JPS6358587A - マ−ク読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ 〈産業上の利用分野） 本発明は、例えば光学的読取方式によるマーク読取装置
に関する。

（従来の技術） 従来、光学的マーク読取装置は、読取対象の帳票の予め
決定された位置に記録されたマークの有無を識別し、こ
の識別結果を読取結果としてデータ処理装置へ出力する
。データ処理装置は、読取結果に基づいてデータ集計処
理等の各種のデータ処理を行なう。

ところで、マーク読取装置は、読取対象の帳票が一定方
向へ搬送されて、マーク読取部がその帳票上を光学的に
走査して読取るように構成されている。この場合、搬送
途中の帳票がマーク読取部まで搬送されないなどの障害
が発生すると、その帳票は読取処理がされることなく排
出されることになる。このような事態が発生すると、読
取処理済みの帳票と未処理の帳票を区別して、未処理の
帳票を再度、マーク読取部まで確実に搬送させる事後処
理を行なう必要がある。しかしながら、読取対象の帳票
が多数の場合には、前記のような事後処理は困難である
。また、帳票の一部は正常に読取処理されたが、その残
りの部分について読取未処理となる事態もある。この場
合、読取未処理の部分から再度の読取処理の可能な装置
であれば、キーボード等の入力装置から読取未処理の部
分を指示する必要があるが、その部分を識別することは
困難である。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のマーク読取装置では、帳票の搬送エラー等による
読取障害が発生した際、読取未処理の帳票又は帳票の読
取未処理の部分を識別することは困難である。

本発明の目的は、帳票の搬送エラー等による読取障害が
発生した場合、読取未処理の帳票又は帳票の読取未処理
の部分を簡単に確認でき、その事後処理を容易かつ確実
に行なうことができるマーク読取装置を提供することに
ある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段と作用）本発明は、マー
ク読取手段による読取動作に障害が発生したことを検出
する検出手段、マーク読取手段から出力される読取結果
により、帳票の予め決定された記録位置に対するマーク
の有無又は読取不可の識別処理を行なう識別処理手段及
び表示手段を備えているマーク読取装置である。表示手
段は、検出手段の検出結果に応じて識別処理手段の識別
結果に基づいた帳票に対応するイメージ表示画面を構成
し、帳票の各記録位置に応じたマークの記録有無又は読
取不可の各表示を行なうように構成されている。

このような構成のマーク読取装置により、帳票の搬送エ
ラー等による読取障害が発生した場合、表示手段の表示
画面により読取未処理の帳票又は帳票の読取未処理の部
分を簡単に確認することが可能となる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図は
同実施例のマーク読取装首の構成を示すブロック図であ
る。第１図において、マーク読取部１０は、光学的読取
方式の読取部であり、読取対象の帳票１１を走査し、帳
票１１に記録されたマークの有無を識別した読取結果を
データ処理部１２へ出力する。また、マーク読取部１０
は、頓’！Ｘ　１１に対する読取処理に障害が発生した
ことを検出する検出回路を備えている。データ処理部）
２は、マイクロプロセッサ（ＣＰＵ）１３、メモリ１４
、キーボード１５及び表示装置１６を備えている。ＣＰ
　Ｕ　１３は、予め用意された処理プログラムに基づい
て、マーク読取部１０からの読取結果に対する各種デー
タ処理及びマーク読取装置全体の動作ＩＩＪＩＩｌを行
なう回路である。メモリ１−４は、ＣＰ　ｔＪ　１３の
処理プログラム及びＣＰ　ＩＪ　１３の処理に必要な各
種データを記憶するメモリである。キーボード１５は、
ＣＰ　Ｕ　１３の処理に必要な各種入力データを入力す
るための入力装置である。表示装置１６は、ＣＰ　Ｕ　
１３の制御に基づいて読取対象の帳票１１に対応するイ
メージ表示画面を構成し、マーク読取部１０の読取結果
に応じた表示を行なう。

次に、同実施例の動作を説明する。先ず、マーク読取部
１０は、ＣＰ　Ｕ　１３の制御に応じて、一定方向へ搬
送される帳票１１に対する読取処理を実行し、その読取
結果をデータ処理部１２へ出力する。

ＣＰ　Ｕ　１３は、マーク読取部１０から出力された読
取結果をメモリ１４へ格納する。ＣＰ　Ｕ　１３は、マ
ーク読取部１０が帳票１１の読取処理を終了すると、そ
の帳票１１の全読取結果を表示装置１６へ表示する処理
を行なう。

ところで、マーク読取部１０が読取動作を開始した際、
帳票１１の搬送動作にエラーが発生し、読取障害が発生
したとする。マーク読取部１０は、読取障害が発生する
と、検出回路により読取障害検出信号をＣＰ　Ｌｌ　１
３へ出力する。マーク読取部１０は、例えば搬送中の帳
票１１を光学的センサにより検出し、読取動作降始から
一定時間までにその帳票１１の搬送が終了しない場合、
読取障害検出信号を出力する検出回路を備えている。

ＣＰ　Ｕ　１３は、マーク読取部１０から読取障害検出
信号を受信すると、読取動作を中止し、メモリ１４に格
納された読取結果に基づいた内容を表示装置１Ｇの画面
に表示させる。表示装置１６は、ＣＰ　Ｕ　１３のＩＩ
Ｉ　（ｉＩに応じて、第２図に示すようなイメージ表示
画面を構成する。即ち、表示画面は、第２図に示すよう
に、帳票１１の桁位置表示２０、各桁位置に対するポジ
ション表示２１、マーク有りを示すマーク表示（アルフ
ァベットのＩＮ）２２、マーク無しを示すマーク無表示
（点「・」）２３及び読取不可を示すスペース２４から
なる。ここで、ＣＰ　Ｕ　１３は、メモリフ４に格納さ
れた読取結果により、帳票１１の各記録位置く桁位置及
びポジション）においてマークの有無及び読取障害によ
る読取不可の部分を識別する。表示装置１６は、ＣＰ　
Ｕ　１３の識別処理結果に基づいて第２図に示すような
表示画面を構成する。

このようにして、帳票１１の搬送エラー等により読取障
害が発生した際、その帳票１１に対応する読取結果がイ
メージ表示される。このイメージ表示は、帳票１１の各
記録位置に対してマークの有無又は読取不可の部分を区
別した表示内容である。したがって、読取障害が発生し
た際、表示装置１６の画面を確認することにより、帳票
１１が読取済みであるか否か、又ＶＸ票１１の読取未処
理部分をｌ！Ｊ甲に判別することができる。これにより
、読取未処理の帳票と読取済みの帳票を区別して、再度
の読取処理を行なうことができる。また、再度の読取処
理の際に、読取未処理の部分力日ら読取処理を開始する
ことも容易に行なうことができる。

尚、前記実施例において、キーボード１５からの入力指
示により、ＣＰ　Ｕ　１３が表示装Ｍ１６の表示動作を
制御するような構成も有する。また、キーボード１５か
らの入力指示により、所定の帳票の読取結果を表示装置
１６に表示するような構成も有する。

さらに、読取障害の検出回路は、マーク読取部１０では
なく、帳票の搬送装置に設けてもよい。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、マーク読取装置に
おいて、読取対象である帳票の搬送エラー等により読取
障害が発生した際、その帳票の読取結果を表示画面で簡
単に確認することができる。

したがって、読取未処理の帳票又は帳票の読取未処理部
分を容易に判別できる。これにより、読取障害の程度に
応じて、適切な事後処理を容易かつ確実に行なうことが
可能となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わるマーク読取装置の構成
を示すブロック図、第２図は同実施例の表示装置の表示
画面の一例を示す図である。 １０・・・マーク読取部、１１・・・帳票、１２・・・
データ処理部、１３・・・ＣＰＵ、１４・・・メモリ、
１６・・・表示装置。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１　図 第２Ｗｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定方向へ搬送される帳票に記録されたマークを前記帳
   票上を走査して読取るマーク読取手段と、このマーク読
   取手段による前記帳票の読取動作に障害が発生したこと
   を検出する検出手段と、前記マーク読取手段から出力さ
   れる読取結果により前記帳票の予め決定された記録位置
   に対するマークの有無又は読取不可の識別処理を行なう
   識別処理手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記
   識別処理手段の識別結果に基づいた前記帳票に対応する
   イメージ表示画面を構成し前記帳票の各記録位置に応じ
   たマークの記録有無又は読取不可の各表示を行なう表示
   手段とを具備したことを特徴とするマーク読取装置。