JPS60204500A

JPS60204500A - 懸垂式給油装置

Info

Publication number: JPS60204500A
Application number: JP5284384A
Authority: JP
Inventors: 烈臣吉田; 和久山下
Original assignee: Tokico Ltd
Current assignee: Tokico Ltd
Priority date: 1984-03-19
Filing date: 1984-03-19
Publication date: 1985-10-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、懸垂式給油装置に係り、詳しくは、給油ノ
ズル近傍に設けた下降スイッチによって整数停止給油と
１Ｊ追加給油の双方を指定できるようにした懸垂式給油
装置に関する。

一般に、給油装置にｄ５いては、顧客の要求によって、
給油聞が整数値（例えば２４ｊ）になったときに給油を
停止したり、−たん給油が完了した後、１ノ追加給油し
たりしなければならないことがある。

このような場合、従来の給油装置においては、作業員が
給油量表示器を見ながら、給油ノズルのレバーを手動で
操作しながら合わせていたので、操作が面倒で熟練が必
要であった。

この発明は上記の事情に鑑み、簡単なスイッチ操作によ
って整数停止給油および１ノ追加給油を　−行うことの
できる装置を提供するもので、給油ノズルが給油位置に
あるときに、下降スイッチを操作することにより、上記
各種給油が行えるようにしたことを特徴とする。

さらに詳述すると、この発明は、給油ノズルが給油位置
すなわち、最も下がった位置にあるときには、下降スイ
ッチが使用されないことに着眼してなされたもので、前
記下障スイッチが給油位置で操作されたときには、整数
停止給油が指定されたものと判定する給油モード判別手
段を具備することを特徴とする。

以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示す部分断面図、第
２図は同実施例９制御系の構成を示すブロック図である
。これらの図において、１０は地下タンク、１１は配管
で、該配管１１は一端が前記地下タンク１０に連通し、
他端は給油所高所１２に設置ノられたデリペリュニツ１
〜１３を介して、先端に給油ノズル１４が設けられた給
油ホース１５に連通している。そして該配管１１の途中
には、ポンプ駆動用モータ１６によって駆動されるポン
プ１７、給油口を計測する流量計１８が設りられ、該流
量計１８には被測流体である油の誇りに比例して流量パ
ルスを発信する流量パルス発信器１９がイ１設されてい
る。

ま／〔、前記給油ノズル１４の近傍の給油ボース１５に
は、後述する如く前記デリベリユニット１３内のホース
昇降機構３１（第２図参照）を駆動して該給油ノズル１
４を車両の進入・退出の邪魔にならない待機位置Ａと給
油に適した給油位置Ｂ、　とのいずれかの位置に下降さ
せる下降スイッチ２０と、前記給油ノズル１４を、これ
らの位置がら上昇さけるための上昇スイッチ２１とが設
りられている。

一方、２２は給油所内の見易い場所に設けられた表示器
で、該表示器２２には、給油量表示器２２ａ１給油金額
表示器２２ｂ１給油単価表示器２２Ｃおよびプリセット
ｍ（満タン、１０，２０゜３０．４０，５０Ｊ）を示す
表示ランプ２２ｄが設けられている。２３は給油所内の
非危険場所、例えば事務室内等に設けられた制御装置で
、第２図に示すような回路構成となっている。

第２図において、２４はマイクロプロセッサ、２５はイ
ンタフェース、２６はプログラムメモリ、２７はデータ
メモリ、２８はマグネットスイッチ駆動回路、２９はマ
グネットスイッチ、３０は表示器駆動回路、３１はデリ
ベリユニット１３内に設けられたホース昇降機構である
。

そして、マイクロプロセッサ２４はプログラムメモリ２
Ｇに記憶されている制御内容に従い、第１に昇降制御手
段として、インタフェース２５を介して下降スイッチ２
０および上昇スイッチ２１の操作信号を読み込みホース
昇降機構３１を駆動制御して給油ノズル１４の昇降を行
い、こ丘らのスイッチ２０．２１の操作およびホース昇
降機構３１の駆動、停止に連動してポンプ駆動用モータ
１Ｇの駆動、停止および表示器２２の給油量表示器２２
ａ１給油金額表示器２２ｂの零リセット等を行い、第２
に計測手段として、インタフェース２５を介して流量パ
ルス発信器１つより出力される流量パルスを計数して給
油ｍＱおよび給油金額を演算し、その演算値をインタフ
ェース２５を介して表示器駆動回路３０を駆動せしめて
表示器２２の給油ｍ表示器２２ａ、給油金額表示器２２
ｂにそれぞれ表示する。

さらに、第３にマイクロプロセッサ２４はプログラムメ
モリ２６に記憶されている制御内容に従い、第３図に示
す給油モード判別手段２４ａとして機能する。すなわち
、給油ノズル１４が待殻位置Ａにあるとぎに、下降スイ
ッチ２０が押下げられて後、流量パルスが検出される迄
の間を給油開始前、流量パルスが検出されてから流ｍパ
ルスが検出されなくなる迄の間を給油中、前記流量パル
スが検出されなくなった時点を初回給油終了として認識
し、下降スイッチ２０が、給油開始前に操作されたとき
にはプリセットＨ１を指定したものとし、給油中に操作
されたときには整数停止給油Ｎを指定したものとし、初
回給油終了後に操作されたときには整数停止給油Ｎ、１
ノ追加給油Ｍを指定したものとし、これらを第３図の制
御手段２４ｂに供給する。

第４に、マイクロプロセッサ２４は上記制御手段２４ｂ
として機能する。すなわち、給油モードが満タン給油か
、プリセット給油か、または整数停止給油か、１ノ追加
給油かを判定し、満タン給油のときには流量パルスが停
止する迄、プリセット給油のときには給油量がプリセラ
１−ωと一致する迄、整数停止給油のときには給油量が
指定された整数値と一致する迄、１．Ｊ追加給油のとき
にはさらにもう１ノだけ追加し、ポンプ１７を駆動制御
して供給を行う。

ここで、給油ｍをプリセット給油におけるプリセラ１〜
１１あるいは整数停止給油における整数値Ｐと一致させ
る制御方法としては、本出願人が先に出願したく特願昭
５８−６９４’ＩＯ号）方式によっている。この方式の
詳■１は、前記出願明細書に詳述されているので省略す
るが、その概要は次のとおりである。

今、給油量が目標値■（またはＰ〉の少し手前に至ると
、ポンプ１７の駆動を−たん停止する。

そして、残量ε（−目標値■−給油吊）に応じて予め設
定されたくすなわちデータメモリ２７に記憶された）最
小駆動時間△ｔ　（−ｆ　（ε）：△ｔは残量εの関数
）だけ駆動して停止する。次に、再び新たなる残量εを
め、これに応じて定められた最小駆動時間Δｔだけポン
プ１７を駆動して停止する。こうして、残量εに応じて
ポンプ１７の最小駆動時間Δｔを徐々に短縮しながら残
量εを零にもっていくのである。

次に、第４図〜第７図のフローヂャートを参照して上記
実施例の動作を説明する。この場合、前述したように給
油開始前、給油中または初回給油終了後の各状態によっ
て、下降スイッチ２０の操作が異なった意味を有するの
で、以下、各状態に分けて説明する。

（１）給油開始前。

これは、給油準備が開始されてから流量パルスが最初に
検出されるまでの間で、下降スイッチ２０の操作はプリ
セット量１指定操作（第３図参照）とみなされる。

まず、第４図のステージＳＴ１において、給油開始準備
が行われる。このステージＳＴ１は、第５図に示す各ス
テップＳＰ１〜ＳＰ６からなり、給油ノズル１４の下降
等を行う。今、ステップＳＰ１において下降スイッチ２
０が操作されると、デリベリユニット１３内の昇降モー
タ（図示路）が下降付勢され（ステップ５Ｐ２）　、給
油ノズル１４が給油位置Ｂまで下降され、この時点で昇
降モータが消勢される（ステップＳＰ３〜５Ｐ４）。

こうして、給油ノズル１４が給油位置Ｂに来ると、マイ
クロプロセッサ２４は、ステップＳＰ５〜ＳＰ６におい
て、ポンプ駆動用モータ１６の付勢、表示器２２のリセ
ットの各動作を行う。

次に、第４図のステップＳ１において、下降スイッチ２
０がオンされたか否かがチェックされ、オンされたとき
にはステップＳ１ａでその回数が数えられ、ステージＳ
Ｔ２においてプリセット量Ｉの設′定処理がなされる。

さて、ステップＳ２ａにおいて流量パルスが検出され、
本ステージＳ−「２に制御が移ると、ステップ５Ｐ２１
において、前記下降スイッチ２０の連続押し回数（第４
図ステップＳｌａの値Ｋ〉に応じてプリセットＩＩが設
定される。また、給油ノズル１４を操作して実際に給油
が開始されると、ステップ５Ｐ２２〜２３において給油
量表示と給油金額表示が行われる。次にステップ５Ｐ２
４においてプリセットＷＩから給油量を減じて残量εを
める演算が行われ、以下のステップにおいて残量εをゼ
ロにする残量制御が行われる。すなわち、ステップ５Ｐ
２５において、残ｍεが０．２０）より少なくなったこ
とが検出されると、ステップ５Ｐ２６でポンプ駆動用モ
ータ１６が−たん消勢される。そして、このポンプ１７
が停止される迄の行ぎ過ぎ量をも含めた給油量と給油金
額の表示が行われ（ステップ５Ｐ２７〜２９）、流量パ
ルスが止まるとステップ３１〕３０において再度残量ε
が演算され、これがＯ以下になるとプリはット給油を終
えて、第４図のステップＳ３に戻る。

一方、残（６）εが正の場合は、このεに対応して予め
設定された最小駆動時間Δｔ　（＝ｆ　（ε））をデー
タメモリ２７から読み出し、時間Δ１の間ポンプ駆動用
モータ１６を付勢し、その間の給油量、給油金額を表示
する（ステップ５Ｐ３２〜３６．５Ｐ２６〜２９）。こ
うして、残量εがＯ以下になる迄、残量εに応じた時間
Δｔを設定し、この時間Δｔだけモータ１６を付勢して
、この微小量の給油を繰返し、給油量をプリセットｆｆ
１Ｉに徐々に近づけながらプリセットｉＩに対応する給
油を終了しくステップ５Ｐ３１）、２４図のステップＳ
３へ戻る。

（２）給油中。

これは、最初の流量パルスが検出されてから、流量パル
スが検出されなくなる迄の間で、下降スイッチ２０の操
作は整数停止給油Ｎ指定操作（第３図参照）とみなされ
る。

第４図のステップＳ２ａ／８２において、流量パルスが
検出された場合、ステージＳＴ２．／ＳＴ３においてプ
リセット給油／満タン給油が行われる。すなわち、マイ
クロプロセッサ２４は流量パルスと単価に基づいて給油
量と給油金額を演算し、これを給油量表示器２２ａと給
油金額表示器２２ｂとに表示する。こうして、満タン給
油が継続され、この給油中に下降スイッチ２０が操作さ
れなけれ゛ば、給油ノズル１４が閉弁するまで給油が行
われる。そして給油が終了し、給油ノズル１４が閉弁さ
れ、上昇スイッチ２１がオンされると、給油ボース１５
が上昇され、給油ノズル１４が待機位置Ａへ戻される（
ステップＳ４．Ｓ５）。

一方、給油中に下降スイッチ２０が操作されＩＣときに
は、整数停止給油がなされる。すなわち、第４図のステ
ージＳＴ２／ＳＴ３において下降スイッチ２０のオンが
検出されると、マイクロプロセッサ２４は、第４図に示
す整数停止給油（ステージ５Ｔ４）と同様の処理に入る
。このステージＳＴ４は、第７図に示すステップ５Ｐ４
１〜５Ｐ５８からなるもので、現在の給油量の次の整数
値まで給油を行うものである。すなわち、第７図のステ
ップ５Ｐ４１において、整数停止フラグＦＬＧ２を１に
セットし、ステップ５Ｐ４２において−たんポンプ駆動
用モータ１６を消勢する。そして、このポンプ１７が停
止するまで（ステップ５Ｐ４５）給油量と給油金額の表
示を行う（ステップ５Ｐ４３〜４４〉。次に、整数停止
フラグＦしＧ２が１のときは（ステップ５Ｐ４６）　、
現在の給油量に最も近い整数値Ｐを演算しくステップ５
Ｐ４７〜５０）、フラグＦＩ　Ｇ２をゼロにセットする
（ステップ５Ｐ５１）。こうして給油量の目標値Ｐが決
まると、以下、ステップＳＰり２〜５８および５Ｐ４２
〜４５において、第６図のステップ５Ｐ３０〜３６およ
び５Ｐ２６〜２８と同様の処理がなされ、整数値Ｐ迄の
給油が行われ、ステップ５Ｐ５３において残量εがＯ以
下になったことが検知されると、第４図のステップＳ３
に制御が移される。こうして給油中の処理が終了し、以
下、初回給油終了後の処理が行われる。

（３）初回給油終了後。

これは、流量パルスが検出されなくなってから、給油ノ
ズル１４が待機位置Ａに再び戻されるまでの間で、下降
スイッチ２０の操作は１．１追加給油Ｍまたは整数停止
給油Ｎ指定操作（第３図参照）とみなされる。この１ノ
追加給油Ｍの指定操作は、現在の給油量の直後の整数値
をプリセットＮＩとして給油するものである。

今、第４図のステップＳ３において、下降スイッチ２０
のオンが検出されると、第７図のステージＳ’ｌｌへ制
御が移され、整数停止給油が行われ、再び第４図のステ
ップＳ６へ戻る。そして、ステップＳ７において上昇ス
イッチ２１のオンが検出されるまで、下降スイッチ２０
がオンされる毎にステージＳＴ２において１ノ追加給油
が繰返される。

一方、ステップＳ７において上昇スイッチ２１のオンが
検出されると、ステップＳ５において給油ホース１５が
上昇され１、給油ノズル１４が待機位置Ａに戻されて一
回の給油動作が終了する。

こうして、初回給油終了後の下降スイッチ２０の操作は
、１．１追加給油として機能づる。

以上説明したように、この発明は、給油ノズル近傍に設
けられた下降スイッチと上昇スイッチとを有してなる懸
垂式給油装置において、前記下降スイッチが、給油位置
で操作されたとぎには整数停止給油が指定されたものと
判定する給油モード判別手段を具備するので、整数停止
給油または１ノ追加給油を極めて容易に行うことができ
る。この結果、作業能率の向上を図りつるとともに、作
業員の熟練を必要どじない利点が得られる。

また、従来からある下降スイッチを流用して上記各給油
を行うように構成したから、スイッチ数を増さずに済む
利点が得られる。さらに、スイッチ数が増加しないため
、操作がしやすいという利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す部分断面図、第
２図は同実施例の制御系の構成を示すブロック図、第３
図は同実施例の要部の作用関係を示す−機能ブロック図
、第４図〜第７図は同実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。１４・・・・・・給油ノス゛ル、２０・・・・・・下降
スイッチ、′２４ａ・・・・・・給油モード判別手段。出願人　トキコ株式会社第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

給油ノズル近傍に設けられた下降スイッチと上昇スイッ
チとを有してなる懸垂式給油装置において、前記下降ス
イッチが給油位置で操作されたときには整数停止給油が
指定されたものと判定する給油モード判別手段を具備す
ることを特徴とする懸垂式給油装置。