JP2000291895A - バルク容器内残液量管理システム - Google Patents

バルク容器内残液量管理システム

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JP2000291895A
JP2000291895A JP11105531A JP10553199A JP2000291895A JP 2000291895 A JP2000291895 A JP 2000291895A JP 11105531 A JP11105531 A JP 11105531A JP 10553199 A JP10553199 A JP 10553199A JP 2000291895 A JP2000291895 A JP 2000291895A
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JP
Japan
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bulk container
gas
residual liquid
signal
valve
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JP11105531A
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English (en)
Inventor
Satoshi Suganobu
敏 菅信
Masao Suzuki
正男 鈴木
Kenichi Shintani
賢一 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAIRI VALVE Manufacturing
Yazaki Corp
Miyairi Valve Mfg Co Ltd
Original Assignee
MIYAIRI VALVE Manufacturing
Yazaki Corp
Miyairi Valve Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置で残液量の管理を行うことを可能
にしたバルク容器の残液量管理システムを提供するこ
と。 【解決手段】 LPガスを充填したバルク容器1の重量
を検出する重量センサ13と、バルク容器1に取り付け
られた残量管理装置15とを備え、残量管理装置15
は、重量センサ13からの信号を処理してバルク容器1
内のLPガスの残液量を算出する信号処理回路16と、
信号処理回路16からの信号により残液量を表示する表
示部17と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルク容器内残液
量管理システムに関し、詳しくは、バルク容器に残量管
理装置を設けて、液化石油ガス(LPガス)の残液量や
消費量を表示するバルク容器内残液量管理システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、一般家庭用の液化石
油ガス(LPガス)供給用のバルク容器1には、過充填
防止装置2、液流出防止装置3、液取入弁4、安全弁
5、安全弁放出口5a、均圧弁6、ガス取出弁7、液取
出弁8、ガス放出防止器9、プロテクタ10等、多数の
付属品を設けることが法規で決められている。
【0003】そして、バルク容器1内のLPガスの残液
量管理は、フロートアーム式液面計で液量を検出し、そ
のメータをガス事業者が監視することにより行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ロートアーム式液面計による残液量管理システムでは、
バルク容器1の外観からは残液量を確認できないため、
バルクローリー車からガス充填を行う方式においては充
填時期判断、メンテナンス等の維持管理が容易でない。
【0005】そのため、維持管理のための機構を新たに
バルク容器1に設置しようとすると、多大のスペースと
費用がかかることになる。特に、一般家庭のLPガス供
給においては、バルク容器1や供給関連機器である付属
品をできる限り簡素化し、低コスト、小型で消費者が安
心して使える設備であることが望まれており、上記のよ
うな多数の付属品の上に、さらに別途の機構を設けるこ
とは好ましくないという問題がある。
【0006】本発明は、上述の点に着目してなされたも
ので、簡単な装置で残液量の管理を行うことを可能にし
たバルク容器内残液量管理システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、LPガスを充填したバルク
容器の重量を検出する重量センサと、前記バルク容器に
取り付けられた残量管理装置とを備え、該残量管理装置
は、前記重量センサからの信号を処理して前記バルク容
器内のLPガスの残液量を算出する信号処理回路と、該
信号処理回路からの信号により残液量を表示する表示部
と、からなるものであることを特徴とするものである。
【0008】このため、請求項1記載の発明では、外付
けの重量センサから入力された電気信号により信号処理
回路で残液量が算出されて表示部に表示される。したが
って、液面計が不要となり、付属機器が簡素化できると
共に、残液量測定のためにガス供給をストップしたり、
バルク容器内のガス抜き等の作業が不要であり、メンテ
ナンスが容易となる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のバルク容器内残液量管理システムであって、前記残
量管理装置は、ガス取出弁、均圧弁、安全弁が一体に組
み込まれたマルチバルブ上に設置したことを特徴とする
ものである。
【0010】このため、請求項2記載の発明では、残量
管理装置を設置するための設置スペースが不要で、この
ため残量管理装置の設置にも拘わらず、装置の大型化を
伴うことがない。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載のバルク容器内残液量管理システムであっ
て、前記表示部に、ガス消費量及び充填期間の表示を行
うことを特徴とするものである。
【0012】このため、請求項3記載の発明では、使用
者が表示部を見ることによりガス消費量、充填期間が一
目で確認できる。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1項記載のバルク容器内残液量管理シス
テムであって、前記信号処理回路にデータ信号に変換す
る出力信号変換部を備え、該データ信号を、伝送コント
ローラ及び通信回線を介して監視センターにリアルタイ
ムで残液量情報として送信することを特徴とするもので
ある。
【0014】このため、請求項4記載の発明では、監視
センターでリアルタイムで残量管理が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図4と同一部材または同一
機能のものは同一符号で示している。
【0016】図1において、バルク容器1は、台12上
に設置されており、この台12とバルク容器1の間には
重量センサ13が取り付けられ、この重量センサ13に
よりバルク容器1の重量(中身のLPガスも含む)を検
出するようになっている。
【0017】重量センサ13としては、歪みセンサある
いは静電容量センサ、差動トランス等のロードセルが好
適に使用されるが、重量に比例して信号を出力するセン
サであれば種類は限定されない。
【0018】バルク容器1の上部には、ガス取出弁7、
均圧弁6、安全弁5が一体に組み込まれた弁機構(以
下、マルチバルブと称す)14と、液取入弁4、液取出
弁8が設けられ、かつ、マルチバルブ14の上部には、
前記重量センサ13からの信号を受けて信号処理及び表
示を行う残量管理装置15が取り付けられている。
【0019】この構成によれば、以下に説明するよう
に、残量管理装置15で正確な残量管理が可能となるた
め、図4の従来技術で示した液面計11、過充填防止装
置2、及びガス放出弁7は、削除が可能である。
【0020】図2に、残量管理装置15の構成を示して
いる。残量管理装置15は、信号処理回路16と表示部
17とで構成され、信号処理回路16が、ケース23に
内蔵され、表示部17がケース23の側部に配置されて
いる(図1参照)。信号処理回路16は、電源部18
と、演算部19と、入力信号変換部20と、出力信号変
換部21とで構成され、表示部17は、液晶ディスプレ
イ(LCD)で構成されている。
【0021】次に、残量管理装置15の動作を説明す
る。
【0022】重量センサ13からの電気信号は、入力信
号変換部16に入力され、ここで重量センサ13からの
電流値(アナログ値)を残液量(デジタル値)に変換
し、演算部19において残量パーセント、すなわち、満
充填量に対して何パーセントの残量であるかを算出す
る。そして、演算部19で算出された残液量を、表示部
17において画像又は文字で表示する。
【0023】図3は、表示部17での表示例を示す図で
あって、X軸にガス使用期間、Y軸に残液量(%)をと
り、斜線部分22が、ガス消費量の積算値である。例え
ば、残液量60%のときのガス消費量は、a×bの三角
形部分23の面積となる。
【0024】そして、残液量が、40%〜20%に達し
たとき、ガス充填を要する充填期間cとして表示する。
この演算を演算部19で行うと共に、表示部17に図3
のような画像で表示し、消費者に残液量や使用量を知ら
せる。必要に応じて残液量・・%、使用量・・kgのよ
うに文字と数字で表示することもできる。
【0025】演算部19の出力を、出力信号変換回路部
21でデータ通信のためのデータ信号に変換し、網制御
装置(NCU)等の伝送コントローラ22に出力する。
伝送コントローラ22から通信回線を介して残液量情
報、すなわち、上記の残液量、消費量、充填期間等の情
報をリアルタイムでガス事業者の監視センター側に情報
提供する。これにより、監視センターで残量管理がで
き、次のガス充填時期を的確に判断することが可能とな
る。
【0026】上述のように、本発明は、外付けの重量セ
ンサ13で重量を検出して残量管理を行う方式であるた
め、ガス供給をストップしたり、容器内のガス抜き等が
不要であり、メンテナンスが容易となると共に、重量積
算を行うことにより、重量販売も可能となる。
【0027】また、残量管理装置15をマルチバルブ1
4上に設けており、これにより、設置スペースを取ら
ず、小型で簡素化をはかることができ、バルク容器の市
場導入が容易となる。ただし、本発明は、残量管理装置
15の設置場所を上記のように限定するものではない。
【0028】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、外付けの重量センサによる検出信号を処
理して残量管理装置の表示部に表示するようにしたの
で、外付けの重量センサで残液量が検出でき、液面計等
の付属機器が不要となり、供給機器類の簡素化、低コス
ト化が可能となると共に、残液量測定のためにガス供給
をストップしたり、バルク容器内のガス抜きが不要であ
り、メンテナンスが容易となる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、残量
管理装置をマルチバルブ上に設置したので、請求項1記
載の発明の効果に加えて、残量管理装置を設置するため
の設置スペースが不要で、このため残量管理装置の設置
にも拘わらず、装置の大型化を伴うことがなく、小型化
が可能となる。
【0030】また、請求項3記載の発明によれば、表示
部に消費量充填期間表示を行うようにしたので、請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、表示部を見るこ
とにより消費量及び充填期間も一目で確認できる。
【0031】また、請求項4記載の発明によれば、伝送
コントローラを介して監視センターにリアルタイムで残
液量情報を送信するようにしたので、請求項1乃至3い
ずれか1項記載の発明の効果に加えて、監視センターで
残量管理が可能となり、次のガス充填時期をリアルタイ
ムで的確に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルク容器内残液量管理システムの側
面図である。
【図2】残量管理装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】表示部での残量表示例を示す図である。
【図4】従来のバルク容器の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 バルク容器 5 安全弁 6 均圧弁 7 ガス放出弁 13 重量センサ 14 マルチバルブ 15 残量管理装置 16 信号処理回路 17 表示部 21 出力信号変換部 22 伝送コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正男 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 新谷 賢一 東京都中央区銀座西1−2 株式会社宮入 バルブ製作所内 Fターム(参考) 3E072 AA03 GA06 GA30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LPガスを充填したバルク容器の重量を
    検出する重量センサと、前記バルク容器に取り付けられ
    た残量管理装置とを備え、該残量管理装置は、前記重量
    センサからの信号を処理して前記バルク容器内のLPガ
    スの残液量を算出する信号処理回路と、該信号処理回路
    からの信号により残液量を表示する表示部と、からなる
    ことを特徴とするバルク容器内残液量管理システム。
  2. 【請求項2】 前記残量管理装置は、ガス取出弁、均圧
    弁、安全弁が一体に組み込まれたマルチバルブ上に設置
    したことを特徴とする請求項1記載のバルク容器内残液
    量管理システム。
  3. 【請求項3】 前記表示部に、ガス消費量及び充填期間
    の表示を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のバ
    ルク容器内残液量管理システム。
  4. 【請求項4】 前記信号処理回路に、データ信号に変換
    する出力信号変換部を備え、該データ信号を、伝送コン
    トローラ及び通信回線を介して監視センターにリアルタ
    イムで残液量情報として送信することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項記載のバルク容器内残液量管
    理システム。
JP11105531A 1999-04-13 1999-04-13 バルク容器内残液量管理システム Pending JP2000291895A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10258235A1 (de) * 2002-12-13 2004-07-08 Messer Griesheim Gmbh Füllstandsmesseinrichtung für Flüssiggas-Fahrzeugtank
CN104896304A (zh) * 2015-06-08 2015-09-09 江苏省特种设备安全监督检验研究院张家港分院 车载液化天然气罐液位的压力监测方法
JP2019200636A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 美浜株式会社 ガスボンベのガスの残量管理システム
WO2021199536A1 (ja) * 2020-04-01 2021-10-07 横浜ゴム株式会社 液化ガスの残量管理システムおよび液化ガスの充填容器
CN114270091A (zh) * 2021-11-15 2022-04-01 浙江中燃智能科技有限公司 智能复合瓶结构

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