JP2710387B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2710387B2
JP2710387B2 JP3346889A JP3346889A JP2710387B2 JP 2710387 B2 JP2710387 B2 JP 2710387B2 JP 3346889 A JP3346889 A JP 3346889A JP 3346889 A JP3346889 A JP 3346889A JP 2710387 B2 JP2710387 B2 JP 2710387B2
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重美 小向
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トキコ株式会社
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、顧客の要求したプリセット給油金額を単に
設定するだけで、消費税等の税率を見込んだプリセット
給油量を自動的に給油することにより給油効率の向上を
達成した給油装置に関する。
[従来の技術] 従来、プリセット給油機能付給油装置では、顧客の指
定した金額分を給油するプリセット額給油を行う場合、
給油作業者がノズルを車両タンクへセットすると共に該
給油装置の操作部から顧客の指定金額を設定入力する
と、制御部により前記指定金額を油単価で割ったプリセ
ット給油量が演算され、前記指定金額相当分のプリセッ
ト給油量が給油されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、本年4月から消費税(税率3%)が導入さ
れるが、上記従来の給油装置においてはプリセット額給
油を行う際、税率を見込んで顧客の指定金額からプリセ
ット給油量を割り出す機能が無いため、次のような問題
が発生する。
例えば、顧客が油単価120円のガソリンを2000円分、
プリセット額給油を所望した場合、消費税導入前はプリ
セット額2000円を油単価120円で割ればプリセット給油
量〔16.67l=2000÷120〕を算出できるが、消費税導入
後はプリセット額または油単価に税率を見込んだ演算を
行わなければ、プリセット給油量〔16.18l=(2000÷1.
03)÷120、または16.18l=2000÷(120×1.03)〕を算
出できないという問題が生ずるが、従来の給油装置はこ
のような機能を有していなかった。
例えば、プリセット額・油単価・税率・プリセット給
油量等を対応付けた早見表(例:油単価120円でプリセ
ット額が2000円の場合はプリセット給油量が16.18l、油
単価120円でプリセット額が3000円の場合はプリセット
給油量が24.27l……等)を作成しておき、該早見表を給
油作業者が見易い箇所へ備え付けておくことも考えられ
るが、給油作業者は各車両へのプリセット額給油の都
度、早見表を見ながら給油作業を行う必要があり煩雑で
あると共に、将来税率が変わった場合等には早見表を作
成し直す必要がある等の不都合が生ずる。
本発明は前記課題を解決するもので、顧客の要求した
プリセット給油金額を単に設定するだけで、消費税等の
税率を見込んだプリセット給油量を自動的に給油するこ
とにより、給油効率の向上を達成した給油装置の提供を
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、 請求項1記載の発明は、所望の給油金額を設定すると
該給油金額に対応した油量を給油するプリセット給油機
能を備えた給油装置において、税込給油金額を税込給油
金額データとして設定する給油金額設定手段と、油の税
引単価を税引単価データとして設定する単価設定手段
と、税率を税率データとして設定する税率設定手段と、
前記給油金額設定手段による税込給油金額データと前記
単価設定手段による税引単価データと前記税率設定手段
による税率データとに基づき税引プリセット給油量を演
算する税引プリセット給油量演算手段と、給油量を計測
する流量計に付設された流量パルス発信器と、該流量パ
ルス発信器の出力値に基づき実給油量を演算する給油量
演算手段と、前記税引プリセット給油量演算手段により
演算した税引プリセット給油量と、前記給油量演算手段
の実給油量とを比較し、実給油量が税引プリセット給油
量に達するとき停止信号を出力する比較手段と、該比較
手段からの停止信号に基づき給油を停止する給油停止手
段とを具備することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、所望の給油金額を設定すると
該給油金額に対応した油量を給油するプリセット給油機
能を備えた給油装置において、税込給油金額を税込給油
金額データとして設定する給油金額設定手段と、税率を
税率データとして設定する税率設定手段と、前記給油金
額設定手段による税込給油金額データと前記税率設定手
段による税率データとに基づき税引プリセット給油金額
を演算する税引プリセット給油金額演算手段と、油の税
引単価を税引単価データとして設定する単価設定手段
と、給油量を計測する流量計に付設された流量パルス発
信器と、該流量パルス発信器の出力値と前記単価設定手
段による税引単価データとに基づき税引給油金額を演算
する税引給油金額演算手段と、前記税引プリセット給油
金額演算手段により演算した税引プリセット給油金額デ
ータと、前記税引給油金額演算手段により演算した税引
給油金額データとを比較し、税引給油金額が税引プリセ
ット給油金額に達するとき停止信号を出力する比較手段
と、該比較手段からの停止信号に基づき給油を停止する
給油停止手段とを具備することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、所望の給油金額を設定すると
該給油金額に対応した油量を給油するプリセット給油機
能を備えた給油装置において、税込給油金額を税込給油
データとして設定する給油金額設定手段と、油の税引単
価を税引単価データとして設定する単価設定手段と、税
率を税率データとして設定する税率設定手段と、給油量
を計測する流量計に付設された流量パルス発信給器と、
該流量パルス発信器の出力値と前記単価設定手段による
税引単価データと前記税率設定手段による税率データと
に基づき税込プリセット給油量を演算する税込プリセッ
ト給油量演算手段と、前記給油金額設定手段による税込
プリセット給油金額データと前記税込給油金額演算手段
により演算した税込給油金額データとを比較し、税込給
油金額が税引プリセット給油金額に達するとき停止信号
を出力する比較手段と、該比較手段からの停止信号に基
づき給油を停止する給油停止手段とを具備することを特
徴とする。
請求項4記載の発明は、所望の給油金額を設定すると
該給油金額に対応した油量を給油するプリセット給油機
能を備えた給油装置において、税込給油金額を税込給油
金額データとして設定する給油金額設定手段と、油の税
引単価を税引単価データとして設定する単価設定手段
と、前記給油金額設定手段による税込給油金額データと
前記単価設定手段による税引単価データとに基づき税込
プリセット給油量を演算する税込プリセット給油量演算
手段と、税率を税率データとして設定する税率設定手段
と、給油量を計測する流量計に付設された流量パルス発
信器と、該流量パルス発信器の出力値と前記税率設定手
段による税率データとに基づき税率増給油量を演算する
税率増給油量演算手段と、前記税込プリセット給油量演
算手段により演算した税込プリセット給油量データと、
前記税率増給油量演算手段により演算した税率増給油量
データとを比較し、税率増給油量が税込プリセット給油
量に達するとき停止信号を出力する比較手段と、該比較
手段からの停止信号に基づき給油を停止する給油停止手
段とを具備することを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、給油作業前において単価及び税率を
予め設定しておけば、給油作業に際し給油金額を設定す
るだけで、税率を見込んだプリセット給油量を自動的に
給油することができる。
[実施例] 以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例 第1図は各実施例に共通の給油装置を示す概略図であ
り、該給油装置に配設されたポンプ1はポンプモータ2
により駆動され地下タンク3から油を汲上げるようにな
っている。該ポンプ1が汲上げた油は管路4を介し移送
されると共に、該管路4の途中には給油量を計測する流
量計5が配設され、該流量計5に付設された流量パルス
発信器6は給油量に対応した流量パルスを、給油装置各
部を制御する制御部7へ出力する。前記管路4の油流出
側にはホース8が接続されると共に、ホース先端部には
ノズル9が取付けられ、ノズル掛け10へ着脱可能とされ
ている。該ノズル掛け10の近傍にはノズルスイッチ11が
配設され、該ノズルスイッチ11は、給油作業開始に伴い
ノズル9をノズル掛け10から外したときは“1"信号を、
給油作業終了に伴いノズル掛け10へ戻したときは“0"信
号を制御部7へ出力する。該制御部7は流量パルスに基
づき、給油量・後述の各種給油金額・税引単価・税金等
を表示部12へ表示するようになっている。また、給油装
置の外壁には、後述の各種設定手段を備えた操作部(図
示略)が配設されている。
次に、本第1実施例の制御系を第2図により説明する
と、税込プリセット給油金額設定手段20から設定入力さ
れた税込プリセット給油金額データ(例えば、2000円)
は、表示部12を構成する税込プリセット給油金額表示器
13Aを表示制御する表示回路13Bと、税引プリセット給油
金額演算手段21とへ供給される。税引単価設定手段22か
ら設定入力された油の税引単価データは、表示部12を構
成する税引単価表示器14Aを表示制御する表示回路14B
と、税引給油金額演算手段23と、対応税引プリセット給
油量演算手段29とへ供給される。流量パルス発信器6の
流量パルスは給油量演算手段24へ供給され、同手段24に
より演算された給油量データは、表示部12を構成する給
油量表示器15Aを表示制御する表示回路15Bと、税引給油
金額演算手段23と、プリセット給油制御手段25とへ供給
される。
前記税引単価設定手段22からの税引単価データ(例え
ば、120円)と、給油量演算手段24からの給油量データ
とに基づき、税引給油金額演算手段23により式(税引単
価×給油量)として演算された税引給油金額データは、
表示部12を構成する税引給油金額表示器16Aを表示制御
する表示回路16Bと、税込給油金額演算手段26と、税金
演算手段27とへ供給される。税率設定手段28から設定入
力された税率データ(例えば、消費税3%の場合、0.0
3)は、税引プリセット給油金額演算手段21と、税込給
油金額演算手段26とへ供給される。前記税引給油金額演
算手段23からの税引給油金額データと、税率設定手段28
からの税率データとに基づき、税込給油金額演算手段26
により、式{税引給油金額×(1+税率)}として演算
された税込給油金額データは、表示部12を構成する税込
給油金額表示器17Aを表示制御する表示回路17Bと、税金
演算手段27とへ供給される。前記税引給油金額演算手段
23からの税引給油金額データと、税込給油金額演算手段
26からの税込給油金額データとに基づき、税金演算手段
27により式(税込給油金額−税引給油金額)として演算
された税金データは、表示部12を構成する税金表示器18
Aを表示制御する表示回路18Bへ供給される。
前記税込プリセット給油金額設定手段20からの税込プ
リセット給油金額データと、税率設定手段28からの税率
データとに基づき、税引プリセット給油金額演算手段21
により、式{税込プリセット給油金額÷(1+税率)}
として演算された税引プリセット給油金額データは、対
応税引プリセット給油量演算手段29へ供給され、同手段
29により式(税引プリセット給油金額−税引単価)とし
て演算された税引プリセット給油量データ(税引プリセ
ット給油金額データと対応)は、プリセット給油制御手
段25へ供給される。該プリセット給油制御手段25によ
り、対応税引プリセット給油量演算手段29からの税引プ
リセット給油量データと、給油量演算手段24からの給油
量データとが比較され、実給油量が税引プリセット給油
量へ達する場合は、停止信号がポンプモータ駆動制御手
段30へ供給される。該ポンプモータ駆動制御手段30は、
プリセット給油制御手段25より停止信号が供給された場
合にポンプモータ駆動手段31によりポンプモータ2を停
止する。
ノズルスイッチ11から供給される“1"信号により、給
油量演算手段24、税引給油金額演算手段23、税込給油金
額演算手段26、税金演算手段27、表示回路15B・16B・17
B・18Bがリセットされ、ノズルスイッチ11から供給され
る“0"信号により、税引プリセット給油金額演算手段2
1、対応税引プリセット給油量演算手段29、表示回路13B
がリセットされる。また、ノズルスイッチ11から供給さ
れる“1"信号によりポンプモータ駆動制御手段30が駆動
状態となる一方、“0"信号により同手段30が停止状態と
なる。
そして、第2図における税込プリセット給油金額設定
手段20、税引単価設定手段22、流量パルス発信器6、税
率設定手段28、ノズルスイッチ11、表示部12、ポンプモ
ータ2以外の構成要素は、上記制御部7内に配設されて
いる。
この場合、税率及び税引単価(標準単価)は給油作業
者により税率設定手段28及び税引単価設定手段22から給
油作業前に予め設定入力される。
次に、上記構成による本第1実施例の作用を説明す
る。
給油作業者は車両へのプリセット給油に際し、税込プ
リセット給油金額設定手段20からドライバー所望の給油
金額を設定入力した後、ノズル掛け10から外したノズル
9を車両タンクへセットし給油作業を開始する。これに
伴い、税込プリセット給油金額が表示器13Aに、税引単
価が表示器14Aに、流量パルス発信器6の流量パルスに
基づき給油量演算手段24により演算された実給油量が表
示器15Aに各々表示される。
税引プリセット給油金額演算手段21が、式{税込プリ
セット給油金額÷(1+税率)}に基づき税引プリセッ
ト給油金額を演算すると、対応税引プリセット給油量演
算手段29は、式(税引プリセット給油金額÷税引単価)
に基づき、上記税引プリセット給油金額に対応した税引
プリセット給油量を演算する。プリセット給油制御手段
25が実給油量は税引プリセット給油量に達しないと判定
している間は、ポンプモータ駆動制御手段30はポンプモ
ータ駆動手段31によりポンプモータ2を駆動し、実給油
量が税引プリセット給油量に達するまで給油を続行させ
る。給油の進展に伴い、プリセット給油制御手段25が実
給油量は税引プリセット給油量に達すると判定した場合
は、停止信号を出力し、ポンプモータ駆動制御手段30が
ポンプモータ駆動手段31によりポンプモータ2を停止す
るため、給油が終了する。
この間、税引給油金額演算手段23により演算された税
引給油金額が表示器16Aに、税込給油金額演算手段26に
より演算された税込給油金額が表示器17Aに、税金演算
手段27により演算された税金が表示器18Aに各々表示さ
れる。
即ち、本第1実施例では、設定された税込プリセット
給油金額から税引プリセット給油金額を演算し、該税引
プリセット給油金額から税引プリセット給油量を演算し
た後、該税引プリセット給油量と実給油量とを比較して
給油制御を行う。
第2実施例 本第2実施例が上記第1実施例と異なる点は、第2図
の税引プリセット給油金額演算手段21に代えて税込プリ
セット給油量演算手段40を、第2図の対応税引プリセッ
ト給油量演算手段29に代えて税引プリセット給油量演算
手段41を設けた点であり(第3図参照)、他の構成は同
一のため説明を省略する。
次に、本第2実施例の作用を説明する。
給油作業開始に伴い、税込プリセット給油量演算手段
40は、税込プリセット給油金額設定手段20から設定入力
された税込プリセット給油金額データと、税引単価設定
手段22から設定入力された税引単価データとに基づき、
税込プリセット給油量=(税込プリセット給油金額)÷
(税引単価)を演算する。税引プリセット給油量演算手
段41は上記税込プリセット給油量データと、税率設定手
段28から設定入力された税率データとに基づき、税引プ
リセット給油量=(税込プリセット給油量)÷{1+
(税率)}を演算し、プリセット給油制御手段25へ供給
する。以下、上記第1実施例と同様に、プリセット給油
制御手段25は、税引プリセット給油量と実給油量との比
較結果に基づきポンプモータ2を駆動制御する一方、表
示器13A〜18Aには各種数値が表示される。
即ち、本第2実施例では、設定された税込プリセット
給油金額から税込プリセット給油量を演算し、該税込プ
リセット給油量から税引プリセット給油量を演算した
後、該税引プリセット給油量と実給油量とを比較して給
油制御を行う。
第3実施例 本第3実施例が上記第1実施例と異なる点は、第2図
の税引プリセット給油金額演算手段21に代えて税込単価
演算手段42を設けた点であり(第4図参照)、他の構成
は同一のため説明を省略する。
次に、本第3実施例の作用を説明する。
給油作業開始に伴い、税込単価演算手段42は税引単価
設定手段22から設定入力された税引単価データと、税率
設定手段28から設定入力された税率データとに基づき、
税込単価=(税引単価)×{1+(税率)}を演算す
る。対応税引プリセット給油量演算手段29′は、上記税
込単価データと、税込プリセット給油金額設定手段20か
ら設定入力された税込プリセット給油金額データとに基
づき、税引プリセット給油量=(税込プリセット給油金
額)÷(税込単価)を演算する。以下、上記第1実施例
と同様に、プリセット給油制御手段25は税込プリセット
給油量と実給油量との比較結果に基づきポンプモータ2
を駆動制御する一方、表示器13A〜18Aには各種数値が表
示される。
即ち、本第3実施例では、演算して求めた税込単価
と、設定された税込プリセット給油金額とから税引プリ
セット給油量を演算し、該税引プリセット給油量と実給
油量とを比較して給油制御を行う。
第4実施例 本第4実施例が上記第1実施例と異なる点は、第2図
の対応税引プリセット給油量演算手段29を削除した点
と、プリセット給油制御手段25が税引給油金額と税引プ
リセット給油金額とに基づき給油制御を行う点であり
(第5図参照)、他の構成は同一のため説明を省略す
る。
次に、本第4実施例の作用を説明する。
給油作業開始に伴い、税引プリセット給油金額演算手
段21は、税込プリセット給油金額設定手段20から設定入
力された税込プリセット給油金額データと、税率設定手
段28から設定入力された税率データとに基づき、税引プ
リセット給油金額=(税込プリセット給油金額)÷{1
+(税率)}を演算する。プリセット給油制御手段25
は、税引給油金額演算手段23により演算された税引給油
金額が、上記税引プリセット給油金額に達するまで、ポ
ンプモータ2の駆動制御を行う一方、表示器13A〜18Aに
は上記第1実施例と同様に各種数値が表示される。
即ち、本第4実施例では、設定された税込プリセット
給油金額から税引プリセット給油金額を演算し、該税引
プリセット給油金額と実給油金額とを比較して給油制御
を行う。
第5実施例 本第5実施例が上記第1実施例と異なる点は、第2図
の税引プリセット給油金額演算手段21・対応税引プリセ
ット給油量演算手段29を削除した点と、税込単価演算手
段43を設けた点と、プリセット給油制御手段25が税込給
油金額と税込プリセット給油金額とに基づいて給油制御
を行う点であり(第6図参照)、他の構成は同一のため
説明を省略する。
次に、本第5実施例の作用を説明する。
給油作業開始に伴い、税込単価演算手段43が、税引単
価設定手段22から設定入力された税引単価データと、税
率設定手段28から設定入力された税率データとに基づき
税込単価を演算すると、この税込単価データと給油量演
算手段24からの給油量データとに基づき、税込給油金額
演算手段26は式(税込単価×給油量)により税込給油金
額を演算する。プリセット給油制御手段25は、前記税込
給油金額が、税込プリセット給油金額設定手段20から設
定入力された税込プリセット給油金額に達するまで、ポ
ンプモータ2の駆動制御を行う一方、表示器13A〜18Aに
は上記第1実施例と同様に各種数値が表示される。
即ち、本第5実施例では、演算して求めた税込単価か
ら実給油量に対応する税込給油金額を演算し、該税込給
油金額と税込プリセット給油金額とを比較して給油制御
を行う。
なお、上記第5実施例において、税込単価演算手段43
に代えて、給油量演算手段24からの給油量データを税率
設定手段28から設定入力された税率データとに基づき、
税率増給油量=(給油量)×{1+(税率)}を演算す
る税率増給油量演算手段を設け、税込給油金額演算手段
26には、該税率増給油量演算手段からの税率増給油量デ
ータと税引単価設定手段22から設定入力された税引単価
データとを比較して、税込給油金額=(税率増給油量)
×(税引単価)を演算するようにしてもよい。
第6実施例 本第6実施例が上記第1実施例と異なる点は、第2図
の税引プリセット給油金額演算手段21、対応税引プリセ
ット給油量演算手段29を削除した点と、プリセット給油
制御手段25が税込給油金額と税込プリセット給油金額と
に基づき給油制御を行う点であり(第7図参照)、他の
構成は同一のため説明を省略する。
次に、本第6実施例の作用を説明する。
給油作業開始に伴い、プリセット給油制御手段25は、
税込給油金額演算手段26により演算した税込給油金額
が、税込プリセット給油金額設定手段20から設定入力さ
れた税込プリセット給油金額に達するまで、ポンプモー
タ2の駆動制御を行う一方、表示器13A〜18Aには上記第
1実施例と同様に各種数値が表示される。
即ち、本第6実施例では、税率から実給油量に対応す
る税込給油金額を演算し、該税込給油金額と税込プリセ
ット給油金額とを比較して給油制御を行う。
第7実施例 本第7実施例が上記第1実施例と異なる点は、第2図
の税引プリセット給油金額演算手段21に代えて税込プリ
セット給油量演算手段40を設け、第2図の対応税引プリ
セット給油量演算手段29を削除し、税率増給油量演算手
段44を設けた点であり(第8図参照)、他の構成は同一
のため説明を省略する。
次に、本第7実施例の作用を説明する。
給油作業開始に伴い、税込プリセット給油量演算手段
40は、税込プリセット給油金額設定手段20から設定入力
された税込プリセット給油金額データと、税引単価設定
手段22から設定入力された税引単価データとに基づき、
税込プリセット給油量=(税込プリセット給油金額)÷
(税引単価)を演算し、プリセット給油制御手段25へ供
給する。また、税率増給油演算手段44は、給油量演算手
段24からの給油量データと、税率設定手段28から設定入
力された税率データとに基づき、税率増給油量=(給油
量)×{1+(税率)}を演算し、プリセット給油制御
手段25へ供給する。そして、プリセット給油制御手段25
は、税込プリセット給油量と税率増給油量との比較結果
に基づきポンプモータ2を駆動制御する一方、表示器13
A〜18Aには各種数値が表示される。
即ち、本第7実施例では、設定された税込プリセット
給油金額から税込プリセット給油量を演算し、該税込プ
リセット給油量と税率増給油量とを比較して給油制御を
行う。
なお、上記各実施例において、給油停止手段としてポ
ンプモータ2を停止させる例について述べたが、これに
限らず、管路4又はホース8の途中に電磁弁を設け、プ
リセット給油制御手段(比較手段)からの停止信号に基
づき閉弁するようにしてもよい。
また、各種設定手段20、22、28は給油装置の外壁に設
けたものとして説明したが、これに限らず、外壁から離
間した場所に設けてもよい。設定手段の一例としては、
テンキー等の入力に基づいてその設定値を記憶するメモ
リとして構成することができる。加えて、税引単価デー
タの設定入力は顧客の有する給油カードの読込みに基づ
いて行ってもよい。
また、各実施例において、表示器13A〜18Aを設けたけ
れども、必要に応じて金額表示に関する表示器13A、14
A、16A〜18Aを共用化若しくは省略するようにしてもよ
い。例えば、表示器13Aと17Aを一つとし、給油金額プリ
セット時には税込プリセット給油金額を表示し、給油が
開始された後は税込給油金額を表示するようにしてもよ
い。同様に表示器16A〜18Aを一つとし、必要な項目を選
択的に表示し得るようにしてもよい。また、表示器14A
についても給油金額プリセット時のみ税引単価を表示し
て給油開始後は他の表示項目を表示させるようにしても
よく、更には第5実施例(第6図参照)の税込単価を演
算している場合には税引単価と税込単価とを選択的に表
示し得るようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏
することができる。
顧客の要求したプリセット給油金額・油単価・税率を
単に設定するだけで、消費税等の税率を見込んだプリセ
ット給油量を自動的に給油することが可能となり、給油
効率の向上を達成することができる。
将来の税率の改定にも迅速に対応できると共に、例え
ばプリセット給油金額・油単価・税率・プリセット給油
量等を対応付けた早見表を作成したりする等の手間を省
くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の各実施例に共通の給油装置の概略図、
第2図は第1実施例のブロック図、第3図は第2実施例
のブロック図、第4図は第3実施例のブロック図、第5
図は第4実施例のブロック図、第6図は第5実施例のブ
ロック図、第7図は第6実施例のブロック図、第8図は
第7実施例のブロック図である。 2……ポンプモータ、6……流量パルス発信器、20……
税込プリセット給油金額設定手段(給油金額設定手
段)、21……税引プリセット給油金額演算手段、22……
税引単価設定手段(単価設定手段)、23……税引給油量
金額演算手段、24……給油量演算手段、25……プリセッ
ト給油制御手段(比較手段)、26……税込給油金額演算
手段、28……税率設定手段、29,29′……対応税引プリ
セット給油量演算手段、30……ポンプモータ駆動制御手
段、31……ポンプモータ駆動手段、40……税込プリセッ
ト給油量演算手段、41……税引プリセット給油量演算手
段、42……税込単価演算手段、44……税率増給油量演算
手段。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の給油金額を設定すると該給油金額に
    対応した油量を給油するプリセット給油機能を備えた給
    油装置において、 税込給油金額を税込給油金額データとして設定する給油
    金額設定手段と、 油の税引単価を税引単価データとして設定する単価設定
    手段と、 税率を税率データとして設定する税率設定手段と、 前記給油金額設定手段による税込給油金額データと前記
    単価設定手段による税引単価データと前記税率設定手段
    による税率データとに基づき税引プリセット給油量を演
    算する税引プリセット給油量演算手段と、 給油量を計測する流量計に付設された流量パルス発信器
    と、 該流量パルス発信器の出力値に基づき実給油量を演算す
    る給油量演算手段と、 前記税引プリセット給油量演算手段により演算した税引
    プリセット給油量と、前記給油量演算手段の実給油量と
    を比較し、実給油量が税引プリセット給油量に達すると
    き停止信号を出力する比較手段と、 該比較手段からの停止信号に基づき給油を停止する給油
    停止手段と、 を具備することを特徴とする給油装置。
  2. 【請求項2】所望の給油金額を設定すると該給油金額に
    対応した油量を給油するプリセット給油機能を備えた給
    油装置において、 税込給油金額を税込給油金額データとして設定する給油
    金額設定手段と、 税率を税率データとして設定する税率設定手段と、 前記給油金額設定手段による税込給油金額データと前記
    税率設定手段による税率データとに基づき税引プリセッ
    ト給油金額を演算する税引プリセット給油金額演算手段
    と、 油の税引単価を税引単価データとして設定する単価設定
    手段と、 給油量を計測する流量計に付設された流量パルス発信器
    と、 該流量パルス発信器の出力値と前記単価設定手段による
    税引単価データとに基づき税引給油金額を演算する税引
    給油金額演算手段と、 前記税引プリセット給油金額演算手段により演算した税
    引プリセット給油金額データと、前記税引給油金額演算
    手段により演算した税引給油金額データとを比較し、税
    引給油金額が税引プリセット給油金額に達するとき停止
    信号を出力する比較手段と、 該比較手段からの停止信号に基づき給油を停止する給油
    停止手段と、 を具備することを特徴とする給油装置。
  3. 【請求項3】所望の給油金額を設定すると該給油金額に
    対応した油量を給油するプリセット給油機能を備えた給
    油装置において、 税込給油金額を税込給油データとして設定する給油金額
    設定手段と、 油の税引単価を税引単価データとして設定する単価設定
    手段と、 税率を税率データとして設定する税率設定手段と、 給油量を計測する流量計に付設された流量パルス発信給
    器と、 該流量パルス発信器の出力値と前記単価設定手段による
    税引単価データと前記税率設定手段による税率データと
    に基づき税込プリセット給油量を演算する税込プリセッ
    ト給油量演算手段と、 前記給油金額設定手段による税込プリセット給油金額デ
    ータと前記税込給油金額演算手段により演算した税込給
    油金額データとを比較し、税込給油金額が税引プリセッ
    ト給油金額に達するとき停止信号を出力する比較手段
    と、 該比較手段からの停止信号に基づき給油を停止する給油
    停止手段と、 を具備することを特徴とする給油装置。
  4. 【請求項4】所望の給油金額を設定すると該給油金額に
    対応した油量を給油するプリセット給油機能を備えた給
    油装置において、 税込給油金額を税込給油金額データとして設定する給油
    金額設定手段と、 油の税引単価を税引単価データとして設定する単価設定
    手段と、 前記給油金額設定手段による税込給油金額データと前記
    単価設定手段による税引単価データとに基づき税込プリ
    セット給油量を演算する税込プリセット給油量演算手段
    と、 税率を税率データとして設定する税率設定手段と、 給油量を計測する流量計に付設された流量パルス発信器
    と、 該流量パルス発信器の出力値と前記税率設定手段による
    税率データとに基づき税率増給油量を演算する税率増給
    油量演算手段と、 前記税込プリセット給油量演算手段により演算した税込
    プリセット給油量データと、前記税率増給油量演算手段
    により演算した税率増給油量データとを比較し、税率増
    給油量が税込プリセット給油量に達するとき停止信号を
    出力する比較手段と、 該比較手段からの停止信号に基づき給油を停止する給油
    停止手段と、 を具備することを特徴とする給油装置。
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