JPH0240000Y2 - - Google Patents

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JPH0240000Y2
JPH0240000Y2 JP1984142582U JP14258284U JPH0240000Y2 JP H0240000 Y2 JPH0240000 Y2 JP H0240000Y2 JP 1984142582 U JP1984142582 U JP 1984142582U JP 14258284 U JP14258284 U JP 14258284U JP H0240000 Y2 JPH0240000 Y2 JP H0240000Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、給油終了後にホースの膨張やたわ
みによつて計量表示が不当に変動してしまう現象
を防止した給油装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、流量計の高精度化により、ガソリン計量
機などの給油装置において、流量計の計量値を
1/100リツトル単位まで表示することが行われ
ている。また前記計量機にあつては、ノズルをノ
ズル掛けから外すことによつて、ポンプが起動さ
れるとともに、流量計がリセツトされて計測可能
な(流量パルスのカウントが可能な)状態とな
り、給油終了後、ノズルをノズル掛けへ戻すこと
によつてポンプが停止されるとともに、流量計の
計測が終了する(流量パルスのカウントを中止す
るとともにそれまでのカウントを保持する)よう
になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来の給油装置の内、自動
閉弁機構を有するノズルを備えた給油装置におい
ては次のような問題があつた。
一般に、油単位には1円単位の端数がつくとい
う点を鑑みて給油金額や釣り銭を演算し易くする
ために、自動閉弁機構付きノズルによる給油時に
は、その自動閉弁機構が作動した後、追加給油を
行つて整数給油を行うケースが多い。
例えば自動閉弁機構付きノズルから車両燃料タ
ンクへ29.83を給油した時点で自動閉弁機構が
作動して給油が一時中断したような場合は、この
後、給油中発生した泡が消勢したときの燃料タン
ク内の余裕量を勘案し、ノズルのレバーを再び開
操作して給油量が29.90または30.00といつた
整数値に達するまで追加給油を行つていた。しか
し、給油作業者がこの追加給油後、ノズルをノズ
ル掛けへ戻そうとする動作に伴い、追加給油完了
時における表示器の最終表示29.90が例えば
29.91になつてしまうなど、整数給油量から微
小量超過して表示されてしまう場合が生ずること
があつた。このような場合が生ずると、整数給油
を行なおうとしたことが無駄になつてしまうと共
に、手動操作によつて例えば29.90まで給油し
た後、ノズルを閉弁し、ノズルをノズル掛けに戻
す間に、上記のように計量表示の変動が発生し、
客に不信感を持たれてしまうという問題があつ
た。
このような不具合が発生する理由は、上述した
ように給油中断後に更に追加給油する場合に備え
るため、当該給油作業時において給油作業者がノ
ズルを一旦ノズル掛けから外してから元に戻すま
での間は、流量計が計数可能な状態とされてお
り、また一方では、前記の間においてはポンプが
駆動されていることや、追加給油時におけるノズ
ル操作や給油完了後におけるノズルの戻し操作に
伴うホースの膨張やたわみにより流量計に微少量
の液体が流れ、この流量計に取り付けられた流量
パルス発信器から1パルスが出力されるからであ
る。
この考案は、上記の問題点を解決しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案は、送液
路途中の流量計に付設された流量パルス発信器か
ら出力される流量パルスを計数し、当該計数した
流量パルスに基づき給油量を演算する計数手段
と、該計数手段による演算した給油量を表示する
表示器と、前記流量パルスが所定時間出力されな
いことを検出して給油終了判定信号を出力する給
油終了検知手段と、前記計数手段により演算され
た給油量の所定桁以下の値が零であるか否かを判
別し、前記給油量の所定桁以下の値が零と判別し
たときは整数信号を出力する判別手段と、前記給
油終了検知手段から給油終了判定信号が入力さ
れ、前記判別手段から整数信号が入力されたとき
は、前記表示器の表示内容をホールドする表示ホ
ールド信号を前記表示器へ出力する表示ホールド
手段と、該表示ホールド手段の作動後、前記流量
パルス発振器から予め定めた所定数の流量パルス
が出力されたことを検出して前記表示器のホール
ド状態を解除する表示ホールド解除信号を前記表
示器へ出力する表示ホールド解険手段を具備する
ことを特徴とする。
〔作用〕
上記手段によれば、流量パルスが所定時間発生
せず給油終了が検出され、かつ表示の小数点以下
の桁がゼロのときは、表示がホールドされ、この
ホールドは流量パルスが所定数発生したときに初
めて解除されるから、給油終了後のノズル戻し操
作に関連して通常1パルスしか発生しない、ホー
スの膨張やたわみによる流量パルスによつて表示
が変動るのを防止することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の電気的構成を示す
ブロツク図、第2図は同実施例の機械的構成を示
す正面図である。これらの図において、送液路1
の途中にはモータ2によつて駆動されるポンプ3
と、流量計4とが取り付けられ、図示せぬ地下タ
ンクから汲み上げられた液体はこれらを通つてホ
ース5に送られ、その先端に設けられたノズル6
から燃料タンク等に供給される。
この場合、ノズル掛け7に固定されたノズルス
イツチ8は制御装置9に接続され、ノズル6が取
り外されたときに作動してポンプ3のモータ2を
回転駆動させる。また、流量計4には流量パルス
発信器10が取り付けられ、流量に比例した数の
流量パルスを制御装置9内の計数手段11に供給
する。計数手段11は前記流量パルスを積算して
計量値を出力し、表示器駆動手段12を介して表
示器13に表示する。
前記流量パルスはまた、表示制御手段20内の
給油終了検知手段21と表示ホールド解除手段2
2とに供給されている。この表示制御手段20は
表示器13の表示をホールドしたりホールド解除
したりするためのもので、上記構成要素21,2
2と、判別手段23と、表示ホールド手段24と
から構成されている。
給油終了検知手段21は、流量パルス発信器1
0からの流量パルスが予め定められた所定時間T
(これについては後述する)の間発生しないとき
に、給油が終了したと判定するもので、その出力
信号は表示ホールド手段24に供給される。判別
手段23は、計数手段11の出力(計量値)のう
ち小数点以下の桁(今の場合1/10および1/100
の桁)の値が零か否かを判別するもので、零のと
きの出力信号が表示ホールド手段24に供給され
る。表示ホールド手段24は、これら2つの信号
により、給油終了かつ計量値の小数点以下の桁が
零と判定されたときに、表示器駆動手段12にホ
ールド信号を供給し、表示器13の表示をホール
ドさせる。一方、表示ホールド解除手段22は、
上記ホールド信号発生後に流量パルスを2つ検出
すると、給油が再開されたと判断し、表示器駆動
手段12にホールド解除信号を送つて表示器12
のホールド状態を解除する。こうして、表示器1
3の表示が一たんホールドされると、流量パルス
が1つ発生しただけではホールドが解除されず、
2つ発生したときに初めて解除されるようになつ
ている。
次に、本実施例の動作を説明する前に、通常の
給油作業について説明する。
まず、給油作業員がノズル掛け7からノズル6
を外し、これを自動車の燃料タンクにセツトしノ
ズルレバーを開弁操作して給油を開始する。そし
て、給油中は流量パルス発信器10から流量パル
スが連続的に出力され、これが計数手段11に積
算され、表示器駆動手段12を介して表示器13
に計量値が表示される。
こうして、給油が満タンに近づくと、ノズル6
内のオートストツプ機構(図示せず)が作動し、
ノズルの弁が閉弁し給油が一たん終了する。しか
し、このとき燃料タンクにはまだ余裕があるた
め、作業員は料金計算の便宜上、計量値が整数値
となるようにノズル6のレバーを手動操作しなが
ら追加給油を行う。そして、整数値になつた時点
で給油を終了し、ノズル6をノズル掛け7に戻
す。
この間、流量パルスに注目すると、連続給油中
は連続的に発生するものの、オートストツプがか
かつた時点で一たんとぎれ、追加給油中は間欠的
に幾つかのパルスがまとまつて発生する。また、
整数値になつてからノズル6を閉弁してノズル掛
け7に戻す間には、すでに述べたようにポンプが
駆動中でありホースの膨張やためみによつて1パ
ルスの余分な流量パルスが発生することがある。
本考案の目的は、この余分な流量パルスを抑制
し、表示を変更しないようにすることであつた。
そのため本実施例は、整数給油終了後の余分な流
量パルスと給油中の流量パルスとを次の条件によ
つて区別し、余分な1パルスを抑制している。
(1) 追加給油終了後、上記余分な流量パルス(1
パルス)が来るまでには多少の時間があるの
で、この時間の範囲内で適当な時間Tを定め、
これを給油終了検知手段21の所定時間Tと
し、この時間Tの間流量パルスが来ないときに
給油が終了したと一応判定し、余分な1パルス
を持つ。
ただし、オートストツプ機構の作動後や追加
給油中にも、流量パルスが来ないまま時間Tを
経過することがあるので、次の条件を付加す
る。
(2) 追加給油終了後は一般に整数値になるので、
1/10および1/100の桁はゼロになつている。そ
こで、1/10および1/100の桁がゼロでかつ(1)の
条件を満たすときに表示をホールドし、その後
に来る余分の1パルスによつて表示が変動しな
いようにする。
(3) ホース5の膨張等による余分の流量パルスは
1パルスだけであるから、時間T内に2パルス
以上の流量パルスが発生したときには実際の給
油によるものと判定し表示ホールドを解除し、
正常の計量値表示を行う。例えば、表示が9.50
でホールドに入つた後に2パルスが加わる
と、9.52と表示される。
以下、上記の説明を踏まえ、第3図のフローチ
ヤートを参照して本実施例の動作を説明する。
給油作業員がノズル掛け7からノズル6を外し
て給油を開始すると(ステツプSP1,SP2)、流
量パルス発信器10からは流量パルスが連続的に
発生し、これが計数手段11で積算され、計量値
が表示器13に逐次表示される(給油中:ステツ
プSP3)。
そして、満タン近くなると、ノズル6内のオー
トストツプ機構が作動し、ノズル6が閉弁して流
量パルスが中断する。この状態が所定時間T以上
継続すると(ステツプSP4)、1/10および1/100の
桁が0でないときにはステツプSP6,7からなる
ループを循環し、次の流量パルスすなわち追加給
油による流量パルスがくるのを持つ。一方、1/10
および1/100の桁が0のときには表示値をホール
ドし(ステツプSP8)、次に2パルス以上がくる
のを待機する(ステツプSP9)。
次に、追加給油が行われると、再び給油中(ス
テツプSP3)となり、計量値の更新が行われる。
また、この間、流量パルスが時間T以上発生しな
いときには上記と同様の処理が行われる。
こうして、追加給油が終了し、計量値の1/10お
よび1/100の桁が0になるとともに時間Tが経過
すると(ステツプSP4,SP5)、ステツプSP8にお
いて表示値(整数値)がホールドされる。従つ
て、ノズル6がノズル掛け7に掛けられるまでの
間に余分の流量パルスが発生しても表示値は変動
しない。そして、ノズル6がノズル掛け7に戻さ
れた時点で給油を終了する(ステツプSP10)。
なお、整数給油せずにノズル6を戻した場合に
はステツプSP5〜SP7の処理によつて給油を終了
する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、計量値の小
数点以下の桁がゼロかつ流量パルスが所定時間発
生しないときに、次の所定パルス分(上の実施例
では1パルス分)だけ計量表示をホールドするよ
うにしたので、ホースの膨張やたわみによつて発
生する流量パルスに起因する表示の変動を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電気的構成を示す
ブロツク図、第2図は同実施例の機械的構成を示
す正面図、第3図は同実施例の動作を説明するた
めのフローチヤートである。 1……送液路、4……流量計、10……流量パ
ルス発信器、11……計数手段、13……表示
器、21……給油終了検知手段、22……表示ホ
ールド解除手段、23……判別手段、24……表
示ホールド手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送液路途中の流量計に付設された流量パルス発
    信器から出力される流量パルスを計数し、当該計
    数した流量パルスに基づき給油量を演算する計数
    手段と、 該計数手段により演算した給油量を表示する表
    示器と、 前記流量パルスが所定時間出力されないことを
    検出して給油終了判定信号を出力する給油終了検
    知手段と、 前記計数手段により演算された給油量の所定桁
    以下の値が零であるか否かを判別し、前記給油量
    の所定桁以下の値が零と判別したときは整数信号
    を出力する判別手段と、 前記給油終了検知手段から給油終了判定信号が
    入力され、前記判別手段から整数信号が入力され
    たときは、前記表示器の表示内容をホールドする
    表示ホールド信号を前記表示器へ出力する表示ホ
    ールド手段と、 該表示ホールド手段の作動後、前記流量パルス
    発信器から予め定めた所定数の流量パルスが出力
    されたことを検出して前記表示器のホールド状態
    を解除する表示ホールド解除信号を前記表示器へ
    出力する表示ホールド解険手段と、 を具備してなる給油装置。
JP1984142582U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH0240000Y2 (ja)

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JPS6156298U JPS6156298U (ja) 1986-04-15
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648997A (en) * 1979-09-23 1981-05-02 Tominaga Oil Pump Liquid feeder

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020632Y2 (ja) * 1979-04-27 1985-06-20 トキコ株式会社 懸垂式給油装置
JPS6115038Y2 (ja) * 1979-10-20 1986-05-10

Patent Citations (1)

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