JP2716980B2 - 画像情報装置の正常画像判定方法 - Google Patents

画像情報装置の正常画像判定方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像情報装置に係り、特に逆さ画像やうら返
し画像、白紙画像や黒紙画像等の不正な画像を検出し、
自動補正したり、警告を発するのに好適な画像情報装置
の正常画像判定方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の画像情報装置は、情報処理学会第32回(昭和61
年度前期)全国大会2N−8,P1347〜1348「ビデオレート
回転プロセッサ」に記載のように、画像の傾きを補正し
ていく方式は提案されているが、画像の逆さ・うら返し
の検出又は白紙・黒紙といった入力を間違ったと思われ
る画像の検出及びその補正については、報告されていな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は画像の傾きを補正するものであるが、
入力装置から入力された画像データ及び記憶媒体から読
出した画像データが逆さだったり、うら返しだったり、
更には白紙や黒紙だったりといった不正な画像データの
検出を自動検出する機構に対しての配慮がなされておら
ず、見にくい画像がそのまま登録・表示されてしまうと
いう問題点があった。
本発明の目的は、逆さ画像やうら返し画像、白紙、黒
紙といった不正な画像を検出し、自動補正又はユーザへ
の警告といった方法で不正な画像の登録・表示を防ぐ画
像情報装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は画像ドットデータ(圧縮・非圧縮を問わな
い)をコードデータとして認識する認識手段を有し、画
像全体の認識率を求める機能と、画像データの圧縮/伸
長等の機能を有する画像処理手段を有し、画像の圧縮率
を求める機能を画像処理装置に持たせることにより達成
される。
即ち、本発明は、画像入力装置または記憶手段から出
力される画像データを所定角度毎に回転させ、その度に
回転処理された画像データの認識を行い、その前後の認
識率に差が出た時点で、認識率の高い画像データを正常
画像とする判定することを第1特徴とする。
また本発明は、画像入力装置または記憶手段から出力
される画像データを所定角度毎に回転もしくは反転さ
せ、その度に回転処理もしくは反転処理されたされた画
像データの認識を行い、その前後の認識率に差が出た時
点で、認識率の高い画像データを正常画像とする判定す
ることを第2の特徴とする。
入力装置から入力された画像データ・あるいは記憶媒
体から読み出された画像データは、画像処理手段を用い
て、傾いた画像(画像の回転)、反転した画像、うら返
しにした画像データ等に変換される。これらの各々画像
データに対し認識手段を用い認識率を求め、認識率が高
い画像データから原画像が正しい位置にあるかを検知す
る。又、白紙とか黒紙といった特殊と思われる画像デー
タは、画像処理手段の圧縮機能を用いた場合に、突出し
て画像圧縮率が高いことから検出される。この白紙・黒
紙の圧縮率の判定基準については、あらかじめ最初に白
紙・黒紙の画像データを取り込んで、圧縮した値を基準
値として設定することも考えられる。
上記した様に検出された不正位置の画像、不正だと思
われる画像については、画像処理装置の全体の制御を司
どるCPUへ通知される。CPUは、このことをユーザに対
し、ブザーや音声又はメッセージ表示等の手段を用いて
警告したり、自動的に画像を補正するよう画像処理手段
に命令する。
意識的に入力された不正画像を自動補正しないために
警告、使用者への処理判断を促す機能を設けるため、画
像自動補正の誤動作はない。
〔実施例〕
以下添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。
第1図は本発明の画像情報装置の一実施例を示すブロ
ック図である。第1図において、1は画像処理を司どる
画像処理部、11は認識処理を司どる認識処理部である。
画像情報装置全体の制御を司どるCPU3は画像処理部1に
含まれている。画像処理部1内部にはデータバス2が存
在し、このデータバス2にCPU3の他に、画像データの圧
縮/伸長・回転等の画像処理を司どる画像処理プロセッ
サ(以後・IPと略す)4と画像処理専用メモリ5と、外
部表示装置(CRT等)7との接続を司どるアダプタ6と
外部入出力装置(スキャナ等)との接続を司どるアダプ
タ8と外部記憶装置(光ディスク等)との接続を司どる
アダプタ17と認識処理部との接続アダプタ9とブザー19
とが、接続されている。又、認識処理部11においても、
内部に基本となるデータバス12が存在し、このデータバ
ス12には文字認識用の認識辞書16を持つ認識プロセッサ
(以下、NPUと略す)14と認識処理専用の認識用メモリ1
5と画像処理部1との接続を司どるアダプタ13が接続さ
れている。本実施例で示す画像情報装置は、この画像処
理部1と認識処理部11及びCRT7やスキャナ10や光ディス
ク18等の外部装置から構成されている。
第2図(a)は正常画像の一例を示し、第2図(b)
は第2図(a)に示す画像がスキャナ10により反転して
入力された場合を示ししている。この場合、第2図
(b)に示す様に非常に見にくい画像となってしまう。
次に、不正位置画像の検出方式を第1図と第3図を用
いて説明する。スキャナ10から取り込まれた画像データ
は、IP4によって第3図(a)〜(e)に示すように反
転・回転・うら返し(トレース紙で考えられる)といっ
た画像データに変換され、認識用メモリ15に格納され
る。これらの画像データに対してNPU14は認識を行い、
各々についての認識率を比較する。比較の結果、認識率
の最も高い画像が正常画像と判定される。
この場合、第3図(a)〜(e)に示す各画像の全体
を認識して認識率を求める方法と、より高速な認識を行
うために認識率に差が出たところで判断するという方法
が考えられる。即ち。回転・反転した前後の画像データ
の認識率の比較による差が出たところで判定することが
考えられる。尚、上記認識処理において、認識辞書16と
して反転文字等の認識辞書を、用いる様にしても良い。
第4図(a)〜(b)は、認識率を求める場合の他の
例を示す図である。即ち、第4図に示すように画像の一
部に頁表示等の部分31〜34がある場合は、その部分31〜
34を認識することによって不正位置を検知することも可
能となる。この方式は画像全体が文章ではなく絵であ
り、NPU14が認識することが難しい画像に対して有効な
方法である。第4図(b)は、第4図(a)に示す画像
30が上下反転した画像35を示す。また、第4図(c)
は、第4図(a)に示す画像30がうら返しになった画像
36を示す。また、第4図(d)は、第4図(c)に示す
画像30がうら返しになり、かつ上下反転した画像37を示
す。また、第4図(e)は白紙画像38を示す。
上記の画像位置検出の他に、画像が白紙であったり黒
紙であったりする不正画像の検出はIP4の圧縮機能を使
って実現できる。一般に白紙および黒紙は、一般の画像
に比べ非常に圧縮率が高いため、IP4によって圧縮率を
求めることによって、入力された画像が白紙又は黒紙の
可能性が強いことを検出することが可能となる。この圧
縮率の判定については基準を決めておくだけではなく、
あらかじめ使用前に白紙、黒紙原稿を読んで画像を圧縮
しておくことで基準値を設定してもよい。
このように不正画像や不正位置画像を検出した場合、
NPU14やIP4はそれぞれCPU3へその報告を行う。CPU3はこ
の情報を受け取ると、表示装置(CRT)7に警告メッセ
ージを出したり、ブザー19のような音声によって、画像
に何らかの異常があることを警告する。実際に白紙や黒
紙、傾いた画像等の画像を故意に入力した場合が考えら
れるので、警告という形の処理が必要となるが、故意的
な入力が無いと考えられる場合は警告とせずにIP4で自
動補正を行ってもよい。
第5図は本実施例において入力装置から取り込んだ画
像データの不正位置、不正画像を検知するまでの信号の
流れを示した図である。実線は画像データ、破線は制御
信号を示している。第5図において、第1図に示す部分
と同一部分には同一符号を付している。第5図におい
て、スキャナ10から取り込まれた画像データ40は、画像
用メモリ5及び認識用メモリ15に格納され、NPU14,IP4
によって画像圧縮、認識処理を受ける。画像が不正画像
か否かを示す2つの画像チェック信号45,47はCPU3に対
して送られ、それぞれの処理を受ける。
第6図に本実施例における処理手順の一例を示す。先
づ、入力手段によって画像入力(ステップ50)が実行さ
れる。ここから入力された画像データは認識(ステップ
51)圧縮(ステップ52)の各々の処理を受ける。認識処
理の場合、得られた認識率が妥当であるか否かを判定さ
れる(ステップ53)。ここでの判定は、前述した例で
は、画像を反転・回転させた場合のそれぞれの認識率の
比較による判定が相当する。ここで適当でない(NO)と
判定された場合、CPUに対して判定結果が与えられ、そ
れに基づいてCPUは画像の回転/反転命令を出す(ステ
ップ56)。ここで、回転/反転された画像データはもう
1度認識処理(ステップ51)される。一方の圧縮処理で
は、圧縮した結果得られた圧縮率が高いか否かが判定さ
れる(ステップ54)。ここで、白紙、黒紙といった圧縮
率が非常に高い画像が見つかった場合(YES)は、警告
処理が行なわれる(ステップ58)。このとき、CPUは異
常画像の警告処理を実行するとともに(ステップ58)、
認識処理の中止を指示する。認識が正常で、かつ圧縮率
にも異常が無い場合は、認識結果報告(反転した画像な
のか、又はうら返しの画像なのか等の報告、ステップ5
7)を実行する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、画像登録、表示の際に入力画像が逆
さ、うら返しになっていたり、白紙・黒紙といった画像
が入っていても自動的に検知・補正警告ができるため、
表示画像の見易さ、不正画像登録による記憶媒体への無
駄登録の排除を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
(a)は正常画像の一例を示す図、第2図(b)は異常
画像の一例を示す図、第3図(a),(b),(c),
(d),(e)は認識率検出の具体例を示す説明図、第
4図(a),(b),(c),(d),(e)は認識率
検出の他の具体例を示す説明図、第5図は第1図に示す
実施例における画像データ及び制御信号の流れを示すブ
ロック図、第6図は本発明の方法を示すフローチャート
である。 3……画像情報装置制御プロセッサ(CPU)、4……画
像処理プロセッサ(IP)、5……画像処理用メモリ、14
……認識プロセッサ(NPU)、15……認識用メモリ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャナ等の画像入力装置から取り込まれ
    た画像ドットデータ及び該画像ドットデータを圧縮した
    データを格納する記憶手段と、上記記憶手段に格納され
    たデータを読み出す読出手段と、上記記憶手段から出力
    される画像データを認識する認識手段とを備える画像情
    報装置において、 画像入力装置または記憶手段から出力される画像データ
    を所定角度毎に回転させ、その度に回転処理された画像
    データの認識を行い、その前後の認識率に差が出た時点
    で、認識率の高い画像データを正常画像とする判定する
    ことを特徴とする画像情報装置の正常画面判定方法。
  2. 【請求項2】スキャナ等の画像入力装置から取り込まれ
    た画像ドットデータ及び該画像ドットデータを圧縮した
    データを格納する記憶手段と、上記記憶手段に格納され
    たデータを読み出す読出手段と、上記記憶手段から出力
    される画像データを認識する認識手段とを備える画像情
    報装置において、 画像入力装置または記憶手段から出力される画像データ
    を所定角度毎に回転もしくは反転させ、その度に回転処
    理もしくは反転処理されたされた画像データの認識を行
    い、その前後の認識率に差が出た時点で、認識率の高い
    画像データを正常画像とする判定することを特徴とする
    画像情報装置の正常画面判定方法。
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