JP2725583B2 - 光学的読取装置 - Google Patents

光学的読取装置

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JP2725583B2 JP5346687A JP34668793A JP2725583B2 JP 2725583 B2 JP2725583 B2 JP 2725583B2 JP 5346687 A JP5346687 A JP 5346687A JP 34668793 A JP34668793 A JP 34668793A JP 2725583 B2 JP2725583 B2 JP 2725583B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的読取装置に関し、
特に通帳等に記載されているページや項目等の情報を読
取る装置に内蔵された光学的読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学的読取装置のデータ
解析方法においては、搬送されてきた読取り媒体の先端
を検知し、その検知タイミングを基に読取り媒体の画像
データを読取って特定のメモリ空間に展開した後に、そ
の画像データの解析を行うようになっている。
【0003】すなわち、まず搬送路を搬送されてきた読
取り媒体の先端を先端検知部で検知し、その検知タイミ
ングを基に照射光の照射を開始する。この照射光が読取
り媒体で反射する反射光をセンサ等で読取り、センサ等
で読取った画像データを特定のメモリ空間に展開する。
【0004】ページや項目等の情報は予め設定された読
取り媒体の固定位置に記載されているので、特定のメモ
リ空間の固定位置から画像データの解析を行うことでペ
ージや項目等の情報を読取ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光学的
読取装置のデータ解析方法では、読取り媒体が通帳のよ
うな冊子状のものの場合、搬送路を構成する搬送ローラ
と通帳との摩擦によって通帳のページのめくれやしわ等
が発生することがある。この場合、搬送路において紙詰
まり等が発生し、搬送速度を低下させることがある。
【0006】従来のデータ解析方法では、センサ等で読
取った画像データを特定のメモリ空間に展開し、特定の
メモリ空間の固定位置から画像データの解析を行ってい
るので、上記のように搬送速度が低下して読取るべきペ
ージや項目等の情報が特定のメモリ空間の固定位置に格
納できなくなると、ページや項目等の情報を正確に解析
できなくなる恐れがある。
【0007】特に、読取り媒体の先端が先端検知部で検
知されてから、照射光が読取り媒体に照射されるまでの
間の搬送路上で上記の紙詰まり等が発生した場合には、
ページや項目等の情報を正確に解析できなくなる。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
決し、紙詰まり等の発生によって搬送速度が低下した場
合でも読取り媒体に記載されたページや項目等の情報の
正確な解析を可能とすることができる光学的読取装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による光学的読取
装置は、搬送中の読取り媒体からの反射光を検知してそ
の読取り媒体に予め設定された特定符号を読取る光学的
読取装置であって、前記読取り媒体の先端を光学的に読
取る媒体先端検知手段と、前記媒体先端検知手段で媒体
先端が検知されると前記読取り媒体からの反射光を検知
して前記読取り媒体に記載されている情報の読取りを開
始する読取り手段と、前記読取り手段での読取り結果を
経時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
た読取り結果より読取り媒体の先端位置を解析する先端
位置解析手段と、前記記憶手段に記憶された読取り結果
より前記情報の読取りを開始した時刻と前記先端位置解
析手段で解析された先端位置を検出した時刻との時差を
測定する時差測定手段と、前記時差測定手段で測定され
た時差に基づき前記読取り媒体に記載された前記特定符
号の読取り開始位置を補正する補正手段とを備えてい
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、読取部1は図示せぬ読取り
媒体に記載されている情報を読取り、読取った情報を図
示せぬメモリに格納する。すなわち、読取部1は照射光
を読取り媒体に照射し、読取り媒体から反射された反射
光が示すデータ(反射光の検知結果)をメモリにそのま
ま展開する。
【0012】搬送部2は読取り媒体に予め記載されてい
るマーク(図示せず)が読取り部1の読取り位置内にく
るまで、読取り媒体を搬送する。媒体先端検知部3は搬
送部2によって搬送されてきた読取り媒体の先端を検知
し、読取り媒体のマークを読取るためのタイミング信号
を出力する。
【0013】解析部4は読取部1によってメモリに展開
されたデータを解析し、読取り媒体の先端を解析する。
補正部5は解析部4の解析結果、つまり解析部4によっ
て解析された読取り媒体の先端位置を基にマークの読取
り位置の補正を行う。
【0014】認識部6は補正部5によって補正された読
取り位置を基にメモリからマークを読出して解析し、当
該メモリの認識を行う。上記の各部は制御部7によって
全体的に制御される。
【0015】図2は図1の読取部1による読取り媒体の
情報のメモリへの格納例を示す図である。図において、
メモリ8のB番地は媒体先端検知部3によって読取り媒
体の先端が検知された位置を示している。通常、搬送速
度の低下等が発生しなければ、読取り媒体の情報はこの
位置から格納される。
【0016】メモリ8のB+C番地は解析部4によって
解析された読取り媒体の先端位置を示している。また、
メモリ8のD(A+B+C)番地は予め読取り媒体に記
載されたマーク(バーコード)9の格納位置を示してい
る。
【0017】これら図1及び図2を用いて本発明の一実
施例による読取り媒体のマーク9の認識処理について以
下説明する。
【0018】搬送部2は制御部7の制御によって、読取
り媒体のマーク9が読取部1の読取り位置内にくるまで
読取り媒体を搬送する。この読取り媒体の搬送中に、媒
体先端検知部3が読取り媒体の先端を検知すると、媒体
先端検知部3から読取部1に読取り媒体のマーク9を読
取るためのタイミング信号が出力される。
【0019】読取部1は媒体先端検知部3からのタイミ
ング信号に応答して読取り媒体の読取りを開始する。す
なわち、読取部1は照射光を読取り媒体に照射し、読取
り媒体から反射された反射光が示すデータをメモリ8に
展開する。
【0020】読取部1による読取り媒体からの反射光が
示すデータのメモリ8への展開が終了すると、解析部4
はメモリ8から1ラインずつデータを読出し、読取り媒
体が読取り部1のセンサ(図示せず)の下にあるか否か
を判断する。
【0021】すなわち、解析部4は読取り媒体が読取り
部1のセンサの下にあることを示す“0”の割合いが規
定の割合いよりも多いか、あるいは読取り媒体が読取り
部1のセンサの下にないことを示す“1”の割合いが規
定の割合いよりも多いかを判断する。
【0022】この場合、解析部4は“0”の割合いが規
定の割合いよりも多いと判断したラインが規定ライン数
以上連続すると、その“0”の割合いが規定の割合いよ
りも多いと判断した最初のラインを読取り媒体の先端と
判断する。
【0023】例えば、図2に示す例では、解析部4はメ
モリ8の先頭番地から(B+C−1)番地までは各ライ
ンにおいて“1”の割合いが規定の割合いよりも多いと
判断し、B+C番地以降の各ラインは“0”の割合いが
規定の割合いよりも多いと判断するので、B+C番地の
ラインを読取り媒体の先端と判断する。
【0024】補正部5は解析部4の解析結果を基に、マ
ーク9のメモリ8の先頭番地からの相対位置の補正値D
を算出し、マーク9のメモリ8内における読取り位置の
補正処理を行う。
【0025】すなわち、補正部5はメモリ8における媒
体先端検知部3が検知した読取り媒体の先端位置(B番
地)から解析部4が読取り媒体の先端と判断した解析位
置(B+C番地)までの差を補正データCとし、通常の
マーク9の読取り位置であるA+B番地に補正データC
が加算された補正値Dを算出する。
【0026】認識部6は補正部5によって補正されたマ
ーク9の読取り位置(D番地)からデータを読出し、そ
のデータを解析してマーク9の認識を行い、その認識結
果を図示せぬ上位装置に転送する。
【0027】これによって、搬送部2の搬送ローラ(図
示せず)と読取り媒体との間の摩擦力によって生じたペ
ージのめくれやしわを原因とする紙詰まり等が発生して
も、特に紙詰まり等が読取部1と媒体先端検知部3との
間で発生してもメモリ8内からマーク9を正確に読出す
ことが可能となる。よって、紙詰まり等を原因とする搬
送速度の低下による解析不良を防止することができる。
【0028】このように、読取部1が媒体先端検知部3
の検知結果を基にメモリ8に格納した読取り媒体からの
反射光が示すデータに対する解析部4の解析結果からマ
ーク9の読取り位置を補正部5で補正することによっ
て、紙詰まり等の発生によって搬送速度が低下した場合
でも読取り媒体に記載されたマーク9の正確な解析を可
能とすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送中の読取り媒体からの反射光の検知結果を所定領域に
記憶し、この所定領域の内容を解析し検出された所定領
域における読取り媒体の先端を基に所定領域における特
定符号の読取り開始位置を補正することによって、紙詰
まり等の発生によって搬送速度が低下した場合でも読取
り媒体に記載されたページや項目等の情報の正確な解析
を可能とすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の読取部による読取り媒体の情報のメモリ
への格納例を示す図である。
【符号の説明】
1 読取部 2 搬送部 3 媒体先端検知部 4 解析部 5 補正部 8 メモリ 9 マーク

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送中の読取り媒体からの反射光を検知
    してその読取り媒体に予め設定された特定符号を読取る
    光学的読取装置であって、前記読取り媒体の先端を光学
    的に読取る媒体先端検知手段と、前記媒体先端検知手段
    で媒体先端が検知されると前記読取り媒体からの反射光
    を検知して前記読取り媒体に記載されている情報の読取
    りを開始する読取り手段と、前記読取り手段での読取り
    結果を経時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
    憶された読取り結果より読取り媒体の先端位置を解析す
    る先端位置解析手段と、前記記憶手段に記憶された読取
    り結果より前記情報の読取りを開始した時刻と前記先端
    位置解析手段で解析された先端位置を検出した時刻との
    時差を測定する時差測定手段と、前記時差測定手段で測
    定された時差に基づき前記読取り媒体に記載された前記
    特定符号の読取り開始位置を補正する補正手段とを有す
    ることを特徴とする光学的読取装置。
  2. 【請求項2】 前記先端位置解析手段は、前記記憶手段
    の記憶領域に記憶された前記読取り媒体からの反射光の
    検知結果を1ライン毎に判断して前記読取り媒体の先端
    を検出するよう構成されたことを特徴とする請求項1記
    載の光学的読取装置。
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JPH02300985A (ja) * 1989-05-16 1990-12-13 Shinko Seisakusho Co Ltd 印刷媒体の光学読取り装置

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