JP2016126393A - 給油所管理システム - Google Patents

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慎司 内田
Shinji Uchida
慎司 内田
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Abstract

【課題】地下タンク内の燃料油の平均在庫単価を容易に把握する。【解決手段】給油所管理システム1は、地下タンク20に貯留された燃料油の在庫及び販売を管理する液量管理装置30を備え、この液量管理装置30は、地下タンク20に貯留された荷卸し前の燃料油の在庫量及び平均在庫単価と、燃料油を荷卸しした際の荷卸量及び仕入単価とに基づき、地下タンクに貯留される燃料油全体としての平均在庫単価を演算する平均在庫単価演算手段と、演算された平均在庫単価を表示する表示器34とを有する。また、液量管理装置30は、演算された平均在庫単価に基づき推奨販売単価を演算する推奨販売単価演算手段をさらに有し、表示器34は、演算された推奨販売単価を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、販売管理や在庫管理を容易に行うことが可能な給油所管理システムに関する。
給油所は、複数の油種に対応した給油機構を収納した1台又は複数台の計量機と、これらの給油装置に接続されたPOS等の給油所用販売装置(POS(Point Of Sale system)端末)とで構成され、POSによって販売管理が行われている。
また、給油管の一端が計量機に接続されると共に他端がガソリン等の燃料油を貯留する地下タンクに配設されており、地下タンクの在庫管理は、地下タンクに設けられた液面計からの出力に基づいて、地下タンク内の液量を管理する液量管理装置によって行われている。
このように、従来、給油所における販売管理及び在庫管理は、各々が異なる装置によって行われている(例えば、特許文献1)。このような給油所において、購入したガソリン等の燃料油はローリから地下タンクに荷卸しされ、車両に対して燃料油を供給する際には、地下タンクから計量機を介して行われる。
特開2000−249589号公報
ところで、給油所においては、燃料油の仕入単価に基づき、利益を考慮した上で販売単価を設定するが、燃料油の荷卸しは、一般に、所定の日時や残油量が所定量以下になった時点等、地下タンクが空になるタイミングで行われるものではない。また、燃料油の仕入単価は、原油価格の変動に伴って荷卸し毎に異なる。
そのため、地下タンクに貯留される燃料油全体としての仕入単価が変動する。例えば、容量が20kLの地下タンクに対して20kLの燃料油を仕入単価140円/Lで荷卸し、残油量が4kLとなった時点で16kLの燃料油を仕入単価145円/Lで荷卸しすると、地下タンクに貯留された燃料油全体としての仕入単価が変動する。
このように、仕入単価が異なる燃料油が地下タンクに貯留されると、地下タンク内の燃料油全体としての仕入単価が不明確となる。そして、このような状態で近隣の給油所と価格競争を行って販売単価を設定すると、給油所としての利益を確保できなくなる虞があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、地下タンク内の燃料油の平均在庫単価を容易に把握し、給油所の経営に役立てることが可能な給油所管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、地下タンクに貯留された燃料油の在庫及び販売を管理する給油所管理システムであって、前記地下タンクに貯留された荷卸し前の燃料油の在庫量及び平均在庫単価と、燃料油を荷卸しした際の荷卸量及び仕入単価とに基づき、前記地下タンクに貯留される燃料油全体としての平均在庫単価を演算する平均在庫単価演算手段と、前記演算された平均在庫単価を表示する表示手段とを有する液量管理装置を備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、荷卸し前の燃料油の在庫量及び平均在庫単価と、燃料油を荷卸しした際の荷卸量及び仕入単価とに基づき、地下タンクに貯留された燃料油全体としての平均在庫単価を演算するため、仕入単価の異なる燃料油が地下タンクに混在して貯留された場合であっても、地下タンク内の燃料油の平均在庫単価を容易に把握し、給油所の経営に役立てることができる。
上記給油所管理システムにおいて、前記液量管理装置は、前記演算された平均在庫単価に基づき、推奨販売単価を演算する推奨販売単価演算手段をさらに有し、前記表示手段は、前記演算された推奨販売単価を表示することができる。これにより、給油所としての利益等を考慮した推奨販売単価を容易に把握することができる。
上記給油所管理システムにおいて、前記液量管理装置は、前記燃料油の販売単価が設定可能とされ、前記販売単価を非給油中に設定することができる。これにより、販売単価の変更による混乱等を防ぐことができる。
上記給油所管理システムにおいて、複数の給油所機器と該給油所機器に接続される給油所用販売装置とに接続され、前記複数の給油所機器を集中監視する集中監視装置と、前記集中監視装置を介して前記液量管理装置から受け取った情報に基づき、前記平均在庫単価を演算する平均在庫単価演算手段を有する集中監視サーバとをさらに備えることができる。これにより、上記の液量管理装置で行う各種の処理及び管理と同様の処理及び管理を、集中監視サーバで行うことができる。
上記給油所管理システムにおいて、前記集中監視サーバは、前記演算された平均在庫単価に基づき、推奨販売単価を演算する推奨販売単価演算手段をさらに有することができる。
以上のように、本発明によれば、地下タンク内の平均在庫単価を容易に把握し、給油所の経営に役立てることが可能になる。
本発明に係る給油所管理システムの第1の実施形態を示す全体図である。 図1に示す給油所管理システムの詳細を示すブロック図である。 液量管理装置における表示画面について説明するための概略図である。 液量管理装置における平均在庫単価及び推奨販売単価の算出処理について説明するためのフローチャートである。 給油所用販売装置における販売単価の更新処理について説明するためのフローチャートである。 本発明に係る給油所管理システムの第2の実施形態を示す全体図である。 図6に示す給油所管理システムの詳細を示すブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る給油所管理システムの第1の実施形態を示し、この給油所管理システム1は、大別して、給油所に設置される1つ又は複数の計量機10(10A、10B、10C)と、液量管理装置30とからなる各給油所機器と、POS等から構成される給油所用販売装置(POS端末)40と、1つ又は複数の地下タンク20(20A、20B、20C)と、給油所用販売装置40とインターネット等のネットワークを介して接続される本部50とで構成される。
尚、計量機10A〜10Cについては、同一の構成及び機能を有するため、以下の説明において特に区別する必要がない場合には、単に計量機10と称する。また、地下タンク20A〜20Cについても同様に、特に区別する必要がない場合には、単に地下タンク20と称する。
図1及び図2に示すように、計量機10は、燃料油を供給するための給油所機器の一つであり、給油ノズルの掛け外しを検出するノズルスイッチ12と、給油量を計数するための流量計に設けられパルス発振器13と、給油ポンプ14や表示器15等の給油機構を制御すると共に、給油情報を記憶したり点検報知等の制御を行う給油制御手段を有する給油制御装置11とで構成される。尚、図2においては、説明が煩雑となるのを防ぐため、1つの計量機10のみを図示する。
液量管理装置30は、燃料油を貯留する地下タンク20A〜20Cに設けられた液面計21(21A、21B、21C)からの情報に基づき、各地下タンク20の液面を検知する液位センサ32と、データ入力のための入力手段33と、検知データや各地下タンク20内の燃料油についての平均在庫単価や推奨販売単価、各種の操作画面等を表示するための表示器34と、伝票を印字するプリンタ35と、これらを制御するとともに、地下タンク20の仕様、液量、変化量を記憶したり、平均在庫単価や推奨販売単価を演算する制御を行う液量管理制御装置31とで構成される。
液量管理制御装置31は、地下タンク20の油種及び量を記憶するタンク情報記憶手段と、地下タンク20毎の容量、直径、胴長、鏡形状等のタンク仕様を記憶するタンクテーブルと、液位センサ32からの液面の検知結果を示す液位信号をタンクテーブルに基づいて液量に変換する液位−液量変換手段と、各地下タンク20毎に荷卸し後の平均在庫単価を演算する平均在庫単価演算手段と、平均在庫単価演算手段により演算された平均在庫単価に基づき、推奨販売単価を演算する推奨販売単価演算手段と、各地下タンク20の液面計21からの出力に基づく在庫量、荷卸量、及び販売量を含む地下タンク情報や、平均在庫単価、販売単価等の給油販売や在庫に係る情報を記憶する給油販売・在庫データ記憶手段とで構成される。
ここで、平均在庫単価は、地下タンク20毎に貯留された燃料油の単価の平均値を示すものである。この平均在庫単価は、燃料油の荷卸しの際の荷卸量及び仕入単価に基づいて算出され、具体的には、荷卸し直前の平均在庫単価及び在庫量と、当該荷卸しの際の荷卸量及び仕入単価とに基づき、各地下タンク20毎に算出される。
所定の地下タンク20における荷卸し直前の在庫量をA[L]、平均在庫単価をB[円/L]とし、荷卸しの際の荷卸量をC[L]、仕入単価をD[円/L]とした場合、この地下タンク20における燃料油の平均在庫単価E[円/L]は、式(1)に基づき算出される。
平均在庫単価E[円/L]=(A×B+C×D)/(A+C) ・・・(1)
また、推奨販売単価は、算出された地下タンク20毎の平均在庫単価に基づき、給油所における利益等を考慮して設定される燃料油の販売単価である。この推奨販売単価は、例えば、算出された平均在庫単価に対して利益等を考慮した所定の単価を加算したものであり、加算される単価をα[円/L]とした場合、推奨販売単価F[円/L]は、式(2)に基づき算出される。
推奨販売単価F[円/L]=平均在庫単価E+α ・・・(2)
尚、推奨販売単価は、式(2)に基づき算出する方法に限られず、例えば、荷卸し前の平均在庫単価と荷卸し後の平均在庫単価との差を、荷卸し前の実際の販売単価に差し引きすることによって算出してもよい。
また、推奨販売単価は、例えば、本部50からの指示によって設定してもよいし、液量管理装置30や事務所のPC(Personal Computer)等の端末を操作して手動で設定してもよい。さらに、給油所によっては、同油種の地下タンク20が複数設置されている場合が考えられるが、この場合には、例えば複数の地下タンク20に設定された推奨販売単価の平均値や最高値を推奨販売単価として設定してもよい。
給油所用販売装置40は、クレジットカード等を読み取るカードリーダ42と、データ入力のための入力手段43と、伝票を印字するプリンタ44と、入力データや各給油所機器から送信されるデータ等を表示するための表示器45と、これらを制御すると共に、各給油所機器の異常や、保守に必要な機器状況に関する情報を記憶したり、各種の報知を行うPOS制御装置41とで構成される。
POS制御装置41は、油種毎の販売量や平均在庫単価、販売単価等の給油販売に係る情報を更新して記憶する給油販売データ記憶手段と、各部を制御するためのPOS制御手段とを有する。尚、POS制御装置41は、販売単価の更新を非給油中に行う。また、POS制御装置41は、液量管理制御装置31で行う在庫管理の機能と同様の機能を備えてもよい。
次に、液量管理装置30の表示器34に表示される画面について、図3を参照して説明する。液量管理装置30では、各種の設定を行うための操作ボタン等が表示器34に表示され、操作者が入力手段33を操作することにより、各地下タンク20毎の推奨販売単価等を設定することができる。
まず、表示器34には、図3(a)に示す初期画面が表示される。この初期画面には、例えば、所定の地下タンク20に貯留される燃料油の油種や、当該地下タンク20の容量及び在庫率、演算によって得られた現在の平均在庫単価及び推奨販売単価、当該地下タンク20の容量及び在庫率を視覚的に確認可能な画像等が表示される。さらに、初期画面には、表示する地下タンク20を変更するためのタンク移動ボタンや、各種設定を行うためのメニューボタンが表示される。
図3(a)に示す初期画面において、メニューボタンが選択されると表示が遷移し、表示器34には、図3(b)に示すようなメニュー画面が表示される。この初期画面には、例えば、現在の日付や時刻を設定する日時設定ボタンや、給油所の名称を設定する名称設定ボタン、各地下タンク20毎に貯留されている燃料油についての名称を設定する油種名称ボタン、各地下タンク20内の燃料油に対する推奨販売単価を設定するための単価設定ボタン、表示画面を図3(a)の初期画面に戻すための「戻る」ボタン等が表示される。
図3(b)に示すメニュー画面において、単価設定ボタンが選択されると表示が遷移し、表示器34には、図3(c)に示すようなタンク選択画面が表示される。このタンク選択画面は、推奨販売単価を設定する地下タンク20を選択するための画面であり、例えば、給油所に設置された地下タンク20の一覧が表示されると共に、表示画面を図3(b)のメニュー画面に遷移させるためのメニューボタンが表示される。この例では、給油所に設置されたタンク#1〜タンク#10を示すボタンが一覧として表示される。
例えば、一覧の中からタンク#1を示すボタンが選択されると表示が遷移し、表示器34には、図3(d)に示すタンク#1の販売単価を設定するための単価設定画面が表示される。この単価設定画面には、例えば、荷卸量を設定する荷卸量設定ボタンやその際の仕入単価を設定する仕入単価設定ボタン、販売単価を設定する販売単価設定ボタン、設定内容を確認するための設定内容確認ボタン、過去の荷卸し時点での推奨販売単価・実際の販売単価・平均在庫単価等をグラフによって表示する単価グラフボタン等が表示されると共に、表示画面を前画面(図3(c)の画面)に戻すための「戻る」ボタン、図3(b)のメニュー画面に遷移させるためのメニューボタンが表示される。
図3(d)に示す単価設定画面において、荷卸量設定ボタン及び仕入単価設定ボタンが選択され、荷卸量及び仕入単価が入力されると、これらの入力された情報に基づき現在の平均在庫単価及び推奨販売単価が演算される。
また、この単価設定画面において、設定内容確認ボタンが選択されると表示が遷移し、表示器34には、図3(e)に示すような設定内容確認画面が表示される。この設定内容確認画面は、所定の地下タンク20に関する各種の情報を表示するための画面であり、例えば、当該地下タンク20の容量や現在の在庫量、貯留された燃料油の油種、荷卸し前の在庫量・平均在庫単価、荷卸量・仕入単価、荷卸し後の平均在庫単価・推奨販売単価、現在の販売単価等が表示される。また、この設定内容確認画面には、例えば、表示画面を前画面(図3(d)の画面)に戻すための「戻る」ボタンが表示される。
さらに、この単価設定画面において、販売単価設定ボタンが選択され、実際の販売単価が操作者によって入力されることにより、販売単価を設定することができる。尚、この販売単価の設定は、非給油中に行うことが好ましい。これは、給油中に販売単価が変更されることによる混乱等を防ぐためである。
さらにまた、この単価設定画面において、単価グラフボタンが選択されると表示が遷移し、表示器34には、図3(f)に示すような単価グラフ確認画面が表示される。この単価グラフ確認画面は、例えば、所定期間(1月〜12月)における平均在庫単価、推奨販売単価及び実際の販売単価が折れ線グラフ等で表示される。これにより、例えば、各単価の変動を確認できると共に、仕入単価の価格差や利益率等を単価の変動から考察することができる。また、この単価グラフ確認画面には、例えば、表示画面を前画面(図3(d)の画面)に戻すための「戻る」ボタンが表示される。
このようにして、単価設定画面において演算された平均在庫単価及び推奨販売単価、並びに設定された販売単価は、初期画面(図3(a))、設定内容確認画面(図3(e))及び単価グラフ確認画面(図3(f))を表示させた際に、各々の画面の表示に反映される。
次に、上記構成を有する給油所管理システム1の動作について、図3に示す液量管理装置30の表示画面、図4及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、液量管理装置30における平均在庫単価及び推奨販売単価の算出処理について、図3及び図4を参照して説明する。この処理は、所定の地下タンク20に対する荷卸しが終了した後に行われるものとする。
ステップS1において、液量管理装置30の液量管理制御装置31は、操作者による入力手段33に対する操作により、所定の地下タンク20についてのタンクデータが設定されたか否かを判断する。タンクデータが設定されたと判断した場合(ステップS1;Yes)、液量管理制御装置31は、表示器34に対して初期画面(図3(a))を表示する。そして、操作者の操作に基づきメニューボタンが選択されてメニュー画面(図3(b))を表示すると共に、単価設定ボタンが選択されることにより、単価設定を行う地下タンク20を選択するためのタンク選択画面(図3(c))を表示する(ステップS2)。
一方、タンクデータが設定されていないと判断した場合(ステップS1;No)には、処理がステップS1に戻り、タンクデータが設定されるまで、ステップS1の処理を繰り返す。
次に、ステップS2において操作者の操作によって所定の地下タンク20が選択されると、液量管理制御装置31は、表示器34に対して販売単価を設定するための単価設定画面(図3(d))を表示する。そして、液量管理制御装置31は、操作者によって入力された荷卸量及び仕入単価を設定する(ステップS3)。
次に、液量管理制御装置31は、ステップS3で設定された荷卸量及び仕入単価と、荷卸し前の在庫量及び平均在庫単価とに基づき、上述した式(1)を用いて荷卸し後の平均在庫単価を演算する(ステップS4)。そして、液量管理制御装置31は、表示器34に初期画面(図3(a))、設定内容確認画面(図3(e))及び単価グラフ確認画面(図3(f))を表示させた際に、平均在庫単価の演算結果を反映させる(ステップS5)。
また、ステップS6において、液量管理制御装置31は、ステップS4で演算された平均在庫単価に基づき、上述した式(2)を用いて推奨販売単価を演算する。そして、液量管理制御装置31は、表示器34に初期画面(図3(a))、設定内容確認画面(図3(e))及び単価グラフ確認画面(図3(f))を表示させた際に、推奨販売単価の演算結果を反映させる(ステップS7)。
次に、ステップS8において、液量管理制御装置31は、推奨販売単価が更新されたか否かを判断する。推奨販売単価が更新されたと判断した場合(ステップS8;Yes)、液量管理制御装置31は、更新された推奨販売単価に基づき操作者によって設定された実際の販売単価を更新すると共に、更新した販売単価を示す情報を給油所用販売装置40に対して出力する(ステップS9)。
一方、推奨販売単価が更新されていないと判断した場合(ステップS8;No)には、一連の処理が終了する。
次に、給油所用販売装置40における販売単価の更新処理について、図5を参照して説明する。
ステップS11において、給油所用販売装置40のPOS制御装置41は、液量管理装置30から販売単価を示す情報が入力されたか否かを判断する。販売単価を示す情報が入力されたと判断した場合(ステップS11;Yes)、POS制御装置41は、販売単価を示す情報に対応する油種が給油中であるか否かを判断する(ステップS12)。
一方、ステップS11において、販売単価を示す情報が入力されていないと判断した場合(ステップS11;No)には、処理がステップS11に戻り、販売単価を示す情報が入力されるまでステップS11の処理を繰り返す。
ステップS12において、当該油種が給油中でないと判断した場合(ステップS12;Yes)、POS制御装置41は、液量管理装置30から入力された販売単価に基づき、現在の販売単価を更新する(ステップS13)。
一方、ステップS12において、当該油種が給油中であると判断した場合(ステップS12;No)、POS制御装置41は、当該油種の給油が終了したか否かを判断する(ステップS14)。
給油が終了したと判断した場合(ステップS14;Yes)には、処理がステップS13に移行し、給油が終了していないと判断した場合(ステップS14;No)には、処理がステップS14に戻り、給油が終了するまでステップS14の処理を繰り返す。
以上のように、第1の実施形態によれば、荷卸し前の在庫量及び平均在庫単価と、荷卸量及び仕入単価とに基づき、現在の平均在庫単価を算出すると共に、算出した現在の平均在庫単価に基づき推奨販売単価を算出して表示するため、地下タンク内の平均在庫単価を容易に把握することができると共に、給油所の利益を考慮した販売単価を容易に設定することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態では、図1に示す第1の実施形態による給油所管理システムに対して、各給油所機器等を集中監視する集中監視装置、集中監視サーバ及び端末(PC)を配置した。尚、以下の説明において、上述した第1の実施形態と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図6は、本発明に係る給油所管理システムの第2の実施形態を示し、この給油所管理システム100は、大別して、給油所に設置される1つ又は複数の計量機10(10A、10B、10C)と、液量管理装置30とからなる各給油所機器と、POS等から構成される給油所用販売装置(POS端末)40と、1つ又は複数の地下タンク20(20A、20B、20C)と、給油所用販売装置40とインターネット等のネットワークを介して接続される本部50と、各給油所機器と給油所用販売装置40との間に配置され、両者とデータ送受信可能に接続される集中監視装置60と、集中監視装置60とネットワークを介して接続される集中監視サーバ(以下「サーバ」という。)70と、サーバ70とネットワークを介して接続されるPC80とで構成される。
図6及び図7に示すように、集中監視装置60は、給油所管理システム100に設けられた各機器を集中監視するために設けられ、各給油所機器、給油所用販売装置40及びサーバ70とデータ通信可能に接続される通信制御手段を有する。
通信制御手段は、例えば、液量管理制御装置31に記憶されたタンク情報や平均在庫単価及び推奨販売単価を演算するための燃料油に関する情報(例えば、荷卸量や仕入単価)等の各種情報をサーバ70に対して送信する。
サーバ70は、集中監視装置60及びPC80とデータ送受信可能に接続される通信制御手段と、通信制御手段からの情報に基づき、液量管理制御装置31と同様の情報を記憶するタンク情報記憶手段及び給油販売・在庫データ記憶手段とで構成される。これらタンク情報記憶手段及び給油販売・在庫データ記憶手段に記憶される情報は、通信制御手段を介して液量管理装置30から受け取った情報に基づき更新される。
PC80は、例えば、サーバ70に記憶された各種の情報や、給油所の状況等を確認することが可能なように設けられる。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、地下タンク内の平均在庫単価を容易に把握することができると共に、給油所の利益を考慮した販売単価を容易に設定することができる。また、集中監視装置、集中監視サーバ及びPCを設けることにより、液量管理装置で管理する情報と同様の情報を集中監視サーバで管理することができる。
1、100 給油所管理システム
10(10A、10B、10C) 計量機
11 給油制御装置
12 ノズルスイッチ
13 パルス発信器
14 給油ポンプ
15 表示器
20(20A、20B、20C) 地下タンク
21(21A、21B、21C) 液面計
30 液量管理装置
31 液量管理制御装置
32 液位センサ
33 入力手段
34 表示器
35 プリンタ
40 給油所用販売装置
41 POS制御装置
42 カードリーダ
43 入力手段
44 プリンタ
45 表示器
50 本部
60 集中監視装置
70 集中監視サーバ
80 PC

Claims (5)

  1. 地下タンクに貯留された燃料油の在庫及び販売を管理する給油所管理システムであって、
    前記地下タンクに貯留された荷卸し前の燃料油の在庫量及び平均在庫単価と、燃料油を荷卸しした際の荷卸量及び仕入単価とに基づき、前記地下タンクに貯留される燃料油全体としての平均在庫単価を演算する平均在庫単価演算手段と、
    前記演算された平均在庫単価を表示する表示手段とを有する液量管理装置を備えることを特徴とする給油所管理システム。
  2. 前記液量管理装置は、前記演算された平均在庫単価に基づき、推奨販売単価を演算する推奨販売単価演算手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記演算された推奨販売単価を表示することを特徴とする請求項1に記載の給油所管理システム。
  3. 前記液量管理装置は、前記燃料油の販売単価が設定可能とされ、
    前記販売単価は、非給油中に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油所管理システム。
  4. 複数の給油所機器と該給油所機器に接続される給油所用販売装置とに接続され、前記複数の給油所機器を集中監視する集中監視装置と、
    前記集中監視装置を介して前記液量管理装置から受け取った情報に基づき、前記平均在庫単価を演算する平均在庫単価演算手段を有する集中監視サーバとをさらに備えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の給油所管理システム。
  5. 前記集中監視サーバは、前記演算された平均在庫単価に基づき、推奨販売単価を演算する推奨販売単価演算手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の給油所管理システム。
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