JP3039022B2 - 給油装置の制御装置 - Google Patents
給油装置の制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車にガソリン等の
燃料を供給する給油所に設置する給油装置に関するもの
である。
燃料を供給する給油所に設置する給油装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】給油装置は図3に示すように、地下の貯
油タンク(図示せず)に連通する給油管1にモーター2
で駆動する給油ポンプ3及び流量計4等を設け、また、
給油管1に先端に給油ノズル5を有する給油ホース6を
連結してなる。このようにして、モーター2を始動して
給油ポンプ3を駆動し、給油ノズル5を自動車の給油口
に差し込んでノズルバルブを開けば、ガソリン等は貯油
タンクから給油ポンプ3で吸い上げられて流量計4を通
り、給油ノズル5から吐出される。そして、流量計4に
は流量パルス発信器7が設けてあり、その出力を制御装
置13を介して給油量表示器8に導入して当該給油量を表
示し、燃料の販売を行う。
油タンク(図示せず)に連通する給油管1にモーター2
で駆動する給油ポンプ3及び流量計4等を設け、また、
給油管1に先端に給油ノズル5を有する給油ホース6を
連結してなる。このようにして、モーター2を始動して
給油ポンプ3を駆動し、給油ノズル5を自動車の給油口
に差し込んでノズルバルブを開けば、ガソリン等は貯油
タンクから給油ポンプ3で吸い上げられて流量計4を通
り、給油ノズル5から吐出される。そして、流量計4に
は流量パルス発信器7が設けてあり、その出力を制御装
置13を介して給油量表示器8に導入して当該給油量を表
示し、燃料の販売を行う。
【0003】図中9は給油ノズル5のノズル掛け10への
掛外しでオンオフするノズルスイッチで、その出力を制
御装置13に導入し、給油開始時には給油ノズル5をノズ
ル掛け10から外した時に制御装置13の出力で給油量表示
器8を帰零し、かつ給油ポンプ駆動モータ2を始動し、
給油終了時には給油ノズル5をノズル掛け10に掛けたと
きに制御装置13の出力でモーター2を停止して給油ポン
プ3を停止させる。
掛外しでオンオフするノズルスイッチで、その出力を制
御装置13に導入し、給油開始時には給油ノズル5をノズ
ル掛け10から外した時に制御装置13の出力で給油量表示
器8を帰零し、かつ給油ポンプ駆動モータ2を始動し、
給油終了時には給油ノズル5をノズル掛け10に掛けたと
きに制御装置13の出力でモーター2を停止して給油ポン
プ3を停止させる。
【0004】ところで、プリセット給油の場合はプリセ
ットキー11を設けて、その出力を制御装置13に導入して
これに予め一定の給油量を設定し、給油時に流量計4で
の計測値がこの設定値に等しくなると給油ノズル5が開
かれていても給油を自動的に終了させるもので、流量パ
ルス発信器7でのパルス数による実際給油量とプリセッ
トキー11での給油量の設定値とを比較する比較手段を制
御装置13内に備える。なお、流量計4の吐出側には絞り
バルブ12を設け、該比較手段の比較で設定値に実際給油
量が近づくとこの絞りバルブ12で流量を絞る。
ットキー11を設けて、その出力を制御装置13に導入して
これに予め一定の給油量を設定し、給油時に流量計4で
の計測値がこの設定値に等しくなると給油ノズル5が開
かれていても給油を自動的に終了させるもので、流量パ
ルス発信器7でのパルス数による実際給油量とプリセッ
トキー11での給油量の設定値とを比較する比較手段を制
御装置13内に備える。なお、流量計4の吐出側には絞り
バルブ12を設け、該比較手段の比較で設定値に実際給油
量が近づくとこの絞りバルブ12で流量を絞る。
【0005】そしてこのプリセット給油での給油終了手
段としては、図3の給油装置Aのように一台の給油ポン
プ3に一台の流量計4が接続されているものでは、制御
装置13からの出力でモーター2を停止し、これにより給
油ポンプ3を停止することで給油を終了させる。
段としては、図3の給油装置Aのように一台の給油ポン
プ3に一台の流量計4が接続されているものでは、制御
装置13からの出力でモーター2を停止し、これにより給
油ポンプ3を停止することで給油を終了させる。
【0006】これに対して、図3の給油装置Bのように
1台の給油ポンプ3に複数台、この実施例では2台の流
量計4,4を接続し、2つの給油ノズル5,5を使える
ようにしたものでは、前記給油装置Aのように給油ポン
プ3で給油終了とすることはできない。そこで、給油ポ
ンプ3の吐出側にそれぞれ弁14を設け、制御装置13によ
る出力でこの弁14を閉じて給油終了とする。
1台の給油ポンプ3に複数台、この実施例では2台の流
量計4,4を接続し、2つの給油ノズル5,5を使える
ようにしたものでは、前記給油装置Aのように給油ポン
プ3で給油終了とすることはできない。そこで、給油ポ
ンプ3の吐出側にそれぞれ弁14を設け、制御装置13によ
る出力でこの弁14を閉じて給油終了とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる給油装置Aと給
油装置Bの2つのタイプの給油装置のうち、給油装置A
では設定値になったときに制御装置13からの出力でモー
ター2を停止してもこのモーター2や給油ポンプ3の慣
性で10cc程度余分に吐出されてしまう。しかし、給油装
置Bでは設定値になったときに制御装置13からの出力で
弁14を閉じると、設定値で正確に給油停止となる。それ
ゆえに、給油装置Aでは制御装置13でこの10cc分の補正
を行う必要があり、給油装置Bの制御装置13とはソフト
内容が異なり同じものを使用できなかった。
油装置Bの2つのタイプの給油装置のうち、給油装置A
では設定値になったときに制御装置13からの出力でモー
ター2を停止してもこのモーター2や給油ポンプ3の慣
性で10cc程度余分に吐出されてしまう。しかし、給油装
置Bでは設定値になったときに制御装置13からの出力で
弁14を閉じると、設定値で正確に給油停止となる。それ
ゆえに、給油装置Aでは制御装置13でこの10cc分の補正
を行う必要があり、給油装置Bの制御装置13とはソフト
内容が異なり同じものを使用できなかった。
【0008】そしてそれぞれタイプ別に内容が異なる制
御装置13を組込むのでは、ソフト選択用のショートピン
の配置やスイッチ等の区別をしなければならず極めて面
倒である。
御装置13を組込むのでは、ソフト選択用のショートピン
の配置やスイッチ等の区別をしなければならず極めて面
倒である。
【0009】本発明の目的はこのような事情を考慮し
て、タイプの異なる給油装置へそのまま組込んで使用す
ることが可能な給油装置の制御装置を提供することにあ
る。
て、タイプの異なる給油装置へそのまま組込んで使用す
ることが可能な給油装置の制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、給油ポンプ、流量計、流量計の吐出側の絞り
バルブおよび先端に給油ノズルを有する給油ホースを接
続し、プリセット給油の終了を、プリセット給油の給油
設定量と実際給油量との差が一定量になる手前で絞りバ
ルブに絞り信号を出力し、両者の差が零になったときに
給油停止信号を出力して給油ポンプの停止で行うタイプ
の給油装置Aと、この構成に加えて給油ポンプと流量計
との間に弁を設け、プリセット給油の終了をこの弁の閉
勢で行うタイプの給油装置Bとを共に駆動する制御装置
において、絞り信号が出力されたときに、前回までの給
油で、実際給油量とプリセット給油の給油設定量の誤差
が一定値以上あるか否かの判別手段を備え、この判別手
段による判別の結果、誤差が一定値以上となる給油装置
Aに対してのみ実際給油量と給油設定量を一致させるべ
く加算出力補正制御を行うことを要旨とするものであ
る。
するため、給油ポンプ、流量計、流量計の吐出側の絞り
バルブおよび先端に給油ノズルを有する給油ホースを接
続し、プリセット給油の終了を、プリセット給油の給油
設定量と実際給油量との差が一定量になる手前で絞りバ
ルブに絞り信号を出力し、両者の差が零になったときに
給油停止信号を出力して給油ポンプの停止で行うタイプ
の給油装置Aと、この構成に加えて給油ポンプと流量計
との間に弁を設け、プリセット給油の終了をこの弁の閉
勢で行うタイプの給油装置Bとを共に駆動する制御装置
において、絞り信号が出力されたときに、前回までの給
油で、実際給油量とプリセット給油の給油設定量の誤差
が一定値以上あるか否かの判別手段を備え、この判別手
段による判別の結果、誤差が一定値以上となる給油装置
Aに対してのみ実際給油量と給油設定量を一致させるべ
く加算出力補正制御を行うことを要旨とするものであ
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、制御装置としてどちらのタイ
プの給油装置の制御を行うかを自動的に選別することが
でき、給油終了の手前、すなわちプリセット給油の給油
設定量と実際給油量との差が一定量になる手前の段階で
絞りバルブに絞り信号が出力されたとき、前回までの給
油で、実際給油量とプリセット給油の給油設定量の誤差
が一定値以上あって判別手段で給油装置Aのタイプであ
ると判別した場合には、この段階で実際給油量と給油設
定量を合致させるべく必要な計数補正が実行される。
プの給油装置の制御を行うかを自動的に選別することが
でき、給油終了の手前、すなわちプリセット給油の給油
設定量と実際給油量との差が一定量になる手前の段階で
絞りバルブに絞り信号が出力されたとき、前回までの給
油で、実際給油量とプリセット給油の給油設定量の誤差
が一定値以上あって判別手段で給油装置Aのタイプであ
ると判別した場合には、この段階で実際給油量と給油設
定量を合致させるべく必要な計数補正が実行される。
【0012】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油装置の制御装置の1実施
例を示すブロック図である。なお、給油装置自体の構成
としては前記図3に示したものと同一であり、給油装置
Aと給油装置Bの2つのタイプがあるが、その詳細説明
は省略する。
説明する。図1は本発明の給油装置の制御装置の1実施
例を示すブロック図である。なお、給油装置自体の構成
としては前記図3に示したものと同一であり、給油装置
Aと給油装置Bの2つのタイプがあるが、その詳細説明
は省略する。
【0013】制御装置13はマイクロコンピュータ等を使
用する制御回路であるが、計数手段15、プリセット量記
憶手段16、比較手段17、演算手段18、加算手段19、判断
手段20、記憶手段21等がこの制御装置13に形成され、プ
リセットキー11の設定出力信号はプリセット量記憶手段
16に導入され、このプリセット量記憶手段16からのプリ
セット量信号は演算手段18や比較手段17に導入される。
用する制御回路であるが、計数手段15、プリセット量記
憶手段16、比較手段17、演算手段18、加算手段19、判断
手段20、記憶手段21等がこの制御装置13に形成され、プ
リセットキー11の設定出力信号はプリセット量記憶手段
16に導入され、このプリセット量記憶手段16からのプリ
セット量信号は演算手段18や比較手段17に導入される。
【0014】計数手段15へは流量パルス発信器7やノズ
ルスイッチ9や判断手段20の出力信号が導入され、この
計数手段15の出力信号は給油量表示器8や比較手段17や
演算手段18に導入される。演算手段18の出力信号は加算
手段19に導入され、加算手段19の出力信号は判断手段20
に導入され、判断手段20の出力信号は計数手段15に導入
される。記憶手段21の出力信号は判断手段20に導入さ
れ、比較手段17の出力信号も判断手段20に導入される。
ルスイッチ9や判断手段20の出力信号が導入され、この
計数手段15の出力信号は給油量表示器8や比較手段17や
演算手段18に導入される。演算手段18の出力信号は加算
手段19に導入され、加算手段19の出力信号は判断手段20
に導入され、判断手段20の出力信号は計数手段15に導入
される。記憶手段21の出力信号は判断手段20に導入さ
れ、比較手段17の出力信号も判断手段20に導入される。
【0015】プリセット量記憶手段16はプリセットキー
11の設定値を記憶保持するものである。計数手段15は流
量パルス発信器7からのパルス数をカウントして給油量
を算出するものであり、比較手段17はプリセット量記憶
手段16からの設定値とこの計数手段15からの実際給油量
とを比較するものであり、両者の差が一定量( 0.4リッ
トル)手前で絞りバルブ12に絞り信号を出力し、また、
両者の差が零となった時に給油停止信号を出力する。演
算手段18はノズルスイッチ9からのオフ信号を受ける
と、計数手段15からの実際給油量とプリセット量記憶手
段16からの設定値との差を加算手段19に出力する回路で
あり、加算手段19は演算手段18からの量を更新記憶する
ものであり、この実施例では正確を期すために2回分加
算更新記憶するものとした。判断手段20は前記比較手段
17の絞り信号を受けた時に、加算手段19の記憶量が記憶
手段21に記憶されている値、例えば10cc以上であると計
数手段15に10ccを加算出力するものである。
11の設定値を記憶保持するものである。計数手段15は流
量パルス発信器7からのパルス数をカウントして給油量
を算出するものであり、比較手段17はプリセット量記憶
手段16からの設定値とこの計数手段15からの実際給油量
とを比較するものであり、両者の差が一定量( 0.4リッ
トル)手前で絞りバルブ12に絞り信号を出力し、また、
両者の差が零となった時に給油停止信号を出力する。演
算手段18はノズルスイッチ9からのオフ信号を受ける
と、計数手段15からの実際給油量とプリセット量記憶手
段16からの設定値との差を加算手段19に出力する回路で
あり、加算手段19は演算手段18からの量を更新記憶する
ものであり、この実施例では正確を期すために2回分加
算更新記憶するものとした。判断手段20は前記比較手段
17の絞り信号を受けた時に、加算手段19の記憶量が記憶
手段21に記憶されている値、例えば10cc以上であると計
数手段15に10ccを加算出力するものである。
【0016】次に、動作について説明する。図2は動作
を示すフローチャートで、給油を行うにあたり、プリセ
ット給油の場合はプリセットキー11で給油設定量QP を
設定するし、通常給油の場合はこれを行わないで給油ノ
ズル5をノズル掛け10から外してノズルスイッチ9をオ
ンさせる〔ステップ(イ)〕。このノズルスイッチ9の
オンにより、計数手段15の前回の給油量が消去し給油量
表示器8が帰零され、また、ノズルスイッチ9のオン信
号が給油許可信号として制御装置13より出力され〔ステ
ップ(ロ)〕て給油装置Aではモーター2や絞りバルブ
12に導入され、さらに給油装置Bではさらに弁14に導入
され、モーター2や給油ポンプ3が回転駆動し、絞りバ
ルブ12や弁14が開かれる。
を示すフローチャートで、給油を行うにあたり、プリセ
ット給油の場合はプリセットキー11で給油設定量QP を
設定するし、通常給油の場合はこれを行わないで給油ノ
ズル5をノズル掛け10から外してノズルスイッチ9をオ
ンさせる〔ステップ(イ)〕。このノズルスイッチ9の
オンにより、計数手段15の前回の給油量が消去し給油量
表示器8が帰零され、また、ノズルスイッチ9のオン信
号が給油許可信号として制御装置13より出力され〔ステ
ップ(ロ)〕て給油装置Aではモーター2や絞りバルブ
12に導入され、さらに給油装置Bではさらに弁14に導入
され、モーター2や給油ポンプ3が回転駆動し、絞りバ
ルブ12や弁14が開かれる。
【0017】これでプリセット給油の場合は〔(ステッ
プハ)〕、給油ノズル5を開けば、油は流量計4を通り
給油ノズル5から吐出され、流量パルス発信器7から流
量パルスが発信され、計数手段15で計数されて給油量表
示器8に給油量が表示される〔ステップ(ニ)(ホ)
(ト)〕。
プハ)〕、給油ノズル5を開けば、油は流量計4を通り
給油ノズル5から吐出され、流量パルス発信器7から流
量パルスが発信され、計数手段15で計数されて給油量表
示器8に給油量が表示される〔ステップ(ニ)(ホ)
(ト)〕。
【0018】計数手段15は流量パルス発信器7からのパ
ルス数をカウントして給油量を算出し比較手段17に出力
するが、比較手段17ではプリセット量記憶手段16からの
給油設定量QP とこの計数手段15からの実際給油量Qと
を比較し、実際給油量Qが設定量QP より 0.4リットル
(Qa)手前になると絞り信号が制御装置13の比較手段
17より出力され〔ステップ(ト)(チ)〕、この信号に
より絞りバルブ12を通る流量がそれまで45リットル/mi
n だったのを、10リットル/min に絞る。
ルス数をカウントして給油量を算出し比較手段17に出力
するが、比較手段17ではプリセット量記憶手段16からの
給油設定量QP とこの計数手段15からの実際給油量Qと
を比較し、実際給油量Qが設定量QP より 0.4リットル
(Qa)手前になると絞り信号が制御装置13の比較手段
17より出力され〔ステップ(ト)(チ)〕、この信号に
より絞りバルブ12を通る流量がそれまで45リットル/mi
n だったのを、10リットル/min に絞る。
【0019】前記のごとく、加算手段19には演算手段18
からの実際給油量Qと設定量QP との差が2回分のもの
が加算更新記憶されており、判断手段20では前記比較手
段17の絞り信号を受けた時に、加算手段19の過去2回の
誤差量の記憶量が記憶手段21に記憶されている値10cc
(Qb )以上であると、計数手段15に10cc(Qc )の加
算出力を行う〔ステップ(リ)(ヌ)〕。
からの実際給油量Qと設定量QP との差が2回分のもの
が加算更新記憶されており、判断手段20では前記比較手
段17の絞り信号を受けた時に、加算手段19の過去2回の
誤差量の記憶量が記憶手段21に記憶されている値10cc
(Qb )以上であると、計数手段15に10cc(Qc )の加
算出力を行う〔ステップ(リ)(ヌ)〕。
【0020】過去2回の誤差量の記憶手段量が10cc(Q
b )以上でなければ、この10cc(Qc )の加算出力は行
わない。すなわち、給油装置Aでは10cc(Qc )の加算
補正が行われ、給油装置Bでは行われないことになる。
b )以上でなければ、この10cc(Qc )の加算出力は行
わない。すなわち、給油装置Aでは10cc(Qc )の加算
補正が行われ、給油装置Bでは行われないことになる。
【0021】前記絞りバルブ12が絞られた後も、流量パ
ルスは計数手段15で計数され給油量表示器8に表示され
ているが〔ステップ(ル)(ヲ)(ワ)〕、給油装置A
では実際給油量Qに10cc(Qc )を加算した量が、給油
装置Bでは実際給油量Qがそれぞれ設定量QP になる
と、制御装置13の比較手段17から給油停止信号が出され
〔ステップ(ワ)(カ)〕、給油装置Aではモーター2
や給油ポンプ3を停止し、給油装置Bではさらに弁14が
閉じられる。そして、給油ノズル5をノズル掛け10に掛
けると給油作業は終了となるが、その際のノズルスイッ
チ9のオフ信号で演算手段18で把握される実際給油量Q
と設定量QP との差が加算手段19に導入され、更新記憶
される〔ステップ(ヨ)(タ)〕。
ルスは計数手段15で計数され給油量表示器8に表示され
ているが〔ステップ(ル)(ヲ)(ワ)〕、給油装置A
では実際給油量Qに10cc(Qc )を加算した量が、給油
装置Bでは実際給油量Qがそれぞれ設定量QP になる
と、制御装置13の比較手段17から給油停止信号が出され
〔ステップ(ワ)(カ)〕、給油装置Aではモーター2
や給油ポンプ3を停止し、給油装置Bではさらに弁14が
閉じられる。そして、給油ノズル5をノズル掛け10に掛
けると給油作業は終了となるが、その際のノズルスイッ
チ9のオフ信号で演算手段18で把握される実際給油量Q
と設定量QP との差が加算手段19に導入され、更新記憶
される〔ステップ(ヨ)(タ)〕。
【0022】なお、プリセット給油であっても途中で給
油を終了した場合は、給油ノズル5をノズル掛け10に掛
けるとノズルスイッチ9からオフ信号が入力し、制御装
置13は給油停止信号を出力し〔ステップ(レ)
(ツ)〕、モーター2や給油ポンプ3が停止し、また絞
りバルブ12や弁14が閉じて給油終了となる。また、前記
ステップ(ル)での流量パルスでの計測値が設定量QP
になる前に給油ノズル5を閉じ、これをノズル掛け10に
掛けると、ノズルスイッチ9からオフ信号が入力し〔ス
テップ(ソ)〕、制御装置13は給油停止信号を出力する
〔ステップ(ツ)〕。
油を終了した場合は、給油ノズル5をノズル掛け10に掛
けるとノズルスイッチ9からオフ信号が入力し、制御装
置13は給油停止信号を出力し〔ステップ(レ)
(ツ)〕、モーター2や給油ポンプ3が停止し、また絞
りバルブ12や弁14が閉じて給油終了となる。また、前記
ステップ(ル)での流量パルスでの計測値が設定量QP
になる前に給油ノズル5を閉じ、これをノズル掛け10に
掛けると、ノズルスイッチ9からオフ信号が入力し〔ス
テップ(ソ)〕、制御装置13は給油停止信号を出力する
〔ステップ(ツ)〕。
【0023】そしてプリセット給油でない場合は〔ステ
ップ(ハ)〕流量計4の流量パルス発信器7からの信号
は計数手段15で計数され給油量表示器8に表示される
〔ステップ(ネ)(ナ)〕。所望量の給油が終り給油ノ
ズルを掛ければ、ノズルスイッチ9からオフ信号が入力
し〔ステップ(ラ)〕給油停止信号を出力する〔ステッ
プ(ツ)〕。
ップ(ハ)〕流量計4の流量パルス発信器7からの信号
は計数手段15で計数され給油量表示器8に表示される
〔ステップ(ネ)(ナ)〕。所望量の給油が終り給油ノ
ズルを掛ければ、ノズルスイッチ9からオフ信号が入力
し〔ステップ(ラ)〕給油停止信号を出力する〔ステッ
プ(ツ)〕。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油装置の制
御装置は、給油ポンプ、流量計、流量計の吐出側の絞り
バルブおよび先端に給油ノズルを有する給油ホースを接
続し、プリセット給油の終了を、プリセット給油の給油
設定量と実際給油量との差が一定量になる手前で絞りバ
ルブに絞り信号を出力し、両者の差が零になったときに
給油停止信号を出力して給油ポンプの停止で行うタイプ
の給油装置Aと、この構成に加えて給油ポンプと流量計
との間に弁を設け、プリセット給油の終了をこの弁の閉
勢で行うタイプの給油装置Bとを共に駆動する制御装置
において、給油終了の手前で絞り信号が出力されたとき
に、どちらのタイプの給油装置であるのかが判別され
て、実際給油量とプリセット給油の給油設定量の誤差が
一定値以上あったAタイプの給油装置の場合は、それに
見合う補正が行われるので、給油装置の組込みに際しソ
フト選択のためのショートピンの配置やスイッチ等の区
別をしなければならないなどの面倒がないものである。
御装置は、給油ポンプ、流量計、流量計の吐出側の絞り
バルブおよび先端に給油ノズルを有する給油ホースを接
続し、プリセット給油の終了を、プリセット給油の給油
設定量と実際給油量との差が一定量になる手前で絞りバ
ルブに絞り信号を出力し、両者の差が零になったときに
給油停止信号を出力して給油ポンプの停止で行うタイプ
の給油装置Aと、この構成に加えて給油ポンプと流量計
との間に弁を設け、プリセット給油の終了をこの弁の閉
勢で行うタイプの給油装置Bとを共に駆動する制御装置
において、給油終了の手前で絞り信号が出力されたとき
に、どちらのタイプの給油装置であるのかが判別され
て、実際給油量とプリセット給油の給油設定量の誤差が
一定値以上あったAタイプの給油装置の場合は、それに
見合う補正が行われるので、給油装置の組込みに際しソ
フト選択のためのショートピンの配置やスイッチ等の区
別をしなければならないなどの面倒がないものである。
【図1】本発明の給油装置の制御装置の1実施例を示す
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図2】本発明の給油装置の制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】給油装置の説明図である。
1…給油管 2…モーター 3…給油ポンプ 4…流量計 5…給油ノズル 6…給油ホース 7…流量パルス発信器 8…給油量表示器 9…ノズルスイッチ 10…ノズル掛け 11…プリセットキー 12…絞りバルブ 13…制御装置 14…弁 15…計数手段 16…プリセット量記
憶手段 17…比較手段 18…演算手段 19…加算手段 20…判断手段 21…記憶手段
憶手段 17…比較手段 18…演算手段 19…加算手段 20…判断手段 21…記憶手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/00 - 5/371
Claims (1)
- 【請求項1】 給油ポンプ、流量計、流量計の吐出側の
絞りバルブおよび先端に給油ノズルを有する給油ホース
を接続し、プリセット給油の終了を、プリセット給油の
給油設定量と実際給油量との差が一定量になる手前で絞
りバルブに絞り信号を出力し、両者の差が零になったと
きに給油停止信号を出力して給油ポンプの停止で行うタ
イプの給油装置Aと、この構成に加えて給油ポンプと流
量計との間に弁を設け、プリセット給油の終了をこの弁
の閉勢で行うタイプの給油装置Bとを共に駆動する制御
装置において、絞り信号が出力されたときに、前回まで
の給油で、実際給油量とプリセット給油の給油設定量の
誤差が一定値以上あるか否かの判別手段を備え、この判
別手段による判別の結果、誤差が一定値以上となる給油
装置Aに対してのみ実際給油量と給油設定量を一致させ
るべく加算出力補正制御を行うことを特徴とする給油装
置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203404A JP3039022B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 給油装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203404A JP3039022B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 給油装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532296A JPH0532296A (ja) | 1993-02-09 |
JP3039022B2 true JP3039022B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=16473499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3203404A Expired - Fee Related JP3039022B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 給油装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039022B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09235033A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-09-09 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 給紙装置 |
JP4083897B2 (ja) | 1998-01-09 | 2008-04-30 | 東北リコー株式会社 | 印刷装置 |
JP4293388B2 (ja) | 1998-11-10 | 2009-07-08 | 東北リコー株式会社 | 印刷装置における給紙装置 |
JP4170071B2 (ja) | 2002-11-15 | 2008-10-22 | 川崎重工業株式会社 | エンジン及び小型滑走艇 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3203404A patent/JP3039022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532296A (ja) | 1993-02-09 |
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