JP3817662B2 - 光学式読取装置の読取方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データシート、テストシート等のマークカードを読取る光学式読取装置の読取方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
データシート、テストシート等のマークカードを光学式マーク読み取り装置(OMR)において、多数枚のマークカードを高速で搬送しながらマークを短時間に読み取るものが学校や塾等のテスト業界および医療業務の項目別検査集計等に多く使用されている。このようなマークカードを短時間に読み取り、集計データを演算処理するためにこれらマークカードには光学式読取装置のタイミングマークが記入されており、データの読み取り認識と同時にタイミングマークを検知するように読取部材内の光学的センサーが配置されている。この光学的センサーとして一般的に反射受光型センサーが配置してある。
従来は搬送されるマークカードの記入マークの検出認識するための検出センサーとタイミングマークを検出するセンサーは読取装置内にロッドレンズの中心線に平行な一直線上、すなわち読取部分における記録用紙の搬送方向の進入側に配置してある。例えば、マークカードの側縁に一定間隔で配置するタイミングマークを検出するセンサーを末端に記置し、マークカードの中央の記入部分に幅方向に複数の検知センサーが同一直線上の位置に配列して図7に示されるように配置してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように反射受光型センサーがマークカードの幅方向の同一位置関係に配列してタイミングマークの検出する反射受光型センサーが配置されているから、記録用紙(マークカード)が読取部分に進入したときタイミングマークの検知と同時に記入マークの有無の検出も行っている。例えば、図6に示されるように記入マークの読取範囲はタイミングマークの検知範囲内に限定され、この範囲を逸脱した記入マークは読取不能となりデータとして採用されなかった。また、タイミングマークの検知位置と記入マークの検出位置が同一直線上で検出されるので、記入マークの検知情報はタイミングマークが検出されてからでなければ処理できないこともあり、タイミングマークと同時に検出された記入マークは見落とされることがあった。従って、タイミングマークを検知した後の記入マークについてのみ、事後の処理に付されることもあった。このように従来のタイミングマークの検知センサーの位置では不都合なことが多かった。
また、従来の光学的読取装置ではタイミングマークの読み取りが記入マークと同じ位置で読み取ることになるので、タイミングマークの読み取り前は記入マークの基準が設定されていないので記入マークの読み取る範囲が狭く、基準の決定が遅くなっていた。従って、データマークの演算処理が正確にならない欠点があった。
【0004】
この発明の課題は、マークカードの記入マークの読み取りデータを直ちに処理可能にタイミングマークを先立って検知認識可能な光学式読取装置の読取方式を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の前記課題は以下のような構成によって達成できる。
その構成は、記録用紙に記入されたマークやこの光学式読取装置のデータ処理のタイミングパルスを発生させるタイミングマークをこの記録用紙の搬送方向に直交する直線上に多数配列した光学的センサーでロッドレンズとスリットを介して検知し、検知したマークデータを演算処理する光学式読取装置において、前記光学的センサーは発光素子と受光素子との組合せたセンサーからなるもので、前記搬送方向に直交するロッドレンズの中心線を境にしてこの光学的センサーを備えた読取部材の進入方向側の位置に記録用紙に配列された記入マークを読み取り認識する検出センサーを、排出方向側の位置に前記タイミングマークを検知する検知センサーを記置し、これら検知センサーおよび検出センサーの発光素子からのビームを前記ロッドレンズの中心を通しオフセットさせて記録用紙のそれぞれのマーク位置を照射認識するものである。
【0006】
前記タイミングマークの検知センサーが読取部材の進入側に一直線上に多数配列した前記検出センサーとロッドレンズの中心にして180度回転させた排出側位置に配置された構成によってこの発明の課題は達成できる。また、前記タイミングマークの検知センサーの位置と前記検出センサーの位置が前記ロッドレンズの中心線から等距離に配置された構成によっても前記課題は達成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明の光学式読取装置の読取方式は、光学式読取装置内に搬送される記録用紙のタイミングマークと記入マークとを読み取る際に、タイミングマークの検出センサーがロッドレンズの中心線から排出側に位置して配置されているから読取部材に進入してきた記録用紙のタイミングマークを、検知センサーの光ビームがロッドレンズの中心線を通ってオフセットされ、照射認識され、更に記録用紙が読取部材のスリットを通過し、前進すると、読取部材の進入側に配置した検出センサーの光ビームがロッドレンズの中心を通って照射され、記入マークが検出される。従って、記録用紙の記入マークはタイミングマークの検知後に必ず検出するから全ての記入マークを情報データとして採用処理することができる。
【0008】
この発明の読取方式は必ずタイミングマークを先に読み取ることができるから読み取り範囲が従来に比較して拡大できる。
例えば、図6のタイミングチャートに示されるように、この発明の読取方式では読取範囲が拡大され、マークカードの記入マークを全て確実に認識することができ、集積データとして活用できる。
【0009】
この発明の光学式読取装置の読取方式について図面に示す実施例に基づき説明する。
図1はこの発明の光学式読取装置の側面図である。図2は図1の部分拡大平面図である。図3はこの発明の読取方式を採用した光学式読取装置の斜視図である。図4はこの発明の読取方式の制御部のブロック図である。図5はこの発明の光学式読取装置の実施例のフローチャートである。図6はこの発明の読取方式と従来の方式とを比較したタイミングチャートである。図7従来の読取方式の部分拡大平面図である。
【0010】
光学式読取装置の読取部1はスリット2とロッドレンズ3および光学的センサー部材4から構成されている。この光学的センサー部材4は発光素子である発光ダイオード4aと受光素子であるフォトトランジスタ4bとから形成され、発光ダイオード4aからの検知用の光線ビームはロッドレンズ3の中心線3aを通過し、スリット2を通過し、記録用紙5のタイミングマーク6の位置に照射し、この反射光がフォトトランジスタ4bに受光される。他方、読取部1のロッドレンズ3の中心線3aより記録用紙6の進入側に配置してある発光ダイオード4a1,4a1・・およびフォトトランジスタ4b1,4b1・・が一直線上に並列して配置してある。
【0011】
このようにタイミングマークが検知認識されたアナログデータは2値化処理されデジタル信号とし、制御処理部(CPU)に入力される。事後の記入マークの検出した信号を2値化処理したデジタル信号を制御してメモリに格納する。このとき前記タイミングマークのデジタル信号により格納制御する。
図5のフローチャートに示すようにタイミングマーク6の検知信号により、割り込みが行われ、記入マークの検出データをデジタル処理して2値化し、メモリに格納する。記録用紙のタイミングマーク6を検知している間、読取りを継続する。
【0012】
この発明の読取方式について図面に基づき説明する。
図2において右側より記録用紙5を挿入すると読取部1の端側部に配置されているタイミングマーク6の検知センサーの発光ダイオード4aの光線ビームがロッドレンズ3の中心線3aを通り、オフセットされ、スリット2を経て記録用紙5の縁に照射される。タイミングマーク6が検出されたとき、これ以降の記入マークの検出について処理される。例えば、このタイミングマーク6が検知された記録用紙5が搬送されるとき、各記入マークの有無は発光ダイオード4a1,4a1・・およびフォトトランジスタ4b1,4b1・・によって検出されることになる。
【0013】
この発明の光学式読取装置の読取方式は、光学読取装置所定の位置に記録用紙5をセットし、この記録用紙5搬送するとタイミングマーク6の検出が発光ダイオード4aとフォトトランジスタ4bにより記録用紙5の記入マークの読取認識より早い段階で読取られる。従って、記入マークのメモリへの格納はタイミングマーク6の検知認識の段階から瞬時に行うことができる。
【0014】
【発明の効果】
この発明の光学式読取装置の読取方式は、記録用紙に記入されている記入マークの検出に先立ってタイミングマークを検知することになるから記録用紙の搬送速度に関係なく、記入マークより優先してタイミングマークを検知することができる。そのためタイミングマークの先読が確実に行えるばかりでなく、データの処理も見落としなく、集計処理等の処理できる。しかもタイミングマークの検知センサーの位置も記入マークの読取位置に関係なく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光学式読取装置の側面図である。
【図2】図1の部分拡大平面図である。
【図3】この発明の読取方式を採用した光学式読取装置の斜視図である。
【図4】この発明の読取方式の制御部のブロック図である。
【図5】この発明の読取方式のフローチャートである。
【図6】この発明の読取方式と従来の方式とを比較したタイミングチャートである。
【図7】従来の光学読取装置の光学的センサー部の拡大部分平面図である。
【符号の説明】
1 …読取部
2 …スリット
3 …ロッドレンズ
4 …光学的センサー部材
4a…発光ダイオード
4b…フォトトランジスタ
5 …記録用紙
6 …タイミングマーク

Claims (4)

  1. 記録用紙に記入された記入マークやこの光学式読取装置のデータ処理のタイミングパルスを発生させるタイミングマークを、この記録用紙の搬送方向に直交する直線上に多数配列した光学的センサーによってロッドレンズとスリットを介して検知し、検知したマークデータを演算処理する光学式読取装置において、
    前記光学的センサーは発光素子と受光素子との組合せたセンサーからなるもので、この光学的センサーを備えた読取部材の前記搬送方向に直交するロッドレンズの中心線を境にして進入方向側の位置に記録用紙に配列された前記記入マークの読み取り認識する検出センサーを、排出方向側の位置に前記タイミングマークを検知する検知センサーを配置し、これら検知センサーおよび検出センサーの発光素子からのビームを前記ロッドレンズの中心を通しオフセットさせて記録用紙のそれぞれのマークを照射認識することを特徴とする光学式読取装置の読取方式。
  2. 前記タイミングマークの検知センサーが読取部材の進入側に一直線上に多数配列した前記検出センサーとロッドレンズの中心にして180度回転させた排出側位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の光学式読取装置の読取方式。
  3. 前記タイミングマークの検知センサーの位置と前記検出センサーの位置が前記ロッドレンズの中心線から等距離の位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の光学式読取装置の読取方式。
  4. 前記検知センサーや前記検出センサーが発光素子としての発光ダイオードと受光素子としてのフォトトランジスタとで組み合された受発光センサーからなることを特徴とする請求項1,2または3記載の光学式読取装置の読取方式。
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