JPH0747360Y2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH0747360Y2
JPH0747360Y2 JP1577690U JP1577690U JPH0747360Y2 JP H0747360 Y2 JPH0747360 Y2 JP H0747360Y2 JP 1577690 U JP1577690 U JP 1577690U JP 1577690 U JP1577690 U JP 1577690U JP H0747360 Y2 JPH0747360 Y2 JP H0747360Y2
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重美 小向
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トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は給油装置に係り、特にプリセット給油時におけ
る各給油作業段階で消費税等の税込みプリセット値や税
抜きプリセット値の表示形態を可変することにより、表
示内容を分かり易くすると共にプリセット給油の終了を
確認可能とした給油装置に関する。
【従来の技術】
従来、プリセット給油機能を備えた給油装置では、例え
ば給油車両の顧客が指定した所望金額分のプリセット金
額給油を行う場合、給油作業者が給油ノズルを車両タン
クへセットすると共に給油装置の操作部からプリセット
金額を設定し給油を開始すると、給油車両へプリセット
金額相当分の油量を給油した時点で自動的に給油を終了
するようになっている。
【考案が解決しようとする課題】
ところで、本出願人は消費税導入に対応すべく、給油車
両の顧客が要求したプリセット給油金額を設定するだけ
で、消費税等の税率を見込んだプリセット給油量を自動
的に給油することを可能とした給油装置を提案している
が、未だ次のような課題があった。 即ち、前記提案では、給油装置に税抜き給油金額を表示
する表示部と税込み給油金額を表示する表示部とを設け
ているが、プリセット給油金額の設定時から“給油開始
時”(給油ノズルをノズル収納部から外した時点、また
は給油ノズルのレバーを操作し油液の吐出を開始させた
時点)/“給油中"/“給油終了時”(給油ノズルをノズ
ル収納部へ戻した時点、または流量パルス発信器から流
量パルスの出力が停止した時点)までの各給油段階に応
じ、表示部の表示内容を切換える制御は行っていなかっ
た。このため、給油車両の顧客は前記両方の表示部を一
々見比べなければ、税込み給油金額と税抜き給油金額と
を即座に判別することができないという課題や、あるい
は、給油作業者が給油ノズルを車両燃料タンクへセット
しプリセット給油を開始後、当該給油装置を離れ別の作
業を行って当該給油装置へ戻って来たとき、前記両方の
表示部の表示を目視しただけではプリセット給油が終了
しているか否かを即座に確認することができない等の課
題があった。 本考案は前記課題を解決するもので、プリセット給油時
における各給油作業段階で消費税等の税込みプリセット
値や税抜きプリセット値の表示形態を可変することによ
り、表示内容を分かり易くすると共にプリセット給油の
終了を確認可能とした給油装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、給油ノズルと、該
給油ノズルを着脱可能に収納するノズル収納部と、該ノ
ズル収納部に対する前記給油ノズルの着脱を検出する検
出手段と、給油流量に対応した流量パルスを出力する流
量パルス発信器とを具備してなり、プリセット給油に際
しては設定入力された税込みプリセット値と対応した税
抜きプリセット値相当分の給油を行うように構成した給
油装置において、給油装置本体に配設され、給油量,税
込み給油金額,税抜き給油金額,税額等の給油データを
表示する給油装置表示手段と、給油装置本体に付設さ
れ、プリセット給油に対応した税込みプリセット値を設
定入力するための設定部と、税込みプリセット値,税抜
きプリセット値等のプリセットデータを表示する表示部
とを備えた設定手段と、税込みプリセット値と該税込み
プリセット値に対応した税抜きプリセット値とを記憶登
録する登録手段と、プリセット給油に際し、前記設定手
段から税込みプリセット値が設定入力されたときは前記
設定手段の表示部に税込みプリセット値を表示させ、プ
リセット給油開始後プリセット給油終了時点までは前記
設定手段の表示部に税抜きプリセット値を点滅表示させ
る一方、プリセット給油途中には前記給油装置表示手段
に税抜き給油金額を表示させ、前記給油ノズルを前記ノ
ズル収納部へ戻したときは前記給油装置表示手段に税込
み給油金額と税抜き給油金額と税額とを点滅表示させる
制御手段とを具備することを特徴とする。
【作用】
本考案によれば、車両等へのプリセット給油に際し、給
油作業者が設定手段から税込みプリセット値を設定入力
後、給油ノズルをノズル収納部から外し給油を開始する
と、プリセット給油開始時点から終了時点まで設定手段
の表示部に税抜きプリセット値が点滅表示される。ま
た、プリセット給油途中には給油装置表示手段に税抜き
給油金額が表示され、給油作業者が給油ノズルをノズル
収納部へ戻すと給油装置表示手段に税込み給油金額、税
抜き給油金額、税額が点滅表示される。
【実施例】
以下、本考案の各実施例を図面に基づいて説明する。 第1実施例 第1図(イ)、(ロ)は給油所に設置された第1実施例
の給油装置1の構成を示す正面図及び側面図であり、該
給油装置1の一方の側壁部には例えばガソリンを供給す
る給油ホース2Aが配設されると共に、該給油ホース2Aの
先端部には給油ノズル3Aが取付けられている。該給油ノ
ズル3Aは一方の側壁部に配設されたノズル収納部4Aに掛
け/外しされるようになっており、給油ノズル3Aのノズ
ル収納部4Aへの掛け/外しに伴い、該ノズル収納部4A近
傍に配設されたノズルスイッチ5A(第3図参照)がOFF
信号/ON信号を出力するようになっている。 また、前記給油装置1の他方の側壁部には例えば軽油を
供給する給油ホース2Bが配設されると共に、該給油ホー
ス2Bの先端部には給油ノズル3Bが取付けられている。該
給油ノズル3Bは他方の側壁部に配設されたノズル収納部
4Bに掛け/外しされるようになっており、給油ノズル3B
のノズル収納部4Bへの掛け/外しに伴い、該ノズル収納
部4B近傍に配設されたノズルスイッチ5B(第3図参照)
がOFF信号/ON信号を出力するようになっている。この場
合、前記給油ホース2Aの基端部側は給油装置1内部の後
述の一方の配管へ接続され、また、前記給油ノズル2Bの
基端部側は給油装置1内部の後述の他方の配管へ接続さ
れている。尚、前記給油ホース2A、2Bから供給する油類
は上記の油種に限定されるものではない。 また、前記給油装置1の正面部には、前記給油ノズル3A
による給油に対応した給油量/税込みプリセット金額/
税抜きプリセット金額/消費税額/油単価等を表示する
給油装置表示部6Aと、前記給油ノズル3Bによる給油に対
応した給油量/税込みプリセット金額/税抜きプリセッ
ト金額/消費税額/油単価等を表示する給油装置表示部
6Bとが配設されている。前記給油装置表示部6A(6B)
は、当該給油終了時点で税抜きプリセット金額を表示
し、給油作業者が当該給油終了に伴い給油ノズル3A(3
B)をノズル収納部4A(4B)へ戻すと、税込み給油金額
/税抜き給油金額/消費税額をフリッカ(点滅)表示す
るようになっている。尚、前記給油装置表示部6A、6Bに
おける各給油作業段階毎の表示内容については作用と共
に後述する。 また、前記給油装置1の両側壁部には例えば第2図に示
す如く、同一構成とされた設定器7A、7B(第3図参照)
が各々配設されている。該設定器7A(7B)には、プリセ
ット金額給油時における各種税込みプリセット金額を設
定入力するためのファンクションキー8、9、10、11、
12(F1〜F5)、テンキー13、税抜きプリセット金額/税
込みプリセット金額を表示する設定器表示部14等が配置
されている。この場合、車両等へのプリセット金額給油
時に、前記キー8を押下するとプリセット金額が1000円
に、前記キー9を押下するとプリセット金額が2000円
に、前記キー10を押下するとプリセット金額が3000円
に、前記キー11を押下するとプリセット金額が4000円
に、前記キー12を押下するとプリセット金額が5000円に
各々設定されるようになっている。尚、前記各ファンク
ションキー8〜12に対応するプリセット金額は上記金額
に限定されるものではない。また、前記設定器表示部14
における各給油作業段階の表示内容については作用と共
に後述する。 次に、前記給油装置1の給油系統/制御系を第3図によ
り説明すると、給油系統Aは例えばガソリンを貯留した
地下タンク(図示略)へ連通した配管15Aと、該配管15A
を介し前記地下タンクからガソリンを汲上げるポンプ16
Aと、該ポンプ16Aを駆動するポンプモータ17Aと、前記
配管15A内の流量を計測する流量計18Aと、該流量計18A
に付設され流量に比例した流量パルスを出力する流量パ
ルス発信器19Aと、前記給油ホース2Aと、前記給油ノズ
ル3Aとから構成されている。また、給油系統A各部を制
御する制御部20Aは、前記ノズルスイッチ5AからのOFF信
号/ON信号に基づきノズル収納部4Aに対する給油ノズル3
Aの掛け/外しを判定し、また、流量パルス発信器19Aか
らの流量パルス/設定器7Aからのキー入力に基づき、給
油装置表示部6Aに給油量/税込み給油金額/税抜き給油
金額/消費税額/油単価を表示制御し、設定器表示部14
に税込みプリセット金額/税抜きプリセット金額を表示
制御するようになっている。 同様に、給油系統Bは例えば軽油を貯留した地下タンク
(図示略)へ連通した配管15Bと、該配管15Bを介し前記
地下タンクから軽油を汲上げるポンプ16Bと、該ポンプ1
6Bを駆動するポンプモータ17Bと、前記配管15B内の流量
を計測する流量計18Bと、該流量計18Bに付設され流量に
比例した流量パルスを出力する流量パルス発信器19B
と、前記給油ホース2Bと、前記給油ノズル3Bとから構成
されている。この場合、給油系統B各部を制御する制御
部20Bも前記制御部20Aと同様の制御を行うものであり、
説明を省略する。従って、本第1実施例による給油装置
1では、両給油ノズル3A、3Bによる各2台の車両への同
時給油が可能とされている。 また、前記制御部6Aには例えば第4図(イ)に示す如く
のデータテーブル21が格納されており、前記各ファンク
ションキー8〜12(F1〜F5)に対応した税込みプリセッ
ト金額1000円〜5000円と、ガソリンの税抜きプリセット
金額971円〜4854円とが各々対応付けられて記憶登録さ
れている。同様に、前記制御部6Bには第4図(ロ)に示
す如くデータテーブル22が格納されており、前記各ファ
ンクションキー8〜12(F1〜F5)に対応した税込みプリ
セット金額1000円〜5000円と、軽油の税抜きプリセット
金額978円〜4891円とが各々対応付けられて記憶登録さ
れている。 この場合、前記データテーブル21へのガソリンの税抜き
プリセット金額の登録については、給油作業者が予めガ
ソリン対応の設定器7Aの各ファンクションキー8〜12等
を使用し税込みプリセット金額の入力等の所定操作を行
えば、制御部6Aは、税抜きプリセット金額={税込みプ
リセット金額÷(1+消費税率)}なる算出式に基づき
ガソリンの税抜きプリセット金額を算出し、該データテ
ーブル21に記憶登録するようになっている。また、前記
データテーブル22への軽油の税抜きプリセット金額の登
録については、給油作業者が予め軽油対応の設定器7Bの
各ファンクションキー8〜12等を使用し税込みプリセッ
ト金額の入力等の所定操作を行えば、制御部6Bは、税抜
きプリセット金額=(税込みプリセット金額×単価)÷
{(1+消費税率)(単価−軽油税)+軽油税}なる算
出式に基づき軽油の税抜きプリセット金額を算出し、該
データテーブル22に記憶登録するようになっている。 次に、上記構成による第1実施例の作用を第5図に基づ
き説明する。 前記給油装置1による当該車両への給油開始前において
は、例えば給油装置表示部6Aには当該車両の前に給油を
終了した他車両に対する前回の給油量(25.5l)/給油
金額(3125円)/油単価(125円)が表示されている
(ステップSA1)。また、該給油開始前においては、非
使用中の設定器(7Aまたは7B)の設定器表示部14にはプ
リセット?000円が表示されている(ステップSB1)。
尚、設定器表示部14における数値“12345"は前記ファン
クションキー8〜12に対応する数値であり、当該ファン
クションキーが押下されたとき対応する数値が“?"の表
示に代えて置き換わるようになっている。 次に、給油作業者は当該車両の顧客が所望するプリセッ
ト金額給油を行うべく、当該車両の油種(本第1実施例
では例えばガソリンとする)に対応した側の設定器7Aの
ファンクションキー8を操作し、プリセット金額(本第
1実施例では1000円とする)を設定入力する。該プリセ
ット設定段階においては、給油装置表示部6Aには、前回
の数値が表示されているが(ステップSA2)、設定器7A
の設定器表示部14の表示は、前記設定入力した税込みプ
リセット金額1000円に切換わる(ステップSB2)。 次に、給油作業者は当該車両へプリセット金額給油を行
うべく、当該車両の油種(ガソリン)に対応した給油装
置1の給油ノズル3Aをノズル収納部4Aから外すと、該給
油ノズル外し段階においては、給油装置表示部6Aに表示
中の前回給油量/前回給油金額が零リセットされる(ス
テップSA3)。このとき、設定器7Aの設定器表示部14の
表示は税抜きプリセット金額971円{≒1000÷(1+0.0
3)}に切換わると共にフリッカ(点滅)表示するため
(ステップSB3)、給油作業者は税抜きプリセット金額
を即座に確認することができる。尚、前記0.03は消費税
率である。 次に、給油作業者が給油ノズル3Aを当該車両の燃料タン
クへセットし給油作業を開始すると、該給油中段階にお
いては、給油装置表示部6Aには当該車両燃料タンクへの
給油進捗に対応した給油量/金額が逐次表示される(ス
テップSA4)。この場合、第5図の図示例では給油量が
2.51/油単価が125円であるため、金額は314円(≒2.
51×125)と表示されている状態を示している。他方、
該給油中段階においては、設定器表示部14に表示中の税
抜きプリセット金額971円はフリッカ表示が持続される
(ステップSB4)。 当該車両の燃料タンクへの給油進捗に伴い税抜きプリセ
ット金額971円分の給油が終了すると、該給油終了段階
においては、給油装置表示部6Aには最終的な給油量7.77
l/税抜き給油金額971円(≒7.77×125)/油単価125円
が表示される一方(ステップSA5)、設定器表示部14に
表示中の税抜きプリセット金額971円はフリッカ表示が
持続される(ステップSB5)。この場合、当該車両への
プリセット金額給油の開始後、給油中には給油装置表示
部6Aには給油進行状態に応じて油単価/給油量/両者を
乗算した税抜き給油金額が表示されるため、給油作業者
は給油装置表示部6Aの税抜き給油金額と、設定器表示部
14の税抜きプリセット金額とを見比べ、両者が一致した
場合は当該車両へのプリセット金額給油が終了したこと
を即座に確認することができる。また、両者が不一致の
場合は税抜きプリセット給油金額へ達する前に当該車両
への満タン給油が終了したことを確認することができ
る。また、給油装置表示部6Aの表示が歩進していれば、
給油途中であることを確認することができる。また、給
油装置1を離れ例えば別の作業を行っていた前記給油作
業者が戻って来たときにおいても、給油装置表示部6A及
び設定器表示部14の前記各表示を目視すれば、当該車両
へのプリセット金額給油が終了したか否かを即座に確認
することができる。 前記給油終了に伴い給油作業者が給油ノズル3Aをノズル
収納部4Aへ戻すと、該給油ノズル戻し段階においては、
給油装置表示部6Aには税込み給油金額1000円/税抜き給
油金額971円/消費税額29円が表示されると共にフリッ
カ表示される(ステップSA6)。これにより、当該車両
に乗車中の顧客は税込み給油金額/税抜き給油金額/消
費税額を明確に確認することができる。この結果、顧客
は、税込み給油金額と、給油開始前に給油作業者へ指示
した税込みプリセット金額との一致に基づき、給油終了
を確認することができる。他方、該給油ノズル戻し段階
においては、設定器7Aの設定器表示部14の表示はプリセ
ット?000円に切換わる(ステップSB6)。 次に、前記給油ノズル戻し段階から例えば30秒経過する
と、該30秒経過段階においては、給油装置表示部6Aの表
示は前記給油終了段階の表示(給油量7.77l/税抜きプリ
セット金額971円/油単価125円)へ戻る一方(ステップ
SA7)、設定器表示部14の表示は前記給油ノズル戻し段
階の表示(プリセット?1000円)を持続する(ステップS
B7)。 第2実施例 本第2実施例の給油装置の外観は上記第1実施例の給油
装置と略同様構成であり、外観については図示を省略す
る。本第2実施例の給油装置が上記第1実施例と異なる
点は、本第2実施例の給油装置の例えば正面側には上記
第本実施例と同一構成の給油装置表示部と設定器とが各
々1個ずつ配設されている点、後述する両給油系統A、
Bの制御系が共通とされている点である。 次に、第2実施例の給油装置の給油系統/制御系を第6
図により説明すると、給油系統Aは例えばガソリンを貯
留する地下タンク(図示略)へ連通した配管30Aと、該
配管30Aを介し前記地下タンクからガソリンを汲上げる
ポンプ31Aと、該ポンプ31Aを駆動するポンプモータ32A
と、前記配管30A内の流量を計測する流量計33Aと、該流
量計33Aに付設され流量に比例した流量パルスを出力す
る流量パルス発信器34Aと、給油ホース35Aと、給油ノズ
ル36Aとから構成されている。同様に、給油系統Bは例
えば軽油を貯留した地下タンク(図示略)へ連通した配
管30Bと、地下タンクから軽油を汲上げるポンプ31Bと、
ポンプモータ32Bと、流量計33Bと、流量パルス発信器34
Bと、給油ホース35Bと、給油ノズル36Bとから構成され
ている。 また、前記両給油系統A、B各部を制御する共通制御部
37は、前記給油ノズル36A(36B)対応のノズルスイッチ
38A(38B)からのOFF信号/OF信号に基づきノズル収納部
(図示略)に対する給油ノズル38A(38B)の掛け/外し
を判定し、また、流量パルス発信器34A(34B)からの流
量パルス/設定器39からのキー入力に基づき、給油装置
表示部40に給油量/税込みプリセット金額/税抜きプリ
セット金額/消費税額/油単価等を表示制御し、設定器
表示部(図示略)に税込みプリセット金額/税抜きプリ
セット金額を表示制御するようになっている。従って、
本第2実施例の給油装置では何れか一方の給油ノズル
(36Aまたは36B)による給油のみ可能とされている。
尚、前記給油装置表示部40、設定器表示部における各給
油作業段階の表示内容については作用と共に後述する。 また、前記共通制御部37には上記第1実施例の各データ
テーブル21、22を合体させたデータテーブル(図示略)
が格納されており、前記設定器39の各ファンクションキ
ーに対応した税込みプリセット金額1000円〜5000円と、
ガソリンの税抜きプリセット金額971円〜4854円と、軽
油の税抜きプリセット金額978円〜4891円とが各々対応
付けられて記憶登録されている。この場合、前記データ
テーブルへのガソリン/軽油の税抜きプリセット金額の
登録は上記第1実施例と同様に行われるものであり、ま
た上記第1実施例と同様に、ガソリンの税抜きプリセッ
ト金額は、税抜きプリセット金額={税込みプリセット
金額÷(1+消費税率)}なる算出式に基づき算出さ
れ、軽油の税抜きプリセット金額は、税抜きプリセット
金額=(税込みプリセット金額×単価)÷{(1+消費
税率)(単価−軽油税)+軽油税}なる算出式に基づき
算出されるようになっている。 次に、上記構成による第2実施例の作用を第7図に基づ
き説明する。 前記給油装置による当該車両への給油開始前において
は、給油装置表示部40には、当該車両の前に給油を終了
した他車両に対する前回の給油量(25.5l)/給油金額
(3125円)/油単価(125円)が表示されている(ステ
ップSC1)。また、該給油開始前においては設定器39の
設定器表示部には、プリセット?000円が表示されている
(ステップSD1)。 次に、給油作業者は当該車両の顧客が所望するプリセッ
ト金額給油を行うべく、設定器39のファンクションキー
を操作し、プリセット金額(本第2実施例では1000円と
する)を設定入力する。該プリセット設定段階において
は、給油装置表示部40には前回の数値が表示されている
が(ステップSC2)、設定器39の設定器表示部には、前
記設定入力した税込みプリセット金額1000円と、軽油の
税抜きプリセット金額978円/ガソリンの税抜きプリセ
ット金額971円とが交互に切換表示される(ステップSD
2)。即ち、税込みプリセット金額1000円を表示する一
方、給油ノズル(36Aまたは36B)をノズル収納部から外
す前の時点では油種が確定していないことを表示する。 次に、給油作業者は当該車両へプリセット金額給油を行
うべく、当該車両の油種(ガソリン)に対応した給油装
置の給油ノズル36Aをノズル収納部から外すと、該給油
ノズル外し段階においては、給油装置表示部40に表示中
の前回給油量/前回プリセット金額が零リセットされる
(ステップSC3)。このとき、設定器39の設定器表示部
の表示からは軽油の税抜きプリセット金額が消し込ま
れ、ガソリンの税抜きプリセット金額971円{≒1000÷
(1+0.03)}のみが表示されると共にフリッカ表示す
るため(ステップSD3)、給油作業者はガソリンの税抜
きプリセット金額と、油種がガソリンに確定したことを
即座に確認することができる。 以下、前記給油ノズル外し段階の後の給油中段階、給油
終了段階、給油ノズル戻し段階、30秒経過段階における
給油装置表示部40及び設定器表示部の表示内容は、上記
第1実施例と同様のため省略する。 尚、上記各実施例では、給油作業者が給油ノズルをノズ
ル収納部から外した時点を給油開始時点としたが、給油
作業者が給油ノズルのレバーを操作し車両燃料タンクへ
油液を吐出させた時点を給油開始時点とすることも可能
である。また、給油作業者が給油ノズルをノズル収納部
へ戻した時点を給油終了時点としたが、当該車両へのプ
リセット給油終了時点または満タン給油完了時点を給油
終了時点とすることも可能である。
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、給油ノズルと、該
給油ノズルを着脱可能に収納するノズル収納部と、該ノ
ズル収納部に対する前記給油ノズルの着脱を検出する検
出手段と、給油流量に対応した流量パルスを出力する流
量パルス発信器とを具備してなり、プリセット給油に際
しては設定入力された税込みプリセット値と対応した税
抜きプリセット値相当分の給油を行うように構成した給
油装置において、給油装置本体に配設され、給油量,税
込み給油金額,税抜き給油金額,税額等の給油データを
表示する給油装置表示手段と、給油装置本体に付設さ
れ、プリセット給油に対応した税込みプリセット値を設
定入力するための設定部と、税込みプリセット値,税抜
きプリセット値等のプリセットデータを表示する表示部
とを備えた設定手段と、税込みプリセット値と該税込み
プリセット値に対応した税抜きプリセット値とを記憶登
録する登録手段と、プリセット給油に際し、前記設定手
段から税込みプリセット値が設定入力されたときは前記
設定手段の表示部に税込みプリセット値を表示させ、プ
リセット給油開始後プリセット給油終了時点までは前記
設定手段の表示部に税抜きプリセット値を点滅表示させ
る一方、プリセット給油途中には前記給油装置表示手段
に税抜き給油金額を表示させ、前記給油ノズルを前記ノ
ズル収納部へ戻したときは前記給油装置表示手段に税込
み給油金額と税抜き給油金額と税額とを点滅表示させる
制御手段とを具備する構成としたので、以下の効果を奏
する。 プリセット給油時において、給油装置の表示手段に
は、プリセット値の設定時点から給油作業開始及び給油
作業中を経て給油作業終了までの給油作業の各段階で表
示形態を変化させると共に、給油作業者が給油ノズルを
ノズル収納部へ戻した時点では、税込み給油金額と税抜
き給油金額と税額とを明確に表示することが可能とな
る。これにより、車両顧客は前記表示を目視すれば支払
い金額や税額を即座に確認することができ好適である。 また、設定手段の表示部には、給油ノズルをノズル
収納部から外した時点から給油終了時点まで税抜きプリ
セット値を表示するため、給油作業者は設定手段の表示
部に表示された税抜きプリセット値と給油装置の表示手
段に表示された税抜き給油金額との一致を目視すること
により、プリセット給油が終了したことを即座に確認す
ることができる。これにより、給油作業効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)は本考案の第1及び第2実施例に
給油装置表示部配設数/設定器配設数/制御系を除き共
通の給油装置の正面図及び側面図、第2図は第1及び第
2実施例に共通の設定器の正面図、第3図は第1実施例
の給油系統/制御系のブロック図、第4図(イ)、
(ロ)は第1実施例のデータテーブルの概念図、第5図
は第1実施例の操作フローチャート、第6図は第2実施
例の給油系統/制御系のブロック図、第7図は第2実施
例の操作フローチャートである。 1……給油装置、3A・3B……給油ノズル、4A・4B……ノ
ズル収納部、5A・5B……ノズルスイッチ(検出手段)、
6A・6B……給油装置表示部(給油装置表示手段)、7A・
7B……設定器(設定手段)、8〜12……ファンクション
キー(設定部)、14……設定器表示部(表示部)、19A
・19B……流量パルス発信器、20A・20B……制御部(制
御手段)、21・22……データテーブル(登録手段)、34
A・34B……流量パルス発信器、36A・36B……給油ノズ
ル、37……共通制御部、38A・38B……ノズルスイッチ、
39……設定器、40……給油装置表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油ノズルと、該給油ノズルを着脱可能に
    収納するノズル収納部と、該ノズル収納部に対する前記
    給油ノズルの着脱を検出する検出手段と、給油流量に対
    応した流量パルスを出力する流量パルス発信器とを具備
    してなり、プリセット給油に際しては設定入力された税
    込みプリセット値と対応した税抜きプリセット値相当分
    の給油を行うように構成した給油装置において、 給油装置本体に配設され、給油量,税込み給油金額,税
    抜き給油金額,税額等の給油データを表示する給油装置
    表示手段と、 給油装置本体に付設され、プリセット給油に対応した税
    込みプリセット値を設定入力するための設定部と、税込
    みプリセット値,税抜きプリセット値等のプリセットデ
    ータを表示する表示部とを備えた設定手段と、 税込みプリセット値と該税込みプリセット値に対応した
    税抜きプリセット値とを記憶登録する登録手段と、 プリセット給油に際し、前記設定手段から税込みプリセ
    ット値が設定入力されたときは前記設定手段の表示部に
    税込みプリセット値を表示させ、プリセット給油開始後
    プリセット給油終了時点までは前記設定手段の表示部に
    税抜きプリセット値を点滅表示させる一方、プリセット
    給油途中には前記給油装置表示手段に税抜き給油金額を
    表示させ、前記給油ノズルを前記ノズル収納部へ戻した
    ときは前記給油装置表示手段に税込み給油金額と税抜き
    給油金額と税額とを点滅表示させる制御手段と、 を具備することを特徴とする給油装置。
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