JPH0958798A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH0958798A
JPH0958798A JP23607695A JP23607695A JPH0958798A JP H0958798 A JPH0958798 A JP H0958798A JP 23607695 A JP23607695 A JP 23607695A JP 23607695 A JP23607695 A JP 23607695A JP H0958798 A JPH0958798 A JP H0958798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大気がコレクタに流れ込みベーパが充分に回
収されない状態で給油が行われているときに、これを検
知して報知する。 【解決手段】 一端を貯油タンク4に接続し他端に給油
ホース8を接続した給油管5にポンプ3及び流量計7を
介装し、給油ホース8の先端に給油ノズル9設けた給油
機構と、給油ノズル9に設けたベーパコレクタ10にベ
ーパホース11を接続し、該ベーパホース11に接続さ
れたベーパ管12にブロワ14を介装したベーパリカバ
リ機構とを設け、前記ベーパリカバリー機構で回収され
るベーパの濃度を検知するガスセンサ13と、該ガスセ
ンサ13の検知信号が一定以下のベーパ濃度となったと
きに報知信号を出力するベーパ濃度判断手段23と、該
判断手段23の報知信号により作動する報知手段19・
30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベーパリカバリ機
構を有する給油装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給油に伴って自動車の燃料タンクから放
出されるベーパを回収するために、ベーパリカバリ機構
を設けた給油装置は知られている。従来のベーパリカバ
リ機構は、例えば特開平5ー97199号公報に開示さ
れているように、給油ノズルに設けたコレクタはベーパ
リカバリーホースを介してベーパ管に接続され、このベ
ーパ管にブロワを介装し、そして給油中に放出されるベ
ーパはコレクタから回収されるようになっている。その
ためにコレクタが燃料タンクの給油口と好適に適合して
いない場合は、大気がコレクタに流れ込みベーパが充分
に回収されない状態で給油が行われることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、コレ
クタが燃料タンクの給油口と好適に適合していない場合
や、給油ノズルが給油口から外れた場合等、大気がコレ
クタに流れ込みベーパが充分に回収されない状態で給油
が行われているときに、これを検知して報知する給油装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給油装置は、一端が貯油タンクに接続し他
端に給油ホースを接続した給油管にポンプ及び流量計を
介装し、給油ホースの先端に給油ノズル設けた給油機構
と、給油ノズルに設けたベーパコレクタにベーパホース
を接続し、該ベーパホースに接続されたベーパ管にブロ
ワを介装したベーパリカバリ機構とを有する給油装置に
おいて、前記ベーパーリカバリ機構で回収されるベーパ
の濃度を検知するガスセンサと、該ガスセンサの検知信
号が一定以下のベーパ濃度となったときに報知信号を出
力するベーパ濃度判断手段と、該判断手段の報知信号に
より作動する報知手段とを設けている。
【0005】また、前記ベーパ管を前記貯油タンクに接
続することによりベーパ処理が効率的に行われるように
なる点で好ましい。そしてこの場合にも希薄なベーパが
回収された場合には報知され、対策が立てられるので、
貯油タンク内が危険なベーパの希薄状態になることがな
くなる。さらに、前記ブロワを給油管に介装された流体
モータにより駆動することにより、給油中以外はブロワ
を停止させられ、貯油タンク内に大気が送られる可能性
が少なくなる点で好ましい。
【0006】前記ベーパ濃度判断手段は、ガスセンサの
検知信号が一定以下の濃度となったときに停止信号を出
力し、該停止信号により前記ポンプの駆動モータを停止
することにより、より積極的な安全対策となる。そして
前記ベーパ濃度判断手段からの出力信号を停止する解除
スイッチを設けることにより、どうしてもコレクタが適
合できない給油口に給油することができるようになる点
で好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の全体を示したもの
であり、計量機1のモータ2で駆動されるポンプ3は、
地下に埋設されている貯油タンク4に給油管5を介して
接続され、ポンプ3の吐出口に接続された給油管3に
は、流体モータ6と流量計7とが介装され、先端は給油
ホース8に接続されている。この給油ホース8の先端に
取り付けられた給油ノズル8には、コレクタ10が設け
られ、このコレクタ10は、給油ホース8に沿って配設
されたベーパホース11を介してベーパ管12に接続さ
れている。このベーパ管12には、ガスセンサ13と前
記した流体モータ6により駆動されるブロワ14とが介
装され、ベーパ管12は前記した貯油タンク4の上部に
接続されている。
【0008】図中符号20は、給油制御装置であり、こ
の給油制御装置20には、前記した流量計7に設けられ
た流量パルス発信器15からの流量信号と、前記した給
油ノズル9のノズル掛け16に設けたノズルスイッチ1
7からのオン・オフ信号と、前記したガスセンサ13か
らの検知信号と、解除スイッチ18からの解除信号とが
入力し、また給油制御装置20からは前記したモータ2
に起動信号を、表示器19に給油データ表示信号を出力
し、さらに報知信号を報知手段を構成する表示器19と
報知器30に出力する。
【0009】図2は給油制御装置20の構成を示したも
のであり、この図において、計数手段21は、ノズルス
イッチ17からのオン信号を受けて前回の計数値を帰零
し、流量パルス発信器15からの流量信号を計数し、計
数値を表示器19に表示する。モータ制御手段22は、
ノズルスイッチ17からのオン信号を受けてモータ2に
駆動信号を出力し、ノズルスイッチ17からのオフ信号
を受けてモータ2を停止し、さらに後述するベーパ濃度
判断手段からの停止信号によりモータ2への駆動信号を
停止する。ベーパ濃度判断手段23はガスセンサ13か
らの検知信号と基準データ記憶手段24に記憶されてい
る濃度データとを比較し、ベーパ濃度が一定以下と判断
されたときに、表示器19に異常報知表示信号を、報知
器30に作動信号を出力し、同時にモータ制御手段22
に停止信号を出力して給油を停止させる。そしてベーパ
濃度判断手段は、解除スイッチ18からの解除信号を受
けて、ベーパ濃度が一定以下と判断されたときに前記各
機器へ出力していた信号を解除し、給油を再開するよう
になっている。
【0010】次に図3に基づいて動作を説明する。給油
ノズル9をノズル掛け16より外してノズルスイッチ1
7からオン信号が入力すると(ST1)、計数手段21
は記憶していた前回の給油量を消去し、表示器19は帰
零され、モータ制御手段22はモータ2に起動信号を出
力し、モータ2によりポンプ3が駆動される(ST
2)。給油ノズル9を自動車の給油口に差し込んで弁を
開くと、貯油タンク4からの油はポンプ3により圧送さ
れ、流体モータ6を駆動し、流量計7で計測されて給油
ノズル9より自動車へ給油される。給油中は流体モータ
6が駆動されているのでブロワ14が回動し、給油に従
って給油口より放出されるベーパはコレクタ10より吸
引され貯油タンク4に回収される。
【0011】なお、流量パルス発信器15からの流量信
号は計数手段21で計数され表示器19に表示される。
【0012】ガスセンサ13からの検知信号は、ベーパ
濃度判断手段23で基準データ記憶手段24に記憶され
ているベーパ濃度データと比較され、例えばコレクタ1
0が燃料タンクの給油口と好適に適合していない場合
や、給油ノズル9が給油口から外れた場合等のように、
大気がコレクタ10に流れ込みベーパが充分に回収され
ない状態で給油が行われ、ベーパ濃度が一定以下と判断
されると(ST3・ST4)、表示器19と報知器30
に信号を出力し、表示器19に異常報知が表示され、報
知器30が鳴り、同時にモータ制御手段22に停止信号
が伝わり、モータ2への駆動信号が停止する(ST
5)。
【0013】この報知に基づき作業員が給油ノズル9を
セットし直したり、またはコレクタ10が燃料タンクの
給油口と適合していない給油口でも給油しなければなら
ないような場合に、解除スイッチ18が押されて、解除
信号が入力すると(ST6)、報知は停止し、モータ2
は再び起動され、給油は再開される(ST7)。このよ
うにして給油が行われ、所定量の給油が終わり、給油ノ
ズル9がノズル掛け16に戻されてノズルスイッチ17
がオフすると(ST8)、モータ制御手段22はモータ
2への駆動信号を停止し、給油動作が終わる(ST
9)。
【0014】なお、給油中にベーパー濃度が一定以下と
判断されることなく(ST3・ST4)、給油が終わり
給油ノズル9がノズル掛け16に戻されてノズルスイッ
チ17がオフすると(ST11)、モータ2が停止して
給油動作が終わる(ST12)。また、報知により解除
スイッチ18を押すことなく、給油ノズル9がノズル掛
け16に戻されてノズルスイッチ17がオフすると(S
T6・ST13)、モータが停止して給油動作が終わる
(ST14)。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給油装置
は、ベーパリカバリ機構で回収されるベーパの濃度を検
知するガスセンサを設け、このガスセンサの検知信号が
一定以下のベーパ濃度となると報知するようにしたの
で、コレクタが燃料タンクの給油口と好適に適合してい
ないで給油されることが防止でき、また、給油ノズルが
給油口から外れた場合等にもすぐに知らされるので危険
な状態での給油が防止できる。さらに、大量の大気がベ
ーパリカバリ機構で吸引される可能性が少なくなるの
で、ベーパ管を貯油タンクに接続しても貯油タンク内が
危険なベーパ希薄状態となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わる給油装置の全体図
である。
【図2】本発明の実施の形態に関わる給油制御装置のブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に関わる給油装置のフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1・・・計量機 2・・・モータ 3・・・ポンプ 4・・・貯油タンク 5・・・給油管 6・・・流体モータ 7・・・流量計 8・・・給油ホース 9・・・給油ノズル 10・・・コレクタ 11・・・ベーパホース 12・・・ベーパ管 13・・・ガスセンサ 14・・・ブロワ 15・・・流量パルス発信器 16・・・ノズル掛け 17・・・ノズルスイッチ 18・・・解除スイッチ 19・・・表示器 20・・・給油制御装置 21・・・計数手段 22・・・モータ制御手段 23・・・ベーパ濃度判断手段 24・・・基準データ記憶手段 30・・・報知器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を貯油タンクに接続し他端に給油ホ
    ースを接続した給油管にポンプ及び流量計を介装し、給
    油ホースの先端に給油ノズル設けた給油機構と、給油ノ
    ズルに設けたベーパコレクタにベーパホースを接続し、
    該ベーパホースに接続されたベーパ管にブロワを介装し
    たベーパリカバリ機構とを有する給油装置において、前
    記ベーパリカバリー機構で回収されるベーパの濃度を検
    知するガスセンサと、該ガスセンサの検知信号が一定以
    下のベーパ濃度となったときに報知信号を出力するベー
    パ濃度判断手段と、該判断手段の報知信号により作動す
    る報知手段とを設けたことを特徴とする給油装置。
  2. 【請求項2】 前記ベーパ管は前記貯油タンクに接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の給油装置。
  3. 【請求項3】 前記ブロワは給油管に介装された流体モ
    ータにより駆動されていることを特徴とする請求項2記
    載の給油装置。
  4. 【請求項4】 前記ベーパ濃度判断手段は、ガスセンサ
    の検知信号が一定以下の濃度となったときに停止信号を
    出力し、該停止信号により前記ポンプを駆動するモータ
    は停止することを特徴とする請求項1または2記載の給
    油装置。
  5. 【請求項5】 前記ベーパ濃度判断手段からの出力信号
    を停止する解除スイッチを設けたことを特徴とする請求
    項4記載の給油装置。
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