JPH04352697A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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Publication number
JPH04352697A
JPH04352697A JP11506091A JP11506091A JPH04352697A JP H04352697 A JPH04352697 A JP H04352697A JP 11506091 A JP11506091 A JP 11506091A JP 11506091 A JP11506091 A JP 11506091A JP H04352697 A JPH04352697 A JP H04352697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
vapor
function
refueling
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP11506091A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Imagawa
今川 篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP11506091A priority Critical patent/JPH04352697A/ja
Publication of JPH04352697A publication Critical patent/JPH04352697A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/32Arrangements of safety or warning devices; Means for preventing unauthorised delivery of liquid
    • B67D7/34Means for preventing unauthorised delivery of liquid
    • B67D7/342Means for preventing unauthorised delivery of liquid by discriminating the kind of liquid by analysis or by physical properties, e.g. vapour-pressure

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給油所等において使用さ
れ、自動車の燃料タンク等へガソリンや軽油のような油
液を供給する給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給油所等においては、ガソリン供給用,
軽油供給用といったように、供給油種毎に給油装置が設
置されている。
【0003】そこで、この種の給油装置では、顧客の自
動車のタンク等に給油する際、例えばガソリンを供給す
べきところを誤って軽油供給用の給油装置を使って給油
してしまうといった異油種給油事故を防止するために、
自動油種判別機能が備えられる傾向にある。そして、こ
の自動油種判別機能を備えた給油装置は、給油を行うタ
ンク内の残存油液の油蒸気を吸引して油種判別装置の油
蒸気センサに当ててその油種を判別し、タンク内の残存
油液の油種と給油装置からの供給油液の油種とが一致し
たときのみ給油が可能となるようになっている。
【0004】又、この自動油種判別機能は、給油開始前
における油種判別に際しては、給油ノズルをノズル掛け
から外し燃料タンクへ挿入するとベーパ吸引パイプによ
り燃料タンク内の油蒸気が吸引され、燃料タンク内の残
存油液の油種が例えばガソリンか軽油か所定時間内に判
別されるようになっているが、例えば単車等の燃料タン
クが浅い場合や風に強い場合等には、燃料タンク内の残
存油液の油種と供給油液の油種とが合致している場合で
も、油蒸気がベーパ吸引パイプによる吸引前に散乱して
しまい、正確な油種判別ができなくなり、給油作業が行
えなくなる。そのため、油種判別装置による自動油種判
別を行なって油種が一致したとき給油可能とする第1の
機能に加え、油種判別装置による自動油種判別を行なわ
ずに自動油種判別機能を備えない既存の給油装置として
取扱い給油可能とする第2の機能を設け、作業者による
切換えにより上記第1又は第2の機能のいずれか一方を
実行する給油装置が特願平2−334090で提案され
ている。
【0005】上記の給油装置は、第1の機能を実行しい
てるときには、あらかじめ前回の給油時に吸引されベー
パ吸引パイプ中に残存している油蒸気を排出した上で今
回給油しようとする燃料タンク内の油蒸気を吸入する。 更に油種判別装置の判別結果がタンク内の残存油液の油
種と給油装置からの供給油液の油種が一致しているとき
に給油を可能とする。更に給油終了後に再度ベーパ吸引
パイプ中に残存している油蒸気を排出するものである。
【0006】又、上記給油装置が第2の機能を実行して
いるときには、油種判別装置による自動油種判別を行な
わず、給油の前後にベーパ吸引パイプ中に残存している
油蒸気を排出することはしていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記の給油装
置では、上記第2の機能、即ち油種判別装置による自動
油種判別を行なわず給油する場合、ベーパ吸引パイプ中
に残存している油蒸気の排出を行なわないため、給油中
にベーパ吸引パイプのベーパ吸引口から油液又はベーパ
が侵入することがあった。この状態で前記第1の機能即
ち油種判別装置による自動油種判別を行なおうとする場
合、残存油液を排出する動作では前回油蒸気吸込口から
侵入した油を完全に排出できず、したがって誤判定を行
なうことがあった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、油種判別装置
により自動油種判別を行なわないで給油するときにベー
パ吸引パイプに油液が侵入することがなく、油種の誤判
定を行なうことがない給油装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、基端側が送液手段に連通されたホースと、
このホースの先端に接続され、タンクに挿入されて前記
送液手段により供給される油液を吐出する給油ノズルと
、タンク内の油蒸気を採取するように前記給油ノズルの
先端側に吸引口が設けられ、前記ホースに沿って延設さ
れた吸引管路と、この吸引管路に接続され、タンク内の
残存油液の油種を判定するための油蒸気センサが設けら
れた検出管路と、前記吸引管路を介してこの検出管路に
タンク内の油蒸気を吸引する吸気手段と、前記吸引管路
及び検出管路に外気を送り込み前記吸引管路の吸引口か
ら排出させる排気手段と、前記吸引管路及び検出管路を
前記吸気手段又は排気手段に選択的に連通させる切換手
段と、第1の給油機能または第2の給油機能のいずれか
一方を実行するように指定する機能指定手段と、給油作
業開始に際してこの機能指定手段により第1の給油機能
が指定されたときには、前記吸引管路及び検出管路を前
記吸気手段に連通させるように前記切換手段を切換え、
前記吸気手段を駆動して前記吸引口から吸引したタンク
内の油蒸気を前記油蒸気センサに供給するとともに、前
記油蒸気センサの出力に基づき判定されたタンク内の残
存油液の油種が前記送液手段から供給される油種と一致
したときにのみ、前記吸引管路及び検出管路を前記排気
手段に連通させるように前記切換手段を切換え、前記送
液手段及び前記排気手段を駆動する一方、給油作業開始
に際してこの機能指定手段により第2の給油機能が指定
されたときには、前記油蒸気センサによるタンク内の残
存油液の判定を行わず前記吸引管路及び検出管路を前記
排気手段に連通させるように前記切換手段を切換えて、
前記送液手段及び前記排気手段を駆動する制御手段と、
を具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】タンク内の残存油液の自動判別を行なわずに送
液手段を駆動する第2の給油機能にて検出管路及び吸引
管路を排気手段に連通するように切換手段を切換えるこ
とにより、検出管路及び吸引管路に外気を送り込み吸引
管路のベーパ吸引口から排出する。これにより給油中に
吸引管路のベーパ吸引口から油が侵入するのを防止する
【0011】
【実施例】図1に本発明になる給油装置の一実施例を示
す。
【0012】同図中、給油装置1は給油所の給油現場に
設置され、装置本体2の側面には給油ノズル3に接続さ
れた給油ホース5が引き出されている。給油ノズル3は
通常、装置本体2の側面に設けられたノズル掛け4に掛
止されており、例えば顧客の自動車が給油所に到着する
と、作業者は給油ノズル3をノズル掛け4から外し自動
車の燃料タンク6の給油口6aに挿入して給油を行う。
【0013】給油ホース5は装置本体2内において、給
油系統に接続されている。7は給油系統の配管で、地下
タンク8に連通され、その途中には流量計10、ポンプ
9が配設されている。又、給油ホース(ホース)5は流
量計10,ポンプ(送液手段)9を介して配管7に接続
されている。
【0014】12は制御装置(制御手段)で、給油ノズ
ル3が給油口6aに挿入されてノズル掛け4に設けられ
たノズルスイッチ11がオンになると、操作部15の機
能設定器(機能指定手段)15bのテンキー又は固定キ
ー(本実施例の場合、機能1キー15b1 、機能2キ
ー15b2 、機能3キー15b3 )により前記第1
の給油機能に該当する第1の機能(以下「機能1」と称
する。)が設定される。即ち機能1キー15b1 が押
されて機能表示器15aにその設定が表示されている場
合、制御装置12は後述するように油蒸気(ベーパ)に
基づく自動油種判定を行う。そして、制御装置12は検
出されたタンク6の油種と予め設定された地下タンク8
に対応する油種とが一致したとき、ポンプモータ13を
起動してポンプ9を駆動する。ポンプ9の駆動により地
下タンク8の油液は配管7を介して汲み上げられ流量計
10,給油ホース5を通過し、給油ノズル3よりタンク
6に給油される。又、操作部15の機能設定器15bで
機能2キー15b2 又は機能3キー15b3が押され
ることにより前記第2の給油機能に該当する第2又は第
3の機能(以下「機能2」、「機能3」と称する。)が
設定され、機能表示器15aにその設定が表示されてい
る場合、上記のベーパに基づく自動油種判定は行なわず
、ポンプモータ13を起動し、ポンプ9を駆動し、上記
同様地下タンク8の油液がタンク6に給油される。
【0015】尚、給油時、流量計10は給油量を計測し
、流量パルス発信器10aが流量パルスを制御装置12
へ出力する。そして、制御装置12は流量パルスを積算
し、表示部14の給油量表示器14aに給油量を表示す
る。
【0016】14bは給油装置1の動作状態を報知する
状態報知器で、装置本体2の前面に設けられ、自動油種
判定時及びセンサクリーニング時にランプを点滅する。
【0017】16は可橈性を有するベーパ吸引パイプ(
吸引管路)で、一端が給油ノズル3の先端部にベーパ吸
引口(吸引口)3bが設けられ、給油ホース5に沿うよ
う例えば給油ホース5の外周に一体的に保持されており
、他端が装置本体2内の油種判定系統に接続されている
。従って、給油ノズル3が給油口6aに挿入されると給
油口6aにベーパ吸引口3bが挿入され、給油タンク6
内のベーパはベーパ吸引パイプ16に流入する。
【0018】17aはベーパ吸引パイプ16に接続され
た検出配管(検出管路)であり、17bは検出配管17
aと例えば地下タンク8とを接続する回収配管17bで
ある。又17cは検出配管17aと外気とを接続する吸
気配管である。
【0019】さらに、検出配管17aの途中にはベーパ
吸引パイプ16より吸引された油蒸気圧より油種を検出
する油種検出センサ(油蒸気センサ)18が設けられて
いる。又、回収配管17bの途中にはベーパ吸引パイプ
16からの油蒸気を吸引する吸気ポンプ(吸気手段)1
9が設けられている。
【0020】又、吸気配管17cには吸引パイプ16及
び検出配管17aに残留したベーパ(油蒸気)をベーパ
吸引口3bから燃料タンク6内に排出させる排気ポンプ
(排気手段)24が設けられている。
【0021】20は三方切換弁(切換手段)で、検出配
管17a、回収配管17b、吸気配管17cが接続され
ている。
【0022】上記、三方切換弁20は後述するように自
動油種判定時はセンサ18を通過したベーパを地下タン
ク8へ回収するように、即ち図1中Bで示す経路に切換
わり、給油中はセンサ18に付着したベーパを装置体2
の側面に開口する吸気配管17cより吸引された空気に
よりクリーニングするとともにベーパ吸引口3bからの
油液又はベーパの侵入を防ぐべく燃料タンク6内へ排出
するように、即ち図1中Aで示す経路に切換わる。
【0023】油種検出センサ18としては、例えばベー
パの蒸気圧を検出する半導体式のガスセンサが使用され
る。燃料タンク6内の残存液の油種(本実施例ではガソ
リン,軽油)により飽和蒸気圧が異なり、ガソリンの方
が軽油よりも飽和蒸気圧が高い。従って、ガソリンのベ
ーパが吸引されたときセンサ18の出力は高くなり、軽
油のベーパが吸引されたときのセンサ18の出力は低く
なる。
【0024】ところが、半導体式のガスセンサはその特
性上、油液が直接付着していると正確な油種検出ができ
なくなるばかりか故障の原因にもなる。
【0025】そのため、給油開始時の油種判別時のみベ
ーパがセンサ18へ供給され、給油ノズル3が操作され
て実際に給油ノズル3から油が吐出されるときには外気
がセンサ18へ供給されるように検出配管内を通過する
流体を切換える。
【0026】ここで、上記構成になる給油装置1の給油
動作について説明する。制御装置12は給油時、図2,
図3に示す処理を実行する。
【0027】図2中、制御装置12は給油ノズル3がノ
ズル掛け4から外されるとノズルスイッチ11がオンに
切換わる(S1)。この信号により制御装置12は操作
部15にてあらかじめ設定された機能の番号を読み出す
(S2)。S3では上記のあらかじめ設定された機能が
機能1であれば後述するS6へ移り、機能2が設定され
ていれば後述するS11へ移り(S4)、機能3が設定
されていればS11へ移る(S5)。
【0028】この場合、いずれの機能も設定されていな
い場合は再度S2へ戻り、上記のステップS2〜S5を
繰り返す。
【0029】ここで機能1が設定されている場合、図3
に示すS6へ移り、三方切換弁20が図1のBの経路へ
切換わることにより検出配管17aと回収配管17bと
を連通する。続いて吸気ポンブ19が駆動される(S7
)。
【0030】そのため、図1に示す如く給油ノズル3が
給油口6aに挿入されると、タンク6内のベーパが給油
ノズル3の先端に設けられた吸引口3bから吸引パイプ
16に吸い込まれる。吸引パイプ16内に吸引されたベ
ーパは検出配管17a,回収配管17cを介して地下タ
ンク8に給送されている。
【0031】検出配管17aには油種判別用のセンサ1
8が設けられているので、吸引パイプ16から吸引され
たベーパの圧力がセンサ18により検出される。このよ
うにして、センサ18によりベーパの油種検出が完了す
ると、ベーパの油種と予め設定された地下タンク8に対
応する油種とが一致するか否かをチェックする(S8)
【0032】即ち、タンク16の油種と地下タンク8の
油種とが一致した場合には、S9に移り吸気ポンプを停
止し、次のS10では切換弁20をA経路に切換えて検
出配管17aと吸気配管17cとを連通する。更に次の
S11では排気ポンプ24を駆動し、吸気配管17cよ
り吸引された空気が検出配管17aに圧送される。これ
により、吸引パイプ16及び検出配管17a,センサ1
8に残留するベーパが吸気配管17cより吸引された空
気によりベーパ吸引口3bからタンク6中に排出される
【0033】これにより、センサ18に付着した油液は
吸気配管17cより吸込まれた空気により除去され、セ
ンサ18の表面が清掃される。そのため、吸引パイプ1
6及び配管17a内に前回のベーパが残留しないので、
次回の油種検出精度が高められ、残留油液による誤検出
が防止される。
【0034】更にベーパ吸引口3bからタンク6内へ空
気を排出することによりベーパ吸引口3bから燃料タン
ク6の油液又はベーパが吸引パイプ16及び検出配管1
7aに侵入することを防止する。
【0035】続いて、ポンプ9のモータ13を起動し、
地下タンク8の油液を給油ノズル3へ圧送する(S12
)。そして、作業者が給油ノズル3のノズルレバーを引
くと、タンク6への給油が開始される(S13)。
【0036】タンク6への給油が終了し、給油ノズル3
がノズル掛け4に戻されるとノズルスイッチ11がオフ
に切換わる。S14でノズルスイッチ11がオフになる
とポンプ9のモータ13を停止させる(S15)。
【0037】更に引き続き所定時間排気ポンプ24を運
転し、給油ホース5の給油口3aの周囲に付着している
油液を吹き払い、ベーパ吸引口3bからの油液の侵入防
止を確実にする。
【0038】所定時間の経過が確認されるとS17に移
り排気ポンプ24を停止させる。
【0039】更にS24に移り、操作部15で設定され
ている機能の番号を読み出し、機能3が設定されている
かどうか判別する(S25)。ここでは機能1が設定さ
れているので、そのままS1へ戻り、次回の給油迄待機
することになる。
【0040】又、状態報知器14bは給油ノズル3がノ
ズル掛け4から外されてから油種一致か否かを判定する
までの間表示ランプを点滅する。
【0041】従って、作業者は状態報知器14bの点滅
により油種判定中であることがわかり、状態報知器14
bの消灯により「油種一致」を確認する。これにより、
作業者は給油ノズル3のノズルレバーを引き給油を開始
させる。
【0042】尚、給油終了後、給油ノズル3がノズル掛
け4に戻されると(S14)、状態報知器14bが再び
点滅して前述した排気ポンプ24によるセンサ18のク
リーニング中であることが表示される。
【0043】センサ18のクリーニングが完了し排気ポ
ンプ24が停止すると(S17)、状態報知器14bは
消灯するため、作業者は状態報知器15が消灯したこと
を確認してから次回給油作業を行う。
【0044】尚、S8において、油種不一致の場合、吸
気ポンプ19を停止させ(S18)、次いで検出配管1
7aと吸気配管17cとが連通するように切換弁20が
切換わる(S19)。
【0045】続いて、排気ポンプ24が駆動され(S2
0)、吸引パイプ16、配管17a内のベーパ及びセン
サ18に付着した油液が大気中に排出される。更に表示
部14の状態報知器14bの表示ランプを点灯し異油種
報知を行なう(S21)。したがって作業者は状態報知
器14bの点灯を確認すると給油を行わず給油ノズル3
をノズル掛け4に戻す。給油ノズル3がノズル掛け4に
戻されると、ノズルスイッチ11がオフとなり(S22
)、状態報知器14bは点滅に切換り異油種報知を解除
し(S23)、上記S16,17,24の処理が実行さ
れ、S1に戻る。
【0046】次に図2において、機能2又は機能3を設
定した場合(S4又はS5)の説明を行なう。
【0047】機能2とは、今回の給油から以降の給油に
際して自動油種判別を行なわずに給油可能とする機能で
あり、例えば油種センサ18の故障等により、当分の間
油種センサ18による自動油種判別が不可能な場合等に
設定する。
【0048】この機能2は操作部15にて同機能を解除
する操作をすることにより解除される。
【0049】又、機能3は今回の給油の際に限り自動油
種判別を行なわずに給油可能とする機能であり、したが
ってこの機能3は今回の給油の終了により自動的に解除
され、次回からは機能1即ち自動油種判別が行なわれる
【0050】この機能3は例えば単車等の底の浅い燃料
タンクへ給油する際や、風が強い場合等、一時的に油種
センサによる油種判別が不可能な場合に設定する。
【0051】図2で機能2又は機能3が設定されている
場合(S4又はS5)、S6〜S10の自動油種判別の
ステップを省略し、S11へ移り排気ポンプ24が駆動
される。
【0052】以降機能1の場合と同様のステップS12
〜S17で給油が行なわれS24に到る。
【0053】ここで操作部15により機能3が設定され
ていれば操作部15の機能設定が自動的に機能1に切換
えられ(S26)、S1へ戻る。又、機能2が設定され
ておればそのままS1へ戻り次回の給油迄待機すること
になる。
【0054】したがって自動油種判別を行なわない機能
2,3の場合にも、給油中に排気ポンプ24が常時運転
され吸気配管17cから吸入した空気をベーパ吸引パイ
プ16のベーパ吸引口3bから排出することにより、給
油中に油液又はベーパがベーパ吸引口3bに付着したり
、ベーパ吸引パイプ中に侵入することを防止している。
【0055】尚今回の給油時の前に操作部15で機能1
が設定され、その後次回の給油時迄に新たな機能の設定
がなされなければこの機能1のモードが保持され、次回
も図2のS2で機能1が読み出される。そしてS3から
S6へ移り、油種センサ18による自動油種判別を前提
として給油可能とする機能を実行することになる。
【0056】又、今回の給油時の前に操作部15で機能
2が設定され、その後次回の給油時迄に新たな機能の設
定がなされなければ、この機能2のモードが保持され次
回も図2のS2で機能2が読み出される。そしてS4か
らS11へ移り、油種センサ18による自動油種判別を
行なわず給油可能とする機能を実行することになる。 又、今回の給油時の前に操作部15で機能3が設定され
ておれば今回の給油後、前述の如くS26で自動的に機
能1に切換えられ、その後次回の給油迄に新たな機能の
設定がなされなければ機能1のモードが保持され、次回
は図2のS2で機能1が読み出される。そしてS3から
S6へ移り、図3のS6から始まる自動油種判別を前提
とした機能が実行される。
【0057】尚、上記実施例では、油種不一致の場合ポ
ンプモータ13が駆動されないようにしたが、これに限
らず例えば流量計10とポンプ9との間に電磁弁を設け
、油種が一致したときこの電磁弁が開弁するようにして
も良い。
【0058】又、上記実施例ではガソリンと軽油を判別
するものとして説明したが、これ以外の油種を判別する
ようにしても良いのは勿論である。
【0059】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる給油装置は、
油種センサによる自動油種判別を実行する場合及び油種
センサの故障、又は他の条件により油種センサによる自
動油種判別を省略する場合のいずれの場合にも給油開始
から終了迄検出配管とベーパ吸引パイプに外気を供給し
ベーパ吸引パイプのベーパ吸引口から排出する排気動作
が継続される。したがって給油中ベーパ吸引パイプにベ
ーパ吸引口から油液又はベーパが侵入することがなく、
次回の油種センサによる自動油種判別の際に誤判別を行
なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例の構成図であ
る。
【図2】制御装置が実行する処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】図2に示すフローチャートに続いて実行される
処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1  給油装置 3  給油ノズル 4  ノズル掛け 5  給油ホース(ホース) 8  地下タンク 9  ポンプ(送液手段) 10  流量計 11  ノズルスイッチ 12  制御装置(制御手段) 14  表示部 15  操作部 15b  機能設定器(機能指定手段)16  ベーパ
吸引パイプ(吸引管路)17a  検出配管(検出管路
) 17b  回収配管 17c  吸気配管 18  油種検出センサ(油蒸気センサ)19  吸気
ポンプ(吸気手段) 20  三方切換弁(切換手段) 24  排気ポンプ(排気手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基端側が送液手段に連通されたホース
    と、該ホースの先端に接続され、タンクに挿入されて前
    記送液手段により供給される油液を吐出する給油ノズル
    と、タンク内の油蒸気を採取するように前記給油ノズル
    の先端側に吸引口が設けられ、前記ホースに沿って延設
    された吸引管路と、該吸引管路に接続され、タンク内の
    残存油液の油種を判定するための油蒸気センサが設けら
    れた検出管路と、前記吸引管路を介して該検出管路にタ
    ンク内の油蒸気を吸引する吸気手段と、前記吸引管路及
    び検出管路に外気を送り込み前記吸引管路の吸引口から
    排出させる排気手段と、前記吸引管路及び検出管路を前
    記吸気手段又は排気手段に選択的に連通させる切換手段
    と、第1の給油機能または第2の給油機能のいずれか一
    方を実行するように指定する機能指定手段と、給油作業
    開始に際して該機能指定手段により第1の給油機能が指
    定されたときには、前記吸引管路及び検出管路を前記吸
    気手段に連通させるように前記切換手段を切換え、前記
    吸気手段を駆動して前記吸引口から吸引したタンク内の
    油蒸気を前記油蒸気センサに供給するとともに、前記油
    蒸気センサの出力に基づき判定されたタンク内の残存油
    液の油種が前記送液手段から供給される油種と一致した
    ときにのみ、前記吸引管路及び検出管路を前記排気手段
    に連通させるように前記切換手段を切換え、前記送液手
    段及び前記排気手段を駆動する一方、給油作業開始に際
    して該機能指定手段により第2の給油機能が指定された
    ときには、前記油蒸気センサによるタンク内の残存油液
    の判定を行わず前記吸引管路及び検出管路を前記排気手
    段に連通させるように前記切換手段を切換えて、前記送
    液手段及び前記排気手段を駆動する制御手段と、を具備
    することを特徴とする給油装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1509451A1 (en) * 2002-05-07 2005-03-02 Russel Shane Zerangue Sr. Method and system for preventing vehicle misfuelling
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EP3776503A4 (en) * 2018-04-13 2022-04-13 Asis Otomasyon Ve Akaryakit Sistemleri Anonim Sirketi METHOD AND DEVICE FOR IDENTIFICATION OF FUEL TYPE AND TRANSMISSION

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