JP3555272B2 - 給油装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベーパリカバリ機構を有する給油装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
給油に伴って自動車の燃料タンクから放出されるベーパを回収するために、ベーパリカバリ機構を設けた給油装置は知られている。従来のベーパリカバリ機構は、例えば特開平5ー97199号公報に開示されているように、給油ノズルに設けたコレクタはベーパリカバリーホースを介してベーパ管に接続され、このベーパ管にブロワを介装し、そして給油中に放出されるベーパはコレクタから回収されるようになっている。そのためにコレクタが燃料タンクの給油口と好適に適合していない場合は、大気がコレクタに流れ込みベーパが充分に回収されない状態で給油が行われることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、コレクタが燃料タンクの給油口と好適に適合していない場合や、給油ノズルが給油口から外れた場合等、大気がコレクタに流れ込みベーパが充分に回収されない状態で給油が行われているときに、これを検知して報知する給油装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の給油装置は、第1に、一端を貯油タンクに接続し他端に給油ホースを接続した給油管にポンプ及び流量計を介装し、給油ホースの先端に給油ノズル設けた給油機構と、給油ノズルに設けたベーパコレクタにベーパホースを接続し、該ベーパホースに接続されたベーパ管にブロワを介装したベーパリカバリ機構とを有する給油装置において、前記ベーパリカバリー機構で回収されるベーパの濃度を検知するガスセンサと、該ガスセンサの検知信号が一定以下のベーパ濃度となったときに出力するベーパ濃度判断手段と、該判断手段の出力信号により作動して、ベーパ濃度が一定以下であることの異常を報知する報知手段とを設けたことを要旨とするものである。
【0005】
第2に、前記ベーパ管は前記貯油タンクに接続されていることを要旨とするものである。この場合にも希薄なベーパが回収された場合には報知され、対策が立てられるので、貯油タンク内が危険なベーパの希薄状態になることがなくなる。
【0006】
第3に、前記ブロワは給油管に介装された流体モータにより駆動されていることを要旨とするものである。このように、前記ブロワを給油管に介装された流体モータにより駆動することにより、給油中以外はブロワを停止させられ、貯油タンク内に大気が送られる可能性が少なくなる
【0007】
第4に、前記ベーパ濃度判断手段は、ガスセンサの検知信号が一定以下の濃度となったときに停止信号を出力することを要旨とするものである。該停止信号により前記ポンプの駆動モータを停止することにより、より積極的な安全対策となる。第5に、前記ベーパ濃度判断手段からの出力信号を停止する解除スイッチを設けることを要旨とするものである。これにより、どうしてもコレクタが適合できない給油口に給油することができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の全体を示したものであり、計量機1のモータ2で駆動されるポンプ3は、地下に埋設されている貯油タンク4に給油管5を介して接続され、ポンプ3の吐出口に接続された給油管3には、流体モータ6と流量計7とが介装され、先端は給油ホース8に接続されている。この給油ホース8の先端に取り付けられた給油ノズル8には、コレクタ10が設けられ、このコレクタ10は、給油ホース8に沿って配設されたベーパホース11を介してベーパ管12に接続されている。このベーパ管12には、ガスセンサ13と前記した流体モータ6により駆動されるブロワ14とが介装され、ベーパ管12は前記した貯油タンク4の上部に接続されている。
【0009】
図中符号20は、給油制御装置であり、この給油制御装置20には、前記した流量計7に設けられた流量パルス発信器15からの流量信号と、前記した給油ノズル9のノズル掛け16に設けたノズルスイッチ17からのオン・オフ信号と、前記したガスセンサ13からの検知信号と、解除スイッチ18からの解除信号とが入力し、また給油制御装置20からは前記したモータ2に起動信号を、表示器19に給油データ表示信号を出力し、さらに報知信号を報知手段を構成する表示器19と報知器30に出力する。
【0010】
図2は給油制御装置20の構成を示したものであり、この図において、計数手段21は、ノズルスイッチ17からのオン信号を受けて前回の計数値を帰零し、流量パルス発信器15からの流量信号を計数し、計数値を表示器19に表示する。モータ制御手段22は、ノズルスイッチ17からのオン信号を受けてモータ2に駆動信号を出力し、ノズルスイッチ17からのオフ信号を受けてモータ2を停止し、さらに後述するベーパ濃度判断手段からの停止信号によりモータ2への駆動信号を停止する。ベーパ濃度判断手段23はガスセンサ13からの検知信号と基準データ記憶手段24に記憶されている濃度データとを比較し、ベーパ濃度が一定以下と判断されたときに、表示器19にベーパ濃度が一定以下の異常を報知する異常報知表示信号を、報知器30に作動信号を出力し、同時にモータ制御手段22に停止信号を出力して給油を停止させる。そしてベーパ濃度判断手段は、解除スイッチ18からの解除信号を受けて、ベーパ濃度が一定以下と判断されたときに前記各機器へ出力していた信号を解除し、給油を再開するようになっている。
【0011】
次に図3に基づいて動作を説明する。給油ノズル9をノズル掛け16より外してノズルスイッチ17からオン信号が入力すると(ST1)、計数手段21は記憶していた前回の給油量を消去し、表示器19は帰零され、モータ制御手段22はモータ2に起動信号を出力し、モータ2によりポンプ3が駆動される(ST2)。給油ノズル9を自動車の給油口に差し込んで弁を開くと、貯油タンク4からの油はポンプ3により圧送され、流体モータ6を駆動し、流量計7で計測されて給油ノズル9より自動車へ給油される。給油中は流体モータ6が駆動されているのでブロワ14が回動し、給油に従って給油口より放出されるベーパはコレクタ10より吸引され貯油タンク4に回収される。
【0012】
なお、流量パルス発信器15からの流量信号は計数手段21で計数され表示器19に表示される。
【0013】
ガスセンサ13からの検知信号は、ベーパ濃度判断手段23で基準データ記憶手段24に記憶されているベーパ濃度データと比較され、例えばコレクタ10が燃料タンクの給油口と好適に適合していない場合や、給油ノズル9が給油口から外れた場合等のように、大気がコレクタ10に流れ込みベーパが充分に回収されない状態で給油が行われ、ベーパ濃度が一定以下と判断されると(ST3・ST4)、表示器19と報知器30に異常報知信号を出力し、表示器19に異常報知が表示され、報知器30が鳴り、同時にモータ制御手段22に停止信号が伝わり、モータ2への駆動信号が停止する(ST5)。
【0014】
この報知に基づき作業員が給油ノズル9をセットし直したり、またはコレクタ10が燃料タンクの給油口と適合していない給油口でも給油しなければならないような場合に、解除スイッチ18が押されて、解除信号が入力すると(ST6)、報知は停止し、モータ2は再び起動され、給油は再開される(ST7)。このようにして給油が行われ、所定量の給油が終わり、給油ノズル9がノズル掛け16に戻されてノズルスイッチ17がオフすると(ST8)、モータ制御手段22はモータ2への駆動信号を停止し、給油動作が終わる(ST9)。
【0015】
なお、給油中にベーパ濃度が一定以下と判断されることなく(ST3・ST4)、給油が終わり給油ノズル9がノズル掛け16に戻されてノズルスイッチ17がオフすると(ST11)、モータ2が停止して給油動作が終わる(ST12)。また、報知により解除スイッチ18を押すことなく、給油ノズル9がノズル掛け16に戻されてノズルスイッチ17がオフすると(ST6・ST13)、モータが停止して給油動作が終わる(ST14)。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の給油装置は、ベーパリカバリ機構で回収されるベーパの濃度を検知するガスセンサを設け、このガスセンサの検知信号が一定以下のベーパ濃度となると報知し駆動モータを停止するようにしたので、コレクタが燃料タンクの給油口と好適に適合していないで給油されることが防止でき、また、給油ノズルが給油口から外れた場合等にもすぐに知らされるので危険な状態での給油が防止できる。さらに、大量の大気がベーパリカバリ機構で吸引される可能性が少なくなるので、ベーパ管を貯油タンクに接続しても貯油タンク内が危険なベーパ希薄状態となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わる給油装置の全体図である。
【図2】本発明の実施の形態に関わる給油制御装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に関わる給油装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
1・・・計量機
2・・・モータ
3・・・ポンプ
4・・・貯油タンク
5・・・給油管
6・・・流体モータ
7・・・流量計
8・・・給油ホース
9・・・給油ノズル
10・・・コレクタ
11・・・ベーパホース
12・・・ベーパ管
13・・・ガスセンサ
14・・・ブロワ
15・・・流量パルス発信器
16・・・ノズル掛け
17・・・ノズルスイッチ
18・・・解除スイッチ
19・・・表示器
20・・・給油制御装置
21・・・計数手段
22・・・モータ制御手段
23・・・ベーパ濃度判断手段
24・・・基準データ記憶手段
30・・・報知器

Claims (5)

  1. 一端を貯油タンクに接続し他端に給油ホースを接続した給油管にポンプ及び流量計を介装し、給油ホースの先端に給油ノズル設けた給油機構と、給油ノズルに設けたベーパコレクタ10にベーパホース11を接続し、該ベーパホース11に接続されたベーパ管12にブロワ14を介装したベーパリカバリ機構とを有する給油装置において、
    前記ベーパリカバリー機構で回収されるベーパの濃度を検知するガスセンサ13と、該ガスセンサ13の検知信号が一定以下のベーパ濃度となったときに出力するベーパ濃度判断手段23と、該判断手段23の出力信号により作動して、ベーパ濃度が一定以下であることの異常を報知する報知手段とを設けたことを特徴とする給油装置。
  2. 前記ベーパ管12は前記貯油タンクに接続されていることを特徴とする請求項1記載の給油装置。
  3. 前記ブロワ14は給油管に介装された流体モータにより駆動されていることを特徴とする請求項2記載の給油装置。
  4. 前記ベーパ濃度判断手段23は、ガスセンサ13の検知信号が一定以下の濃度となったときに停止信号を出力し、該停止信号により前記ポンプを駆動するモータは停止することを特徴とする請求項1または2記載の給油装置。
  5. 前記ベーパ濃度判断手段23からの出力信号を停止する解除スイッチ18を設けたことを特徴とする請求項4記載の給油装置。
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