JPH08258899A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH08258899A
JPH08258899A JP6812895A JP6812895A JPH08258899A JP H08258899 A JPH08258899 A JP H08258899A JP 6812895 A JP6812895 A JP 6812895A JP 6812895 A JP6812895 A JP 6812895A JP H08258899 A JPH08258899 A JP H08258899A
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JP
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oil
nozzle
refueling
vapor
supply
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JP6812895A
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Kei Sato
慶 佐藤
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は給油ノズルを誤って他の油種のノズ
ル掛けに掛けてしまっても当該ノズル掛けの油種の送液
を中断させることを防止するよう構成した給油装置を提
供することを目的とする。 【構成】 計量機1には、ベーパの油蒸気濃度を検出す
る油種センサ14と、ベーパ吸引系路12の途中に配設
された三方電磁弁13とノズル掛け9のノズルホルダ9
bとを連通するベーパ吸引管路9cとが設けられてい
る。給油後に給油ノズル8がノズル掛け9に掛けられて
ノズルスイッチ10がオンになると、ベーパ吸引管路9
cとベーパ吸引系路12のベーパ吸引管路12Bとが連
通されるように三方電磁弁13が切り換わり、ノズル掛
け9に掛止された給油ノズル8の吐出ノズル8Aからの
ベーパを油種センサ14に供給する。油種センサ14の
出力電圧により給油ノズル8の油種とノズル掛け9の登
録油種が一致しないとき給油ポンプ4により給液を継続
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給油装置に係り、特に油
種の異なる給油ノズルのノズル掛けが隣接して設けられ
た給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に給油所等に設置される給油装置に
おいては、油種の異なる油液を顧客車両に応じて給油で
きるようになっており、各油種毎の給油ノズル,給油ホ
ース,給油ポンプ等が設けられている。そして、給油装
置の前後面には、例えばガソリン供給用の給油ノズルと
軽油供給用の給油ノズルとが隣接して設けられており、
一の給油ノズルがノズル掛けから外されることにより、
ノズル掛けに設けられているノズルスイッチがオンに切
り換わって当該給油ノズルに対応する給油ポンプが起動
されて当該給油ノズルによる給油が可能な状態となる。
【0003】また、この種の給油装置では、顧客の自動
車の燃料タンク等に給油する際、例えばガソリンを供給
すべきところを誤って軽油供給用の給油装置を使って給
油してしまうといった異油種給油事故を防止するため
に、油種判別機能が備えられる傾向にある。
【0004】この油種判別機能が備えられた給油装置に
は、給油ノズル先端に開口し、途中に油種センサが設け
られたベーパ吸引管路を介して燃料タンク内のベーパを
吸引する吸気ポンプと、油種センサに付着したベーパ及
びベーパ吸引管路内に残留するベーパを排気する排気ポ
ンプと、ベーパ吸引管路を吸気ポンプ又は排気ポンプに
連通させる三方弁とが設けられている。
【0005】そして、上記油種判別機能を備えた給油装
置では、ガソリンと軽油とでは飽和蒸気圧(蒸気濃度)
が異なることに着目し、給油前に燃料タンク内の残存油
液のベーパ(油蒸気)を油種センサに当てて油蒸気濃度
を検出するようになっている。そして、この検出結果に
基づき燃料タンク内の残存油液の油種を判別し、この燃
料タンク内の残存油液の油種と予め記憶された給油装置
からの供給油液の油種とが一致したときのみ、給油が可
能となり、給油ポンプが起動される。
【0006】上記油種センサとしては、例えばベーパの
油蒸気濃度を検出する半導体式ガスセンサが使用されて
いる。この半導体式ガスセンサよりなる油種センサは、
ガソリン,軽油等の油蒸気濃度の違いに応じた抵抗値の
変化を出力電圧の変化として検出するものである。
【0007】そして、給油装置の制御回路は、燃料タン
ク内のベーパを吸引する際は吸気ポンプを作動させると
ともにベーパ吸引管路と吸気ポンプとを連通させ、油種
判別後は排気ポンプを作動させるとともにベーパ吸引管
路と排気ポンプとを連通させるように三方弁を切り換え
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように複数の油
種を給油することができるように構成された給油装置で
は、ガソリンが給油されるガソリン車と軽油が給油され
る軽油車とが同時に給油所に到着した場合、例えば装置
前面側においてガソリン供給用の給油ノズルと軽油供給
用の給油ノズルとがノズル掛けから外されて複数の油種
の給油が同時に行われることがある。
【0009】ところが、ガソリン供給用のノズル掛けの
前の軽油車が停車して給油を開始した後にガソリン車が
軽油供給用のノズル掛けの前に到着して給油を行う場合
のように、軽油供給用の給油ホースとガソリン供給用の
給油ホースとが交差した状態で給油作業が行われている
ときに給油ノズルの掛け間違いが生じやすい。つまり、
油種の異なる給油ノズルのノズル掛けが隣接して設けら
れているため、軽油車への給油が先に終了して軽油供給
用の給油ノズルをノズル掛けに戻す際、軽油供給用の給
油ノズルを誤って隣接されたガソリン供給用のノズル掛
けに掛けてしまうことがある。
【0010】このように給油ノズルが他の油種のノズル
掛けに戻されると、給油中の油種のノズルスイッチがオ
フに切り換わって当該油種の給油ポンプが停止されるた
め、例えば軽油供給用の給油ノズルがガソリン供給用の
ノズル掛けに掛けられてしまうと、ガソリン供給用の給
油ノズルでは給油中であるにも拘わらず、給油ポンプが
停止してしまい給油が中断してしまうといった問題が生
ずる。
【0011】そこで、本発明は上記問題を解決した給油
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、油液が送液さ
れる給油ノズルと、該給油ノズルに対応して設けられ予
め定められた給油ノズルが収納されるノズル収納部と、
該ノズル収納部に対する前記給油ノズルの収納を検知す
るノズル検知手段と、一端が前記給油ノズル先端の吐出
パイプに設けられ燃料タンク内の油蒸気を吸引する油蒸
気吸引系路と、該油蒸気吸引系路の他端側に接続され吸
引される油蒸気の濃度に基づいて前記燃料タンク内の残
存油液の油種を検出する油種センサと、該油種センサに
より検出される油種と前記給油ノズルが吐出する油液の
油種とを比較して当該比較結果に基づき両油種が一致す
るときのみ前記給油ノズルへの送液を許可する誤油種給
油判別手段とを有する給油系統が複数設けられる給油装
置において、一端が前記ノズル収納部の給油ノズル先端
が収納される部位に開口し、他端が前記油蒸気吸引系路
に接続されるノズル収納部油蒸気吸引管路と、前記ノズ
ル検知手段により前記給油ノズルが前記ノズル収納部に
収納されたことが検知されたとき、当該ノズル検知手段
の給油系統に対応するノズル収納部油蒸気吸引管路を介
して前記ノズル収納部内の雰囲気を前記油種センサに供
給する吸気制御手段と、前記給油ノズルが収納された前
記ノズル収納部の登録油種と前記油種センサにより検出
された給油ノズルの油種とが一致しないときには当該給
油ノズルへの送液を継続させる送液制御手段と、を一の
給油系統毎に備えてなることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明では、給油ノズルがノズル収納部に収納
されたことが検知されたとき、当該給油系統に対応する
ノズル収納部油蒸気吸引管路を介してノズル収納部内の
雰囲気を油種センサに供給し、給油ノズルが収納された
ノズル収納部の登録油種と油種センサにより検出された
給油ノズルの油種とが一致しないときには当該給油ノズ
ルへの送液を継続させることにより、誤って隣接して設
けられた他の油種のノズル収納部に別の給油ノズルが収
納された場合、当該ノズル収納部に対応する給油ノズル
への送液が中断されることを防止できる。
【0014】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる給油装置の一実
施例を示す。尚、図1は給油装置の構成図であり、図2
は給油装置の外観を示す斜視図であり、図3は給油ノズ
ル収納時のノズル掛けの内部構成を示す構成図である。
【0015】給油所敷地内に設けられた固定式の計量機
1は、複数の油種の油液を同時に給油できるようにその
側面に複数の給油ノズル8,8’が配設されている。本
実施例では、2種類の油種を給油することができるよう
になっており、一方の給油ノズル8はガソリン供給用の
ものであり、他方の給油ノズル8’は軽油供給用のもの
である。尚、計量機1は、同一側面で3種類以上の油種
が給油することができる構成のものでも良いが、ここで
は、説明の便宜上同一側面で2種類の油種を同時に給油
することができる構成のものを一例として説明すること
とし、また、以下に示す計量機1の内部構成は給油ノズ
ル8,8’で同様な構成となっているので、給油ノズル
8’に接続される内部構成を省略して説明する。
【0016】2は計量機1内に配設された配管を示し、
この配管2の途中には給油ポンプモータ3によって駆動
される給油ポンプ4、給油量を計測する流量計5が設け
られている。また、流量計5には、流量に比例した流量
パルスを発信する流量パルス発信器6が装着されてい
る。
【0017】7は基端側が上記配管2に接続された給油
ホース、8は給油ホース7の先端に設けられた給油ノズ
ルを示し、この給油ノズル8はノズルレバーを開弁操作
することにより吐出パイプ8Aから燃料タンクに油液を
吐出する。9は計量機1の側面に設けられたノズル掛け
で、給油ノズル8が掛け外しされる部分である。ノズル
掛け9は、給油ノズル8が収納されるノズル収納部とし
て機能するものであり、給油ノズル8を掛止する掛止部
9aと、給油ノズル8を保持すると共に、吐出パイプ8
Aを収納するために袋状に形成されたノズルホルダ9b
とからなる。そして、吐出パイプ8Aの先端が近接して
対向するノズルホルダ9bの奥部には、ノズル掛け9に
掛止された給油ノズル8の吐出パイプ8A内の油蒸気を
吸引するためのノズル掛けベーパ吸引管路(以下「ベー
パ吸引管路」という)9cの一端が開口して接続されて
いる。
【0018】また、このノズル掛け9には、給油ノズル
8の掛け外しと連動してオン,オフするノズルスイッチ
10が設けられている。従って、給油ノズル8がノズル
掛け9から外されるとノズルスイッチ10はオンにな
り、給油ノズル8による給油作業が開始されたことを示
す給油作業開始信号を、また、給油ノズル8がノズル掛
け9に掛け戻されるとノズルスイッチ10はオフとな
り、給油ノズル8による給油作業が終了したことを示す
給油作業終了信号を後述する制御回路25に出力する。
【0019】尚、各ノズルスイッチ10毎に給油ノズル
8が給油する油液に対応する油種が制御回路25に登録
されている。本実施例では、図2に示されるように、計
量機1の前面にガソリン供給用のノズル掛け9と軽油供
給用のノズル掛け9’とが隣接して設けられている。
尚、軽油供給用のノズル掛け9’は、上記ガソリン供給
用のノズル掛け9と同一構成であるので、その説明は省
略する。
【0020】12は油蒸気吸引系路で、給油ホース7に
沿って設けられたベーパ吸引ホース12Aと、計量機1
内に設けられた電磁駆動式の三方電磁弁13と三方電磁
弁15との間を連通するベーパ吸引管路12Bと、三方
電磁弁15から分岐する吸気ホース12C,排気ホース
12Dとからなる。
【0021】ベーパ吸引ホース12Aは、一端が給油ノ
ズル8の吐出パイプ8A先端まで延在し、吐出パイプ8
A先端で開口するベーパ吸引口12aとなっている。ま
た、ベーパ吸引ホース12Aの他端は、計量機1内に延
在して三方電磁弁13に接続されている。
【0022】さらに、三方電磁弁13には、上記ノズル
掛け9のノズルホルダ9bに接続されたベーパ吸引管路
9cの他端が接続されている。そのため、三方電磁弁1
3は、後述するようにベーパ吸引ホース12A又はベー
パ吸引管路9cのいずれかとベーパ吸引管路12Bとを
連通するように切り換え動作する。
【0023】三方電磁弁15より分岐された吸気ホース
12C,排気ホース12Dの途中には、夫々後述する吸
気ポンプ16,排気ポンプ17が配設されており、吸気
ホース12C,排気ホース12Dの端部は夫々大気開放
となっている。14は上記ベーパ吸引管路12Bの途中
に配設されベーパ吸引ホース12A又はベーパ吸引管路
9cから供給されたベーパ(油蒸気)の油種を検出する
油種センサで、燃料タンク内に貯留された油種の油蒸気
濃度に応じた油種検出信号を出力する。また、油種セン
サ14は、一般可燃性ガス用のガスセンサで、例えば酸
化スズに添加剤としてパラジューム等を添加した焼結型
半導体センサよりなり、ガソリン,軽油等といったCn
2n+2系の飽和炭化水素(ガソリン;n=4〜12,軽
油n=15〜20)を含む炭化水素の蒸気濃度に応じて
抵抗値が変化する。
【0024】油種センサ14には、一定電圧が供給され
ており、ベーパ吸引ホース12A又はベーパ吸引管路9
cを介して供給されるベーパの濃度に応じて出力電圧が
変化し、油液の油種によって異なる電圧の油種検出信号
を制御回路25に出力することとなる。即ち、油種セン
サ14の抵抗値はガソリン,軽油,アルコールガス(メ
チルアルコール;CH3 OH,イソプロピルアルコー
ル;CH3CH(OH)CH3いずれも(OH)が付
く)の種類に関係なく、炭化水素のガス濃度のみに依存
しており、ガス選択性はない。
【0025】吸気ホース12Cの途中に配設されている
吸気ポンプ16は、給油前はベーパ吸引ホース12A及
びベーパ吸引管路12B内の空気を吸気して吐出パイプ
8A付近の雰囲気を吸引することで燃料タンク内のベー
パを吸引し、給油後はベーパ吸引管路9c及びベーパ吸
引管路12Bの空気を吸気してノズルホルダ9b内の雰
囲気を吸引することで給油を終えて吐出パイプ8Aに付
着した油液からベーパを吸引して油種センサ14にベー
パを供給する。
【0026】排気ホース12Dの途中に設けられている
排気ポンプ17は、排気ホース12Dの大気開放となっ
ている端部からの空気をベーパ吸引管路12B及びベー
パ吸引ホース12A、又はベーパ吸引管路12B及びベ
ーパ吸引管路9c内に供給して各管路に残留するベー
パ、及び上記油種センサ14に付着したベーパを排気す
る。
【0027】18は計量機1の正面パネルに設けられた
表示装置で、給油量を表示する給油量表示器19と、油
種判別結果を表示する油種判別状態表示器20とを有す
る。また、22は計量機1の側面パネルに設けられた外
部入力装置で、設定キー23と、設定キー23の操作に
よる設定内容を表示する設定表示器24とを有する。そ
して、設定キー23は計量機1の各給油ノズル8,8’
についての使用油種を予め制御回路25に入力する機能
と、顧客の所望する給油量もしくは給油金額分を給油す
るプリセット給油時のプリセット値,油液の油種によっ
て異なる給油単価等を入力する機能とを有する。
【0028】上記表示装置18及び外部入力装置22
は、各給油ノズル8,8’毎に計量機1の側面に設けら
れている。さらに、制御回路25は、例えばマイクロコ
ンピュータよりなり、その入力側には前述した流量パル
ス発信器6,ノズルスイッチ10,油種センサ14,外
部入力装置22等が接続され、出力側には給油ポンプモ
ータ3,吸気ポンプ16,排気ポンプ17,表示装置1
8,三方電磁弁13,15等が接続されている。
【0029】そして、制御回路25の記憶エリア(RA
M又はROM)には、後述する油種判別処理のプログラ
ムとして油種判別プログラム25Aと、給油終了後に吸
引したベーパを排出するベーパクリーニングプログラム
25Bと、油種センサ14の出力電圧によって油種を判
別する為の閾値Aが記憶されている。
【0030】本実施例においては、油種判別プログラム
25Aは、油種センサ14の検出値(出力電圧値)に対
する閾値Aを設定し、この閾値Aと検出値の比較により
油種(ガソリン又は軽油)を判別する。図4はベーパ吸
引系路を示す系統図である。
【0031】計量機1には、前側面と後側面に夫々ガソ
リン供給用の給油ノズル8と軽油供給用の給油ノズル
8’とが一対ずつ隣接して設けられており、各給油ノズ
ル8,8’のベーパ吸引系統は、同一油種毎に油種セン
サ14を共用する構成となっている。従って、計量機1
は、ガソリン用のベーパ吸引系統26と軽油用のベーパ
吸引系統27とが対称に配置されており、油種センサ1
4と各三方電磁弁13との間には前側面側と後側面側と
吸引系統を切り換えための三方電磁弁28,29が配設
されている。
【0032】尚、計量機1の前面と後面には、夫々ガソ
リン供給用の給油ノズル8と軽油供給用の給油ノズル
8’とが配設されているが、以下の動作説明では計量機
1の前面側についてのみ説明することとし後面側の動作
説明は省略する。図5(A)は油種センサ14のガス濃
度に対する抵抗値の変化を示し、図5(B)は吸引され
たベーパの濃度を検出する際の油種センサ14の出力電
圧の変化を示すグラフである。
【0033】一般に給油所で扱う油種としては、ガソリ
ンと軽油とが多いので、本実施例では、ガソリンと軽油
との油種判定を行う場合を説明する。ガソリン及び軽油
は、同じ炭化水素系で、主成分は飽和炭化水素(Cn
n+2)であるが、炭素の数において、ガソリンはC4
12、軽油はC15〜C20の範囲の成分で構成されてい
る。即ち、軽油は沸点の高い成分(沸点250〜300
°C)、ガソリンは沸点の低い成分(沸点30〜150
°C)で構成されている。従って、常温時においては、
軽油の油蒸気濃度は低く、ガソリンの油蒸気濃度は高
い。
【0034】このような軽油とガソリンとを判別する場
合、上記油種センサ14は図5(A)に示すような特性
を有している。即ち、油種センサ14は吸引されたベー
パのガス濃度に対応して抵抗値が変化し、前述した沸点
の差によりガソリンと軽油との抵抗値の差は大きくなる
ので、その検出値となる出力電圧値の大きさにより両者
を容易に判別することができる。
【0035】そのため、本実施例では、図5(B)に示
すように、油種センサ14の出力電圧の閾値Aを設定す
る。従って、閾値Aは、油種センサ14にベーパが充分
供給されたときのガソリンの検出値と軽油の検出値の間
のレベルAで示すような値に設定される。
【0036】ここで、上記構成になる給油装置におい
て、制御回路25が実行する油種判定処理につき説明す
る。図6は制御回路25が実行する油種判定処理のフロ
ーチャートであり、図7は図6の処理に続いて実行され
る処理のフローチャートであり、図8は各機器の動作タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【0037】図6において、制御回路25は、ステップ
S1(以下「ステップ」を省略する)で、ノズルスイッ
チ10がオンに切り換わったかどうかをチェックしてい
る。給油所の作業者はガソリン車が計量機1の近傍に到
着した場合、給油作業を開始すべくノズル掛け9からガ
ソリン供給用の給油ノズル8を外して、燃料タンクの給
油口(図示せず)に吐出パイプ8Aを挿入する。このよ
うに給油ノズル8がノズル掛け9から外されると、ノズ
ルスイッチ10がオンになる。
【0038】そして、ノズルスイッチ10がオンになる
と、S2に進み、当該ノズルスイッチ10の登録油種を
読み込むと共に三方電磁弁13に切換信号を出力してベ
ーパ吸引ホース12Aとベーパ吸引管路12Bとを連通
させると共に、三方電磁弁15に吸気信号を出力して三
方電磁弁15を吸気状態に切り換えてベーパ吸引管路1
2Bと吸気ホース12Cとを連通させる。
【0039】次のS3では、吸気ポンプ16に起動信号
を出力して吸気動作を開始させる。そのため、吐出パイ
プ8Aの先端付近の雰囲気が吐出パイプ8Aの先端で開
口するベーパ吸引ホース12Aとベーパ吸引管路12B
とを介して油種センサ14に供給され始め、給油ノズル
8の先端が燃料タンクに挿入されると、燃料タンク内の
ベーパが油種センサ14に供給されて油種センサ14は
燃料タンクのベーパ濃度を検出する。本実施例において
は、S2及びS3により吸気制御手段が構成される。
【0040】次のS4では、油種センサ14からのベー
パ濃度に基づく出力電圧値を読み込み、燃料タンクから
吸引したベーパの油種と予め制御回路25に登録された
給油ノズル8の登録油種(この場合「ガソリン」)とが
一致するかどうかを判定する。例えばS4において、油
種センサ14の出力電圧がレベルA以上であれば、燃料
タンクから吸引したベーパの出力電圧と給油ノズル8が
吐出する油液の出力電圧とが一致するので、油種一致と
判定してS5に進み、吸気ポンプ16を停止させる。
【0041】次のS6では、三方電磁弁15に排気信号
を出力して三方電磁弁15を排気状態に切り換えるべ
く、三方電磁弁15によりベーパ吸引ホース12A及び
ベーパ吸引管路12Bと排気ホース12Dとを連通する
よう切り換わる。そして、S7で排気ポンプに起動信号
を出力して排気動作を開始させる。これにより、排気ポ
ンプから送出された空気流が油種センサ14及びベーパ
吸引ホース12A,ベーパ吸引管路12Bに供給され、
油種センサ14及びベーパ吸引ホース12A,ベーパ吸
引管路12Bの残留ベーパが給油ノズル8の吐出パイプ
8Aの先端から大気中に排出される。
【0042】続いて、S8に進み、給油ポンプモータ3
に起動信号を出力して給油ポンプ4を起動させる。これ
で、地下タンク(図示せず)に貯蔵された油液が給油ポ
ンプ4により汲み上げられ給油ホース7及び給油ノズル
8に供給される。次の、S9では、燃料タンクの給油口
に挿入された給油ノズル8のノズルレバーが開弁操作さ
れて給油が開始されると、給油計測処理を行う。即ち、
給油ノズル8内の弁を開弁させると、地下タンク(図示
せず)から給油ポンプ4に汲み上げられたガソリンが配
管2及び給油ホース7、給油ノズル8を介して燃料タン
クに給油される。
【0043】このように給油されたガソリンの給油量は
流量計5で計測され、流量に応じた流量パルスが流量パ
ルス発信器6から制御回路25に出力される。そして、
制御回路25で累積された流量パルスは給油量として給
油量表示器19に表示される。
【0044】次のS10では、ノズルスイッチ10がオ
フに切り換わったかどうかをチェックしており、給油所
の作業者が顧客が所望した給油量(満タン給油又はプリ
セット給油)の給油が完了して給油ノズル8をノズル掛
け9に戻すとノズルスイッチ10がオフになる。
【0045】上記S10において、ノズルスイッチ10
がオフになると、給油ポンプモータ3を停止させずに
(図8の給油ポンプの動作停止タイミング参照)、S1
1に進み、当該ノズルスイッチ10の登録油種を読み込
むと共にタイマをリセットしてカウント開始させる。
【0046】そして、S12でタイマのカウント値が所
定時間T1(図8参照)になると、図7のS13に進
み、排気ポンプ17への起動信号を停止して排気ポンプ
17の排気動作を停止させる。このように、所定時間T
1が経過するまで油種センサ14及びベーパ吸引ホース
12A,ベーパ吸引管路12Bに付着した残留ベーパが
給油ノズル8の吐出パイプ8Aの先端から大気中に排出
される。よって、油種センサ14及びベーパ吸引ホース
12A,ベーパ吸引管路12Bはクリーニングされて残
留ベーパが除去される。
【0047】ところが、本実施例のようにガソリン用の
ノズル掛け9と軽油用のノズル掛け9’とが隣接して設
けられている給油装置では、両油種の給油ノズル8,
8’が同時に給油を行っている場合、先に給油が終了し
た給油ノズル8,8’を誤って油種の異なるノズル掛け
9,9’に掛けてしまうことがある。そのため、次のS
14以降では、ノズル掛け9に戻された給油ノズル8が
正しく戻されたことを確認する。
【0048】S14では、三方電磁弁13に切換信号を
出力してノズル掛け9のノズルホルダ9bに接続された
ベーパ吸引管路9cとベーパ吸引管路12Bとが連通す
るように三方電磁弁13を切り換える。次のS15で
は、吸気ポンプ16に起動信号を出力して吸気動作を開
始させる。これにより、ベーパ吸引管路9c,ベーパ吸
引管路12B内の空気が吸気されると共に、ノズルホル
ダ9b内の空気が吸引される。このとき、給油時に吐出
された油液が吐出パイプ8Aの内壁に付着しており、吐
出パイプ8Aからは給油時に吐出した油種のベーパが蒸
発している。
【0049】そして、ベーパ吸引管路9cの一端がノズ
ルホルダ9b内に収納された給油ノズル8の吐出パイプ
8Aの先端近傍で開口しているため、吸気ポンプ16の
吸気動作により吐出パイプ8Aから蒸発したベーパがベ
ーパ吸引管路9c,ベーパ吸引管路12Bを介して油種
センサ14に導入されることになる。
【0050】次のS16では、ノズル掛け9に戻された
給油ノズル8が正しく戻されたことを確認する。つま
り、油種センサ14からのベーパ濃度に基づく出力電圧
を読み込み、ノズル掛け9から吸引した給油ノズル8の
ベーパの油種と、予め制御回路25に登録された当該ノ
ズル掛け9(ノズルスイッチ10)の登録油種(この場
合「ガソリン」)とが一致するかどうかを判定する。
【0051】S16において、ノズル掛け9から吸引し
た給油ノズル8のベーパの出力電圧とノズル掛け9の登
録油種の出力電圧とが一致した場合、油種一致と判定す
ると共に給油が終了したものと判断してS17に進み、
給油ポンプモータ3への起動信号を停止して給油ポンプ
4を停止させる(図8の給油ポンプの動作停止タイミン
グ参照)。続いて、S18に進み、吸気ポンプ16を停
止させる。
【0052】次のS19では、三方電磁弁13に切換信
号を出力して排気ホース12Dとベーパ吸引管路9cと
を連通させるように三方電磁弁13を切り換える。続い
て、S20で排気ポンプ17に起動信号を出力して排気
動作を開始させる。そのため、ガソリン用のノズル掛け
9に戻された給油ノズル8がガソリン供給用のものであ
ると判明した場合、次回の油種判定が誤判定されること
がないように排気ポンプ17を排気動作させてベーパ吸
引管路9c及びベーパ吸引管路12B内に吸い込まれた
ベーパを大気中に排出する。
【0053】その際、ベーパ吸引管路9cから排気され
た空気がノズル掛け9のノズルホルダ9b内の吐出パイ
プ8Aに向けて吹き付けられるため、吐出パイプ8A先
端部分に付着したベーパも除去されることになり、次回
給油時の油種判定精度がより高められる。
【0054】そして、S21に進み、タイマをリセット
してカウント開始させる。次のS22では、タイマがカ
ウント開始してから所定時間T2(図8参照)が経過す
ると、S23に進み、排気ポンプ17への起動信号を停
止して排気ポンプ17の排気動作を停止させる。
【0055】しかしながら、上記16において、ノズル
掛け9から吸引した給油ノズル8のベーパの油種と、予
め制御回路25に登録された当該ノズル掛け9の登録油
種(この場合「ガソリン」)とが一致しない場合、油種
不一致と判定してS24に進み、油種判別状態表示器2
0に「給油ノズル不一致」といったようなメッセージを
表示させると共にアラームを発して作業者に報知する。
さらに、S25に進み、吸気ポンプ16を停止させる。
【0056】そして、再びS9に戻り、給油処理を継続
する。その後は上記S9〜S23又はS9〜S16,S
24,25の処理を繰り返す。このように、給油ノズル
8がノズル掛け9に戻されてノズルスイッチ10がオフ
になったときは、直ぐに給油ポンプ4を停止させるので
はなく、ノズル掛け9に掛けられた給油ノズル8の油種
が当該ノズル掛け9の登録油種と一致することを確認し
てから給油ポンプ4を停止させるため、誤って油種の異
なる給油ノズル8がノズル掛け9に掛けられた場合に給
油ポンプ4を停止させて他の油種の給油を中断させてし
まうといった問題を回避することができる。
【0057】尚、上記S4において、燃料タンクから吸
引したベーパの油種と給油ノズル8の登録油種とが一致
しない場合、油種不一致と判定してS26に進み、給油
ポンプ4の起動を禁止する。さらに、S27に進み、油
種判別状態表示器20に「油種不一致」といったような
メッセージを表示させると共にアラームを発して作業者
に報知する。続いて、S28で吸気ポンプ16を停止さ
せる。
【0058】次にS29では、三方電磁弁15に排気信
号を出力して三方電磁弁15を排気状態に切り換える。
そのため、三方電磁弁15はベーパ吸引ホース12A,
ベーパ吸引管路12Bと排気ホース12Dとを連通する
よう切り換わる。そして、S30で排気ポンプ17に起
動信号を出力して排気動作を開始させる。次のS31で
は、ノズルスイッチ10がオフに切り換わったかどうか
をチェックしており、給油所の作業者が油種不一致のた
め給油せずに給油ノズル8をノズル掛け9に戻すと、ノ
ズルスイッチ10がオフになる。
【0059】従って、S31において、ノズルスイッチ
10がオフになると、油種センサ14及びベーパ吸引ホ
ース12のクリーニングを行うべくS32でタイマをリ
セットしてカウント開始させる。次のS33では、所定
時間T1が経過するとクリーニングが終了したものと判
断してS34に進み、排気ポンプ17への起動信号を停
止して排気動作を停止させる。
【0060】この場合燃料タンクの油種と給油ノズル8
の登録油種とが不一致であるため、給油は行われず、一
連の給油処理を終了してS1に戻る。尚、上記実施例で
は、ガソリン供給用のノズル掛け9と軽油供給用のノズ
ル掛け9’とが隣接して設けられた構成の給油装置を一
例として説明したが、これに限らず、此れ以外の油種の
ノズル掛けが隣接された構成の給油装置にも本発明を適
用することができるのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、給油ノズ
ルがノズル収納部に収納されたことが検知されたとき、
当該給油系統に対応するノズル収納部油蒸気吸引管路を
介してノズル収納部内の雰囲気を油種センサに供給し、
給油ノズルが収納されたノズル収納部の登録油種と油種
センサにより検出された給油ノズルの油種とが一致しな
いときには当該給油ノズルへの送液を継続させるため、
誤って隣接して設けられた他の油種のノズル収納部に別
の給油ノズルが収納された場合、当該ノズル収納部に対
応する給油ノズルへの送液が中断されることを防止でき
る。従って、複数の油種を同時に給油しているときの誤
操作により給油される顧客に迷惑をかけることがなく、
給油作業における信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例の概略構成図
である。
【図2】計量機の外観を示す斜視図である。
【図3】ノズル掛けの構成を拡大して示す拡大図であ
る。
【図4】ベーパ吸引系路を示す系統図である。
【図5】油種センサの特性を説明するためのグラフであ
る。
【図6】制御回路が実行する油種判定及び給油処理のフ
ローチャートである。
【図7】図6の処理に続いて実行される処理のフローチ
ャートである。
【図8】給油処理及び油種判定、給油ポンプ、クリーニ
ングの動作制御のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 計量機 3 給油ポンプモータ 4 給油ポンプ 5 流量計 7,7’ 給油ホース 8,8’ 給油ノズル 9,9’ ノズル掛け 9b ノズルホルダ 9c ベーパ吸引管路 10 ノズルスイッチ 12 ベーパ吸引系路 13,15 三方電磁弁 14 油種センサ 16 吸気ポンプ 17 排気ポンプ 25 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油液が送液される給油ノズルと、該給油
    ノズルに対応して設けられ予め定められた給油ノズルが
    収納されるノズル収納部と、該ノズル収納部に対する前
    記給油ノズルの収納を検知するノズル検知手段と、一端
    が前記給油ノズル先端の吐出パイプに設けられ燃料タン
    ク内の油蒸気を吸引する油蒸気吸引系路と、該油蒸気吸
    引系路の他端側に接続され吸引される油蒸気の濃度に基
    づいて前記燃料タンク内の残存油液の油種を検出する油
    種センサと、該油種センサにより検出される油種と前記
    給油ノズルが吐出する油液の油種とを比較して当該比較
    結果に基づき両油種が一致するときのみ前記給油ノズル
    への送液を許可する誤油種給油判別手段とを有する給油
    系統が複数設けられる給油装置において、 一端が前記ノズル収納部の給油ノズル先端が収納される
    部位に開口し、他端が前記油蒸気吸引系路に接続される
    ノズル収納部油蒸気吸引管路と、 前記ノズル検知手段により前記給油ノズルが前記ノズル
    収納部に収納されたことが検知されたとき、当該ノズル
    検知手段の給油系統に対応するノズル収納部油蒸気吸引
    管路を介して前記ノズル収納部内の雰囲気を前記油種セ
    ンサに供給する吸気制御手段と、 前記給油ノズルが収納された前記ノズル収納部の登録油
    種と前記油種センサにより検出された給油ノズルの油種
    とが一致しないときには当該給油ノズルへの送液を継続
    させる送液制御手段と、 を一の給油系統毎に備えてなることを特徴とする給油装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017013829A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 燃料供給装置
CN115872344A (zh) * 2022-12-30 2023-03-31 成都掌中全景信息技术有限公司 一种判断卸油口是否正确连接卸油管的方法及系统

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