JPH0231436Y2 - - Google Patents

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JPH0231436Y2
JPH0231436Y2 JP12673285U JP12673285U JPH0231436Y2 JP H0231436 Y2 JPH0231436 Y2 JP H0231436Y2 JP 12673285 U JP12673285 U JP 12673285U JP 12673285 U JP12673285 U JP 12673285U JP H0231436 Y2 JPH0231436 Y2 JP H0231436Y2
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refueling amount
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、給油量が増加するのにともなつ
て、自動的に割り引きをし、そのときの給油金額
や単価を表示するようにした給油装置に関する。
[従来の技術] 従来の給油装置にあつては、単価が固定されて
おり、給油量にこの単価を乗じて給油金額を求め
るようになつている。
また、単価を変更するときには、装置内部に設
けられたデイツプスイツチ等を外部から手動で操
作して行つていた。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、近年、給油量に応じて単価の割り引
き率を変え、一度に多量の油を買つた顧客には割
安に販売するサービスが行なわれるようになつて
きた。この場合、従来の給油装置では、手動操作
によつて単価の変更を行うので、顧客に厭な印象
を与え、実用的でなかつた。
この考案は、このような背景の下になされたも
ので、給油量に応じて自動的に割り引きを行うと
ともに、割り引き後の金額が給油量に対して単調
に増加するようにした給油装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本考案は、流量パ
ルスを計数して給油量を演算する給油量演算手段
と、給油量が増加するにつれて段階的に低減する
ように、給油量の各クラス毎に設定された単価を
記憶する単価データ記憶手段と、前記給油量演算
手段により演算した給油量に、該給油量が属する
クラスの単価を乗算して給油金額を演算する給油
金額演算手段と、該給油金額演算手段により演算
した給油金額が、予め設定してある上位クラスの
給油量と該給油量に対応する単価とにより演算し
た最低給油金額より大となるか否かを判定する判
定手段と、該判定手段により給油金額が前記最低
給油金額より大となると判定されたときは、給油
金額が前記最低給油金額を超えないように給油金
額と単価とを補正する補正手段とを具備すること
を特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、給油量が増加すると、自動
的に割り引が行なわれるとともに、給油金額が給
油量の増加に対して単調に増加するように自動的
に補正される。
[実施例] 以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明
する。
第1図、第2図において、1は給油装置、2は
計量機、3は表示装置である。計量機2の中に
は、図示せぬ地下タンクに連通する管路4が設け
られ、管路4の途中には、ポンプモータ5によつ
て駆動されるポンプ6と、管路4を流れる油の流
量を検出する流量計7と、流量計7の出力を電気
パルスに変換して出力する流量パルス発信器8と
が配設されている。そして、ポンプ6によつて地
下タンクから汲み上げられた油は、管路4→ホー
ス9→ノズル10と流れて給油対象に供給され
る。なお、11はノズル10を掛けておくノズル
掛けである。
次に、表示装置3は、給油量、給油金額、単価
をそれぞれ表示する給油量表示器13、金額表示
器14、単価表示器15と、単価を設定するため
の単価設定装置16と、流量パルス発信器8から
供給された流量パルスおよび単価設定装置16か
ら供給された単価とを乗じて給油金額を求めると
ともに、後述する処理を行う給油制御装置17と
から構成される。
上記給油制御装置17は、第2図aに示すよう
に、流量パルスから給油量を演算する給油量演算
手段21と、単価設定装置16から入力された単
価データを記憶する単価データ記憶部22と、給
油量と単価とから給油金額や、後述する補正後の
単価、給油金額を算出する制御手段23とから構
成される。
ここで、単価データ記憶部22には、第2図b
に示すように、給油量に応じて決められたクラス
Kと、各クラスKに対して決められた単価Bkと、
各クラスKの最低給油金額Ckminとが記憶され
ている。例えば、給油量が0〜9.99の範囲がク
ラス1、10.00〜19.99の範囲がクラス2、20.00
以上がクラス3であり、各クラスの単価B1,B2
B3は、150,145,140円に設定されている。ま
た、クラス2の最低給油金額が1450円に、クラス
3の最低給油金額は2800円にそれぞれ設定されて
いる。
ところで、このような単価設定によれば、給油
量が9.67〜9.99のときの各金額は給油量が
10.0のときの金額(1450円)を超えてしまう。
また、19.32〜19.99のときの金額も、20.00の
ときの金額を超えてしまう。このような不都合を
避けるためには、算出した給油金額が1クラス上
の最低給油金額よりも高いときには、この最低給
油金額を補正後の金額(実際の金額)とし、補正
後の金額を給油量で割つた値を補正後の単価(実
際の単価)とすればよい。
以下、第3図のフローチヤートを参照して、こ
の実施例の動作を説明する。
まず、給油が開始されると、給油量演算手段2
1は、流量パルス発信器8から送られてくる流量
パルスを積算して給油量を算出する。この給油量
は、給油量表示器13に供給され、給油量表示器
13に逐次表示される。
給油が終了すると、制御手段23は給油量演算
手段21から給油終了時の給油量Aを読み取る
(ステツS1)。さらに、制御手段23は単価デー
タ記憶部22から、この給油量Aが属するクラス
Kの単価Bkを読みだし(ステップS2)、給油量
Aと単価Bkとを乗じて給油金額Ckを算出する
(ステップS3)。
次に、制御手段23は、すぐ上のクラスK+1
の最低給油金額Ck+1minを読み出し(ステップ
S4)、上で算出した給油金額Ckと上記最低給油
金額Ck+1minとを比較して(ステップS5)、
給油金額Ckが最低給油金額CK+1min以下であ
れば、これを実際の給油金額Cとするとともに、
単価Bkを実際の単価Bとして定め、これらを各
表示器13,15に表示する(ステップS6)。
一方、給油金額Ckが最低給油金額Ck+1minを
超えたときには、この最低給油金額Ck+1minを
実際の給油金額Cとして採用するとともに、最低
給油金額Ck+1minを給油量Aで割つた値を実際
の単価Bとし(ステップS7)、これらを各表示
器13,15に表示する(ステップS8)。これ
は、給油金額が上位クラスの最低給油金額を超え
ないようにするための処理である。こうして、給
油量に応じた割り引きが自動的に行なわれ、給油
量、給油金額、単価が表示器13〜15にそれぞ
れ表示される。
即ち、本実施例においては、制御手段23(実
用新案登録請求の範囲における給油金額演算手
段、判定手段、補正手段に対応)は、給油金額
が、該給油金額相当の給油量より上位クラスの給
油量と該給油量に対応する単価とを乗算して求め
た最低給油金額より大と判定した場合には、給油
金額が最低給油金額を超えないように給油金額と
単価とを補正することにより、最低給油金額を実
際の給油金額として採用すると共に、該最低給油
金額を給油量で割つた値を単価とするものであ
る。これにより、例えば給油量が9.67〜9.99
のときの給油金額が、給油量が10.0のときの給
油金額を超える不具合を解消するものである。
次に、第4図は、上記実施例の変形例を説明す
るための図である。この変形例が上述した実施例
と異なる点は以下の点である。
(1) 計算上の給油金額が上位クラスの最低給油金
額を超えるような給油量、例えば、9.67〜9.99
、あるいは19.32〜19.99をサービス給油量
として単価データ記憶部22に記憶する(同図
b参照)。
(2) 給油量Aがサービス給油量のときには、上位
クラスの最低給油金額Ck+1minを演算で求
め、これを給油量Aで割つて、単価Bを計算す
る。
第4図aはこの変形例の動作を示すフローチヤ
ートであり、第3図の各ステップに対応するステ
ップには同一の符号を付してある。図において、
制御手段23は、給油量Aの読み込み、単価Bk
を読み出しをした後(ステップS1,2)、単価
データ記憶部22から単価Bkに対応するサービ
ス給油量を読み出す(ステップSP3)。そして、
給油量Aがサービス給油量に該当するときには
(ステップSP4)、1クラス上のクラスK+1の
最低給油金額Ck+1minを演算し(ステップSP
5)、これを実際の給油金額Cとして採用すると
ともに、この金額Ck+1minを給油量Aで割つ
て、実際の単価Bを求め(ステップS7)、各表
示器13,15に表示する。
即ち、変形例においては、制御手段23(実用
新案登録請求の範囲における給油金額演算手段、
判定手段、補正手段に対応)は、給油量がサービ
ス給油量に該当するときは1クラス上の最低給油
金額を演算し、該最低給油金額を実際の給油金額
として採用すると共に、該最低給油金額を給油量
で割つた値を単価とするものであり、これを換言
すれば、制御手段23は実質的には、給油金額
が、該給油金額相当の給油量より上位クラスの給
油量と該給油量に対応する単価とを乗算して求め
た最低給油金額より大と判定した場合には、給油
金額が最低給油金額を超えないように給油金額と
単価とを補正するものである。これにより、例え
ば給油量が9.67〜9.99のときの給油金額が、
給油量が10.0のときの給油金額を超える不具合
を解消するものである。
一方、給油量Aがサービス給油量に該当しない
ときには、単価Bkに給油量Aを乗じて給油金額
Cを求め、単価Bkとともに表示する。
こうして、上記実施例によれば、給油量に応じ
た割り引きが自動的に行なわれるとともに、給油
金額が単調に増加するように自動的に補正され
る。また、給油量ばかりでなく、給油金額や単価
も表示されるので、顧客に安心感と信頼感とを与
えることができる。
なお、本実施例においては、クラス毎に単価を
設定した場合について説明したが、クラス毎に割
り引き率を設定した場合も同様に逆転現象が生じ
る。本発明は、このようにクラス毎に割り引き率
を設定した場合についても適用できることは勿論
である。
次に、第5図は、本考案の第2実施例の外観構
成を示す図である。この第2実施例においては、
計量機30と表示装置31とが別体とされ、計量
機30から表示装置31には給油量データが送ら
れるようになつている。また、表示装置31内に
は、第2図に示すものと同様の電気回路が設けら
れ、送られた給油量データから、給油金額、単
価、値引き額が演算され、これらが表示装置31
の各表示器32,33,34に表示される。ま
た、給油量は表示器35に表示される。このよう
な構成によれば、表示装置31を既製の計量機3
0に容易に取り付けることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、流量パル
スを計数して給油量を演算する給油量演算手段
と、給油量が増加するにつれて段階的に低減する
ように、給油量の各クラス毎に設定された単価を
記憶する単価データ記憶手段と、前記給油量演算
手段により演算した給油量に、該給油量が属する
クラスの単価を乗算して給油金額を演算する給油
金額演算手段と、該給油金額演算手段により演算
した給油金額が、予め設定してある上位クラスの
給油量と該給油量に対応する単価とにより演算し
た最低給油金額より大となるか否かを判定する判
定手段と、該判定手段により給油金額が前記最低
給油金額より大となると判定されたときは、給油
金額が前記最低給油金額を超えないように給油金
額と単価とを補正する補正手段とを具備する構成
としたので、給油量が増加すると、自動的に割り
引が行なわれるとともに、給油金額が給油量の増
加に対して単調に増加するように自動的に補正さ
れるという利点が得られる。また、一回の給油量
が多いほど割り安になるので、顧客は一回の給油
量を出来るだけ増やそうとし、同一販売量に対す
る給油回数が減少して、作業効率が向上する利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による給油装置の
構成を示す一部切欠正断面図、第2図aは同実施
例による給油制御装置17の電気的構成を示すブ
ロツク図、同図bは単価データ記憶部22内に格
納されたデータの構成を示す概念図、第3図は同
実施例の動作を説明するためのフローチヤート、
第4図aは同実施例の変形例の動作を説明するた
めのフローチヤート、同図bは同変形例の単価デ
ータ記憶部に格納されたデータの構成を示す概念
図、第5図は本考案の第2実施例の外観構成を示
す図である。 21……給油量演算手段、22……単価データ
記憶部(単価データ記憶手段)、23……制御手
段(給油金額演算手段、判定手段、補正手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流量パルスを計数して給油量を演算する給油量
    演算手段と、 給油量が増加するにつれて段階的に低減するよ
    うに、給油量の各クラス毎に設定された単価を記
    憶する単価データ記憶手段と、 前記給油量演算手段により演算した給油量に、
    該給油量が属するクラスの単価を乗算して給油金
    額を演算する給油金額演算手段と、 該給油金額演算手段により演算した給油金額
    が、予め設定してある上位クラスの給油量と該給
    油量に対応する単価とにより演算した最低給油金
    額より大となるか否かを判定する判定手段と、 該判定手段により給油金額が前記最低給油金額
    より大となると判定されたときは、給油金額が前
    記最低給油金額を超えないように給油金額と単価
    とを補正する補正手段と、 を具備することを特徴とする給油装置。
JP12673285U 1985-08-20 1985-08-20 Expired JPH0231436Y2 (ja)

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JPS6235995U JPS6235995U (ja) 1987-03-03
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