JP2507191B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2507191B2
JP2507191B2 JP3012148A JP1214891A JP2507191B2 JP 2507191 B2 JP2507191 B2 JP 2507191B2 JP 3012148 A JP3012148 A JP 3012148A JP 1214891 A JP1214891 A JP 1214891A JP 2507191 B2 JP2507191 B2 JP 2507191B2
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吉野酉蔵
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料油を給油する2重
ホース・ベーパーリカバリ式の給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のベーパーリカバリ給油装
置においては、ベーパーホース内に油が溜まると報知す
る報知器を備えたものは知られている。他方、2重ホー
スを備えたベーパーリカバリ給油装装置においては、内
管を形成する油ホースの管壁に小孔が明いて油洩れして
いても、従来の装置ではベーパーホース内に油の溜まる
原因が小孔によるものか、ベーパー液化によるものか、
又は給油過剰による油戻りによるのかを判別することが
できない。また、出願人は特開昭61−11398号公
報に給油装置の故障検知装置を提案している。しかし、
この公知例は非給油時に配管の破損か、給油ホースの破
損かを判断するものであって、2重ホースの内管壁の油
洩れを特定するものではない。
【0003】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、目視出来な
い2重ホースの内管壁からの油洩れを報知する給油装置
の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、吸込管
を介して貯油タンクに連結されたポンプの吐出管に逆止
弁と流量計とプリセット弁とを順次介装し、該吐出管に
先端に給油ノズルを取り付けた2重ホースの内管を接続
し、該給油ノズルに設けたベーパーコレクタを2重ホー
スの外管に接続し、該外管に接続したベーパーリカバリ
管途中にブロワーを介装し、前記吐出管の圧力検出用の
圧力センサと、前記給油ノズルのノズル掛けへの掛け外
しを検知するノズルスイッチと、前記ポンプの駆動用モ
ータと、前記流量計に設けた流量パルス発信器と、プリ
セットキーと、報知器とを制御装置に接続し、該制御装
置は前記ノズルスイッチからのノズル外し信号を受けて
ポンプ駆動用のモータを駆動し、ノズルスイッチからの
ノズル掛け信号を受けてモータを停止し、前記流量パル
ス発信器からの積算量が前記プリセットキーで設定され
た量になると前記プリセット弁を閉じ、前記プリセット
キーで設定せずに給油をした場合にはノズルスイッチの
信号により前記モータの停止後一定時間内に前記圧力セ
ンサからの圧力信号が一定値以下に下がると報知器に報
知信号を出力する機能を有している。
【0006】
【0007】
【作用】上記のように構成された給油装置においては、
貯油タンクに連結された吸込管からポンプにより、逆止
弁、流量計及びプリセット弁を介装した吐出管を通り、
2重ホースの内管から給油ノズルを介して給油される。
給油に伴って排出されるベーパーはベーパーコレクタか
ら2重ホースの外管を通り、ブロワーで吸引されてベー
パーリカバリ管に回収される。この給油作業は制御装置
により制御され、プリセット給油の場合は、プリセット
キーの入力と、ノズルスイッチのノズル外し信号とによ
りポンプの駆動用モータを運転し、流量パルス発信器か
らの積算量がプリセットキーで設定された量になるとプ
リセット弁を閉じ給油を止める。プリセット給油でない
場合は、給油が終ってポンプが停止すると逆止弁により
2重ホース内に内圧が残る。制御装置はプリセットキー
設定のないことでプリセット給油でないことを判断し、
ノズルスイッチの信号を受けてから一定時間内に圧力セ
ンサからの圧力信号が一定値以下に下がると報知器に報
知信号を出力する。この一定時間と一定圧力値とを適値
に設定すれば2重ホースの内管を形成する油ホースに小
孔が明き、油が洩れた場合の判断をすることができる。
【0008】また、プリセット給油の場合は、ノズル弁
より先にプリセット弁が閉じ、油ホース内圧は大気圧と
なるため、予め除外するよう制御しているので、誤報知
されることはない。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。
【0010】図1において、給油機1はポンプモータ1
0により駆動されるポンプ9を備え、このポンプ9には
図示しない貯油タンクに連結された吸込管S及び逆止弁
8を介した吐出管11が接続され、この吐出管11には
流量計7及びプリセット弁6が介装されている。給油機
1にはノズル2を備えた2重ホース3が設けられ、この
2重ホース3の内管3a及び外管3bは、それぞれ吐出
管11と、図示しないベーパーリカバリ装置又は貯油タ
ンクに接続されたベーパーリカバリ管Rとに接続されて
いる。ベーパーリカバリ管Rに介装されたブロワー15
は吐出管11に介装された流体モータ16により駆動さ
れるようになっている。
【0011】上記ポンプモータ10、流量計7の流量パ
ルス発信器7a及びプリセット弁6は制御装置20に接
続されている。その制御装置20には吐出管11に設け
られた圧力センサ4、ノズルスイッチ30、プリセット
キー14、表示器13及び報知手段である例えばブザー
等の報知器12が接続されている。
【0012】以下図3により作用について説明する。プ
リセット給油をする場合は、まず、プリセットキー14
より所望量を入力し、次にノズル2をノズル掛けより外
すと、ノズルスイッチ30がONし(ステップS1)、
表示器13の前回の給油量をクリアし、ポンプモータ1
0をONし(ステップS2)、プリセット給油か否かを
判定する(ステップS3)。この給油の場合は、先にプ
リセットキー14より給油量を設定しているので、ステ
ップS3はYESとなる。ノズル2を自動車の燃料タン
クの給油口に挿入してノズルバルブを開けば、貯油タン
クからの油はポンプ9、流量計7、プリセット弁6、流
体モータ16、内管3aを流れてノズル2より吐出さ
れ、燃料タンクから流出するベーパーは、ノズル2のベ
ーパーコレクタ17、外管3b、ブロワー15、ベーパ
ーリカバリ管Rへと流れる。なお、ブロワー15は流体
モータ16によって駆動されるので、油の吐出量に比例
して過不足なくベーパーが回収される。流量計7の流量
パルス発信器7aからの流量パルスは制御装置20に伝
わり、表示器13に給油量として表示される。このよう
にして給油が行われ、給油量がプリセット設定量に等し
くなったら(ステップS4)、プリセット弁6を閉じ、
ポンプモータ10をOFFする(ステップS5)。給油
が終わったので、ノズルをノズル掛けに掛けてノズルス
イッチ30がOFFになると(ステップS6)、プリセ
ット弁6を開いて(ステップS7)、制御を終わる。
【0013】プリセット給油でない場合、すなわち、ス
テップS3がNOの場合は、所望量を給油した後にノズ
ル2をノズル掛けに掛けるとノズルスイッチ30がOF
Fとなり(ステップS8)。一定時間、例えば5秒間の
間に(ステップS9)、圧力が低下しているか否かを判
定する(ステップS10)。圧力が低下した場合は図2
に示すように、内管3aに小孔3cが明いていて、油a
がベーパーリカバリ管である外管3bに洩れているので
あるから、報知器12で報知する(ステップS11)。
一定時間以内に圧力の低下がない場合は制御を終る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので下記のような優れた効果を奏する。 (a)2重ホースを備えたベーパーリカバリ給油装置に
おいて、目視出来ない2重ホースの内管の油洩れを検知
して報知器により報知させることができる。 (b) 上記の報知は、プリセットでない給油を行った
後、モータ起動等の特別な動作を要さず短時間に自動的
に行われるので、早期に不具合を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】2重ホースを示す断面図。
【図3】制御フローチャート図。
【符号の説明】
1・・・給油機 2・・・ノズル 3・・・2重ホース 3a・・・内管 3b・・・外管 4・・・圧力センサ 6・・・プリセット弁 7・・・流量計 8・・・逆止弁 9・・・ポンプ 11・・・吐出管 12・・・報知器 14・・・プリセットキー 15・・・ブロワー 16・・・流体モータ 20・・・制御装置 30・・・ノズルスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込管(S)を介して貯油タンクに連結
    されたポンプ(9)の吐出管(11)に逆止弁(8)と
    流量計(7)とプリセット弁(6)とを順次介装し、該
    吐出管(11)に先端に給油ノズル(2)を取り付けた
    2重ホース(3)の内管(3a)を接続し、該給油ノズ
    ル(2)に設けたベーパーコレクタ(17)を2重ホー
    ス(3)の外管(3b)に接続し、該外管(3b)に接
    続したベーパーリカバリ管(R)途中にブロワー(1
    5)を介装し、前記吐出管(11)の圧力検出用の圧力
    センサ(4)と、前記給油ノズル(2)のノズル掛けへ
    の掛け外しを検知するノズルスイッチ(30)と、前記
    ポンプ(9)の駆動用モータ(10)と、前記流量計
    (7)に設けた流量パルス発信器(7a)と、プリセッ
    トキー(14)と、報知器(12)とを制御装置(2
    0)に接続し、該制御装置(20)は前記ノズルスイッ
    チ(30)からのノズル外し信号を受けてポンプ駆動用
    のモータ(10)を駆動し、ノズルスイッチ(30)か
    らのノズル掛け信号を受けてモータ(10)を停止し、
    前記流量パルス発信器(7a)からの積算量が前記プリ
    セットキー(14)で設定された量になると前記プリセ
    ット弁(6)を閉じ、前記プリセットキー(14)で設
    定せずに給油をした場合にはノズルスイッチ(30)の
    信号により前記モータ(10)の停止後一定時間内に前
    記圧力センサ(4)からの圧力信号が一定値以下に下が
    ると報知器(12)に報知信号を出力する機能を有する
    ことを特徴とする給油装置。
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