JP2732655B2 - 給油所システム - Google Patents

給油所システム

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JP2732655B2
JP2732655B2 JP1067976A JP6797689A JP2732655B2 JP 2732655 B2 JP2732655 B2 JP 2732655B2 JP 1067976 A JP1067976 A JP 1067976A JP 6797689 A JP6797689 A JP 6797689A JP 2732655 B2 JP2732655 B2 JP 2732655B2
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    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/78Arrangements of storage tanks, reservoirs or pipe-lines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、油槽手段から同一油種の各タンクへの注油
作業時に、各タンクへ連通する注油配管に設けられた弁
を自動的に開閉制御することにより、各タンクへの注油
を適正に行うと共に、注油配管や注油ホース等への油の
残留を防止した給油所システムに関するものである。
[従来の技術及び課題] 従来、各油種の油(レギュラーガソリン/ハイオクガ
ソリン/軽油等)の内、同一油種の油を供給する計量機
を複数台設置すると共に、同一油種の油を貯留する地下
タンクを複数基設置した形態の給油所がある。
ところで、上記従来のこの種給油所においては次のよ
うな問題があった。
タンクローリ車から地下タンクへの注油作業時には大
量の油が注入されるため、タンク内の液面が急激に上昇
し該液面における波立ちが大きくなるが、このような現
象が発生すると、タンク内の液面レベレ計測用の液面計
の計測誤差が大となり、正確な液面計測が出来なくな
る。この結果、オーバーフィル(過剰注入)防止のため
に、タンク容量に対し必要以上のマージンを取って注油
作業を停止せねばならず、地下タンクの有効利用という
面で問題があった。
タンクローリ車から地下タンクへ油液を注油するため
の注油配管・注油口は、同一油種の地下タンクが複数あ
っても、各地下タンク毎に各々別個に設けた構造のた
め、注油作業時には注油の都度、各地下タンク毎に、注
油口とタンクローリ車の注油ホース先端部とのカップリ
ング/取外し作業を行う必要がある。このため、前記作
業が非常に煩雑であると共に、作業能率が極めて悪いと
いう問題があった。
そこで、例えば同一油種の地下タンクを共通の注油配
管で接続し、各地下タンクへ同時に注油作業を行う場
合、各地下タンクへの注油量が異なるため、共通注油配
管の各地下タンクへ連通する各分岐側へ弁を配設する必
要があるが、注油の進展に伴い液面計が地下タンクの所
定油量を検知し弁が閉弁すると、弁上流側の注油配管や
タンクローリ車注油ホース等に油が残留する虞れがあ
る。この結果、注油ホースを共通注油配管の注油口から
取外した際に残留油が漏洩したり、配管内の残留油によ
りベーパーが発生し危険であった。
地下タンクへの注油回数が多いと、タンクローリ車の
注油ホースと注油配管の注油口とのカップリングの操作
ミスが発生しやすくなるため、該操作ミスの発生に伴い
誤った油種を注油したりすると危険性が増大するととも
に、注油ホースを注油口から外したときの垂れ油が多く
なったり、オーバーフィルを引起こす等の問題があっ
た。
本発明は前記課題を解決するもので、油槽手段から同
一油種の各タンクへと注油作業時に、各タンクへ連通す
る注油配管に設けられた弁を自動的に開閉制御すること
により、各タンクへの注油を適正に行うと共に、注油配
管や注油ホース等への油の残留を防止した給油所システ
ムの提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、同一油種の油を
貯留する複数のタンクと、該各タンクの油量を測定する
油量測定手段と、一側が注油口となり他側が分岐して同
一油種の油を貯留する各タンク内へ各々連通して設けら
れて油流出口となり、油槽手段から油が供給される共通
の注油配管と、該共通の注油配管における前記各タンク
への油流出口の上流側に各々設けられた弁と、油槽手段
から注油を行う注油口,設定注油量を含む注油データ、
またはタンク,設定注油量を含む注油データを指定入力
するための操作手段と、該操作手段から指定入力された
設定注油量と前記油量測定手段による測定油量とに基づ
き、前記指定注油口を接続されたタンクまたは指定タン
クへの注油が可能か否かを判定する判定手段と、該判定
手段により注油可能と判定されたときは、前記指定注油
口へ連通する注油配管または指定タンクへ連通する注油
配管に設けられた全部の弁を同時に開弁し、油槽手段か
らの注油を可能とする第1の弁制御手段と、前記指定注
油口を接続されたタンクまたは指定タンクの内、前記油
量測定手段により測定された油槽手段からの注油量が前
記設定注油量へ達したタンクの順に、当該タンクへ連通
する注油配管に設けられた弁を閉弁することにより、注
油を停止する第2の弁制御手段とを具備することを特徴
とする。
[作用] 本発明によれば、注油可能と判定された場合は、第1
の弁制御手段が、指定注油口と接続されたタンクまたは
指定タンクへ連通する注油配管の全部の弁を同時に開弁
するため、油槽手段からの各タンクへの同時注油が可能
となる。注油の進展に伴い、第2の弁制御手段は、油槽
手段からの注油量が設定量へ達したタンクの順に、該当
タンクへ連通する注油配管の弁を閉弁する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の給油所システムのブロック図であ
り、給油所建屋1内には屋内制御部2、液面計3、コン
プレッサ4が配設されている。該給油所には同一油種の
油を供給するNO.1の計量機5、…NO.nの計量機6と、外
部操作機7が配設されると共に、各計量機5、6の近傍
には注油ピット8、9が配設されている。尚、計量機は
便宜上2箇所のみ図示してある。
他方、給油所地下には、計量機5へ供給する油を貯留
するNO.1地下タンク10、…該地下タンク10の貯留油と同
一油種で計量機6へ供給する油を貯留するNO.m地下タン
ク11が埋設されると共に、地下タンク10、11へ油を供給
する共通の注油配管12が埋設されている。該注油配管12
の油流出側は分岐して地下タンク10、11内部へ連通する
と共に、該注油配管12の注油口12Aには手動バルブ13が
取付けられている。該注油口は、注油配管の設置数に対
応してn箇所(NO.1〜NO.n)設置されている。
作業員は、給油所へ入場したタンクローリ車14の注油
ホースを注油配管12の注油口へ装填後、手動バルブ13を
開操作しタンクローリ車14のタンクの油を、注油配管12
を介し地下タンク10、11へ注入するようになっている。
前記注油配管12の各分岐側には各々、NO.1地下タンク用
の空圧バルブ15、NO.m地下タンク用の空圧バルブ16が配
設され、屋内制御部2により開閉制御されるようになっ
ている。尚、地下タンク・空圧バルブは便宜上2箇所の
み、注油口は1箇所のみ図示してある。
また、前記コンプレッサ4の空気タンク吐出口には空
気配管17が取付けられ、該空気配管17は電磁弁18、及び
電磁弁19を介して空圧バルブ15、空圧バルブ16へ、埋設
状態で接続されている。各空圧バルブ15、16は、コンプ
レッサ4から空気配管17を介し吐出される圧縮空気の空
気圧を、電磁弁18、電磁弁19を各々開閉制御することに
より、制御するようになっている。尚、前記空気配管17
における電磁弁18、19は各々、空圧バルブ15、16の近傍
に配設されている。
また、前記NO.1地下タンク10、NO.m地下タンク11の内
部には各々、液面計3と接続されたNO.1地下タンク用の
液面計センサ20、NO.m地下タンク用の液面計センサ21が
配設され、各地下タンク10、11内の液面を検出するよう
になっている。そして、前記液面計3は液面計センサ20
・21からの検出信号に基づき、各地下タンク10・11内の
油量を計測するようになっている。
前記外部操作機7正面に配設された操作表示部30(第
2図参照)には、作業員への各種メッセージ表示用の表
示器31と、地下タンクへ注入する油の油種指定用の油種
キー32と、予め設定された外部操作器7作動用パスワー
ド/注油口NO/タンクNO/注油量等入力用のテンキー33
と、注油作業指示用の入荷キー34と、タンク残油量確認
用の確認キー35と、パスワード入力指示用のパスワード
入力キー36と、各種入力データ設定用の設定キー37と、
入力データ訂正用の訂正キー38と、油量完了指示用の注
油完了キー39と、入力ミス報知・油発注報知用の音声発
生器40と、設定操作終了指示用の終了キー41が配設され
ている。更に、外部操作機7の各部が制御する制御部の
メモリ(図示略)には、該給油所で使用可能な複数のパ
スワードが予め設定記憶されている。
また、屋内制御部2のメモリ(図示略)には、各注油
口と各地下タンク・各種データとを対応付けた連結テー
ブル42(第3図参照)が格納され、該連結テーブル42
は、注油口NOが登録されたエリア43と、各注油口から油
が注入される地下タンクNOが登録されたエリア44と、各
地下タンク残油量を記憶するエリア45と、各地下タンク
油量の予め設定された下限値を記憶するエリア46と、各
地下タンク油量の予め設定された上限値を記憶するエリ
ア47と、各注油口から注入する油の油種を記憶するエリ
ア48とから構成されている。また、屋内制御部2のメモ
リには、該給油所で使用可能な複数のパスワードを記憶
したマスタテーブルが格納されている。また、屋内制御
部2は内蔵タイマ(図示略)が計時した各設定時刻毎
に、液面計3が計測した各地下タンクの残油量を読取
り、連結テーブル42のエリア45の残油量を更新記憶する
ようになっている。この場合、操作表示部30からの入力
ミスが発生したり、地下タンクの残油量が上記エリア46
の下限値となったときは音声発生器40を作動させ、油槽
所への油の発注を報知するようになっている。
そして、前記屋内制御部2は、液面計3、各計量機5
・6、外部操作機7とシリアルインタフェースを介し接
続され、液面計3、各計量機5・6各部を制御するとと
もに、外部操作機7から送信されてくる各種入力データ
に基づき各種データを外部操作機7へ送信するようにな
っている。また、屋内制御部2は電源投入時に、マスタ
テーブルのパスワード中、使用頻度が高いパスワード
や、各注油口・各地下タンク対応の各種データを外部操
作機7の制御部へ送信するようになっている。
次に、上記構成による本実施例の作用を説明する。
◎外部操作機の操作処理(第4図) 給油所から石油会社油槽所への油の発注に伴い、タン
クローリ車14が給油所へ入場し(ステップSA1)、外部
操作機7の表示器31に表示されている入力指示メッセー
ジ『パスワードを入力して下さい』(ステップSA2)、
を視認したタンクローリ車乗務員が外部操作機7のテン
キー33からパスワードを入力すると(ステップSA3)、
外部操作機7の制御部は前記メモリに予め設定記憶され
ている該給油所で使用可能な複数のパスワードを検索
し、該複数のパスワード中に該当する上記入力パスワー
ドが有るか否かを判定する(ステップSA4)。
該当パスワードが無い場合は、外部操作機7の制御部
がシリアルインタフェースを介し屋内制御部2へ該当パ
スワードの有無の問合わせを行うと、該屋内制御部2は
マスタテーブルを検索し該当パスワードの有無を判定
し、該検索結果に応じ該当/不該当の応答を外部操作機
7の制御部へ送信する。そして、不該当の場合には上記
ステップSA2へ戻る一方、該当するパスワードが有る場
合にはステップSA5へ移行する。
該ステップSA5で表示器31に入力指示メッセージ『油
種を入力して下さい』が表示されると、該入力指示メッ
セージを視認した乗務員は、タンクローリ車14に積載し
た油に対応する油種キー32を押下する(ステップSA
6)。これにより、外部操作器7の制御部がシリアルイ
ンタフェースを介して屋内制御部2へ、上記入力油種に
該当する油種の有無の問合わせを行うと、屋内制御部2
は連結テーブル42を検索して該当油種の有無を判定し
(ステップSA7)、該探索結果に応じた該当/不該当を
外部操作器7の制御部へ送信する。
そして、不該当の場合は外部操作器7の表示器31にメ
ッセージ『エラー』が表示され(ステップSA8)、所定
時間が経過すると(ステップSA9)、上記ステップSA5へ
移行する一方、該当油種が有る場合(本実施例では該当
油種を例えば軽油とする)は、表示器31へ第5図に示す
ような軽油用の各注油口別・各地下タンク別の注油可能
量と、メッセージ『注油量を入力して下さい』が表示さ
れる(ステップSA10)。
この場合、第5図の表示例ではNO.1の注油口へは8Kl
の軽油が注油可能で、この内訳としてはNO.1の注油口と
対応する地下タンクNO.1へは5Klの軽油が、NO.1の注油
口と対応する地下タンクNO.3へは3Klの軽油が各々注油
可能であり、NO.3の注油口へは10Klの軽油が注油可能…
である旨を示している。
上記ステップSA10における表示器31の表示を視認した
乗務員は、外部操作機7の操作表示部30の各種キーから
注油量等の所定データを入力する(ステップSA11)。こ
の場合の入力例としては、例えば以下の2つの入力例
・(第4図参照)がある。
即ち、入力例の場合は、例えばテンキー33から所定
数値を入力し、注油作業を行う注油口を指定するモード
とした後、テンキー33による注油口NOの入力(ステップ
SA11a)→設定キー37の押下(ステップSA11b)→テンキ
ー33による注油量の入力(ステップSA11c)→設定キー3
7の押下(ステップSA11d)の順番で入力を行う。
また。入力例の場合は、例えばテンキー33から所定
数値を入力し、注油作業を行う地下タンクを指定するモ
ードとした後、テンキー33によるタンクNOの入力(ステ
ップSA11p)→設定キー37の押下(ステップSA11q)→テ
ンキー33による注油量の入力(ステップSA11r)→設定
キー37の押下(ステップSA11s)→(他の注油地下タン
クが有れば他のタンクNOに関する上記の繰返し操作)→
終了キー41の押下(ステップSA11t)の順番で入力を行
う。
上記ステップSA11で入力した指定注油口NO・注油量、
又は指定タンクNO・注油量が、外部操作機7の制御部か
ら屋内制御部2へ送信されると、該屋内制御部2は連結
テーブル42を検索し、指定注油口NO又は指定タンクNOに
対応するエリア45の残油量と、エリア47の上限値とに基
づき、指定注油口又は指定地下タンクに対応した注油可
能量=上限値−残油量を算出し、該算出結果を外部操作
機7の制御部へ送信する。外部操作機7の制御部は上記
入力データと受信した算出結果に基づき、数字入力ミス
や地下タンクオーバーフローが無いか否かを判断し、注
油可能か否かを判定する(ステップSA12)。
注油可能の場合は表示器31へメッセージ『注油可能で
す』を表示し(ステップSA13)、所定時間が経過すると
(ステップSA14)、該処理を終了する。上記表示器31の
表示を視認した乗務員は、タンクローリ車14の注油ホー
スを指定注油口又は指定地下タンク対応の注油口へ装填
し注油作業の準備を行う。他方、上記ステップSA12で注
油不可の場合には表示器31へ『エラー』を表示し(ステ
ップSA15)、所定時間が経過すると(ステップSA16)、
上記ステップSA11へ戻る。
◎電磁弁(空圧バルブ)開閉制御処理(第6図) 屋内制御部2は、外部操作機7の制御部から送信され
て来た各種データ(外部操作機の操作処理で入力した油
種・指定注油口NO・注油量等のデータ、又は油種・指定
タンクNO・注油量等のデータ)を読み込んだ後(ステッ
プSB1)、液面計3の出力および連結テーブル42の各デ
ータに基づき、指定注油口NO毎のプリセット値(指定注
油口と対応する地下タンクにおける残油量+注油可能
量)、又は指定タンクNO毎のプリセット値(指定地下タ
ンクにおける残油量+注油可能量)を決定する(ステッ
プSB2)。この後、上記指定注油口へ通ずる注油配管の
全空圧バルブ、又は上記指定地下タンクへ通ずる注油配
管の該当電磁弁を開弁することにより、空圧バルブを開
弁する(ステップSB3)。
次に、屋内制御部2はNO.1の地下タンクから順番に、
液面計3の出力に基づき当該地下タンクの油量計測値の
読出しを開始し(ステップSB4)、上記指定注油口に対
応する地下タンクの油量、又は上記指定地下タンクの油
量の計測値を読出す(ステップSB5)。そして、前記読
出した計測値と、該当する空圧バルブ開弁前の指定注油
口NO毎のプリセット値、又は指定タンクNO毎のプリセッ
ト値とを比較し(ステップSB6)、計測値がプリセット
値に達した場合は、上記ステップSB5で計測値を読出し
た地下タンクに対応する電磁弁を閉弁して、空圧バルブ
を閉弁する(ステップSB7)。次に、屋内制御部2は、
上記ステップSB5対応の全電磁弁が閉弁されて、全空圧
バルブが閉弁されたか否かを判定し(ステップSB8)、
閉弁された場合は該処理を終了する一方、閉弁されてい
ない場合は後述のステップSB9へ移行する。
他方、屋内制御部2は、上記ステップSB6で計測値が
プリセット値に達していない場合は、次に計測値を読出
す地下タンクを、上記ステップSB5で読出した地下タン
クの次の順番の地下タンクへ更新し(ステップSB9)、
該更新した地下タンクが値X(上記指定注油口に対応す
る地下タンクの全台数、又は上記指定地下タンクの全台
数)に達したか否かを判定し(ステップSB10)、更新地
下タンクが前記値Xに達した場合は上記ステップSB4へ
戻る一方、達していない場合は上記ステップSB5へ戻
る。
尚、上記実施例の電磁弁(空圧バルブ)開閉制御処理
のステップSB2では、プリセット値=タンク残油量=注
油可能量としたが、これに限定されず、例えばプリセッ
ト値=タンクの現在油量−タンクの注油前油量としても
よい。
尚、上記プリセット値は、空圧バルブの上流側の注油
配管に残留した油をタンクへ落とし込む分を見込んだ値
としてもよい。そして、この場合は第6図のステップSB
8における“YES"の後に、前述した注油配管における残
留油をタンクへ落とし込むために、電磁弁を自動的に開
弁し、残留油をタンク内へ落とし込むのに充分な所定時
間経過後に、閉弁する処理を行えばよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、同一油種の油を
貯留する複数のタンクと、該各タンクの油量を測定する
油量測定手段と、一側が注油口となり他側が分岐して同
一油種の油を貯留する各タンク内へ各々連通して設けら
れて油流出口となり、油槽手段から油が供給される共通
の注油配管と、該共通の注油配管における前記各タンク
への油流出口の上流側に各々設けられた弁と、油槽手段
から注油を行う注油口,設定注油量を含む注油データ、
またはタンク,設定注油量を含む注油データを指定入力
するための操作手段と、該操作手段から指定入力された
設定注油量と前記油量測定手段による測定油量とに基づ
き、前記指定注油口と接続されたタンクまたは指定タン
クへの注油が可能か否かを判定する判定手段と、該判定
手段により注油可能と判定されたときは、前記指定注油
口へ連通する注油配管または指定タンクへ連通する注油
配管に設けられた全部の弁を同時に開弁し、油槽手段か
らの注油を可能とする第1の弁制御手段と、前記指定注
油口と接続されたタンクまたは指定タンクの内、前記油
量測定手段により測定された油槽手段からの注油量が前
記設定注油量へ達したタンクの順に、当該タンクへ連通
する注油配管に設けられた弁を閉弁することにより、注
油を停止する第2の弁制御手段とを具備する構成とした
ので、以下の効果を奏することができる。
油槽手段から同一油種の各タンクへの注油作業時に、
注油可能と判定された各タンクへ連通する注油配管に設
けられた全部の弁を自動的に閉弁した後、注油量が設定
油量へ達したタンク順に、当該タンクに対応した弁を自
動的に閉弁するため、各タンクへと注油を適正に行うこ
とができる。
また、油槽手段と注油配管との連結部や注油配管等に
おける油の残留を解消できるため、残留油の漏洩やベー
パー等を防止でき、安全性の向上を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第1図は給
油所システムのブロック図、第2図は外部操作機の操作
表示部の正面図、第3図は屋内制御部の連結テーブルの
概念図、第4図は外部操作機の操作処理のフローチャー
ト、第5図は表示器の表示例を示す図、第6図は電磁弁
(空圧バルブ)開閉制御処理のフローチャートである。 2……屋内制御部(第1及び第2の弁制御手段、判定手
段)、3……液面計(油量測定手段)、5・6……計量
機、7……外部操作機(操作手段)、10・11……地下タ
ンク(タンク)、12……注油配管、12A……注油口、14
……タンクローリ車(油槽手段)、18・19……電磁弁
(弁)、20・21……液面計センサ(油量測定手段)、30
……操作表示部(操作手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一油種の油を貯留する複数のタンクと、 該各タンクの油量を測定する油量測定手段と、 一側が注油口となり他側が分岐して同一油種の油を貯留
    する各タンク内へ各々連通して設けられて油流出口とな
    り、油槽手段から油が供給される共通の注油配管と、 該共通の注油配管における前記各タンクへの油流出口の
    上流側に各々設けられた弁と、 油槽手段から注油を行う注油口,設定注油量を含む注油
    データ、またはタンク,設定注油量を含む注油データを
    指定入力するための操作手段と、 該操作手段から指定入力された設定注油量と前記油量測
    定手段による測定油量とに基づき、前記指定注油口と接
    続されたタンクまたは指定タンクへの注油が可能か否か
    を判定する判定手段と、 該判定手段により注油可能と判定されたときは、前記指
    定注油口へ連通する注油配管または指定タンクへ連通す
    る注油配管に設けられた全部の弁を同時に開弁し、油槽
    手段からの注油を可能とする第1の弁制御手段と、 前記指定注油口と接続されたタンクまたは指定タンクの
    内、前記油量測定手段により測定された油槽手段からの
    注油量が前記設定注油量へ達したタンクの順に、当該タ
    ンクへ連通する注油配管に設けられた弁を閉弁すること
    により、注油を停止する第2の弁制御手段と、 を具備してなる給油所システム。
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