JP3094708B2 - 帳票読取り処理装置 - Google Patents

帳票読取り処理装置

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JP3094708B2
JP3094708B2 JP04354505A JP35450592A JP3094708B2 JP 3094708 B2 JP3094708 B2 JP 3094708B2 JP 04354505 A JP04354505 A JP 04354505A JP 35450592 A JP35450592 A JP 35450592A JP 3094708 B2 JP3094708 B2 JP 3094708B2
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浩史 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、金融業務で
使用される自動預金支払い機において、利用客が投入し
た通帳のページ情報を読取り処理するような帳票読取り
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述例のような通帳の場合、取引きデー
タを印字ページに印字するために、通帳の印字ページに
形成されたページ情報を示すバーコードを読取って処理
している。上述のバーコードは一般的に印字ページの左
上隅のように隅部に形成しているため、通帳を持ち歩い
ているうちに、または通帳の投入や搬送過程で端が引っ
掛かって、図1に示されるように、印字ページの端折れ
14が生じることがあり、このように端折れ14が生じ
ると、バーコードの読取りが不良となり、この読取り不
良が判定されないときは、誤った印字ページの読取りと
なって、誤った印字ページに取引き情報を印字すること
になる。したがって、この誤印字を回避するためには、
印字ベージの端折れを確実に検知し判定する必要が生じ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うに帳票のページ情報のバーコードを形成した部分の端
折れを確実に判定することのできる帳票読取り処理装置
の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、帳票の所定
位置で所定範囲に形成したページ情報を示すバーコード
をセンサで読取る帳票読取り処理装置であって、前記バ
ーコードに対するセンサのスキャニングを複数回に設定
し、各スキャンのバーコード検知幅を読出して、これら
のバーコード検知幅を比較しその変化有無で読取り正否
を判定する判定手段を設けた帳票読取り処理装置である
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明の帳票読取り処理装置は、センサの各
スキャニングによるバーコードの検知幅を、例えばスキ
ャニング順に比較して、その変化が一定の割合で変化し
ているとき、バーコードの検知幅が傾斜していることを
示し、この傾斜は端折れによって生じたとして判定手段
が判定する。
【0006】
【発明の効果】上述の結果、この発明によれば、帳票の
ページ情報のバーコードを形成した部分の端折れを確実
に判定することができ、バーコードの読取り不良に基づ
く誤印字を確実に回避することができる。
【0007】また、上述の端折れ判定には、特別の検知
器を必要とすることなく、ページ情報を読取るセンサの
出力で判定できるので、構成が簡単化される。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はこの発明の帳票読取り処理装置を示し、
帳票として金融業務で使用される通帳を示している。図
1において、通帳10の印字ページ11の左上隅部には
印字ページ11のページ数(ページ情報)を示すバーコ
ード12を形成し、他方の右上隅部にはページ数を10
進法の数字で示している。
【0009】上述のバーコード12部分のエリアは、該
通帳10が搬送装置(図示省略)により方向Xに搬送さ
れたとき1次元イメージセンサ13で読取られるが、該
イメージセンサ13のスキャニング数は例えば、5回に
設定している。図1のようにバーコート12の部分が端
折れ14になると、バーコード12の読取りが不良とな
り、しかも前ページのバーコード12の一部を読取るこ
とになる。したがって、読取り不良を回避するために上
述の端折れ14を検出する必要がある。
【0010】図2は帳票読取り処理装置の制御回路を示
し、前述のイメージセンサ13で読取られた読取り信号
はA/D変換器15でアナログ信号をディジタル信号に
変換してCPU16に入力する。CPU16はROM1
7に格納されたプログラムに沿って各回路装置を駆動制
御する他、前述のイメージセンサ13の読取りデータを
判定し、RAM18は前述のイメージセンサ13が読取
ったページデータの他、必要なデータを記憶する。通帳
搬送装置19は前述のイメージセンサ13の読取り処理
のために通帳10の搬送を行なう他、他の必要な処理を
実行させるために通帳10を搬送する。表示器20は前
述のイメージセンサ13による読取りが端折れで不良で
あるときこれを表示する他、必要なデータをも表示す
る。
【0011】このように構成した帳票読取り処理装置に
おいて、バーコード12の読取りのCPU16の処理を
図3のフローチャートを参照して説明する。利用客は取
引きデータを印字する印字ページ11を開いて通帳10
を装置に挿入し(ステップn1)、通帳10が装置に挿
入されると、通帳10の表紙部分に形成された磁気スト
ライプに磁気記録された通帳データを磁気ヘッドなどの
読取り手段で読取り(ステップn2)、この通帳データ
が読取れないとき、あるいは通帳データが読取れても無
効であるとき(ステップn3、NO判定)、通帳10を
返却して(ステップn4)、表示器20に返却の理由を
表示する(ステップn5)。
【0012】一方、通帳データが正常であると判定した
とき(ステップn3、YES判定)ついでイメージセン
サ13が通帳10のページデータを示すバーコード12
を読取り(ステップn6)、このバーコード12が正常
に読取ることができた時は(ステップn7、YES判
定)、次の印字行を読取って印字する印字処理に移行す
る。
【0013】しかし、上述のバーコード12の読取りが
不良の場合は(ステップn7、NO判定)、次のように
端折れ検知処理を実行する(ステップn8)。すなわ
ち、図4にも示すように、イメージセンサ13はバーコ
ード12に対するスキャニング数を5回に設定している
ので、それぞれスキャンしたときのバーコードデータに
基づいてバーコード12の検知幅xを比較判定する。
【0014】図4の第1から第5までのバーコード12
の検知幅x1 〜x5 において、これらの検知幅xを1つ
ずつ順に比較したときの結果が、 |xi −xi+1 |≠0 であって一定値であれば、検知幅xが一定の率で変化し
てバーコード12が傾斜していることが判定できるの
で、これを端折れ14と判定する。
【0015】上述のようにして端折れ14が判定された
ときは(ステップn9、YES判定)表示器20で端折
れ14である旨を案内表示して、通帳10の入れ直しを
指示し通帳10を返却する(ステップn10)。このよ
うに案内表示したときは利用者側には通帳10の返却理
由が端折れ14であることが理解できるので、利用者の
対処が容易となる。
【0016】上述の判定で、端折れでないと判定したと
きは(ステップn9、NO判定)、利用客の開いた印字
ページ11の誤りと判定されるので、ページの確認する
旨を案内表示して、通帳10の入れ直しを指示し通帳1
0を返却する(ステップn11)。
【0017】上述のようにこの実施例によれば、バーコ
ード12を形成した位置の端折れ14をバーコード12
の検知幅xに基づいて検知し判定することができるの
で、バーコード12の読取り不良に基づく誤印字を確実
に回避することができる。
【0018】また、上述の端折れの検知は、特別の検知
器を必要とすることなく、ページ情報を読取るイメージ
センサ13の出力で判定できるので、構成が簡単化され
る。なお、この発明の構成は、実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】通帳の印字ページとイメージセンサとの対応を
示す平面図。
【図2】帳票読取り処理装置の制御回路ブロック図。
【図3】読取り処理のフローチャート。
【図4】バーコードスキャンデータの説明図。
【符号の説明】
10…通帳 11…印字ページ 12…バーコード 13…イメージセンサ 14…端折れ 16…CPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票の所定位置で所定範囲に形成したペー
    ジ情報を示すバーコードをセンサで読取る帳票読取り処
    理装置であって、前記バーコードに対するセンサのスキ
    ャニングを複数回に設定し、各スキャンのバーコード検
    知幅を読出して、これらのバーコード検知幅を比較しそ
    の変化有無で読取り正否を判定する判定手段を設けた帳
    票読取り処理装置。
JP04354505A 1992-12-15 1992-12-15 帳票読取り処理装置 Expired - Fee Related JP3094708B2 (ja)

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