JP4067190B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4067190B2
JP4067190B2 JP21815698A JP21815698A JP4067190B2 JP 4067190 B2 JP4067190 B2 JP 4067190B2 JP 21815698 A JP21815698 A JP 21815698A JP 21815698 A JP21815698 A JP 21815698A JP 4067190 B2 JP4067190 B2 JP 4067190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil supply
nozzle
hose
oil
storage position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21815698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000043996A (ja
Inventor
繁 阿部
光晴 与安
Original Assignee
トキコテクノ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トキコテクノ株式会社 filed Critical トキコテクノ株式会社
Priority to JP21815698A priority Critical patent/JP4067190B2/ja
Publication of JP2000043996A publication Critical patent/JP2000043996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4067190B2 publication Critical patent/JP4067190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給油ホースが高所に設けられたホース支持部から吊下されるワイヤに支持されるよう構成された給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給油所等においては、ガソリンあるいは軽油等の油液を自動車の燃料タンクに給油するための給油装置が設置されている。
この種の給油装置では、給油口が車両の反対側にある場合でも給油可能となるように給油ホースを延長して給油可能範囲を広げている。このように給油ホースが延長されると、給油操作時に給油ホースが弛んで地面に接触しやくなる。
【0003】
そのため、給油装置には、給油ホースを高所で支持するホース支持部と、ホース支持部より吊下されて給油ホースに係合されたワイヤと、ワイヤに張力を付与する張力付与機構とからなるリトラクタ機構が設けられている。
このリトラクタ機構では、離れた給油口に給油する場合に給油ホースを引き出すと、給油ホースに係合されたワイヤもリールから引き出され、常に給油ホースの中間部分がワイヤに支持されて給油ホースが地面に接触することを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなリトラクタ機構を有する給油装置では、給油終了後に給油ノズルをノズル掛けに戻した後、リトラクタ機構に支持された給油ホースを所定の収納位置に戻すのを忘れることがあり、その場合給油ホース及びワイヤが弛んだままとなって給油終了した自動車に引っ掛かったりするおそれがある。また、次に給油を行う自動車が進入してきたときに給油ホース又はワイヤが自動車に引っ掛かるおそれがある。
【0005】
さらに、セルフサービス給油を行う場合には、運転者自身が給油操作を行うため、運転者がリトラクタ機構のあることを認識していないと、給油終了後に給油ホースを所定の収納位置に戻すのを忘れてしまう可能性が高い。
そこで、本発明は上記問題を解決した給油装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、給油ホースの先端に接続された給油ノズルと、該給油ノズルに油液を送液する送液手段と、前記給油ホースを高所で支持するホース支持部と、前記給油ノズルの不使用時に当該ノズルが掛けられるノズル掛けと、前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられていることを検出するノズルスイッチと、前記給油ホースの途中部分を保持するリトラクタ機構と、を有する給油装置において、
前記給油ホースの途中部分が前記ホース支持部近傍の収納位置に位置していることを検出して検出信号を出力する検出手段と、
前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられていることを前記ノズルスイッチが検出している際に、前記検出手段から検出信号が出力されていない場合に報知手段を作動させる報知制御手段と、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0007】
従って、請求項1記載の発明によれば、給油ノズルがノズル掛けに掛けられていることをノズルスイッチが検出しているにも拘わらず、給油ホースの途中部分がホース支持部近傍の収納位置に位置していることが検出されない場合に給油ホースを収納位置に復帰させることを報知するため、給油ホースを収納位置に確実に戻すことができ、弛んだ状態の給油ホース自動車に引っ掛かることを防止できる。
また、上記請求項2記載の発明は、請求項1に記載の給油装置において、
前記報知制御手段は、前記ノズルスイッチの検出結果に基づき前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられていない状態から前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられた状態になったことが検出された際に、前記検出手段から検出信号が出力されていない場合に前記報知手段を作動させることを特徴とするものである。
従って、請求項2記載の発明によれば、給油終了後に給油ノズルのノズル掛けに戻したけれども給油ホースを収納位置に戻すのを忘れた場合でも給油ホースを収納位置に戻すことを報知手段により報知して給油ホースが弛んだ状態で放置されることを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる給油装置の一実施例の正面図である。また、図2は給油装置の側面図である。
図1及び図2に示されるように、給油装置1は、地上設置型給油装置と懸垂式給油装置とを組み合わせたものであり、給油所のアイランド2上に設置された装置本体3と、装置本体3の上部に設けられた支柱4と、支柱4の上端に設けられたホース支持部5とよりなる。
【0009】
ホース支持部5には、給油ホース9の中間部分を吊下状態で支持するリトラクタ機構6が設けられている。また、装置本体3は、上部に給油量及び金額等の数値を表示する表示器7などが設けられている。
また、装置本体3は正面3a及び背面3bに3個のノズル掛け8が設けられており、各ノズル掛け8には給油ホース9の先端に接続された給油ノズル10が掛けられている。3本の給油ホース9は、夫々異なる油種の送液管路(図示せず)に連通されており、例えば各給油ノズル10で給油可能な油種が左からハイオクガソリン、レギュラーガソリン、軽油といった具合に決められている。
【0010】
また、給油ホース9は、リトラクタ機構6から引き出されたワイヤ13により支持されている。
装置本体3の正面3a及び背面3bには、セルフ給油を行う場合に操作される操作パネル11と給油操作を指示するための給油操作ガイダンスパネル12が配設されている。操作パネル11は、後述するように油種、給油量(満タン給油あるいはプリセット給油の指定)を指定するための各種キーが表示される液晶タッチパネルよりなる。
【0011】
また、装置本体3の正面3a及び背面3bには、給油終了後、給油ホース9を収納位置に戻すことを忘れた場合に給油操作者に給油ホース9を戻すように指示するメッセージを発声するためのスピーカ14が設けられている。
図3は給油経路及び制御系の構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、給油経路19は、給油ノズル10と、給油ノズル10に接続された給油ホース9と、給油ホース9に連通された給液管路20と、給液管路20に配設された流量計21、ポンプ22とよりなる。
【0012】
図4は給油ホースが収納位置に戻されたことを検出する検出手段を示す斜視図である。
図4及び図3に示されるように、給油ホース9を支持するリトラクタ機構6は、ワイヤ13が巻回されたリール15を有し、リール15の内部にはワイヤ13に所定の張力(テンション)を付与する張力付与機構(図示せず)が内蔵されている。また、ワイヤ13の先端は、給油ホース9に係合されたリング状の係合部材17に連結されている。そして、ワイヤ13の装架位置には、給油ホース9が収納位置に復帰されたことをワイヤ13の復帰位置から検出するフォトセンサ(検出手段)16が設けられている。
【0013】
フォトセンサ16は、発光素子16aと、発光素子16aからの光を受光する受光素子16bとからなる。給油ホース9が収納位置に復帰された場合、ワイヤ13が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在して光を遮断するため、給油ホース9が収納位置に復帰されたことを検出できる。このように、フォトセンサ16は、給油ノズル10の位置に応じて給油作業の終了を検出する給油終了検出手段として機能する。
【0014】
また、給油ホース9が収納位置に復帰していない場合、ワイヤ13が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在しないため、光が受光素子16bで受光されて給油ホース9が収納位置に復帰していないことを検出できる。従って、フォトセンサ16は、給油ホース10の途中部分がホース支持部5近傍の収納位置に支持された状態を検出して検出信号を出力する検出手段としても機能する。
【0015】
図3に示されるように、23は制御装置で、上記操作パネル11、表示器7、ノズル掛け8のノズルスイッチ8a、フォトセンサ16、流量計21のパルス発信器21a、ポンプ22のポンプモータ22a等が接続されている。
また、制御装置23のメモリ24には、操作パネル11の操作により満タン給油又はプリセット給油のいずれかの給油モードが指示されたときに給油を許可する給油制御プログラムと、給油終了後フォトセンサ16からの検出信号により給油ホース9が収納位置に復帰していないことが検出された場合、給油ホースを収納位置に戻すように指示するスピーカ14(報知手段)を作動させる報知制御手段としての報知制御プログラムとが格納されている。
【0016】
給油操作者は、満タン給油又はプリセット給油のいずれかの給油モードを指示した後、給油ノズル10をノズル掛け8から外して吐出パイプ10aを燃料タンク25の給油口25aに挿入する。
給油のため給油ノズル10がノズル掛け8から外されると、ノズル掛け8に設けられたノズルスイッチ8aがオフになり、これにより制御装置23はポンプモータ22aを起動させて地下タンク(図示せず)に貯蔵された油液を給液管路20を介して汲み上げる。
【0017】
そして、給油ノズル10のノズルレバー10bが操作され、内蔵された弁が開弁されると、ポンプ22により汲み上げられた油液が給液管路20、給油ホース19、給油ノズル10を介して燃料タンク25に供給される。満タン給油を行う場合、このように給油が開始された後、給油ノズル10のノズルレバー10bはレバーフックに係止されて開弁操作状態に保持される。
【0018】
給油ノズル10は、ベンチュリ効果、即ち油液の流速によって負圧を生じさせる負圧発生部を有し、この負圧発生部で生じた負圧によりダイヤフラムを変位させて弁機構を閉弁動作させるようになっている。給油ノズル10は、ノズルレバー10bを開弁位置に掛止させることができるので、操作者がノズルレバー10bから手を離しても給油を継続させることができる。
【0019】
また、給油ノズル10は、燃料タンク25の給油口25aに挿入される吐出パイプ10aの先端に給油口25aの液上昇を検出するための空気導入口(図示せず)が設けられており、負圧発生部で生じた負圧により空気導入口から空気が吸引される。そして、満タン給油を行う場合、給油ノズル10は、空気導入口が液面により閉塞されると、空気導入口からの空気吸引が停止し、代わりにダイヤフラム室の空気が吸引されてダイヤフラムが開弁していた弁機構の係止を解除して閉弁動作させるようになっている。
【0020】
また、プリセット給油を行う場合、制御装置23は、流量計21のパルス発信器21aから出力された流量パルスを積算しており、流量積算値がプリセットキー18により設定された流量値に達したときポンプモータ22aを停止させる。
ここで、制御装置23が給油時に実行する処理につき図5のフローチャートを参照して説明する。
【0021】
図5中、制御装置23はステップS1(以下「ステップ」を省略する)において、給油ノズル10がノズル掛け8から外されてノズルスイッチ8aがオフになると、S2に進み、ポンプモータ22aを起動させて地下タンク(図示せず)に貯蔵された油液を汲み上げて給液管路20へ送液する。
次のS3では、給油処理を実行する。すなわち、給油操作者が給油ノズル10のノズルレバー10bを開弁方向に操作して内蔵された弁が開弁されると、ポンプ22により汲み上げられた油液が給液管路20、給油ホース19、給油ノズル10を介して燃料タンク25に給油される。さらに、流量計21により給油された流量が計測され、その流量積算値を表示器7に表示させる。
【0022】
次のS4では、給油ノズル10がノズル掛け8に戻されてノズルスイッチ8aがオンになったかどうかをチェックする。S4において、ノズルスイッチ8aがオンになったときは、給油が終了して給油ノズル10がノズル掛け8に戻されたため、S5に進み、ポンプモータ22aへの電源供給を止めてポンプ22を停止させる。
【0023】
次のS6では、フォトセンサ16からの検出信号がオンであるかどうかをチェックする。S6において、給油ホース9が収納位置に復帰された場合、ワイヤ13が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在して光を遮断するため、フォトセンサ16からの検出信号がオフであるときは、給油ホース9が収納位置に復帰されたこと検出できる。
【0024】
よって、次のS7では、伝票を発行させて今回の給油処理を終了させる。
また、上記S6において、フォトセンサ16からの検出信号がオンであるときは、ワイヤ13が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在しないため、光が受光素子16bで受光される。そのため、フォトセンサ16からの検出信号がオンであるときは、給油ホース9が収納位置に復帰していないことを検出できる。
【0025】
この場合、S8に進み、スピーカ14から例えば「給油ホースを元の位置にお戻し下さい」といったようなメッセージを発声させる。これにより、給油操作者は、給油ホース9を収納位置に戻していないことに気付いて給油ホース9を収納位置に戻す作業を行う。
これにより、給油ホース9が給油状態からホース支持部5の近傍まで上昇した収納位置に復帰され、給油ホース9を支持するワイヤ13もリール15に巻き戻される。その結果、ワイヤ13が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在して光を遮断するため、フォトセンサ16からの検出信号がオフとなり、給油ホース9が収納位置に復帰されたことを検出できる。
【0026】
そして、S9では、タイマのカウント値をゼロにセットする。
次のS10では、フォトセンサ16からの検出信号がオンであるかどうかをチェックする。S10において、フォトセンサ16からの検出信号がオフであるときは、給油ホース9が収納位置に復帰されているため、上記S5に移行して伝票を発行させると共に、ポンプモータ22aへの電源供給を止めてポンプ22を停止させる。
【0027】
また、上記S10において、フォトセンサ16からの検出信号がオンであるときは、給油ホース9が収納位置に戻されていないため、S11に進む。S11では、タイマのカウント値が30秒に達したかどうかをチェックしており、タイマのカウント値が30秒に達するまでS10,S11の処理を繰り返す。この間に給油ホース9が収納位置に戻されると、上記S7に移行して伝票を発行させて今回の給油処理を終了させる。
【0028】
しかし、上記S11において、タイマのカウント値が30秒に達してしまったときは、S8に戻り、再度スピーカ14から「給油ホースを元の位置にお戻し下さい」といったようなメッセージを発声させる。そして、上記S8〜S11の処理を繰り返す。すなわち、給油ホース9が収納位置に戻されるまで、上記S8〜S11の処理が実行される。
【0029】
このように、給油操作者が給油ホース9を収納位置に戻すのを忘れた場合には、スピーカ14から「給油ホースを元の位置にお戻し下さい」といったようなメッセージが発声されるので、給油ホース9の戻し忘れを確実に防止できる。そのため、給油終了後、給油ホース9が収納位置に戻されず、弛んだ状態の給油ホース9又はワイヤ13に自動車が接触することを防止でき、給油操作時の安全性を確保することができる。
【0030】
また、上記実施の形態では、スピーカ14からのメッセージにより給油ホース9を収納位置に戻すのを忘れていることを報知するものとしたが、報知手段としてはこれに限らず、例えば液晶パネルなどに給油ホース9が収納位置に戻されていないことを表示するようにしても良いし、あるいはパトライト等を点滅させて報知するようにしても良い。
【0031】
ここで、給油ホース9が収納位置に戻されたことを検出する検出手段の変形例について説明する。
図6は検出手段の変形例1の構成を示す斜視図である。
図6に示されるように、変形例1の検出手段は、ワイヤ13が連結された係合部材17に板状の被検出部材31を設け、この被検出部材31が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在する構成とされている。
【0032】
そのため、給油ホース9が収納位置に戻されると、係合部材17に設けられた被検出部材31が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在してフォトセンサ16からの検出信号をオフにする。
この場合、被検出部材31は、ワイヤ13よりも面積が大きいので、フォトセンサ16が検出しやくなっており、その分フォトセンサ16の取付位置精度を比較的ラフに設定することができる。
【0033】
図7は検出手段の変形例2の構成を示す斜視図である。
図7に示されるように、変形例2の検出手段は、給油ホース9自体が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在する構成とされている。
そのため、給油ホース9が収納位置に戻されると、給油ホース9が発光素子16aと受光素子16bとの間に介在してフォトセンサ16からの検出信号をオフにする。この場合、フォトセンサ16によりワイヤ13よりも大径な給油ホース9が直接検出されるため、給油ホース9の上昇位置が所定の収納位置からずれていても検出することができる。
【0034】
図8は検出手段の変形例3の構成を示す斜視図である。
図8に示されるように、変形例3の検出手段は、ワイヤ13が連結された係合部材17に板状の被検出部材31を設け、この被検出部材31がマイクロスイッチ32を閉成させることにより検出信号がオンとなるように構成されている。
そのため、給油ホース9が収納位置に戻されると、係合部材17に設けられた被検出部材31がマイクロスイッチ32に当接して検出信号をオンにする。この場合、フォトセンサ16よりも安価なマイクロスイッチ32を使用してコストを安価に抑えることができる。
【0035】
図9(A)は給油ホース9が収納位置に戻された状態の変形例4の構成を示す図であり、図9(B)は給油ホース9が給油位置に引き出された状態の変形例4の構成を示す図である。
図9(A)に示されるように、リール15の外周には突起33が設けられており、給油ホース9が収納位置に戻されるとリール15がA方向に回動して突起33がリミットスイッチ34に当接する。そのため、給油ホース9が収納位置にあるときは、リミットスイッチ34がオン状態に保持される。
【0036】
図9(B)に示されるように、給油ホース9が給油位置に引き出されると、リール15がB方向に回動して突起33がリミットスイッチ34から離間してリミットスイッチ34を開成させる。また、給油ホース9が給油位置にあるときは、リミットスイッチ34がオフ状態に保持される。
そのため、リミットスイッチ34のオン・オフにより給油ホース9が収納位置か給油位置のいずれにあるのかを検出することができる。
【0037】
また、リミットスイッチ34の代わりにフォトセンサを用いて突起33の回動位置を検出するようにしても良い。
尚、上記実施例では、自動車の燃料タンクに給油する給油装置を一例として挙げたが、これに限らず、他のタンクに油液を給油する構成の給油装置にも適用できるのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、給油ノズルがノズル掛けに掛けられていることをノズルスイッチが検出しているにも拘わらず、給油ホースの途中部分がホース支持部近傍の収納位置に位置していることが検出されない場合に給油ホースを収納位置に復帰させることを報知するため、給油ホースを収納位置に確実に戻すことができ、弛んだ状態の給油ホース自動車に引っ掛かることを防止できる。そのため、給油終了後、給油ホースが収納位置に戻されず、弛んだ状態の給油ホース自動車が接触することを防止でき、給油操作時の安全性を確保することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、給油終了後に給油ノズルのノズル掛けに戻したが給油ホースを収納位置に戻すのを忘れた場合でも給油ホースを収納位置に戻すことを報知手段により報知して給油ホースが弛んだ状態で放置されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例の概略構成を示す構成図である。
【図2】給油装置の左側面図である。
【図3】給油経路及び制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】給油ホースが収納位置に戻されたことを検出する検出手段を示す斜視図である。
【図5】本発明の制御装置が実行する給油制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】検出手段の変形例1の構成を示す斜視図である。
【図7】検出手段の変形例2の構成を示す斜視図である。
【図8】検出手段の変形例3の構成を示す斜視図である。
【図9】給油ホース9が収納位置又は給油位置に引き出された状態の変形例4の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 給油装置
3 装置本体
4 支柱
5 ホース支持部
6 リトラクタ機構
7 表示器
8 ノズル掛け
9 給油ホース
10 給油ノズル
11 操作パネル
13 ワイヤ
14 スピーカ
15 リール
16 フォトセンサ
16a 発光素子
16b 受光素子
17 係合部材
21 流量計
23 制御装置
31 被検出部材
32 マイクロスイッチ
33 突起
34 リミットスイッチ

Claims (2)

  1. 給油ホースの先端に接続された給油ノズルと、該給油ノズルに油液を送液する送液手段と、前記給油ホースを高所で支持するホース支持部と、前記給油ノズルの不使用時に当該ノズルが掛けられるノズル掛けと、前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられていることを検出するノズルスイッチと、前記給油ホースの途中部分を保持するリトラクタ機構と、を有する給油装置において、
    前記給油ホースの途中部分が前記ホース支持部近傍の収納位置に位置していることを検出して検出信号を出力する検出手段と、
    前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられていることを前記ノズルスイッチが検出している際に、前記検出手段から検出信号が出力されていない場合に報知手段を作動させる報知制御手段と、
    を備えてなることを特徴とする給油装置。
  2. 請求項1に記載の給油装置において、
    前記報知制御手段は、前記ノズルスイッチの検出結果に基づき前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられていない状態から前記給油ノズルが前記ノズル掛けに掛けられた状態になったことが検出された際に、前記検出手段から検出信号が出力されていない場合に前記報知手段を作動させることを特徴とする給油装置。
JP21815698A 1998-07-31 1998-07-31 給油装置 Expired - Fee Related JP4067190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21815698A JP4067190B2 (ja) 1998-07-31 1998-07-31 給油装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21815698A JP4067190B2 (ja) 1998-07-31 1998-07-31 給油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000043996A JP2000043996A (ja) 2000-02-15
JP4067190B2 true JP4067190B2 (ja) 2008-03-26

Family

ID=16715527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21815698A Expired - Fee Related JP4067190B2 (ja) 1998-07-31 1998-07-31 給油装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4067190B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000043996A (ja) 2000-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0441117Y2 (ja)
JP4067190B2 (ja) 給油装置
JP3762498B2 (ja) 給油装置
JP4198504B2 (ja) 燃料供給装置
JPH0551098A (ja) 給油システム
JPH0610036B2 (ja) 給油装置
JP3090178B2 (ja) 懸垂式給油装置
JPH1077098A (ja) 懸垂式給油装置
JP2544275B2 (ja) 給油装置
JP2931045B2 (ja) 油種判別機能を備えた給油装置
JP4418312B2 (ja) 燃料供給装置
JP2519859B2 (ja) 給油装置による貯留タンクの混油検出装置
JP4733559B2 (ja) 燃料供給装置
JPH0676198U (ja) 給油装置
JPH0615917Y2 (ja) 給油装置
JPH0487995A (ja) 油種判別機能付き給油装置
JP4187335B2 (ja) 給油装置
JP3387675B2 (ja) 給油装置
JP2596597B2 (ja) 給油装置
JP4199863B2 (ja) 給油装置
JP2578989Y2 (ja) 給油装置
JPH0723191B2 (ja) 給油装置
JPH09249299A (ja) 給油ノズル
JP2544312B2 (ja) 給油装置
JPH0741955B2 (ja) 給油装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees