JPH05147699A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH05147699A
JPH05147699A JP33132691A JP33132691A JPH05147699A JP H05147699 A JPH05147699 A JP H05147699A JP 33132691 A JP33132691 A JP 33132691A JP 33132691 A JP33132691 A JP 33132691A JP H05147699 A JPH05147699 A JP H05147699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refueling
amount
oil
flow rate
price
Prior art date
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Pending
Application number
JP33132691A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumura
博 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り引き形態に合せて給油金額、または給油
量のいずれか一方が切れの良い数値となる給油量を自動
的に選択して給油すること。 【構成】 給油最終段階に給油量を自動的にプリセット
し、プリセットされた給油量になると給油を停止する給
油手段と、外部入力手段の1つであるカードリーダ10
からのデータに基づいて決済方法を判定し、決済方法が
現金である場合には販売金額が切れの良い整数値となる
給油量を、またクレジットである場合には給油量が整数
値となる給油量を設定する整数化手段26とを備え、ほ
ぼ満タンとなった時点で、整数化手段26がカードリー
ダ10からのデータに基づいて決済方法を判定し、取り
引き形態に応じた追加給油量をプリセット給油する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、満タン時点で給油量の
端数処理を行う給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車燃料タンクへの給油においては、
給油の最終段階で給油レバーを操作して流量を絞り、給
油量が整数値となる時点まで給油を行うようにしてい
る。このような人手に頼る操作では作業能率が低下する
ため、自動的に整数値で給油を停止するように構成した
装置も実用化されている。しかしながら、給油量がいく
ら整数値となっても料金の端数に100円未満の値が生
じたのでは、釣り銭勘定が煩わしいという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは現金取り引きの場合には金額を切れの良い値、例え
ば100円単位となるように、またクレジット取り引き
の場合には給油量をリットル単位となるように自動的に
給油量をプリセットする機能を備えた給油装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、給油最終段階に給油量を自
動的にプリセットし、プリセットされた給油量になると
給油を停止する給油手段と、決済方法を判定する手段
と、決済方法が現金である場合には販売金額が切れの良
い整数値となる給油量を、またクレジットである場合に
は給油量が整数値となる給油量を前記給油手段に設定す
る手段とを備えるようにした。
【0005】
【作用】決済方法が現金の場合には、例えば販売金額が
100円単位となる給油量を、またクレジットの場合に
はリットル単位となる給油量をプリセット給油する。こ
れにより、現金取り引き時の釣り銭の扱いやクレジット
決済日の給油量の集計作業が簡素化される。
【0006】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図2は、本発明が適用される給油
装置の一例を示すものであって、図中符号1は、ポンプ
モータ2により駆動される給油ポンプで、吐出口には流
量計3、及び流量制御弁4を介して燃料油を給油ノズル
5に送液するようになっている。この給油ノズル5は、
給油時に自動車燃料タンクからの液滴や泡や燃料油がノ
ズル筒先部まで上昇したことを検知して自動的に閉弁
し、流入側の液圧低下後の液圧上昇により自動的に開弁
する機構、例えば特開平1-139400号公報に開示されたよ
うな機構を備えている。流量計3には、流量パルス発信
器6が設けられていて、後述する制御装置8により給油
量が表示器9に表示するようになっている。8はマイク
ロコンピュータにより構成された制御装置で、ノズルス
イッチSWのONにより表示器9を帰零してポンプモー
タ2をONとし、また給油ノズル5が閉弁し、給油が中
断したことを検知して流量制御弁4を閉弁させ、一定時
間経過後に再び開弁させる自動満タン給油の機能を実現
するようにプログラムされている。10は、カードリー
ダで、給油開始時に装填される磁気カードのデータを読
取って、制御装置8に現金取り引き、またはクレジット
取り引きの種類を示すデータを出力するものである。1
2は、事務所に設けられたPOSで、ケーブル13を介
して制御装置8と接続され、転送されてきた単価や給油
量等のデータに基づいて伝票発行や会計処理を行うもの
である。
【0007】図1は、前述の制御装置8が奏すべき機能
を示すブロック図で、図中符号20は、計数手段で、ノ
ズルスイッチSWからの給油信号によりリセットされ、
流量パルス発信器6からの流量パルスを積算して給油量
を出力するようになっている。21は演算手段で、燃料
油の単価を格納した単価データ記憶手段22の単価デー
タと計数手段20の給油量との積を演算して給油金額を
算出し、給油量とともに表示器駆動手段23に出力する
ように構成されている。24は給油中断検知手段で、流
量パルス発信器6からの流量パルスの入力が中断したと
きに給油中断信号を出力するようになっている。25
は、計時手段で、後述する計数手段27から所定数、例
えば2カウント分の信号が入力するまでは給油中断信号
により起動して、泡が自然消滅する時間、例えば3秒が
経過した時点で信号を出力し、さらに計数手段25から
3カウント目の信号が入力した時点で作動を停止するよ
うに構成されている。
【0008】26は、整数化手段で、給油中断信号が所
定回数、この実施例では3回出力されたことを計数手段
27が検出した時点で、カードリーダ10からのデータ
によりクレジット決済の場合には全給油量が例えば直近
上位のリットル単位となる追加の給油量をプリセット
し、また現金決済の場合には現在の給油金額が直近上位
の切りの良い金額、例えば100円単位となるまでの追
加給油量をプリセットするように構成されている。29
は、弁駆動手段29で、ノズルスイッチSWから信号が
出力した段階では流量制御弁4を最大流量、例えば40
リットル/分に、また計時手段25から第1回目の信号
が出力した段階では流量制御弁4を中流量、例えば20
リットル/分に、さらに計時手段25から第2回目の信
号が出力した段階では、流量制御弁4の流量を小流量、
例えば10リットル/分に、そして整数化手段26によ
りプリセット量が設定された時点では流量制御弁4の流
量を微小流量、例えば5リットル/分に設定するように
なっている。
【0009】30は、モータ駆動手段で、ノズルスイッ
チSWがONとなった時点でポンプモータ2を駆動させ
るものである。31は、一時記憶手段で、カードリーダ
10により読取られたデータによる現金取り引きとクレ
ジット取り引きの区別を示すデータ、及び単価、給油量
を格納し、ノズルスイッチSWがOFFとなった時点
で、これらのデータをPOS12に送出するものであ
る。
【0010】次にこのように構成した装置の動作を図3
に示したフローチャートに基づいて説明する。給油を行
うべくノズル掛け11から給油ノズル5が外されてノズ
ルスイッチSWがONとなると(ステップ イ)、表示
器9が帰零し、またポンプモータ2がONとなる(ステ
ップ ロ)。今の場合は、ノズルスイッチSWがONと
なった直後であるから、流量制御弁4は大流量にセット
される(ステップ ハ)。
【0011】この状態で給油ノズル5を自動車燃料タン
クに挿入し、弁を開いて給油を開始すると、大流量、例
えば40リットル/分で所定量まで給油が行われ、自動
車燃料タンク内の液位が上昇し、タンク内の泡がノズル
先端の液検知手段まで上昇する。これにより、給油ノズ
ル5の弁が閉じ、流量パルスが停止する(ステップニ)
(図4 I)。給油が中断されてから泡が自然消滅する
までの時間、例えば3秒が経過すると(ステップ
ヘ)、流量制御弁4の弁開度が中流量、例えば30リッ
トル/分程度に設定されて(ステップ ハ)再び給油を
開始される(図4II)。この給油により泡が再び上昇
し、給油ノズル5の弁が閉じると、流量パルスが途絶え
る(ステップ ニ)。所定時間が経過すると(ステップ
ヘ)、今度は流量制御弁4の流量を小流量、例えば1
0リットル/分の流量で再び給油を開始する(ステップ
ハ)(図4 III)。
【0012】このようにして、流量を段階的に絞りなが
ら2回の追加給油が終了すると(ステップ ト)ほぼ満
タン状態までの給油が完了する。この段階でカードリー
ダ10からのデータに基づいて現金による決済か、クレ
ジットによる決済かの何れであるかを判定し(ステップ
チ)、現金取り引きの場合には、現在の給油量による
金額、例えば3416円の直近上位の切れの良い整数
値、3500円を算出し、この差額の金額84円分の給
油量例えば0.84リットルをプリセット量として設定
し、流量制御弁4の弁開度を5リットル/分程度の微小
流量に絞る(ステップ リ)。この状態で給油を開始し
て追加給油量が0.84リットルとなった時点で(ステ
ップ ヌ)流量制御弁4を閉弁する(ステップ ル)
(図4 IV)。
【0013】一方、取り引き形態の判定結果がクレジッ
ト取り引きである場合には、現在の給油量、例えば3
6.32リットルの直近上位の整数値である37リット
ルを算出し、追加の給油量0.68リットルをプリセッ
ト量として設定し、流量制御弁4を最低流量に設定して
セットして給油を開始する(ステップ カ)。追加の給
油量がプリセット値0.7リットルに到達した時点で
(ステップ ヨ)流量制御弁4を閉弁する(ステップ
ル)(図4 IV)。
【0014】このようにして給油が終了してノズルスイ
ッチSWがOFFとなると(ステップ オ)、ポンプモ
ータ2を停止するとともに、給油量のデータをPOS1
2に送出する(ステップ ワ)。 POS12において
は、現金取り引きの場合には給油量と金額を印刷した伝
票をプリントアウトし、またクレジット取り引きの場合
には給油量だけを印刷した伝票をプリントアウトし、給
油量を顧客別に積算記録して決済に備える。
【0015】なお、この実施例においてはカードからの
データにより決済方法を判定しているが、キーボード等
の外部データ入力手段から決済方法を入力するようにし
ても同様の作用を奏することは明らかである。また、上
述の実施例においては、流量の調整や給油の中断を流量
制御弁により行っているが、ポンプモータの回転数を調
整して流量を制御し、また給油の中断をポンプモータの
停止や流路に設けた止弁で行うようにしても同様の作用
を奏することは明らかである。
【0016】なお、上述の実施例においては、100円
単位、もしくはリットル単位で端数処理を行うようにし
ているが、10円単位や0.1リットル単位としても釣
り銭勘定や集計処理が簡素化されることは明らかであ
る。
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
給油最終段階に給油量を自動的にプリセットし、プリセ
ットされた給油量になると給油を停止する給油手段と、
決済方法を判定する手段と、決済方法が現金である場合
には販売金額が切れの良い整数値となる給油量を、また
クレジットである場合には給油量が整数値となる給油量
を前記給油手段に設定する手段とを備えるようにしたの
で、取り引き形態により給油金額、もしくは給油量のい
ずれかを切れの良い整数値まで自動的に給油することが
できて給油作業の能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油装置における制御装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す給油装置の構成図であ
る。
【図3】同上装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】同上装置の動作を示す給油流量の変化を示す線
図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 ポンプモータ 3 流量計 4 流量制御弁 5 給油ノズル 6 流量パルス発信器 8 制御装置 10 カードリーダ 12 POS

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油最終段階に給油量を自動的にプリセ
    ットし、プリセットされた給油量になると給油を停止す
    る給油手段と、決済方法を判定する手段と、決済方法が
    現金である場合には販売金額が切れの良い整数値となる
    給油量を、またクレジットである場合には給油量が整数
    値となる給油量を前記給油手段に設定する手段とを備え
    た給油装置。
JP33132691A 1991-11-20 1991-11-20 給油装置 Pending JPH05147699A (ja)

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JP33132691A JPH05147699A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 給油装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320636A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Tokiko Techno Kk 給液装置
JP2008247407A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tokiko Techno Kk 燃料供給装置
JP2018012521A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 燃料供給装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020703