研究が刺激されることとなりそしてその研究
はL5T4およびLy −2ネズミ抗原により限定され
るヘルパー/インデューサーサブセットおよび細胞障害
性/サプレッサーサブセットに大別して集中的に行われ
ている。抗−汎T−細胞試薬であるOKT3MoAbは
インビボでの効力が証明されているが、最近の研究では
20種の異なるネズミリンノぞ球抗原に対する20wf
1のMoAbがマウスでインビボで効力がなく、従って
インビボ研究には利用価値がないことが判明した。それ
ゆえこれら特異性の高いMoAbがより強力になされ標
的細胞を完全に除去できる方法を検査するのが適切であ
る。
かかる方法の一つがMoAbに結合された細胞障害性薬
物の使用である。
薬物−MoAb接合体の臨床的な効力には癌の免疫化学
療法および種々の免疫調節障害と同種移植拒否反応の軽
減が包含される。多くの研究において、腫瘍会合抗原に
対するMo Abに結合された場合の毒素および薬物の
腫瘍細胞に対する特異的な細胞障害性が示されている。
しかしながら、毒素−抗体接合体は骨髄移植に先立ちT
−細胞を根絶させるために広範にインビトロで使用され
てはいるが、T−細胞を根絶させかつ移植片拒否反応に
おけるT−細胞免疫調節について調査するのに薬物−M
oAb接合体をインビボ使用することはあまり強調され
てこなかった。
アントラサイクリン類は癌の化学療法に右いて使用され
る抗新生物剤の重要な一群であり、そのうちドキソルビ
シンおよびダウノルビシンは固形腫瘍に対して有効であ
る。しかしながら抗体にダウノルビシンおよびドキソル
ビシンを結合させると、その結合がアミノ基を介して行
われた場合は薬物の活性がかなり失われる。最近ダウノ
ルビシンがプロモダクツルビシンを経て14−位炭素原
子を介してMOAI)に結合された。
これら接合体はインビトロで活性を示した。しかしなが
らインビボ研究報告はない(Galxeg。
民地1 [工nt、 、T、 CancerJl 98
4 、55 、737〜744)。さらに、ダウノルビ
シン−MoAb 接合体が10μI/−より高い濃度で
非特異的な毒性を示すことも示されている。
今、イダルビシン(4−デメトキシ−ダウノルビシン、
以下工daと略記する)がMoA’bに結合されうろこ
とおよびその接合体が選択的で強力なインビトロおよび
インビボ抗腫瘍活性を示すことが見出された。Ida−
MoAb接合体の非特異的な毒性は&0■/麺より低い
投与量ではインビボで証明されなかった。この工da−
MoAb接合体はダウノルビシン−Mo Ab接合体よ
りインビトロおよびインビボ効力が大きい。
さらに、異なるリンパ球サブ集団(L3T4 ”、I、
7 、2+およびThy−1”)と反応することが知ら
れているMoAbに工daを結合させることによりII
da−MoAb接合体が細胞集団を根絶させる能力を詳
細に検べた。この方法が細胞を減少させる驚くべき有効
な手段であることを見出した。例えば、インビボでL7
−2.1+細胞に対し何ら測定可能なほどの作用を及ぼ
さない抗−Ly −Z I MoAbは細胞毒性薬剤で
ある工daと結合することにより有効な細胞障害剤に変
換されうる。
Ly−2およびL5T4抗原に対するMoAbを用いる
コトK j ’) 、  la−MOAbが標的細胞を
インビトロおよびインビボで除去しうろことが今や示さ
れた。移植片拒否反応の原因であるT−細胞サブセット
を特異的に減少させるのに抗リンパ球グロブリンまたは
抗−汎−T−細胞試薬例えばDKT3 MoAbより大
きい効力を有する工da−MoAb接合体が提供されう
る。
本発明によれば、モノクローナル抗体にまたはその抗体
の少くとも1個の抗原結合部位を含有するその断片に接
合されたlaからなるイムノグロブリン接合体が提供さ
れる。
Iaaは米国特許−a −4,077,988号に記載
されている。抗体または抗体断片分子のそれぞれに対し
2〜8個、より好ましくは2〜6個のla分子が共有結
合されるのが好ましい。このla分子は必ずしもそうで
はないが一般にモノクローナル抗体または抗体断片にそ
の14−位で接合する。これらは直接結合していること
が好ましいが、不活性担体またはリンカ−が間に介在し
ていることもできる。しかしながら工daは代りにアミ
ノ基を介してモノクローナル抗体または抗体断片に結合
されることもできる。これは分解可能なズプチドスば一
す−、デキストラン担体、酸感受性スR−サーまたはポ
リグルタミン酸を用いてなされうる。結合に用いられる
基には、ポリ−L−グルタミン酸およびポリーL−アス
パラギン酸のような合成、+61Jアミノ酸のカルボン
酸基が含まれ、またヒト血清アルブミンのような不活性
蛋白買またはカルボキシメチルデキストランのような官
能性化したデキストランが担体として作用しうる。かか
る担体は10〜60キロダルトンの範囲の大きさであり
うる。
代表的にはそれぞれの抗体または抗体断片は工daが標
的として狙うことが望まれる細胞表面上の抗原に対して
特異的である。例えば、抗体または抗体断片は所望の標
的組織例えばヒト新生物に対して特異的であることがで
きる。工daが標的として狙うことが所望されうるヒト
新生物の例をあげれば、乳癌、結腸癌、肺癌、前立腺癌
、卵巣癌、胸腺癌およびその他の癌、肉腫および白血病
である。抗体または抗体断片はまた動物の新生物に対し
て特異的であることもできる。分裂中の細胞、赤血球前
駆体細胞および種々の腫瘍の細胞上に存在するヒトトラ
ンスフェリンレセプター(TFR)に対して特異的な抗
体または抗体断片が用いられうる。適当な抗TFRモノ
クローナル抗体はLiCR−LON−HMy−2(HM
y−2)細胞上のトランスフェリンレセプターに対する
ものであることができる。
イムノグロブリン接合体が特異的なT−リン/4球集団
を減少させるための使用を意図させる場合は1その抗体
または抗体断片は、これらT−リン/ξ球にとってそれ
自身特異的である細胞表面抗原に特異的である。それゆ
え抗体または抗体断片は、ル、5−1.プレッサーまた
は細胞障害性のT −リンパ球に対して特異的テアルコ
とができる。
モノクローナル抗体または抗体断片はイムノグロブリン
接合体が投与される予定の釉と同じ種であるのが好まし
い。それゆえヒトまたはマウスのモノクローナル抗体ま
たは抗体断片は代表的にはヒトにその接合体を投与する
ことが意図される場合に用いられる。また、抗体または
抗体断片が工(、aクラスのものであることも好ましい
。抗体断片はFab 、  Fab’またはF(ab’
)2フラグメントであるのが好ましい。工gM抗体から
タンノぞり分解的酵素消化により誘導されうる1gMモ
ノマーも用いられうる。
イムノグロブリン接合体は本発明によりIdaをモノク
ローナル抗体またはその断片に接合させることからなる
方法により調製されうる。14−ハロー1daをモノク
ローナル抗体またはその断片と反応させるのが好ましい
。14−置換基は弗素、塩素、臭素または沃素であるこ
とかできるが、しかし臭素が好ましい。14− Brづ
ムは米国特許A −4,125,607号に記載されて
いる。
接合は従って下記のことからなる工程により行うことが
できる。
(a)モノクローナル抗体またはその断片を過剰モルの
14−ハローエdaと混合し、 (b)  その混合物を18〜57℃で反応させ。
(C)  すべての沈殿を分離しう ((1)  未反応の出発物質をゲル濾過により除去し
、そして (θ)薬物(工da)を吸着クロマトグラフィーまたは
イオン交換クロマトグラフィーにより分離する。
工程(a)は代表的にはN、Dr−ジメチルホルムアミ
ドのような水混和性有機溶媒中で遂行される。
工程(FL)における14−ハローIdaの過剰モルは
0〜50倍が好ましい。工程(b)においては、反応は
1〜8時間行われるのが好ましい。代表的な反応温度は
室温である。
しかしながら他の接合法も用いられうる。接合体がxd
aとモノクローナル抗体または抗体断片との間に不活性
担体またはリンカ−を挿入された形で有することが要求
される場合は、その担体またはリンカ−は代表的にはは
じめにIdaのC−14炭素原子で結合しそして次に抗
体または抗体断片に結合される。また、前記したように
抗体または抗体断片は分解可能なイブチドスベーサー、
デキストラン担体、酸感受性スハーサーまたはポリグル
タミン酸を用いてアミ7基を介して工daに結合される
こともできる。
本発明のイムノグロブリン接合体は癌を患っているヒト
またはその他の哺乳類の治療に用いられうる。治療上有
効な量の接合体が投与されうる。癌は固形腫瘍、腹水腫
瘍または白血病であることができる。治療されうるヒト
の新生物は前記しである。それぞれの接合体中のモノク
ローナル抗体または抗体断片が異なる特異性を有する2
種またはそれ以上の接合体が投与されう  る 。
接合体は注射により投与されうる。このものは非経口的
例えば静脈投与されうる。また局所的にかまたは直接1
瘍に投与されうる。患者に投与される接合体の量は治療
される@瘍および患者の状態のような種々の因子の如何
によるであろう。しかしながら代表的には患者の体の面
積M2につき10〜200119の接合体量が投与され
つる。
接合体は他の化学療法剤と一緒に、または接合体の活性
を高める薬剤例えば血管作用剤または腫瘍壊死因子と一
緒にも投与されつる。
イムノグロブリン接合体はまた細胞の集団からT −I
Jンパ球のサブセットを特異的に減少させるのにも使用
されうる。減少されるべきリンパ球上に存在する細胞表
面抗原に対するモノクローナル抗体または抗体断片をと
り込んだ。接合体の薬学的に有効な量がヒトまたは動物
に投与されうる。あるいはまた、細胞集団をかかる接合
体とインビトロでインキュベートすることもできる。
2種またはそれ以上の細胞表面抗原に対する接合体の組
み合せを用いることもできる。減少されるべきリンパ球
はヘルパー、サプレッサーまたは細胞障害性のT−細胞
であることができる。
本発明のこの局面は、移植片受容者における移植組織の
拒否反応を阻止するために用いることができる。接合体
は免疫抑制剤として使用され5る。移植片拒否反応を阻
止するのに有効な電の接合体が移植片受答者に投与され
る。この場合減少されるのは細胞障害性T−細胞である
のが好ましい。癌の患者または動物は適当な接合体全投
与することによりサプレッサーT−細胞を減少させるこ
とにより治療され5る。自己免疫疾患はヘルパーチー細
胞を除去する目的で接合体を投与することにより治療さ
れ5る。それぞれの場合に、投与経路および接合体の景
は前記したとおりである。
イムノグロブリン接合体は製剤上許容され5る担体また
は希釈剤と共に医薬組成物として製剤化される。任意の
適当な担体または希釈剤が用いられうる。適当な担体ま
たは希釈剤には生理学的食塩溶液またはリンゲルブドー
糖溶敵が包含される。
以下の実施例により本発明を説明する。添付図面におい
て、第1〜11図は実施例1に関し、そして第12〜1
6図は実施例2に関するものである。より詳しくは以下
に記載されるとおりである。
本発明で用いられるアントラサイクリン誘導体の構造を
示せば次のとおりである。
アントラサイクリン誘導体: ム:イダルビシン   R=H B:プロモイダルビシン  RwBr C:アミン結合    Rz NH−MoAbD:エス
テル結合   R= 0−C−MoAb(ここで14o
A’bはモノクローナル抗体を示す)第1図は抗−L7
−2.1(115■)へのイダルビシン(Ida)の結
合を示す。抗−L7−2.1の1−E−ル肖りとり込才
れた工daのモル(■印)(左側縦座標)およびタンノ
5り質回収(・印)(右側縦座標)が反応混合物中の工
daのnモル数(横座標)の函数として示される。
第2図は工TT (1) 75 N813標的細胞上の
抗−L7−2.1接合体の抗体希釈度(X10”X横座
標)に対するロゼツト形成細胞チ(縦座標)として測定
された抗体力価を表わす。連続希釈は抗−L7−2.1
 (ム印)の[15岬/d溶液に対して、あるいは抗体
1そル当り2(・印)またはS(O印)モルノIdaを
有する抗−L7−2.1の[L5gv/−溶液に対して
行われた。
aI3図は!!3細胞に及ぼす工da (■印)または
la−抗−Ly −2,1、工da 5モル/抗体モル
(・印)の24時間アッセイにおける阻害作用を示し%
 (5H)チミジンとり込みの阻害%(縦座標)が工d
a濃度(M)(横座標)に対してプロットされている。
第4図は(I、7−2”)’E 5細胞に及ぼす工da
 (■印)、工da−抗−Ly−2,1、Ida 5モ
ル/抗体モル(φ印)または工da−抗−TFR,工d
a 5モル/抗体モル(O印)の30分間阻害アッセイ
における阻害作用を示し、(5H)チミジンのとり込み
の阻害%(縦座標)がIda濃度(M)(横座標)に対
してプロットされている。
第5図はE5標的細胞に及ぼすla−抗−by−2,1
、la 5モル/抗体モル(O印)および接合体+抗−
Ly−2,1(・印)の50分間特異性アッセイにおけ
る阻害作用を示しk (5H)チミジンとり込みの阻害
%(縦座標)が工da濃度(M)(横座標)に対してプ
ロットされている。
第6図は2×106個の細胞を皮下注射されたCBF 
1マウスにおけるE3胸腺腫の生育を示す。
マウス10匹ずつの群に矢印で示される下記静脈処置を
した。すなわち、PBS (0印)、工da(■印)、
抗−Ly−2,1(ム印)、工da−抗−’IR(Q印
)または工da−抗−Ly−2,1(”印)。平均rg
i瘍寸法(32)(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座
標)に対してプロットされている。誤差パーは平均の士
標準誤差を示す。
第7図は2.0X10’個のm3M1瘍細胞を皮下注射
しそして第41目および5日目に工da−抗−L7−2
.1接合体で静脈処置されたCBF jマクスのそれぞ
れのa瘍生長曲線を示す。腫瘍寸法(crn2 )(縦
座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対してプロット
されている。
第8図は!A、0×106個の細胞を皮下注射されたC
BF1マクスにおけるE5胸腺腫の生長を示す。
マウス10匹ずつの群に矢印で示される下記静脈処置を
した。すなわち、PBS (0印)、抗−Ly−2,1
(ム印)、工da (−印)またはIda−抗−L7−
2.1接合体(S印)。平均腫瘍寸法(crIt2)(
縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対してプロッ
トされている。誤差パーは平均の士標準誤差を表わす。
第9図はAOX10’個の細胞を皮下注射されたCBF
1マウスにおける]!i3胸腺腫の生長を示す。
マウス10匹ずつの群に矢印で示される下記腫瘍的処置
をした。すなわち、PBS([]印)、抗−L7−2.
1(ム印)、工da (■印)または工da−抗−Ly
−2.1接合体(・印)。平均腫瘍寸法(an2)(縦
座標)が腫瘍接11後の日数(横座標)に対してプロッ
トされている。誤差パーは平均の±標準誤差を示す。
第10図は2 X 106個の細胞を皮下注射されたヌ
ードマウスにおけるcoLo 205ヒト腫瘍異種移植
片の生長を示す。マウス10匹ずつの群に矢印で水源れ
る下記静脈処置をした。すなわち、PBS (Δ印)、
遊離の工da (◆印) 、 rda −250−30
6接合体(・印)、Idaと250−3[16の混合物
(Q印)および250−316(ム印)。平均腫瘍寸法
(備2)(縦座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対
してプロットされている。誤差パーは平均腫瘍寸法の士
標準誤差を示す。
第11図は1a−250−3α6接合体で静脈処置(矢
印)された異種移植されたヌードマウスのそれぞれの腫
瘍生長曲線を示す。破線はPBsで処置されたマウスの
平均m瘍寸法を示す。auii法(crn2 ’)(縦
座標)が腫瘍接種後の日数(横座標)に対してプロット
されている。
第12図は抗−L3T4 (α5w9)に対するイダル
ビシン(工da)の結合を示す。抗−L3T401モル
当りとり込まれた工daのモル数(◆印)(左側縦座標
)およびタンパク質回収(・印)(右側縦座標)が反応
混合物中のlaのnモル数(横座標)の函数として示さ
れる。
第13図は工TT (a 75 NB K3標的細胞上
の抗−Thy −1接合体の抗体希釈度(×10″′1
)(横座標)に対するロゼツト形成細胞%(縦座標)と
して測定された抗体力価を表わす。連続希釈は抗−Th
y−1(◆印)またけ抗−’rhy−11モル当り工d
a1(○印)、4(・印)または7(◇印)モルを有す
る接合体の’1. OjllF/gd溶液について行わ
れた。
第14図は工da−抗−I、3T4処置(−一)、抗−
L3T4処置(ムーム)、工da−抗−Ly −、2,
1処置(−、−)、抗−Ly−24処置(ム・・・ム)
または未処置(口・・・口)マウスの肺臓における多数
のL3T4+およびLy−2+細胞に及ぼす工da−M
oAbおよびMQ Ab処装の影響について示す。ロゼ
ツト形成細胞チ(縦座標)が日数(横座標)に対してプ
ロットされている。
第15図はCBAマウスにおゆるP388D I Fi
l!瘍移植片の生存(H−2および非H−2差をこえて
)に及ぼす組み合せIda−MoAb接合体処置の影響
について示す。マウス10〜15匹の群にaoxto6
個のP58B DI !瘍細胞を皮下注射しそして下記
のものの一つを静脈投与した(矢印)。(i)PBS(
◆)。
(ii)抗−L5T4および抗−t、y −2,1(0
)、Gi)工da−抗−L!iT4 (II)、鴫V)
 Ida−抗−Ly−2,1’(’)および位)工da
−抗−L5T4および工da−抗−L7−2.1(ム)
。平均腫瘍寸法(d)(縦座標)がa瘍接種後の日数(
横座標)に対してプロットされている。誤差パーは平均
n瘍寸法の士標準誤差を示す。
第16図はCBAマウスにおけるP388D1腫瘍移植
片の生存に及ぼすIda−抗−’rhy−i接合体の影
響について示す。マウス10匹ずつの群に1.0×10
7個のP、588 D191a細胞を皮下注射しそして
下記のうちの1つを静脈投与(矢印)した。
(1) PBB (ロ)、(li)抗−Thy−1(り
および(iii) Ida−抗−Th7−1 (ム)。
平均M瘍寸法(ml)(縦座標)が腫瘍接椎後の日数(
横座標)に対してプロットされている。誤差パーは平均
の士標準誤差を示す。
第17図は細胞8×10個/マウスを注射されたヌード
マウスにおけるcoto 205 (5α6+、17.
1+)異種移植片の生長を示す。マウス10匹ずつの群
に矢印で示される下記静脈処置をした。PBB (ロ)
、17.1− Ida (o)、6α6− Ida(Δ
)または3(16−1aおよ、び17.1−工daの混
合物(・)。平均腫瘍寸法(32X縦座標)が腫瘍接種
後の日数(横座標)に対してプロットされている。誤差
パーは平均の士標準誤差を示す。Idaの総量は200
μIであった。
第18図は腫瘍断片(1〜5岬)を移植されたヌードマ
ウスにおけるL工M2210ヒト結腸腫瘍異種移植片の
生、長を示す。マウス10匹ずつの群に矢印で示される
下記静脈処置をした。FB8(ロ)、17.1−工da
 (◆)、JGT−13−iaa (ム)、27.1−
工aa(・)s 3α6− )da (0)o平均腫瘍
寸法(cIII2)(縦座標)がIlIm接種後の日数
(横座標)に対してプロットされている。誤差バーは平
均の士標準哄差を示す。Idaの総量は80μ9で実施
例 1 材料および方法 &1瘍細胞 この研究で検査される細胞系統には(Ly−2+)マウ
ス胸腺砕工TT(1) 75NS ml変種(K3) 
(Smyth氏他、「1. Natl Cancer 
Inet、J 19867650!1−510 > 、
 (Ly−2″″、 TIFR−)リンパ@ KL4 
(Horowitz氏他、[5ci民地ceJ 196
81ML533−535 )、(TFR”)ヒト細胞系
統(JM (Foggy氏他、「民地ncerJ196
518522〜529)および(250−30,6”)
  ヒト細胞系統C!OLO205が包含される。細胞
はダルベツコ該イーグル培地(DME )またはRPM
工1640培地(FLヌLaboratories、8
ylney、Au5tralia)に10%熱不活化新
生ウシ血清(FIOW)、 2mMグルタミン(Com
monvrealth  日erum  Labora
tories  8ydney。
ムustralia) : 100 up/d  スト
レプトマイシン(Glaxo、 Me’1bourne
、ムuetra1ia)および1001、U、 /、d
 −< ニジリン(Comionwealth Ser
um。
Laboratories)を補充したものの中でイン
ビトロで保持した。E3酵傷は(C57BL/6xBA
LB/c)F1マウス(C!BFIマウス)に連続継代
することにより 。
インビボで保持した。腹水液から得られた細胞を洗浄し
てpi(7,3の燐酸塩緩衝食塩水(PB9)中で2回
遠心分離しく400yx5分) PBEI中に再懸濁さ
せそしてマウスの腹壁中に皮下(s、c、 )注射した
。これらは処置前シて触診しうるl!J傷に発達した。
マウスを一連の静脈(i、v、 )または膿瘍内(1,
t、)処置にかけそして以後のl撞瘍寸法を膿瘍の垂直
軸を通ってノギスにより毎日測定した。データは平均帽
瘍寸法として記録された(2つの直径士標準誤差の結果
)。
マウス CBAおよび(057BL/6XBATIJ/e )マ
ウス(CBF1マウス)およびヌード(nu/nu)マ
ウスがDepa−rtment  of  Patho
logy、University  of Melbo
urneで生産された。すべてが同性1司年令のマウス
8〜10匹からなる実験群をそれぞれの実験につき用い
た。
モノクローナル抗体 用いられるMoAbは(:)マウスL7−2.1  と
特異的に反応する抗−Ly −2,1(IgG 1) 
 (Hogarth氏他の「工m民地xnology 
J 1982461+5−144 )、(11)ヒトト
ランスフェリン レセプター(TFR)と反応するA3
C6(抗−TFR)(工gG 1 ) (Panacc
io氏他の[Imr民地nOIOg7 and Ce1
l Bio1ogy65,461〜472,1987J
)糟腎 ヒト結腸癌細胞上に存在する抗原に対して反応する25
0−50.6で示される抗体であった。
MOAt)は腹水液から40%硫酸アンモニアを用いる
沈殿、 PBS中への溶解および同じ緩衝液での透析に
より単離された。これら粗製調製物はタンパク質−A−
セファロース(PharmaciaInc、、 Pis
cataway、 New 、Tersey)上に吸着
させ、PBS(pH7,!l)で充分に洗浄しそして0
.2Mグリシン/ HCQ (pHz B )を用いて
溶離するか、またはアフィゲル(Afftgel)ブル
ーカラム(Bio−RadLaboratories 
Pty、 Ltd、、 5ydney)に通した。
中和に続き、 MoAbをPBSで透析し、等分して一
70℃で貯蔵した。A3り6はCBAマウスを2×10
6個(7) LtcR−LoN−uuy−2(uMy−
2)細胞(OKT9+v8)を用いて1週間間隔で6週
間腹腔内から免疫し、最後の注射の3日後に膵臓をとり
出しそしてP3−NSニーAG4−1 (MS−1>細
胞と融合させることにより得られた。
接合体の調製および定電化 完全無欠の抗−:1.+7−2.1 、抗−TFRMo
Ab 。
または250−30.6(pHao ノホウ酸塩緩衝液
1−中1〜2η)を、N、N−ジメチルホルムアミド(
DMPF)中に濃度1aV/−で溶解された14−プロ
モー4−デメトキシグウノルビシン(Br−IdIL)
の(1〜50)過剰モルと混合した。反応を室温で4時
間保持させ、次に遠心分離(400fXS分間)してす
べての沈殿を分離した。遊離のBr−I+iaおよびそ
の他の未反応出発物質をセファデックスG−25カラム
(FD−10,Pharn+acia )を用いてケ′
ル濾過クロマトグラフィーすることにより除去しそして
次に接合体をPorapak Q (Milli−po
re)のカラムに通してすべての吸着された薬物を分離
した( Nledervieser氏他、「J 、 C
hromatog、J197154215〜223)。
薬物−MoAb接合体中にとり込まれた工daの量は4
85nmでの吸収分光測定(1498−五4 X 10
’ M−’ cm−’ )およびタンノζり概算(Br
adford氏の「Anal Biochem、J 1
97672248〜253)によシ測定された。
抗体活性 結合法に訃いて用いられると同じ繰作を受けた遊離のM
oAbに比較して、工(L!L−MoAb  接合体の
抗体活性を測定するのに羊の抗マウスイムノグロブIJ
 y(sAMG)を用いるロゼツト形成分析が用いられ
た( Parlsh氏他、[J民地mmuno1. M
ethoaaJ1978皿173〜183)。
薬物活性 (a)24時間阻害活性、細胞(2〜5X10’/d)
100μ2を平底ミクロ滴定プレートに加えそして67
℃で1時間インキエベートした。遊離のイダルビシン’
(Ida) (pH8中に溶解)およびla−MoAb
接合体を無菌的に一過しそして滅菌PBS中で希釈した
。遊離の工daまたは接合体の50μ2を各検体当りウ
ェル2個を用いて細胞に加え、対照ウェルにはFB85
0μCを加えた。そして細胞をC027%の下37℃で
24時間培養した。
(b)30分間阻害アッセイ:細胞(2〜5 X 10
’/d)200μ12を滅菌エラはンドルフ(lppe
nclorf)管に集め、滅菌薬物または接合体中に再
懸濁させそして37℃で30分間混合した。次に細胞を
遠心分離しく400fXS分)%生育培地に再懸濁させ
そして各検体当りウェル2個ずつを用いて100μαず
つをミクロ滴定プレートに種つけし16〜24時間イン
キュベーションした。これら2種のアッセイにおいてイ
ンキュベーション期間終了後、1μC1の〔3H〕−チ
ミジンを含有する生育培地50AQ(比活性−5C!i
/ミIJモル。
Amersham)を加え、そしてプレートを2〜4時
間インキュベートした。次に細胞を収穫し、乾燥し、そ
して個々の検体を分離してβ−シンチレーションカウン
ターで計測した。〔3H〕−チミジンのとり込みを対照
のとり込みと比較した阻害%として表わした。任意の時
点での標準誤差が二重測定により生じそしてすべての所
定の実酸ポイントで5%を越えなかった。
ll  性 CBAマウス10〜20匹ずつの群に種々の景のIda
または工da−抗−L7−2.1を1河靜脈注射しそし
て生存するマウス数を投与された薬物のff 、/ K
9tに対して記録した。これらのマウスの器官をとり出
して秤量したのちホルマリン固定してヘマトキシリンお
よびニオシンで染色した。
Br−工daを数種のMoAb 、すなわちヒトTFH
に対する抗体、ヒト結腸癌細胞上に存在する抗原、に対
する抗体(抗体250−316)、およびマウスLy−
270抗原に対する抗体に共有結合させも反応条件はM
OAbに添加されるBr−1a  の過剰モルを変動さ
せそして比較的高い工daとり込みと比較的低いタンパ
ク質回収との間を妥協させることによりその接合につい
て設定された。工da−抗−L7−2.1(第1図)%
工da−抗−TFRおよび工da −250−3[L6
  (データは示されず)は3〜5分子の工daをとり
込みタンパク質回収は50%より大きかった。Br−I
daとMOAt)との反応は2種類の結合を生成しうる
(前記アントラサイクリン誘導体のCおよびD)。どち
らが存在するかを確定させるためには、接合体を−14
,5または−90に48時間露出させ、放出された遊離
の薬物をPorapak Qに吸収させそして検体を分
光測定により再定量した。塩基(…90)に露出させる
と結合薬物の50%が放出されるが、一方−4,5では
何らの損失もなかった。このことは薬物の少くとも50
%がエステル結合(同上D)をしていることを示す。な
ぜならエステル結合は塩基性条件に対し感受性であるが
アミン結合は安定であるからである。
抗体活性 接合の前および後における抗体の力価をロゼツト形成法
によプ計測しそして標的細胞の50%がロゼツトを示す
希釈度として測定された。
2および8分子のlaを含有するIda−抗−L7−2
.1接合体はx3細胞に対して抗体力価それぞれ1:5
6000および1:33000を有し、一方弁接合抗体
力価は1:80000であった(第2図)。
2および6分子のlaを含有する工da −250−3
0,6接合体は(!OLO205細胞に対する抗体力価
それぞれに1:16000および1:11000  を
有し、一方弁接合抗体力価は1 :33000であった
。従って接合操作により抗体活性が幾分か損失される。
MoAbと6分子未満の工da分子との接合体がインビ
トロおよびインビボ研究に用いられた。工da−抗−L
7−2.1接合体の溶解度および抗体活性はこれらのI
daとシ込みのレベルをはるかにこえて低下することが
注目された(データは示さず)。有用にとシ込まれうる
工d、a分子の最大数は個々の抗体の如何に応じ変動し
よう。
マウスエTT(1)75N813細胞系統(L7−2”
TFR−)およびヒト01M細胞系統(L7−2−TF
R+)に及ぼす工daおよび2種の工da−MoAb接
合体のインビトロ細胞障害性を24時間阻害アッセイに
おいて測定しそしてよりsoの値((3FI:l−チミ
ジンとシ込みにおける対照の50%阻害)を測定した。
その結果を第3図および第1表に示す。Idaについて
のより5oは試験した2種の細胞系統に対して1.0〜
2.5 X 10−’ Mの範囲であった(第3図およ
び第1表参照)。E3に対する工da−抗−L7−2.
1のより50は遊離の工daのそれよシ4倍大きく(第
3図)そしてOEMに対する工da−抗−TFRのID
5Qは遊離の工daの場合より1〜2倍大きかった(嬉
1表)。それゆえ、遊離の工daはE3お二びOKMの
両方に対して工da−抗−L7−2.1および工da−
抗−TFRのそれぞれより細胞障害性が大きかった。し
かしながらこれら工da−MoA’b接合体は非反応性
の細胞系統(第1表)に対して細胞障害性が1Aoシか
なく、このととはそれらの細胞障害作用が特異的であり
、それらの抗体活性保有から生ずることを示している(
第2図)。
第1表 III瘍細胞 に及ぼすイダルビシンモノクローナル抗
体接合体の影響 1丁、D、50一対照の〔3H〕−チミジンとり込みの
50%阻害2 =試験した調製物数 la −250−30,6接合体は遊離の工daよシ少
し活性が劣っていた。標的細胞系統C0LO205に対
し遊離のlaは1.D、506 X 10−8Mを有す
るが接合体は1.D、50五5X10−7Mを有してい
た。
接合体が標的細胞に対するそれらの細胞障害作用におい
て選択性を示すか否か検査するために、■aa−抗−1
7−2.1および工da−抗−TFRをE3(L7−2
”)細胞と30分間インキユベートシ。
次に結合されなかった接合体を洗い去りそして細胞障害
性について測定した。遊離のIc1aについてのより5
05.2X10−7 Mに比較して工da−抗−L72
.1接合体はより506.2X10−7 Mを有してい
た(第4図)。対照すると、非反応性のIda −抗−
TFR接合体はよりso 5.OX 10−6 M 、
すなわち遊離のI+1aのそれより10倍大きく、この
ことはIda−抗−Ly−2,1接合体の抗体結合活性
によねその選択的細胞障害性が生じたことを示している
。同様にして工da−250−3α6接合体および遊離
の薬物を0OLO205(250−3α6 +ve)お
よび’R5(250−30,6−ve)細胞系統と30
分間インキュベートし次に洗浄して細胞障害アッセイに
かけた。いずれの細胞系統も遊離の薬物に対しては同様
の薬量応答を示した。す表わちcor、o 205に対
して9.2X10−7MセしてKAに対して9.8X1
0−7Mであった。しかし外から、工da−250−3
0,6接合体は抗体非反応性E3細胞系統に対してよ1
) 0OLo 205に対して4倍毒性が大きかった。
CKM細胞系統および工da−抗−L7−2.1を非反
応性対照として用いて同様の結果が得られた(データは
示さず)。さらに、標的細胞に対するIda −MOA
b接合体の細胞障害性が特異的であって抗体結合部位に
て起ることを確認するために、遊離のMoAbを用いて
接合体の細胞障害性を阻害する研究を行った。la濃度
4. OXlo−6M(抗−L7−2.12μf)で 
E3細胞に対する抗−L7−2.1接合体の細胞障害性
は抗−I、7−2.150μf (250af/d)の
添加により70%低下しく第5図)、このことi!la
−抗−Ly−2,1接合体の細胞障害性がその抗体結合
能力に直接関連していることを示している。同轡の対照
結果は250−50.6でも得られた。すべてのアッセ
イにおいて遊離の抗−L7−2.1、抗−TFRおよび
250−30.6が非細胞障害性であること1で留意さ
れるべきである(データは示さず)。
マウス胸腺騨工TT(1) 75N813のインビトロ
M固形腫瘍の生長阻害を査定するために、腹部領域に2
.0X106個のに3細胞を皮下接極されたOBF’1
マウス(1群10匹)の群に下記の1種を静脈注射した
。すなわち、(+) PH1、(1)抗−TJ7−2.
1−  (III) ■da*  (IV)工da−抗
−TIFRまたは(V)丁da−抗−L7−2.1゜マ
ウスには腫瘍接種後筒4白目および5日目<’a4Q寸
法−0,1am2)にそれぞれ1α20μmおよび/ま
たは抗−Ly−2,11200μVを与えた。
第1回目の処置の24時間以内で、工da−抗−L7−
2.1処置マウスは平均fil1寸法がPBS処置マウ
スのそれの20%であった(すなわち膿瘍塊の80%減
少(第6図))。抗−L7−2.1単独および非特異的
な抗−TFRMOAbに共有結合したlaはに3[11
瘍の生長に影響を及はさカいことが明らかであった。I
da単独を与えられたマウスの腫瘍は50%まで減少し
たが、これらマウ・スのうち3匹は死亡しそして残りは
体重が25%減少した。工da−抗−L7−2.1を与
えられたマウスのそれぞれの腫瘍生長曲線は処置期間中
10個の腫瘍のうち9個が退行したことを示しく第7図
)、Jj$実腫瘍10個のうち5個は完全に退縮して再
発せず(>200日)、処置完了時に生長し続けていた
ll!瘍(10のうち5)はPBBおよび工da−抗−
TFR処置マウスのill 03より生長速度が遅かっ
た。la−抗−I、7−2.1を用いる比較的大きい腫
瘍の静脈内処置を査定するためにもう一つの実験が行わ
れた。CBFI系マウス群(1群10匹)K五〇×10
6個のE3細胞を接種し、そして次にマウスに腫瘍接種
後筒6臼目(lli1瘍寸法α2の2)および第78目
に工daおよび抗−L7−2.1をそれぞれ15μfお
よび900μf与えた(第8図)。工da−抗−L7−
2.1処置マウスは7日目までで平均ll!瘍寸法がP
B8処!マウスのそれの50%セして工da−処置マウ
スのそれの66%であり、この傾向は研究の終了時(第
188目)まで続いた。工da −抗−L7−2.1を
与えられたCBIP1マウス10匹のそれぞれの―瘍生
長曲線では―瘍塊のうちの4例が退行しそして1例が完
全になくなったことが示された(>200日、データは
示されていない)。
それゆえIda−抗−L7−2.1は比較的大きい腫瘍
に対して有効であり、そしていずれの実験においてもI
daの抗1111瘍活性は抗−Ly −2,1MoAb
に結合された場合にかカリ改善された。
Ida−抗−250−3α6接合体の効力をC!OLO
205異種移植片を担持するヌード(nu/nu)マウ
スで評価した。
2X10’個の細胞を腹壁に皮下注射すると4日以内で
触診しうる塊が生じた(約a j DyI3)。
次に1群10匹ずつのマウスに下記のものの1種を静脈
注射した。すなわち(1) PBB 、 (II) 2
50−3α6、(Iil) Iila +250−5α
6(非接合)s (+v) Iaa sまたは(v)工
da −250−30,6接合体。腫瘍接種後筒4%5
%6,10および12日目に総量275μfの工daを
連続5回静脈注射した。
PBBまたは未接合250−51Mで処置したマウスの
群では何ら明らかな治療効果が見られなかった。Ila
単独では、マウス10匹中2匹が生き延び、一方弁接合
Ida +250−30.6を与えられた群ではすべて
のマウスが7日目までに死亡し、体重減少のような先に
示された毒性の徴候を有していた。la −250−3
0,6接合体を与えられたマウスは腫瘍寸法が劇的に減
少した。これらの結果を第10図に示す。比較すると、
それぞれのマウスについての腫瘍生長曲線(第11図)
ではマウス10匹のうち5匹の@瘍が7日目までに退縮
したことが示され1次にこれらIII傷は生育し始める
が、10匹のうち2匹は腫瘍がなくなった。とれらマウ
スは毒性による作用を何ら示さなかった。
肺瘍内処置 WI4瘍内治療は動物およびヒトの腫瘍の免疫療法にと
って有用な技法であることが示されている。従って工d
a−抗−L7−2.1接合体を直接固形1311115
に投与した場合の抗腫瘍活性を特性化する研究が行われ
た。五0X10’個のE3細胞を皮下に移植されたC!
BF1マウス10匹ずつの群では(2)瘍接ai5日後
K11lI瘍が発達した(cL1〜α2CIR2)。処
置はm瘍接種後筒5白目および第68目に行われる2つ
の注射からカリ、マウスには下記のうちの1種が与えら
、れた、すなわち、(1)PB8 、 (2)工aa、
(5)抗−Ly−2,1、’!たけ(4)工(IIL−
抗−L7−2.1(総Ila量=3on2)。工da 
−抗−Ly−2,1が最大の抗va瘍活性を示し、遊離
の工daおよび抗−Ly−2,1単独は直接腫瘍内に投
与された場合は@瘍生育に影響し危かった。
工da−抗−Ly−2.1処置されたマウスは第88目
で平均111瘍寸法がPB8処置マウスのそれの609
にそして第13日日でpBsIAfdjマウスのそれの
30%であった(第9図)。工da−抗−L7−2.1
処置マウスのそれぞれの腫瘍生長曲線(データは示され
ていない)では処置完了3日後で1匹が完全に退縮し一
方残りのマウスは肺癌生長の低下が遅延することが示さ
れた。
毒  性 急性1工性実絵を行うためにCBA (L72.1”)
マウス10匹ずつの群にIIIIIL% Ida−抗−
I、7−2.1または工da−抗−TFHのいずれかの
種々の量を1回注射した。Idaを注射されたマウスの
すべてはもとの体重の25%までの当初体重減少を示し
たがIda −MoAb接合体のいずれかで処置された
マウスでは何ら体重減少は観察され危かった。$2表は
LDsoおよびLDIQ値に反映されるlaおよびId
a −MoAb接合体の毒性を示す。
そこに示されるように、工da−抗−L7−2.1のL
Dl oは遊離工daのほんのα75岬/Klに比較し
て工aa 10.Oq/Kpであった。さらに、工da
−抗−TFR接合体はI、DHI aoIlv/Keで
あった。Ida −1&)Ab接合体はI、D5Qの量
までは試験されなかった。
これらの結果は遊離のIdaに比較して工da −MO
ムb接合体の治療指数が大きいことを示している。
第2表 ODAマウスに及ぼすイダルビシンモノクローナル抗体
接合体の作用 Ida                α75   
  五〇〇工de、−抗−L7−2.1  1αQQ 
  IJ、T。
工da−抗−’rFR15,00N、T。
組織病理学的結果 急性作用:遊離のlaの静脈投与(1,0ダ/む)によ
り処置15日後に膵臓の白色髄の萎縮および心筋繊維の
幾分かの肥大が生じた(データは示さず)これと対照的
に、Ida−抗−L7−2.1の1回量(2,4岬/に
9)は15および30日後で何ら特異的な組織障害性を
惹起しなかったが肝細胞の幾らかの膨潤が15日目に観
察された。
実施例 2 マウス (DBA/2 X BALB/c ) FlおよびCB
AマウスがDepartment of Pathol
ogy、 University ofMelbour
neで生産された。すべてが同性同年令のマウス10〜
20匹からなる実験群を各実験につき用いた。
腫瘍細胞 この研究で検査される細胞系統には(LY−2)マウス
胸腺腫ITT(1)75 NB E33柵(23) 、
(L3T4+)リンパn1EL4 (Horowitz
氏他、[5ci民地ce J 196816L)  5
33−535)、ヒト結腸癌Co−1o 205 (8
omple氏他、「Cancer Res、J 197
8 38 1345−1555)および(Ly−2−t
 T−5T4− )ヒトT−細胞白血病C′EM(Fo
ley氏他、「民地ncerJ 1965 18 52
2−529)が包含される。細胞は実施例1の記載と同
様にしてインビトロで保持された。P388D1マクロ
ファージ細胞系統は(DBA/2 X BALB/c)
F1マウスへの連続継代によりインビボで保持した。
腹水液から得られた細胞を洗浄してpH7,3の燐酸塩
緩衝食塩水(PH1)中で2回遠心分離しく4009×
5分)、PH3中に再懸濁させそしてマウスの腹壁中に
皮下注射するとそこで触診しうる腫瘍移植片に発達した
。マウスを一連の静脈処置にかけそして腫瘍寸法を腫瘍
の垂直軸を通ってノギスにより毎日測定した。データは
平均腫瘍寸法として記録された(2つの直径上標準誤差
の結果)。
リン/ぐ球の明確に区別されるサブ集団を特徴ずけるも
のである。マウス細胞表面抗原L3T4 。
Ly−2およびThy−1に対するモノクローナル抗体
がモデル系として用いられた。
用いられるMoAbは(1)マウスLy−2、1と特異
的に反応する抗−Ly−2,1(マウスIgG2a)(
)(ogarth氏他の「I民地unologyJ 1
982 46135−144)、(11)マウスL3T
4と特異的に反応するH129.19(抗−L3’I’
4 ) (ラットIgG 2 b )(Pierres
氏他、rJ、民地mmunologyJ 1984 1
322775−2782)、 および(+++)マウス
チー細胞と反応する抗−Thy −1(ラットIgG 
2 b ) (Marshak −Ro ths te
 in氏民地r、y、 ImmunologyJ 19
791222491−2497)であった。抗体は実施
例1の記載と同様にして単離し、精製しそして貯蔵した
。抗体活性は実施例1の記載と同様にして羊抗−マウス
イムノグロブリン(SAMG )を用いるロゼツト形成
アッセイにより測定された。
MoAb (1〜2Wq/d)をN、N−ジメチルホル
ムアミド中に溶解された14−プロモー4−デメトキシ
ダウノルビシン(Br−11a ) (10sv/d)
の5〜20モル過剰と1)H8,0(α05Mホウ酸塩
緩衝液)および室温で4時間混合した。実施例1の記載
と同様にして反応を進行させ、精製しそして得られる接
合体中にとり込まれたIda f)量を測定した。
薬物活性 濃度1〜5X1.0’個/−の細胞を用いて、実施例1
に記載されるようにして2柵のアッセイ(24時間およ
び30分間)を行い薬物活性を査定した。
血清学 抗体力価の測定およびL3T4+およびLy−2+細胞
の数を測定するためにこれら実験を通してロゼツト形成
法を用いた。この方法にはリンパ性細胞の表面上の抗体
を検出するために、羊赤血球(8RC)に結合したラッ
トイムノグロブリン(Ig)をも検出する結合性SAM
Gを必要とする。Ig十牌細胞はその表面Igが8AM
Gでのキャップ形成により除去されていた(25μtお
よび2−1細胞107個/μt)。次に細胞をイムノグ
ロブリンの再合成を阻止するために0.01%のナトリ
ウムアジドを含有する培地中水上で保持した。
結果 この研究は別々の相で行われた。
fa)3mの異なるIda−MoAb接合体のインビト
ロ特性化、および lb)  次に腫瘍細胞同種移植片の拒否反応前または
その期間中、T−細胞サブセットを活動的に減少させる
ためKそれらを使用することについての例示。
マウスL3T4、L7−2および’rhy−1抗原に対
するMoAbにBr−Idaを共有結合させた。反応条
件はMoAbに添加されるBr−Idaの過剰モルを変
動させそして比較的高いIdaとり込みと比較的低いタ
ンパク質回収との間を妥協させることによりその接合に
ついて設定された。Ida−抗−L3T4(第12図)
、Ida−抗−Ly−2,1およびIda−抗−Thy
−1(データは示さず)は3〜6分子のIdaをとり込
み、タンパク質回収は50%より大きかった。
抗体活性 接合の前および後における抗体の力価はロゼツト形成法
により計測しそしてE3標的細胞の50%がロゼツトを
示す希釈度として測定された。1,4および7分子のI
daを含有するIda −抗−Thy −1接合体ハソ
れぞれ抗体力価1 :425000 。
1 :170000および1 :130000を有し、
一方修飾されてない抗体力価は1:550000であっ
た(第15図)。すなわち、Idaへの接合に際して抗
体活性が幾分か損失される。しかしながら、4分子未満
のIda分子がMoAbに接合した接合体がインビトロ
およびインビボ研究に用いられた。同様にIda−抗−
L7−2.1およびIda−抗−L3T4接合体、の抗
体活性(データは示さず)はいずれの場合も6分子より
多いIda分子がMoAbにとり込まれるとかなり低下
した。
Ida −MoAb接合体の細胞障害性を種々の反応性
標的細胞について24時間アッセイを用いて試験し、遊
離Idaのそれと比較した。遊離Idaの活性はIda
 −MoAb接合体より4〜10倍大きく、遊離Ida
の試験された腫瘍細胞系統に対するID5o (対照の
〔5H〕−チミジンとり込みの50%阻害)は6.6〜
9.0X10  Mにあった。Ida−抗−Ly−2,
1接合体は、L7−2抗原が富化された在来細胞系統の
変種であるITT(1) 75N8 E3細胞系統に対
して試験された場合に最′も細胞障害性が大きい接合体
であることが明らかであった(IDs。
=4.3X10  M)。標的細胞に対する接合体作用
の選択性を検査するために、Ida−MoAb接合体を
標的細胞と3分間インキュベートし、次に結合されなか
った接合体を洗い去りそして細胞障害性について測定し
た。この30分間アッセイを用ると、非反応性のIda
−MoAb接合体は遊離Idaのそれより10〜50倍
大きいID5oを有しており、このことはIda −M
oAb接合体の細胞障害性にとって抗体結合が必須要件
であることを示している。この研究で用いられたMoA
bのいずれも補体の非存在下では標的細胞に対しインビ
トロで何ら細胞障害性作用を有しなかったことは注目さ
れるべきである。結果を第3表にまとめる。
ンビボ効力 Ida −MoAb接合体が肺臓からL3T4+または
Ly−2細胞を選択的に減少させうる能力について試験
すること罠よりその接合体のインビボ免疫抑制効力をM
oAb単独のそれと比較した。CBAマウスに第0.2
.5および10日口の4回、抗−Ly −2,1または
抗−L3T4接合体(Ida 30 P91Mokbt
5v)をt#脈注射しそして膵臓中のLy−2+または
L3T4  m胞の数をpゼット形成アッセイにょ9監
視した。各処置につき2匹の処置マウスの肺臓細胞を毎
日検査し、そしてその結果を平均した(第14図)。正
常マウスにおける第0日目の総肺臓細胞の約30襲から
第20日までのZda−抗−L3’r4処置マウスにお
け約4弧までL3’r4”細胞の数が速やかに低下した
。これらL5T4+[胞は60日以上にわたり減少した
ままであり次に徐々に増加がみられた。抗−L3T4単
独でのインビボ処置後の減少でもL3T4+細胞数の急
激な低下を招来した(30邦から5%へ)。
Ida−抗−LY −2,1接合体は膵臓L7−2@胞
数を10日までで25%から5襲まで低下させた。
しかしながら、Ly−2細胞の数は第15日月までに増
加し始め、そして40〜50日目まで白目常に戻った。
抗−Ly−2,1MoAb単独ではLy−2+細胞を有
意に減少させることができなかったことは興味深い。未
処置対照マウスにおけるLy−tおよびL5T4+細胞
数の変動はマウス間の自然の変異によると見なされた。
かくの如<、Ida−抗−L3T4およびIda−抗−
L7−2.1のいずれも処置マウスの肺臓からMoAb
単独より効果的にそれぞれL3T4” *たはI、y−
2+細胞を減少させうろことは明らかであった。Ida
−抗−LY −2,1接合体の作用は重要である。何故
なら抗−”I −2,1MoAbは単独で用いられた場
合は全く効力がないが、しかしI(illに結合された
場合は強力な免疫抑制剤に変換されうるからである。そ
れゆえ薬物−MoAb接合体により維持される減少は移
植片拒否反応におけるLy−2+およびL3’l’4+
細胞のインビボにおける役割を検査するのに適する。
これらの実験においては、Ida−抗−L3rI′4、
Ida−抗−LY−2,1およびIda−抗−Thy 
−1接合体をCBA″lrウスにおけるP588D1腫
瘍移植片の生存時間を高めるのに用いた。この同種移植
片はH−2(クラス■および■)および非−H−2障壁
を包含するものである。
1詳10〜15匹ずつのCBAマウスの群に8.0X1
0’個のP388Di腫瘍細胞を皮下注射しそして第一
1、第O(腫瘍接種当日)、第3、第5および第108
目に下記のうちの1つを静脈投与した、すなわち、m 
PBS 、 (++)抗−L3T4および抗−LY −
2,1,0ff) Ida−抗−I、3T4.4V) 
工da−抗−LY−2,1およびM Ida−抗−L3
T4および工da−抗−Ly−2,1゜投与されたId
aおよびMoAbの総量はそれぞれ125μ7および5
.75■であった。PBSおよびMoAb処置両マウス
の腫瘍移植片は14〜17日間生存し、最大平均腫瘍寸
法は0.31 cm2であった。このことは両未接合M
oAbを一緒にしたものが腫瘍移植片が生存しつるに有
効に’、3T4+お、よびL y−2+釧胞を減少させ
ることができなかったことを示している(第15図)。
さらに、Ida−抗−Ly−2,1またはIda−抗−
L3T4単独では移植片の生存期間を延長させうるのみ
(20〜28日)でありその最大平均腫瘍寸法は0.4
0〜0.50 cm2であつた。恐ら< Ida−抗−
Ly−2,1またはIda−抗−L3T4単独ではすべ
てのT−細胞を除去せず、そして強力な抗原挑戦(全M
HC相異で見られるように)により残留するLY−2+
およびL3T4+細胞の増殖および拒否反応を惹起する
ことができるのであろう。これと比較してIda−抗−
LY−2,1およびIda−抗−L3’r4接合体の両
方を組み合せると、14/15P388D1腫瘍#植片
の拒否反応を回避でき、マウスが殺されるまで寸法を増
大させることができた(第50日目、2.00倒2)。
これら接合体処置P38BDI腫瘍のうちの少数が第8
日日から第16日目まで幾分か寸法減少を示したことは
注目される。しかしながらL3T4+およびL7−2+
細胞を連続的に減少させると(第108目)、P388
D1腫瘍移植片を一貫して生育させることができた。
(b)  Ida−抗−Thy −1接合体1群当り1
0匹のCBAマウスからなる群に107個のP588D
1腫瘍細胞を皮下注射しそして第一1.0.5および6
8目に下記のものの1つを静脈投与した、すなわち、(
1) PBS、(11)抗−’rhy −1および(i
ll) Ida−抗−Thy −1。投与されたIda
および抗−Thy −1の総量はそれぞれ130μりお
よび5.4qであり、そしてPB8処置されたマウスの
腫瘍移植片は15日間生存した。抗−Thy−I  M
oAb単独では腫瘍移植片が28〜62日間生存でき、
最大平均腫瘍寸法は0.58m2(第6日月)であった
(第16図)。
Ida−抗−Th7−1処置マウスでは、腫瘍移植片の
30%が40日日目でに完全に拒否され、一方残る70
%は生育を続け、結局は(第328目)その群の平均腫
瘍寸法を高めることになった。それゆえIda−抗−T
hy −1は、Ida −抗−L7−2.1およびId
a−抗−L3T4の組み合せζ同様にL7−2+および
L3T4+細胞を減少させることができ、従って大多数
のp388D111g移植片が、通常は速やかな筈の拒
否反応を伴わずにCBAマウス中で生存できた。
実施例 3 実施例1記載の操作に従い、Idaとモノクローナル抗
体17.1 (Jhompson et al、、 P
roc、 Natl。
Cancer、 In5t、 70.409〜419 
、1983. Murine IgC)2a)との間お
よびIaaとモノクローナル抗体50.6(Thomp
son et、 al、、 Br、 J、 Cance
r 47.595+−605゜Murine IgG 
2b)との間で接合体を調製した。
ヒト結腸癌Co1o205細胞(50,6,17,1)
を実施例2記載のよう、にして1マウス当り細胞8×1
06個でヌードマウスに皮下接種した。この接種された
マウスを次に一連の腹腔的処置にかけた。腫瘍の寸法を
ノギスを用い、腫瘍の垂直軸を通って計測した。データ
は平均腫瘍寸法として記録した(2つの直径士標準誤差
の結果)0その結果を第17図に示す。
実施例 4 実施例1記載の操作に従い、Idaとモノクローナル抗
体171との間、Idaとモノクローナル抗体JGT−
15(マウスIgC)1、結腸カルシノーマ上のカルジ
ノエンブリオニック抗原とは反応性であるが通常組織と
は反応性ではない)との間、Idaとモノクローナル抗
体2Z1(マウスIgG1、多くの結腸暉瘍上のヒトミ
ルクファツトグロブリン抗原とは反応性)との間、およ
びIdaとモノクローナル抗体30.6との間で接合体
を調製した。LIM2210ヒト結腸腫瘍異種移植片(
1〜5■)をヌードマウスに移植(SC) した6移植
されたマウスを次に一連の静脈内処置にかけた。、腫瘍
の寸法を腫瘍の垂直軸を通ってノギスで計測した。デー
タは平均腫瘍寸法として、記録した(2つの直径上標準
誤差の結果)。結果を第18図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は抗−Ly−2,1へのイダルビシン(Ida 
)の結合を示す。 第2図はITT(1)75 N S E !l標準細胞
上の抗−Ly−2,1接合体の抗体希釈度に対するロゼ
ツト形成細胞%として測定された抗体力価を表わす。 第3図はE3細胞に及ぼすIda (−印)またはId
a−抗−LM −2,1の24時間アッセイにおける阻
害作用を示す。 第4図は(Ly−2)E3細胞に及ぼすIda (II
I印)、Ida−抗−Ly−2,1(0印)またはId
a −抗−TFR(O印)の30分間阻害アッセイにお
ける阻害作用を示す。 第5図はE3標的細胞に及ぼすIda−抗−Ly−2,
1、工da5モル/抗体モル(○印)および接合体+抗
−Ly−2,1(・印)の30分間特異性アッセイにお
ける阻害作用を示す。 第6図は2X106個の細胞を皮下注射されたCBF 
1マウスにおけるに3M腺雑の生育を示す(静脈処bf
ffi)。 第7図は2.0X106個のw 3 腫瘍細胞を皮下注
射しそして第4日日および5日目にIda−抗−LY−
2,1接合体で静脈処置されたCBF1マウスのそれぞ
れの腫瘍生長曲線を示す。 第8図は3.0X10’個の細胞を皮下注射されたcB
F1マウスにおけるg3M腺腫の生長を示す(静脈処置
)。 第9図は5.0X106個の細胞を皮下注射されたCB
FIマウスにおけるE3胸腺腫の生長を示す(腫瘍内処
W)。 第10図は2X106個の細胞を皮下注射されたヌード
マウスにおけるC0LO205ヒト腫瘍異種移植片の生
長を示す(静脈処tf)。 第11図はIda−250−30,6接合体で静脈処@
(矢印)された異種移植されたヌードマウスのそれぞれ
の腫瘍生長曲線を示す。 第12図は抗−I、!lT4 (0,5■)に対するイ
ダルビシン(Ida )の結合を示す。 第13図はITT(1)75 N S B5標的細胞上
の抗−Tl’1Y−1接合体の抗体希釈度に対するロゼ
ツト形成細胞%として測定された抗体力価を表わす。 第14図はIda−抗−L3T4処fit (e−@ 
) 、抗−L3T4処L?0トム)、工da−抗−LY
 −2,1処貯(e・・・・・)、抗−L7−2.1処
置(ム・・・ム)または未処[(口・・・口)−rウス
の肺臓における多数のL3T4+およびt+y−2+細
胞に及ぼすIda−MoAbおよびMoAb処置の影#
について示す。 第15図はCBAマウスにおけるP388D[腫瘍移植
片の生存に及ぼす組み合せIda −MoAb接合体処
置の影響について示す。 第16図はCBAマウスにおけるP3BBDI腫瘍移植
片の生存に及ぼすIda−抗−Thy −1接合体の影
響につい【示す。 第17図は細胞8X10個/マウスを注射されたヌード
マウスにおけるC0LO205(30,6,17,1+
)異種移植片の生長を示す(腹腔内)。 第18図は腫瘍断片を移植されたヌードマウスにおける
LIM2210ヒト結腸腫瘍異種移植片の生長を示す。 同    ザ・ユニパーシティ・オブΦメルボルン外2
名 Fl々、1 口 Fjg、9 (キ千    ( 〜、11 !牛(平生 0  70 140 210 280 3’+OjJO
防Ub6υFig、77 11+     号管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)モノクローナル抗体にまたはその抗体の抗原結合部
    位の少くとも1個所を含有するその断片に接合されたイ
    ダルビシンからなるイムノグロブリン接合体。 2)モノクローナル抗体またはその断片が所望の標的組
    織に対して特異的である請求項1記載の接合体。 3)前記標的組織がヒト新生物である請求項2記載の接
    合体。 4)前記モノクローナル抗体またはその断片がT−リン
    パ球細胞表面抗原に対して特異的である請求項1記載の
    接合体。 5)2〜8個のイダルビシン分子がそれぞれの抗体分子
    に共有結合されている請求項1〜4のいずれか1項記載
    の接合体。 6)イダルビシンがそのC−14位でモノクローナル抗
    体にまたは抗体断片に接合されている請求項1〜5のい
    ずれか1項記載の接合体。 7)イダルビシンをモノクローナル抗体またはその断片
    に接合されることからなる請求項1〜6のいずれか1項
    記載のイムノグロブリン接合体の製法。 8)14−ハロ−イダルビシンをモノクローナル抗体ま
    たはその断片と反応させることからなる請求項7記載の
    方法。 9)製剤上許容されうる担体または希釈剤、および活性
    成分として請求項1〜6のいずれか1項に記載されるか
    または請求項7または8記載の方法により製造されたイ
    ムノグロブリン接合体を含有する医薬組成物。 10)細胞の集団からT−リンパ球のサブセットを特異
    的に減少させるにあたり、前記モノクローナル抗体また
    はその断片が減少されるべきリンパ球上に存在する細胞
    表面抗原に対して特異的である請求項1記載のイムノグ
    ロブリン接合体と細胞とをインビトロでインキュベート
    することからなる方法。
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