JP4061717B2 - 給油所 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車へガソリン等の燃料油を給油する給油所に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
かかる給油所では、給油を目的に来た自動車に1人の作業員が給油作業及び灰皿清掃、窓拭き、マット清掃、あるいはエアー充填等のサービス作業を行っていた。近年の給油所では人手を少なくするために、給油エリアで給油開始時に給油ノズルを自動車の給油口に挿入し、給油終了で給油ノズルを給油機に掛ける給油作業だけを作業員が行い、伝票を持って建物内で行う精算作業及びサービス作業は顧客自身で行う給油所が主流となってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、窓拭きや車内のゴミ捨て等は給油中に出来るが、オイル交換のように機器を使用するサービス作業は、前記のような給油所では機器自体が無かったり、有ったとしても給油所の混雑時には他の自動車の出入りの邪魔になる等でオイル交換をする場所が無いため出来ないという不都合がある。
【0004】
本発明の目的はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、カーサービスエリアを設けて自動車のオイル交換をいつでも行える給油所を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解消するために本発明は、給油エリアに自動車へ燃料油を給油する給油機を設けた給油所において、前記給油エリアと異なる位置にカーサービスエリアを設け、該カーサービスエリアに自動車のオイルを交換するオイル交換機を設け、オイル交換機はハウジング内に新しいエンジンオイルを貯留する新油タンクと、使用済みのオイルを貯留する廃油タンクと、新しいトルコンオイルを貯留する新油タンクを収納し、これらのタンク内のオイルを計量するロードセルを設け、また、各タンクに挿入された配管に、モータに接続されたポンプ、弁を介装し、配管途中に接続されたホースの先端にエンジンオイルノズルとトルコンオイルノズルを接続し、前記ロードセルからの信号で抜取量、供給量を表示する表示計と、オイル交換のスタート信号を出力するスタート釦と、ノズル近傍に配設され、どちらの油種が選択されたかを示すランプを設け、また、このオイル交換機は精算手段と、設定手段を屋外データ入出力装置に設け、該屋外データ入出力装置は設定手段としてオイルの種別を選択したり、供給量を入力するキーボードと、入力データ及び金額を表示する表示器と、この表示器の表示に基づいて精算手段として貨幣を投入する貨幣投入口と、プリペイドカード、クレジットカード等のカードを挿入するカード挿入口とを屋外データ入出力装置の制御装置に接続して設け、屋外データ入出力装置の制御装置からの許可信号を受けて、選択された油種のランプに点灯信号、点滅信号を出力し、スタート釦からのスタート信号を受けて、弁に開信号を出力し、モータに駆動信号を出力してポンプを回転し、ロードセルからの信号により弁に閉信号や開信号を出力するオイル交換制御装置を設け、 このオイル交換制御装置により、モータに駆動信号を出力してポンプを逆転し
てオイルパン内の廃油を廃油タンク内に抜き取り、ロードセルからの計測信号によりそれ以上の重量変化が無いことが検出されると、ポンプを正転して新油タンク内のエンジンオイルが供給されることを要旨とするものである。
【0006】
本発明によれば、給油エリアに自動車へ燃料油を給油する給油機を設けた給油所において、前記給油エリアと異なる位置にカーサービスエリアを設け、該カーサービスエリアに自動車のオイルを交換するオイル交換機を設けたので、オイル交換専用の場所があるため、いつでも作業ができる。また、給油エリアが占領されずにサービス作業が行えるため、給油所の効率化を図ることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の給油所を示す構成図、図2はオイル交換機と屋外データ入出装置を示す構成図である。
【0008】
図1に示すように、給油所1の中央部には給油機2が立設されたアイランド3が設けられ、給油機2の前後面にガソリン等の燃料油を自動車に給油する給油エリア4が形成されている。また、給油所1の一方の隅部には給油機2で給油された燃料油の代金を精算する建物5と、他方の隅部には顧客自身が自動車へのサービス作業を行うカーサービスエリア6が設けられている。
【0009】
図2に示すようにカーサービスエリア6にはエンジンオイルやトルコンオイルを交換するオイル交換機7と、このオイル交換機7を制御する屋外データ入出力装置8がアイランド9上に立設されている。
【0010】
オイル交換機7は自動車のオイルパンより廃油を抜取り、新油を供給するまでを自動で行うことができ、ハウジング11内には新しいエンジンオイルを貯留する新油タンク12と、使用済みのオイルを貯留する廃油タンク13と、新しいトルコンオイルを貯留する新油タンク14が収納され、これらのタンク内のオイルはロードセル15によって計量されている。また、各タンクに挿入された配管16a,16b、16cにモータM1,M2に接続されたポンプP1,P2、弁18a、18b、18c、18dを介装して、配管16a,16b、16c途中に接続されたホース17a,17bの先端にエンジンオイルノズル19とトルコンオイルノズル20が接続されている。
【0011】
さらに、ロードセル15から抜取量、供給量を表示する表示計21と、オイル交換のスタート信号を出力するスタート釦22a、22bと、ノズル近傍に配設され、どちらの油種が選択されたかを示すランプ23a、23bと、これら各機器に接続されたオイル交換制御装置24が設けられている。
【0012】
屋外データ入出力装置8は設定手段としてオイルの種別を選択したり、供給量を入力するキーボード31と、入力データ及び金額を表示する表示器32と、この表示器32の表示に基づいて精算手段として貨幣を投入する貨幣投入口33と、プリペイドカード、クレジットカード等のカードを挿入するカード挿入口34と、これらの各機器に接続された制御装置35が設けられている。
【0013】
次に使用方法について説明する。給油エリア2で給油を終了して建物5内で燃料油の精算を済ませた後に、オイル交換を行うためにカーサービスエリア6に設けたオイル交換機7の前まで自動車を移動する。
【0014】
顧客は屋外データ入出力装置8に設けたキーボート31により、例えばエンジンオイルを選択して、新油の供給量を入力する。この入力内容及びこれに掛かる金額が表示器32に表示され、貨幣又はカードを貨幣投入口33又はカード挿入口34に挿入して精算を済ませると、制御装置35からオイル交換制御装置24に許可信号が出力される。
【0015】
オイル交換制御装置24はこの許可信号を受けて、選択された油種のランプ23aに点灯信号を出力する。顧客はランプ23a近傍に設けられたエンジンオイルノズル19を自動車のオイルパン内に挿入して、スタート釦22aを押圧する。スタート釦22aからのスタート信号を受けて、オイル交換制御装置24は弁18bに開信号を出力し、モータM1に駆動信号を出力してポンプP1を逆転してオイルパン内の廃油を廃油タンク13内に抜き
取る。ロードセル15からの計測信号によりそれ以上の重量変化が無いことが検出されると、弁18bに閉信号を出力するとともに、弁18aに開信号を出力し、ポンプP1を正転して新油タンク12内のエンジンオイルが供給される。後に、ロードセル15からの信号で設定量に達すると、オイル交換制御装置24より一定時間ランプ23aに点滅信号が出力されて、エンジンオイル交換の終了を把握できる。トルコンオイルの交換も前記同様に行われる。
【0016】
本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、カーサービスエリア6にサービス作業専用の作業員を配置すれば、女性等の機器操作の不慣れな人へのサービス作業を行うことができ、給油所として油外収益の拡販に繋がる。
【0017】
【発明の効果】
本発明に係る給油所は以上詳細に述べた如くであって、給油エリアに自動車へ燃料油を給油する給油機を設けた給油所において、前記給油エリアと異なる位置にカーサービスエリアを設け、該カーサービスエリアに自動車のオイルを交換するオイル交換機を設けたので、オイル交換専用の場所があるため、いつでも作業ができる。また、給油エリアが占領されずにサービス作業が行えるため、給油所の効率化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の給油所を示す構成図である。
【図2】 オイル交換機と屋外データ入出力装置を示す構成図である。
【図3】 他の実施例を示すオイル交換機を示す構成図である。
【符号の説明】
1 給油所
2 給油機
3 アイランド
4 給油エリア
5 建物
6 カーサービスエリア
7 オイル交換機
8 屋外データ入出力装置
9 アイランド
11 ハウジング
12、14 新油タンク
13 廃油タンク
15 ロードセル
16a、16b、16c 配管
17a,17b ホース
18a,18b,18c,18d 弁
19 エンジンオイルノズル
20 トルコンオイルノズル
21 表示計
22 スタート釦
23a,23b ランプ
24 オイル交換制御装置
31 キーボード
32 表示器
33 貨幣投入口
34 カード挿入口
35 制御装置
M1,M2 モータ
P1,P2 ポンプ
41 キーボード
42 貨幣投入口
43 カード挿入口
44 表示器
Claims (1)
- 給油エリアに自動車へ燃料油を給油する給油機を設けた給油所において、
前記給油エリアと異なる位置にカーサービスエリアを設け、
該カーサービスエリアに自動車のオイルを交換するオイル交換機を設け、
オイル交換機はハウジング内に新しいエンジンオイルを貯留する新油タンクと、使用済みのオイルを貯留する廃油タンクと、新しいトルコンオイルを貯留する新油タンクを収納し、これらのタンク内のオイルを計量するロードセルを設け、また、各タンクに挿入された配管に、モータに接続されたポンプ、弁を介装し、配管途中に接続されたホースの先端にエンジンオイルノズルとトルコンオイルノズルを接続し、
前記ロードセルからの信号で抜取量、供給量を表示する表示計と、オイル交換のスタート信号を出力するスタート釦と、ノズル近傍に配設され、どちらの油種が選択されたかを示すランプを設け、
また、このオイル交換機は精算手段と、設定手段を屋外データ入出力装置に設け、
該屋外データ入出力装置は設定手段としてオイルの種別を選択したり、供給量を入力するキーボードと、入力データ及び金額を表示する表示器と、この表示器の表示に基づいて精算手段として貨幣を投入する貨幣投入口と、プリペイドカード、クレジットカード等のカードを挿入するカード挿入口とを屋外データ入出力装置の制御装置に接続して設け、
屋外データ入出力装置の制御装置からの許可信号を受けて、選択された油種のランプに点灯信号、点滅信号を出力し、スタート釦からのスタート信号を受けて、弁に開信号を出力し、モータに駆動信号を出力してポンプを回転し、ロードセルから信号により弁に閉信号や開信号を出力するオイル交換制御装置を設け、このオイル交換制御装置により、モータに駆動信号を出力してポンプを逆転してオイルパン内の廃油を廃油タンク内に抜き取り、
ロードセルからの計測信号によりそれ以上の重量変化が無いことが検出されると、ポンプを正転して新油タンク内のエンジンオイルが供給されることを特徴とする給油所。
Priority Applications (1)
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JP18186398A JP4061717B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 給油所 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000016496A JP2000016496A (ja) | 2000-01-18 |
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Family
ID=16108166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18186398A Expired - Fee Related JP4061717B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 給油所 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4061717B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP18186398A patent/JP4061717B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000016496A (ja) | 2000-01-18 |
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