JP3062950B2 - 燃料識別機能付給液装置 - Google Patents
燃料識別機能付給液装置Info
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- JP3062950B2 JP3062950B2 JP2083374A JP8337490A JP3062950B2 JP 3062950 B2 JP3062950 B2 JP 3062950B2 JP 2083374 A JP2083374 A JP 2083374A JP 8337490 A JP8337490 A JP 8337490A JP 3062950 B2 JP3062950 B2 JP 3062950B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、給油所等に設置される給液装置に係り、特
に車両の燃料タンクへ誤った種類の燃料の給液を防止す
る場合に用いて好適な燃料判別機能付給液装置に関する
ものである。
に車両の燃料タンクへ誤った種類の燃料の給液を防止す
る場合に用いて好適な燃料判別機能付給液装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、給液作業者がガソリンエンジン搭載車両に軽油
を給液したり、ディーゼルエンジン搭載車両にガソリン
を給液するなどのトラブルを防止するため、車両の燃料
タンク内に滞留している燃料の燃料蒸気を用いて車両へ
給液すべき燃料の種類を識別する燃料識別センサを設
け、この燃料識別センサから出力される信号を用いて誤
給液を防止する燃料識別機能付給液装置が開発されてい
る。
を給液したり、ディーゼルエンジン搭載車両にガソリン
を給液するなどのトラブルを防止するため、車両の燃料
タンク内に滞留している燃料の燃料蒸気を用いて車両へ
給液すべき燃料の種類を識別する燃料識別センサを設
け、この燃料識別センサから出力される信号を用いて誤
給液を防止する燃料識別機能付給液装置が開発されてい
る。
そして、燃料識別機能付給液装置に使用されている燃
料識別センサは、燃料の種類により蒸気圧が違うことを
利用し、これを抵抗値変化として検出して燃料の種類を
識別する。従って、今回の給油において燃料識別センサ
に燃料が付着した場合には、燃料識別センサは次回の給
液に際しても今回燃料識別センサに付着した燃料の燃料
蒸気に対応した抵抗値を示すことがあり、これにより間
違えた燃料識別をしてしまい誤給液を行ってしまう可能
性がある。更に、上記燃料識別センサは燃料が直接接触
した場合には壊れてしまうおそれがある。
料識別センサは、燃料の種類により蒸気圧が違うことを
利用し、これを抵抗値変化として検出して燃料の種類を
識別する。従って、今回の給油において燃料識別センサ
に燃料が付着した場合には、燃料識別センサは次回の給
液に際しても今回燃料識別センサに付着した燃料の燃料
蒸気に対応した抵抗値を示すことがあり、これにより間
違えた燃料識別をしてしまい誤給液を行ってしまう可能
性がある。更に、上記燃料識別センサは燃料が直接接触
した場合には壊れてしまうおそれがある。
故に、従来の燃料識別機能付給液装置の燃料識別セン
サは、直接燃料が付着しないような場所、例えば該燃料
識別機能付給液装置の本体内部に設けられている。そし
て、この種の燃料識別機能付給液装置には、該燃料識別
センサに被給油車両の給油タンク内の燃料蒸気を供給す
るために一端が給液ノズルの給液パイプの吐出口近くに
開口する吸気口を有する吸気パイプと、燃料蒸気を吸気
する吸引ポンプ等からなる燃料蒸気吸気手段が設けられ
ている。そして、燃料蒸気吸気手段を駆動することによ
り被給油車両の燃料タンク内の燃料蒸気を吸気パイプを
介して吸気口から燃料識別機能付給液装置内部に設けら
れている燃料識別センサに供給する。
サは、直接燃料が付着しないような場所、例えば該燃料
識別機能付給液装置の本体内部に設けられている。そし
て、この種の燃料識別機能付給液装置には、該燃料識別
センサに被給油車両の給油タンク内の燃料蒸気を供給す
るために一端が給液ノズルの給液パイプの吐出口近くに
開口する吸気口を有する吸気パイプと、燃料蒸気を吸気
する吸引ポンプ等からなる燃料蒸気吸気手段が設けられ
ている。そして、燃料蒸気吸気手段を駆動することによ
り被給油車両の燃料タンク内の燃料蒸気を吸気パイプを
介して吸気口から燃料識別機能付給液装置内部に設けら
れている燃料識別センサに供給する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のような構成であっても、給液作業者が
間違えて燃料が充満している燃料タンク内に給液ノズル
を挿入した場合には、給液パイプの吐出口近くに開口す
る吸気パイプの吸気口が燃料に浸かるため、燃料タンク
内の燃料蒸気ではなく、この燃料を吸気口から吸気パイ
プ内に吸引してしまって燃料が吸気パイプ内に入り込ん
でしまう。
間違えて燃料が充満している燃料タンク内に給液ノズル
を挿入した場合には、給液パイプの吐出口近くに開口す
る吸気パイプの吸気口が燃料に浸かるため、燃料タンク
内の燃料蒸気ではなく、この燃料を吸気口から吸気パイ
プ内に吸引してしまって燃料が吸気パイプ内に入り込ん
でしまう。
このような場合、燃料識別センサは、次回の給液に際
しても今回吸気パイプ内に入ってしまった燃料の蒸気圧
を検出してしまい、燃料識別の機能を果たさなくなって
しまうという問題点が有る。更に、前記場合において、
燃料識別センサが本来の機能を果たすようになるために
は、吸気パイプ内に入り込んでしまった燃料が蒸発する
までの時間を要するという問題点が有る。
しても今回吸気パイプ内に入ってしまった燃料の蒸気圧
を検出してしまい、燃料識別の機能を果たさなくなって
しまうという問題点が有る。更に、前記場合において、
燃料識別センサが本来の機能を果たすようになるために
は、吸気パイプ内に入り込んでしまった燃料が蒸発する
までの時間を要するという問題点が有る。
従って、本発明は、上記問題点を解決するために、被
給液車両のタンクが燃料で充満している状態で給油作業
者が誤って給液ノズルを当該燃料タンクに挿入した場合
でも、燃料が吸気口から吸気パイプ内に入り込もうとす
るのを防ぎ、また吸気パイプ内に入ってしまった燃料に
ついては吸気口から吸気パイプ外部へ排出するようにし
た燃料識別機能付給液装置を提供することを課題とす
る。
給液車両のタンクが燃料で充満している状態で給油作業
者が誤って給液ノズルを当該燃料タンクに挿入した場合
でも、燃料が吸気口から吸気パイプ内に入り込もうとす
るのを防ぎ、また吸気パイプ内に入ってしまった燃料に
ついては吸気口から吸気パイプ外部へ排出するようにし
た燃料識別機能付給液装置を提供することを課題とす
る。
[課題を解決するための手段] そこで、上記問題点を解決するための本発明に係る燃
料識別機能付給液装置の構成は、 燃料貯蔵容器へ挿入され燃料を吐出する給液ノズルの
先端側に開口する吸気口を有する燃料蒸気通路と、燃料
の種類を識別するために該燃料蒸気通路の途中に介在
し、燃料貯蔵容器内に貯蔵されている燃料の蒸気濃度を
検出する燃料蒸気検出手段と、燃料貯蔵容器内の燃料蒸
気を前記吸気口から該燃料蒸気検出手段に送気するため
に前記燃料蒸気通路の途中に設けられた燃料蒸気吸気手
段と、からなる燃料識別機能付給液装置において、前記
給液ノズルから燃料貯蔵容器への燃料の非吐出時に燃料
貯蔵容器に貯蔵されている燃料の液面を検出して液面検
出信号を出力する液面検出手段と、該液面検出手段から
の液面検出信号が入力された場合には前記吸気口から前
記燃料蒸気通路外に対し排気を行なう排気手段を設けた
ことを特徴とする。
料識別機能付給液装置の構成は、 燃料貯蔵容器へ挿入され燃料を吐出する給液ノズルの
先端側に開口する吸気口を有する燃料蒸気通路と、燃料
の種類を識別するために該燃料蒸気通路の途中に介在
し、燃料貯蔵容器内に貯蔵されている燃料の蒸気濃度を
検出する燃料蒸気検出手段と、燃料貯蔵容器内の燃料蒸
気を前記吸気口から該燃料蒸気検出手段に送気するため
に前記燃料蒸気通路の途中に設けられた燃料蒸気吸気手
段と、からなる燃料識別機能付給液装置において、前記
給液ノズルから燃料貯蔵容器への燃料の非吐出時に燃料
貯蔵容器に貯蔵されている燃料の液面を検出して液面検
出信号を出力する液面検出手段と、該液面検出手段から
の液面検出信号が入力された場合には前記吸気口から前
記燃料蒸気通路外に対し排気を行なう排気手段を設けた
ことを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、給液ノズルから燃料貯蔵容器への燃
料の非吐出時に液面検出手段が液面検出信号を出力する
と、排気手段により吸気口から前記燃料蒸気通路外に排
気が開始される。これにより空気が燃料蒸気通路を介し
て吸気口から排出される。
料の非吐出時に液面検出手段が液面検出信号を出力する
と、排気手段により吸気口から前記燃料蒸気通路外に排
気が開始される。これにより空気が燃料蒸気通路を介し
て吸気口から排出される。
[第一実施例] 以下、本発明を固定式給液装置に適用した場合につい
ての第一実施例を第1図乃至第5図を用いて説明する。
ての第一実施例を第1図乃至第5図を用いて説明する。
第1図は本実施例の給液装置の全体構成図を示してい
る。同図において、1は給油所の敷地内に設けられた計
量機、2は計量機1本体内に配設された配管であり、配
管2の途中にはポンプモータ3によって駆動されるポン
プ4、流量計5が設けられ、流量計5には流量に比例し
て流量パルスを発信する流量パルス発信器6が装着され
ている。また計量機1の正面には給油量を積算表示する
給油量表示器7が設けられている。
る。同図において、1は給油所の敷地内に設けられた計
量機、2は計量機1本体内に配設された配管であり、配
管2の途中にはポンプモータ3によって駆動されるポン
プ4、流量計5が設けられ、流量計5には流量に比例し
て流量パルスを発信する流量パルス発信器6が装着され
ている。また計量機1の正面には給油量を積算表示する
給油量表示器7が設けられている。
8は基端側が前記配管2に接続された給油ホース、9
は給油ホース8の先端側に設けられた給油ノズルであ
る。第2図に示されるように給油ノズル9内部には周知
の自動閉弁機構(図示せず),給油パイプ10,レバー11
等が設けられ、給油パイプ10の吐出口10aの周面には第
2図に示すように開口12、及び後述の吸・排気パイプ13
の吸・排気口13aが形成されている。また、開口12と自
動閉弁機構とは空気導管12aを介して接続されている。
この結果、給油に際してはレバー11を操作することによ
り給油パイプ10から車両などの燃料タンク(図示せず)
に燃料を吐出しうるようになっており、給油により被給
油車両の燃料タンク内の燃料の液面が上昇し、開口12が
燃料により閉塞されることにより自動閉弁機構が作動し
給油が停止する。
は給油ホース8の先端側に設けられた給油ノズルであ
る。第2図に示されるように給油ノズル9内部には周知
の自動閉弁機構(図示せず),給油パイプ10,レバー11
等が設けられ、給油パイプ10の吐出口10aの周面には第
2図に示すように開口12、及び後述の吸・排気パイプ13
の吸・排気口13aが形成されている。また、開口12と自
動閉弁機構とは空気導管12aを介して接続されている。
この結果、給油に際してはレバー11を操作することによ
り給油パイプ10から車両などの燃料タンク(図示せず)
に燃料を吐出しうるようになっており、給油により被給
油車両の燃料タンク内の燃料の液面が上昇し、開口12が
燃料により閉塞されることにより自動閉弁機構が作動し
給油が停止する。
13は前記給油ホース8内を通り、一端が吸・排気口13
aに連通する吸・排気パイプであり、他端は計量機1の
本体内に設けられた吸・排気ポンプ14に接続されて開放
口となっている。ここで、本実施例における開口12と吸
・排気口13aとの位置関係は、開口12の方が吸・排気口1
3aよりも給油パイプ10の吐出口10a近くに設けられてい
る。これは、給油が進行するに伴って被給油車両の燃料
タンク内の燃料の液面が上昇してきた場合に、まず、開
口12が燃料に浸ることにより吸・排気口13aが燃料タン
ク内の燃料に浸る前に自動閉弁機構を作動させ、吸・排
気口13aからの排気を開始し、吸・排気口13aから吸・排
気パイプ13内に燃料が侵入するのを極力防止するためで
ある。
aに連通する吸・排気パイプであり、他端は計量機1の
本体内に設けられた吸・排気ポンプ14に接続されて開放
口となっている。ここで、本実施例における開口12と吸
・排気口13aとの位置関係は、開口12の方が吸・排気口1
3aよりも給油パイプ10の吐出口10a近くに設けられてい
る。これは、給油が進行するに伴って被給油車両の燃料
タンク内の燃料の液面が上昇してきた場合に、まず、開
口12が燃料に浸ることにより吸・排気口13aが燃料タン
ク内の燃料に浸る前に自動閉弁機構を作動させ、吸・排
気口13aからの排気を開始し、吸・排気口13aから吸・排
気パイプ13内に燃料が侵入するのを極力防止するためで
ある。
吸・排気ポンプ14は正逆転可能なモータとこのモータ
によって駆動される吸気ポンプとから構成され(図示せ
ず)、後述のポンプ駆動回路24から出力される正転駆動
信号、及び逆転駆動信号が入力され、正転駆動信号が入
力されているときには正転することにより、吸・排気パ
イプ13を介して吸・排気口13aから車両の燃料タンク内
の燃料蒸気を吸入し、逆転駆動信号が入力されていると
きには逆転することにより、吸・排気パイプ13を介して
吸・排気口13aから空気を排出するようになっている。
によって駆動される吸気ポンプとから構成され(図示せ
ず)、後述のポンプ駆動回路24から出力される正転駆動
信号、及び逆転駆動信号が入力され、正転駆動信号が入
力されているときには正転することにより、吸・排気パ
イプ13を介して吸・排気口13aから車両の燃料タンク内
の燃料蒸気を吸入し、逆転駆動信号が入力されていると
きには逆転することにより、吸・排気パイプ13を介して
吸・排気口13aから空気を排出するようになっている。
15は計量機1の本体側面に設けられたノズル収納部で
あり、これには給油ノズル9の掛け外しと連動して開閉
成するノズルスイッチ16が設けられ、閉成中は給液作業
中であることを示すノズル信号を出力するようになって
いる。
あり、これには給油ノズル9の掛け外しと連動して開閉
成するノズルスイッチ16が設けられ、閉成中は給液作業
中であることを示すノズル信号を出力するようになって
いる。
17は計量機1の本体内の吸・排気パイプ13の途中に設
けられ、例えば半導体式ガスセンサから構成された油種
識別センサであり、車両等の燃料タンク内の燃料の蒸気
濃度を出力電圧の変化として検出するようになってい
る。更に、吸・排気パイプ13内には油種識別センサ17を
挾むように塵除去用のフィルタ(図示せず)が設けられ
ている。
けられ、例えば半導体式ガスセンサから構成された油種
識別センサであり、車両等の燃料タンク内の燃料の蒸気
濃度を出力電圧の変化として検出するようになってい
る。更に、吸・排気パイプ13内には油種識別センサ17を
挾むように塵除去用のフィルタ(図示せず)が設けられ
ている。
18は、計量機1の本体内に設けられた制御装置であ
り、第3図に示すごとく、油種識別回路19,ポンプモー
タ駆動回路20,センサ駆動回路21,計数回路22,表示器駆
動回路23,ポンプ駆動回路24,及び給油終了判定回路25か
ら構成されている。
り、第3図に示すごとく、油種識別回路19,ポンプモー
タ駆動回路20,センサ駆動回路21,計数回路22,表示器駆
動回路23,ポンプ駆動回路24,及び給油終了判定回路25か
ら構成されている。
油種識別回路19は、前述の油種識別センサ17の出力電
圧値から被測定燃料の種類が給液しようとする燃料の種
類と合致しているか否かを判断するためのものであり、
本実施例の場合は油種識別センサ17がガソリン蒸気を検
出しているときに油種識別センサ17から出力される標準
出力電圧値が設定、記憶されており、ノズルスイッチ16
からのノズルスイッチ信号の入力により作動を開始し、
油種識別センサ17からの出力電圧と設定電圧値とを比較
し、これら両者の電圧値差が所定許容範囲内にあると判
定している場合には、ポンプモータ駆動回路20,センサ
駆動回路21,及びポンプ駆動回路24に油種合致信号を出
力する。ここで、本実施例の油種識別回路19は上述のよ
うにガソリンであるか否かを識別するように構成されて
いるが、例えば油種識別回路19に軽油を識別させる場合
には油種識別センサ17を軽油蒸気内においたときに油種
識別センサ17から出力される電圧値を標準出力電圧値と
して油種識別回路19に記憶させればよい。
圧値から被測定燃料の種類が給液しようとする燃料の種
類と合致しているか否かを判断するためのものであり、
本実施例の場合は油種識別センサ17がガソリン蒸気を検
出しているときに油種識別センサ17から出力される標準
出力電圧値が設定、記憶されており、ノズルスイッチ16
からのノズルスイッチ信号の入力により作動を開始し、
油種識別センサ17からの出力電圧と設定電圧値とを比較
し、これら両者の電圧値差が所定許容範囲内にあると判
定している場合には、ポンプモータ駆動回路20,センサ
駆動回路21,及びポンプ駆動回路24に油種合致信号を出
力する。ここで、本実施例の油種識別回路19は上述のよ
うにガソリンであるか否かを識別するように構成されて
いるが、例えば油種識別回路19に軽油を識別させる場合
には油種識別センサ17を軽油蒸気内においたときに油種
識別センサ17から出力される電圧値を標準出力電圧値と
して油種識別回路19に記憶させればよい。
ポンプモータ駆動回路20は、前述のポンプモータ3に
駆動電力を供給するもので、前述のノズルスイッチ16か
らのノズル信号が入力されており、かつ、油種識別回路
19から油種合致信号が入力された場合にポンプモータ3
に駆動電力を供給する。
駆動電力を供給するもので、前述のノズルスイッチ16か
らのノズル信号が入力されており、かつ、油種識別回路
19から油種合致信号が入力された場合にポンプモータ3
に駆動電力を供給する。
センサ駆動回路21は、油種識別センサ17に駆動電力を
供給するもので、ノズルスイッチ16からのノズル信号と
油種識別回路19からの油種合致信号とが供給される。そ
して、センサ駆動回路21は、ノズル信号のみが供給され
ている場合には油種識別センサ17を作動させるべく駆動
電力を油種識別センサ17へ供給し、ノズル信号と油種合
致信号が供給されている場合には油種識別センサ17への
駆動電力の供給を停止する。
供給するもので、ノズルスイッチ16からのノズル信号と
油種識別回路19からの油種合致信号とが供給される。そ
して、センサ駆動回路21は、ノズル信号のみが供給され
ている場合には油種識別センサ17を作動させるべく駆動
電力を油種識別センサ17へ供給し、ノズル信号と油種合
致信号が供給されている場合には油種識別センサ17への
駆動電力の供給を停止する。
計数回路22は、被給油車両に供給した給油量を演算す
るもので、これにはノズルスイッチ16からのノズル信号
と流量パルス発信器6からの流量パルスとが供給され
る。そして、計数回路22は、ノズル信号が供給された時
に計数値を零リセットし、その後ノズル信号が入力され
ている間は流量パルス発信器6から供給される流量パル
スを計数し、この計数した値を給油量として後述の表示
器駆動回路23へ供給する。
るもので、これにはノズルスイッチ16からのノズル信号
と流量パルス発信器6からの流量パルスとが供給され
る。そして、計数回路22は、ノズル信号が供給された時
に計数値を零リセットし、その後ノズル信号が入力され
ている間は流量パルス発信器6から供給される流量パル
スを計数し、この計数した値を給油量として後述の表示
器駆動回路23へ供給する。
表示器駆動回路23は被給油車両に供給した給油量を給
油量表示器7に表示するためのもので、ノズルスイッチ
16からノズル信号が入力されている場合に給油量表示器
7へ駆動電力と給油量とを供給する。
油量表示器7に表示するためのもので、ノズルスイッチ
16からノズル信号が入力されている場合に給油量表示器
7へ駆動電力と給油量とを供給する。
ポンプ駆動回路24は、吸・排気ポンプ14を駆動制御す
るためのもので、これにはノズルスイッチ16からのノズ
ル信号と油種識別回路19からの油種合致信号と後述の給
油終了判定回路25からの給油停止信号とが供給される。
ポンプ駆動回路24の制御構成は第4図のフローチャート
を用いて説明する。
るためのもので、これにはノズルスイッチ16からのノズ
ル信号と油種識別回路19からの油種合致信号と後述の給
油終了判定回路25からの給油停止信号とが供給される。
ポンプ駆動回路24の制御構成は第4図のフローチャート
を用いて説明する。
ポンプ駆動回路24はノズルスイッチ16からのノズル信
号の入力の立上りをもって作動を開始し、まず吸・排気
ポンプ14へ正転駆動信号を出力し(STEP P1)、ノズル
信号が入力されているか否かを判断する(STEP P2)。
号の入力の立上りをもって作動を開始し、まず吸・排気
ポンプ14へ正転駆動信号を出力し(STEP P1)、ノズル
信号が入力されているか否かを判断する(STEP P2)。
STEP P2においてノズル信号が入力されていないと判
断した場合には吸・排気ポンプ14への正転駆動信号の出
力を停止し(STEP P3)、吸・排気ポンプ14へ逆転駆動
信号を出力し(STEP P4)、ポンプ駆動回路24の有して
いるタイマーによる計時を開始する(STEP P5)。次
に、ポンプ駆動回路24はSTEP P5において計時を開始し
たタイマーの計時が所定時間に達したか否かを判断する
(STEP P6)。STEP P6においてタイマーの計時が所定時
間に達していないと判断した場合には再びSTEP P6の処
理を行い、所定時間に達したと判断した場合には吸・排
気ポンプ14への逆転駆動信号の出力を停止し(STEP P
7)、ポンプ駆動回路24の有しているタイマーによる計
時を停止し(STEP P8)、零リセットし(STEP P9)、処
理は終了する。
断した場合には吸・排気ポンプ14への正転駆動信号の出
力を停止し(STEP P3)、吸・排気ポンプ14へ逆転駆動
信号を出力し(STEP P4)、ポンプ駆動回路24の有して
いるタイマーによる計時を開始する(STEP P5)。次
に、ポンプ駆動回路24はSTEP P5において計時を開始し
たタイマーの計時が所定時間に達したか否かを判断する
(STEP P6)。STEP P6においてタイマーの計時が所定時
間に達していないと判断した場合には再びSTEP P6の処
理を行い、所定時間に達したと判断した場合には吸・排
気ポンプ14への逆転駆動信号の出力を停止し(STEP P
7)、ポンプ駆動回路24の有しているタイマーによる計
時を停止し(STEP P8)、零リセットし(STEP P9)、処
理は終了する。
また、前記STEP P2においてノズル信号が入力されて
いると判断した場合には、油種識別回路19から油種合致
信号が入力されているか否かを判断する(STEP P10)。
STEP P10において油種合致信号が入力されていないと判
断した場合にはSTEP P2の処理を行う。従って、STEP P2
においてノズル信号が入力されていると判断し、STEP P
10において油種合致信号が入力されていないと判断した
場合には、ポンプ駆動回路24はSTEP P2,及びSTEP P10の
処理を繰り返している。次に、STEP P10において油種合
致信号が入力されていると判断した場合には吸・排気ポ
ンプ14への正転駆動信号の出力を停止し(STEP P11)、
そしてノズル信号が入力されているか否かを判断する
(STEP P12)。STEP P12においてノズル信号が入力され
ていないと判断した場合には前述のSTEP P4以降の処理
を行う。また、STEP P12においてノズル信号が入力され
ていると判断した場合には後述の給油終了判定回路25か
ら給油停止信号が入力されているか否かを判断する(ST
EP P13)。STEP P13において給油停止信号が入力されて
いないと判断した場合にはSTEP P12の処理を行う。従っ
て、STEP P13において給油停止信号が入力されていない
と判断し、STEP P12においてノズル信号が入力されてい
ると判断した場合には、ポンプ駆動回路24はSTEP P12,
及びSTEP 13の処理を繰り返している。STEP 13において
給油停止信号が入力されていると判断した場合には、吸
・排気ポンプ14へ逆転駆動信号の出力し(STEP P14)、
給油停止信号が入力されているか否かを判断する(STEP
P15)。STEP P15において給油停止信号が入力されてい
ると判断した場合には再びSTEP P15の処理を繰り返し、
給油停止信号が入力されていないと判断した場合には前
述のSTEP P5以降の処理を行う。
いると判断した場合には、油種識別回路19から油種合致
信号が入力されているか否かを判断する(STEP P10)。
STEP P10において油種合致信号が入力されていないと判
断した場合にはSTEP P2の処理を行う。従って、STEP P2
においてノズル信号が入力されていると判断し、STEP P
10において油種合致信号が入力されていないと判断した
場合には、ポンプ駆動回路24はSTEP P2,及びSTEP P10の
処理を繰り返している。次に、STEP P10において油種合
致信号が入力されていると判断した場合には吸・排気ポ
ンプ14への正転駆動信号の出力を停止し(STEP P11)、
そしてノズル信号が入力されているか否かを判断する
(STEP P12)。STEP P12においてノズル信号が入力され
ていないと判断した場合には前述のSTEP P4以降の処理
を行う。また、STEP P12においてノズル信号が入力され
ていると判断した場合には後述の給油終了判定回路25か
ら給油停止信号が入力されているか否かを判断する(ST
EP P13)。STEP P13において給油停止信号が入力されて
いないと判断した場合にはSTEP P12の処理を行う。従っ
て、STEP P13において給油停止信号が入力されていない
と判断し、STEP P12においてノズル信号が入力されてい
ると判断した場合には、ポンプ駆動回路24はSTEP P12,
及びSTEP 13の処理を繰り返している。STEP 13において
給油停止信号が入力されていると判断した場合には、吸
・排気ポンプ14へ逆転駆動信号の出力し(STEP P14)、
給油停止信号が入力されているか否かを判断する(STEP
P15)。STEP P15において給油停止信号が入力されてい
ると判断した場合には再びSTEP P15の処理を繰り返し、
給油停止信号が入力されていないと判断した場合には前
述のSTEP P5以降の処理を行う。
給油終了判定回路25は、給油が進行するに伴って被給
油車両の燃料の燃料タンク内の液面が上昇し、給油ノズ
ル9の給油パイプ10に設けられた吸・排気口13a近くま
で液面が上昇しているか否かを判別するためのものであ
り、流量パルスを計数するカウンター(図示せず)とタ
イマー(図示せず)とを有している。給油終了判定回路
26にはノズルスイッチ16からのノズル信号と流量パルス
発信器6からの流量パルスとが供給され、ノズル信号の
立上りを検出することにより処理を開始する。給油終了
判定回路26の制御構成は第5図に示したフローチャート
を用いて説明する。
油車両の燃料の燃料タンク内の液面が上昇し、給油ノズ
ル9の給油パイプ10に設けられた吸・排気口13a近くま
で液面が上昇しているか否かを判別するためのものであ
り、流量パルスを計数するカウンター(図示せず)とタ
イマー(図示せず)とを有している。給油終了判定回路
26にはノズルスイッチ16からのノズル信号と流量パルス
発信器6からの流量パルスとが供給され、ノズル信号の
立上りを検出することにより処理を開始する。給油終了
判定回路26の制御構成は第5図に示したフローチャート
を用いて説明する。
まず、給油終了判定回路26は流量パルス発信器6から
出力される流量パルスの計数を開始し(STEP E1)、そ
して、STEP E1において計数を開始した流量パルスの計
数値が予め定められたパルス数(本実施例では9発)に
達したか否かを判断する(STEP E2)。ここで、本実施
例では流量パルスを所定数「9発」計数することにより
給油の開始を検出しているがこれに限るものではなく、
とにかく、給油ノズル9から燃料が吐出され始めたこと
がわかればよく、例えばレバー11に給油作業者によるレ
バー操作を検出するスイッチを設け、このスイッチから
出力される信号をもとに給油の開始を検出するようにし
てもよいということは言うまでもない。
出力される流量パルスの計数を開始し(STEP E1)、そ
して、STEP E1において計数を開始した流量パルスの計
数値が予め定められたパルス数(本実施例では9発)に
達したか否かを判断する(STEP E2)。ここで、本実施
例では流量パルスを所定数「9発」計数することにより
給油の開始を検出しているがこれに限るものではなく、
とにかく、給油ノズル9から燃料が吐出され始めたこと
がわかればよく、例えばレバー11に給油作業者によるレ
バー操作を検出するスイッチを設け、このスイッチから
出力される信号をもとに給油の開始を検出するようにし
てもよいということは言うまでもない。
STEP E2において流量パルスの計数値が予め定められ
たパルス数に達していないと判断した場合にはノズルス
イッチ16からのノズル信号が入力されているか否かを判
断し(STEP E3)、STEP E3においてノズル信号が入力さ
れていると判断した場合には再び前記STEP E2以降の処
理を行い、STEP E3においてノズル信号が入力されてい
ないと判断した場合には流量パルスの計数を停止し(ST
EP E4)、流量パルスの計数を零リセットし(STEP E
5)、処理は終了する。
たパルス数に達していないと判断した場合にはノズルス
イッチ16からのノズル信号が入力されているか否かを判
断し(STEP E3)、STEP E3においてノズル信号が入力さ
れていると判断した場合には再び前記STEP E2以降の処
理を行い、STEP E3においてノズル信号が入力されてい
ないと判断した場合には流量パルスの計数を停止し(ST
EP E4)、流量パルスの計数を零リセットし(STEP E
5)、処理は終了する。
STEP E2において流量パルスの計数値が予め定められ
たパルス数に達したと判断した場合には、この時点から
タイマーによる計時を開始し(STEP E6)、次に、流量
パルスが入力されているか否かを判断する(STEP E
7)。STEP E7において流量パルスが入力されていると判
断した場合には前記STEP E6において計時を開始したタ
イマーの計時値を零リセットし(STEP E8)、再び前記S
TEP E7以降の処理を行う。また、STEP E7において流量
パルスが入力されていないと判断した場合にはノズルス
イッチ16からノズル信号が入力されているか否かを判断
する(STEP E9)。STEP E9においてノズル信号が入力さ
れていないと判断した場合にはタイマーの計時を停止し
(STEP E10)、タイマーを零リセットし(STEP E11)、
その後、前述のSTEP E4以降の処理を行う。
たパルス数に達したと判断した場合には、この時点から
タイマーによる計時を開始し(STEP E6)、次に、流量
パルスが入力されているか否かを判断する(STEP E
7)。STEP E7において流量パルスが入力されていると判
断した場合には前記STEP E6において計時を開始したタ
イマーの計時値を零リセットし(STEP E8)、再び前記S
TEP E7以降の処理を行う。また、STEP E7において流量
パルスが入力されていないと判断した場合にはノズルス
イッチ16からノズル信号が入力されているか否かを判断
する(STEP E9)。STEP E9においてノズル信号が入力さ
れていないと判断した場合にはタイマーの計時を停止し
(STEP E10)、タイマーを零リセットし(STEP E11)、
その後、前述のSTEP E4以降の処理を行う。
また、前述のSTEP E9においてノズル信号が入力され
ていると判断した場合には前述のSTEP E6において計時
を開始したタイマーの計時値が所定値に達したかを判断
する(STEP E12)。STEP E12において計時値が所定値に
達していないと判断した場合には前述のSTEP E7以降の
処理を行う。また、STEP E12においてタイマーの値が所
定値に達したと判断した場合には前述のポンプ駆動回路
24への給油停止信号の出力を開始し(STEP E13)、次に
ノズルスイッチ16からノズル信号が入力されているか否
かを判断する(STEP E14)。STEP E14においてノズル信
号が入力されていると判断した場合には再びSTEP E14の
処理を行う。また、STEP E14においてノズル信号が入力
されていないと判断した場合には給油停止信号の出力を
停止し(STEP E15)、次に前述のSTEP E10以降の処理を
行う。
ていると判断した場合には前述のSTEP E6において計時
を開始したタイマーの計時値が所定値に達したかを判断
する(STEP E12)。STEP E12において計時値が所定値に
達していないと判断した場合には前述のSTEP E7以降の
処理を行う。また、STEP E12においてタイマーの値が所
定値に達したと判断した場合には前述のポンプ駆動回路
24への給油停止信号の出力を開始し(STEP E13)、次に
ノズルスイッチ16からノズル信号が入力されているか否
かを判断する(STEP E14)。STEP E14においてノズル信
号が入力されていると判断した場合には再びSTEP E14の
処理を行う。また、STEP E14においてノズル信号が入力
されていないと判断した場合には給油停止信号の出力を
停止し(STEP E15)、次に前述のSTEP E10以降の処理を
行う。
(作用) 以上のように構成された第一実施例の作用を以下に説
明する。
明する。
まず、被給油車両が計量機1の前に停車すると、給油
作業者は被給油車両に燃料を供給するためにノズル収納
部15から給油ノズル9を取外す。すると、ノズル信号が
制御装置18に出力される。そして、このノズル信号は制
御装置16を構成する油種識別回路19,ポンプモータ駆動
回路20,センサ駆動回路21,計数回路22,表示器駆動回路2
3,ポンプ駆動回路24,及び給油終了判定回路25に供給さ
れ、上記各回路は作動を開始する。
作業者は被給油車両に燃料を供給するためにノズル収納
部15から給油ノズル9を取外す。すると、ノズル信号が
制御装置18に出力される。そして、このノズル信号は制
御装置16を構成する油種識別回路19,ポンプモータ駆動
回路20,センサ駆動回路21,計数回路22,表示器駆動回路2
3,ポンプ駆動回路24,及び給油終了判定回路25に供給さ
れ、上記各回路は作動を開始する。
まず、ノズル信号が入力された計数回路22は、前回の
給油に際して計数した給油量を零リセットし、これを給
油量として表示器駆動回路23へ出力する。そして、ノズ
ル信号と給油量とが入力された表示器駆動回路23は、給
油量表示器7に駆動電力の供給と給油量の出力を行う。
従って、この時点では給油量表示器7には給油量0リッ
トルが表示される。
給油に際して計数した給油量を零リセットし、これを給
油量として表示器駆動回路23へ出力する。そして、ノズ
ル信号と給油量とが入力された表示器駆動回路23は、給
油量表示器7に駆動電力の供給と給油量の出力を行う。
従って、この時点では給油量表示器7には給油量0リッ
トルが表示される。
また、これと同時にセンサ駆動回路21は油種識別セン
サ17に駆動電力を供給し、これにより油種識別センサ17
は作動状態となり、油種識別センサ17から蒸気圧に応じ
た出力電圧が油種識別回路19へ出力される。この時、給
油ノズル9はまだ被給油車両の給油口には挿入されてい
ないので、油種識別センサ17からの出力電圧は低く、油
種識別回路19に予め記憶されている標準出力電圧値の所
定許容範囲内に入っていない。故に、この時点での油種
識別回路19からの油種合致信号の出力は無い。従って、
油種合致信号が入力されていないセンサ駆動回路21は、
この状態が続いている間は油種識別センサ17へ駆動電力
を供給し続ける。
サ17に駆動電力を供給し、これにより油種識別センサ17
は作動状態となり、油種識別センサ17から蒸気圧に応じ
た出力電圧が油種識別回路19へ出力される。この時、給
油ノズル9はまだ被給油車両の給油口には挿入されてい
ないので、油種識別センサ17からの出力電圧は低く、油
種識別回路19に予め記憶されている標準出力電圧値の所
定許容範囲内に入っていない。故に、この時点での油種
識別回路19からの油種合致信号の出力は無い。従って、
油種合致信号が入力されていないセンサ駆動回路21は、
この状態が続いている間は油種識別センサ17へ駆動電力
を供給し続ける。
また、ノズル信号が入力されているポンプ駆動回路21
は、吸・排気ポンプ14へ正転駆動信号を出力し、これに
より吸・排気ポンプ14は正転駆動し、これにより吸・排
気パイプ13の吸・排気口13aからの吸気が開始される。
は、吸・排気ポンプ14へ正転駆動信号を出力し、これに
より吸・排気ポンプ14は正転駆動し、これにより吸・排
気パイプ13の吸・排気口13aからの吸気が開始される。
次に、給油作業者が被給油車両の燃料タンクの給油口
に給油ノズル9の給油パイプ10を挿入する。すると、吸
・排気パイプ13の吸・排気口13aから被給油車両の燃料
タンク内の燃料蒸気が吸気され、油種識別センサ17から
の出力電圧が上昇する。そして、油種識別センサ17から
の出力電圧が油種識別回路19に予め記憶されている標準
出力電圧値の所定許容範囲内に入った場合(被給油車両
の燃料タンク内の燃料と、これから給油をしようとする
燃料の種類とが一致したことを示す)には、油種識別回
路19はポンプモータ駆動回路20,センサ駆動回路21,及び
ポンプ駆動回路24への油種合致信号の出力を開始する。
すると、ノズル信号と油種合致信号とが入力されたポン
プモータ駆動回路20はポンプモータ3へ駆動電力を供給
し、駆動電力が供給されたポンプモータ3は回転する。
従って、この時点から、給油ノズル9を用いての給油が
可能となる。また、ノズル信号と油種合致信号とが入力
されたセンサ駆動回路21は、油種識別センサ17への駆動
電力の供給を停止する。また、ノズル信号と油種合致信
号とが入力されたポンプ駆動回路24は吸・排気ポンプ14
への正転駆動信号の出力を停止する。従って、吸・排気
ポンプ14の正転は停止し、吸・排気口13aからの燃料蒸
気の吸気は停止する。
に給油ノズル9の給油パイプ10を挿入する。すると、吸
・排気パイプ13の吸・排気口13aから被給油車両の燃料
タンク内の燃料蒸気が吸気され、油種識別センサ17から
の出力電圧が上昇する。そして、油種識別センサ17から
の出力電圧が油種識別回路19に予め記憶されている標準
出力電圧値の所定許容範囲内に入った場合(被給油車両
の燃料タンク内の燃料と、これから給油をしようとする
燃料の種類とが一致したことを示す)には、油種識別回
路19はポンプモータ駆動回路20,センサ駆動回路21,及び
ポンプ駆動回路24への油種合致信号の出力を開始する。
すると、ノズル信号と油種合致信号とが入力されたポン
プモータ駆動回路20はポンプモータ3へ駆動電力を供給
し、駆動電力が供給されたポンプモータ3は回転する。
従って、この時点から、給油ノズル9を用いての給油が
可能となる。また、ノズル信号と油種合致信号とが入力
されたセンサ駆動回路21は、油種識別センサ17への駆動
電力の供給を停止する。また、ノズル信号と油種合致信
号とが入力されたポンプ駆動回路24は吸・排気ポンプ14
への正転駆動信号の出力を停止する。従って、吸・排気
ポンプ14の正転は停止し、吸・排気口13aからの燃料蒸
気の吸気は停止する。
次に、給油作業者が給油ノズルのレバー11を操作し、
給油を開始する。すると、流量パルス発信器6から給油
ノズル9から吐出される燃料の量に比例した流量パルス
が発信され、この流量パルスは、計数回路22と給油終了
判定回路27とへ供給される。これにより、ノズル信号と
流量パルス発信器6から出力される流量パルスとが入力
された計数回路22はこの流量パルスを計数し、この値を
表示器駆動回路23へ出力し、表示器駆動回路23はこれを
給油量として給油量表示器7へ出力し、給油量表示器7
はこの給油量を表示する。また、ノズル信号と流量パル
スとが入力された給油終了判定回路27はこの流量パルス
を計数し、この計数値が9発に達した時点でタイマーに
よる計時を開始する。
給油を開始する。すると、流量パルス発信器6から給油
ノズル9から吐出される燃料の量に比例した流量パルス
が発信され、この流量パルスは、計数回路22と給油終了
判定回路27とへ供給される。これにより、ノズル信号と
流量パルス発信器6から出力される流量パルスとが入力
された計数回路22はこの流量パルスを計数し、この値を
表示器駆動回路23へ出力し、表示器駆動回路23はこれを
給油量として給油量表示器7へ出力し、給油量表示器7
はこの給油量を表示する。また、ノズル信号と流量パル
スとが入力された給油終了判定回路27はこの流量パルス
を計数し、この計数値が9発に達した時点でタイマーに
よる計時を開始する。
そして、給油が進行し被給油車両の燃料タンク内の燃
料の液面が上昇し、給油ノズル9の給油パイプ10に形成
された開口12が燃料に浸ると自動閉弁機構が作動し、給
油ノズル9からの燃料の吐出は停止する。なお、この際
には吸・排気口13aが燃料に浸る前に自動閉弁機構が作
動するので、燃料の液面が吸・排気口13aに達すること
はない。そして、これにより給油ノズル9からの燃料の
吐出量に比例した流量パルスを出力する流量パルス発信
器6からの流量パルスの発信は行われなくなるので、給
油終了判定回路27は燃料が吸・排気口13a近くまで上昇
していると判断し、ポンプ駆動回路24へ給油停止信号を
出力する。従って、ノズル信号と油種合致信号とが入力
され、給油終了判定回路27から給油停止信号が入力され
たポンプ駆動回路24は吸・排気ポンプ14へ逆転駆動信号
を出力する。従って、逆転駆動信号が入力された吸・排
気ポンプ14は逆転することにより吸・排気口13aから空
気が排出される。
料の液面が上昇し、給油ノズル9の給油パイプ10に形成
された開口12が燃料に浸ると自動閉弁機構が作動し、給
油ノズル9からの燃料の吐出は停止する。なお、この際
には吸・排気口13aが燃料に浸る前に自動閉弁機構が作
動するので、燃料の液面が吸・排気口13aに達すること
はない。そして、これにより給油ノズル9からの燃料の
吐出量に比例した流量パルスを出力する流量パルス発信
器6からの流量パルスの発信は行われなくなるので、給
油終了判定回路27は燃料が吸・排気口13a近くまで上昇
していると判断し、ポンプ駆動回路24へ給油停止信号を
出力する。従って、ノズル信号と油種合致信号とが入力
され、給油終了判定回路27から給油停止信号が入力され
たポンプ駆動回路24は吸・排気ポンプ14へ逆転駆動信号
を出力する。従って、逆転駆動信号が入力された吸・排
気ポンプ14は逆転することにより吸・排気口13aから空
気が排出される。
次に、給油作業者が給油作業を終了するために給油パ
イプ10を給油口より取り出し、給油ノズル9をノズル収
納部15に掛け戻す。この給油パイプ10を給油口から取り
出す際に、給油作業者が誤って給油ノズル9の吸・排気
口13aを燃料に浸らせてしまった場合であっても、前述
したように給油停止信号の出力により吸・排気口13aか
らは空気が排出されているので、燃料が吸・排気口13a
から吸・排気パイプ13内に浸入してしまうことは無い。
そして給油作業者により給油ノズル9がノズル収納部15
に掛け戻されると、制御装置18の各回路にはノズル信号
が入力されなくなるので給油終了判定回路27からの給油
停止信号の出力は停止する。これにより、給油停止信号
が入力されなくなったポンプ駆動回路24は給油停止信号
が入力されなくなってから所定時間経過した後に吸・排
気ポンプ14へ出力していた逆転駆動信号の出力を停止す
る。従って、吸・排気ポンプ14は排気を停止する。
イプ10を給油口より取り出し、給油ノズル9をノズル収
納部15に掛け戻す。この給油パイプ10を給油口から取り
出す際に、給油作業者が誤って給油ノズル9の吸・排気
口13aを燃料に浸らせてしまった場合であっても、前述
したように給油停止信号の出力により吸・排気口13aか
らは空気が排出されているので、燃料が吸・排気口13a
から吸・排気パイプ13内に浸入してしまうことは無い。
そして給油作業者により給油ノズル9がノズル収納部15
に掛け戻されると、制御装置18の各回路にはノズル信号
が入力されなくなるので給油終了判定回路27からの給油
停止信号の出力は停止する。これにより、給油停止信号
が入力されなくなったポンプ駆動回路24は給油停止信号
が入力されなくなってから所定時間経過した後に吸・排
気ポンプ14へ出力していた逆転駆動信号の出力を停止す
る。従って、吸・排気ポンプ14は排気を停止する。
本実施例の作用は以上述べた如くであるが、更に本実
施例では、油種識別センサ17は給油ノズル9をノズル収
納部15から外してから油種を識別するまでの間のみ駆動
電力が供給されるようになっているので、節電につなが
るばかりでなく、油種識別センサ17の寿命を延ばすこと
が出来る。
施例では、油種識別センサ17は給油ノズル9をノズル収
納部15から外してから油種を識別するまでの間のみ駆動
電力が供給されるようになっているので、節電につなが
るばかりでなく、油種識別センサ17の寿命を延ばすこと
が出来る。
また、本実施例における計量機1の吸・排気ポンプ14
は吸気、または排気が必要なときにのみ駆動するように
構成されているので、吸・排気パイプ13内の油種識別セ
ンサ17を挾むように設けられたフィルタ(図示せず)の
寿命を伸ばすことができる。
は吸気、または排気が必要なときにのみ駆動するように
構成されているので、吸・排気パイプ13内の油種識別セ
ンサ17を挾むように設けられたフィルタ(図示せず)の
寿命を伸ばすことができる。
[第二実施例] 次に、本発明を適用した第二実施例の給油装置を第6
図乃至第9図を用いて説明する。
図乃至第9図を用いて説明する。
第6図中、50は計量機である。ここで、本実施例にお
ける計量機の構成は第一実施例において説明した計量機
1の構成と同一である部分が多数有るので、同一部分に
は同一番号を付し、説明を省略する。
ける計量機の構成は第一実施例において説明した計量機
1の構成と同一である部分が多数有るので、同一部分に
は同一番号を付し、説明を省略する。
51は、給油ノズル9の給油パイプ10の吐出口10a近く
に設けられた接液タイプの液面センサであり、これは被
給油車両の燃料タンク内の燃料に浸ることにより満タン
信号を出力するようになっている。なお、本実施例にお
ける液面センサ51と吸・排気口13aとの位置関係は、第
7図に示されるように液面センサ51の方が吸・排気口13
aよりも給油パイプ10の吐出口10a近くに設けられてい
る。これは、給油により被給油車両の燃料タンク内の燃
料が上昇してくることを想定したとき、まず、液面セン
サ51が燃料に浸ることにより燃料タンク内には燃料が充
満していることを、吸・排気口13aが燃料タンク内の燃
料に浸る前に検出し、吸・排気口13aから排気を行うこ
とにより、吸・排気口13aから吸・排気パイプ13内に燃
料が侵入するのを極力防止するためである。なお、本実
施例の液面センサ51は給油ノズル9に一体的に取り付け
られているがこれに限るものではなく、吸・排気口13a
が給油により上昇してくる燃料に浸る前に液面センサ51
が燃料に浸るようにすればよく、例えば給油ノズル9と
は別体としてもよい。また、本実施例における液面検出
手段としての液面センサ51は接液することにより満タン
信号を出力する接液タイプのものであるがこれに限るも
のではなく、例えば、超音波式の液面センサのような非
接液タイプのものを利用してもよい。
に設けられた接液タイプの液面センサであり、これは被
給油車両の燃料タンク内の燃料に浸ることにより満タン
信号を出力するようになっている。なお、本実施例にお
ける液面センサ51と吸・排気口13aとの位置関係は、第
7図に示されるように液面センサ51の方が吸・排気口13
aよりも給油パイプ10の吐出口10a近くに設けられてい
る。これは、給油により被給油車両の燃料タンク内の燃
料が上昇してくることを想定したとき、まず、液面セン
サ51が燃料に浸ることにより燃料タンク内には燃料が充
満していることを、吸・排気口13aが燃料タンク内の燃
料に浸る前に検出し、吸・排気口13aから排気を行うこ
とにより、吸・排気口13aから吸・排気パイプ13内に燃
料が侵入するのを極力防止するためである。なお、本実
施例の液面センサ51は給油ノズル9に一体的に取り付け
られているがこれに限るものではなく、吸・排気口13a
が給油により上昇してくる燃料に浸る前に液面センサ51
が燃料に浸るようにすればよく、例えば給油ノズル9と
は別体としてもよい。また、本実施例における液面検出
手段としての液面センサ51は接液することにより満タン
信号を出力する接液タイプのものであるがこれに限るも
のではなく、例えば、超音波式の液面センサのような非
接液タイプのものを利用してもよい。
52は、制御装置であり、第8図に示されるように計数
回路53,油種識別回路54,ポンプモータ制御回路55,表示
器駆動回路56,吸・排気ポンプ制御回路57から構成され
ている。
回路53,油種識別回路54,ポンプモータ制御回路55,表示
器駆動回路56,吸・排気ポンプ制御回路57から構成され
ている。
計数回路53は、パルス発信器6から出力される流量パ
ルスを計数し、これを給油量として給油量表示器7に表
示するためのもので、これにはノズルスイッチ16からの
ノズル信号と、パルス発信器6からの流量パルスとが入
力される。そして、計数回路53はノズル信号の立上りを
検出した時に前回計数した流量パルスの計数値を零リセ
ットし、その後ノズル信号が入力されつづけている間は
パルス発信器6から出力される流量パルスを計数し、こ
れを給油量として後述の表示器駆動回路56に出力する。
ルスを計数し、これを給油量として給油量表示器7に表
示するためのもので、これにはノズルスイッチ16からの
ノズル信号と、パルス発信器6からの流量パルスとが入
力される。そして、計数回路53はノズル信号の立上りを
検出した時に前回計数した流量パルスの計数値を零リセ
ットし、その後ノズル信号が入力されつづけている間は
パルス発信器6から出力される流量パルスを計数し、こ
れを給油量として後述の表示器駆動回路56に出力する。
油種識別回路54は、油種を識別し、該油種が予め設定
された油種と合致しているか否かを判断するための回路
であり、これにはノズルスイッチ16からのノズル信号と
油種識別センサ17からの出力電圧とが供給され、ノズル
信号が入力されており、かつ、油種識別センサ17からの
出力電圧が予め設定された所定電圧範囲内にある場合に
油種合致信号の出力を開始し、ノズル信号が入力されな
くなると油種合致信号の出力を停止するようになってい
る。
された油種と合致しているか否かを判断するための回路
であり、これにはノズルスイッチ16からのノズル信号と
油種識別センサ17からの出力電圧とが供給され、ノズル
信号が入力されており、かつ、油種識別センサ17からの
出力電圧が予め設定された所定電圧範囲内にある場合に
油種合致信号の出力を開始し、ノズル信号が入力されな
くなると油種合致信号の出力を停止するようになってい
る。
ポンプモータ制御回路55は、ポンプモータ3を駆動制
御することにより給油ノズル9からの燃料の吐出を可
能,又は阻止するためのもので、これには、油種識別回
路54からの油種合致信号,及び液面センサ51からの満タ
ン信号が供給される。そして、ポンプモータ制御回路55
は、油種合致信号が入力され、かつ、満タン信号が入力
されていない場合にポンプモータ3に駆動電力を供給す
る。
御することにより給油ノズル9からの燃料の吐出を可
能,又は阻止するためのもので、これには、油種識別回
路54からの油種合致信号,及び液面センサ51からの満タ
ン信号が供給される。そして、ポンプモータ制御回路55
は、油種合致信号が入力され、かつ、満タン信号が入力
されていない場合にポンプモータ3に駆動電力を供給す
る。
表示器駆動回路56は、被給油車両に供給した給油量を
給油量表示器7に表示するためのもので、ノズルスイッ
チ16からノズル信号が入力されている場合に給油量表示
器7へ駆動電力と計数回路53から供給される給油量とを
供給する。
給油量表示器7に表示するためのもので、ノズルスイッ
チ16からノズル信号が入力されている場合に給油量表示
器7へ駆動電力と計数回路53から供給される給油量とを
供給する。
吸・排気ポンプ制御回路57は吸・排気ポンプ14を正・
逆転の駆動制御を行うもので、これには油種識別回路54
からの油種合致信号,ノズルスイッチ16からのノズル信
号,及び液面センサ51からの満タン信号が入力される。
そして、吸・排気ポンプ制御回路57はノズル信号の立上
りを検出することにより処理を開始する。吸・排気ポン
プ制御回路57の制御構成は第8図のフローチャートを用
いて説明する。
逆転の駆動制御を行うもので、これには油種識別回路54
からの油種合致信号,ノズルスイッチ16からのノズル信
号,及び液面センサ51からの満タン信号が入力される。
そして、吸・排気ポンプ制御回路57はノズル信号の立上
りを検出することにより処理を開始する。吸・排気ポン
プ制御回路57の制御構成は第8図のフローチャートを用
いて説明する。
まず、ノズル信号の立上りを検出した吸・排気ポンプ
制御回路57は吸・排気ポンプ14へ正転駆動信号を出力し
(STEP 1)、次に油種識別回路54から油種合致信号が入
力されているか否か(STEP 2)、ノズルスイッチ16から
ノズル信号が入力されているか否か(STEP 3)、液面セ
ンサ51からの満タン信号が入力されているか否か(STEP
4)を判断する。
制御回路57は吸・排気ポンプ14へ正転駆動信号を出力し
(STEP 1)、次に油種識別回路54から油種合致信号が入
力されているか否か(STEP 2)、ノズルスイッチ16から
ノズル信号が入力されているか否か(STEP 3)、液面セ
ンサ51からの満タン信号が入力されているか否か(STEP
4)を判断する。
STEP 2において油種合致信号が入力されていると判断
した場合には、正転駆動信号の出力を停止し(STEP
5)、次に、満タン信号が入力されているか否か(STEP
6)、ノズル信号が入力されているか否か(STEP 7)を
判断する。
した場合には、正転駆動信号の出力を停止し(STEP
5)、次に、満タン信号が入力されているか否か(STEP
6)、ノズル信号が入力されているか否か(STEP 7)を
判断する。
STEP 6において満タン信号が入力されていると判断し
た場合には吸・排気ポンプ14へ逆転駆動信号を出力し
(STEP 8)、次にノズル信号が入力されているか否かを
判断する(STEP 9)。STEP 9においてノズル信号が入力
されていると場合には再びSTEP 9の処理を繰返し、ノズ
ル信号が入力されていないと判断した場合にはノズル信
号が入力されなくなってから所定時間経過したか否かを
判断する(STEP 10)。STEP 10において所定時間経過し
ていないと判断した場合には再びSTEP 10の処理を行い
所定時間経過したと判断した場合には逆転駆動信号の出
力を停止し(STEP 11)、処理は終了する。
た場合には吸・排気ポンプ14へ逆転駆動信号を出力し
(STEP 8)、次にノズル信号が入力されているか否かを
判断する(STEP 9)。STEP 9においてノズル信号が入力
されていると場合には再びSTEP 9の処理を繰返し、ノズ
ル信号が入力されていないと判断した場合にはノズル信
号が入力されなくなってから所定時間経過したか否かを
判断する(STEP 10)。STEP 10において所定時間経過し
ていないと判断した場合には再びSTEP 10の処理を行い
所定時間経過したと判断した場合には逆転駆動信号の出
力を停止し(STEP 11)、処理は終了する。
また、前記STEP 7においてノズル信号が入力されてい
ると判断した場合には再び前述のSTEP 6の処理を行う。
従って、前述のSTEP 6において満タン信号が入力されて
いないと判断し、STEP 7においてノズル信号が入力され
ていると判断した場合には、単にSTEP 6とSTEP 7の処理
を繰り返しているにすぎない。次に、STEP 7においてノ
ズル信号が入力されていないと判断した場合には逆転駆
動信号を出力し(STEP 12)、STEP 12において逆転駆動
信号の出力を開始してから所定時間経過したか否かを判
断する(STEP 13)。そして、STEP 13において所定時間
経過していないと判断した場合には再びSTEP 13の処理
を行い、所定時間経過したと判断した場合には逆転駆動
信号の出力を停止し(STEP 14)、処理は終了する。
ると判断した場合には再び前述のSTEP 6の処理を行う。
従って、前述のSTEP 6において満タン信号が入力されて
いないと判断し、STEP 7においてノズル信号が入力され
ていると判断した場合には、単にSTEP 6とSTEP 7の処理
を繰り返しているにすぎない。次に、STEP 7においてノ
ズル信号が入力されていないと判断した場合には逆転駆
動信号を出力し(STEP 12)、STEP 12において逆転駆動
信号の出力を開始してから所定時間経過したか否かを判
断する(STEP 13)。そして、STEP 13において所定時間
経過していないと判断した場合には再びSTEP 13の処理
を行い、所定時間経過したと判断した場合には逆転駆動
信号の出力を停止し(STEP 14)、処理は終了する。
また、前記STEP 3においてノズル信号が入力されてい
ないと判断した場合には正転駆動信号の出力を停止し
(STEP 15)、処理は終了する。
ないと判断した場合には正転駆動信号の出力を停止し
(STEP 15)、処理は終了する。
また、前記STEP 4において満タン信号が入力されてい
ると判断した場合には、正転駆動信号の出力を停止し
(STEP 15)、そして、前述のSTEP 8以降の処理を行
う。
ると判断した場合には、正転駆動信号の出力を停止し
(STEP 15)、そして、前述のSTEP 8以降の処理を行
う。
(作用) 以上のように構成された第二実施例の作用を以下に説
明する。
明する。
まず、被給油車両が計量機50の前に停車すると、給油
作業者は被給油車両に燃料を供給するためにノズル収納
部15から給油ノズル9を取外す。すると、ノズル収納部
15から給油ノズル9を取外したことによりノズルスイッ
チ16が閉成し、ノズル信号が制御装置52に出力される。
そして、このノズル信号は制御装置52を構成する計数回
路53,油種識別回路54,吸・排気ポンプ制御回路57に供給
される。
作業者は被給油車両に燃料を供給するためにノズル収納
部15から給油ノズル9を取外す。すると、ノズル収納部
15から給油ノズル9を取外したことによりノズルスイッ
チ16が閉成し、ノズル信号が制御装置52に出力される。
そして、このノズル信号は制御装置52を構成する計数回
路53,油種識別回路54,吸・排気ポンプ制御回路57に供給
される。
まず、ノズル信号が入力された計数回路53は、前回の
給油において計数した流量パルスの計数値を零リセット
する。従ってこの時点での給油量表示器7には「0」が
表示されている。
給油において計数した流量パルスの計数値を零リセット
する。従ってこの時点での給油量表示器7には「0」が
表示されている。
また、これと同時に吸・排気ポンプ制御回路56は吸・
排気ポンプ14に正転駆動信号を出力するので正転駆動信
号が入力された吸・排気ポンプ14は正転駆動し、これに
より吸・排気パイプ13の吸・排気口13aからの吸気が開
始される。ここで、この時点では給油ノズル9はまだ被
給油車両の給油口には挿入されていないので、油種識別
センサ17からの出力電圧は低く、所定電圧値内に入って
いないので油種識別回路54からの油種合致信号の出力は
無い。従って、この時にはポンプモータ制御回路55には
油種合致信号は入力されていないのでポンプモータ3に
はまだ駆動電力は供給されていない。故に、この時点で
は、計数機50を用いての供給は不可能である。
排気ポンプ14に正転駆動信号を出力するので正転駆動信
号が入力された吸・排気ポンプ14は正転駆動し、これに
より吸・排気パイプ13の吸・排気口13aからの吸気が開
始される。ここで、この時点では給油ノズル9はまだ被
給油車両の給油口には挿入されていないので、油種識別
センサ17からの出力電圧は低く、所定電圧値内に入って
いないので油種識別回路54からの油種合致信号の出力は
無い。従って、この時にはポンプモータ制御回路55には
油種合致信号は入力されていないのでポンプモータ3に
はまだ駆動電力は供給されていない。故に、この時点で
は、計数機50を用いての供給は不可能である。
次に、給油作業者が被給油車両の燃料タンクの給油口
に給油ノズル9の給油パイプ10を挿入する。
に給油ノズル9の給油パイプ10を挿入する。
すると、吸・排気パイプ13の吸・排気口13aから被給
油車両の燃料タンク内の燃料蒸気が吸気され、油種識別
センサ17からの出力電圧が上昇する。そして、油種識別
センサ17からの出力電圧が油種識別回路54に予め記憶さ
れている標準出力電圧値の所定許容範囲内に入った場合
(被給油車両の燃料タンク内の燃料と、これから給油を
しようとする燃料の種類とが一致したことを示す)に
は、油種識別回路54はポンプモータ駆動回路55,吸・排
気ポンプ制御回路56への油種合致信号の出力を開始す
る。すると、油種合致信号が入力されたポンプモータ制
御回路55はポンプモータ3へ駆動電力を供給し、駆動電
力が供給されたポンプモータ3は回転する。従って、こ
の時点から、給油ノズル9を用いての給油が可能とな
る。また、ノズルスイッチ16からのノズル信号と油種識
別回路54からの油種合致信号とが入力された吸・排気ポ
ンプ駆動回路56は吸・排気ポンプ14へ正転駆動信号の出
力を停止する。従って、吸・排気ポンプ14の正転駆動は
停止し、吸・排気パイプ13の吸・排気口13aからの燃料
蒸気の吸気は停止する。
油車両の燃料タンク内の燃料蒸気が吸気され、油種識別
センサ17からの出力電圧が上昇する。そして、油種識別
センサ17からの出力電圧が油種識別回路54に予め記憶さ
れている標準出力電圧値の所定許容範囲内に入った場合
(被給油車両の燃料タンク内の燃料と、これから給油を
しようとする燃料の種類とが一致したことを示す)に
は、油種識別回路54はポンプモータ駆動回路55,吸・排
気ポンプ制御回路56への油種合致信号の出力を開始す
る。すると、油種合致信号が入力されたポンプモータ制
御回路55はポンプモータ3へ駆動電力を供給し、駆動電
力が供給されたポンプモータ3は回転する。従って、こ
の時点から、給油ノズル9を用いての給油が可能とな
る。また、ノズルスイッチ16からのノズル信号と油種識
別回路54からの油種合致信号とが入力された吸・排気ポ
ンプ駆動回路56は吸・排気ポンプ14へ正転駆動信号の出
力を停止する。従って、吸・排気ポンプ14の正転駆動は
停止し、吸・排気パイプ13の吸・排気口13aからの燃料
蒸気の吸気は停止する。
次に、給油作業者が給油ノズルのレバー11を操作し、
給油を開始する。すると、流量パルス発信器6から給油
ノズル9が吐出される燃料の量に比例した流量パルスが
発信され、この流量パルスは、計数回路53へ供給され
る。これにより、ノズルスイッチ16からのノズル信号と
パルス発信器6から出力される流量パルスとが入力され
た計数回路53はこの流量パルスを計数し、この値を表示
器制御回路56へ出力し、表示器制御回路56はこれを給油
量として給油量表示器7へ出力し、給油量表示器7はこ
の給油量を表示する。
給油を開始する。すると、流量パルス発信器6から給油
ノズル9が吐出される燃料の量に比例した流量パルスが
発信され、この流量パルスは、計数回路53へ供給され
る。これにより、ノズルスイッチ16からのノズル信号と
パルス発信器6から出力される流量パルスとが入力され
た計数回路53はこの流量パルスを計数し、この値を表示
器制御回路56へ出力し、表示器制御回路56はこれを給油
量として給油量表示器7へ出力し、給油量表示器7はこ
の給油量を表示する。
そして、給油が進行し被給油車両の燃料タンク内の燃
料の液面が上昇し、給油ノズル9の給油パイプ10に設け
られた液面センサ51が燃料に浸ると液面センサ51は満タ
ン信号を出力する。従って、満タン信号が供給されたポ
ンプモータ制御回路55はポンプモータ3への工藤電力の
供給を停止するとともに、油種合致信号と満タン信号と
が入力された吸・排気ポンプ制御回路57は吸・排気ポン
プ14へ逆転駆動信号を出力する。従って、逆転駆動信号
が入力された吸・排気ポンプ14は逆転することにより、
吸・排気口13aから空気が排出される。これにより、ポ
ンプモータ3が停止され液面センサ51による満タン給油
は終了する。なお、本実施例では給油により被給油車両
の燃料タンク内の燃料の液面が上昇し、給油ノズル9に
達してくる場合には吸・排気口13aが燃料に浸る前に液
面センサ51が液面を検出して吸・排気口13aから吸・排
気パイプ13内に燃料が浸入するのを極力防止している。
しかし、液面センサ51が燃料に浸って満タン給油が終了
した後にたとえポンプモータ3の慣性回転によって燃料
の液面が吸・排気口13aに達っしても吸・排気口13aから
は空気が排出されているので、吸・排気パイプ13内に燃
料が入り込んでしまうということが防止できる。
料の液面が上昇し、給油ノズル9の給油パイプ10に設け
られた液面センサ51が燃料に浸ると液面センサ51は満タ
ン信号を出力する。従って、満タン信号が供給されたポ
ンプモータ制御回路55はポンプモータ3への工藤電力の
供給を停止するとともに、油種合致信号と満タン信号と
が入力された吸・排気ポンプ制御回路57は吸・排気ポン
プ14へ逆転駆動信号を出力する。従って、逆転駆動信号
が入力された吸・排気ポンプ14は逆転することにより、
吸・排気口13aから空気が排出される。これにより、ポ
ンプモータ3が停止され液面センサ51による満タン給油
は終了する。なお、本実施例では給油により被給油車両
の燃料タンク内の燃料の液面が上昇し、給油ノズル9に
達してくる場合には吸・排気口13aが燃料に浸る前に液
面センサ51が液面を検出して吸・排気口13aから吸・排
気パイプ13内に燃料が浸入するのを極力防止している。
しかし、液面センサ51が燃料に浸って満タン給油が終了
した後にたとえポンプモータ3の慣性回転によって燃料
の液面が吸・排気口13aに達っしても吸・排気口13aから
は空気が排出されているので、吸・排気パイプ13内に燃
料が入り込んでしまうということが防止できる。
次に、給油作業者が給油作業を終了するために給油パ
イプ10を給油口より取り出し給油ノズル9をノズル収納
部15に掛け戻す。ここで、この給油パイプ10を給油口か
ら取り出す際に、給油作業者が誤って給油ノズル9の吸
・排気口13aを燃料に浸らせてしまった場合であって
も、前述したように給油停止信号の出力により吸・排気
口13aからは空気が排出されているので、燃料が吸・排
気口13aから吸・排気パイプ13内に浸入してしまうこと
は無い。そして給油作業者により給油ノズル9がノズル
収納部15に掛け戻されると、制御装置52の各回路にはノ
ズル信号が入力されなくなる。これにより、ノズル信号
が入力されなくなった吸・排気ポンプ制御回路57はノズ
ル信号が入力されなくなってから所定時間経過した後に
吸・排気ポンプ14へ出力していた逆転駆動信号の出力を
停止する。従って、吸・排気ポンプ14は排気を停止す
る。
イプ10を給油口より取り出し給油ノズル9をノズル収納
部15に掛け戻す。ここで、この給油パイプ10を給油口か
ら取り出す際に、給油作業者が誤って給油ノズル9の吸
・排気口13aを燃料に浸らせてしまった場合であって
も、前述したように給油停止信号の出力により吸・排気
口13aからは空気が排出されているので、燃料が吸・排
気口13aから吸・排気パイプ13内に浸入してしまうこと
は無い。そして給油作業者により給油ノズル9がノズル
収納部15に掛け戻されると、制御装置52の各回路にはノ
ズル信号が入力されなくなる。これにより、ノズル信号
が入力されなくなった吸・排気ポンプ制御回路57はノズ
ル信号が入力されなくなってから所定時間経過した後に
吸・排気ポンプ14へ出力していた逆転駆動信号の出力を
停止する。従って、吸・排気ポンプ14は排気を停止す
る。
また、本実施例においては、給油作業者が給油を行お
うとして燃料が給油口近くまで充満している燃料タンク
に誤って給油ノズル9を挿入し、吸・排気口13aが燃料
に浸ってしまった場合には、一時的に吸・排気パイプ13
内に燃料が吸い込まれ、又は入ってしまう。しかし、こ
のような場合においても、その後すぐに吸・排気口13a
からは空気が排出され始めるので、吸・排気口13aに入
り込んでしまった燃料は直ちに吸・排気口13aから排出
される。そして、この後に給油作業者が自分の間違えに
気付き給油ノズル9を給油口から外し、給油ノズル9を
ノズル収納部15に掛けた後に所定時間経過するまでの間
は前述の空気の排出は継続されているので、この間に吸
・排気パイプ13内に燃料が入ることも無い。
うとして燃料が給油口近くまで充満している燃料タンク
に誤って給油ノズル9を挿入し、吸・排気口13aが燃料
に浸ってしまった場合には、一時的に吸・排気パイプ13
内に燃料が吸い込まれ、又は入ってしまう。しかし、こ
のような場合においても、その後すぐに吸・排気口13a
からは空気が排出され始めるので、吸・排気口13aに入
り込んでしまった燃料は直ちに吸・排気口13aから排出
される。そして、この後に給油作業者が自分の間違えに
気付き給油ノズル9を給油口から外し、給油ノズル9を
ノズル収納部15に掛けた後に所定時間経過するまでの間
は前述の空気の排出は継続されているので、この間に吸
・排気パイプ13内に燃料が入ることも無い。
なお、両実施例における吸・排気口13aと開口12及び
液面センサ51との位置関係は前述したとおりであるが、
本発明はこれに限るものではなく、例えば吸・排気口13
aが燃料に浸ったのを検出し、吸・排気口13aから排気を
行う構成であればよく、吸・排気パイプ13a内に燃料に
入ってしまっても、この入ってしまった燃料を直ちに吸
・排気口13aから排出して吸・排気パイプ13内に燃料が
残留することを防ぐ構成であればよい。
液面センサ51との位置関係は前述したとおりであるが、
本発明はこれに限るものではなく、例えば吸・排気口13
aが燃料に浸ったのを検出し、吸・排気口13aから排気を
行う構成であればよく、吸・排気パイプ13a内に燃料に
入ってしまっても、この入ってしまった燃料を直ちに吸
・排気口13aから排出して吸・排気パイプ13内に燃料が
残留することを防ぐ構成であればよい。
[効果] 以上のように本発明である燃料識別機能付給液装置
は、給液ノズルから燃料貯蔵容器への燃料の非吐出時に
液面検出手段が液面を検出した場合には、排気手段が燃
料蒸気通路の吸気口から空気を排出するので以下のよう
な効果がある。
は、給液ノズルから燃料貯蔵容器への燃料の非吐出時に
液面検出手段が液面を検出した場合には、排気手段が燃
料蒸気通路の吸気口から空気を排出するので以下のよう
な効果がある。
燃料で充満している状態の被給液車両の燃料貯蔵容器
に給液作業者が誤って給液ノズルを挿入した場合でも、
燃料が吸気口から燃料蒸気通路内に入り込もうとするの
を防止し、また、燃料蒸気通路内に入ってしまった燃料
については吸気口から燃料蒸気通路外へ排出することが
できる。
に給液作業者が誤って給液ノズルを挿入した場合でも、
燃料が吸気口から燃料蒸気通路内に入り込もうとするの
を防止し、また、燃料蒸気通路内に入ってしまった燃料
については吸気口から燃料蒸気通路外へ排出することが
できる。
第1図はこの発明の第一実施例である計量機1の全体構
成図、 第2図は計量機1の給油ノズル9の拡大図、 第3図は計量機1の制御装置18の内部構成図、 第4図は制御装置18のポンプ駆動回路24の制御構成を示
すフローチャート、 第5図は制御装置18の給油終了判定回路25の制御構成を
示すフローチャート、 第6図はこの発明の第二実施例である計量機50の全体構
成図、 第7図は計量機51の給油ノズル9の拡大図、 第8図は計量機51の制御装置52の内部構成図、 第9図は制御装置52の吸・排気ポンプ制御回路57の制御
構成を示すフローチャートである。 1,50……計量機 3……ポンプモータ、4……ポンプ 6……流量パルス発信器 10……給油パイプ、13……吸・排気パイプ 14……吸・排気ポンプ、17……油種識別センサ 18,52……制御装置、51……液面センサ
成図、 第2図は計量機1の給油ノズル9の拡大図、 第3図は計量機1の制御装置18の内部構成図、 第4図は制御装置18のポンプ駆動回路24の制御構成を示
すフローチャート、 第5図は制御装置18の給油終了判定回路25の制御構成を
示すフローチャート、 第6図はこの発明の第二実施例である計量機50の全体構
成図、 第7図は計量機51の給油ノズル9の拡大図、 第8図は計量機51の制御装置52の内部構成図、 第9図は制御装置52の吸・排気ポンプ制御回路57の制御
構成を示すフローチャートである。 1,50……計量機 3……ポンプモータ、4……ポンプ 6……流量パルス発信器 10……給油パイプ、13……吸・排気パイプ 14……吸・排気ポンプ、17……油種識別センサ 18,52……制御装置、51……液面センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−205597(JP,A) 特開 平1−199900(JP,A) 特開 平1−167099(JP,A) 特開 平1−279099(JP,A) 特開 平1−124598(JP,A) 特開 平1−141299(JP,A) 実開 昭63−183100(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/00 - 5/32
Claims (1)
- 【請求項1】燃料貯蔵容器へ挿入され燃料を吐出する給
液ノズルの先端側に開口する吸気口を有する燃料蒸気通
路と、 燃料の種類を識別するために該燃料蒸気通路の途中に介
在し、燃料貯蔵容器内に貯蔵されている燃料の蒸気濃度
を検出する燃料蒸気検出手段と、 燃料貯蔵容器内の燃料蒸気を前記吸気口から該燃料蒸気
検出手段に送気するために前記燃料蒸気通路の途中に設
けられた燃料蒸気吸気手段と、 からなる燃料識別機能付給液装置において、 前記給液ノズルから燃料貯蔵容器への燃料の非吐出時に
燃料貯蔵容器に貯蔵されている燃料の液面を検出して液
面検出信号を出力する液面検出手段と、 該液面検出手段からの液面検出信号が入力された場合に
は前記吸気口から前記燃料蒸気通路外に対し排気を行な
う排気手段を設けたことを特徴とする燃料識別機能付給
液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2083374A JP3062950B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 燃料識別機能付給液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2083374A JP3062950B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 燃料識別機能付給液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03289496A JPH03289496A (ja) | 1991-12-19 |
JP3062950B2 true JP3062950B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=13800646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2083374A Expired - Fee Related JP3062950B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 燃料識別機能付給液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3062950B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2083374A patent/JP3062950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03289496A (ja) | 1991-12-19 |
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