JPH1040356A - イメージ読取装置 - Google Patents
イメージ読取装置Info
- Publication number
- JPH1040356A JPH1040356A JP8191942A JP19194296A JPH1040356A JP H1040356 A JPH1040356 A JP H1040356A JP 8191942 A JP8191942 A JP 8191942A JP 19194296 A JP19194296 A JP 19194296A JP H1040356 A JPH1040356 A JP H1040356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reading
- read
- image data
- light
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被読み取り原稿と読取部との間に遮光物が存
在した場合、被読み取り原稿の内容の一部が欠落した画
像データが生成されてしまい、再度、読み取り動作をや
り直すために、手間と時間がかかってしまう。 【解決手段】 読取部20において読み取られた被読み
取り原稿10の画像データに基づいて、被読み取り原稿
10と読取部20との間における遮光物の有無を検出す
る遮光物検出部40を設けたため、被読み取り原稿10
と読取部20との間に遮光物が存在した場合に、被読み
取り原稿10の内容の一部が欠落した画像データが生成
されると同時に、その旨がオペレータに通知される。
在した場合、被読み取り原稿の内容の一部が欠落した画
像データが生成されてしまい、再度、読み取り動作をや
り直すために、手間と時間がかかってしまう。 【解決手段】 読取部20において読み取られた被読み
取り原稿10の画像データに基づいて、被読み取り原稿
10と読取部20との間における遮光物の有無を検出す
る遮光物検出部40を設けたため、被読み取り原稿10
と読取部20との間に遮光物が存在した場合に、被読み
取り原稿10の内容の一部が欠落した画像データが生成
されると同時に、その旨がオペレータに通知される。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、イメージ読取装置
に関し、特に、被読み取り原稿上に装置の読取部が配設
される状態で読み取り動作が行われるイメージ読取装置
に関する。
に関し、特に、被読み取り原稿上に装置の読取部が配設
される状態で読み取り動作が行われるイメージ読取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からのイメージ読取装置において
は、装置内の読取部が、被読み取り原稿に対向した状態
で被読み取り原稿の表面を走査されることにより、被読
み取り原稿の内容が読み取られている。
は、装置内の読取部が、被読み取り原稿に対向した状態
で被読み取り原稿の表面を走査されることにより、被読
み取り原稿の内容が読み取られている。
【0003】ここで、読取部と被読み取り原稿との位置
関係においては、読取部の上に被読み取り原稿が置かれ
るものと、デスクスタンド型のような被読み取り原稿上
に読取部が配設されるものとがある。
関係においては、読取部の上に被読み取り原稿が置かれ
るものと、デスクスタンド型のような被読み取り原稿上
に読取部が配設されるものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
イメージ読取装置のうち、被読み取り原稿上に読取部が
配設されるものにおいては、被読み取り原稿と読取部と
の間に遮光物が存在した場合、読取部において読み取ら
れる画像データに基づいて遮光物を検知することができ
ないため、遮光物によって原稿面が隠され、被読み取り
原稿の内容の一部が欠落した画像データが生成されてし
まう。
イメージ読取装置のうち、被読み取り原稿上に読取部が
配設されるものにおいては、被読み取り原稿と読取部と
の間に遮光物が存在した場合、読取部において読み取ら
れる画像データに基づいて遮光物を検知することができ
ないため、遮光物によって原稿面が隠され、被読み取り
原稿の内容の一部が欠落した画像データが生成されてし
まう。
【0005】このため、被読み取り原稿と読取部との間
に遮光物が存在する場合において、被読み取り原稿の内
容の一部が欠落した画像データが生成されることを防ぐ
ためには、オペレータの監視に頼る他に手段がなく、被
読み取り原稿の内容の一部が欠落した画像データが生成
されてしまった場合、再度、読み取り動作をやり直さな
くてはならなくなり、手間と時間がかかってしまうとい
う問題点がある。
に遮光物が存在する場合において、被読み取り原稿の内
容の一部が欠落した画像データが生成されることを防ぐ
ためには、オペレータの監視に頼る他に手段がなく、被
読み取り原稿の内容の一部が欠落した画像データが生成
されてしまった場合、再度、読み取り動作をやり直さな
くてはならなくなり、手間と時間がかかってしまうとい
う問題点がある。
【0006】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、被読み取り
原稿と読取部との間に遮光物が存在する場合に、読み取
られる画像データに基づいて遮光物の存在を検出するこ
とができるイメージ読取装置を提供することを目的とす
る。
する問題点に鑑みてなされたものであって、被読み取り
原稿と読取部との間に遮光物が存在する場合に、読み取
られる画像データに基づいて遮光物の存在を検出するこ
とができるイメージ読取装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、被読み取り原稿と対向して設けられ、前記
被読み取り原稿の内容を読み取る読取手段と、該読取手
段において読み取られた画像データを処理する処理手段
とを有してなるイメージ読取装置において、前記読取手
段において読み取られた画像データに基づいて、前記被
読み取り原稿と前記読取手段との間における遮光物の存
在の有無を検出する遮光物検出手段を有することを特徴
とする。
の本発明は、被読み取り原稿と対向して設けられ、前記
被読み取り原稿の内容を読み取る読取手段と、該読取手
段において読み取られた画像データを処理する処理手段
とを有してなるイメージ読取装置において、前記読取手
段において読み取られた画像データに基づいて、前記被
読み取り原稿と前記読取手段との間における遮光物の存
在の有無を検出する遮光物検出手段を有することを特徴
とする。
【0008】また、前記遮光物検出手段は、前記被読み
取り原稿と前記読取手段との間に遮光物が存在する場
合、警報を発することを特徴とする。
取り原稿と前記読取手段との間に遮光物が存在する場
合、警報を発することを特徴とする。
【0009】また、前記遮光物検出手段は、前記読取手
段において読み取られた画像データの走査線毎の濃度を
検出し、検出された画像データの濃度が、隣接する画素
に対して、予め決められた値以上急激に変化する最初の
画素の位置を検出する第1の濃度変化点検出手段と、前
記読取手段において読み取られた画像データの走査線毎
の濃度を検出し、検出された画像データの濃度が、隣接
する画素に対して、予め決められた値以上急激に変化す
る最後の画素の位置を検出する第2の濃度変化点検出手
段と、前記第1の濃度変化点検出手段において検出され
た位置と前記第2の濃度変化点検出手段において検出さ
れた位置との間の距離が、予め設定されている範囲に入
る、連続した走査線の数を逐次累積計数し、累積計数値
が、予め決められた値を越えた場合に警報信号を出力す
る連続ライン計数手段と、該連続ライン計数手段から警
報信号が入力されると、前記被読み取り原稿と前記読取
手段との間に遮光物が存在する旨のアラーム信号を出力
するアラーム発生手段とを有することを特徴とする。
段において読み取られた画像データの走査線毎の濃度を
検出し、検出された画像データの濃度が、隣接する画素
に対して、予め決められた値以上急激に変化する最初の
画素の位置を検出する第1の濃度変化点検出手段と、前
記読取手段において読み取られた画像データの走査線毎
の濃度を検出し、検出された画像データの濃度が、隣接
する画素に対して、予め決められた値以上急激に変化す
る最後の画素の位置を検出する第2の濃度変化点検出手
段と、前記第1の濃度変化点検出手段において検出され
た位置と前記第2の濃度変化点検出手段において検出さ
れた位置との間の距離が、予め設定されている範囲に入
る、連続した走査線の数を逐次累積計数し、累積計数値
が、予め決められた値を越えた場合に警報信号を出力す
る連続ライン計数手段と、該連続ライン計数手段から警
報信号が入力されると、前記被読み取り原稿と前記読取
手段との間に遮光物が存在する旨のアラーム信号を出力
するアラーム発生手段とを有することを特徴とする。
【0010】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、読取手段において被読み取り原稿の内容が読
み取られると、第1の濃度変化点検出手段において、読
み取られた画像データの走査線毎の濃度が検出され、検
出された画像データの濃度が、隣接する画素に対して、
予め決められた値以上急激に変化する最初の画素の位置
が検出されてその位置情報が出力され、また、第2の濃
度変化点検出手段において、読み取られた画像データの
走査線毎の濃度が検出され、検出された画像データの濃
度が、隣接する画素に対して、予め決められた値以上急
激に変化する最後の画素の位置が検出されてその位置情
報が出力される。その後、連続ライン計数手段におい
て、第1の濃度変化点検出手段において検出された位置
と第2の濃度変化点検出手段において検出された位置と
の間の距離が、予め設定されている範囲に入る、連続し
た走査線の数が逐次累積計数され、計数された累積計数
値が、予め決められた値を越えた場合にアラーム発生手
段を介して警報が出力される。
おいては、読取手段において被読み取り原稿の内容が読
み取られると、第1の濃度変化点検出手段において、読
み取られた画像データの走査線毎の濃度が検出され、検
出された画像データの濃度が、隣接する画素に対して、
予め決められた値以上急激に変化する最初の画素の位置
が検出されてその位置情報が出力され、また、第2の濃
度変化点検出手段において、読み取られた画像データの
走査線毎の濃度が検出され、検出された画像データの濃
度が、隣接する画素に対して、予め決められた値以上急
激に変化する最後の画素の位置が検出されてその位置情
報が出力される。その後、連続ライン計数手段におい
て、第1の濃度変化点検出手段において検出された位置
と第2の濃度変化点検出手段において検出された位置と
の間の距離が、予め設定されている範囲に入る、連続し
た走査線の数が逐次累積計数され、計数された累積計数
値が、予め決められた値を越えた場合にアラーム発生手
段を介して警報が出力される。
【0011】このようにして、読取手段において読み取
られた被読み取り原稿の画像データに基づいて、被読み
取り原稿と読取手段との間における遮光物の存在の有無
が検出されるので、被読み取り原稿と読取手段との間に
遮光物が存在し、被読み取り原稿の内容の一部が欠落し
た画像データが生成された場合に、その時点での再読み
取りが可能となる。
られた被読み取り原稿の画像データに基づいて、被読み
取り原稿と読取手段との間における遮光物の存在の有無
が検出されるので、被読み取り原稿と読取手段との間に
遮光物が存在し、被読み取り原稿の内容の一部が欠落し
た画像データが生成された場合に、その時点での再読み
取りが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明のイメージ読取装置の実施
の一形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)
は遮光物検出部の構成ブロック図である。
の一形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)
は遮光物検出部の構成ブロック図である。
【0014】本形態は図1に示すように、デスクスタン
ド型のイメージ読取装置であって、被読み取り原稿10
に対向するように配設され、被読み取り原稿10の内容
を読み取る読取部20と、読取部20において読み取ら
れた画像データを処理する処理部30と、読取部20に
おいて読み取られた画像データに基づいて、被読み取り
原稿10と読取部20との間における遮光物の存在の有
無を検出する遮光物検出部40とから構成されており、
遮光物検出部40は、読取部20において読み取られた
画像データが入力され、入力された画像データの走査線
毎の濃度を検出し、検出された画像データの濃度が、隣
接する画素に対して、予め決められた値以上急激に変化
する最初の画素の位置を検出してその位置情報を出力す
る第1の濃度変化点検出部41aと、読取部20におい
て読み取られた画像データが入力され、入力された画像
データの走査線毎の濃度を検出し、検出された画像デー
タの濃度が、隣接する画素に対して、予め決められた値
以上急激に変化する最後の画素の位置を検出してその位
置情報を出力する第2の濃度変化点検出部41bと、走
査線毎に、濃度変化点検出部41a,41bのそれぞれ
から出力される位置情報が入力され、2つの位置情報の
意味する2点間の距離が、予め設定されている範囲に入
る、連続した走査線の数を逐次累積計数し、累積計数値
が、予め決められた値を越えた場合に警報信号を出力す
る連続ライン計数部42と、連続ライン計数部42から
警報信号が入力されると、オペレータ(不図示)に対し
て、被読み取り原稿10と読取部20との間に遮光物が
存在する旨をランプあるいはブザーによって通知するア
ラーム発生部43とから構成されている。
ド型のイメージ読取装置であって、被読み取り原稿10
に対向するように配設され、被読み取り原稿10の内容
を読み取る読取部20と、読取部20において読み取ら
れた画像データを処理する処理部30と、読取部20に
おいて読み取られた画像データに基づいて、被読み取り
原稿10と読取部20との間における遮光物の存在の有
無を検出する遮光物検出部40とから構成されており、
遮光物検出部40は、読取部20において読み取られた
画像データが入力され、入力された画像データの走査線
毎の濃度を検出し、検出された画像データの濃度が、隣
接する画素に対して、予め決められた値以上急激に変化
する最初の画素の位置を検出してその位置情報を出力す
る第1の濃度変化点検出部41aと、読取部20におい
て読み取られた画像データが入力され、入力された画像
データの走査線毎の濃度を検出し、検出された画像デー
タの濃度が、隣接する画素に対して、予め決められた値
以上急激に変化する最後の画素の位置を検出してその位
置情報を出力する第2の濃度変化点検出部41bと、走
査線毎に、濃度変化点検出部41a,41bのそれぞれ
から出力される位置情報が入力され、2つの位置情報の
意味する2点間の距離が、予め設定されている範囲に入
る、連続した走査線の数を逐次累積計数し、累積計数値
が、予め決められた値を越えた場合に警報信号を出力す
る連続ライン計数部42と、連続ライン計数部42から
警報信号が入力されると、オペレータ(不図示)に対し
て、被読み取り原稿10と読取部20との間に遮光物が
存在する旨をランプあるいはブザーによって通知するア
ラーム発生部43とから構成されている。
【0015】以下に、上記のように構成されたイメージ
読取装置における遮光物検出動作について説明する。
読取装置における遮光物検出動作について説明する。
【0016】まず、読取部20において被読み取り原稿
10の内容が読み取られると、被読み取り原稿10の画
像データが濃度変化点検出部41a,41bにそれぞれ
入力される。
10の内容が読み取られると、被読み取り原稿10の画
像データが濃度変化点検出部41a,41bにそれぞれ
入力される。
【0017】すると、濃度変化点検出部41aにおい
て、入力された画像データの走査線毎の濃度が検出さ
れ、検出された画像データの濃度が、隣接する画素に対
して、予め決められた値以上急激に変化する最初の画素
の位置が検出されてその位置情報が出力される。
て、入力された画像データの走査線毎の濃度が検出さ
れ、検出された画像データの濃度が、隣接する画素に対
して、予め決められた値以上急激に変化する最初の画素
の位置が検出されてその位置情報が出力される。
【0018】一方、濃度変化点検出部41bにおいて
は、入力された画像データの走査線毎の濃度が検出さ
れ、検出された画像データの濃度が、隣接する画素に対
して、予め決められた値以上急激に変化する最後の画素
の位置が検出されてその位置情報が出力される。
は、入力された画像データの走査線毎の濃度が検出さ
れ、検出された画像データの濃度が、隣接する画素に対
して、予め決められた値以上急激に変化する最後の画素
の位置が検出されてその位置情報が出力される。
【0019】濃度変化点検出部41a,41bのそれぞ
れから、走査線毎の位置情報が出力されると、その位置
情報は連続ライン計数部42に入力され、連続ライン計
数部42において、濃度変化点検出部41aにおいて検
出された位置と濃度変化点検出部41bにおいて検出さ
れた位置との間の距離が、予め設定されている値である
wl以上wh未満となる連続した走査線の数が逐次累積
計数され、計数された累積計数値が、予め決められた値
であるtを越えた場合に警報信号が出力される。
れから、走査線毎の位置情報が出力されると、その位置
情報は連続ライン計数部42に入力され、連続ライン計
数部42において、濃度変化点検出部41aにおいて検
出された位置と濃度変化点検出部41bにおいて検出さ
れた位置との間の距離が、予め設定されている値である
wl以上wh未満となる連続した走査線の数が逐次累積
計数され、計数された累積計数値が、予め決められた値
であるtを越えた場合に警報信号が出力される。
【0020】その後、連続ライン計数部42から出力さ
れた警報信号がアラーム発生部43に入力されると、ア
ラーム発生部43において、オペレータに対して、被読
み取り原稿10と読取部20との間に遮光物が存在する
旨がランプあるいはブザーによって通知される。
れた警報信号がアラーム発生部43に入力されると、ア
ラーム発生部43において、オペレータに対して、被読
み取り原稿10と読取部20との間に遮光物が存在する
旨がランプあるいはブザーによって通知される。
【0021】以下に、上述した遮光物検出動作につい
て、入力される帳票イメージの例を挙げ説明する。
て、入力される帳票イメージの例を挙げ説明する。
【0022】図2は、図1に示したイメージ読取装置を
用いて帳票上に遮光物が存在しない状態において行われ
る読み取り動作について説明するための図であり、
(a)は読み込まれる帳票イメージを示す図、(b)は
(a)に示す帳票イメージにおける変化点間の距離を示
す図である。
用いて帳票上に遮光物が存在しない状態において行われ
る読み取り動作について説明するための図であり、
(a)は読み込まれる帳票イメージを示す図、(b)は
(a)に示す帳票イメージにおける変化点間の距離を示
す図である。
【0023】帳票上に遮光物が存在しない状態において
は図2に示すように、連続ライン計数部42において算
出される2点間の距離は、帳票ありの部分でwhを超
え、走査ラインが帳票端を超えると急にwlを下回り、
wl以上wh未満となる連続する走査線の数は一定値t
を超えるまでは累積計数されない。
は図2に示すように、連続ライン計数部42において算
出される2点間の距離は、帳票ありの部分でwhを超
え、走査ラインが帳票端を超えると急にwlを下回り、
wl以上wh未満となる連続する走査線の数は一定値t
を超えるまでは累積計数されない。
【0024】図3は、図1に示したイメージ読取装置を
用いて帳票上に遮光物が存在する状態において行われる
読み取り動作について説明するための図であり、(a)
は読み込まれる帳票イメージを示す図、(b)は(a)
に示す帳票イメージにおける変化点間の距離を示す図で
ある。
用いて帳票上に遮光物が存在する状態において行われる
読み取り動作について説明するための図であり、(a)
は読み込まれる帳票イメージを示す図、(b)は(a)
に示す帳票イメージにおける変化点間の距離を示す図で
ある。
【0025】帳票上に遮光物が存在する状態においては
図3に示すように、連続ライン計数部42において算出
される2点間の距離は、走査ラインが帳票端を超えると
オペレータの手部分のイメージにより、wl以上wh未
満の範囲となる走査線が連続して発生し、wh未満wl
以上となる連続する走査線の数が一定値tを超え、それ
により、警報信号が発生し、アラーム発生部43におい
て、オペレータに対して、被読み取り原稿10と読取部
20との間に遮光物が存在する旨がランプあるいはブザ
ーによって通知される。
図3に示すように、連続ライン計数部42において算出
される2点間の距離は、走査ラインが帳票端を超えると
オペレータの手部分のイメージにより、wl以上wh未
満の範囲となる走査線が連続して発生し、wh未満wl
以上となる連続する走査線の数が一定値tを超え、それ
により、警報信号が発生し、アラーム発生部43におい
て、オペレータに対して、被読み取り原稿10と読取部
20との間に遮光物が存在する旨がランプあるいはブザ
ーによって通知される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
読取手段において読み取られた被読み取り原稿の画像デ
ータに基づいて、被読み取り原稿と読取手段との間にお
ける遮光物の有無を検出する遮光物検出手段を設けたた
め、被読み取り原稿と読取手段との間に遮光物が存在し
た場合に、被読み取り原稿の内容の一部が欠落した画像
データが生成されると同時に、その旨がオペレータに通
知される。
読取手段において読み取られた被読み取り原稿の画像デ
ータに基づいて、被読み取り原稿と読取手段との間にお
ける遮光物の有無を検出する遮光物検出手段を設けたた
め、被読み取り原稿と読取手段との間に遮光物が存在し
た場合に、被読み取り原稿の内容の一部が欠落した画像
データが生成されると同時に、その旨がオペレータに通
知される。
【0027】これにより、被読み取り原稿の一部が隠さ
れた状態において不正なイメージが読み取られる虞れが
ある場合に、その時点での確認や読み取りの再実行が可
能となり、読み取られたイメージが不正でない確率を効
率よく増加させることができる。
れた状態において不正なイメージが読み取られる虞れが
ある場合に、その時点での確認や読み取りの再実行が可
能となり、読み取られたイメージが不正でない確率を効
率よく増加させることができる。
【0028】また、イメージの読み取り作業後に、不正
に入力されたイメージデータに対応する原稿を再度読み
取らせる必要がなくなり、再度、読み取らせるために必
要となる手間や時間を省くことができる。
に入力されたイメージデータに対応する原稿を再度読み
取らせる必要がなくなり、再度、読み取らせるために必
要となる手間や時間を省くことができる。
【図1】本発明のイメージ読取装置の実施の一形態を示
す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は遮光物検出
部の構成ブロック図である。
す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は遮光物検出
部の構成ブロック図である。
【図2】図1に示したイメージ読取装置を用いて帳票上
に遮光物が存在しない状態において行われる読み取り動
作について説明するための図であり、(a)は読み込ま
れる帳票イメージを示す図、(b)は(a)に示す帳票
イメージにおける変化点間の距離を示す図である。
に遮光物が存在しない状態において行われる読み取り動
作について説明するための図であり、(a)は読み込ま
れる帳票イメージを示す図、(b)は(a)に示す帳票
イメージにおける変化点間の距離を示す図である。
【図3】図1に示したイメージ読取装置を用いて帳票上
に遮光物が存在する状態において行われる読み取り動作
について説明するための図であり、(a)は読み込まれ
る帳票イメージを示す図、(b)は(a)に示す帳票イ
メージにおける変化点間の距離を示す図である。
に遮光物が存在する状態において行われる読み取り動作
について説明するための図であり、(a)は読み込まれ
る帳票イメージを示す図、(b)は(a)に示す帳票イ
メージにおける変化点間の距離を示す図である。
10 被読み取り原稿 20 読取部 30 処理部 40 遮光物検出部 41a,41b 濃度変化点検出部 42 連続ライン計数部 43 アラーム発生部
Claims (3)
- 【請求項1】 被読み取り原稿と対向して設けられ、前
記被読み取り原稿の内容を読み取る読取手段と、 該読取手段において読み取られた画像データを処理する
処理手段とを有してなるイメージ読取装置において、 前記読取手段において読み取られた画像データに基づい
て、前記被読み取り原稿と前記読取手段との間における
遮光物の存在の有無を検出する遮光物検出手段を有する
ことを特徴とするイメージ読取装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のイメージ読取装置にお
いて、 前記遮光物検出手段は、前記被読み取り原稿と前記読取
手段との間に遮光物が存在する場合、警報を発すること
を特徴とするイメージ読取装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のイメージ読取装置にお
いて、 前記遮光物検出手段は、 前記読取手段において読み取られた画像データの走査線
毎の濃度を検出し、検出された画像データの濃度が、隣
接する画素に対して、予め決められた値以上急激に変化
する最初の画素の位置を検出する第1の濃度変化点検出
手段と、 前記読取手段において読み取られた画像データの走査線
毎の濃度を検出し、検出された画像データの濃度が、隣
接する画素に対して、予め決められた値以上急激に変化
する最後の画素の位置を検出する第2の濃度変化点検出
手段と、 前記第1の濃度変化点検出手段において検出された位置
と前記第2の濃度変化点検出手段において検出された位
置との間の距離が、予め設定されている範囲に入る、連
続した走査線の数を逐次累積計数し、累積計数値が、予
め決められた値を越えた場合に警報信号を出力する連続
ライン計数手段と、 該連続ライン計数手段から警報信号が入力されると、前
記被読み取り原稿と前記読取手段との間に遮光物が存在
する旨のアラーム信号を出力するアラーム発生手段とを
有することを特徴とするイメージ読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191942A JPH1040356A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | イメージ読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191942A JPH1040356A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | イメージ読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1040356A true JPH1040356A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16283028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8191942A Pending JPH1040356A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | イメージ読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1040356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008283705A (ja) * | 2008-06-23 | 2008-11-20 | Nec Corp | 画像読取り装置、及び該装置に用いられる画像読取り方法 |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP8191942A patent/JPH1040356A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008283705A (ja) * | 2008-06-23 | 2008-11-20 | Nec Corp | 画像読取り装置、及び該装置に用いられる画像読取り方法 |
JP4642877B2 (ja) * | 2008-06-23 | 2011-03-02 | 日本電気株式会社 | 画像読取り装置、及び該装置に用いられる画像読取り方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4000488B2 (ja) | 文書画像の外形を評価するシステムおよびその方法 | |
KR960040799A (ko) | 화상장치의 시야내에 위치되는 물체를 감지하는 방법 및 장치 | |
US20020044607A1 (en) | Image processing apparatus and method | |
KR960028559A (ko) | 동화상 처리 방법 | |
JPS61115179A (ja) | バーコード読み取り装置 | |
JPH1040356A (ja) | イメージ読取装置 | |
JP3828276B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH0279184A (ja) | 画像情報装置の正常画像判定方法 | |
KR940006057A (ko) | 문자가 불필요한 영상과 접촉된 경우 문자에 관련하여 판독 에러를 감소시키는 광학식 문자 판독 장치 | |
JPS61277248A (ja) | 画像読取装置の画質判定方法及び装置 | |
JP3140184B2 (ja) | バーコードシンボル読取装置 | |
JP2947126B2 (ja) | 原稿イメージ取り込み装置 | |
JPS59189469A (ja) | 線画像のベクトル発生方式 | |
JPS61289476A (ja) | 文字読取装置のフオ−マツト生成方式 | |
JP2947994B2 (ja) | 2値化フィルタ装置 | |
JPS6064588A (ja) | 位置検出装置 | |
JPH0737033A (ja) | 画像読取装置 | |
JPS61114651A (ja) | フアクシミリ装置 | |
JP2003087526A (ja) | シートスルー原稿読み取り方式における読み取り面ゴミ検出装置 | |
JPH0271387A (ja) | 光学文字読取装置 | |
JPS61195476A (ja) | 線幅認識装置 | |
JPH08171693A (ja) | 車両検出装置 | |
JPH043656A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3264547B2 (ja) | マイクロフィルムリーダおよびその画像読取り方法 | |
CN114636669A (zh) | 电路板检测方法、检测系统及具有存储功能的装置 |