JP3762498B2 - 給油装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給油所等において使用され、例えば自動車の燃料タンク等へガソリンや軽油等の油液を給油する給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給油所等においては、ガソリンあるいは軽油等の油液を自動車の燃料タンクに給油するための給油装置が設置されている。
従来の給油装置では、給油所の作業員が顧客の要望を聞いて満タン給油あるいはプリセット給油の操作を行っていた。給油ノズルは吐出パイプ先端に設けられた液面検知用の空気導入孔が液面に閉塞されることにより自動閉弁動作する弁機構を内蔵しているため、満タン給油を行う場合、作業員は特別な設定操作せずに給油ノズルをノズル掛けから外して給油口に挿入した後、ノズルレバーを開弁位置に操作するだけであった。
【0003】
また、プリセット給油を行う場合には、装置本体に設けられたプリセットキーを操作して顧客が要望した給油量あるいは金額を入力してプリセット給油を設定する。このようにプリセット給油が設定された場合、流量計により計測された流量積算値がプリセットキーの操作により設定されたプリセット値に達した時点でポンプを停止させて給油ノズルへの送液を停止させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、運転者自身が給油を行うセルフ給油を行う場合、給油操作に慣れていない運転者が上記のように給油装置のノズル掛けから給油ノズルを外して給油操作をしなければならない。このように、セルフ給油を行う場合、給油所作業員による給油の場合と同じ操作方法で給油しなければならないので、例えば運転者がセルフでプリセット給油を行う際にプリセット値を入力するのを忘れて給油開始してしまい、運転者が希望する所定値以上に給油してしまう可能性があった。
【0005】
また、セルフで満タン給油を行っているときに給油ノズルが十分に給油口に挿入されていないと、給油中に給油ノズルが給油口から脱落するおそれがある。ところが、運転者が給油ノズルが外れたことに気付かない場合、給油口ら脱落した給油ノズルから油液が吐出され続けることになる。しかも、運転者が給油ノズルが外れたことに気付いてもどの様に対処すれば良いのか分からず、給油所作業員が来るまで給油ノズルが外れたままとなり、その間に油液が地面に吐出されるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は上記問題を解決した給油装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
上記請求項1の発明は、満タン給油を行う際に液面検知により自動閉弁する給油ノズルと、該給油ノズルに油液を送液する送液手段と、任意の給油量又は金額をプリセットする際に操作されるプリセット給油指示手段と、該プリセット給油指示手段により設定された給油量が給油されたとき前記送液手段による油液の供給を停止させる送液停止手段とを有する給油装置において、
前記満タン給油を設定する際に操作される満タンキーと、セルフ給油が行なわれる際に設定されるセルフ給油モード設定手段と、
給油所作業員による給油が行なわれる際に設定される作業員給油モード設定手段と、
前記セルフ給油モード設定手段によりセルフ給油モードが設定されている場合には、前記プリセットキーと満タンキーとの何れかのキーが操作されることによりプリセットあるいは満タンの何れかが設定されていることを条件に給油を許可し、前記作業員給油モード設定手段により作業員給油モードが設定されている場合には、前記給油ノズルを検出するノズルスイッチからの信号により給油を許可する給油許可手段と、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0008】
従って、請求項1によれば、満タン給油指示手段又はプリセット給油指示手段によりいずれかの給油モードが指示されたときに送液手段による給油を許可するため、操作者がセルフ給油か満タン給油かを認識することができ、例えばセルフ給油を行う場合にプリセット給油を行うつもりでプリセット値の入力操作を忘れて満タン給油の操作をしてしまうことを防止できる。
【0009】
また、請求項2の発明は、給油すべき油液の種類を設定する際に操作される油種選択キーを設け、
前記給油許可手段は、前記セルフ給油モード設定手段によりセルフ給油モードが設定されている場合には、前記プリセットキーと満タンキーとの何れかのキーが操作されることによりプリセットあるいは満タンの何れかが設定され、かつ、前記油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可し、前記作業員給油モード設定手段により作業員給油モードが設定されている場合には、前記給油ノズルを検出するノズルスイッチからの信号により給油を許可することを特徴とするものである。
【0010】
従って、請求項2によれば、請求項1の効果に加え、セルフ給油モードが設定されている場合には、油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可するため、操作者自身が油種を確認して給油操作することができ、セルフ給油モードで油種選択間違いをせずに済む。
【0011】
また、請求項3の発明は、満タン給油を行う際に液面検知により自動閉弁する給油ノズルと、
該給油ノズルに油液を送液する送液手段と、
給油すべき油液の種類を設定する際に操作される油種選択キーと、
前記セルフ給油モード設定手段によりセルフ給油モードが設定されている場合には、前記油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可し、前記作業員給油モード設定手段により作業員給油モードが設定されている場合には、前記給油ノズルを検出するノズルスイッチからの信号により給油を許可する給油許可手段と、
ことを特徴とするものである。
【0012】
従って、請求項3によれば、セルフ給油モードが設定されている場合には、油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可するため、操作者自身が油種を確認して給油操作することができ、セルフ給油モードで油種選択間違いをせずに済む。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる給油装置の一実施例の正面図、図2は給油装置の側面図である。
【0014】
給油装置1は、地上設置型給油装置と懸垂式給油装置とを組み合わせたものであり、給油所のアイランド2上に設置された装置本体3と、装置本体3の上部に設けられた支柱4と、支柱4の上端に設けられたホース支持部5とよりなる。装置本体3は、上部に給油量及び金額等の数値を表示する表示器7などが設けられている。
【0015】
また、装置本体3は正面3a及び背面3bに3個のノズル掛け8が設けられており、各ノズル掛け8には給油経路9の先端に接続された給油ノズル10が掛けられている。3本の給油経路9は、夫々異なる油種の送液管路(図示せず)に連通されており、例えば各給油ノズル10で給油可能な油種が左からハイオクガソリン、レギュラーガソリン、軽油といった具合に決められている。
【0016】
装置本体3の正面3a及び背面3bには、セルフ給油を行う場合に操作される操作パネル11と給油操作を指示するための給油操作ガイダンスパネル12が配設されている。操作パネル11は、後述するように油種、給油量(満タン給油あるいはプリセット給油の指定)を指定するための各種キーが表示される液晶タッチパネルよりなる。
【0017】
また、装置本体3の左側面3cには、運転者自身が給油操作を行うセルフ給油モードあるいは給油所作業員が給油操作を行う作業員給油モードを指定するための給油操作モード指定スイッチ13が配設されている。この給油操作モード指定スイッチ13は、トグルスイッチよりなり、スイッチレバーの操作位置によりセルフ給油モードあるいは作業員給油モードを指定することができる。
【0018】
そのため、本実施例の給油操作モード指定スイッチ13は、セルフ給油モード設定手段と作業員給油モード設定手段とを兼ねている。また、給油操作モード指定スイッチ13は、給油所作業員が操作するものであり、顧客が勝手に操作しないように目立たない位置に設けられている。
【0019】
また、給油操作モード指定スイッチ13によりセルフ給油モードが設定されたとき、あるいは作業員給油モードが設定されて給油ノズル10を検出するノズルスイッチ8aからの信号により給油を許可するため、給油所の作業員以外の者が間違って作業員給油モードを設定してしまうことを防止でき、操作者自身がセルフ給油モードで満タン給油又はプリセット給油であることを確認して給油操作するので誤操作を防止できる。
【0020】
さらに、給油操作モード指定スイッチ13によりモード指定が可能であるため、例えば日中は作業員による給油を行ない、夜間はセルフ給油にするというような給油所の都合に対応することができる。
図3は操作パネル11の表示例を拡大して示す正面図である。
【0021】
操作パネル11は、セルフ給油の場合のみ操作されるものであり、上から「1.御希望の油種を選択してください」「2.給油量を選択ください」「3.ノズルをはずしてください」といった操作手順が表示されている。そのため、セルフ給油で運転者自身が給油操作する場合には、操作パネル11に表示された手順で操作すれば良いので、セルフ給油に慣れていない運転者でも容易に給油操作が行えるようになっている。
【0022】
そして、操作パネル11は、セルフ給油する際にレギュラー、ハイオク、軽油等の油種を選択する油種選択キー16と、満タン給油を行う場合に操作される満タンキー17と、プリセット給油を行う場合に操作されるプリセットキー18とを有する。尚、本実施例では、油種選択キー16としては、レギュラー指定キー16a,ハイオク指定キー16b,軽油指定キー16cが設けられている。また、プリセットキー18としては、金額設定用の1000円キー18a,2000円キー18b,3000円キー18cと、給油量設定用の10リットルキー18d,20リットルキー18e,30リットルキー18fとが設けられている。
【0023】
図4は給油経路9及び制御系の構成を示すブロック図である。
給油経路9は、給油ノズル10と、給油ノズル10に接続された給油ホース19と、給油ホース19に連通された給液管路20と、給液管路20に配設された流量計21、ポンプ22とよりなる。
【0024】
23は制御装置で、上記給油操作モード指定スイッチ13、操作パネル11の油種選択キー16、満タンキー17、プリセットキー18、表示器7、ノズル掛け8のノズルスイッチ8a、流量計21のパルス発信器21a,ポンプ22のポンプモータ22aが接続されている。
【0025】
また、制御装置23のメモリ24には、操作パネル11の操作により満タン給油又はプリセット給油のいずれかの給油モードが指示されたときに給油を許可する制御プログラム(給油許可手段)と、給油操作モード指定スイッチ13の操作によりセルフ給油モードが設定されたとき、あるいは作業員給油モードが設定されて給油ノズル10を検出するノズルスイッチ8aからの信号により給油を許可する制御プログラム(給油許可手段)と、セルフ給油モードが設定された状態で満タン給油モードが設定されたときは、給油可能な給油量上限値を設定する制御プログラム(給油量上限値設定手段)とが格納されている。
【0026】
給油操作者は、後述するようにセルフ給油モード又は作業員給油モードの設定、及び満タン給油又はプリセット給油のいずれかの給油モードを指示した後、給油ノズル10をノズル掛け8から外して吐出パイプ10aを燃料タンク25の給油口25aに挿入する。
【0027】
給油のため給油ノズル10がノズル掛け8から外されると、ノズル掛け8に設けられたノズルスイッチ8aがオフになり、これにより制御装置23はポンプモータ22aを起動させて地下タンク(図示せず)に貯蔵された油液を給液管路20を介して汲み上げる。
【0028】
そして、給油ノズル10のノズルレバー10bが操作され、内蔵された弁が開弁されると、ポンプ22により汲み上げられた油液が給液管路20、給油ホース19、給油ノズル10を介して燃料タンク25に供給される。このように給油が開始された後、給油ノズル10のノズルレバー10bはレバーフックに係止されて開弁操作状態に保持される。
【0029】
給油ノズル10は、ベンチュリ効果、即ち油液の流速によって負圧を生じさせる負圧発生部を有し、この負圧発生部で生じた負圧によりダイヤフラムを変位させて弁機構を閉弁動作させるようになっている。給油ノズル10は、ノズルレバー10bを開弁位置に掛止させることができるので、操作者がノズルレバー10bから手を離しても給油を継続させることができる。
【0030】
また、給油ノズル10は、燃料タンク25の給油口25aに挿入される吐出パイプ10aの先端に給油口25aの液上昇を検出するための空気導入口(図示せず)が設けられており、負圧発生部で生じた負圧により空気導入口から空気が吸引される。そして、満タン給油を行う場合、給油ノズル10は、空気導入口が液面により閉塞されると、空気導入口からの空気吸引が停止し、代わりにダイヤフラム室の空気が吸引されてダイヤフラムが開弁していた弁機構の係止を解除して閉弁動作させるようになっている。
【0031】
また、プリセット給油を行う場合、制御装置23は、流量計21のパルス発信器21aから出力された流量パルスを積算しており、流量積算値がプリセットキー18により設定された流量値に達したときポンプモータ22aを停止させる。ここで、制御装置23が満タン給油時に実行する処理につき図5のフローチャートを参照して説明する。
【0032】
制御装置23はステップS1(以下「ステップ」を省略する)において、電源がオンに操作されるとS2に進み、セルフ給油モードが指定された否かを確認する。従って、給油操作モード指定スイッチ13がセルフ給油モード側に操作されているときは、S3に進み、満タンキー17がオンに操作された否かを確認する。また、S3で満タンキー17がオフであるときは、S4に進み、プリセットキー18(18a〜18f)がオンに操作された否かを確認する。
【0033】
そして、プリセットキー18(18a〜18f)が操作されないときは、S3に戻り、S3,S4に処理を繰り返す。このように、セルフ給油モードで満タン給油を行う場合には、操作パネル11の満タンキー17が操作され、セルフ給油モードでプリセット給油を行う場合には、操作パネル11のプリセットキー18が操作されるため、給油操作者自身が満タン給油を行うことを認識することができ、例えばセルフ給油を行う場合にプリセット給油を行うつもりでプリセット値の入力操作を忘れて満タン給油の操作をしてしまうことを防止できる。
【0034】
ここで、満タンキー17がオンに操作されたときは、S3からS5に進み、満タン給油モードが設定されると共に給油可能な給油量上限値(例えば35〜40リットル程度)を設定する。これは、給油量上限値に達した時点で給油を停止させることにより、給油操作者が給油ノズル10から離れた場所にいて給油ノズル10が給油口25aから外れたことに気付かない場合、給油量上限値以上に油液が地面に吐出されることを防止できる。
【0035】
次のS6では、油種選択キー16(16a〜16c)のうちオンに操作された油種を給油油種として設定する。続いて、S7でノズル掛け8のノズルスイッチ8aがオフになったかどうかをチェックする。
S7において、給油ノズル10がノズル掛け8から外されてノズルスイッチ8aがオフになると、S8に進み、ポンプモータ22aを起動させて地下タンク(図示せず)に貯蔵された油液を汲み上げて給液管路20へ送液する。
【0036】
そして、給油操作者が給油ノズル10のノズルレバー10bを開弁方向に操作して内蔵された弁が開弁されると、ポンプ22により汲み上げられた油液が給液管路20、給油ホース19、給油ノズル10を介して燃料タンク25に供給される。
【0037】
次のS9では、流量計21により給油された流量が計測され、その流量積算値を表示器7に表示させる。そして、S10では、S9で積算された流量がS5で設定された給油量上限値に達したか否かを判定する。
S10において、積算された流量が給油量上限値以下であるときは、S11に進み、給油ノズル10がノズル掛け8に戻されてノズルスイッチ8aがオンになったかどうかをチェックする。
【0038】
S11でノズルスイッチ8aがオンになったときは、満タン給油が終了して給油ノズル10がノズル掛け8に戻されたため、S12に進み、ポンプモータ22aへの電源供給を止めてポンプ22を停止させる。
また、上記S10において、積算された流量が給油量上限値に達したときは、S11に移行してポンプ22を停止させる。これにより、例えば給油操作者が離れた場所にいて給油ノズル10が給油口25aから外れたことに気付かなくてもポンプ22が自動的に停止して油液が地面に吐出されることを防止できる。
【0039】
次のS13では、電源スイッチがオフに操作されたかどうかをチェックしており、電源スイッチがオンのときは、上記S2に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
また、上記S4において、プリセットキー18(18a〜18f)のいずれかがオンに操作されたときは、S14に移行して操作されたプリセットキー18に対応する流量をプリセット値として設定する。次のS15〜S18は、前述したS6〜S9と同じ処理なので、これらの説明は省略する。
【0040】
そして、S19では、S18で積算された流量がS14で設定されたプリセット値に達したか否かを判定する。S19において、積算された流量がプリセット値以下であるときは、S20に進み、給油ノズル10がノズル掛け8に戻されてノズルスイッチ8aがオンになったかどうかをチェックする。
【0041】
S20でノズルスイッチ8aがオンになったときは、プリセット給油を途中で終了させて給油ノズル10がノズル掛け8に戻されたため、S12に進み、ポンプモータ22aへの電源供給を止めてポンプ22を停止させる。
また、上記S19において、積算された流量がプリセット値に達したときは、S12に移行してポンプ22を停止させる。これにより、プリセット給油が終了する。
【0042】
上記S2において、給油操作モード指定スイッチ13が給油所作業員給油モード側に操作されているときは、S21に移行してプリセットキー18(18a〜18f)のいずれかがオンに操作されたか否かをチェックする。S21でプリセットキー18(18a〜18f)のいずれかがオンに操作されたときはS22に移行して操作されたプリセットキー18に対応する流量をプリセット値として設定する。この場合、通常のプリセット給油と同じ操作が行われる。そして、セルフ給油モードのプリセット給油の場合と同様に前述したS16以降の処理を実行する。
【0043】
また、上記S21において、プリセットキー18(18a〜18f)が操作されないときは、給油所作業員による満タン給油を行うため、S23に移行する。この場合、通常の満タン給油と同じ操作が行われる。次のS23〜S25は、前述したS7〜S9と同じ処理なので、これらの説明は省略する。
【0044】
そして、S26では、給油ノズル10がノズル掛け8に戻されてノズルスイッチ8aがオンになったかどうかをチェックする。
S20でノズルスイッチ8aがオンになったときは、満タン給油が終了したため、S12に移行してポンプ22を停止させる。これにより、給油所作業員による満タン給油が終了する。
【0045】
尚、上記実施例では、自動車の燃料タンクに給油する給油装置を一例として挙げたが、これに限らず、他のタンクに油液を給油する構成の給油装置にも適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、セルフ給油モードと作業員給油モードとを指定するためには給油操作モード指定スイッチ13を設けたが、これに限らず、操作パネル11にファンクションキーを設け、操作パネル11上で指定できるようにしても良い。
【0046】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1によれば、満タン給油指示手段又はプリセット給油指示手段によりいずれかの給油モードが指示されたときに送液手段による給油を許可するため、操作者がセルフ給油か満タン給油かを認識することができ、例えばセルフ給油を行う場合にプリセット給油を行うつもりでプリセット値の入力操作を忘れて満タン給油の操作をしてしまうことを防止できる。
【0047】
請求項2によれば、セルフ給油モードが設定されている場合には、プリセットキーと満タンキーとの何れかのキーが操作されることによりプリセットあるいは満タンの何れかが設定され、かつ、油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可するため、請求項 1 の効果に加え、操作者自身が油種を確認して給油操作することができ、セルフ給油モードで油種選択間違いをせずに済む。
【0048】
従って、請求項3によれば、セルフ給油モードが設定されている場合には、油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可するため、操作者自身が油種を確認して給油操作することができ、セルフ給油モードで油種選択間違いをせずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例の概略構成を示す構成図である。
【図2】給油装置の左側面図である。
【図3】操作パネルを拡大して示す正面図である。
【図4】給油経路及び制御系の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の制御装置が実行する給油制御処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 給油装置
3 装置本体
4 支柱
5 ホース支持部
7 表示器
8 ノズル掛け
9 給油経路
10 給油ノズル
11 操作パネル
13 給油操作モード指定スイッチ
16 油種選択キー
17 満タンキー
18 プリセットキー
19 給油ホース
20 給液管路
21 流量計
22 ポンプ
23 制御装置
24 メモリ

Claims (3)

  1. 満タン給油を行う際に液面検知により自動閉弁する給油ノズルと、該給油ノズルに油液を送液する送液手段と、任意の給油量又は金額をプリセットする際に操作されるプリセット給油指示手段と、該プリセット給油指示手段により設定された給油量が給油されたとき前記送液手段による油液の供給を停止させる送液停止手段とを有する給油装置において、
    前記満タン給油を設定する際に操作される満タンキーと、
    セルフ給油が行なわれる際に設定されるセルフ給油モード設定手段と、
    給油所作業員による給油が行なわれる際に設定される作業員給油モード設定手段と、
    前記セルフ給油モード設定手段によりセルフ給油モードが設定されている場合には、前記プリセットキーと満タンキーとの何れかのキーが操作されることによりプリセットあるいは満タンの何れかが設定されていることを条件に給油を許可し、前記作業員給油モード設定手段により作業員給油モードが設定されている場合には、前記給油ノズルを検出するノズルスイッチからの信号により給油を許可する給油許可手段と、
    を備えてなることを特徴とする給油装置。
  2. 給油すべき油液の種類を設定する際に操作される油種選択キーを設け、
    前記給油許可手段は、前記セルフ給油モード設定手段によりセルフ給油モードが設定されている場合には、前記プリセットキーと満タンキーとの何れかのキーが操作されることによりプリセットあるいは満タンの何れかが設定され、かつ、前記油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可し、前記作業員給油モード設定手段により作業員給油モードが設定されている場合には、前記給油ノズルを検出するノズルスイッチからの信号により給油を許可することを特徴とする請求項1に記載の給油装置。
  3. 満タン給油を行う際に液面検知により自動閉弁する給油ノズルと、
    該給油ノズルに油液を送液する送液手段と、
    給油すべき油液の種類を設定する際に操作される油種選択キーと、
    前記セルフ給油モード設定手段によりセルフ給油モードが設定されている場合には、前記油種選択キーが選択されて油種が設定されていることを条件に給油を許可し、前記作業員給油モード設定手段により作業員給油モードが設定されている場合には、前記給油ノズルを検出するノズルスイッチからの信号により給油を許可する給油許可手段と、
    ことを特徴とする給油装置。
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