JPH03289495A - 燃料識別機能付給液装置 - Google Patents

燃料識別機能付給液装置

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JPH03289495A
JPH03289495A JP8337390A JP8337390A JPH03289495A JP H03289495 A JPH03289495 A JP H03289495A JP 8337390 A JP8337390 A JP 8337390A JP 8337390 A JP8337390 A JP 8337390A JP H03289495 A JPH03289495 A JP H03289495A
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JP
Japan
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fuel
suction
liquid level
nozzle
signal
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JP8337390A
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Tatsuo Sugata
達夫 菅田
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、給油所等に設置される輸液装置に係り、特に
車両の燃料タンクへ誤った種類の燃料の給液を防止する
場合に用いて好適な燃料判別機能付給液装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、給液作業者がガソリンエンジン搭載車両に軽油を
給液したり、ディーゼルエンジン搭載車両にガソリンを
給液するなどのトラブルを防止するため、車両の燃料タ
ンク内に滞留している燃料の燃料蒸気を用いて車両へ給
液すべき燃料の種類を識別する燃料識別センサを設け、
この燃料識別センサから出力される信号を用いて誤輸液
を防止する燃料識別機能付給液装置が開発されている。
そして、燃料識別機能付給液装置に使用されている燃料
識別センサは、燃料の種類により蒸気圧が違うことを利
用し、これを抵抗値変化として検出して燃料の種類を識
別する。従って、今回の給液において燃料識別センサに
燃料が付着した場合には、燃料識別センサは次回の輸液
に際しても今回燃料識別センサに付着した燃料の燃料蒸
気に対応した抵抗値を示すことがあり、これにより間違
えた燃料識別をしてしまい誤給液を行ってしまう可能性
がある。更に、上記燃料識別センサは燃料が直接接触し
た場合には壊れてしまうおそれがある。
故に、従来の燃料識別機能付給液装置の燃料識別センサ
は、直接燃料が付着しないような場所、例えば該燃料識
別機能付給液装置の本体内部に設けられている。そして
、この種の燃料識別機能付給液装置には、該燃料識別セ
ンサに被給液車両の給液タンク内の燃料蒸気を供給する
ために一端が給液ノズルの給液パイプの吐出口近くに開
口する吸気口を有する吸気パイプと、燃料蒸気を吸気す
る吸引ポンプ等からなる燃料蒸気吸気手段が設けられて
いる。そして、燃料蒸気吸気手段を駆動することにより
被給液車両の燃料タンク内の燃料蒸気を吸気パイプを介
して吸気口から燃料識別機能付給液装置の本体内部に設
けられている燃料識別センサに供給する。
[発明が解決しようとするH題] しかし、上記のような構成であっても、給液作業者が間
違えて燃料が充満している燃料タンク内に給液ノズルを
挿入し、燃料蒸気検出手段が燃料タンク内の燃料蒸気を
検出し識別する前に、吸気パイプの吸気口が燃料に浸っ
てしまった場合には、燃料識別機能付給液装置は被給液
車両の燃料の種類を判別するために燃料蒸気吸気手段を
駆動しているので、吸気パイプ内に燃料が吸い込まれて
しまう、すると、燃料識別センサは、次回の給液に際し
ても今回吸気パイプ内に吸い込まれてしまった燃料の蒸
気圧を検出してしまい、燃料識別の機能を果たさなくな
ってしまうというおそれがある。
更に、前記場合において、燃料識別センサが本来の機能
を果たすようになるためには、@気パイプ内に入り込ん
でしまった燃料が殆ど蒸発するまで時間がかかるため、
吸気パイプ内に大量に燃料が入り込んでしまった場合に
は、しばらくの間は燃料識別センサによる燃料の識別は
不能となってしまうという問題点があった。
従って、本願は、上記問題点を解決することを課題とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するために、給液ノズルに設
けられた液面検出手段の作動信号を用いて、この信号が
入力された場合には吸気口からの燃料蒸気の吸気を停止
することにより、吸気パイプ内に燃料が入り込まないよ
うにしたことを特徴とする。
故に、上記課題を解決するための本発明に係る燃料識別
機能付給液装置の構成は、 燃料貯蔵容器へ挿入され燃料を吐出する吐出パイプを有
する輸液ノズルと、該給液ノズルへ燃料を供給する輸液
ポンプと、該給液ポンプを駆動するポンプモータと、前
記吐出パイプの吐出口近くに開口する吸気口を有する燃
料蒸気通路と、燃料の種類を識別するために該燃料蒸気
通路の途中に設けられ、燃料貯蔵容器内に貯蔵されてい
る燃料の蒸気濃度を検出する燃料蒸気検出手段と、燃料
貯蔵容器内の燃料蒸気を上記吸気口から該燃料蒸気検出
手段に送気するために前記燃料蒸気通路の途中に設けら
れた燃料蒸気吸気手段と、からなる燃料識別機能付給液
装置において、 燃料貯蔵容器に貯蔵されている燃料の液面を検出し、液
面検出信号を出力する液面検出手段と、前記燃料蒸気吸
気手段が駆動されているときに該液面検出手段から液面
検出信号が入力された場合には前記燃料蒸気吸気手段に
よる燃料蒸気の送気を停止する送気停止手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
[作用] 本発明によれば、燃料の充満している燃料貯蔵容器内に
給液ノズルを挿入すると、液面検出手段が燃料の充満を
検出し液面検出信号を出力する。
すると、本発明である燃料識別機能付給液装置によれば
液面検出信号の入力を検出した送気停止手段は吸気口か
ら燃料蒸気検出手段への燃料蒸気の送気を停止し、該燃
料蒸気通路内への燃料の浸入を低減する。
[実施例] 以下1本発明を固定式給液装置に適用した場合について
、図面に基づき説明する。
第1図は本実施例の給液装置の全体構成図を示している
。同図において、1は給油所の敷地内に設けられたガソ
リン計量機、2はガソリン計量機1本体内に配設された
配管であり、配管2の途中にはポンプモータ3によって
駆動されるポンプ4、流量計5が設けられ、流量計5に
は流量に比例して流量パルスを発信する流量パルス発信
器6が装着されている。また、ガソリン計量機1の正面
には給油量を積算表示する給油量表示器7が設けられて
いる。
8は基端側か前記配管2に接続された給油ホース、9は
給油ホース8の先端側に設けられた給油ノズルである。
そして、給油ノズル9はノズルレバー9bを操作し燃料
供給弁(図示せず)を開弁することにより吐出パイプ9
aから車両などの燃料タンク(図示せず)に燃料を吐出
しつるようになっている。10はガソリン計量機1の本
体側面に設けられたノズル収納部であり、ノズル収納部
10には給油ノズル9の掛は外しと連動して開閉成する
ノズルスイッチ11が設けられ、閉成中は給液作業中で
あることを示すノズル信号を出力するようになっている
12は前記給油ホース8内を通り、一端が第2図に示す
ような給油ノズル9の吐出パイプ9aの吐出口近傍に開
口した吸・排気口12aを有する吸・排気パイプであり
、他端はガソリン計量機1の本体内に設けられた吸・排
気ポンプ13と接続されて開放口となっている。吸・排
気ポンプ13は正逆転可能なモータとこのモータによっ
て駆動される吸気ポンプとから構成され(図示せず)、
正転時には吸・排気パイプ12を介して吸・排気口12
aから車両の燃料タンク内の燃料蒸気を吸入し、逆転時
には燃料蒸気の比較的少ない空気を吸・排気パイプ12
を介して吸・排気口12aから排出するようになってい
る。
14はガソリン計量機1の本体内の吸・排気パイプ12
の途中に設けられ、例えば半導体式ガスセンサから構成
された油種識別センサであり、車両等の燃料タンク内の
燃料の蒸気濃度を出力電圧の変化として検出するように
なっている。
15は、前記給油ノズル9の吐出パイプ9aの吐出口側
に設けられた液面センサであり、車両等の燃料タンク内
の燃料に接触した場合に液面検出信号を出力するように
なっている。
なお1本実施例において、液面センサ15と吸・排気口
12aとの位置関係は、液面センサ15の方が吸・排気
口12aよりも吐出パイプ9aの吐出口近くに設けられ
ている。これは、車両等の燃料の充満している燃料タン
クに給油ノズル9を挿入した場合に、まず、液面センサ
15が燃料に浸ることにより燃料タンク内には燃料が充
満していることを、吸・排気口12aが燃料タンク内の
燃料に浸る前に検出し、吸・排気口12aからの燃料蒸
気の吸気を停止し、吸・排気口12aから吸・排気パイ
プ12内に燃料が侵入するのを極力防止するためである
16は、ガソリン計量機1の本体内に設けられた制御装
置であり、第3図に示すごとく、油種識別回路17、ポ
ンプモータ制御回路18、吸・排気ポンプ駆動回路19
.油種識別センサ制御回路20、識別不能判断回路21
、警報器駆動回路22、吸・排気ポンプ制御回路23か
ら構成されている。
油種識別回路17は、前述の油種識別センサ14の出力
電圧値から被測定燃料の種類が給液しようとする燃料の
種類と合致しているか否かを判断するためのものであり
、本実施例の場合はガソリンを検出しているときに油種
識別センサ14から出力される標準出力電圧値が設定、
記憶されており、ノズルスイッチ11からのノズルスイ
ッチ信号の入力により作動を開始し、油種識別センサ1
4からの出力電圧と設定電圧値とを比較し、これら両者
の電圧値差が所定許容範囲内にあると判定している場合
には、ポンプモータ制御回路18、識別不能判断回路2
1.吸・排気ポンプ制御回路23に油種合致信号を出力
する。
ポンプモータ制御回路18は、前述のポンプモータ3に
駆動電力を供給するもので、前述のノズルスイッチ11
からのノズル信号が入力されており、かつ、油種識別回
路17から油種合致信号が入力された場合にポンプモー
タ3に駆動電力を供給する。
吸・排気ポンプ駆動回路19は、吸・排気ポンプ13に
駆動電力を供給するもので、後述の吸・排気ポンプ制御
回路23から正転駆動信号が入力されている場合には吸
・排気ポンプ13を正転すべく駆動電力を、逆転駆動信
号が入力されている場合には吸・排気ポンプ13を逆転
すべく駆動電力を吸・排気ポンプ13に供給する。
油種識別センサ制御回路20は、前述の油種識別センサ
14に駆動電力を供給するものであり、前述のノズルス
イッチ11からのノズル信号が入力されており、かつ、
油種識別回路17からの油種合致信号が入力されていな
い場合に油種識別センサ14に駆動電力を供給し、また
、ノズルスイッチ11からのノズル信号が入力されてお
り、かつ、油種識別回路17からの油種合致信号が入力
された場合には油種識別センサ14への駆動電力の供給
を停止する。
識別不能判断回路21は、給油作業者が給油ノズル9を
外してから後で、かつ、油種識別センサ14がガソリン
を判別する前に、液面センサ15から液面検知信号が入
力された場合に、今回の給油に際する油種識別センサ1
4による当該被給油車両の燃料タンク内の燃料の種類の
識別は不可能であることを検出するためのもので、前述
のノズルスイッチ11からノズル信号が入力され、油種
識別回路17から油種合致信号が入力されておらず、か
つ、液面センサ15から液面検知信号が入力されている
場合にのみ、後述の警報器駆動回路22へ油種判別不能
信号を出力する。
警報器駆動回路22は、後述の警報器24に駆動電力を
供給するためのもので、前述の識別不能判断回路21か
ら油種判別不能信号が入力された場合にのみ、*動電力
を警報器24に供給する。
警報器24は、ガソリン計量機1の本体正面に設けられ
ており、前述の警報器駆動回路22から駆動電力が供給
されているときは「ピー、ピー・・・・・」という警報
音を出力し、今回の給油前に備えて行われる燃料の種類
の識別は不能であることを報知する。
前記吸・排気ポンプ制御回路23は、前述の吸・排気ポ
ンプ13の駆動制御を行うものであり、液面センサ15
から液面検知信号、ノズルスイッチ11からノズル信号
、及び油種識別回路17から油種合致信号がそれぞれ入
力される。ここで、吸・排気ポンプ制御回路23の制御
構成を第4図に示されたフローチャートを用いて説明す
る。
まず、吸・排気ポンプ制御回路23はノズルスイッチ1
1からのノズル信号の立上りをもって処理を開始し、液
面センサ15から液面検知信号が入力されているか否か
を判断する(STEP 1)、そして、液面検知信号が
入力されていると判断した場合には処理は終了する。ま
た、5TEP 1において液面検知信号が入力されてい
ないと判断した場合には、前述の吸・排気ポンプ駆動回
路19へ正転駆動信号を出力する(STEP 2)、次
に吸・排気ポンプ制御回路23は、油種識別回路17か
ら油種合致信号が入力されているか否かを判断する(S
TEP 3)。
5TEP 3において油種合致信号が入力されていると
判断した場合には吸・排気ポンプ駆動回路19への正転
駆動信号の出力を停止しく5TEP 4)、そして、ノ
ズルスイッチ11からノズル信号が入力されているか否
かを判断しく5TEP 5)、ノズル信号が入力されて
いる場合には5TEP 5の処理を再び行う。また、5
TEP 5においてノズル信号が入力されなくなると、
前述の吸・排気ポンプ駆動回路19へ逆転駆動信号を出
力しく5TOP 6)、次に、5TEP 6において逆
転駆動信号の出力を開始してから所定時間経過したか否
かを判断する(STEP 7)。そして、吸・排気ポン
プ制御回路23は、 5TEP 7において、所定時間
経過していないと判断した場合には5TEP 7の処理
を繰返し、また、所定時間経過したと判断した場合には
前述の吸・排気ポンプ駆動回路19への逆転駆動信号の
出力を停止しく5TEP 8)、処理は終了する。
次に、前述の5TEP 3において、油種識別回路17
から油種合致信号が入力されていないと判断した場合に
は、吸・排気ポンプ制御回路23は、液面センサ15か
ら液面検出信号が入力されているか否かを判断する(S
TEP 9)。5TEP 9において液面検知信号が入
力されていると判断した場合には、前述の吸・排気ポン
プ駆動回路19への正転即動信号の出力を停止しく5T
EP  10)、逆転駆動信号を出力しく5TEP  
11)、再度、液面センサ15から液面検出信号が入力
されているか否かを判断する(STEP  12)、5
TEP  12において、液面検知信号が入力されてる
と判断した場合には、5TEP12の処理を再び行い、
液面検知信号が入力されていないと判断した場合には逆
転駆動信号の出力を停止しく5TEP  13)、再び
5TEP 2の処理を行う。
次に、前述の5TEP 9において、液面検知信号が入
力されていないと判断した場合には、吸・排気ポンプ制
御回路23は、前述のノズルスイッチ11からノズル信
号が入力されているか否かを判断する(STEP  1
4)、 5TEP  14において、ノズル信号が入力
されていると判断した場合には、前述の5TEP 3の
処理を行う。また、5TEP  14において、ノズル
信号が入力されていないと判断した場合には、吸・排気
ポンプ駆動回路19への正転旺動信号の出力を停止しく
5TEP  15)、次に前述の5TEP 6以降の処
理を行う。
[作用〕 以上のように構成された本実施例の作用を以下に説明す
る。
まず、被給油車両がガソリン計量機1の前に停車すると
、給油作業者は被給油車両に燃料を供給するためにノズ
ル収納部10から給油ノズル9を取外す。すると、ノズ
ル収納部10から給油ノズル9を取外したことによりノ
ズルスイッチ11が閉成し、ノズル信号が制御袋fi1
6に出力される。
そして、このノズル信号は制御装置16を構成する吸・
排気ポンプ制御回路23.油種識別センサ制御回路20
.識別不能判断回路21.ポンプモータ制御回路18に
供給される。これにより、油種識別センサ制御回路20
は油種識別センサ14に駆動電力を供給するので油′M
1識別センサ14は駆動状態となる。
また、これと同時に吸・排気ポンプ制御回路23も処理
を開始し、液面センサ15から液面検出信号が入力され
ているか否かを判断する(STEP 1)。
ここで、上記5TEP 1において液面センサ15から
の液面検知信号が入力されているか否かを判断している
のは、液面センサ15の検査のためである。
即ち、給油ノズル9をノズル収納部10から取外し非給
油車両の給油口に吐出パイプ9aが挿入されていない段
階で液面検知信号が供給されている場合には、液面セン
サ15が誤動作していることを示すものである。そして
、この場合には、吸・排気ポンプ制御回路23の処理は
終了するので吸・排気ポンプ13は動作しない、従って
、油種識別回路17から油種合致信号は出力されないの
で、今回の給油は不可能である。
これに対して、液面センサ15が正常に作動しており、
5TEP 1において液面センサ15から液面検知信号
が入力されていないと判断した場合には。
吸・排気ポンプ制御回路23は正転睡動信号を吸・排気
ポンプ駆動回路19に出力する。従って、吸・排気ポン
プ13は正転し、外気が吸・排気口12aから吸・排気
パイプ12を介して油種識別センサ14に供給される。
次に、吸・排気ポンプ制御回路23は、油種識別回路1
7から油種合致信号が入力されているか否か(STEP
 3)、液面センサ15から液面検知信号が入力されて
いるが否が(STEP9)、ノズルスイッチ11からノ
ズル信号が供給されているか否か(STEP  14)
を判断する。故に、吸・排気ポンプ制御回路23は、給
油ノズル9をノズル収納部10から取外してから被給油
車両の給油口へ挿入するまでの間は、前述の5TEP 
3.5TEP 9.5TEP  14の処理を繰り返す
次に、上記5TEP 3.5TEP 9.5TEP  
14の処理を繰り返している吸・排気ポンプ制御回路2
3の以降の作用を、「ガソリンを燃料とする被給油車両
の燃料の充満していない燃料タンクへ給油ノズル9を挿
入した場合」、「被給油車両の燃料の充満している燃料
タンクへ給油ノズル9を挿入した場合」の二つに場合分
けして説明する。
「ガソリンを燃料とする被給油車両の燃料の充満してい
ない燃料タンクへ給油ノズル9を挿入した場合」 この場合、液面センサ15から液面検知信号が入力され
ておらず、かつ、ノズルスイッチ11からノズル信号が
供給されている吸・排気ポンプ制御回路23に、油種識
別回路17から油種合致信号が供給されるので、吸・排
気ポンプ制御回路23は、油種合致信号が入力されたと
判断しく5TEP3)、前述の吸・排気ポンプ駆動回路
19への正転駆動信号の出力を停止する(STEP 4
)。従って、吸・排気ポンプ駆動回路19は、吸・排気
ポンプ13への正転駆動電力の供給を停止する。
これと同時に油種識別回路17から出力された油種合致
信号はポンプモータ制御回路18に供給されるので、油
種合致信号とノズル信号とが入力されたポンプモータ制
御回路18は、ポンプモータ3へ駆動電力を供給する。
従って、ポンプモータ3は回転を開始し、給油ノズル9
を用いて被給油車両に給油可能な状態となる。
次に、吸・排気ポンプ制御回路23は、ノズルスイッチ
11からノズル信号が入力されているか否かを判断しく
5TEP 5)、ノズル信号が入力されている間、即ち
、被給油車両への給油が続行している場合には、上記5
TEP 5の処理を繰り返す。
次に、給油作業者が当該被給油車両への給油が完了した
と判断し、給油ノズル9をノズル収納部10にかける。
すると、ノズルスイッチ11が開成し、ノズル信号の出
力は停止する。これにより、ノズル信号が入力されなく
なった吸・排気ポンプ制御回路23は、吸・排気ポンプ
駆動回路19へ逆転駆動信号を出力する(STEP 6
)。すると、吸・排気ポンプ駆動回路19は、吸・排気
ポンプ13へ逆転駆動電力を供給する。従って、吸・排
気ポンプ13は逆転し、ガソリン計量機1内の比較的油
蒸気濃度の低い空気が油種識別センサ14及び吸・排気
パイプ12を介して給油ノズル9の吐出パイプ9aの吐
出口近くに設けられた吸・排気パイプ12の吸・排気口
12aから放出される。
次に、吸・排気ポンプ制御回路23は、前記5TEP 
6おいて逆転駆動信号の出力を開始してから所定時間経
過したか否かを判断しく5TEP 7)、所定時間経過
していないと判断した場合には再び上記5TEP7の処
理を繰り返す。また、上記5TEP 7において所定時
間が経過したと判断した場合には、前述の吸・排気ポン
プ駆動回路19への逆転駆動信号の出力を停止しく5T
EP 8)、処理は終了する。従って、吸・排気ポンプ
駆動回路19は、吸・排気ポンプ13への逆転駆動電力
の供給を停止する。これにより、ガソリン計量機1の本
体内の空気の吸・排気口12aからの放出は停止する。
[被給油車両の燃料の充満している燃料タンクへ給油ノ
ズル9を挿入した場合」 まず、吸・排気ポンプ制御回路23にはノズル信号と液
面検知信号が供給されるので、前記5TEP9において
液面検知信号が入力されたと判断し、前述の吸・排気ポ
ンプ駆動回路19への正転駆動信号の出力を停止しく5
TEP  10)、逆転駆動信号の出力を開始する(S
TEP  11)、従って、吸・排気ポンプ13は逆転
駆動するので、吸・排気口12aから空気が排出される
そして、再び液面センサ15から液面検知信号が入力さ
れているか否かを判断する(STE!P  12)。
ここで、今回想定した条件の場合には吐出パイプ9aに
設けられた液面センサ15は被給油車両の燃料タンク内
の燃料に浸っているため、当該給油作業者が給油ノズル
9を給油口から抜かない限り、液面センサ15からは液
面検知信号が出力されつづける。従って、給油作業者が
給油ノズル9を給油口から抜かない限りは吸・排気ポン
プ制御回路23には液面検知信号が入力されつづけるの
で、吸・排気ポンプ制御回路23は5TEP  12の
処理を繰り返す。
また、これと同時に、識別不能判断回路21には、ノズ
ルスイッチ11からノズル信号が入力され、かつ、油種
識別回路17から油種合致信号が入力されず、かつ、液
面センサ15から液面検知信号が入力されているので、
警報器駆動回路22への警報器駆動信号の出力をする。
従って、この警報器駆動信号が入力されている間は警報
器24へ駆動電力を供給し、警報器24は油種判別が不
能であることを報知する。
次に、給油作業者が給油口まで燃料の充満している車両
の給油口に給油ノズル9を挿入してしまったことに気が
つき、給油ノズル9を当該車両の給油口から抜く。する
と、前記5TEP  12の処理を繰り返していた吸・
排気ポンプ制御回路23には液面検知信号が入力されな
くなる。すると、吸・排気ポンプ制御回路23は、吸・
排気ポンプ駆動回路19への逆転駆動信号の出力を停止
しく5TEP13)、正転駆動信号を出力しく5TEP
 2)、再び、油種合致信号が入力されているか否か(
STEP 3)、液面検知信号が入力されているか否か
(STEP 9)、ノズル信号が入力されているか否か
(STEP  14)、の判断を行う。
次に、給油作業者が給油ノズル9をノズル収納部10に
かけ戻すと、吸・排気ポンプ制御回路23にはノズル信
号が供給されなくなる。従って、吸・排気ポンプ制御回
路23はノズル信号が入力されていないと判断しく5T
EP  14)、吸・排気ポンプ駆動回路19への正転
駆動信号の出力を停止しく5TEP  15)、吸・排
気ポンプ駆動回路19へ逆転駆動信号を出力する(ST
EP 6)。すると、吸・排気ポンプ即動回路19は、
吸・排気ポンプ13へ逆転駆動電力を供給する。従って
、吸・排気ポンプ13は逆転し、ガソリン計量機1内の
空気が油種識別センサ14及び、吸・排気パイプ12を
介して給油ノズル9の吐出パイプ9aの吐出口近くに設
けられた吸・排気パイプ12の吸・排気口12aから放
出される。
次に、吸・排気ポンプ制御回路23は、前記5TEP 
6において逆転駆動信号の出力を開始してから所定時間
経過したか否かを判断しく5TEP 7)、所定時間経
過したと判断した場合には、前述の吸・排気ポンプ記動
回路19への逆転駆動信号の出力を停止しく5TEP 
8)、処理は終了する。これにより、吸・排気ポンプ制
御回路23から逆転駆動信号が入力されなくなった吸・
排気ポンプ駆動回路19は、吸・排気ポンプ13への逆
転駆動電力の供給を停止する。従って、ガソリン計量機
1内の空気の吸・排気口12aからの放出は停止する。
なお、本実施例におけるガソリン計量機1は。
液面センサ15から液面検出信号が入力されているとき
に、吸・排気ポンプ13が吸・排気パイプ12の吸・排
気口12aから吸気を行っている場合には、吸・排気ポ
ンプ13への駆動電力の供給を停止し、吸気を停止する
ように構成しているが、これに限るものではなく、例え
ば、吸・排気パイプ12の途中に電磁弁を設けて、液面
検出信号が入力されているときには、この電磁弁を作動
させて吸・排気口12aからの吸気を停止するようにし
ても良く、とにかく液面検出信号が入力されているとき
に吸・排気口12aからの吸気を停止するように構成さ
れていれば、どのような構成であっても良いということ
は、言うまでもない。
更に1本実施例におけるガソリン計量機1は、吸気、吸
気停止、及び排気を正逆回転可能な吸・排気ポンプ13
を利用して行っているが、これに限るものではなく、例
えば、吸気専用のポンプと排気専用のポンプとを別々に
設けても良いし、また、吸・排気ポンプ13にエゼクタ
−ポンプを利用しても良いということは言うまでもない
また1本実施例においてはガソリン計量機1を例に説明
しているが本発明はこれに限るものではなく、軽油専用
の計量機にも適用可能であるばかりでなく、更には多種
類の燃料の給液が可能な計量機にも容易に適用可能であ
るということは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、燃料識別機能付給
液装置において、今回の給液における燃料識別が行われ
る前に液面検出手段から液面検出信号が入力された場合
には、燃料の種類の識別時に行われる被給液車両の燃料
タンク内の燃料蒸気の吸気口からの吸気を停止するよう
に構成したので、燃料蒸気通路内に燃料があまり入り込
まない。
従って、給液作業者が間違えて燃料が充満している燃料
タンク内に給液ノズルを挿入し、燃料蒸気通路の吸気口
が燃料に浸ってしまった場合に、上記燃料蒸気通路内に
燃料が吸い込まれてしまうということがなくなり、燃料
蒸気検出手段が次回の給液に際して今回燃料蒸気通路内
に吸い込まれてしまった燃料の蒸気圧を検出してしまい
燃料識別の機能を果たさなくなってしまうということが
低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明にかかる本実施例のガソリン計量機1の全
体構成図、 第2図はガソリン計量機1の給油ノズル9の拡大図、 第3図はガソリン計量機1の制御装置16の内部構成図 第4図は制御装置16の吸・排気ポンプ制御回路23の
制御構成を示すフローチャートである。 1・・・・ガソリン計量機 3・・・・ポンプモータ4
・・・・ポンプ     9・・・・給油ノズル12・
・吸・排気パイプ 13・・・・吸・排気ポンプ14・
・油種識別センサ 15・・液面センサ16・・制御装

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃料貯蔵容器へ挿入され燃料を吐出する吐出パイプを有
    する給液ノズルと、 該給液ノズルへ燃料を供給する給液ポンプと、該給液ポ
    ンプを駆動するポンプモータと、 前記吐出パイプの吐出口近くに開口する吸気口を有する
    燃料蒸気通路と、 燃料の種類を識別するために該燃料蒸気通路の途中に設
    けられ、燃料貯蔵容器内に貯蔵されている燃料の蒸気濃
    度を検出する燃料蒸気検出手段と、燃料貯蔵容器内の燃
    料蒸気を上記吸気口から該燃料蒸気検出手段に送気する
    ために前記燃料蒸気通路の途中に設けられた燃料蒸気吸
    気手段と、からなる燃料識別機能付給液装置において、
    燃料貯蔵容器に貯蔵されている燃料の液面を検出し、液
    面検出信号を出力する液面検出手段と、前記燃料蒸気吸
    気手段が駆動されているときに該液面検出手段から液面
    検出信号が入力された場合には前記燃料蒸気吸気手段に
    よる燃料蒸気の送気を停止する送気停止手段を設けたこ
    とを特徴とする燃料識別機能付給液装置。
JP8337390A 1990-03-30 1990-03-30 燃料識別機能付給液装置 Pending JPH03289495A (ja)

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