JP2676424B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2676424B2
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健治 小林
明文 金森
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガソリン給油所に設置する装置として、貯
油タンクからガソリン、軽油、灯油等の油を計量しなが
ら給油する給油装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる給油装置は、基本的には、貯油タンクに連通す
る給油管の途中にモーターで駆動されるポンプと、流量
計を設け、さらに該給油管に先端にノズルバルブを有す
る給油ホースを接続したもので、ポンプを駆動し、ノズ
ルバルブを開いて貯油タンクにある油を給油すると、流
量計が回転し、その給油量を表示計に表示するものであ
る。
そして、本願の出願人は先に特公昭51−27887号公報
に示すような通常吐出と高速吐出の両方が可能な給油装
置を出願し、権利を取得した。
その内容を第2図に示すと、地下等に設けたタンク1
内に開口する吸上管2,3の途中へ、それぞれポンプ4,5を
設け、これに駆動モーター28,29を連結する。吸上管2,3
を、合流管27を介して3本の流入管6,7,8に連結し、流
入管6,7,8の途中へそれぞれ流量計9,10,11およびプリセ
ットバルブ12,13,14を設け、また、先端へそれぞれ低吐
出用ノズルバルブ15,16、高吐出用ノズルバルブ17を接
続する。
18,19,20はそれぞれ流量計9,10,11の表示計で、ま
た、21,22,23はそれぞれプリセットバルブ12,13,14のリ
セット装置である。
図示は省略するが、ノズルバルブ15,16,17をノズル掛
け24,25,26から外すと閉じるノズルスイッチを設ける。
次に動作を説明すれば、低吐出用ノズルバルブ15をも
って給油するには、これをノズル掛け24から取外せば、
これに対応するノズルスイッチの出力によりポンプ4の
モーター28が回転する。
次に、ノズルバルブ15付近に設けてあるプリセットス
イッチ(図示せず)を設定すれば、プリセットバルブ12
が開く。よって、ノズルバルブ15を開けば、タンク1内
のガソリン等の油は、吸上管2、ポンプ4、合流管27、
流入管6、流量計9、プリセットバルブ12を経てノズル
バルブ15から吐出される。
吐出量が予め設定した量、例えば18に達すると、リ
セット装置21が動作してプリセットバルブ12を閉じ吐出
は止まるから、ノズルバルブ15を閉じてノズル掛け24に
掛ければ、ノズルスイッチが開きモーター28は止まる。
低吐出用ノズルバルブ16をもって給油するには、これ
をノズル掛け25から取外せば、これに対向するノズルス
イッチが閉じてその出力でモーター28が回転し、ポンプ
4が作動し、プリセットバルブ13が開く。
よって、ノズルバルブ16を開けば、タンク1内のガソ
リンは、吸上管2、ポンプ4、合流管27、流入管7、流
量計10、プリセットバルブ13を経てノズルバルブ16から
吐出される。
吐出量が予め設定した量、例えば18に達すると、リ
セット装置22が動作してプリセットバルブ13を閉じ吐出
は止まるから、ノズルバルブ16を閉じてノズル掛け25に
掛ければ、ノズルスイッチが開き、ポンプ4は止まる。
ノズルバルブ15,16を同時に使用する場合も、同様に
モーター28が回転し、ポンプ4のみによって、ノズルバ
ルブ15,16からそれぞれ油を吐出する。
次に高吐出用ノズルバルブ17をもって給油するには、
これをノズル掛け26から取外せば、これに対応するノズ
ルスイッチが閉じて、その出力でモーター28,29が回転
し、ポンプ4,5が同時に動作し、プリセットバルブ14を
開く。
よって、ノズルバルブ17を開けば、タンク1内のガソ
リンは、吸上管2,3、ポンプ4,5、合流管27、流入管8、
流量計11、プリセットバルブ14を経て、ノズルバルブ17
から吐出される。
吐出量が予め設定した量、例えば200に達すると、
リセット装置23が動作してプリセットバルブ14を閉じ吐
出は止まるから、ノズルバルブ17を閉じてノズル掛け26
に掛ければ、ノズルスイッチが開き、モーター28,29は
止まる。
なお、低吐出用ノズルバルブ15または16を使用中は、
高吐出用ノズルバルブ17を使用しようとしてノズル掛け
26から取外しても、モーター29が回転せず、ポンプ5が
動作しないような回路構成となっており、高低両吐出ノ
ズルの同時使用により吐出量が低下することを防止して
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように特公昭51−27887号公報のものでは、2個
のポンプ4,5を同時に動作させて、吸上管2,3でタンク1
内のガソリンを同時に吸上げてこれを合流管27で合流さ
せて流入管8に集め、ノズルバルブ17から吐出させるこ
とで、高吐出給油を行うものであるが、高吐出用ノズル
バルブ17を使用中は低吐出用ノズルバルブ15または16を
使用することができない。
油がガソリン以外の灯油や軽油である場合もあり、例
えば灯油では灯油配達用のローリーのタンクに高速給油
を行いながら、小売として通常給油でポリタンクなどに
同時給油をしたい場合などはこれができないので不便で
ある。
なお、高低両吐出ノズルの同時使用を可能にするに
は、2つのポンプ、モーターをそれぞれ高吐出用のポン
プ、モーターと低吐出用のポンプ、モーターとして別個
に設ければよいが、このようにすると高吐出の高速給油
を行うためのポンプ、モーターが高速給油専用のものと
なるため、能力の大きいものとする必要がある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、2個の
ポンプ、モーターを設ける場合に、一方を特に高速給油
用の能力の大きいものとすることなく、2個のポンプ、
モーターの能力を同程度のものとして、2個のポンプを
同時に動作させて行う高速給油が可能であるとともに、
片方のノズルバルブでこの高速給油中でも、他のノズル
バルブで通常給油も行え、また通常給油中でも吐出量が
低下することなく高速給油が行えるようにした給油装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、貯油タンクに連通
する給油管の途中にポンプおよび流量計を介装し、この
給油管に先端にノズルバルブを有する給油ホースを接続
し、このノズルバルブを掛けるノズル掛けにノズルスイ
ッチを設け、前記流量計の計測値を表記する表示計を設
けた同油種の給油系統を2系統設け、これら第1の給油
系統と第2の給油系統のそれぞれのポンプと流量計とを
接続する給油管を連結管で連結し、この連結管にバルブ
を介装し、第1の給油系統のノズルバルブを低吐出用、
第2の給油系統のノズルバルブを前記第1の給油系統の
ノズルバルブよりも吐出量の大きい高吐出用とし、前記
第1の給油系統の低吐出用のノズルバルブがノズル掛け
より外されてノズルスイッチが閉じると第1の給油系統
のポンプのモータが駆動し、前記第2の給油系統の高吐
出用のノズルバルブがノズル掛けより外されてノズルス
イッチが閉じると連結管のバルブが開き、かつ、両給油
系統のポンプのモータが駆動され、前記第1の給油系統
の低吐出用のノズルバルブがノズル掛けより外されてノ
ズルスイッチが閉じ第1の給油系統のポンプモータが駆
動しているときに、第2の給油系統の高吐出用のノズル
バルブがノズル掛けより外されてノズルスイッチが閉じ
ると、連結管のバルブが開き、かつ、第2の給油系統の
ポンプモータも同時に駆動して第1と第2の給油系統で
同時給油可となり、前記第2の給油系統の高吐出用のノ
ズルバルブがノズル掛けより外されてノズルスイッチが
閉じ連結管のバルブが開き、第1と第2の給油系統のポ
ンプモータが同時に駆動しているときに、第1の給油系
統の低吐出用のノズルバルブがノズル掛けより外されて
ノズルスイッチが閉じると、第1と第2の給油系統で同
時に給油可となり、第1と第2の給油系統のノズルバル
ブがノズル掛けより同時に外されると両給油系統のノズ
ルスイッチが同時に閉じ、連結管のバルブが開き、両給
油系統のポンプモータが駆動し、第1と第2の給油系統
で同時給油可となることを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、通常給油のみの場合は、第1の給油
系統の通常給油側の給油管に接続する給油ホース先端の
低吐出用のノズルバルブをノズル掛けから外せば、その
ノズルスイッチが閉じて、第1の給油系統のバルブが開
く。
そして、この第1の給油系統のポンプが駆動されるの
で、ノズルバルブを開けば、油は貯油タンクから該ポン
プ、低吐出用の流量計、バルブを介して吐出され、低吐
出用の流量計で計測された給油量は流量パルス発信器で
出力され、演算回路で演算さて表示計に表示される。
高速給油のみの場合は、高速給油側の第2の給油系統
の給油管先端の高吐出用のノズルバルブをノズル掛けか
ら外せば、そのノズルスイッチは閉じ、連結管のバルブ
と第2の給油系統のバルブが開かれる。
そして、この第1、第2の両給油系統のポンプが同時
に駆動され、前記高吐出用のノズルバルブを開けば、第
1の給油系統では貯油タンクからの油はポンプ及び連結
管のバルブを介して第2の給油系統に合流し、貯油タン
クからポンプを介して流れる第2の給油系統の油と一緒
にこの第2の給油系統の高吐出用の流量計、及びバルブ
を通り、前記高吐出用のノズルバルブから吐出される。
この場合、第2の給油系統の高吐出用の流量計および
ノズルバルブは第1の給油系統の低吐出用の流量計およ
びノズルバルブよりも配管抵抗が小さいから、第1の給
油系統のポンプからの油は連結管を介して第2の給油系
統の給油管に流れる。
この第2の給油系統の高吐出用の流量計で計測された
計測値は流量パルス発信器より演算回路に出力され、こ
こで演算されて表示計に表示される。
前記通常給油を行いながら同時に高速給油をする場合
は、通常給油側の第1の給油系統のノズルバルブを開い
て通常給油を行っている最中に、高速給油側の高吐出用
のノズルバルブをノズル掛けから外せば、第2の給油系
統のバルブと連結管のバルブが開かれ、第1、第2両給
油系統のポンプが同時駆動されて、通常給油側の給油系
統の油は一部連結管から配管抵抗の小さい高速給油側の
給油系統の油に合流して給油がなされる。
また、この状態から通常給油側の低吐出用のノズルバ
ルブを閉じてこれをノズル掛けに掛けると、この通常給
油側の給油系統のバルブのみが閉じられ、高速給油はそ
のまま続行される。
一方、前記状態から高速給油側の高吐出用のノズルバ
ルブを閉じてこれをノズル掛けに掛けると、高速給油側
の第2の給油系統のパンプが停止され、また連結管のバ
ルブ及び第2の給油系統のバルブが閉じられて、通常給
油はそのまま続行される。
一方、高速給油をしながら同時に通常給油をする場合
は、高速給油を行っている最中に通常給油側の低吐出用
のノズルバルブをノズル掛けから外せば、この通常給油
側の第1の給油系統のバルブが開かれ、油は該ノズルバ
ルブからも吐出される。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の給油装置の1実施例を示す配管説明
図で、地下等に設けた貯油タンク(図示せず)内に開口
する給油管30の途中へ、ポンプ40を設け、これに駆動モ
ーター50を連結する。さらに、該給油管30のパンプ40の
吐出側に低吐出用の流量計60とバルブ70を設け、この給
油管30の先に給油ホース80を接続し、その先端に通常給
油に使用される低吐出用ノズルバルブ90を取付ける。
これが第1の給油系統で、同様に第2の給油系統とし
て同じくタンク内に開口する給油管31の途中へ、ポンプ
41を設け、これに駆動モーター51を連結する。さらに、
該給油管31のポンプ41の吐出側に前記低吐出用の流量計
60よりも配管抵抗の小さい高吐出用の流量計61と相互に
並列接続するバルブ71,72を設け、この給油管31の先に
給油ホース81を接続し、その先端に高速給油に使用され
て前記低吐出用のノズルバルブ90よりも配管抵抗の小さ
い高吐出用ノズルバルブ91を取付ける。
なお、前記バルブ71,72はこれを1つのバルブとして
もよい。
さらに、低吐出用ノズルバルブ90,高吐出用ノズルバ
ルブ91をノズル掛けから外すと閉じるノズルスイッチ10
0,101を設け、また、各流量計60,61には流量パルス発信
器110,111を付設し、これら流量パルス発信器110,111の
出力信号を各演算回路120,121に導入し、これら演算回
路120,121に接続する給油量表示計130,131を設けた。
前記第1の給油系統と第2の給油系統とでは、それぞ
れのポンプ40と流量計60、ポンプ41と流量計61の間で連
結管140で連結し、この連結管140にはバルブ73を設け
る。
また、第1の給油系統ではバルブ70に並列させて少流
量用のバルブ74を設け、第2の給油系統ではバルブ71,7
2に並列させて少流量用のバルブ75を設けた。
なお、前記流量計60,61にはピストン型の流量計が使
用できるが、これを大型のロータリー型の流量計を使用
する方が流体抵抗が少なくなるので、望ましい。
次に、動作について説明する。
先ず、通常給油のみを行う場合について説明すると、
通常給油側の低吐出用ノズルバルブ90をノズル掛けから
外すとノズルスイッチ100が閉じ、モーター50のみが駆
動し、ポンプ40が回転する。
そして、バルブ70,74が開かれるので、低吐出用ノズ
ルバルブ90を開けば、油は貯油タンクからポンプ40、低
吐出用の流量計60、バルブ70,74を通り、低吐出用ノズ
ルバルブ90から給油される。この状態ではノズルスイッ
チ101は開いているから、連結管140のバルブ73は閉じて
いるので、第2の給油系統側へ油が流れることはない。
その給油量は低吐出用の流量計60で計測され、これが
流量パルス発信器110で流量信号として演算回路120に出
力され、該演算回路120で液量や給油金額に演算され
て、表示計130に表示される。
一例として、この給油量は60/min程度である。
所望量を給油後、低吐出用ノズルバルブ90を閉じ、こ
れをノズル掛けに掛けると、ノズルスイッチ100が開
き、バルブ70,74が閉じ、モーター50、ポンプ40が停止
して給油が終了する。
前記ポンプ40の吐出側では、連結管140のバルブ73の
部分で油は止められるので、これが第2の給油系統へ流
れ込み、ポンプ41を逆転させて貯油タンクへ流れてしま
うおそれはない。
なお、プリセット給油を行う場合は、このプリセット
量近くになったときに先にバルブ70が閉じ、バルブ74で
少流量吐出で給油してプリセット量に達したらバルブ74
が閉じて給油が終了する。
その後で、低吐出用ノズルバルブ90を閉じてノズル掛
けに掛け、モーター50、ポンプ40を停止させる。
次に、高速給油のみを行う場合は、高速給油側の高吐
出用ノズルバルブ91をノズル掛けから外すとノズルスイ
ッチ101が閉じ、モーター50,51が駆動し、ポンプ40,41
が同時回転する。
この場合、ノズルスイッチ101の出力で連結管140のバ
ルブ73、及びバルブ71,72,75は開かれ、高吐出用ノズル
バルブ91を開けば、油は貯油タンクからポンプ40、連結
管140を通り、給油管31に入るものと、ポンプ41、を通
るものとが合流して高吐出用の流量計61、バルブ71,72,
75を通過し、高吐出用のノズルバルブ91から給油され
る。
この場合、高吐出用の流量計61、高吐出用ノズルバル
ブ91は低吐出用の流量計60、低吐出用ノズルバルブ90よ
りも配管抵抗を小さく形成してあるから、ポンプ40の側
からの油も配管抵抗の小さい給油管31の方に一部が流れ
る。
一例としてこの給油量は180/min程度である。
そしてその際の給油量は、高吐出用の流量計61で計測
され、流量パルス発信器111で流量信号として演算回路1
21に出力され、該演算回路121で液量や給油金額が算出
され、これが表示計131に表示される。
所望量を給油後、高吐出用ノズルバルブ91を閉じ、こ
れをノズル掛けに掛けると、ノズルスイッチ101が開
き、バルブ71,72,75、及び連結管140のバルブ73が閉
じ、モーター50,51、ポンプ40,41が停止して給油が終了
する。
また、プリセット給油を行う場合には、このプリセッ
ト量近くになったときに先にバルブ71が閉じて吐出量を
半分の90/min程度に絞って、後にバルブ72が閉じて、
前記通常給油の場合と同じくバルブ75で少流量吐出で給
油してプリセット量に達したらバルブ75が閉じて給油が
終了する。なお、この場合バルブ71,72を2個用いたの
で吐出量を段階的に絞れるので配管等への負担が軽減さ
れる。
その後で、高吐出用ノズルバルブ91を閉じてノズル掛
けに掛け、モーター50,51、ポンプ40,41を停止させる。
さらに、通常給油中に同時に高速給油をする場合は、
通常給油側の第1の給油系統の低吐出用ノズルバルブ90
を開いて通常給油を行っている最中に、高速給油側の高
吐出用ノズルバルブ91をノズル掛けから外せば、ノズル
スイッチ101が閉じてその出力で、連結管140のバルブ73
が開かれ、また、バルブ71,72,75が開かれる。そして、
すでに駆動されている第1の給油系統のポンプ40と共
に、第2の給油系統のポンプ41が駆動されて、通常給油
側の給油系統の油は一部連結管140から高速給油側の給
油系統の給油管31を通る油に合流して給油がなされる。
また、この状態から通常給油側の低吐出用ノズルバル
ブ90を閉じてこれをノズル掛けに掛けると、ノズルスイ
ッチ100が開き、この通常給油側の給油系統のバルブ70,
74のみが閉じられ、通常給油は終了するが高速給油はそ
のまま続行される。
一方、通常給油と高速給油をしている状態で、高速給
油側の高吐出用ノズルバルブ91を閉じてこれをノズル掛
けに掛けると、高速給油側の第2の給油系統のポンプ41
が停止され、また連結管のバルブ73及び第2の給油系統
のバルブ71,72,75が閉じられて、通常給油はそのまま続
行される。
これに対して、高速給油をしながら同時に通常給油を
する場合は、高速給油を行っている最中に通常給油側の
低吐出用ノズルバルブ90をノズル掛けから外せば、この
通常給油側の第1の給油系統のバルブ70が開かれ、油は
該ノズルバルブ90からも吐出される。
なお、プリセット機能を有さない給油装置の場合に
は、バルブ71,72、少流量用バルブ74,75は不用である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油装置は、通常給油の場
合は第1の給油系統の1個のポンプを使用し、高速給油
の場合は第1と第2の給油系統の2個のポンプを同時に
動作させてその合流された油を給油する給油装置におい
て、一方のノズルバルブで高速給油中でも、他方のノズ
ルバルブで通常給油も行え、また同様に通常給油中でも
高速給油が行えるので、例えば灯油配達用のローリーの
タンクへの高速給油と小売としてポリタンクなどへの通
常給油を同時に行うことができ、使い勝手のよいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油装置の実施例を示す配管説明図、
第2図は従来例を示す配管説明図である。 30,31……給油管、40,41……ポンプ 50,51……モーター、60,61……流量計 70,71,72,73,74,75……バルブ、80,81……給油ホース 90……低吐出用ノズルバルブ、91……高吐出用ノズルバ
ルブ 100,101……ノズルスイッチ、110,111……流量パルス発
信器 120,121……演算回路、130,131……表示計 140……連結管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯油タンクに連通する給油管の途中にポン
    プおよび流量計を介装し、この給油管に先端にノズルバ
    ルブを有する給油ホースを接続し、このノズルバルブを
    掛けるノズル掛けにノズルスイッチを設け、前記流量計
    の計測値を表示する表示計を設けた同油種の給油系統を
    2系統設け、これら第1の給油系統と第2の給油系統の
    それぞれのポンプと流量計とを接続する給油管を連結管
    で連結し、この連結管にバルブを介装し、第1の給油系
    統のノズルバルブを低吐出用、第2の給油系統のノズル
    バルブを前記第1の給油系統のノズルバルブよりも吐出
    量の大きい高吐出用とし、前記第1の給油系統の低吐出
    用のノズルバルブがノズル掛けより外されてノズルスイ
    ッチが閉じると第1の給油系統のポンプのモータが駆動
    し、前記第2の給油系統の高吐出用のノズルバルブがノ
    ズル掛けより外されてノズルスイッチが閉じると連結管
    のバルブが開き、かつ、両給油系統のポンプのモータが
    駆動され、前記第1の給油系統の低吐出用のノズルバル
    ブがノズル掛けより外されてノズルスイッチが閉じ第1
    の給油系統のポンプモータが駆動しているときに、第2
    の給油系統の高吐出用のノズルバルブがノズル掛けより
    外されてノズルスイッチが閉じると、連結管のバルブが
    開き、かつ、第2の給油系統のポンプモータも同時に駆
    動して第1と第2の給油系統で同時給油可となり、前記
    第2の給油系統の高吐出用のノズルバルブがノズル掛け
    より外されてノズルスイッチが閉じ連結管のバルブが開
    き、第1と第2の給油系統のポンプモータが同時に駆動
    しているときに、第1の給油系統の低吐出用のノズルバ
    ルブがノズル掛けより外されてノズルスイッチが閉じる
    と、第1と第2の給油系統で同時給油可となり、第1と
    第2の給油系統のノズルバルブがノズル掛けより同時に
    外されると両給油系統のノズルスイッチが同時に閉じ、
    連結管のバルブが開き、両給油系統のポンプモータが駆
    動し、第1と第2の給油系統で同時給油可となることを
    特徴とする給油装置。
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