JP2003016424A - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法ならびにそのプログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御方法ならびにそのプログラム

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JP2003016424A
JP2003016424A JP2001202989A JP2001202989A JP2003016424A JP 2003016424 A JP2003016424 A JP 2003016424A JP 2001202989 A JP2001202989 A JP 2001202989A JP 2001202989 A JP2001202989 A JP 2001202989A JP 2003016424 A JP2003016424 A JP 2003016424A
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scanner
image
reading
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JP2001202989A
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English (en)
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Koji Inami
康治 井波
Hiroyuki Tsukata
寛之 柄田
Koichi Kitagawa
光一 北川
Hideto Henmoto
英人 辺本
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚の葉書原稿をスキャナの読取り面に任
意に載置しても、1枚1枚の葉書画像データとして効率
的に取り込むことを実現する、画像処理装置および画像
処理装置の制御方法ならびに画像処理装置の制御を実現
するプログラムを提供する。 【解決手段】 葉書原稿の画像データを取り込む画像処
理装置において、複数枚の葉書原稿をフラットベッドス
キャナの読取り面に載置した場合には、複数枚の葉書画
像データを読込んだ後に葉書サイズに分割して1枚1枚
の葉書画像データを表面画像データと裏面画像データと
を区別して1つの管理データとして取り込む画像処理手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、葉書原稿の画像
データを取り込む画像処理に関し、特に、複数枚の葉書
原稿をスキャナの読取り面に任意に載置しても、1枚1
枚の葉書画像データとして効率的に取り込むことを実現
する、画像処理装置および画像処理装置の制御方法なら
びに画像処理装置の制御を実現するプログラムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】スキャナ装置または画像ファイルから葉
書画像データを取込み、文字認識処理によりテキスト化
して個人情報を管理する場合には、例えば、フラットベ
ッドスキャナ上に葉書原稿を置き、葉書原稿の画像デー
タを読込むことになる。
【0003】フラットベッドスキャナでは、1つの読取
り対象物をスキャナの読取り面に位置合わせさせながら
置かせることで、読取り対象物を読取るようにする構成
を採っている。このため、フラットベッドスキャナを使
って、例えば、A4サイズのような大きなサイズの読取
り対象物を読み取る場合には、スキャナの読取り面の位
置合わせも簡単に行われ、斜めに置かれるようなことは
起こらない。
【0004】このため、フラットベッドスキャナの読取
る画像データを入力して処理する画像処理装置では、入
力する画像データを1つの読取り対象物のものであると
して扱う構成を採っている。また、読取り対象物のスキ
ャナの読取り面に置く姿勢がスキャナの走査方向に平行
な姿勢を持つものとして扱う構成を採っている。
【0005】ところで、フラットベッドスキャナを使っ
て、葉書などのような小さなサイズの読取り対象物を読
取る場合には、ユーザは、1枚1枚、スキャナの読取り
面に読取り対象物を置いて読取らせることになる。
【0006】特に、葉書を読取る場合には、ユーザは、
葉書の表面と裏面とを確認して1枚1枚、スキャナの読
取り面に葉書を置いて、表面または裏面のいずれを読取
るかを事前に指定しておいてから読取らせることにな
る。
【0007】また、葉書などのような小さなサイズの読
取り対象物は、スキャナの読取り面の位置合わせが難し
く、ちっとした力で姿勢が変わって斜めに置かれてしま
う。
【0008】読取り対象物がスキャナの読取り面に斜め
に置かれた場合には、スキャナの走査方向に平行な姿勢
を保持することができないことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0010】1)フラットベッドスキャナを使って葉書
を読取る場合には、ユーザは、葉書の表面と裏面とを確
認して1枚1枚、スキャナの読取り面に葉書を置いて、
表面または裏面のいずれを読取るかを事前に指定してお
いてから読取らせなくてはならないことから、ユーザは
大きな負荷を強いられることになる。
【0011】2)また、フラットベッドスキャナを使っ
て葉書を読取る場合には、スキャナの読取り面の位置合
わせが難しく、ちっとした力で姿勢が変わって斜めに置
かれてしまうことから、その位置合わせに神経を使うこ
とで、ユーザは大きな負荷を強いられることになる。
【0012】3)また、フラットベッドスキャナを使っ
て葉書を読取る場合には、葉書がスキャナの読取り面に
斜めに置かれた場合には、スキャナの走査方向に平行な
姿勢を保持することができないことから、画像処理装置
では、画像データの入力効率が低下することになる。
【0013】この発明の課題は、
【0014】フラットベッドスキャナを使って葉書を読
取る場合には、複数枚の葉書原稿をスキャナの読取り面
に置いて、複数枚の葉書画像データを自動的に分割して
1枚1枚の葉書画像データとして取り込むことにある。
【0015】さらに、ユーザが、葉書の表面と裏面とを
確認することなく複数枚の葉書をスキャナの読取り面に
置いても、葉書の表面と裏面とを区別して複数枚の葉書
画像データを自動的に分割して1枚1枚の葉書画像デー
タとして取り込むことにある。
【0016】さらに、ユーザが、葉書をスキャナの読取
り面の任意の位置に置いても、葉書画像データを正確に
取り込むことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0018】葉書原稿の画像データを取り込む画像処理
装置において、複数枚の葉書原稿をフラットベッドスキ
ャナの読取り面に載置した場合には、複数枚の葉書画像
データを読込んだ後に葉書サイズに分割して1枚1枚の
葉書画像データとして取り込む画像処理手段を備える。
【0019】上記の手段をとることにより、葉書原稿の
画像データを取り込む場合には、フラットベッドスキャ
ナで複数枚の葉書原稿を1度読込むだけで、1枚1枚の
葉書画像データとして取り込むことができ、葉書原稿の
画像データを効率的に取り込む。
【0020】また、複数枚の葉書原稿をフラットベッド
スキャナの読取り面に載置してスキャナ読取りを行って
複数枚の葉書原稿の画像データを読込んだ後に葉書サイ
ズに分割して1枚1枚の葉書画像データとして取り込む
画像処理装置の制御方法を提供する。
【0021】上記の手段をとることにより、葉書原稿の
画像データを取り込む場合には、フラットベッドスキャ
ナの動作環境を設定し、複数枚の葉書原稿をフラットベ
ッドスキャナの読取り面に載置してスキャナ読取りを行
って複数枚の葉書原稿の画像データを読込んだ後に、葉
書サイズに分割して1枚1枚の葉書画像データとして取
り込むように画像処理を行う。
【0022】また、複数枚の葉書原稿をフラットベッド
スキャナの読取り面に載置してスキャナ読取りを行って
複数枚の葉書原稿の画像データを読込んだ後に葉書サイ
ズに分割して1枚1枚の葉書画像データとして取り込む
画像処理装置の制御を実現するプログラムを提供する。
【0023】上記の手段をとることにより、複数枚の葉
書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面に載置して
スキャナ読取りを行って複数枚の葉書原稿の画像データ
を読込んだ後に、葉書サイズに分割して1枚1枚の葉書
画像データとして取り込む画像処理装置の制御を実現す
る。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示す実施の形態
を取った。
【0025】図1に示すように、画像処理装置は、葉書
原稿の画像データを取り込む画像処理装置1において、
複数枚の葉書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面
に載置した場合には、複数枚の葉書画像データを読込ん
だ後に、葉書サイズに分割して1枚1枚の葉書画像デー
タを表面画像データと裏面画像データとを区別して1つ
の管理データとして取り込む画像処理手段5を備える。
【0026】上記の形態をとることにより、葉書原稿の
画像データを取り込む場合には、フラットベッドスキャ
ナで複数枚の葉書原稿を1度読込むだけで、1枚1枚の
葉書画像データとして取り込むことができ、葉書原稿の
画像データを効率的に取り込む。
【0027】さらに、前記画像処理装置1は、複数枚の
葉書画像データを読込んだ後に1枚1枚の葉書画像デー
タとして取り込む際の分割方法と読取りの原点とを規定
する葉書原稿の置き方と、白紙または黒紙の葉書原稿が
ある場合には葉書画像データとして取り込まないように
することを規定する白または黒のドット密度の割合とを
予め規定するスキャナ動作環境を設定する設定手段4
と、当該設定手段4で設定された設定情報を記憶し、実
行する画像処理を設定情報に基いて選択する第1処理手
段5aと、複数枚の葉書原稿の表面原稿と裏面原稿とを
混在した状態で葉書画像データを読込んだ場合には、抽
出した画像データに少なくとも郵便番号領域と、お年玉
当選番号領域と、住所と氏名とを含む所定の大きさから
なる文字列とのいずれかを含む場合には表面画像データ
として判別する機能を備え、各葉書1枚1枚の表面原稿
と裏面原稿とを判別する第2処理手段5bとを備える。
【0028】上記の形態をとることにより、葉書原稿の
表面と裏面とを画像処理装置側で判断して、表面は表面
画像データとして取り込み、例えば謹賀新年や迎春など
を含む文字列があり表面画像データでない場合には裏面
画像データとして取り込むことができ、操作者は葉書原
稿の表面と裏面とを意識することなくフラットベッドス
キャナの読取り面に置いて葉書の両面の画像データを取
り込む。また、フラットベッドスキャナの読取り面への
葉書の置き方と、白または黒のドット密度の割合とを予
め設定しておくことで、葉書画像データの抽出精度を向
上する。さらに、複数枚の葉書原稿をフラットベッドス
キャナの読取り面に縦置きと横置きと任意に載置した場
合でも、各々の葉書画像データを抽出することができ、
葉書原稿の画像データを取り込む場合の操作性が向上す
る。
【0029】さらに、前記画像処理手段5は、葉書原稿
をフラットベッドスキャナの読取り面に任意に載置した
場合には、葉書画像データを読込んだ後に、抽出した画
像データに少なくとも郵便番号領域と、お年玉当選番号
領域と、住所と氏名とを含む所定の大きさからなる文字
列とのいずれかを含む場合には予め規定する寸法によっ
て葉書サイズの表面画像データを抽出する第3処理手段
5cを備える。
【0030】上記の形態をとることにより、フラットベ
ッドスキャナで葉書原稿を複数枚読み込ませる場合に
は、葉書原稿の読取り原点や読取り面に搭置する位置に
限定されることなく、任意の位置および傾きで読取り面
に搭置した場合でも、葉書原稿のサイズを抽出して葉書
画像データの表面画像データを正確に取り込むことがで
き、データ入力効率を向上する。また、背景色を黒くす
る必要がないので、葉書原稿の上に黒い用紙などを置く
必要がないことから、葉書原稿の画像データを取り込む
場合の操作性が向上する。
【0031】さらに、前記第3処理手段5cは、抽出し
た画像データに少なくとも一連の規則性ある画像列と不
規則な画像群との塊を中心に据えて四角形を作り、当該
四角形の外枠に対して葉書サイズとなるような均等差の
無地画像を補完する、または当該四角形の近傍の有色画
像を補完することによって葉書サイズの裏面画像データ
を抽出する機能を備える。
【0032】上記の形態をとることにより、フラットベ
ッドスキャナで葉書原稿を複数枚読み込ませる場合に
は、葉書原稿の読取り原点や読取り面に搭置する位置に
限定されることなく、任意の位置および傾きで配置した
場合でも、葉書原稿のサイズを抽出して葉書画像データ
の裏面画像データを正確に取り込むことができ、データ
入力効率を向上する。また、背景色を黒くする必要がな
いので、葉書原稿の上に黒い用紙などを置く必要がない
ことから、葉書原稿の画像データを取り込む場合の操作
性が向上する。
【0033】さらに、前記画像処理手段5は、葉書原稿
をフラットベッドスキャナの読取り面に任意に載置した
場合には、葉書画像データを読込んだ後に、抽出した画
像データから規則正しい画像列を抽出して規定の葉書サ
イズの位置と傾きとを抽出することによって葉書サイズ
の画像データを抽出する第4処理手段5dを備える。
【0034】上記の形態をとることにより、フラットベ
ッドスキャナで葉書原稿を複数枚読み込ませる場合に
は、葉書原稿の読取り原点や読取り面に搭置する位置に
限定されることなく、任意の位置および傾きで配置した
場合でも、葉書原稿のサイズを抽出して葉書画像データ
の表面画像データおよび裏面画像データを正確に取り込
むことができ、データ入力効率を向上する。また、背景
色を黒くする必要がないので、葉書原稿の上に黒い用紙
などを置く必要がないことから、葉書原稿の画像データ
を取り込む場合の操作性が向上する。
【0035】また、画像処理装置の制御方法は、複数枚
の葉書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面に載置
してスキャナ読取りを行って入力手段2を介して複数枚
の葉書原稿の画像データを格納手段3に読込んだ後に、
葉書サイズに分割して1枚1枚の葉書画像データとして
取り込む画像処理装置の制御方法であって、複数枚の葉
書画像データを読込んだ後の分割方法を含む葉書原稿の
置き方条件情報と、白紙または黒紙の葉書原稿がある場
合には葉書画像データとして取り込まないようにするこ
とを規定する白または黒のドット密度の割合とを規定す
るスキャナ動作環境を設定手段4によって設定する過程
と、複数枚の葉書画像データを読込んだ後に、前記スキ
ャナ動作環境を設定した情報に基いて葉書サイズに分割
して1枚1枚の葉書画像データを切出して第1管理手段
6に登録する表面画像データと第2管理手段7に登録す
る裏面画像データとを区別して管理する過程と、結合デ
ータ管理手段8に登録する各々の葉書画像データ8aを
表面画像データと裏面画像データとを区別して結合して
生成する過程とを備える。
【0036】上記の形態をとることにより、葉書原稿の
画像データを取り込む場合には、フラットベッドスキャ
ナの動作環境を設定し、複数枚の葉書原稿をフラットベ
ッドスキャナの読取り面に載置してスキャナ読取りを行
って複数枚の葉書原稿の画像データを読込んだ後に葉書
サイズに分割して1枚1枚の葉書画像データとして取り
込むように画像処理を行う。
【0037】さらに、前記画像処理装置の制御方法は、
複数枚の葉書原稿の表面原稿をフラットベッドスキャナ
の読取り面に載置してスキャナ読取りを行って複数枚の
葉書原稿の表面原稿を画像データとして読込んだ後に、
各葉書原稿を裏返してスキャナ読取りを行って複数枚の
葉書原稿の裏面原稿を画像データとして読込んだ場合に
は、各葉書1枚1枚の表面画像データと裏面画像データ
とを1つの管理データとして取り込む。
【0038】上記の形態をとることにより、複数枚の葉
書原稿の両面を読込むとともに、葉書原稿の表面と裏面
とを1セットのデータとして取り込むことができ、葉書
原稿の画像データを取り込む場合の運用効率を向上す
る。
【0039】さらに、前記画像処理装置の制御方法は、
複数枚の葉書原稿の表面原稿と裏面原稿とを混在した状
態でフラットベッドスキャナの読取り面に載置してスキ
ャナ読取りを行って複数枚の葉書画像データを読込んだ
後に、各葉書原稿を裏返してスキャナ読取りを行って複
数枚の葉書画像データとして読込んだ場合には、各葉書
1枚1枚の表面原稿と裏面原稿とを判別して表面画像デ
ータと裏面画像データとを1つの管理データとして取り
込む。
【0040】上記の形態をとることにより、葉書原稿の
表面と裏面とを意識することなくフラットベッドスキャ
ナの読取り面に置いて葉書の両面の画像データを取り込
むことができ、葉書原稿の画像データを取り込む場合の
運用効率を向上する。
【0041】また、画像処理装置の制御を実現するプロ
グラムは、複数枚の葉書原稿をフラットベッドスキャナ
の読取り面に載置してスキャナ読取りを行って複数枚の
葉書原稿の画像データを読込んだ後に葉書サイズに分割
して1枚1枚の葉書画像データとして取り込む画像処理
装置の制御を実現するプログラムであって、コンピュー
タに、複数枚の葉書画像データを読込んだ後の分割方法
を含む葉書原稿の置き方条件情報と、白紙または黒紙の
葉書原稿がある場合には葉書画像データとして取り込ま
ないようにすることを規定する白または黒のドット密度
の割合とを規定するスキャナ動作環境を設定する手順
と、複数枚の葉書画像データを読込んだ後に前記スキャ
ナ動作環境を設定した情報に基いて葉書サイズに分割し
て1枚1枚の葉書画像データを切出して表面画像データ
と裏面画像データとを区別して管理する手順と、各々の
葉書画像データを表面画像データと裏面画像データとを
区別して結合して生成する手順とを実行させる。
【0042】上記の形態をとることにより、複数枚の葉
書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面に載置して
スキャナ読取りを行って複数枚の葉書原稿の画像データ
を読込んだ後に葉書サイズに分割して1枚1枚の葉書画
像データとして取り込む画像処理装置の制御を実現す
る。
【0043】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図2ないし
図14によって説明する。なお、以下において、同じ箇
所は同一の符号を付してあり、詳細な説明を省略するこ
とがある。
【0044】図2は本発明の実施例の構成図を示す。
【0045】同図において、画像処理装置21は、送受
信部22と、入力イメージメモリ23と、表示装置24
と、入力装置24aと、画像処理部25と、表面画像デ
ータファイル26と、裏面画像データファイル27と、
画像データファイル28と、制御プログラム部29と、
制御部30とを構成する。
【0046】当該画像処理装置21は、フラットベッド
スキャナ15を使って葉書を読取る場合には、複数枚の
葉書原稿をスキャナの読取り面16に置いて、複数枚の
葉書画像データを自動的に分割して1枚1枚の葉書画像
データとして取り込むものである。
【0047】例えば、図3に示すように、複数枚の葉書
原稿の表面原稿をフラットベッドスキャナの読取り面に
載置して表面読取りを行って複数枚の葉書原稿の表面原
稿を画像データとして読込んだ後に、各葉書原稿を裏返
して裏面読取りを行って複数枚の葉書原稿の裏面原稿を
画像データとして読込んだ場合には、各葉書1枚1枚の
表面画像データと裏面画像データとを1つの管理データ
として取り込むものである。つまり、複数枚の葉書原稿
の読取りにおいて、表面読取りと裏面読取りとを予め指
定するものである。
【0048】また、例えば、図4に示すように、複数枚
の葉書原稿の表面原稿と裏面原稿とを混在した状態でフ
ラットベッドスキャナの読取り面に載置してスキャナ読
取りを行って複数枚の葉書画像データを読込んだ後に、
各葉書原稿を裏返してスキャナ読取りを行って複数枚の
葉書画像データとして読込んだ場合には、各葉書1枚1
枚の表面原稿と裏面原稿とを判別して表面画像データと
裏面画像データとを1つの管理データとして取り込むも
のである。つまり、複数枚の葉書原稿の読取りにおい
て、表面読取りと裏面読取りとを特に指定しないもので
ある。
【0049】また、図3および図4において、複数枚の
葉書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面に置く形
態は、図3(a)および図4(a)に示すように葉書原
稿を縦置きする形態と、図3(b)および図4(b)に
示すように葉書原稿を横置きする形態と、図3(c)お
よび図4(c)に示すように葉書原稿の置き方を規定し
ないフリーな置き方とを許容する。
【0050】送受信部22は、複数枚の葉書原稿をフラ
ットベッドスキャナ15の読取り面16に載置してスキ
ャナ読取りを行って読取った複数枚の葉書原稿の画像デ
ータを入力イメージメモリ23に格納する。
【0051】表示装置24は、キーボードやマウスなど
の入力装置24aを構成し、図5に示すように、スキャ
ナ動作環境を設定する設定画面を提供する。スキャナ動
作環境は、複数枚の葉書画像データを読込んだ後に1枚
1枚の葉書画像データとして取り込む際の分割方法と、
読取りの原点とを規定する葉書原稿の置き方と、白紙ま
たは黒紙の葉書原稿がある場合には葉書画像データとし
て取り込まないようにすることを規定する白または黒の
ドット密度の割合とを予め規定するものである。
【0052】例えば、葉書原稿の置き方は、葉書原稿を
縦置き、横置きと、フリーとを設定できる。なお、読取
りの原点は、葉書原稿の置き方が縦置きと横置きの場合
のみに設定する。また、白または黒のドット密度の割合
を規定する紙削除の設定においては、白紙と、黒紙と、
白紙および黒紙と、設定なしとを設定できるようにす
る。
【0053】また、表示装置24は、各葉書1枚1枚の
表面原稿と裏面原稿とを判別して表面画像データと裏面
画像データとを1つの管理データとして取り込んだ場合
には、図6に示すように、メイン画面を提供する。メイ
ン画面は、一覧表示領域と、特定葉書表示領域とを設け
る。
【0054】一覧表示領域には、取り込んだ1枚1枚の
葉書画像データの裏面画像データと、その差出人氏名と
を一覧で表示する。また、特定葉書表示領域には、一覧
表示領域で表示された葉書画像データの中で特に差出人
氏名などを指定した場合には、その裏面画像データを拡
大して表示する。なお、表面画像データと裏面画像デー
タとを切り換えて表示することもできるようにする。
【0055】画像処理部25は、入力イメージメモリ2
3に格納する複数枚の葉書原稿の画像データを読込んだ
後に、予め設定されたスキャナ動作環境情報に基いて葉
書サイズに分割する必要があるかの判断を含めて、葉書
サイズに分割して1枚1枚の葉書画像データとして表面
画像データと、裏面画像データとを1つの管理データと
して取り込む処理を実行するものである。
【0056】なお、画像データの登録は、表面画像デー
タを表面画像データファイル26に登録し、裏面画像デ
ータを裏面画像データファイル27に登録し、1枚1枚
の葉書画像データとして表面画像データと、裏面画像デ
ータとを区別して1つの管理データとして画像データを
結合して各々の葉書画像データ28aを画像データファ
イル28に登録する。
【0057】制御プログラム部29は、画像処理装置が
実行する一連の画像処理について処理を規定するプログ
ラム群からなり、画像処理装置21を統御する制御部3
0からの要求で必要なプログラムが制御部30に提供さ
れる。
【0058】また、画像処理部25は、第1処理部25
aと、第2処理部25bと、第3処理部25cと、第4
処理部25dとを構成する。
【0059】第1処理部25aは、スキャナ動作環境設
定画面で設定されたスキャナ動作環境情報を記憶すると
ともに、スキャナ動作環境情報に基いて、葉書サイズの
分割方法と、葉書原稿の画像データに対して表面画像デ
ータと、裏面画像データとを判断する必要があるかの判
断を含めて処理を実行する。
【0060】第2処理部25bは、複数枚の葉書原稿の
表面原稿と裏面原稿とを混在した状態で読込んだ葉書画
像データに対して表面画像データか、裏面画像データか
を判断する処理を実行する。例えば、図7に示すよう
に、抽出した画像データに少なくとも郵便番号領域と、
お年玉当選番号領域と、住所と氏名とを含む所定の大き
さからなる文字列とのいずれかを含む場合には表面画像
データとして判別する。また、例えば、謹賀新年や迎春
などを含む文字列があり、表面画像データでない場合に
は裏面画像データとして判別する。
【0061】第3処理部25cは、葉書原稿の置き方を
規定しないフリーな置き方を設定した場合には、用紙サ
イズの切出し処理を実行するものである。例えば、図8
(a)に示すように、抽出した画像データに少なくとも
郵便番号領域と、お年玉当選番号領域と、住所と氏名と
を含む所定の大きさからなる文字列とのいずれかを含む
場合には、当該領域を含む四角形(図8(a)における
実線の四角形)の外枠に対して、予め規定する寸法によ
って葉書サイズ(図8(a)における想像線の四角形)
の表面画像データを抽出する。
【0062】また、第3処理部25cは、例えば、図8
(b)に示すように、抽出した画像データに少なくとも
一連の規則性ある画像列と不規則な画像群との塊を中心
に据えて四角形(図8(b)における実線の四角形)を
作り、当該四角形の外枠に対して葉書サイズ(図8
(b)における想像線の四角形)となるような均等差の
無地画像を補完するか、または当該四角形の近傍の有色
画像を補完することによって葉書サイズの裏面画像デー
タを抽出する。
【0063】第4処理部25dは、葉書原稿の置き方を
規定しないフリーな置き方を設定した場合には、用紙サ
イズの切出し処理を実行する他の例を示すものである。
例えば、図9に示すように、抽出した画像データから規
則正しい画像列を抽出して規定の葉書サイズの位置と傾
きとを抽出することによって葉書サイズの画像データを
抽出する。この例では、画像データの黒画素の集合を塊
として抽出し、規定の用紙サイズ枠を位置や傾きをずら
しながら、黒画素の集合である塊に当てはめていくこと
で葉書サイズの位置と傾きとを抽出する。
【0064】位置の抽出は、塊の良さから抽出する。つ
まり、塊が占める割合やはみ出し度から判断する。図9
において、葉書サイズ枠Aは、塊がはみ出している状態
を示している。一方、葉書サイズ枠Bおよび葉書サイズ
枠Cは、塊がはみ出していない状態を示しており、葉書
サイズの位置であることを示している。
【0065】また、傾きの抽出は、文字列は葉書サイズ
枠に対して水平または垂直であることから、葉書サイズ
枠Cに示すように、文字列と葉書サイズ枠との角度αが
直角になる状態において葉書サイズの傾きを抽出する。
【0066】このように、第3処理部25cおよび第4
処理部25dは、フラットベッドスキャナで葉書原稿を
複数枚読み込ませる場合には、葉書原稿の読取り原点や
読取り面に搭置する位置に限定されることなく、任意の
位置および傾きで配置した場合でも、葉書原稿のサイズ
を抽出して葉書画像データの表面画像データおよび裏面
画像データを正確に取り込む。また抽出した画像データ
から葉書原稿の用紙サイズを切出していることから、背
景色を黒くする必要がなので、葉書原稿の上に黒い用紙
などを置く必要がない。
【0067】次に、画像処理装置の制御について説明す
る。
【0068】図10を用いて当該画像処理装置が実行す
る制御の概要について説明する。
【0069】ステップS01において、操作者が表示装
置24に表示するスキャナ動作環境設定画面を用いてス
キャナ動作環境を設定し、第1処理部25aは設定した
スキャナ動作環境情報を記憶する。
【0070】ステップS02において、操作者は葉書を
フラットベッドスキャナ15の読取り面16に置いて、
読取りを開始する。送受信部22は、読取った複数枚の
葉書原稿の画像データを入力イメージメモリ23に格納
する。
【0071】ステップS03において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23に格納する複数枚の葉書原
稿の画像データを読込む。
【0072】ステップS04において、第1処理部25
aは、記憶するスキャナ動作環境情報に基いて、葉書サ
イズの分割方法において複数枚の葉書原稿をフリーで置
くと設定されているか判定する。フリーで置くと設定さ
れていなければ、ステップS05に進むように指示す
る。フリーで置くと設定されていれば、ステップS11
に進むように指示する。
【0073】ステップS05において、第1処理部25
aは、複数枚の葉書原稿の読取りにおいて、表面読取り
と裏面読取りとが指定されておらず、画像データに対し
て表面画像データと、裏面画像データとを判別する必要
があるか判定する。画像データの表裏判断が必要なけれ
ば、ステップS06に進む。画像データの表裏判断が必
要であれば、ステップS08に進む。
【0074】ステップS06において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23から読込んだ葉書原稿の画
像データのサイズが葉書サイズより大きいか判定する。
つまり、読込んだ葉書原稿の画像データを葉書サイズに
分割する必要があるか判定する。葉書サイズに分割する
必要があれば、ステップS07に進む。葉書サイズに分
割する必要がなければ、ステップS13に進む。
【0075】ステップS07において、画像処理部25
は、スキャナ動作環境情報に含む葉書の置き方(縦置き
または横置き)と、原点と、紙削除とを含む情報から葉
書サイズを切出す。
【0076】ステップS08において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23から読込んだ葉書原稿の画
像データのサイズが葉書サイズより大きいか判定する。
つまり、読込んだ葉書原稿の画像データを葉書サイズに
分割する必要があるか判定する。葉書サイズに分割する
必要があれば、ステップS09に進む。葉書サイズに分
割する必要がなければ、ステップS10に進む。
【0077】ステップS09において、画像処理部25
は、スキャナ動作環境情報に含む葉書の置き方(縦置き
または横置き)と、原点と、紙削除とを含む情報から葉
書サイズを切出す。
【0078】ステップS10において、第2処理部25
bは、切出した葉書サイズの葉書画像データに対して表
面画像データか、裏面画像データかを判断する処理を実
行する。例えば、前述の図7に示すような処理を実行す
る。
【0079】ステップS11において、第3処理部25
cまたは第4処理部25dは、葉書原稿の置き方を規定
しないフリーな置き方を設定された場合には、用紙サイ
ズの切出し処理を実行する。例えば、第3処理部25c
においては前述の図8に示すような処理を実行する。ま
た、第4処理部25dにおいては前述の図9に示すよう
な処理を実行する。これにより、葉書サイズの切出し
と、切出した葉書サイズの画像データを抽出する。
【0080】ステップS12において、第2処理部25
bは、切出した葉書サイズの葉書画像データに対して表
面画像データか、裏面画像データかを判断する処理を実
行する。例えば、前述の図7に示すような処理を実行す
る。
【0081】ステップS13において、画像処理部25
は、表面画像データを表面画像データファイル26に登
録し、裏面画像データを裏面画像データファイル27に
登録する。
【0082】ステップS14において、画像処理部25
は、葉書原稿を裏返して読取り動作を実行するかどうか
を判定する。葉書原稿を裏返して読取り動作を実行する
場合には、ステップS02に戻る。葉書を再度セットし
ない場合には、ステップS15に進む。
【0083】ステップS15において、画像処理部25
は、1枚1枚の葉書画像データを生成するために、表面
画像データと、裏面画像データとを区別して各々の葉書
画像データを1つの管理データになるように画像データ
を結合する。
【0084】ステップS16において、画像処理部25
は、各々の葉書画像データ28aを画像データファイル
28に登録する。
【0085】ステップS17において、画像処理部25
は、図6に示すように、各々の葉書画像データ28aを
メイン画面に表示する。そして、処理を終了する。
【0086】次に、図11を用いて葉書原稿の表面と裏
面とを指定した場合の制御について説明する。
【0087】ステップS21において、操作者が表示装
置24を用いてスキャナ動作環境を設定し、第1処理部
25aは設定したスキャナ動作環境情報を記憶する。こ
の時、表面読取りと裏面読取りとの順番が設定される。
【0088】ステップS22において、操作者は葉書の
表面をフラットベッドスキャナ15の読取り面16に置
いて、読取りを開始する。送受信部22は、読取った葉
書原稿の表面画像データを入力イメージメモリ23に格
納する。
【0089】ステップS23において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23に格納する葉書原稿の表面
画像データを読込む。
【0090】ステップS24において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23から読込んだ葉書原稿の表
面画像データのサイズが葉書サイズより大きいか判定す
る。つまり、読込んだ表面画像データを葉書サイズに分
割する必要があるか判定する。葉書サイズに分割する必
要があれば、ステップS25に進む。葉書サイズに分割
する必要がなければ、ステップS26に進む。
【0091】ステップS25において、画像処理部25
は、スキャナ動作環境情報に含む葉書の置き方(縦置き
または横置き)と、原点と、紙削除とを含む情報から葉
書表面画像データを切出す。
【0092】ステップS26において、画像処理部25
は、表面画像データを表面画像データファイル26に登
録する。
【0093】ステップS27において、操作者は葉書の
裏面をフラットベッドスキャナ15の読取り面16に置
いて、読取りを開始する。送受信部22は、読取った葉
書原稿の裏面画像データを入力イメージメモリ23に格
納する。
【0094】ステップS28において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23に格納する葉書原稿の裏面
画像データを読込む。
【0095】ステップS29において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23から読込んだ葉書原稿の裏
面画像データのサイズが葉書サイズより大きいか判定す
る。つまり、読込んだ裏面画像データを葉書サイズに分
割する必要があるか判定する。葉書サイズに分割する必
要があれば、ステップS30に進む。葉書サイズに分割
する必要がなければ、ステップS31に進む。
【0096】ステップS30において、画像処理部25
は、スキャナ動作環境情報に含む葉書の置き方(縦置き
または横置き)と、原点と、紙削除とを含む情報から葉
書裏面画像データを切出す。
【0097】ステップS31において、画像処理部25
は、裏面画像データを裏面画像データファイル27に登
録する。
【0098】ステップS32において、画像処理部25
は、1枚1枚の葉書画像データを生成するために、表面
画像データと、裏面画像データとを区別して各々の葉書
画像データを1つの管理データになるように画像データ
を結合して、処理を終了する。
【0099】次に、図12を用いて葉書原稿の表面と裏
面とを指定しない場合の制御について説明する。
【0100】ステップS41において、操作者が表示装
置24を用いてスキャナ動作環境を設定し、第1処理部
25aは設定したスキャナ動作環境情報を記憶する。な
お、この時には、読取り面16に置く葉書原稿の表面ま
たは裏面は指定しない。
【0101】ステップS42において、操作者は葉書の
任意の面をフラットベッドスキャナ15の読取り面16
に置いて、読取りを開始する。送受信部22は、読取っ
た葉書原稿の画像データを入力イメージメモリ23に格
納する。
【0102】ステップS43において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23に格納する葉書原稿の画像
データを読込む。
【0103】ステップS44において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23から読込んだ葉書原稿の画
像データのサイズが葉書サイズより大きいか判定する。
つまり、読込んだ画像データを葉書サイズに分割する必
要があるか判定する。葉書サイズに分割する必要があれ
ば、ステップS45に進む。葉書サイズに分割する必要
がなければ、ステップS46に進む。
【0104】ステップS45において、画像処理部25
は、スキャナ動作環境情報に含む葉書の置き方(縦置き
または横置き)と、原点と、紙削除とを含む情報から葉
書サイズを切出す。
【0105】ステップS46において、第2処理部25
bは、切出した葉書サイズの葉書画像データに対して表
面画像データか、裏面画像データかを判断する処理を実
行する。例えば、前述の図7に示すような処理を実行す
る。
【0106】ステップS47において、画像処理部25
は、表面画像データを表面画像データファイル26に登
録し、裏面画像データを裏面画像データファイル27に
登録する。
【0107】ステップS48において、操作者は葉書を
裏返してフラットベッドスキャナ15の読取り面16に
置いて、読取りを開始する。送受信部22は、読取った
葉書原稿の画像データを入力イメージメモリ23に格納
する。
【0108】ステップS49において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23に格納する葉書原稿の画像
データを読込む。
【0109】ステップS50において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23から読込んだ葉書原稿の画
像データのサイズが葉書サイズより大きいか判定する。
つまり、読込んだ画像データを葉書サイズに分割する必
要があるか判定する。葉書サイズに分割する必要があれ
ば、ステップS51に進む。葉書サイズに分割する必要
がなければ、ステップS52に進む。
【0110】ステップS51において、画像処理部25
は、スキャナ動作環境情報に含む葉書の置き方(縦置き
または横置き)と、原点と、紙削除とを含む情報から葉
書サイズを切出す。
【0111】ステップS52において、第2処理部25
bは、切出した葉書サイズの葉書画像データに対して表
面画像データか、裏面画像データかを判断する処理を実
行する。例えば、前述の図7に示すような処理を実行す
る。
【0112】ステップS53において、画像処理部25
は、表面画像データを表面画像データファイル26に登
録し、裏面画像データを裏面画像データファイル27に
登録する。
【0113】ステップS54において、画像処理部25
は、1枚1枚の葉書画像データを生成するために、表面
画像データと、裏面画像データとを区別して各々の葉書
画像データを1つの管理データになるように画像データ
を結合して、処理を終了する。
【0114】次に、図13を用いて葉書原稿を読取り面
にフリーに置く場合の制御について説明する。
【0115】ステップS61において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23に格納する葉書原稿の画像
データを読込む。
【0116】ステップS62において、入力イメージメ
モリ23から読込んだ葉書原稿の画像データ内に葉書デ
ータが何枚存在するかを解析する。例えば、第3処理部
25cにおいては前述の図8に示すような処理を実行す
る。また、第4処理部25dにおいては前述の図9に示
すような処理を実行することで、葉書サイズを切出す。
【0117】ステップS63において、第3処理部25
cまたは第4処理部25dは、切出した葉書サイズの画
像データを抽出する。
【0118】ステップS64において、第2処理部25
bは、切出した葉書サイズの葉書画像データに対して表
面画像データか、裏面画像データかを判断する処理を実
行する。例えば、前述の図7に示すような処理を実行す
る。
【0119】ステップS65において、画像処理部25
は、表面画像データを表面画像データファイル26に登
録し、裏面画像データを裏面画像データファイル27に
登録して、処理を終了する。
【0120】次に、図14を用いて第4処理部の制御に
ついて説明する。
【0121】ステップS71において、画像処理部25
は、入力イメージメモリ23に格納する葉書原稿の画像
データを読込む。
【0122】ステップS72において、第4処理部25
dは、全体カラー画像データを2値化する。
【0123】ステップS73において、第4処理部25
dは、黒画素の集合をそれぞれ塊として抽出する。
【0124】ステップS74において、第4処理部25
dは、規定の葉書サイズを位置と傾きとをずらしなが
ら、黒画素の集合である塊群に当てはめていく。
【0125】ステップS75において、第4処理部25
dは、黒画素の集合である塊が占める割合や規定の葉書
サイズ枠からのはみ出し度合いなどにより、塊のまとま
りの良さから葉書サイズの位置の指標を決定する。
【0126】ステップS76において、第4処理部25
dは、文字列が葉書サイズに対して水平または垂直であ
ることから、葉書サイズと文字列との角度から葉書サイ
ズの傾きの指標を決定する。
【0127】ステップS77において、第4処理部25
dは、葉書サイズの位置の指標と、傾きの指標とから葉
書の存在枚数を抽出する。
【0128】ステップS78において、第4処理部25
dは、抽出した葉書の存在枚数に対応する葉書サイズの
画像データを抽出して、処理を終了する。
【0129】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0130】葉書原稿の画像データを取り込む場合に
は、フラットベッドスキャナで複数枚の葉書原稿を1度
読込むだけで、1枚1枚の葉書画像データとして取り込
むことができ、葉書原稿の画像データを効率的に取り込
むことができる。
【0131】さらに、葉書原稿の表面と裏面とを画像処
理装置側で判断して、表面は表面画像データとして取り
込み、例えば謹賀新年や迎春などを含む文字列があり表
面画像データでない場合には裏面画像データとして取り
込むことができ、操作者は葉書原稿の表面と裏面とを意
識することなくフラットベッドスキャナの読取り面に置
いて葉書の両面の画像データを取り込むことができる。
また、フラットベッドスキャナの読取り面への葉書の置
き方と、白または黒のドット密度の割合とを予め設定し
ておくことで、葉書画像データの抽出精度を向上するこ
とができる。さらに、複数枚の葉書原稿をフラットベッ
ドスキャナの読取り面に縦置きと横置きと任意に載置し
た場合でも、各々の葉書画像データを抽出することがで
き、葉書原稿の画像データを取り込む場合の操作性を向
上することができる。
【0132】さらに、フラットベッドスキャナで葉書原
稿を複数枚読み込ませる場合には、葉書原稿の読取り原
点や読取り面に搭置する位置に限定されることなく、任
意の位置および傾きで読取り面に搭置した場合でも、葉
書原稿のサイズを抽出して葉書画像データの表面画像デ
ータおよび裏面画像データを正確に取り込むことがで
き、データ入力効率を向上することができる。また、抽
出した画像データから葉書原稿のサイズを切出している
ことから、背景色を黒くする必要がないので、葉書原稿
の上に黒い用紙などを置く必要がなくなり、葉書原稿の
画像データを取り込む場合の操作性を向上することがで
きる。
【0133】また、葉書原稿の画像データを取り込む場
合には、フラットベッドスキャナの動作環境を設定し、
複数枚の葉書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面
に載置してスキャナ読取りを行って、複数枚の葉書原稿
の画像データを読込んだ後に、葉書サイズに分割して1
枚1枚の葉書画像データとして取り込むように画像処理
を実行する、画像処理装置の制御を行うことができる。
【0134】さらに、複数枚の葉書原稿の両面を読込む
とともに、葉書原稿の表面と裏面とを1セットのデータ
として取り込むことができ、葉書原稿の画像データを取
り込む場合の運用効率を向上することができる。
【0135】さらに、葉書原稿の表面と裏面とを意識す
ることなくフラットベッドスキャナの読取り面に置いて
葉書の両面の画像データを取り込むことができ、葉書原
稿の画像データを取り込む場合の運用効率を向上するこ
とができる。
【0136】また、複数枚の葉書原稿をフラットベッド
スキャナの読取り面に載置してスキャナ読取りを行っ
て、複数枚の葉書原稿の画像データを読込んだ後に、葉
書サイズに分割して1枚1枚の葉書画像データとして取
り込む画像処理装置の制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】本発明の実施例の図である。
【図4】本発明の実施例の図である。
【図5】本発明の実施例の図である。
【図6】本発明の実施例の図である。
【図7】本発明の実施例の図である。
【図8】本発明の実施例の図である。
【図9】本発明の実施例の図である。
【図10】本発明の実施例のフローチャートである。
【図11】本発明の実施例のフローチャートである。
【図12】本発明の実施例のフローチャートである。
【図13】本発明の実施例のフローチャートである。
【図14】本発明の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1:画像処理装置 2:入力手段 3:格納手段 4:設定手段 5:画像処理手段 5a:第1処理手段 5b:第2処理手段 5c:第3処理手段 5d:第4処理手段 6:第1管理手段 7:第2管理手段 8:結合データ管理手段 8a:葉書画像データ
フロントページの続き (72)発明者 北川 光一 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 辺本 英人 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 5B050 BA16 BA18 BA20 CA07 DA04 DA06 EA03 EA07 FA13 5B057 AA11 BA02 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CE09 CH08 CH11 5C076 AA36 BA06 5L096 AA02 BA17 BA18 CA04 CA25 EA35 FA05 FA44 FA67

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】葉書原稿の画像データを取り込む画像処理
    装置において、 複数枚の葉書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面
    に載置した場合には、複数枚の葉書画像データを読込ん
    だ後に葉書サイズに分割して1枚1枚の葉書画像データ
    を表面画像データと裏面画像データとを区別して1つの
    管理データとして取り込む画像処理手段(5)を備え
    る、 ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像処理装置は、 複数枚の葉書画像データを読込んだ後に1枚1枚の葉書
    画像データとして取り込む際の分割方法と読取りの原点
    とを規定する葉書原稿の置き方と、白紙または黒紙の葉
    書原稿がある場合には葉書画像データとして取り込まな
    いようにすることを規定する白または黒のドット密度の
    割合とを予め規定するスキャナ動作環境を設定する設定
    手段(4)と、 当該設定手段(4)で設定された設定情報を記憶し、実
    行する画像処理を設定情報に基いて選択する第1処理手
    段(5a)と、 複数枚の葉書原稿の表面原稿と裏面原稿とを混在した状
    態で葉書画像データを読込んだ場合には、抽出した画像
    データに少なくとも郵便番号領域と、お年玉当選番号領
    域と、住所と氏名とを含む所定の大きさからなる文字列
    とのいずれかを含む場合には表面画像データとして判別
    する機能を備え、各葉書1枚1枚の表面原稿と裏面原稿
    とを判別する第2処理手段(5b)とを備える、 ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記画像処理手段(5)は、 葉書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面に任意に
    載置した場合には、葉書画像データを読込んだ後に、抽
    出した画像データに少なくとも郵便番号領域と、お年玉
    当選番号領域と、住所と氏名とを含む所定の大きさから
    なる文字列とのいずれかを含む場合には予め規定する寸
    法によって葉書サイズの表面画像データを抽出する第3
    処理手段(5c)を備える、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】前記第3処理手段(5c)は、 抽出した画像データに少なくとも一連の規則性ある画像
    列と不規則な画像群との塊を中心に据えて四角形を作
    り、当該四角形の外枠に対して葉書サイズとなるような
    均等差の無地画像を補完する、または当該四角形の近傍
    の有色画像を補完することによって葉書サイズの裏面画
    像データを抽出する機能を備える、 ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記画像処理手段(5)は、 葉書原稿をフラットベッドスキャナの読取り面に任意に
    載置した場合には、葉書画像データを読込んだ後に、抽
    出した画像データから規則正しい画像列を抽出して規定
    の葉書サイズの位置と傾きとを抽出することによって葉
    書サイズの画像データを抽出する第4処理手段(5d)
    を備える、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】複数枚の葉書原稿をフラットベッドスキャ
    ナの読取り面に載置してスキャナ読取りを行って複数枚
    の葉書原稿の画像データを読込んだ後に葉書サイズに分
    割して1枚1枚の葉書画像データとして取り込む画像処
    理装置の制御方法であって、 複数枚の葉書画像データを読込んだ後の分割方法を含む
    葉書原稿の置き方条件情報と、白紙または黒紙の葉書原
    稿がある場合には葉書画像データとして取り込まないよ
    うにすることを規定する白または黒のドット密度の割合
    とを規定するスキャナ動作環境を設定する過程と、 複数枚の葉書画像データを読込んだ後に前記スキャナ動
    作環境を設定した情報に基いて葉書サイズに分割して1
    枚1枚の葉書画像データを切出して表面画像データと裏
    面画像データとを区別して管理する過程と、 各々の葉書画像データを表面画像データと裏面画像デー
    タとを区別して結合して生成する過程とを備える、 ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】前記画像処理装置の制御方法は、 複数枚の葉書原稿の表面原稿をフラットベッドスキャナ
    の読取り面に載置してスキャナ読取りを行って複数枚の
    葉書原稿の表面原稿を画像データとして読込んだ後に、
    各葉書原稿を裏返してスキャナ読取りを行って複数枚の
    葉書原稿の裏面原稿を画像データとして読込んだ場合に
    は、各葉書1枚1枚の表面画像データと裏面画像データ
    とを1つの管理データとして取り込む、 ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置の制御方
    法。
  8. 【請求項8】前記画像処理装置の制御方法は、 複数枚の葉書原稿の表面原稿と裏面原稿とを混在した状
    態でフラットベッドスキャナの読取り面に載置してスキ
    ャナ読取りを行って複数枚の葉書画像データを読込んだ
    後に、各葉書原稿を裏返してスキャナ読取りを行って複
    数枚の葉書画像データとして読込んだ場合には、各葉書
    1枚1枚の表面原稿と裏面原稿とを判別して表面画像デ
    ータと裏面画像データとを1つの管理データとして取り
    込む、 ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置の制御方
    法。
  9. 【請求項9】複数枚の葉書原稿をフラットベッドスキャ
    ナの読取り面に載置してスキャナ読取りを行って複数枚
    の葉書原稿の画像データを読込んだ後に葉書サイズに分
    割して1枚1枚の葉書画像データとして取り込む画像処
    理装置の制御を実現するプログラムであって、 コンピュータに、 複数枚の葉書画像データを読込んだ後の分割方法を含む
    葉書原稿の置き方条件情報と、白紙または黒紙の葉書原
    稿がある場合には葉書画像データとして取り込まないよ
    うにすることを規定する白または黒のドット密度の割合
    とを規定するスキャナ動作環境を設定する手順と、 複数枚の葉書画像データを読込んだ後に前記スキャナ動
    作環境を設定した情報に基いて葉書サイズに分割して1
    枚1枚の葉書画像データを切出して表面画像データと裏
    面画像データとを区別して管理する手順と、 各々の葉書画像データを表面画像データと裏面画像デー
    タとを区別して結合して生成する手順とを実行させる、 ことを特徴とするプログラム。
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