JPH0848398A - 貯液タンクの在庫管理装置 - Google Patents

貯液タンクの在庫管理装置

Info

Publication number
JPH0848398A
JPH0848398A JP20436094A JP20436094A JPH0848398A JP H0848398 A JPH0848398 A JP H0848398A JP 20436094 A JP20436094 A JP 20436094A JP 20436094 A JP20436094 A JP 20436094A JP H0848398 A JPH0848398 A JP H0848398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
data
tank
urgency
liquid amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20436094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Matsuoka
繁 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuno Corp filed Critical Tatsuno Corp
Priority to JP20436094A priority Critical patent/JPH0848398A/ja
Publication of JPH0848398A publication Critical patent/JPH0848398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費現場での液量を実質的に連続監視して、
配送計画を立てやすくすること 【構成】 貯液タンクに付属させて設けられた液量を記
憶する手段13と、送信指令信号の受信時に記憶手段1
3の液量データを出力する第1の送受信手段14と、第
1の送受信手段14に送信指令信号を出力して液量デー
タを送信させるとともに、液量データを受信する第2の
送受信手段23と、タンク容量データ、発注基準量デー
タ、及び緊急度演算用データとを格納した記憶手段24
と、受信した液量データと、記憶手段24のデータとに
より補充の緊急度を算出する演算手段25と、算出され
た緊急度を表示する表示器28とを備える。各消費現場
における在庫量が、その緊急度として表示されるため、
在庫切れを来すこと無く、かつ輸送効率を考慮して配送
計画を立てることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯液タンクの流体を計
量販売するシステムにおける流体の在庫量を管理する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特公昭63-57319号公報等に示され
たように、貯液タンクに燃料油を貯蔵し、この燃料油を
計量装置により計量販売する給油所においては、燃料油
の在庫量を管理するために、貯液タンクに液面計を設置
して給油所に設置された在庫管理装置に出力させ、在庫
量が基準値を下回った時点で、伝送線を介して元売り会
社の在庫管理装置に発注信号を出力するようにシステム
が組まれている。しかしながら、貯液タンクの液が基準
量に達した時点でいきなり当該給油所の在庫状況が緊急
状態であることが知られるので、輸送効率を考慮した配
送計画を立てることができないという問題がある。さら
には消費途中での液量のトレンドを知ることができない
ため、例えば専売契約を結んでいる場合にあっては契約
外の第三者からの不公正な購入を知ることができない等
の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、効率的な配送計画を立てることができるととも
に、消費現場のトレンドを知ることができる新規な在庫
管理装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、貯液タンクに設けられた液
量測定手段と、送信指令信号の受信時に前記液量測定手
段の液量データを出力する第1の送受信手段と、第1の
送受信手段に送信指令信号を出力して液量データを送信
させるとともに、前記液量データを受信する第2の送受
信手段と、タンク容量データ、発注基準量データ、及び
緊急度演算用データとを格納した記憶手段と、前記液量
データを受信した時点で前記記憶手段のデータに基づい
て補充の緊急度を算出する演算手段と、算出された緊急
度を表示する表示手段とを備えて、消費現場における在
庫量を配送の緊急度として知ることができて、在庫切れ
を招くこと無く輸送効率を高める配送計画を立てること
が可能となり、さらに消費現場での液量のトレンドも知
ることが可能となる。
【0005】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は本発明の貯液タンクの在庫
管理装置を給油所に適用した場合の一実施例を示すもの
であって、図中符号1、2は、給油装置3、4により計
量販売される液を貯蔵する貯液タンクで、それぞれに液
位を検出するための液面計5、6が設置され、伝送線
7、8を介して事務所9に設置された液量測定装置10
に液位信号を出力するようになっている。
【0006】20は、本発明が特徴とする在庫管理装置
で、公衆回線等の伝送回線30により給油所の液量測定
装置10に接続されている。
【0007】図2は、上述した在庫管理装置の一実施例
を示すものであって、図中符号10は、前述の液量測定
装置を、また符号20は在庫管理装置をそれぞれ示す。
液量測定装置10は、液面計5からの液位信号と、タン
クデータ記憶手段11に格納されている液位と液量との
関係を規定した関係式等により一定時間毎に残存液量を
算出する液量演算手段12と、液量演算手段12から残
存液量が出力される度に更新しながら残存液量を記憶す
る記憶手段13と、在庫管理装置20からの送信指令信
号に応答して記憶手段13の液量を出力する送受信手段
14と、記憶手段13の液量を表示する表示器15とか
ら構成されている。
【0008】一方、在庫管理装置20は、設定された時
間になると、起動信号を出力する起動信号出力手段21
と、この手段21からの起動信号を受けて後述する送受
信手段23と、液量測定装置10の送受信手段14とを
伝送回線30を介して接続し、液量データ受信後に別の
液量測定装置10に接続する回線切換手段22と、各給
油所の液量測定装置10に送信指令信号を出力して液量
測定装置10の記憶手段13の液量を送信させてこれを
受信する送受信手段23と、送信されて来た各タンクの
液量と後述する演算データ記憶手段24のデータに基づ
いて在庫管理用のデータを算出する演算手段25と、こ
の演算手段25からのデータを記憶するとともに、キー
ボード27からの検索指令に対応して必要なデータを表
示器28に表示する記憶手段26とから構成されてい
る。
【0009】演算データ記憶手段24は、図3に示した
ような表示項目、つまり顧客番号欄40、地域欄41、
顧客名欄42、電話番号欄43、タンク保有数欄44、
タンク番号欄45、各タンク番号欄毎の油種名欄46、
後述緊急度表示欄47、残量欄48、タンク容量欄4
9、補充量欄50を表示させるのに必要なデータの内、
基本データなる顧客番号、地域、顧客名、電話番号、タ
ンク保有数、各タンク番号毎の油種名、タンク容量等の
基本データと、送信指令により得られた液量データを用
いて演算を実行するに必要な発注基準量、緊急度を算出
する演算式を格納して構成されている。
【0010】この演算式は、発注基準量をQ、タンク容
量K、及び液量Lとしたとき、タンク容量に対する発注
基準量の比率を表す変数をA、またタンク容量に対する
液量の比率を表す変数をB、つまり A=Q÷K×100 B=L÷K×100 を用い、 A>B の場合には緊急度1 A+10>B≧A の場合には緊急度2 A+20>B≧A+10 の場合には緊急度3 なる大小比較を実行するものである。なお、ここで1
0、及び20は、それぞれ緊急度のレンジ幅を表す数値
で、タンク容量の大きさに対応して選択されるものであ
る。
【0011】このように構成された装置において、給油
所での給油が行なわれると、貯液タンク1、2の液面が
低下する。液量演算手段12は、液面計5、6からの液
面信号とタンクデータ記憶手段11のデータとに基づい
て各タンク1、2に残存している液量を算出して記憶手
段13に出力され、液量が更新される。この液量は表示
器15に表示され、給油所での在庫管理モニターとして
使用される。
【0012】一方、在庫管理装置側では、起動信号出力
手段21に予め格納されている検出周期データ、例えば
1日1回の割合で、回線切換手段22を作動させて、送
受信手段23と選択した給油所とを伝送回線30を介し
て接続し、送受信手段23により送信指令信号が出力さ
れる。
【0013】送信指令信号を受けた給油所の液量測定装
置10は、送受信手段14により記憶手段13に格納さ
れている各タンク1、2‥‥の液量を伝送回線30を介
して在庫管理装置20に送信する。
【0014】給油所からの液量データを受信した送受信
手段23は、このデータを演算手段25に出力し、また
回線切換手段22は、データ受信後に他の給油所を呼び
出して前述と同様の過程により液量データを収集する。
【0015】一方、演算手段25は、演算データ記憶手
段24に格納されている各給油所毎のタンク容量、発注
を実行する基準量、及び緊急度を算出する演算式に基づ
いて演算を開始する。
【0016】例えば、タンク容量が2000リットル
で、発注基準量が500リットルのタンクにおいて、現
在の液量が400リットルである場合には、緊急度を演
算するための変数A、Bは、 A=500÷2000×100=25 B=400÷2000×100=20 となり、A>Bつまり、25>20なる関係が成立する
から、緊急度が「1」であると判断される。
【0017】また、タンク容量が2000リットルで、
発注基準量が500リットルのタンクにおいて、現在の
液量が600リットルである場合には、緊急度を演算す
るための変数A、Bは、 A=500÷2000×100=25 B=600÷2000×100=30 で、25+10>30≧25なる関係が成立するから、
緊急度が「2」であると判断される。
【0018】さらに、タンク容量が2000リットル
で、発注の基準量が500リットルのタンクにおいて、
現在の液量が800リットルである場合には、緊急度を
演算するための変数A、Bは、 A=500÷2000×100=25 B=800÷2000×100=40 で、25+20>40≧35なる関係が成立するから、
緊急度が「3」であると判断する。
【0019】これらの演算結果は、表示器のタンク番号
1、2、3に付属して設けられている緊急度表示欄47
に緊急度に応じた記号、この実施例では緊急度1のタン
ク番号1に☆☆☆を、緊急度2のタンク番号2に☆☆
を、さらに緊急度3のタンク番号3に☆を表示させる。
【0020】この緊急度の表示により緊急度1のタンク
に対しては、もし現在配送計画中のローリに搭載量の余
裕がある場合には、配送計画に割り込ませて給油を実行
するなり、ローリを仕立てて液の補充に向かうことがで
きる。
【0021】また緊急度2、3と緊急度が低いタンク番
号2、3に対しては、他に緊急度の高い給油所ヘの配送
に合わせてついでに補充を行わせことが可能となる。
【0022】一方、補充を実行しないのにも拘らず、前
回の残量よりも今回の残量が増加している場合には、他
所からの購入が行われた虞があるので、給油所に契約を
履行するようにとの注意を行うことが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、貯液タンクに設けられた液量測定手段と、送信指令
信号の受信時に液量測定手段の液量データを出力する第
1の送受信手段と、第1の送受信手段に送信指令信号を
出力して液量データを送信させるとともに、液量データ
を受信する第2の送受信手段と、タンク容量データ、発
注基準量データ、及び緊急度演算用データとを格納した
記憶手段と、液量データを受信した時点で記憶手段のデ
ータに基づいて補充の緊急度を算出する演算手段と、算
出された緊急度を表示する表示手段とを備えたので、消
費現場における在庫量を配送の緊急度として知ることが
できて、在庫切れを招くこと無く、しかも輸送効率を高
める配送計画を立てることができる。また、消費現場の
液量のトレンドを知ることができるため、契約の履行を
監視することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の在庫管理装置を給油所に適用した場合
の一実施例を示す構成図である。
【図2】消費現場に設置される液量測定装置と、在庫管
理装置の一実施例を示すブロック図である。
【図3】同上装置の表示器に表示されるデータの一実施
例を示す図である。
【符号の説明】
1、2 貯液タンク 5、6 液面計 10 液量測定装置 20 在庫管理装置 28 表示器 30 伝送回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯液タンクに設けられた液量測定手段
    と、送信指令信号の受信時に前記液量測定手段の液量デ
    ータを出力する第1の送受信手段と、 第1の送受信手段に送信指令信号を出力して液量データ
    を送信させるとともに、前記液量データを受信する第2
    の送受信手段と、タンク容量データ、発注基準量デー
    タ、及び緊急度演算用データとを格納した記憶手段と、
    前記液量データを受信した時点で前記記憶手段のデータ
    に基づいて補充の緊急度を算出する演算手段と、算出さ
    れた緊急度を表示する表示手段とを備えた貯液タンクの
    在庫管理装置。
  2. 【請求項2】 前記液量測定手段は、貯液タンクに設置
    された液面計から一定時間毎に液位データを得て、タン
    クデータ記憶手段に格納されているデータに基づいて貯
    液タンクの液量を算出し、液量を表示器に表示し、液量
    データを記憶手段に更新記憶する請求項1の貯液タンク
    の在庫管理装置。
  3. 【請求項3】 前記送信指令信号及び液量データが公衆
    回線を介して送受される請求項1の貯液タンクの在庫管
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記送信指令信号が少なくとも1日1回
    出力される請求項1の貯液タンクの在庫管理装置。
  5. 【請求項5】 前記緊急度は、発注基準量をQ、タンク
    容量K、及び液量Lとしたとき、変数A、変数Bをそれ
    ぞれ 変数A=Q÷K×100 変数B=L÷K×100 として、変数Aと変数Bとの大小比較により決定される
    請求項1の貯液タンクの在庫管理装置。
JP20436094A 1994-08-05 1994-08-05 貯液タンクの在庫管理装置 Pending JPH0848398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20436094A JPH0848398A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 貯液タンクの在庫管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20436094A JPH0848398A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 貯液タンクの在庫管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0848398A true JPH0848398A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16489228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20436094A Pending JPH0848398A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 貯液タンクの在庫管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0848398A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193400A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Kikkoman Corp 液体製品の受注配送システム
JP2015209241A (ja) * 2014-04-30 2015-11-24 玉田工業株式会社 石油在庫管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193400A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Kikkoman Corp 液体製品の受注配送システム
JP2015209241A (ja) * 2014-04-30 2015-11-24 玉田工業株式会社 石油在庫管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4782451A (en) Process for maintaining liquid supply
US8150615B2 (en) Apparatus for monitoring fluid levels in a remotely located storage tank
TW476900B (en) Integrated system monitoring use of materials, controlling and monitoring delivery of materials and providing automated billing of delivered materials
CN100476895C (zh) 作业机械的燃料管理系统以及燃料管理方法
AU733783B2 (en) Process for generating at least one warning signal relating to the level in a product storage tank and device for implementing the process
JP5240676B2 (ja) 漏洩検知装置
JPH0848398A (ja) 貯液タンクの在庫管理装置
US10410162B2 (en) Management of loss reconciliation data
JP2016126393A (ja) 給油所管理システム
JP2003148692A (ja) バルク管理システム
JP2006183685A (ja) バルクガス残量管理装置
JPH1149296A (ja) 給油所管理装置
JPH0350080Y2 (ja)
JP2002019900A (ja) 貯蔵液位の管理システム
JP2745057B2 (ja) 給油所における残油量管理装置
JPS6357320B2 (ja)
JP2000291895A (ja) バルク容器内残液量管理システム
JP2013023249A (ja) 給油システム
JP3705341B2 (ja) 給油所用荷卸管理装置
JP4818168B2 (ja) 燃料別経済性算出プログラム、燃料別経済性算出装置、及び燃料別経済性算出方法
JP2003261223A (ja) バルクガス配送システムおよび配送方法、並びにバルクガスローリー車の配車方法
JP2000191100A (ja) 貯蔵タンク内残量管理システム
JP3500859B2 (ja) 給油装置
JP2022142037A (ja) 情報処理装置
JP5900067B2 (ja) 給油装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021225