JP2682045B2 - 車内補充券発券装置 - Google Patents

車内補充券発券装置

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JP2682045B2 JP63215406A JP21540688A JP2682045B2 JP 2682045 B2 JP2682045 B2 JP 2682045B2 JP 63215406 A JP63215406 A JP 63215406A JP 21540688 A JP21540688 A JP 21540688A JP 2682045 B2 JP2682045 B2 JP 2682045B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は列車や電車内での車内補充券発券等に利用さ
れる可搬式の車内補充券発券装置に関するものである。
従来の技術 近年、小形で可搬式の端末装置が種々の業務処理に活
用されるようになってきており、例えば「車内補充券発
行システム」(東洋電機技報 第60号)にみられるよう
に車内での運賃の精算や追加の特急券の発券等の車内補
充券の発券業務に使用することを目的とした車内発券装
置も開発されており、種々の方式が提案されている。
第5図は従来例の構成を示すものである。すなわち、
装置本体1は、複数個の数字入力キー2aや券種や操作の
方法を選択するファンクションキー2bよりなる入力部2
と、処理の過程と結果を表す表示部3と発券券片4を印
字するプリンタと、検索・処理の手段(共に本図には図
示されていない)とより構成されている。
6は、発券の対象となる駅名6aと、その駅名に対応す
るコード6bよりなるコードパネルであり、本例では駅名
は路線別に記載されている。5は装置本体1とコードパ
ネル6を保持し、見開き式に構成するカバーである。さ
らに、装置本体1には図示されない上記処理手段以外
に、処理結果を記憶する記憶手段や、キーボード,表示
部,プリンタなどを制御する回路や機構部などが含まれ
ている。そして、精算の対象となる発駅,着駅,経由駅
などの駅データは3桁のコードで数字キー2を使って入
力され、金額など数字データも同様に入力することがで
きる。券種や発券内容などはファンクションキー2bを使
って選択される。
発明が解決しようとする課題 上記した従来例の構成では、発券の対象となる駅名は
コードパネル6の駅名6aに対応するコード6bを読み取
り、数字入力キー2aより入力する構成であり、コードを
読み取って操作者が記憶する段階と、記憶したコードを
数字入力キー2aを複数回押して入力する段階の2段階が
必要であり、その分操作が煩わしくなっていた。また、
2段階を経る間にコードの記憶間違いやキー入力の間違
いを起こして誤った券片を発行してしまうといった問題
点があった。本発明は上記のような問題点を除去するも
のであり、従来のような2段階操作を必要としない操作
の容易な車内補充券発券装置を提供しようとするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、車内での発券業
務に必要な駅相互の距離データおよび距離別の運賃ある
いは料金テーブルを記憶する記憶手段と、この記憶手段
内の情報を検索・処理するための検索・処理手段と、こ
の検索・処理手段に指示を与えるキーボードスイッチ
と、発券の過程および結果を表示する表示手段とが装置
本体部に収納され、この装置本体部にフレキシブル基板
を介して接続されるとともに、駅を路線地図上に配置し
前記駅の位置を押すことにより駅名指定の入力がされる
ように作られたシート状のキースイッチにて成る地図式
入力パネルとを備えた構成としたものである。
作用 上記構成とすることにより、地図式入力パネル上に配
置された駅群のなかから指定したい駅に該当するキース
イッチを押すことにより発駅あるいは経由駅あるいは着
駅の駅指定が行え、確実に入力することのできる車内補
充券発券装置を提供できる。
実施例 本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。第1図
は本発明の一実施例による車内補充券発券装置の斜視図
である。図中11は装置本体、12が地図式入力パネルであ
る。装置本体11にはキーボードスイッチ13や発券のため
の入力,検索,計算の処理過程や結果を表示するための
表示部14,装置本体11に内蔵されているので図示してい
ないが、発券に必要な駅相互間の距離データや距離別運
賃並びに料金データ等を記憶している半導体ROM(Read
Only Memory)、発券する券片15を印字するプリンタ,
検索や計算等の処理及び地図式入力パネル12やキーボー
ドスイッチ13ならびにプリンタ,表示部といった入出力
手段を制御するCPUを含む回路部分や電源なども含んで
いる。表示部14は複数行の文字を表示できる液晶表示器
であり、本実施例では8個の「駅名」ないし「路線名」
あるいはファンクションの「メニュー」等を同時に表示
できる構成となっている。
第2図は本発明の一実施例の地図式入力パネル12及び
キーボードスイッチ13の部分のみを抜き出した平面図で
あり、地図式入力パネル12には東京近郊区の駅から駅26
0駅を抜粋して路線地図上に配置してある。なおこの第
2図においては繁雑化をさけるために一部の駅名しか記
入していないが、実物は全駅名が記載されている。また
キーボードスイッチ13には「発駅」等のファンクション
キーや「0」から「9」の数字入力キーなどがある。ま
た路線地図上の「○」あるいは「□」の部分のおのおの
の駅に該当するシート状のキースイッチが、記載されて
いる駅数と同数だけ地図式入力パネル12の裏面に配置さ
れている。
キースイッチの配線はフレキシブルプリント基板を介
して本体11の回路部分に接続されていて、いずれかのキ
ーが押された時はその信号が本体11の回路部分に伝達さ
れて、CPUはキーが押されたことならびにどのキーが押
されたかを知ることができる。また、駅に該当するキー
スイッチ以外に「発駅」や「F1」といったファンクショ
ンキー部分にもやはりキースイッチが配設されている。
本実施例においてはキースイッチは縦32,横16のマトリ
クス状に配設されているが、駅及びファンクションキー
が無い所はスイッチがマスクされていてスイッチとして
機能しないようになっている。
16はタッチペンである。タッチペン16は地図式入力パ
ネル12のキースイッチのピッチが、本実施例では縦4mm,
横5mmと比較的せまくて指先では押しにくいので、地図
式入力パネル12を押し易くするための道具として使う。
また、タッチペン16の先端はなめらかな球状としてあ
り、地図式入力パネル12の打鍵耐久性を確保する意味も
ある。なお、キーボードスイッチ13は比較的ピッチを大
きくしてあるので、指先で押すことは容易であるが、タ
ッチペン16を用いて押してもさしつかえない。
本体11に内蔵の半導体ROMには、第3図に示すような
駅のデータ20と、第4図に示すような距離別運賃テーブ
ル27が記憶されている。駅のデータ20は、駅名の50音上
位3文字21、駅名の漢字22、当該駅の所属する対象運賃
区間コード23(この場合は東京山手線内および大阪環状
線内相互発着の場合の大人片道普通旅客運賃を示してい
る)、当該駅で交差する路線数24、当該駅に交差する路
線の数だけの路線コード25a,25b,25c、各路線の起点駅
からの距離データ26a,26b,26cなどで構成されていて、
駅や路線の検索,駅間の距離の演算に利用できるよう意
図されている。第4図の距離別運賃テーブル27は山手線
内及び大阪環状線内の距離別運賃テーブルであり、距離
区分28毎の運賃29が対照できるようになっている。これ
以外に特に図示はしていないが幹線や地方交通線や電車
特定区間等の距離別運賃テーブル並びに特急料金等の距
離別料金テーブルも別途記憶されている。
次に、本発明の前記実施例による車内補充券発券装置
を使って山手線の新宿から池袋の間の乗車券を発売する
例を第2図を使って説明する。先ず第1図の電源スイッ
チ17をONすると発券対象区間の入力モードになる。第2
図に示した地図式入力パネル12の上にある「発駅」の枠
内31をタッチペン16を使って押下すると、装置本体11は
「発駅指定ファンクションコード」を認識し、次に入力
されるものが発駅であることが宣言される。次に、「新
宿」に該当する路線地図上の「□」部分32を押す。そう
すると、装置本体11は「新宿駅コード」を認識し、発駅
が「新宿駅」であることが宣言される。すると同時に第
1図の表示部14には「シンジュク」が表示される。続い
て「着駅」の枠内33を押すと装置本体11は「着駅指定フ
ァンクションコード」を認識し、次に入力されるものが
着駅であることが宣言される。次に、「池袋」に該当す
る路線地図上の「□」部分34を押下する。そうすると、
装置本体11は「池袋駅コード」を認識し、着駅が「池袋
駅」であることが宣言されると同時に第1図の表示部14
には「イケブクロ」が表示される。これで区間の入力が
完了したので、今度は「乗車券」の枠内35を押下する
と、装置本体11は乗車券発券モードに入り、表示部14に
は「ジョウシャケンシンジュクイケブクロ」が表示さ
れると共に「新宿」,「池袋」それぞれの駅の距離デー
タ26aと26cの差より両駅間の距離(実際には4.8Kmつま
り切り上げされて5Km)が求められ、距離別運賃テーブ
ル27を参照することによって、運賃が「150円」と計算
される。あわせて表示部14に「150円」が表示される。
操作者は、表示部14の画面を確認して内容に相違がなけ
れば「発行」の枠内36を押す。そうすると、装置本体11
は「券片発行ファンクションコード」を認識して、プリ
ンタが所定の印字様式の発券券片15(この場合は新宿池
袋間の150円の大人1人分の片道乗車券)を発券するわ
けである。
なお、第2図よりわかるように「□」は複数路線が接
線あるいは交差している分岐駅を示し、「○」はそれ以
外の駅を示している。
また、処理の結果は装置本体11内の記憶素子(図示さ
れていない)に発券データとして記憶される。
以上の説明においては、東京近郊区の地図式入力パネ
ルを例にあげたが、キースイッチはマトリクス状に配置
されているので、マトリクス位置になるように駅を配置
さえしてやれば、どのような路線地図でもよい。したが
って、例えば大阪近郊区や名古屋周辺などといった各種
の応用が可能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、地図式入力パネル上に
配置された駅群のなかから指定したい駅に該当するキー
スイッチを押すことにより発駅あるいは経由駅あるいは
着駅の駅指定が確実に行え、かつ従来必要としていたよ
うに、コードを読み取って操作者が記憶する段階と、記
憶したコードを数字入力キーより入力する段階の2段階
の煩わしい操作が必要なくなる。また、2段階を経る間
にコードの記憶間違いやキー入力の間違いを起こして、
誤った券片を発行してしまうといった問題点を除去でき
るという効果がある。さらに、従来は駅名を入力するの
に3回のキー操作を必要としていたが、本発明によると
ただ1回のキー押下げですむので結果的に発券速度を向
上することができるという効果もある。
加えるに、従来の手書き式車内補充券は地図式のもの
が多く使われ、また操作者である車掌は路線地図と対応
して駅位置、駅名を記憶しているので、地図式入力パネ
ルを用いることにより極めて容易かつ迅速に駅名の入力
が可能となる。
また、地図式入力パネルは、フレキシブル基板を介し
て、装置本体部に接続されているので、装置本体部に開
閉自在な蓋部を設け、この蓋部に前記地図式入力パネル
を収納することが可能である。このことにより、地図式
入力パネル部を装置本体部と同程度まで大きくすること
ができ操作が楽になるとともに不使用時における小型化
を実現することができる。また、不使用時において装置
本体部を保護するとともにキーボードを誤って押下する
ことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による車内補充券発行機の斜
視図、第2図は本発明の一実施例による車内補充券発行
機の入力部の平面図、第3図は駅のデータの構造図、第
4図は距離別運賃テーブルの構造図、第5図は従来の車
内補充券発券装置の平面図である。 11……本体、12……地図式入力パネル、13……キーボー
ドスイッチ、14……表示部、15……発券券片、16……タ
ッチペン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車内での発券業務に必要な駅相互の距離デ
    ータおよび距離別の運賃あるいは料金テーブルを記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段内の情報を検索・処理する
    ための検索・処理手段と、この検索・処理手段に指示を
    与えるキーボードスイッチと、発券の過程および結果を
    表示する表示手段とが装置本体部に収納され、この装置
    本体部にフレキシブル基板を介して接続されるととも
    に、駅を路線地図上に配置し前記駅の位置を押すことに
    より駅名指定の入力がされるように作られたシート状の
    キースイッチにて成る地図式入力パネルとを備えた車内
    補充券発券装置。
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